JPH08307453A - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JPH08307453A
JPH08307453A JP10555495A JP10555495A JPH08307453A JP H08307453 A JPH08307453 A JP H08307453A JP 10555495 A JP10555495 A JP 10555495A JP 10555495 A JP10555495 A JP 10555495A JP H08307453 A JPH08307453 A JP H08307453A
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信媒体を通してデータの伝送を行う際に、
予め取得した帯域を越えた送出を防ぎ、受信側での対応
する処理を可能にする。 【構成】 送信装置124に入力されるデータ108の
帯域を検出して、通信媒体114に送出した場合の必要
帯域を算出し、通信媒体114から予め取得した帯域と
比較することで送信条件の判定を行い、必要帯域が取得
帯域を越えた場合には送出を停止し、またデータととも
にデータの帯域を送出する。一方受信装置125は送信
装置124の送出停止の検出とデータの帯域をもとに対
応する処理を行う。 【効果】 通信媒体から取得した帯域を越えたデータ送
出を防ぎ、また受信側での対応する処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信媒体が持つ帯域の
一部を通信に先立って取得して同期データの送受信を行
う伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ディジタル映像信号およびディジ
タル音声信号の圧縮方式の標準化が進められている。こ
の方式はMPEG(Moving Picture Experts Group)と
呼ばれていおり、低レートで蓄積メディアを対象として
いるMPEG1と、放送などにも耐えられる高画質を実
現し、また異なる画面サイズなどにも対応するMPEG
2がある。このうちMPEG2では画面サイズや必要と
される画質によって圧縮率を変えることが可能であるた
め、番組や素材によって一定時間当たりのデータ量は可
変となる。
【0003】さらにMPEG2では、放送などで用いる
ためのデータの伝送方式の標準化も行われている。この
伝送方式では1つの番組はストリームと呼ばれ、各スト
リームは可変データ量(可変レート)が可能であり、複
数のストリームを一つにまとめて伝送する方式が規定さ
れている。特に放送を受信する場合のように、圧縮され
た映像及び音声を復元する側が圧縮を行った放送局に同
期する必要がある場合には、トランスポート・ストリー
ムと呼ばれる形式のストリームが用いられる。このトラ
ンスポート・ストリームでは、ストリーム中に含まれる
パラメータを使用して復元する側の同期を可能にする仕
組みが含まれている。またトランスポート・ストリーム
ではデータを固定長のパケット(以下トランスポート・
パケットと称する)にして伝送を行い、同期に必要なデ
ータなども同一形式のパケットで伝送される。これは参
考文献、インタ−ナショナル スタンダ−ド 13818
−1 インタ−ナショナル テクノロジ−(ISO/IEC Inte
rnational Standard 13818-1International Technology
)のコ−ディング オブ ム−ビング ピクチャ−アンド
アソシエイティッド オ−ディオ インフォメ−ション
パ−ト1(codingof moving picture and associated a
udio information- Part 1, System)に記載されてい
る。
【0004】複数のストリームを伝送する場合には、伝
送路全体の帯域は一定であるものの、必要に応じてスト
リーム毎のデータ量を変化させることが可能である。伝
送路全体の帯域を各ストリームに均等に分配するのでは
なく、高レートが必要とされるストリームに大きな帯域
を割り当て、その他のストリームのレートを抑えること
によって、決められた伝送路の帯域を効率良く使用する
ことができる。
【0005】一方、一度放送を受信して特定のストリー
ムを選択し、再び伝送したり記録したりする場合には、
選択した1つのストリームの最大レートを基に伝送や記
録のための帯域を確保する必要がある。このような目的
のためにMPEG2にはストリームの平滑化のためのバ
ッファ(以下スムージング・バッファと称する)と、こ
のスムージング・バッファからの読み出しレート(以下
リーク・レートと称する)によって伝送や記録のために
必要とされる帯域を示す方法が取り入れられている。こ
のスムージング・バッファの大きさとリーク・レートは
ストリーム中に含まれるパラメータによって示されてい
る。
【0006】このスムージング・バッファとリーク・レ
ートを用いる方法では、受信したストリームを一度スム
ージング・バッファに蓄積し、ここからリーク・レート
で読み出す。ストリーム中のパラメータで示された大き
さのスムージング・バッファとリーク・レートを用いて
いる限り、スムージング・バッファがオーバー・フロー
しないことが保障されている。従って再び伝送したり記
録する場合には、このリーク・レートに等しい帯域を確
保することで伝送や記録が可能になる。また一度レート
を平滑化することによって、希にしか発生しない最大の
レートに合わせて帯域を確保する必要は無くなるため、
可変レートのストリームを伝送または記録する際の帯域
を最小のものにすることが可能になり、伝送媒体や記録
媒体の効率的な利用が可能となる。
【0007】ただしストリームを一度スムージング・バ
ッファに蓄積することで各トランスポート・パケットの
タイミング情報が損なわれるため、映像及び音声を復元
する側の同期を実現することができなくなる。そこで送
信や記録を行う場合にはスムージング・バッファに書き
込んだタイミング情報を各パケットに付加する。一方、
受信や再生を行う側では各トランスポート・パケットを
スムージング・バッファと同じ大きさのバッファに一度
蓄積し、それぞれのトランスポート・パケットに付加さ
れたタイミング情報に基づいた出力を行うことでタイミ
ング情報を復元し、映像及び音声の復元を行う側の同期
を可能にする。
【0008】以上のようにMPEG2のトランスポート
・ストリームを伝送するためには、トランスポート・パ
ケットを受信した側で各トランスポート・パケットのタ
イミングを復元する事が可能である必要がある。このよ
うなタイミングの復元が可能である伝送媒体としてP1
394インタフェースがある。P1394はアイ・トリ
プルイ−(IEEE)において検討されている次世代の
マルチメディア用の高速シリアルインタフェースであ
る。参考文献、ハイパフォ−マンス シリアルバスP1
394/ドラフト7.1v1(High Performance Seria
