JPH0830768A - 画像変換システム - Google Patents

画像変換システム

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JPH0830768A
JPH0830768A JP6164307A JP16430794A JPH0830768A JP H0830768 A JPH0830768 A JP H0830768A JP 6164307 A JP6164307 A JP 6164307A JP 16430794 A JP16430794 A JP 16430794A JP H0830768 A JPH0830768 A JP H0830768A
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祐史 丹羽
Hiroaki Ueda
裕明 上田
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くの画素を有する画像データの変換処理時
間を短くすることができるとともに色再現性の高い画像
への変換が可能である画像変換システムを提供する。 【構成】 画像入力装置により与えられる色空間座標
(色空間A)で表わされた画像データを使用し、映像出
力装置に依存した色空間座標(色空間B)で限定色表示
をする手段として、既に選択された候補色の色空間Bで
の色情報テーブル(CLUT)中の任意の一色分の情報
を色空間Aデータを用いて直接参照できるような多次元
テーブル(YCENT)を使用する。ここでCLUTは
色空間Bを等分割した代表点の色情報を集めたテーブル
とする。YCENTは色空間Aでの個々の色情報にたい
し色空間Bにおいて色を近似するため、面積変調をかけ
た色情報の組合わせ情報を合わせ持ち、2組のテーブル
参照により画像変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同時発色数を限定され
た表示装置を用いて、同時に1600万色以上の同時発
色を必要とする自然画像などの表示を行うシステムにお
いて、入力画像の表示品質を損なうことなしに表示する
ために用いられる。
【0002】またマルチメディア技術の普及に伴い自然
動画像の圧縮蓄積や圧縮伝送が盛んに行われている。本
発明はこれらの画像圧縮伸張技術を有するシステムにあ
って、自然画像など多くの色数から任意の数色を選んで
番号を付けたテーブル上に色データを用意し、伸張され
た動画像を表示する色データをその番号で表わしたデー
タを使用して表示する場合において利用される。
【0003】
【従来の技術】従来、動画像の圧縮方法が数多く提案さ
れている。これらの方法を用いて伸張された画像データ
は一つの色を表現するために多くの情報量を必要とす
る。たとえば輝度信号と色差信号で自然な一色を表わす
と24ビットの情報量が必要であり、縦240画素、横
320画素の矩形画像1枚を表現するために、1,84
3、200ビット(=230、400バイト)もの情報
を必要とすることになる。この画像を768バイトの色
情報テーブルと76,800バイトの前記の番号を用い
て表示する限定色表示の方法がある。この方法によれば
先程の画像を77,568バイトで表現できるため、使
用するメモリ量が減り比較的安価な表示として利用され
ている。
【0004】この限定色表示を用いて自然画像を表現す
る場合、従来は図2(a)のように画像入力手段より入
力される画像データにたいして画像データ出力直前に限
定色表示を施す方法(従来技術1)と、図2(b)のよ
うに前もって限定色表示処理を画像に施し、再構成され
た画像データを入力画像データとして入力し、直接出力
手段へ受け渡す方法(従来技術2)とがある。
【0005】従来技術1、2で使用される限定色表示の
方法もこれまで多くのアルゴリズムが考案されてきた
が、大別して、表現しようとする画像に固有な複数の代
表色を選択する適応型限定色表示と、表現する画像に依
存せず任意の色空間を一定のブロックにきり分けてそれ
ぞれのブロック毎に代表色を選択する固定型限定色表示
がある。なお固定型限定色表示を行う場合限られた色情
報をもって画像表現の不自然さを取り払うために度々
「デイザ」や「誤差拡散」などの処理を併用することが
ある。この例としてカラー画像を均等色空間の成分で表
わし、該カラー画像の画素毎に、対応するデイザパター
ンの画素値を加算して変調画素値を得、該変調画素値
を、前記均等色空間の表示可能領域内に等間隔にサンプ
ルされた代表色セットの内の最も近い代表色で表現する
カラー画像の限定色表現方法(特開平1−26378
0:従来技術3)がある。ここで、「デイザ」とは輝度
を中間の値に変調できないときに、何点か周囲の画素を
利用して面積変調で平均的にその輝度を実現する公知の
手法である。
【0006】例えば2×2の「デイザ」を行うときで、
2つの隣接するレベルがaとa+dのとき、任意の4つ
の画素のレベルがaならば4つの画素ともaになればい
い。a+dならば4つの画素ともa+dになればいい。
a+d/2ならば4つの内2つがa、残りの2つがa+
dになればいい。a+d/4ならば3つがa、1つがa
+dになればいいという手法である。
【0007】これに対し「誤差拡散」は「デイザ」など
を行う上で実際に発生する誤差を、隣りの画素に「デイ
ザ」を施す場合に考慮に入れる方法である。
【0008】適応型限定色表示では、表現する画像で使
われている色情報の内、代表的なものを選びだして使用
している。たとえばRGB形式の24ビットで表現され
た矩形画像データの各画素データを順に走査して、画素
値をもって発生頻度分布を取り分布の大きい順に候補色
として使用する方法がある。また、単純に分布の大きい
順ではなく、画素値の近いいくつかの画素値を同一の色
とみなしまとめて、分布の大きい順に候補色を選びだす
方法もある。
【0009】画像の拡大または縮小処理と同時に画像デ
ータの属する色空間の変換処理を行う従来例として、投
影法を用いて2値画像の画素密度変換するものであっ
て、投影法処理の変換後の1画素にたいする変換前の参
照画素を所定画素数に限定し、前記所定画素数を越える
画素の色を隣接する参照画素と同色であると近似して、
変換後の画素の濃度或は輝度をデイザや誤差拡散演算を
施す演算手段を備える(特開平3−11477:従来例
4)がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1に従来技術
3または4などを合わせた方法を用いて入力された画像
を表示するための処理手順は、画像入力手段に依存する
色空間の信号を表示装置に依存する色空間の信号値に変
換し、さらにそこから、前記限定色表示の方法を用いて
代表色を決定しなければならない。これは色空間の変換
