JPH08306915A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH08306915A
JPH08306915A JP10576495A JP10576495A JPH08306915A JP H08306915 A JPH08306915 A JP H08306915A JP 10576495 A JP10576495 A JP 10576495A JP 10576495 A JP10576495 A JP 10576495A JP H08306915 A JPH08306915 A JP H08306915A
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JP
Japan
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counter
region
doped layer
punch
conductivity type
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Application number
JP10576495A
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English (en)
Inventor
Yuji Abe
雄次 阿部
Akihiko Furukawa
彰彦 古川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ゲート長の短いMOSFETにお
いても、しきい値電圧を低く抑えかつパンチスルー耐性
の劣化やショートチャネル効果などを抑制できるMOS
FETの構造及びその製造方法を提供する。 【構成】 第1の導電型の半導体基板上にチャネル領域
をはさむように形成された第2の導電型のソース領域お
よびドレイン領域と、該チャネル領域上に絶縁膜を介し
て形成されたゲート電極を備えた半導体装置において、
チャネル領域を第2の導電型のカウンタードープ層及び
その下部のソース領域及びドレイン領域近傍に夫々設け
られた第1の導電型のパンチスルーストッパー領域から
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリやロジックに用い
られるトランジスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】PMOSFETの高性能化を図るために
は、しきい値電圧を低くし、かつソース・ドレイン間で
ドレイン電圧印加時にゲート電圧に依存せず電流が流れ
るパンチスルー現象を抑制する必要がある。ここで、し
きい値電圧を低くするためには、チャネルをp型にすれ
ば良く、一方パンチスルー現象を抑制するには逆にチャ
ネルをn型にすればよく、両者は二律背反の関係にあ
る。しかし、しきい値電圧に影響するのは主にチャネル
表面部であり、逆にパンチスルー現象を抑制するのは、
ソース・ドレイン拡散層下部近傍のチャネル部であるた
め、チャネル表面領域をp型とし、かかる領域下部にn
型領域を設けることにより、しきい値電圧が低くかつパ
ンチスルー現象を抑えた構造のPMOSFETを作製す
ることができる。
【0003】上記構造を用いた例として、T.Yoshitomi
et al., 1993 VLSI Symp. on Tech., p.99に示された埋
め込みチャネル型PMOSFETがある。図9(a)にか
かる埋め込みチャネル型PMOSFETの断面構造を示
す。図中、1はn型シリコン基板を、2はp+ソース
を、3はp+ドレインを、4はゲート酸化膜を、5はn
型ポリシリコンゲート電極を、6はn型不純物からなる
パンチスルーストッパーを、7はp型不純物からなるカ
ウンタードープを示す。図9(b)は図9(a)のX−X’
断面(深さ方向)の不純物濃度を示したもので、9はn
型シリコン基板1の不純物濃度を、10はカウンタード
ープ7のp型不純物の濃度を、11の波形のハッチング