l Bus P1394 /Draft 7.1v1)に記載されている。P13
94はシリアルバス型の通信媒体であり、バスに接続さ
れたすべてのノードは同期がとられた時間情報を持って
いる。MPEG2のトランスポート・パケットを伝送す
る場合にはこの時間情報を用いて各トランスポート・パ
ケットのタイミングを保障する。
【0009】またP1394では、MPEG2のトラン
スポート・ストリームやディジタルのビデオ信号のよう
にリアルタイム性の必要なデータを転送するために用い
る同期転送と、リアルタイム性の必要のないデータを送
る非同期転送の2種類の転送を行うことが出来る。P1
394は125μsec毎の周期(以下サイクルと称す
る)を基本にして動作するものであり、各サイクルでは
サイクルの前半で同期転送を行い、残りの時間は非同期
転送のために使用される。同期転送を行う場合には、通
信に先立って1サイクル中で使用する時間(帯域)を帯
域の管理を行っているノードから取得する。P1394
ではバス上に同期転送で使用する帯域の管理を行うノー
ドが一つ存在し、使用する帯域はこの帯域管理ノードか
ら取得する。同期転送を行うノードは取得した帯域の範
囲内でデータの転送を行うことができ、同期転送で送信
されるデータはP1394で定められたパケットとして
送出される。同期転送では、サイクル毎に予め決められ
たデータ量の転送を保障する事でリアルタイム・データ
の転送が可能となる。
【0010】さらにMPEG2とは別に、映像信号及び
音声信号をディジタルデータに変換して記録するディジ
タルVTRの開発が進められている。このディジタルV
TRではディジタル画像信号を圧縮してテープに記録す
る。また、通常のTV映像(以下SD:Standard Defin
ition と称する)のほか、高品位TV(以下HD:High
Definition と称する)映像の信号の圧縮方式も開発さ
れている。HD映像の信号の圧縮されたデータ量はSD
映像の2倍のデータ量があり、MPEGとは異なりそれ
ぞれ常に一定レートのデータに圧縮される。
【0011】このディジタルVTRの信号は圧縮された
信号であるため、一度アナログ映像に戻した後で伝送し
再びディジタルに変換した場合には、画質の劣化が生じ
る。従ってディジタルVTRの信号はディジタルのまま
伝送することが望ましく、このディジタルVTRデータ
の送信にもP1394を使用することが出来る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】P1394等のよう
に、送信の前に帯域を取得してから通信を行う通信媒体
を使用してMPEG2のトランスポート・ストリームを
転送する場合、転送の途中でデータの転送レートが変わ
り、転送のために必要な帯域が取得していた帯域を越え
ることが考えられる。その例は、転送中に番組が変わる
ことによってリーク・レートが大きな値に変化した場合
である。一方ディジタルVTRのデータを転送している
場合、転送の途中で信号がSD映像からHD映像に変わ
ることが考えられる。その例は、テープの途中までSD
映像の信号が記録されていて、その後記録されている信
号がHD映像に変わった場合である。このテープを再生
していた場合、再生の途中で信号がSD映像のデータか
らHD映像のデータに変わりデータ量が2倍になる。こ
のようにデータのレートが変わることによって予め取得
した帯域を越えた送信を行うことが考えられる。
【0013】このような例として、通信媒体にP139
4を使用する場合がある。P1394にMPEG2のト
ランスポート・ストリームを送出する場合には、送信に
先立って送出するストリームのリーク・レートに基づい
て帯域を取得して送出を行う。しかし転送途中でこのリ
ーク・レートが大きな値に変化した場合には送出に必要
な帯域が取得していた帯域を越えてしまい、予め取得し
ていた帯域に相当するデータよりも多くのデータをバス
に送出してしまう危険性がある。一方、ディジタルVT
RのデータをP1394に送出している間に、信号がS
D映像からHD映像に変わりデータ量が2倍になった場
合、取得していた帯域に相当するデータの2倍のデータ
をバスに送出してしまう危険性がある。
【0014】P1394では、取得していた帯域を越え
てバスにデータを送出した場合、他のノードが送出する
データと合わせて、同期通信のために1サイクル中に送
信しなければならないデータの送信にかかる時間が、予
め定められた、同期転送のために割り当てていた時間を
越えてしまうことになる。このような帯域の超過が生じ
た場合には、非同期通信を行うための時間が短くなって
しまうために非同期通信が行えなくなる。さらには、同
期データの通信にかかる時間が125μsecを越えて
しまった場合には、バスの動作が破綻をきたしてしま
い、原因となったデータばかりでなく、バス上を流れる
全ての同期データの送受信を継続できなくなる。
【0015】以上のように、送信に先立って通信媒体が
持つ帯域の一部を取得して通信を行う通信媒体を使用し
た場合で、取得している帯域を越えた送出を行った時に
は、同じ通信媒体を使用しているほかの通信を妨げてし
まうという課題を有している。
【0016】一方、通信媒体を通してデータを受信して
いる機器は、送信されていたデータのレートが大きなも
のに変化した場合には不正なデータを受信してしまうこ
とがある。その第1の例は、通信媒体よりMPEG2の
トランスポート・ストリームを受信し、受信したデータ
から映像信号及び音声信号の復元、またはトランスポー
ト・ストリームの記録を行っている際に、リーク・レー
トが大きな値に変化した場合でる。また第2の例は、通
信媒体よりディジタルVTRのデータを受信し、受信し
たデータから映像信号及び音声信号の復元、または記録
を行っている際に、ディジタルVTRのデータがSD映
像のデータからHD映像のデータに変わった場合であ
る。このような場合には、データの送信に必要な帯域が
通信媒体から取得していた帯域を越えてしまうために送
信装置は正常な送信を継続することが出来なくなり、そ
の結果不正なデータが通信媒体に転送される可能性があ
る。
【0017】受信装置が受信したトランスポート・スト
リームやディジタルVTRのデータを復元したり記録し
ている際に、不完全なトランスポート・ストリームやデ
ィジタルVTRのデータを受信したり、または受信デー
タが無くなった場合には、不正なデータを復元したり記
録してしまう。さらには受信していたデータに含まれる
同期信号に同期して動作していた場合には、同期が乱
れ、誤動作を起こす可能性がある。
【0018】以上のように、送信に先立って通信媒体の
帯域の一部を取得して通信を行う通信媒体からデータを
受信している場合であって、転送すべきデータに必要と
される帯域が予め通信媒体より取得している帯域を越え
た時には、不正なデータが通信媒体に送出される可能性
があり、不正なデータが通信媒体に送出された場合に