にかかる演算量が多く、処理能力の低いプロセッサで処
理する際に大きな負荷となる。
【0011】また、演算量を減らすことを目的として、
従来技術2に従来技術3または4などを合わせた方法は
入力前の画像データに対し、適当な代表色を割当ててお
き、その代表色を指す番号で構成された画像を入力する
こともあるが、これは請求範囲2にあるような画像圧縮
と伸張による画像データ伝/搬送を目的としたシステム
を考える場合、前記代表色を指す番号で連続した番号の
色の相関性を利用して冗長度を取り除き圧縮しようとし
ても、並んだ前記番号同士の相関が小さく一般に有効な
圧縮効率が得られないという欠点がある。
【0012】また、前記適応型限定色表示を用いて画像
を表示する場合、画像に固有な代表色を画像夫々に必要
とするため、同一表示装置上に同時に複数の画像をその
自然性を損なうことなく表示することは困難である。
【0013】また、前述のデイザ法による色の近似を行
う場合、デイザパターンを画素値に掛合わせる際に、こ
れが無造作であるとデイザパターンの強い画素同士また
は弱い画素同士が隣接し、入力画像とは無関係な直線が
干渉縞として現れる可能性が有る。また、表示装置上の
自由な位置に画像をデイザ表示する際、表示範囲の接す
る別々の画像同士の輪郭部分でも先程の干渉縞が現れる
可能性があるという欠点がある。
【0014】そこで、本発明の一技術的課題は、複数の
画素を有する画像データの変換処理時間を短くすること
ができる画像変換システムを提供することにある。
【0015】さらに、本発明の他の技術的課題は、任意
の色空間を一定のブロックに切分けてそれぞれのブロッ
ク毎に代表色を選択した唯一の色情報テーブルを用いて
色再現性の高い画像への変換が可能である画像変換シス
テムを提供することにある。
【0016】さらに、本発明の他の技術的課題は、画像
データの拡大及び縮小処理を上記の技術的課題と合わせ
て実現することにある。
【0017】さらに、本発明の他の技術的課題は、デー
タ出力先である表示装置全体に対する画素の出力位置を
考慮に入れた画像変換処理を上記の技術的課題と合わせ
て実現することにある。
【0018】さらに、本発明の他の技術的課題は、空間
方向に間引かれた入力データを空間変調を用いて補間し
出力データを構成する画像変換処理を上記の技術的課題
と合わせて実現することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、限定さ
れた複数の色情報をもつ第1のテーブルを含み、この第
1のテーブル中の色情報を指し示す番号で構成された第
2のテーブルを参照し、画像入力データを前記色情報を
指し示す番号で表現した中間的なデータに変換し(第1
の変換手段)、その後前記第1のテーブルを参照し、中
間的なデータを画像出力データに変換する(第2の変換
手段)ことを特徴とする画像変換システムが得られる。
【0020】本発明によれば、前記画像変換システムに
おいて、前記第1の変換手段は、任意の圧縮アルゴリズ
ムによりすでに圧縮された画像入力データを、伸張処理
を施した後の画像データについて、伸張アルゴリズムに
依存した色空間から前述した中間なデータへ変換し、そ
の後前記第2の変換手段を含むことを特徴とする画像変
換システムが得られる。
【0021】本発明によれば、前記画像変換システムに
おいて、前記第1のテーブルを作成する第1テーブル作
成手段と、前記第1のテーブルから前記第2のテーブル
を作成する第2テーブル作成手段とを含むことを特徴と
する画像変換システムが得られる。
【0022】すなわち、本発明においては、画像入力手
段により与えられる色空間座標(これを色空間Aとす
る)で表わされた画像データを使用し、表示手段に依存
した色空間座標(これを色空間Bとする)で限定色表示
をする手段として、既に選択された代表色の色空間Bで
の色情報を備えた第1のテーブル中の任意の一色分の情
報を色空間Aデータを用いて直接参照できるような多次
元の第2のテーブルを使用することを特徴とする画像変
換システムが得られる。
【0023】本発明で使用するメモリ量を減らす目的
で、前記第2テーブル作成の為の色情報の有効ビットを
任意に減らすことを特徴とする画像変換システムが得ら
れる。
【0024】さらに、前記有効ビットを減らした第2テ
ーブルを参照して色空間Bの色情報を取出した場合にお
こる、前記有効ビットを減らしたことによる色空間Bデ
ータの色の誤差を抑える目的で、前記色空間Aデータに
関し空間変調をかけた値をもって前記第2のテーブルを
参照することを特徴とする画像変換システムが得られ
る。
【0025】本発明によれば、前記第2のテーブルを作
成する際に、予めデイザを施した色の組合わせをもって
第2のテーブルを構成することを特徴とする画像変換シ
ステムが得られる。
【0026】本発明によれば、前記第2のテーブルを参
照する際、入力画像データの1画素にたいして任意の複
数画素分を出力画像データとして構成し画像拡大の機能
を持つ。また前記入力画像データの任意の複数画素にた
いして1画素分の色データをもって出力画像データを構
成し画像縮小の機能を持つ。この2つの画像変換機能を
持つことを特徴とする画像変換システムが得られる。
【0027】本発明によれば、前記第1テーブルを1個
と前記第2テーブルを1個を備え、それら1対のテーブ
ルにより目的の画像変換を行うことを特徴とする画像変
換システムが得られる。
【0028】
【作用】本発明においては、入力画像の各画素において
色空間Aから色空間Bへの座標変換と、色の面積変調計
算結果と、候補色への割当てとを予めテーブルに格納し
てあるため、画素変換を連続して繰り返す必要がある画
像情報などの変換において、変換を必要とする画素値と
画素位置情報をもって作成した変数をアドレスとしてこ
のテーブルをひけるため、変換実行時の処理時間が短く
なる。
【0029】また、本発明においては、入力データの取
りうる値のすべての組合わせに対応してテーブル作成し
ているため、一度作成した変換テーブル(第2のテーブ
ル)が未知の入力画素全てに対応でき、動画像などの入
力にたいしてフレーム毎のテーブル設定を必要とせず、
変換を必要とするフレームが多いほど画素当たりの処理
時間が短くなる。
【0030】さらに、本発明においては、前記第2のテ
ーブルを参照し出力データを再構成する際において、前
記第2のテーブルの参照方法を変えることにより図形サ
イズの拡大または縮小変換を可能とする。
【0031】さらに、本発明においては、前記第2のテ
ーブルを参照し出力データを最構成する際において、出
力手段の指定された出力座標位置情報をアドレス値に付
加し、前記第2テーブルからデータ参照するため、デイ
ザ法の欠点である出力範囲が接する画像同士の干渉縞が