が入った領域はカウンタードープのうち実効的にp型と
なっている分の濃度を示し、12はパンチスルーストッ
パー6のn型不純物の濃度を示す。図9(c)は、図9
(a)のY−Y’断面(チャネル方向)における実効的な
p型不純物濃度を示したものである。
【0004】このように本埋め込みチャネル型PMOS
FETでは、チャネル表面領域にp型のカウンタードー
プ領域を設けることにより、n型ポリシリコンゲート電
極5の仕事関数によるしきい値電圧の(負電圧方向へ
の)上昇を抑えるとともに、カウンタードープ領域の下
部にn型のパンチスルーストッパー領域を設けることに
よりパンチスルー現象を抑えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の埋め込
みチャネル型PMOSFETでは、ゲート長が短くなる
につれてパンチスルー耐性が劣化し、しきい値電圧やサ
ブスレッショルド係数がゲート長によって変動するなど
のショートチャネル効果が顕著になるなどの問題があっ
た。パンチスルー耐性の劣化やショートチャネル効果な
どを抑制するためにはパンチスルーストッパー6のn型
不純物の濃度を高くすれば良いが、一方で図9(b)から
明らかなようにカウンタードープ7の実効的な不純物濃
度の低下を招き、しきい値電圧が上昇して電流駆動能力
が悪くなるという問題が生じた。上記問題を回避する手
段として、イオン注入法の代わりに固相拡散法などの特
殊な方法を用いてカウンタードープ7をチャネル表面に
のみ浅く形成し、パンチスルーストッパーとの間に距離
を置くことにより、パンチスルーストッパーの濃度を高
くしても影響を受けないようにする方法が有効である
が、固相拡散法は再現性や制御性が低く、素子作製工程
数が増加するなどの問題があり実用的ではない。そこ
で、本発明は、チャネル長の短いMOSFETにおいて
も、しきい値電圧を低く抑えつつパンチスルー耐性の劣
化やショートチャネル効果などを抑制できるMOSFE
Tの構造及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは鋭
意研究の結果、パンチスルーストッパーはソース・ドレ
イン近傍にのみ導入することによっても、パンチスルー
耐性の劣化やショートチャネル効果などが抑制できるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明は主表面を有する第1の導電
型の半導体基板と、該半導体基板上にチャネル領域をは
さむように形成された第2の導電型のソース領域および
ドレイン領域と、該チャネル領域上に絶縁膜を介して形
成されたゲート電極を備えた半導体装置において、前記
チャネル領域が第2の導電型のカウンタードープ層及び
該カウンタードープ層下部のソース領域及びドレイン領
域近傍に夫々設けられた第1の導電型のパンチスルース
トッパー領域を有する半導体装置の構造(第1の形態)
にある。ここに第1の導電型とはn型あるいはp型のい
ずれか一方の導電型を、第2の導電型とは他方の導電型
を指すものとする。
【0008】上記半導体装置において、カウンタードー
プ層の実効的な濃度は均一であっても良く、ソース領域
とドレイン領域の近傍で中央部に比べて低くなっても良
く、さらにソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に
比べて高くなっても良い。
【0009】また本発明は、チャネル領域が、実効的な
濃度が不均一な第2の導電型のカウンタードープ層及び
該カウンタードープ層下部に設けられた第1の導電型の
パンチスルーストッパー層の2層からなる半導体装置の
構造(第2の形態)でもある。
【0010】上記半導体装置において、カウンタードー
プ層の実効的な濃度はソース領域とドレイン領域の近傍
で中央部に比べて高くても良く、ソース領域とドレイン
領域の近傍で中央部に比べて低くても良い。
【0011】上記ゲート電極は、通常第1の導電型の不
純物を含む多結晶シリコンで構成される。
【0012】また、本発明は第1の導電型の半導体基板