は、このデータを受信していた機器は誤動作を起こして
しまうという課題を有している。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明のデータ送信装置は、通信媒体が持つ帯
域の一部を通信に先立って取得して送信を行う送信装置
であって、前記送信装置に入力されるデータの帯域を検
出する帯域検出手段と、前記帯域検出手段が出力する前
記帯域から前記通信媒体での必要帯域を算出する必要帯
域算出手段と、前記必要帯域算出手段が出力する前記必
要帯域と前記通信媒体から取得した取得帯域とを比較し
前記必要帯域が前記取得帯域を越えているか否かを判定
する送信条件判定手段と、前記送信条件判定手段が出力
する判定結果が前記必要帯域が前記取得帯域を越えてい
ないことを示している間にのみ前記データを出力する送
信制御手段と、前記送信制御手段が出力している前記デ
ータを前記通信媒体に送出する送信手段を備えることを
特徴とする。
【0020】第2の発明のデータ送信装置は通信媒体が
持つ帯域の一部を通信に先立って取得して送信を行う送
信装置であって、前記送信装置に入力されるデータの帯
域を検出する帯域検出手段と、前記帯域検出手段が検出
した前記帯域から前記通信媒体での必要帯域を算出する
必要帯域算出手段と、前記必要帯域算出手段が出力する
前記必要帯域と前記通信媒体から取得した取得帯域とを
比較し前記必要帯域が前記取得帯域を越えているか否か
を判定する送信条件判定手段と、前記送信条件判定手段
が出力する判定結果が前記必要帯域が前記取得帯域を越
えていないことを示している間にのみ前記データを出力
する送信制御手段と、前期送信制御手段が出力する前記
データに前記帯域検出手段が出力する前記帯域を帯域情
報として付加するとともに前記送信制御手段から前記デ
ータが入力されていない間は前記帯域情報のみを出力す
る帯域情報付加手段と、前記帯域情報付加手段が出力し
ている前記帯域情報の付加された前記データを前記通信
媒体に送出する送信手段を備えることを特徴とする。
【0021】第3の発明のデータ受信装置は、第1の発
明のデータ送信装置の受信装置であって、前記送信手段
によって送出されたデータを前記通信媒体より受信する
受信手段と、前記受信手段が受信した前記データを入力
し所定の時間前記データが到着しないことを検出するこ
とによって前記送信装置が送出を中止したことを検出す
る送出停止検出手段と、前記送出停止検出手段が検出す
る検出結果に基づいて対応する処理を行う処理手段を備
えることを特徴とする。
【0022】第4の発明のデータ受信装置は、第2の発
明のデータ送信装置の受信装置であって、前記送信手段
によって送出されたデータを前記通信媒体より受信する
受信手段と、前記受信手段が受信した前記データを入力
し所定の時間前記データが到着しないことを検出するこ
とによって前記送信装置が送出を中止したことを検出す
る送出停止検出手段と、前記受信手段が受信した前記デ
ータを入力し前記データから付加された前記帯域情報を
分離して出力する帯域情報分離手段と、前記送出停止検
出手段が検出する検出結果と前記帯域情報分離手段が分
離した前記帯域情報との少なくとも一方に基づいて対応
する処理を行う処理手段を備えることを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の発明によれば、通信媒体が持つ帯域の一
部を通信に先立って取得して送信を行う送信装置にデー
タが入力された場合、帯域検出手段が送信装置に入力さ
れるデータの帯域を検出し、検出した帯域を必要帯域算
出手段に出力する。必要帯域算出手段は帯域検出手段か
ら入力した帯域をもとに通信媒体上で必要になる帯域を
算出し、送信条件判定手段に出力する。送信条件判定手
段は通信に先立って取得した取得帯域を保持しており、
必要帯域算出手段から入力する必要帯域を取得帯域と比
較して判定結果を送信制御手段に出力する。送信制御手
段は送信装置に入力されるデータを受け取るとともに、
送信条件判定手段が出力する判定結果を入力し、この判
定結果が必要帯域が取得帯域を越えていないことを示し
ている間にのみ送信装置に入力されるデータを送信手段
に出力し、一方必要帯域が取得帯域を越えていることを
示している場合には受け取ったデータを破棄する。送信
手段は送信条件判定手段が送信装置に入力されるデータ
を出力している場合には、これを受け取って通信媒体に
送出し、一方送信条件判定手段がデータを出力していな
い場合にはデータの送信は停止される。
【0024】第2の発明によれば、通信媒体が持つ帯域
の一部を通信に先立って取得して送信を行う送信装置に
データが入力された場合、帯域検出手段は送信装置に入
力されるデータの帯域を検出し、検出した帯域を必要帯
域算出手段におよび帯域情報付加手段に出力する。必要
帯域算出手段は帯域検出手段から入力した帯域をもとに
通信媒体上で必要になる帯域を算出し、送信条件判定手
段に出力する。送信条件判定手段は通信に先立って取得
した取得帯域を保持しており、必要帯域算出手段から入
力する必要帯域と取得帯域を比較して判定結果を送信制
御手段に出力する。送信制御手段は送信装置に入力され
るデータを受け取るとともに、送信条件判定手段が出力
する判定結果を入力し、この判定結果が必要帯域が取得
帯域を越えないことを示している間にのみ送信装置に入
力されるデータを帯域情報付加手段に出力し、一方必要
帯域が取得帯域を越えていることを示している場合には
受け取ったデータを破棄する。帯域情報付加手段は送信
制御手段が送信装置に入力されるデータを出力している
場合にはこれを受け取って帯域検出手段より入力する帯
域を帯域情報として付加して送信手段に出力し、一方送
信制御手段がデータを出力していない場合には帯域検出
手段より入力される帯域情報のみを送信手段に出力す
る。送信手段は帯域情報付加手段の出力が帯域情報の付
加されたデータの場合にはこれを受け取って通信媒体に
送出し、一方帯域情報付加手段から帯域情報のみが入力
されている場合には帯域情報のみが通信媒体に送出され
る。
【0025】第3の発明によれば、第1の発明の送信装
置の受信装置として通信媒体よりデータを受信している
場合、受信手段は通信媒体からデータを受け取り送出停
止検出手段に出力する。送出停止検出手段は受信手段か
ら入力するデータを監視して所定の時間データが到着し
ないことを検出した場合、送信装置が通信媒体への送出
を停止したと判定して判定結果を処理手段に出力する。
処理手段は送信停止検出手段から送信装置の送出停止を
検出したことを示す検出結果を受け取った場合、対応す
る処理を行う。
【0026】第4の発明によれば、第2の発明の送信装
置の受信装置として通信媒体よりデータを受信している
場合、受信手段は通信媒体から帯域情報の付加されたデ
ータもしくは帯域情報のみを受け取り送出停止検出手段
および帯域情報分離手段に出力する。送出停止検出手段
は受信手段から入力するデータを監視して所定の時間デ