発生することを抑制できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図20
を参照して説明する。
【0033】図1(a)は本発明の実施例に斯る画像変
換システムの方式を概念的に示している。図1(a)に
おいて、画像変換システム1は、制御手段18により各
部制御されており、画像入力装置2及び画像出力装置3
に接続され、夫々画像入力装置2から画像入力データ1
1を読み込む手段である画像入力手段14と、画像出力
装置3へ画像データを書き出す手段である画像出力手段
15と、画像出力手段15への画像出力位置を指示する
出力位置指示部16とを含み、さらに、第1テーブル1
0とその第1テーブルを準備する第1テーブル作成手段
9と、第2テーブル7とその第2テーブルを準備する第
2テーブル作成手段6と、前記画像入力装置2から入力
された画像入力データ11と前記第2テーブルとの両方
の情報により画像中間出力データ12を出力する第1変
換部5と、前記画像中間出力データ12と前記第1テー
ブルとの両方の情報により画像出力データ13を出力す
る第2変換部8とから構成される。
【0034】この画像変換システム1において、画像入
力データ11と画像中間出力データ12と画像出力デー
タ13と第1テーブル10と第2テーブル7とはメモリ
17の任意の領域に格納されるものとする。
【0035】図1(a)において画像入力手段14に
は、一例として、カメラなどの画像入力装置のほか、フ
ァイルなどによる画像データの読込みや、通信などを用
いた画像データの入力方法が考えられる。このとき、記
録手段4では通信によるデータの通信、記録媒体への画
像データの記録が行われているものとする。
【0036】また、図1(a)において画像出力手段1
5には、一例として、カラーディスプレイなどの画像表
示装置のほか、ファイルなどへの画像データの書き出し
や、通信などを用いた画像データの出力方法が考えられ
る。
【0037】制御手段18は、必要であれば、限定され
た色数に合わせて表示可能な色空間全体の色を代表する
限定色を選びだす第1テーブル作成手段9(限定色選出
手段)と、変換テーブル作成を行う第2テーブル作成手
段6とを動作させる。ここで、画像出力データに対して
選びだされた限定色の色情報のテーブル(CLUT:図
4)の中の任意のn色を指す番号のテーブル(YCEN
T:図5)とする。nは本システムで使用するデイザ法
のデイザパターン数である。
【0038】ここで、作成されたCLUT及びYCEN
Tはメモリ17の任意のアドレスから始まる連続した領
域に展開される。
【0039】ここで、制御手段18が動作するために必
要なプログラムと作業領域はメモリ17上に存在する。
また、画像入力動作及び画像出力動作の各々の動作に必
要な動作手順は画像入力部及び画像出力部の内部にあ
り、制御手段18は動作指示を出すだけでメモリ17上
に画像入力データを読込み、出力時には読み出しを行
う。
【0040】図1(b)は図1(a)の画像変換システ
ムの変形例を示す図であり、画像伸張の処理を行う画像
伸張手段19を制御手段18以外に有し、これらの手段
は制御手段18の動作指示によりメモリ17から必要な
データを読みだし、画像伸張の処理を施した後、再びメ
モリ17に書込みを行う。
【0041】次に、画像変換システム1の動作につい
て、1フレーム分の画像入力データ11を例に説明し、
さらに、変換準備段階、第1変換部、第2変換部の動作
について詳しく説明する。また、説明のため本実施例に
おいては画像入力手段14にはファイル入力を、画像出
力手段15にはカラーディスプレイを例にとり説明を行
う。
【0042】図3は本発明の実施例に斯る画像変換シス
テムの動作を流れ図を持って示したものである。図3を
参照して、画像データの変換処理が開始され(S1)、
変換の準備が行われる(S2)。変換の準備ではCLU
T及びYCENTをメモリ17上に展開する。本発明に
おいては画像出力データにおける色空間についての制限
は設けていないが、本実施例では画像出力データ形式の
例としてRGB形式を用いて説明する。また、その時の
CLUT内に登録可能な候補色の数は256として説明
する。CLUTに登録された色は区別するために番号が
付けられる。この番号をエントリと呼び、0から始まる
通し番号を付ける事にする。
【0043】次に対象となる画像データをメモリ17の
任意の領域に読み込む画像データ入力(S3)を実行す
るが、ここで、一度の動作で読み込む画像入力データの
データ量は画像変換システム1内に用意されたメモリ1
7の大きさにより任意である。ただし、少なくとも一度
の動作で1画素分の画像データは必要である。また、画
像入力データ11の形式については、本発明においては
色空間の制限を設けていない。例えば、テレビで使われ
ているアナログ画像信号をデジタル画像信号へ変換する
場合、輝度と色差情報によってY/Cr/Cbというデ
ータ形式で表わされることがある。本実施例では画像入
力データ形式の例としてY/Cr/Cb形式を用いて説
明する。
【0044】読み込み後、第1の変換部5に当たる画素
変換処理段階(S4)に移動する。この画素変換処理段
階(S4)において、先程準備したCLUT及びYCE
NTを用いて、同じく先程入力しておいた画像入力デー
タ11を任意画素数毎に中間画像出力データ12へ変換
する。
【0045】第1の変換は画像入力データ11の独立し
た各エネルギーレベル毎に任意のビット数分上位から取
りだし、この取出した残りの有効ビットをお互いに影響
しあわないよう論理和をとり一つの変数Dを生成する。
【0046】続けて第1の変換は、この変数Dをもって
YCENTの先頭番地から変数D×n+k(=ADR)
をオフセットとしてYCENTの内容を参照し、その内
容をもって画像中間出力データ12として書き出す。こ
こで、数値kは画像出力データ13の出力位置の指定
や、画像出力データ13の変形率(拡大、等倍、縮小)
などにより必要に応じて設定される。
【0047】次に、画像データ出力段階(S5)では、
画素変換処理段階(S4)で出力されたエントリを元画
像の位置情報と出力位置指示部16に従いメモリ上の同
じ位置に当たる領域に格納する。その後カラーディスプ
レイではエントリの値からCLUTを参照してRGB形
式の画素情報に変換を行う第2の変換が施され、画像デ
ータの出力が終わる。
【0048】第2の変換は、画像中間出力データ12を
1画素分毎にYCENTを参照しYCENTから得られ
たエントリCをもって、CLUTの先頭番地から変数C
×mをオフセットとしてCLUTの内容を参照し画像出
力データ12を書出す。ここで、mはRGB形式で1色
を表現する情報量(例えば24ビット)とする。
【0049】以上の処理を入力画像のサイズに応じて繰
り返すことにより、1フレーム分の画像変換処理が終了