上に第2の導電型の不純物を注入することにより第1の
カウンタードープ層を形成する工程と、該カウンタード
ープ層上にパターニングにより絶縁膜を介したゲート電
極を形成する行程と、該ゲート電極をマスクにしてゲー
ト電極の両端の下部及びやや内方に第2の導電型の不純
物を斜めに注入して第2のカウンタードープ領域を形成
する工程と、該第2のカウンタードープ領域の下部に第
1の導電型の不純物を斜めに注入してパンチスルースト
ッパー領域を形成する行程とを有することを特徴とする
第1の形態の半導体装置の製造方法でもある。
【0013】上記半導体装置の製造方法においては、第
2のカウンタードープ領域を形成するために第2の導電
型の不純物を注入する角度が、パンチスルーストッパー
領域を形成するために第1の導電型の不純物を注入する
角度より、主表面との角度が小さくなることが好まし
い。
【0014】また、本発明は第1の導電型の半導体基板
に第1の導電型の不純物を注入することによりパンチス
ルーストッパー層を形成する行程と、該パンチスルース
トッパー層の基板表面側に更に第2の導電型の不純物を
注入することにより第1のカウンタードープ層を形成す
る工程と、該第1のカウンタードープ層上にパターニン
グにより絶縁膜を介したゲート電極を形成する行程と、
該ゲート電極をマスクにしてゲート電極の両端の下部及
びやや内方に第2の導電型の不純物を斜めに注入して第
2のカウンタードープ領域を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする第2の形態の半導体装置の製造方法でも
ある。
【0015】上記半導体装置の製造方法において、ゲー
ト電極の両端の下部及びやや内方の第2のカウンタード
ープ領域に斜めに注入する不純物は窒素原子であっても
良い。
【0016】
【作用】本発明の第1の形態によれば、ゲート長の短い
トランジスタにおいても、チャネル内のカウンタードー
プ層下部のソース領域及びドレイン領域近傍に夫々パン
チスルーストッパー領域を設けることにより、カウンタ
ードープ層下部全域にパンチスルーストッパー層を設け
ていた従来構造(図9(a))と同様のパンチスルー現象の
抑制効果を得ることができるとともに、特に本構造では
チャネル中央部のカウンタードープ層下部にパンチスル
ーストッパーが無いため、チャネル中央部においてパン
チスルーストッパーの存在によるカウンタードープ層の
実効的な濃度の低下(図9(b))を防止することができる
(図1(a)〜(c))。
【0017】上記構造において、カウンタードープ層の
第2導電型の不純物の実効的な濃度は、パンチスルース
トッパー領域の第1導電型の不純物がカウンタードープ
層にも導入されることにより、ソース領域及びドレイン
領域近傍で低くなるが、上記カウンタードープ層のソー
ス領域及びドレイン近傍領域に重ねて第2導電型の不純
物を注入し第2のカウンタードープ領域を形成すること
により、カウンタードープ層の実効的な濃度を従来構造
と同様に均一に形成し、しきい値電圧を低く抑えること
ができる。
【0018】また、上記第2のカウンタードープ領域へ
の注入不純物濃度を低くすることにより、カウンタード
ープ領域の濃度をソース領域及びドレイン領域の近傍で
中央部に比べて低く形成することができ(図2(a)〜
(c))、しきい値電圧の低減に加えてパンチスルーの抑
制強化が可能となる。
【0019】また、逆に上記第2のカウンタードープ領
域への注入不純物濃度を高くすることにより、カウンタ
ードープ層の実効的な濃度をソース領域とドレイン領域
の近傍で中央部に比べて高く形成することができ(図3
(a)〜(c))、ドレイン近傍のチャネル内の横方向電界
の低減が可能となり、しきい値電圧の低減に加えてホッ
トキャリアの発生を抑制することが可能となる。
【0020】更に本発明の第2の形態によれば、チャネ
ル領域を、実効的な濃度が不均一な第2の導電型のカウ
ンタードープ層及び該カウンタードープ層下部に設けら
れた第1の導電型のパンチスルーストッパー層の2層か