ータが到着しないことを検出した場合、送信装置が通信
媒体への送出を停止したと判定して判定結果を処理手段
に出力する。一方帯域情報分離手段は受信手段から入力
する帯域情報の付加されたデータまたは帯域情報のみを
入力し、データと帯域情報を分離し、データを出力する
とともに帯域情報を処理手段に出力する。処理手段は送
信停止検出手段から送信装置の送出停止を検出したこと
示す判定結果を受け取った場合、対応する処理を行うと
ともに、帯域情報抽出手段から帯域情報を受け取り、こ
の帯域情報に基づく処理を行う。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0028】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。本実施例において、データ108を通信媒体114
に対して送出する送信装置124は、送信するデータ1
08の帯域を検出する帯域検出手段101、帯域検出手
段101が検出したデータの帯域109より通信媒体1
14上で必要となる帯域を算出する必要帯域算出手段1
02、必要帯域算出手段102が算出した必要帯域11
0と送信に先立って通信媒体114から取得した取得帯
域104を比較して送出の条件を判定し判定結果111
を出力する送信条件判定手段103、判定結果111を
入力してこの判定結果に基づいて送信すべきデータ11
2を出力する送信制御手段105、送信制御手段105
が出力するデータ112に帯域検出手段101が出力す
る帯域109を帯域情報として付加して出力する帯域情
報付加手段106、帯域情報付加手段106が出力する
帯域情報の付加されたデータ113を通信媒体114に
送出する送信手段107より構成される。この送信装置
124はディジタルTV放送受信機やディジタルVTR
などの一部として構成されるものであり、送信装置12
4に入力されるデータ108はチューナ126によって
受信されたデータや再生装置127によって再生された
データである。このデータ108としてはMPEG2の
トランスポート・ストリームやディジタルVTRのデー
タなどが入力される。
【0029】一方、通信媒体114より送信装置124
が送出したデータを受信する受信装置125は、通信媒
体114からデータを受信して出力する受信手段11
5、受信手段115より受信したデータ119を入力し
て所定の時間データが到着しないことを検出して検出結
果120を出力する送出停止検出手段116、受信手段
115より受信した帯域情報の付加されたデータ119
を入力して帯域情報121を分離して出力する帯域情報
分離手段117、送出停止検出手段116から検出結果
120を入力し、また帯域情報分離手段117から帯域
情報121を入力してこれらに基づいて対応する処理を
行う処理手段118より構成される。この受信装置12
5はディジタルVTRやTVの一部として構成されるも
のであり、受信したデータ121は記録装置128や復
元装置129などに出力される。
【0030】また、このようなディジタル映像データ及
び音声データの送受信を行う目的で使用する通信媒体1
14として、P1394インタフェースを使用すること
ができる。
【0031】送信装置124に入力されるデータ108
が、チューナ126もしくは再生装置127から入力さ
れるMPEG2のトランスポート・ストリームであった
場合、送信に先立って、トランスポート・ストリーム中
に含まれるリーク・レートを示すパラメータから、通信
媒体114に送出する際に必要とされる帯域を算出して
取得する。P1394の場合この帯域の取得は、送信装
置124が行うこともできるとともに、通信媒体114
からデータを受け取る受信装置125や同一のバスに接
続されたほかの機器が行うこともでき、データの送信を
行うために使用する帯域を帯域の管理を行うノードから
取得する。帯域の取得を行う機器が送信装置124以外
の機器であった場合には、予め送信装置124にストリ
ームのリーク・レートを問い合わせ、この結果得られた
リーク・レートをもとに必要な帯域を取得し、送信装置
214に対して送出を指示する。ここで行うリーク・レ
ートの問い合わせや送出の指示は同一のバスを使用した
非同期通信によって行うことができる。またここで取得
する帯域は、データの送出を行う際に1サイクル中で使
用する時間を示すものであり、リーク・レートが示す帯
域にP1394に送出する際のパケット化にともなって
必要とされる帯域などを加えたものである。
【0032】送信装置124がトランスポート・ストリ
ームを送信している際には、帯域検出手段101はトラ
ンスポート・ストリーム中に含まれるリーク・レートを
検出し、通信媒体114に送出するデータの帯域109
として出力する。帯域検出手段101より送信するスト
リームの帯域109を受け取った必要帯域算出手段10
2は、送信の開始に先立って帯域の取得を行った時と同
様の方法で、送出する際のパケット化にともなって必要
とされる帯域などをリーク・レートに加えることで、そ
のストリームをP1394バスに出力した際に実際に使
用する帯域を算出して必要帯域110として出力する。
【0033】送信条件判定手段103は、送信に先立っ
て取得した取得帯域104を保持しており、必要帯域算
出手段102より入力する必要帯域110と比較し、判
定結果111として出力する。この判定結果111を入
力する送信制御手段105は、判定結果111が、必要
帯域110が取得帯域104よりも小さいことを示して
いる場合には送信を継続しても支障が無いと考えられる
ため、送信装置124に入力されるトランスポート・ス
トリームを出力し、一方必要帯域110が取得帯域10
4よりも大きいことを示している場合には、送信を続け
ることでほかの同期転送や非同期転送を妨げる可能性が
あるため、送信装置124に入力されるストリームを破
棄する。
【0034】帯域情報付加手段106は送信制御手段1
05からトランスポート・ストリームを入力し、帯域検
出手段101から入力されるリーク・レート109を示
す帯域情報を付加して出力する。このとき、送信制御手
段105がトランスポート・ストリームの出力を停止し
ている間には帯域情報のみを出力する。帯域情報付加手
段106が出力するトランスポート・ストリームと帯域
情報を入力する送信手段107は、トランスポート・ス
トリームをパケット化して通信媒体114に送出する。
このとき使用されるP1394の同期転送のパケットの
構造を図2に示す。
【0035】P1394でディジタル映像データや音声
データを転送する際に使用するパケットは、パケットの
種類を区別するために使用するパケット・ヘッダ20
1、受信時にパケットヘッダの誤りを検出するために付
加するパケット・ヘッダ用CRC202、データ・フィ
ールド207、データ・フィールドの誤りを検出するた
めに付加するデータ・フィールド用CRC205から構
成される。データ・フィールド207は、データの種類