する。
【0050】図6について説明する。図6は図3中の変
換準備段階(S2)について詳細に示してあり、CLU
T準備段階(S22)とYCENT準備段階(S23)
を含む。変換準備段階が始まり(S21)、CLUT準
備段階(S22)を実行し、その後YCENT準備段階
(S23)が実行され、これらをメモリ17上に展開し
て変換準備段階が終了する(S24)。
【0051】次に図7(a)及び(b)について説明す
る。ここで、図6中のCLUT準備段階(S22)はC
LUTをメモリ17上に展開し、その後の変換動作に利
用できるよう準備する処理を示している。この処理の流
れを図7(a)及び図7(b)の流れ図に示す。図7
(a)ではCLUTをCLUT準備段階(S22)にお
いて作成して準備を完了する場合の一例を示し、また、
図7(b)では予め作成されてあるCLUTをCLUT
準備段階(S22)においてファイルなどから読込み、
準備を完了する例である。図7(a)について説明す
る。まず、CLUT準備が開始される(S31)。次
に、1つのCLUTで全ての入力画像(RGB空間の全
ての範囲)に色を対応させるために、お互いに独立した
RGBの値がほぼ均等に散らばるようにループ回数を設
定する。ここでは、選択する候補色の上限を256色と
して説明しているので、各色要素についてのループ回数
をL(L:256≧(L)3 )とし、エントリは1バイ
トで表現する。このループ回数Lをもちいて各色要素R
/G/Bそれぞれにおいて、色要素の表現可能な範囲を
L等分した値(R1 〜RL 、C1 〜GL 、B1 〜BL
を重ならないように組合わせ、その値の組合わせをメモ
リ上の任意の領域に展開する(S32)。この処理をル
ープ回数L3 分だけ繰り返す(S33)。ループ回数L
回の処理が終わればこのCLUT準備処理は終了する
(S34)。この限定色を選びだす方法は現在多くの手
段が提案されている。上述した方法はその中でも簡易な
方法の中からの一例であり、本発明においては、この限
定色を選びだす方法は特に制限を設けるものではない。
【0052】次に図8(a)及び(b)について説明す
る。図6中のYCENT準備段階(S23)はYCEN
Tをメモリ17上に展開し、その後の変換動作に利用で
きるよう準備する処理を示している。この処理の流れを
図8(a)及び図8(b)のフローチャートに示す。図
8(a)ではYCENTをYCENT準備段階(S2
3)において作成して準備を完了する場合の一例を示
し、また、図8(b)では予め作成されてあるYCEN
TをYCENT準備段階(S23)においてファイルな
どから読込み、準備を完了する例である。図8(a)に
ついて説明する。まず、YCENT準備が開始され(S
51)、YCENT作成に必要な変数の初期値や、ルー
プ回数を設定する。ところで、YCENTは画像出力手
段15の色表現空間に対して選びだされた候補色の色情
報テーブル(CLUT)の中の任意のn色を指す番号の
テーブルであったので、本実施例においては、YCEN
TとはY/Cr/Cbデータ形式に対して、全ての取り
うる値 [Y:0〜255、Cr:−128〜+127、Cb:
−128〜+127] (Y,Cr,Cb夫々にたいして8ビットで正規化した
場合の値の例)をRGB空間で選ばれた候補色(256
色)のいずれかに対応させるためのものであればよい。
ここで、YCENTの概念図を図5にしめし、さらに同
YCENTをメモリ上に配置した概念図を図14に示
す。さらに本実施例では、YCENTに使用されるメモ
リ領域を節約する一例として、図12(a)のようにY
/Cr/Cbそれぞれの値について6ビット、4ビッ
ト、4ビットの有効ビットのみ利用している。次に、Y
/Cr/Cb形式の値をRGB形式の値に変換する(S
52)。ここで、Y/Cr/Cb形式で表わされた値を
CY[Y,Cr,Cb]とすると、これをRGB形式へ
変換した値を値F[R,G,B]とする。この変換には
たとえばCYとFを8ビットで正規化した場合には次の
ような変換式 (R=Y +1.402×Cr、 G=Y−0.344×Cb+0.714×Cr、 B=Y+1.772×Cb )を用いる。
【0053】本実施例で用いるデイザパターンは2×2
であったので、この値Fを複写し4つ用意する(S5
3)。この4つの値(F0 〜F3 )それぞれにデイザパ
ターンを加算する(S54)。加算後の値をそれぞれF
d0〜Fd3とする。デイザパターンの加算については図9
にあるようにデイザ値の入ったテーブルを予め用意し、
前記RGB値に加算する(S71〜S75)。デイザ値
については用いるデイザ法のアルゴリズムに依存するた
めここでは詳細について規定していない。次に、これら
のRGB値を先に用意しておいたCLUT中にある色情
報の内一番近い色に割当てる、RGB値の量子化の段階
へ処理を進める(S55)。RGB形式において、R、
G、Bはお互いに独立した変数なので、一番近い色に割
当てるためには、各候補色全てのRGB値と値Fd0とを
それぞれ3次元空間における相対距離を計算し、この相
対距離が一番小さい代表色をもってFd0の近似色とす
る。この処理をFd1〜Fd3についても行い、値CYに関
する4つの候補色が決まる。今CC番目の色についてY
CENTデータを作成するとき、この代表色のエントリ
0 〜n3 をYCENTの先頭番地にCC×4バイトだ
けオフセットを取った番地に連続して格納する(S5
6)。これを先に示したY/Cr/Cb形式の色空間全
体について繰り返して処理を行い、YCENT準備を終
了する(S58)。
【0054】図10について説明する。図10は図3中
の画素変換処理段階(S4)について詳細に示してあ
り、画像データ入力段階(S3)で入力された画像入力
データをもって、画素変換処理段階を開始する(S8
1)。次に画素値読込み段階(S82)において任意の
画素数分の画像データをメモリ17上の作業領域に読み
込む。ここでは1画素分の画素値を読み込むことにす
る。この画素値を例えば入力画素値A(Y=200、C
r=67、Cb=−123)とする。次に画素値量子化
段階(S83)ではこの入力画素値Aを用いて変数Dを
生成する。アドレス値ADRにより指されたYCENT
の任意の領域に格納されているエントリを制御手段18
に読み込む処理をYCENT参照エントリ読込み段階
(S84)とする。この処理をもって、画素変換処理段
階を終了する(S85)。処理対象となる画像の大きさ
などに応じて、この処理を繰り返すこともある。画素変
換処理段階(S4)ではY/Cr/Cb形式の入力画像
データをテーブル参照により、エントリで構成された画
像データに変換する働きを持つ。
【0055】次に、図10中の画素値量子化段階(S8
3)について図11の流れ図および図12(a)を用い
て説明する。図12(a)は入力画素値の上位ビット取