ら形成することにより(図4(a))、しきい値電圧の低減
を図るとともに、パンチスルー現象を抑制することが可
能となる。
【0021】特に、カウンタードープ層のソース領域及
びドレイン近傍領域に重ねて第2導電型の不純物を注入
し第2のカウンタードープ領域を形成することにより、
カウンタードープ層の実効的な濃度をソース領域とドレ
イン領域の近傍で中央部に比べて高くなるように構成す
ることにより(図5(a)〜(c))、ドレイン近傍の横方向
電界を低減でき、ホットキャリアの発生を抑制すること
ができる。
【0022】また、上記第2のカウンタードープ領域に
窒素原子を注入することにより、窒素原子注入領域にお
ける第2導電型不純物の活性化率を下げ、カウンタード
ープ層の実効的な濃度をソース領域とドレイン領域の近
傍で中央部に比べて低く形成することにより(図4(b)
〜(d))、カウンタードープ層の実効的な濃度が均一な
場合に比べてパンチスルー現象を抑制することができ
る。
【0023】本発明は、ゲート電極が第1の導電型の不
純物を含む多結晶シリコンからなる半導体装置において
も有効である。
【0024】また本発明によれば、第1の導電型の半導
体基板上に第2の導電型の不純物を注入することにより
第1のカウンタードープ層を形成する工程と、該カウン
タードープ層上にパターニングにより絶縁膜を介したゲ
ート電極を形成する行程と、該ゲート電極をマスクにし
てゲート電極の両端の下部及びやや内方に第2の導電型
の不純物を斜めに注入して第2のカウンタードープ領域
を形成する工程と、該第2のカウンタードープ領域の下
部に第1の導電型の不純物を斜めに注入してパンチスル
ーストッパー領域を形成する行程とを用いることによ
り、チャネル内のカウンタードープ層下部のソース領域
及びドレイン領域近傍に夫々パンチスルーストッパー領
域を設けた第1の形態の半導体装置を提供することがで
きる(図6(a)〜(c))。
【0025】上記方法では、ゲート電極の両端の下部及
びやや内方に第2の導電型の不純物を斜めに注入して第
2のカウンタードープ領域を形成する工程において、注
入する第2の導電型の不純物の濃度を変えることによ
り、カウンタードープ層の実効的な濃度を均一に、ある
いはソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて
低く、あるいはソース領域とドレイン領域の近傍で中央
部に比べて高くなるように形成することができる。
【0026】上記第2のカウンタードープ領域を形成す
るために第2の導電型の不純物を注入するための角度
を、パンチスルーストッパー領域を形成するために第1
の導電型の不純物を注入する角度より、主表面との角度
が小さくすることにより、上記半導体装置を提供するこ
とができる。
【0027】また本発明によれば、第1の導電型の半導
体基板に第1の導電型の不純物を注入することによりパ
ンチスルーストッパー層を形成する行程と、該パンチス
ルーストッパー層の基板表面側に更に第2の導電型の不
純物を注入して第1のカウンタードープ層を形成する工
程と、該第1のカウンタードープ層上にパターニングに
より絶縁膜を介したゲート電極を形成する行程と、該ゲ
ート電極をマスクにしてゲート電極の両端の下部及びや
や内方に第2の導電型の不純物を斜めに注入して第2の
カウンタードープ領域を形成する工程とを用いることに
より、チャネル領域が、実効的な濃度が不均一な第2の
導電型のカウンタードープ層及び該カウンタードープ層
下部に設けられた第1の導電型のパンチスルーストッパ
ー層の2層からなる第2の形態の半導体装置を提供する
ことができる。
【0028】上記方法では、ゲート電極の両端の下部及
びやや内方に第2の導電型の不純物を不純物を斜めに注
入して第2のカウンタードープ領域を形成する工程にお
いて、注入する第2の導電型の不純物の濃度を変えるこ
とにより、カウンタードープ層の実効的な濃度を均一
に、あるいはソース領域とドレイン領域の近傍で中央部
に比べて高くなるように形成することができる(図8