や帯域を付加するために使用するコモン・イソク−ロナ
ス・パケット(Common Isochronous Packet、以後CI
Pと記す)ヘッダ206と、映像や音声のデータを含む
複数のデータ・ブロック204からなる。送信装置に入
力されたデータ108はソース・パケットと呼ばれ、そ
のまま、もしくは分割されて一定の大きさを持つデータ
・ブロックとしてデータ・フィールドの一部に含まれて
送信される。
【0036】さらにCIPヘッダ206は、データの転
送方法に関するパラメータを含む4バイトのデータ20
3aと、データの種類やその種類毎に必要なパラメータ
を含む4バイトのデータ203bより構成される。CI
Pヘッダ206の詳細な構造を図3に示す。CIPヘッ
ダは、データの送信を行っているノードの識別を行うた
めの識別子であるソ−ス・ノ−ド・アイディ−(Source
node ID 以後、SIDと記す)301、データ・ブロ
ックの大きさを示すデ−タ・ブロック・サイズ(Data B
lock Size 以後、DBSと記す)302、ソース・パ
ケットをデータ・ブロックにするためにどのように分割
したかもしくは分割を行わなかったことを示すフラクシ
ョン・ナンバ−(Fraction Number 以後、FNと記
す)303、ソース・パケットの大きさを調整し分割を
行うためにソース・パケット加えられたバイト数を示す
クウォドレット・パッディング・カウント(Quadlet Pa
dding Count 以後、QPCと記す)304、ソース・
パケットにデータの種類に基づくヘッダを持っているか
否かを示すソ−ス・パケット・ヘッダ−(Souce Packet
Header 以後、SPHと記す)305、データ・ブロ
ックの連続性を確かめるためのカウンタであるデ−タ・
ブロック・コンティニュイティ・カウンタ−(Data Blo
ck continuity Counter 以後、DBCと記す)30
6、送信されているデータの種類を示すフォ−マット
(Format 以後、FMTと記す)307、データの種類
毎に必要なパラメータを含むフォ−マット・ディペンダ
ント・フィ−ルド(Format Dependent Field 以後、F
DFと記す)308より構成されている。
【0037】送信手段107がトランスポート・ストリ
ームをP1394に送出する場合には、FMT307に
よってMPEG2のトランスポート・ストリームである
ことが示され、リークレートはFDF308の一部とし
て送信される。またその他のフィールドに関しては適切
な値が含まれてCIPヘッダ206が構成され、同期転
送のパケットとして送出される。このとき、送信手段1
07が帯域情報付加手段106より受け取るデータが帯
域情報の付加されたトランスポート・ストリームであっ
た場合にはトランスポート・ストリームからデータ・ブ
ロックが作られ、またリーク・レートを示すパラメータ
がFDF308の一部として転送される。一方帯域情報
付加手段106から受け取るデータが帯域情報のみの場
合には、リーク・レートを示すパラメータをFDF30
8の一部に含め、送出すべきトランスポート・ストリー
ムが無いことから、CIPヘッダのみをデータ・フィー
ルド207として送出する。
【0038】よって、送信装置124に入力されるトラ
ンスポート・ストリームの帯域が予め取得していた帯域
104より大きな場合には、トランスポート・ストリー
ムの送出を停止することができ、同一のバスを使用する
ほかの機器の同期転送及び非同期転送の継続を妨げるこ
とを防ぐことができる。さらに、データの送信を行って
いない間でもCIPヘッダのみのパケットは常に送出さ
れるため、このパケットを受け取った受信装置が対応す
る処理を行うことが出来る。トランスポート・ストリー
ムを含まないパケットであっても、SID301には送
信装置の識別情報が含まれ、またFMT307とFDF
308には送信すべきデータがMPEG2のトランスポ
ート・ストリームであることと、そのストリームのリー
ク・レートが転送される。
【0039】一方通信媒体114からパケットを受け取
る受信装置125では、送信手段115はパケット・ヘ
ッダを確認した上でP1394より同期転送用パケット
を受信し、CIPヘッダを用いてデータ・ブロックの連
続性の確認などが行われた後、帯域情報の付加されたト
ランスポート・ストリーム119を出力する。これを受
け取った送出停止検出手段116は、予め定められた所
定の時間、トランスポート・ストリームが到着しないこ
とによって送信装置124が送出を停止したことを検出
して検出結果120を出力する。MPEG2のトランス
ポート・ストリームでは、ストリーム中に含まれるトラ
ンスポート・パケット同士の最大間隔が定められている
ので、この時間を超えてトランスポート・ストリームが
受信されない場合には送信装置124が送出を停止した
と判断して支障無い。また、トランスポート・ストリー
ムが受信されていない間であっても、CIPヘッダのみ
を含むパケットは受信されるため通信媒体が正常に動作
していることは確認でき、一方パケットが全く受信され
ない場合には通信媒体もしくは送信装置124が正常動
作を行っていないと考えることができる。
【0040】また、帯域情報分離手段117は、受信手
段115によって出力された帯域情報の付加されたトラ
ンスポート・ストリームを入力して、それぞれを分離
し、帯域情報121とトランスポート・ストリーム12
2を別々に出力する。ここで受信手段115から受け取
るデータが帯域情報のみの場合には、帯域情報121の
みを出力する。この帯域情報分離手段117から出力さ
れたトランスポート・ストリームは、記録装置128に
よって記録されたり、復元装置129によって映像信号
及び音声信号に復元される。
【0041】処理手段118は、送出停止検出手段11
6から入力する検出結果120と帯域情報分離手段11
7から入力する帯域情報121に基づいた処理を行う。
ここで送信装置124の送出停止を示す検出結果120
が入力された場合には、記録装置128が正常な記録動
作を行うことができなくなり、また復元装置129も正
常な復元動作を行うことができなくなるため、処理手段
118はこれらの動作の停止を示す指示を行う。
【0042】通信媒体114より有効なトランスポート
・ストリームが受信されない場合、記録や復元を行うデ
ータが無いばかりでなく、トランスポート・ストリーム
中に含まれる同期情報も受信されないため、受信装置の
同期が乱れて、誤動作を起こしてしまう可能性がある。
処理手段118は送信装置124がトランスポート・ス
トリームの送出を停止した場合、記録及び復元動作を停
止する指示を行うことによって、無意味な記録動作や復
元動作を防ぐとともに誤動作を防ぐことができる。
【0043】一方処理手段118は、帯域情報分離手段
117から帯域情報121を入力して受信中のトランス
ポート・ストリームのリーク・レートを監視する。トラ
ンスポート・ストリームを記録する記録装置128は、