出しと有効ビットの重畳を示す概念図である。それぞれ
8ビットの精度を持つ入力画素値Aをもって、画素値量
子化段階をスタートする(S91)。本実施例ではYC
ENTの有効ビット数をY:6ビット、CrおよびC
b:4ビットとしていたので、入力画素値AのYに関し
て11001000(2進表記)(=200)と111
11100(2進表記)の論理積をとりY値上位6ビッ
ト取出し(S92)、入力画素値AのCbに関して01
000011(2進表記)(=67)と1111000
0(2進表記)の論理積を取りCb値上位4ビットの取
出し(S93)、入力画素値AのCrに関して1000
0101(2進表記)(=−123)と1111000
0(2進表記)の論理積を取りCr値上位4ビットの取
出し(S94)をおこなう。
【0056】 この結果、Y:11001000(2進表記)、 Cb:01000000(2進表記)、 Cr:10000000(2進表記)となる。
【0057】次に、Y/Cr/Cb各有効ビットを重畳
する(S95)。重畳は有効ビット取出し後のY/Cr
/Cb値にたいし、Crを左に8ビットシフトした値、
Cbを左に4ビットシフトした値、Y値とのそれぞれを
論理和をとり実現する。この処理により生成された値は
先程の変数Dを4倍した値と同値であり変数ADとす
る。変数ADを生成することにより、画素値量子化処理
の終了(S96)とする。
【0058】生成された変数ADおよび変数kもって変
数ADRを作成し、これをアドレス値とし、先に準備し
ておいたYCENTの任意の領域を指す。ここで、変数
kの生成について説明する。変数kは出力手段であるカ
ラーディスプレイ上の空間的な位置情報に依存する変数
であり、本実施例のように2×2のデイザパターンを用
いている場合、0から3の値を取りうる。デイザは何点
か周囲の画素を利用して面積変調で平均的にその輝度を
実現する手法であったので、画素が置かれる位置情報に
より、n0 からn3 の内どの値を割当てるかが決定され
る。よってkは画像出力位置指示部27から与えられる
画像の任意の基準点からの出力位置により決定される。
図13(a)をもって説明する。
【0059】例えば基準点を矩形型画像の左上角(座標
値x=0、y=0)としたときの、対象画素の位置が
(x=2、y=2)であればn0 を、(x=3、y=
2)であればn1 、(x=2、y=3)であればn2
(x=3、y=3)であればn3 と割当てることにす
る。
【0060】つまりx座標が2の倍数かつy座標が2の
倍数の時k=0、y座標が2の倍数でなくy座標が2の
倍数の時k=1、x座標が2の倍数でなくy座標は2の
倍数の時k=2、x座標が2の倍数でなくy座標も2の
倍数でないときk=3にする。以上の条件によりkを生
成する。
【0061】第1の実施例中において、CLUT及びY
CENTを本システム内で作成することなく、前もって
作成してあったCLUT及びYCENTのそれぞれを入
力する方式も考えられる。この場合CLUT及びYCE
NTを入力する動作をもって変換準備段階の変形例とす
る。
【0062】第1の実施例中において、Y/Cr/Cb
の各有効ビットを重畳する(S95)の処理では、その
重畳のビットパターンは図12(b)や図12(c)に
あるようにその他の組合わせも考えられるが、これは本
発明の実現において、なんら妨げになるものではない。
また、本実施例と異なる演算を用いて目的のビットパタ
ーンを得ることも可能である。
【0063】第2の実施例として、出力画像を水平方向
へ2倍、垂直方向へ2倍の拡大を行う場合について図1
3(b)をもって説明する。画素変換処理段階(S4)
のYCENT参照エントリ読込み段階(S84)での変
数kの計算を省略し、変数ADをそのままアドレス値A
DRに代入する。その後のデータENは1画素の処理に
対しアドレスADRから連続する4バイト(4画素分)
を読み込み、画素データ出力段階(S5)において上位
2バイト(k=0、k=1に当たるデータ)を出力画像
のx座標が2の倍数(例えばx=2)でy座標が2の倍
数(例えばy=2)の位置と、x=3、y=2の位置に
当たるエントリとして出力し、下位2バイト(k=2、
k=3に当たるデータ)を出力画像のx=2、y=3の
位置と、x=3、y=3の位置に当たるエントリとして
出力し、出力画像の拡大を実現する。
【0064】第3の実施例として、出力画像を水平方向
へ1/2倍、垂直方向へ1/2倍縮小した場合について
図13(c)をもって説明する。画像データ入力段階
(S3)においてY/Cr/Cb形式の画素情報を画像
の水平方向と垂直方向に1画素ずつ飛ばしてメモリへ読
み込むことにより出力画像の縮小を実現する。また、第
3の実施例の変形として画素変換処理(S4)を画像の
水平方向と垂直方向に1画素ずつ飛ばして処理すること
により出力画像の縮小を実現する方法も考えられる。
【0065】第3の実施例において、飛ばす画素数を変
えることにより縮小率は1/N(Nは自然数)の範囲で
自由である。
【0066】第4の実施例として、本画像変換システム
に画像伸張の機能を含む場合について説明する。図1
(b)に示すような構成をとり、任意の方法で圧縮され
た画像データを画像伸張処理部19で伸張されたあとの
画像データについて、第1の実施例にある画像変換を行
う画像変換システムとして応用できる。
【0067】第5の実施例として、図3中の画像データ
入力段階(S3)と、画素変換処理段階(S4)と、画
像データ出力段階(S5)とを必要なフレーム数に対応
したくり返し実行することにより、本画像変換システム
を動画像のような連続したフレームの表示を目的とした
画像変換システムとして応用できる。
【0068】第6の実施例として、特許請求の範囲の請
求項6にあるような一定の間隔で空間方向に間引かれて
いる入力画像データを用いて、第2のテーブルを参照し
て前記画像処理データを前記色情報番号に変換する手段
を含むことを特徴とする画像変換システムについて図1
5〜図20を用いて説明する。
【0069】この第6の実施例で説明する画像変換シス
テムは、第1の実施例の画像入力手段14および第1の
変換部5およびこれら両者を制御するための制御手段1
8の変更をして実現する。このため、説明においては得
に断りのない限り第1の実施例と同様の条件を用い、シ
ステムは第1の実施例と同様の動作を行うものとする。
【0070】入力画像データのデータ形式について説明
する。画像入力手段14においてY/Cr/Cb形式で
1画素分のデータが入力するが、本来1画素の表現にお
いてYデータ:Crデータ:Cbデータを各1つずつも
って入力画素値としていた。従って同様に4画素を表現
するためにはYデータ:Crデータ:Cbデータを各4
つずつが必要となる。しかし、人の視覚特性より色差成