(a)〜(c))。
【0029】さらに、第2のカウンタードープ領域形成
のためにゲート電極の両端の下部及びやや内方に斜めに
注入する不純物として窒素原子を用いることにより、か
かる領域内での第1導電型不純物の活性化率を抑制しカ
ウンタードープ領域の実効的な濃度を低くすることがで
き、カウンタードープ層の実効的な濃度をソース領域と
ドレイン領域の近傍で中央部に比べて低くなるように形
成することができる(図7(a)〜(c))。
【0030】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1示す。図1(a)は
本発明による埋め込みチャネル型PMOSFETの断面
図を模式的に示したものであり、図中、図9(a)と同一
符号は同一または相当部分を示すものであり、8は7に
示すカウンタードープ1より濃いp型不純物を含むカウ
ンタードープ2である。図1(b)は図1(a)のX1−X
1’断面の不純物濃度を示したものであり、図9(b)と
同一符号は同一または相当部分を示す。図1(c)は図1
(a)のX2−X2’断面の不純物濃度を示したものであ
り、図9(b)同一符号は同一または相当部分を示すもの
であり、13はカウンタードープ2の不純物濃度を、1
4は実効的なカウンタードープ2のp型不純物濃度を示
す。本実施例による埋め込みチャネル型PMOSFET
は以上のように構成され、チャネル表面のカウンタード
ープの実効的なp型不純物濃度を一定に保ちつつ、パン
チスルーを抑制するためにn型シリコン基板1よりn型
不純物濃度が濃いパンチスルーストッパー6をソース・
ドレイン近傍のみに導入している。
【0031】ここで一般に上記構造を作製するには、チ
ャネル表面にp型不純物を注入し、カウンタードープ領
域を形成した後、ソース・ドレイン近傍に重ねてパンチ
スルーストッパー領域を形成するためのn型不純物を注
入するため、チャネル表面のカウンタードープ領域の実
効的なp型不純物濃度がソース・ドレイン近傍で薄くな
るか、あるいはn型に反転してしまう。このようにチャ
ネル表面がn型に反転するとしきい値電圧が急激に上昇
してしまうため、カウンタードープ濃度をパンチスルー
ストッパー領域作製用のn型不純物を重ねて注入しても
n型に反転等起こさないように濃くしておく必要があ
る。しかし、一方でカウンタードープ濃度を濃くすると
チャネル中央部のp型不純物濃度が高くなりすぎてパン
チスルーしやすくなる。
【0032】そこで、本実施例では第1のカウンタード
ープ層に重ねてソース・ドレイン領域近傍にのみ第2の
カウンタードープ領域を形成し、カウンタードープ層の
実効的な濃度をソース・ドレイン近傍のみ濃く、すなわ
ち、チャネル中央部のカウンタードープ1の不純物濃度
を低く、ソース・ドレイン近傍のカウンタードープ2の
不純物濃度を高くすることで、その後にソース・ドレイ
ン近傍にn型不純物を注入しパンチスルーストッパーを
形成しても、図1(b),(c)に示すように実効的なカウ
ンタードープの不純物濃度をカウンタードープ1とカウ
ンタードープ2の領域で同程度にすることができ、上記
チャネル表面の反転によるしきい値電圧の低下を防止す
ることができる。
【0033】(実施例2)図2に本発明の他の実施例を
示す。実施例1では、実効的なカウンタードープの不純
物濃度をカウンタードープ1とカウンタードープ2の領
域で同程度になるようにしていたが、図2(a),(b),
(c)に示す本実施例ではソース・ドレイン近傍で薄く形
成している。すなわち、前述のようにチャネル表面の実
効的なp型不純物濃度が薄く、チャネル表面がn型に反
転するとしきい値電圧が急激に上昇するが、本実施例の
ようにp型不純物濃度がソース・ドレイン近傍でのみ薄
くなってもn型に反転しなければそれほどしきい値電圧
上昇は生じず、むしろソース・ドレイン近傍の実効的な
不純物濃度が薄くなった分パンチスルーを抑制すること
ができる。
【0034】(実施例3)図3に本発明の他の実施例を
示す。本実施例では、図3(a),(b),(c)に示すよう