トランスポート・ストリームのリーク・レートに基づい
て記録の際のレートを決めることができる。トランスポ
ート・ストリームを受信して記録を行っている間に、受
信中のストリームのリーク・レートが記録のレートを超
えてしまった場合、正常な記録を継続することができな
くなる。そこで処理手段118は記録装置128に対し
て記録動作の停止を示す指示を行ったり、また記録レー
トを変更するための指示を行うことで記録動作を継続す
ることができる。
【0044】さらに、トランスポート・ストリームを含
まないパケットであっても、CIPヘッダに含まれるS
IDの値から送信装置124の識別情報を得ることが出
来るため、送信装置124に送信の停止を指示したり、
また通信媒体114の帯域の取得を行った機器が受信装
置125であった場合で、リーク・レートが変化し、必
要帯域が取得帯域を上回ったことによって送信装置12
4が送信を停止している場合、受信装置125は不足し
ている帯域を取得して送信装置124の送出を再開させ
ることが可能になる。
【0045】送信装置124に入力されるデータ108
が、再生装置127から入力されるディジタルVTRの
データであった場合、送信に先立って映像の種類がSD
映像であるかHD映像であるかによって、通信媒体11
4に送出する際に必要とされる帯域を算出して取得す
る。ディジタルVTRのデータは固定レートのデータで
あるため、映像の種類をもとに帯域を定めることが可能
である。この帯域の取得はMPEG2のトランスポート
・ストリームの場合と同様に送信を行う機器以外の機器
が行うこともできる。この場合、予め送出する映像の種
類の問い合わせを行う。
【0046】送信装置124がディジタルVTRのデー
タを送信している際には、帯域検出手段101は映像の
種類がSD映像であるかHD映像であるかを検出し、通
信媒体114に送出する場合にそれぞれのデータを送信
する際にで必要となる帯域109を出力する。帯域検出
手段101より送信するデータの帯域109を受け取っ
た必要帯域算出手段102は、送信の開始に先立って帯
域の取得を行った時と同様の方法で、送出する際のパケ
ット化にともなって必要とされる帯域などをデータの帯
域に加えることで、そのデータをP1394バスに出力
した際に実際に使用する帯域を算出して必要帯域110
として出力する。
【0047】送信条件判定手段103は、送信に先立っ
て取得した取得帯域104を保持しており、必要帯域算
出手段102より入力する必要帯域110と比較し、判
定結果111を出力する。この判定結果111を入力す
る送信制御手段105は、判定結果111が必要帯域1
10が取得帯域104よりも小さい場合には送信を継続
しても支障が無いと考えられるため、送信装置124に
入力されるディジタルVTRのデータを出力し、一方必
要帯域110が取得帯域104よりも大きな場合には、
送信を続けることでほかの同期転送や非同期転送を妨げ
る可能性があるため、送信装置124に入力されるデー
タを破棄する。
【0048】帯域情報付加手段106は送信制御手段1
05からディジタルVTRのデータを入力し、帯域検出
手段101から入力される帯域を帯域情報として付加し
て出力する。このとき、送信制御手段105がデータの
出力を停止している間には帯域情報のみを出力する。帯
域情報付加手段106が出力するディジタルVTRのデ
ータと帯域情報を入力する送信手段107は、データを
をパケット化して通信媒体114に送出する。
【0049】このとき使用されるP1394の同期転送
のパケットはMPEG2のトランスポート・ストリーム
を転送する場合に使用するパケットと同一の構造を持つ
ものである。送信手段107がディジタルVTRのデー
タをP1394に送出する場合には、FMT307によ
ってディジタルVTRのデータであることが示され、映
像の種類がSD映像であるかHD映像であるかはFDF
308の一部として送信される。ディジタルVTRのデ
ータは固定のレートを持つものであるから、SD映像の
データであるかHD映像のデータであるかの識別情報に
よってデータの帯域を表しているのと同等の効果があ
る。またその他のフィールドに関しては適切な値が含ま
れてCIPヘッダ206が構成され、同期転送のパケッ
トとして送出される。このとき、送信手段107は帯域
情報付加手段106より受け取るデータが帯域情報の付
加されたデータであった場合にはディジタルVTRのデ
ータからデータ・ブロックが作られ、また映像の種類を
表すパラメータがFDF308の一部とし転送される。
一方帯域情報付加手段106から受け取るデータが帯域
情報のみの場合には、映像の種類を示すパラメータをF
DF308の一部に含め、送出すべきデータが無いこと
から、CIPヘッダのみをデータ・フィールド207と
して送出する。
【0050】よって、送信装置124に入力されるディ
ジタルVTRのデータがSD映像のデータからHD映像
のデータに変わったために、送信を行う際に必要な帯域
が予め取得していた帯域104より大きくなった場合に
は、ディジタルVTRのデータの送出を停止することが
でき、同一のバスを使用するほかの機器の同期転送及び
非同期転送の継続を妨げることを防ぐことができる。さ
らに、トランスポート・ストリームの転送の場合と同様
に、データの送信を行っていない間でもCIPヘッダの
みのパケットは常に送出されるため、このパケットを受
け取った受信装置が対応する処理を行うことが出来る。
データを含まないパケットであってもSID301には
送信装置の識別情報が含まれ、またFMT307とFD
F308には送信すべきデータがディジタルVTRのデ
ータであることと、そのデータがSD映像のデータであ
るかHD映像のデータであるかが転送される。
【0051】一方通信媒体114からパケットを受け取
る受信装置125では、送信手段115はパケット・ヘ
ッダを確認した上でP1394より同期転送用パケット
を受信し、CIPヘッダを用いてデータ・ブロックの連
続性の確認などが行われた後、帯域情報の付加されたデ
ィジタルVTRのデータ119を出力する。これを受け
取った送出停止検出手段116は、予め定められた所定
の時間、データが到着しないことによって送信装置12
4が送出を停止したことを検出して検出結果120を出
力する。またトランスポート・ストリームの受信の場合
と同様にデータが受信されていない間であっても、CI
Pヘッダのみを含むパケットは受信されるため通信媒体
が正常に動作していることは確認でき、一方パケットが
全く受信されない場合には通信媒体もしくは送信装置1
24が正常動作を行っていないと考えることができる。
【0052】また、帯域情報分離手段117は、受信手
段115によって出力された帯域情報の付加されたディ
ジタルVTRのデータを入力して、それぞれを分離し、
帯域情報121とデータ122を別々に出力する。ここ
で受信手段115から受け取るデータが帯域情報のみの