分(Cr、Cb)の変化に比較的鈍感であることを利用
し、画像データ量を節約する目的で、前記4画素を表現
するためにYデータ:Crデータ:Cbデータを4:
1:1に間引いて用いることが既に一般的に知られてい
る。図15をもって、前記間引きの一例を示す。図のよ
うに隣接する4画素の内Yデータに関しては4画素分の
データ(Y0 〜Y3 )と、Crデータに関して4画素
(Cr0 〜Cr3 )の平均値Crm を、またCbデータ
に関しても4画素(Cr0 〜Cr3 )の平均値Cbm
もって前記4画素分のY/Cr/Cb形式のデータとす
る。
【0071】次に、このデータを補間する場合(図1
6)においては、先程のY0 〜Y3 を間引き処理前と同
じ位置に配置し、CrとCbデータは先程の平均値をも
って4画素同一のCrm とCbm とし、各々のYデータ
との組合わせにより、下記のように表現される。
【0072】 第1の画素[Y=Y0 、Cr=Crm 、Cb=Cbm ] 第2の画素[Y=Y1 、Cr=Crm 、Cb=Cbm ] 第3の画素[Y=Y2 、Cr=Crm 、Cb=Cbm ] 第4の画素[Y=Y3 、Cr=Crm 、Cb=Cbm ] 本実施例においては、上記のような間引かれた状態での
Y/Cr/Cb形式データが画像入力データ11として
与えられ、メモリ17上に記憶される。
【0073】図17の流れ図は第1の実施例中における
図10中の画素量子化段階(図11)を変形したもので
あり、第1の変換部5における処理の流れを表わしてい
る。入力画像データ11はY/Cr/Cb形式の内色差
データを4:1:1に間引きしたものをここでは説明の
ために用いる。図15はこのデータ構造の概念図であ
る。
【0074】たとえば入力画素値A0(Y=200、C
r=79、Cb=−123) 入力画素値A1(Y=205、Cr=79、Cb=−1
23) 入力画素値A2(Y=199、Cr=79、Cb=−1
23) 入力画素値A3(Y=202、Cr=79、Cb=−1
23) とする。画素値量子化段階(図17)ではこの入力画素
値A0 〜A3 を用いて変数D0 〜D3 を生成する。
【0075】Y/Cr/Cbそれぞれ8ビットの精度を
持つ入力画素値A0 〜A3 をもって、画素値量子化段階
をスタートする(S101)。本実施例ではYCENT
の有効ビット数をY:6ビット、CrおよびCb:4ビ
ットとしていたので、入力画素値A0 のYに関して11
001000(2進表記)(=200)と111111
00(2進表記)の論理積をとりY値上位6ビット取出
し(S102)、Y0 とする。
【0076】入力画素値A0 のCbに関して01001
111(2進表記)(=79)と11110000(2
進表記)の論理積をとりCb値上位4ビット取出し(S
103)、Cbm とする。
【0077】入力画素値A0 のCrに関して10000
101(2進表記)(=−123)と11110000
(2進表記)の論理積を取りCr値上位4ビットの取出
し(S104)、Crm とする。
【0078】Cb0 :01000000(2進表記)、 Cr0 :10000000(2進表記)となる。
【0079】同様にしてA1 〜A3 に関して Y1 :11001100(2進表記)、 Y2 :11000100(2進表記)、 Y3 :11001000(2進表記)となる。
【0080】Crm 、Cbm は4画素とも同値なので省
く。
【0081】上述したように入力画素値の有効ビットを
取出した後、間引きされたCr、Cb値に関し補正を行
う(S105)。この補正処理によりCr、Cbデータ
に空間変調と同様の効果を与える。
【0082】 この結果Cb0 :01010000(2進表記)、 Cr0 :10010000(2進表記)、 Cb1 :01000000(2進表記)、 Cr1 :10000000(2進表記)、 Cb2 :01000000(2進表記)、 Cr2 :10010000(2進表記)、 Cb3 :01000000(2進表記)、 Cr3 :10010000(2進表記)となる。
【0083】この値と先程のY0 〜Y3 の値を用いて次
のビットの重畳を行う。
【0084】次に、Y/Cr/Cb各有効ビットを重畳
する(S106)。重畳は有効ビット取出し後のY/C
r/Cb値にたいし、Crを左に8ビットシフトした
値、Cbを左に4ビットシフトした値、Y値とのそれぞ
れを論理和をとり実現する。この処理により生成された
値を変数AD0 (=100101011100100
0:2進表記)とする。
【0085】A1 〜A3 についても同様の処理をして、 変数AD1 (=1000010011001100:2
進表記)、 変数AD2 (=1001010011000100:2
進表記)、 変数AD3 (=1001010011001000:2
進表記)、 以上の処理をもって、画素値量子化処理の終了(SS1
07)とする。
【0086】図19は有効ビットのみを取り出したC
r、Cb値を補正する処理の流れを表わしている。前記
Crm 、Cbm をもって処理を開始する(S12)。ま
ず、Cbm からビットの取り出しを行う。本実施例では
Cbの有効ビットは上位4ビットであったので、ここで
は有効ビットの次の2ビットを取出し変数dCbとす
る。ここで、Cbの有効ビットが5ビットや6ビットの
場合においても有効ビットの次の2ビットが対象とな
る。しかし、前記有効ビットが7ビットや8ビットの場
合はこの限りではない。dCbは0〜3の値をとり、前
記上位4ビットの精度を上げるために用いる。Cbm
01001111(2進表記)であったのでこの値と0
0001100(2進表記)との論理積を取った結果を
右へ2ビットシフトした結果dCbは3(=00000
011:2進表記)となる。
【0087】次にdCbの値によってCb0 〜Cb3
値の補正を行う(S124〜S129)。ここで補正の
処理について説明する。補正はCb0 〜Cb3 の有効ビ
ットの最下位に1加えることで実現する。本実施例にお
いては有効ビットが4ビットであったので000100
00(2進表記)を加えることで実現する。
【0088】さて、本実施例においてdCbは3であっ
たのでS127〜S129を実行する。ここではC
0 、Cb3 、Cb2 に対して補正処理を行っているが
これらの画素の位置関係を図示すると、対象としていた
4画素の内図20(d)のハッチング部分の画素であ
る。同様にdCbが1の時はCb0 (図20(b))、
dCbが2の時はCb0 、Cb3 (図20(c))につ
いて補正処理するが、dCbが0の時は図20(a)の
様に補正処理は行わない事にする。
【0089】次に、Crについても同様に処理し(S1
32〜S137)、取出したCr、Cbの値を補正する