に、前記実施例2とは逆にチャネル表面における実効的
なカウンタードープのp型不純物濃度をソース・ドレイ
ン近傍で濃くなるように形成している。かかる構造にす
ることにより、ドレイン近傍の横方向電界を弱くするこ
とができ、高電界が印加されることによるホットキャリ
アの発生を抑え、トランジスタの性能劣化を抑制するこ
とが可能となる。
【0035】(実施例4)図4に本発明の他の実施例を
示す。実施例1〜3ではパンチスルーストッパー領域の
n型不純物濃度をソース・ドレイン近傍で濃くなるよう
な構造としたが、パンチスルーストッパーの濃度をチャ
ネル方向に一様に形成した従来構造においても、上記実
施例に示すような不純物濃度分布を持ったカウンタード
ープ領域を形成することによって以下の効果を得ること
ができる。即ち、図4(a)に示すようにチャネル表面に
形成したカウンタードープ領域のp型不純物濃度をソー
ス・ドレイン近傍で薄くなるように形成することによ
り、図4(b),(c),(d)に示すように実効的なカウンタ
ードープのn型不純物濃度をソース・ドレイン近傍で薄
くすることができ、実施例2と同様にパンチスルーを抑
制することができる。
【0036】(実施例5)図5に本発明の他の実施例を
示す。本実施例では前記実施例4とは逆に、図5(a),
(b),(c)に示すように実効的なカウンタードープの不
純物濃度をソース・ドレイン近傍で濃くなるように形成
している。これにより、実施例3と同様にドレイン近傍
のチャネル内の横方向電界を弱くすることができホット
キャリアによる性能劣化を抑制することが可能になる。
【0037】(実施例6)図6(a),(b),(c)に本発
明の実施例1、2、3の製造方法を示す。図中、図1
(a)および図9(a)と同一符号は同一または相当部分を
示すものであり、15は素子分離、16は酸化膜、17
はウエルを形成するために導入したn型不純物、18は
素子分離のために導入したn型不純物であるチャネルカ
ット、19はn型不純物からなるパンチスルーストッパ
ー、20はp型不純物からなるカウンタードープ、21
はn型不純物からなる第2のパンチスルーストッパー、
22はp型不純物からなる第2のカウンタードープ、2
3はサイドウォールを示す。まず図6(a)に示すよう
に、素子分離15を形成し、シリコン基板表面に酸化膜
16を通してn型不純物である燐あるいは砒素あるいは
アンチモンをイオン注入し、ウエル17、チャネルカッ
ト18、パンチスルーストッパー19を、p型不純物で
あるボロンあるいはフッ化ボロンあるいはインジウムを
イオン注入してカウンタードープ20を形成する。次
に、図6(b)に示すように、酸化膜16を除去した後ゲ
ート酸化膜4、n型ポリシリコン5を堆積し、その後リ
ソグラフィーによりゲート電極を形成し、続いてゲート
電極をマスクにn型ポリシリコンゲート電極5をエッチ
ングする。さらに、n型不純物である燐あるいは砒素あ
るいはアンチモンを斜め回転イオン注入することで、n
型ポリシリコンゲート電極5および素子分離15をマス
クとして自己整合的に第2のパンチスルーストッパー2
1を形成することができる。同様に、p型不純物である
ボロンあるいはフッ化ボロンあるいはインジウムを斜め
回転イオン注入して第2のカウンタードープ22を形成
する。ここで、図6(b)に示すような位置に第2のパン
チスルーストッパー21と第2のカウンタードープ22
を設けるためには第2のカウンタードープ22を形成す
るための斜め回転イオン注入の注入角度(例えば、垂直
方向から45゜〜60゜傾ける)よりパンチスルーストッ
パー21を形成するための斜め回転イオン注入の注入角
度(例えば垂直方向から0゜〜20゜傾ける)の方を立て
るようにするのがよい。最後に図6(c)に示すように、
シリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜などでサイドウ
ォール23を形成し、p型不純物であるボロンあるいは
フッ化ボロンあるいはインジウムをイオン注入し、熱ア
ニールすることでp+ソース2およびp+ドレイン3を