場合には、帯域情報121のみを出力する。この帯域情
報分離手段117から出力されたディジタルVTRのデ
ータは、記録装置128によって記録されたり、復元装
置129によって映像信号及び音声信号に復元される。
【0053】処理手段118は、送出停止検出手段11
6から入力する検出結果120と帯域情報分離手段11
7から入力する帯域情報121に基づいた処理を行う。
ここで送信装置124の送出停止を示す検出結果120
が入力された場合には、記録装置128が正常な記録動
作を行うことができなくなり、また復元装置129も正
常な復元動作を行うことができなくなるため、処理手段
118はこれらの動作の停止を示す指示を行う。
【0054】通信媒体より有効なディジタルVTRのデ
ータが受信されない場合、記録や復元を行うデータが無
いばかりでなく、データとともに転送される同期情報も
受信されないため、受信装置の同期が乱れて、誤動作を
起こしてしまう可能性がある。処理手段118は送信装
置124がデータの送出を停止した場合、記録及び復元
動作を停止する指示を行うことによって、無意味な記録
や復元動作を防ぐとともに誤動作を防ぐことができる。
【0055】一方処理手段118は、帯域情報分離手段
117から帯域情報121を入力して受信中のディジタ
ルVTRのデータの種別を監視する。ディジタルVTR
のデータを記録する記録装置128は、データの種類に
よって記録レートを決める必要がある。データを受信し
て記録を行っている間に、受信中のデータがSD映像か
らHD映像のデータに変化したり逆にHD映像からSD
映像に変化した場合、正常な記録を継続することができ
なくなる。そこで処理手段118は記録装置128に対
して記録動作の停止を示す指示を行ったり、また記録レ
ートを変更するための指示を行うことで記録動作を継続
することができる。
【0056】さらに、ディジタルVTRのデータを含ま
ないパケットであっても、CIPヘッダに含まれるSI
Dの値から送信装置124の識別情報を得ることが出来
るため、送信装置124に送信の停止を指示したり、ま
た通信媒体114の帯域の取得を行った機器が受信装置
125であった場合で、データの種類が変化し、必要帯
域が取得帯域を上回ったことによって送信装置124が
送信を停止している場合、受信装置125は不足してい
る帯域を取得して送信装置124の送出を再開させるこ
とが可能になる。
【0057】このような送信に必要とされる帯域の変化
は、送信しているデータがMPEG2のトランスポート
・ストリームからディジタルVTRのデータに変化した
り、逆にディジタルVTRのデータからトランスポート
・ストリームに変化した場合にも発生すると考えられ
る。このようなデータの種別が変化した場合であって
も、送出の際に必要となる帯域と通信媒体から取得した
帯域の比較によって送信条件の判定を行うことにより、
データの種別に無関係に行うことが可能となる。
【0058】一方受信装置125は、受信するパケット
に含まれるCIPヘッダによりデータの種別を知ること
が出来るので、受信するデータがMPEG2のトランス
ポート・ストリームからディジタルVTRのデータに変
わった場合や、逆にディジタルVTRのデータからトラ
ンスポート・ストリームに変わった場合には、記録装置
128の記録方法を変えたり、新たに受信したデータが
記録が出来ない場合には記録動作を停止することが出来
る。またこのような場合、対応する復元手段を切り替え
たり、新たに受信したデータが復元が出来ない場合には
復元動作を停止することが出来る。さらには、データ送
出の指示を行った機器が受信装置125であった場合
で、上記のように受信したデータの記録や復元が出来な
いために通信を継続する必要が無い場合には、送信装置
124に送信の停止を指示することも可能である。
【0059】なお、帯域情報付加手段106および帯域
情報分離手段117持たない構成であっても、送信装置
124が取得帯域を越えた送出を防ぎ、同一の通信媒体
114を使用するほかの同期通信及び非同期通信の継続
を妨げることを防ぐことが可能である。また、受信装置
125は送信装置124の送出の停止を検出して記録動
作や復元動作を停止して誤動作を防ぐことができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように、第1の発明では、送信装
置に入力されるデータの帯域が変化したことによって、
通信媒体に送出した際に必要となる帯域が、通信に先立
って取得した帯域を越えた場合に、データの送信を停止
することで、同一の通信媒体を使用するほかの通信の継
続を妨げることを防ぐことが可能となる。
【0061】第2の発明では、送信装置に入力されるデ
ータの帯域が変化したことによって、通信媒体に送出し
た際に必要となる帯域が、通信に先立って取得した帯域
を越えた場合に、データの送信を停止することで、同一
の通信媒体を使用するほかの通信の継続を妨げることを
防ぐことが可能となることに加え、データの送出を停止
している間であっても、送信すべきデータの帯域を送出
することにより、データを送出した場合に必要となる帯
域を受信装置に知らせることが可能となり、データを受
信した機器がこの帯域情報を利用して動作することが可
能となる。
【0062】第3の発明では、第1の発明の送信装置の
受信機として通信媒体からデータを受信している際に、
所定の期間データが受信されないことを検出することに
よって、送信装置の送出停止を検出して受信装置での対
応する処理を行うことができる。
【0063】第4の発明では、第2の発明の送信装置の
受信機として通信媒体からデータを受信している際に、
所定の期間データが受信されないことを検出することに
よって、送信装置の送出停止を検出して受信装置での対
応する処理を行うことができるとともに、受信している
データの帯域情報をもとに対応する処理を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例においてデータの送信を行う送
信装置とこの送信されたデータを受信する受信装置の主
要部の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例においてP1394の同期転送
を用いてデータを送信する際に使用するパケットの構成
を示す図
【図3】本発明の実施例においてP1394の同期転送
で使用するパケットのデータ・フィールドに含まれるC
IPヘッダの各フィールドの構成を示す図
【符号の説明】