処理を終了する(S138)。この結果前述の値、 Cb0 :01010000(2進表記)、 Cr0 :10010000(2進表記)、 Cb1 :01000000(2進表記)、 Cr1 :10000000(2進表記)、 Cb2 :01000000(2進表記)、 Cr2 :10010000(2進表記)、 Cb3 :01000000(2進表記)、 Cr3 :10010000(2進表記)を得ることが出
来る。
【0090】なお、本実施例における値の補正順序(例
えばCb0 →Cb3 →Cb2 )はこの限りではない。例
えば(Cb2 →Cb1 →Cb0 )でもよい。
【0091】この後の処理は第1の実施例と同様に行
う。
【0092】次に、図18を用いて画素量子化段階(図
17)の変形例について説明する。この実施例はYCr
Cb各有効ビットの重畳(S115)したのち、重畳し
た値の補正(S116)を行い、図17の処理と同様の
AD0 〜AD3 を得るものである。
【0093】本実施例において、S111〜S114は
図17のS101〜S104と同様の処理を行い、S1
05は第1の実施例の図11のS95と同様に処理す
る。
【0094】たとえば入力画素値A0(Y=200、C
r=79、Cb=−123) 入力画素値A1(Y=205、Cr=79、Cb=−1
23) 入力画素値A2(Y=199、Cr=79、Cb=−1
23) 入力画素値A3(Y=202、Cr=79、Cb=−1
23) とし、図12(a)の様に各有効ビットが重畳されてい
るとすると、 変数AD0 (=1000010011001000:2
進表記)、 変数AD1 (=1000010011001100:2
進表記)、 変数AD2 (=1000010011000100:2
進表記)、 変数AD3 (=1000010011001000:2
進表記)である。
【0095】重畳した値の補正段階(S106)では、
補正はCb0 〜Cb3 とCr0 〜Cr3 の有効ビットの
最下位に1加えることで実現する。本実施例においては
有効ビットが4ビットであったので00010000
(2進表記)を加えることで実現することであったか
ら、Cbの補正は上記ADの値に0000000100
000000(2進表記)を加えることにより実現す
る。また、Crの補正は上記ADの値に0001000
000000000(2進表記)を加えることにより実
現する。よって、S122と同様にしてdCbを生成
し、dCb=0なら何もしない。
【0096】dCb=1ならAD1 を補正する。
【0097】dCb=2ならAD1 、AD3 を補正す
る。
【0098】dCb=3ならAD1 、AD3 、AD2
補正する。
【0099】同様にdCrを生成し、dCr=0なら何
もしない。
【0100】dCr=1ならAD1 を補正する。
【0101】dCr=2ならAD1 、AD3 を補正す
る。
【0102】dCr=3ならAD1 、AD3 、AD2
補正する。
【0103】なお、本実施例における値の補正順序(例
えばAD0 →AD3 →AD2 )はこの限りではない。例
えばAD2 →AD1 →AD0 )でもよい。
【0104】変数AD0 (=100101011100
1000:2進表記)、 変数AD1 (=1000010011001100:2
進表記)、 変数AD2 (=1001010011000100:2
進表記)、 変数AD3 (=1001010011001000:2
進表記)、 以上をもって重畳した値の補正段階を終了し、また同時
に画素値量子化段階を終了する(S117)。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、入力
画像の各画素において画像入力装置に依存する色空間か
ら画像出力装置に依存する色空間への座標変換と代表色
への割当てを同時にテーブル参照で行うため、変換を必
要とする画素が多いほど画素当たりの処理時間が短くな
る。
【0106】また、本発明によれば、入力された画像に
依存しない代表色を選出しているため、同一のカラーデ
ィスプレイに同時に複数の画像を表示する際に、CLU
Tの変更や画像への色の割当てなどにかかる時間を必要
としない。つまり処理時間が短かくなる。
【0107】また、本発明によれば、入力された画像に
依存しない代表色を選出しているため、同一のカラーデ
ィスプレイに同時に複数の画像を表示する際にCLUT
の変更や、異なる画像間で必要な色が違うために起こる
表示色の不足などの現象がなく、再現性の高い画像が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例に係る画像変換システ
ムの全体構成を示すブロック図である。(b)は画像変
換システムの画像伸張動作を含めた全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】(a)はデータ読みだし後に変換処理を持つ従
来の方式による画像変換システムの全体構成を示すブロ
ック図である。(b)はデータ記録前に変換処理を持つ
従来の方式による画像変換システムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図3】画像変換システムの変換テーブル作成動作を含
めた処理フロー図である。
【図4】CLUTの概念図である。
【図5】YCENTの概念図である。
【図6】本発明の実施例に係る変換準備動作を示す処理
フロー図である。
【図7】(a)は本発明の実施例に係るCLUT準備動
作を示す処理フロー図である。(b)は(a)の変形例
である。
【図8】(a)は本発明の実施例に係るYCENT準備
動作を示す処理フロー図である。(b)は(a)の変形
例である。
【図9】本発明の実施例に係るデイザパターン加算動作
を示す処理フロー図である。
【図10】本発明の実施例に係る画素変換処理動作を示
す処理フロー図である。
【図11】本発明の実施例に係る画素値量子化動作を示
す処理フロー図である。
【図12】(a)は本発明の実施例に係る画素値量子化
処理を示す概念図である。(b)は(a)の変形例で画
素値量子化の並べ方を変えた概念図である。(c)は
(a)の変形例で画素値量子化の並べ方を変えた概念図
である。
【図13】(a)は本発明の実施例に係る出力画像を等
倍で構成する概念図である。(b)は本発明の実施例に
係る出力画像を拡大して構成する概念図である。(c)
は本発明の実施例に係る出力画像を縮小して構成する概
念図である。
【図14】本発明の実施例に係るYCENTをメモリ上
に配置した時の概念図である。
【図15】原画像のCrCbデータを空間的に間引いた
画像フォーマットの一例を示す図である。
【図16】間引いたCrCbデータを用いて画像を再構
成する一例を示す図である。
【図17】図11に示した画素値量子化動作の変形例を
示す処理フロー図である。
【図18】図11に示した画素値量子化動作の他の変形