101 帯域検出手段 102 必要帯域算出手段 103 送信条件判定手段 104 取得帯域 105 送信制御手段 106 帯域情報付加手段 107 送信手段 108、112、122 データ 109 データの帯域 110 通信媒体での必要帯域 111 送信条件判定結果 113、119 帯域情報の付加されたデータ 114 通信媒体 115 受信手段 116 送出停止検出手段 117 帯域情報分離手段 118 処理手段 120 送出停止検出結果 121 帯域情報 123 記録動作および復元動作への指示 124 送信装置 125 受信装置 126 チューナ 127 再生装置 128 記録装置 129 復元装置 201 パケット・ヘッダ 202 パケット・ヘッダ用CRC 203a、203b、206 CIPヘッダ 204 データ・ブロック 205 データ・フィールド用CRC 207 データ・フィールド 301 SID(Source node ID) 302 DBS(Data Block Size) 303 FN (Fraction Number) 304 QPC(Quadlet Padding Count) 305 SPH(Source Packet Header) 306 DBC(Data Block continuity Counter) 307 FMT(Format) 308 FDF(Format Dependent Field)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信媒体が持つ帯域の一部を通信に先立っ
    て取得して送信を行う送信装置であって、 前記送信装置に入力されるデータの帯域を検出する帯域
    検出手段と、 前記帯域検出手段が出力する前記帯域から前記通信媒体
    での必要帯域を算出する必要帯域算出手段と、 前記必要帯域算出手段が出力する前記必要帯域と前記通
    信媒体から取得した取得帯域とを比較し前記必要帯域が
    前記取得帯域を越えているか否かを判定する送信条件判
    定手段と、 前記送信条件判定手段が出力する判定結果が前記必要帯
    域が前記取得帯域を越えていないことを示している間に
    のみ前記データを出力する送信制御手段と、 前記送信制御手段が出力している前記データを前記通信
    媒体に送出する送信手段を備えることを特徴とするデー
    タ送信装置。
  2. 【請求項2】通信媒体が持つ帯域の一部を通信に先立っ
    て取得して送信を行う送信装置であって、 前記送信装置に入力されるデータの帯域を検出する帯域
    検出手段と、 前記帯域検出手段が検出した前記帯域から前記通信媒体
    での必要帯域を算出する必要帯域算出手段と、 前記必要帯域算出手段が出力する前記必要帯域と前記通
    信媒体から取得した取得帯域とを比較し前記必要帯域が
    前記取得帯域を越えているか否かを判定する送信条件判
    定手段と、 前記送信条件判定手段が出力する判定結果が前記必要帯
    域が前記取得帯域を越えていないことを示している間に
    のみ前記データを出力する送信制御手段と、 前期送信制御手段が出力する前記データに前記帯域検出
    手段が出力する前記帯域を帯域情報として付加するとと
    もに前記送信制御手段から前記データが入力されていな
    い間は前記帯域情報のみを出力する帯域情報付加手段
    と、 前記帯域情報付加手段が出力している前記帯域情報の付
    加された前記データもしくは前記帯域情報を前記通信媒
    体に送出する送信手段を備えることを特徴とするデータ
    送信装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ送信装置の受信装置
    であって、 前記送信手段によって送出されたデータを前記通信媒体
    より受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記データを入力し所定の時間
    前記データが到着しないことを検出することによって前
    記送信装置が送出を中止したことを検出する送出停止検
    出手段と、 前記送出停止検出手段が検出する検出結果に基づいて対
    応する処理を行う処理手段を備えることを特徴とするデ
    ータ受信装置。
  4. 【請求項4】処理手段は、前記送出停止検出手段が前記
    送信装置が送出を停止したことを検出した場合、受信し
    たデータの記録を行う記録装置に記録動作の停止の指示
    を行うことを特徴とする請求項3記載のデータ受信装
    置。
  5. 【請求項5】処理手段は、前記送出停止検出手段が前記
    送信装置が送出を停止したことを検出した場合、受信し
    たデータの復元を行う復元装置に復元動作の停止の指示
    を行うことを特徴とする請求項3記載のデータ受信装
    置。
  6. 【請求項6】請求項2記載のデータ送信装置の受信装置
    であって、 前記送信手段によって送出されたデータを前記通信媒体
    より受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記データを入力し所定の時間
    前記データが到着しないことを検出することによって前
    記送信装置が送出を中止したことを検出する送出停止検
    出手段と、 前記受信手段が受信した前記データを入力し前記データ
    から付加された前記帯域情報を分離して出力する帯域情
    報分離手段と、 前記送出停止検出手段が検出する検出結果と前記帯域情
    報分離手段が分離した前記帯域情報との少なくとも一方
    に基づいて対応する処理を行う処理手段を備えることを
    特徴とするデータ受信装置。
  7. 【請求項7】処理手段は、前記送出停止検出手段が前記
    送信装置が送出を停止したことを検出した場合、受信し
    たデータの記録を行う記録装置に記録動作の停止の指示
    を行うことを特徴とする請求項6記載のデータ受信装
    置。
  8. 【請求項8】処理手段は、前記送出停止検出手段が前記
    送信装置が送出を停止したことを検出した場合、受信し
    たデータの復元を行う復元装置に復元動作の停止の指示
    を行うことを特徴とする請求項6記載のデータ受信装
    置。
  9. 【請求項9】処理手段は、前記帯域情報分離手段より入
    力する帯域情報に基づいて受信したデータの記録を行う
    記録装置に対して記録帯域の変更を指示することを特徴
    とする請求項6記載のデータ受信装置。
  10. 【請求項10】処理手段は、前記送出停止検出手段が前
    記送信装置が送出を停止したことを検出した場合であっ
    て、前記帯域情報分離手段より入力する帯域情報を入力
    した場合、通信媒体より帯域を再取得することを特徴と
    する請求項6記載のデータ受信装置。
  11. 【請求項11】処理手段は、前記送出停止検出手段が前
    記送信装置が送出を停止したことを検出した場合と、前
    記帯域情報分離手段より入力する帯域情報が変化した場
    合の少なくとも一方場合に送信装置の送出動作を停止す
    るため指示を行うことを特徴とする請求項6記載のデー
    タ受信装置。
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