例を示す処理フロー図である。
【図19】有効ビットのみを取り出したCr、Cb値を
補正する動作を示す処理フロー図である。
【図20】図19に示した補正動作において、Cb0
Cb3 、Cb2 の各画素の位置関係の一例を示す図であ
り、(a)は当該一例において、dCbが0の時を示す
図である。(b)は当該一例において、dCbが1の時
を示す図である。(c)は当該一例において、dCbが
2の時を示す図である。(d)は当該一例において、d
Cbが3の時を示す図である。
【符号の説明】
1 画像変換システム 2 画像入力装置 3 画像出力装置 4 外部の画像記録手段 5 第1の変換部 6 第2テーブル作成部 7 第2テーブル 8 第2変換部 9 第1テーブル作成部 10 第1テーブル 11 画像入力データ 12 画像中間出力データ 13 画像出力データ 14 画像入力手段 15 画像出力手段 16 出力位置指示部 17 メモリ 18 制御手段 19 画像伸張処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/02 B 9377−5H 5/06 9377−5H H04N 1/387 G06F 15/68 310 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段及び画像出力手段に接続さ
    れ、前記画像出力手段に依存して限定された複数の色情
    報番号を、表示される複数の色情報に変換する第1のテ
    ーブルを含み、前記画像入力手段から入力された画像入
    力データを、最終的に前記複数の色情報に変換して前記
    画像出力手段に出力する画像変換システムにおいて、 前記画像入力手段からの画像データにより指し示され、
    前記色情報番号を出力する第2のテーブルと、前記第2
    のテーブルを参照し、前記画像データを前記色情報番号
    に変換する第1の変換手段と、前記第1のテーブルを参
    照し、前記色情報番号を前記色情報に変換する第2の変
    換手段とを有することを特徴とする画像変換システム。
  2. 【請求項2】 画像入力手段及び画像出力手段に接続さ
    れ、前記画像出力手段に依存して限定された複数の色情
    報番号を、表示される複数の色情報に変換する第1のテ
    ーブルを含み、前記画像入力手段から入力された画像入
    力データを、最終的に前記複数の色情報に変換して前記
    画像出力手段に出力する画像変換システムにおいて、 前記画像入力手段からの画像データと、表示される画像
    中の画素位置により指し示され、前記色情報番号を出力
    する第2のテーブルと、前記第2のテーブルを参照し、
    前記画像データと前記画素位置を前記色情報番号に変換
    する第1の変換手段と、前記第1のテーブルを参照し、
    前記色情報番号を前記色情報に変換する第2の変換手段
    とを有することを特徴とする画像変換システム。
  3. 【請求項3】 画像入力手段及び画像出力手段に接続さ
    れ、前記画像出力手段に依存して限定された複数の色情
    報番号を、表示される複数の色情報に変換する第1のテ
    ーブルを含み、前記画像入力手段から入力された画像入
    力データを、最終的に前記複数の色情報に変換して前記
    画像出力手段に出力する画像変換システムにおいて、 前記画像入力手段からの画像データと、表示される画像
    中の画素位置により指し示され、色の面積変調計算を施
    した複数の色情報番号に変換する第2のテーブルと、前
    記第2のテーブルを参照し、前記画像データと前記画素
    位置を前記色情報番号に変換する第1の変換手段と、前
    記第1のテーブルを参照し、前記色情報番号を前記色情
    報に変換する第2の変換手段とを有することを特徴とす
    る画像変換システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3記載の画像変
    換システムにおいて、前記第1の変換手段は、前記画像
    入力データを所定の手段により圧縮した後に、所定伸張
    アルゴリズムにしたがって伸張し、この手段に依存した
    色空間にしたがった形式の画像処理データを生成するデ
    ータ処理手段と、前記第2のテーブルを参照して前記画
    像処理データを前記色情報番号に変換する手段とを含む
    ことを特徴とする画像変換システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至は4記載の画像変換システ
    ムにおいて、前記第1のテーブルを作成する第1テーブ
    ル作成手段と、前記第1のテーブルから前記第2のテー
    ブルを作成する第2テーブル作成手段とを含むことを特
    徴とする画像変換システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至は4記載の画像変換システ
    ムにおいて、一定の間隔で空間方向に間引かれている入
    力画像データを用いて、前記第2のテーブルを参照して
    前記画像処理データを前記色情報番号に変換する手段を
    含むことを特徴とする画像変換システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至は6の内のいずれか記載の
    画像変換システムにおいて、前記第1のテーブルと、前
    記第2のテーブルとのうちの1つもしくは両方を予め準
    備していることを特徴とする画像変換システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至は7の内のいずれか記載の
    画像変換システムにおいて、前記第1の変換手段をもっ
    て、拡大した前記色情報番号を生成する第3の変換手段
    を含むことを特徴とする画像変換システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至は7の内のいずれか記載の
    画像変換システムにおいて、前記第1の変換手段をもっ
    て、縮小した前記画像色情報番号を生成する第4の変換
    手段を含むことを特徴とする画像変換システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至は9の内のいずれか記載
    の画像変換システムにおいて、前記画像出力手段への出
    力位置に依存して画像データの書き出し方法を変更する
    第5の変換手段を含むことを特徴とする画像変換システ
    ム。
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