形成することにより素子の主要部分が完成する。
【0038】(実施例7)図7に本発明の実施例4の製
造方法を示す。図7(a),(b),(c)で、図1(a)および
図9(a)と同一符号は同一、または相当部分を示すもの
であり、24は窒素注入領域を示す。まず実施例6同
様、図7(a)に示すように、素子分離15を形成し、シ
リコン基板表面に酸化膜16を通してn型不純物である
燐あるいは砒素あるいはアンチモンをイオン注入し、ウ
エル17、チャネルカット18、パンチスルーストッパ
ー19を、p型不純物であるボロンあるいはフッ化ボロ
ンをイオン注入してカウンタードープ20を形成する。
次に、図7(b)に示すように、酸化膜16を除去した後
ゲート酸化膜4、n型ポリシリコン5を堆積し、その後
リソグラフィーによりゲートパターンを形成してそれを
マスクにn型ポリシリコンゲート電極5をエッチングす
る。ここで、窒素を斜め回転イオン注入することで、n
型ポリシリコンゲート電極5および素子分離15をマス
クとして自己整合的に窒素注入領域24を形成すること
ができる。最後に図7(c)に示すように、シリコン酸化
膜あるいはシリコン窒化膜などでサイドウォール23を
形成し、p型不純物であるボロンあるいはフッ化ボロン
あるいはインジウムをイオン注入し、熱アニールするこ
とでp+ソース2およびp+ドレイン3を形成する。こ
こで、窒素はシリコンにとって不活性であるがボロンの
拡散および活性化を抑制する機能があるため、窒素注入
領域24付近のボロン濃度を低く形成することができ
る。
【0039】(実施例8)図8に実施例5の製造方法を
示す。まず図8(a)に示すように、素子分離15を形成
し、シリコン基板表面に酸化膜16を通してn型不純物
である燐あるいは砒素あるいはアンチモンをイオン注入
し、ウエル17、チャネルカット18、パンチスルース
トッパー19を形成し、p型不純物であるボロンあるい
はフッ化ボロンあるいはインジウムをイオン注入してカ
ウンタードープ20を形成する。次に、図8(b)に示す
ように、酸化膜16を除去した後ゲート酸化膜4、n型
ポリシリコン5を堆積し、その後リソグラフィーにより
ゲートパターンを形成してそれをマスクにn型ポリシリ
コンゲート電極5をエッチングする。さらに、p型不純
物であるボロンあるいはフッ化ボロンあるいはインジウ
ムを斜め回転イオン注入することで、n型ポリシリコン
ゲート電極5および素子分離15をマスクとして自己整
合的に第2のカウンタードープ22を形成することがで
きる。最後に、図8(c)に示すように、シリコン酸化膜
あるいはシリコン窒化膜などでサイドウォール23を形
成し、p型不純物であるボロンあるいはフッ化ボロンあ
るいはインジウムをイオン注入し、熱アニールすること
でp+ソース2およびp+ドレイン3を形成し、素子の
主要部分が完成する。
【0040】(実施例9)以上の実施例では、n型ポリ
シリコンをゲート電極としている埋め込みチャネル型P
MOSFETおよびその製造方法について述べたが、本
発明はn型ポリシリコンをゲート電極とした埋め込みチ
ャネル型NMOSFETあるいはp型ポリシリコンをゲ
ート電極とした埋め込みチャネル型PMOSFET、p
型ポリシリコンをゲート電極とした埋め込みチャネル型
NMOSFETなどに適用しても同様の効果がある。
【0041】(実施例10)更に、ゲート電極として
は、上記ポリシリコン単層電極以外にポリシリコンの上
部にタングステンシリサイドあるいはチタンシリサイド
などの金属シリサイド膜を設けたポリサイド構造にして
も良い。また、自己整合的にゲート電極およびソース・
ドレインをシリサイド化するシリサイド構造にしても良
い。
【0042】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
第1の形態によれば、チャネル内のカウンタードープ層
下部のソース領域及びドレイン領域近傍に、斜めイオン
注入法を用いてパンチスルーストッパー領域を形成する
ことにより、安価にしかも再現性、制御性良くしきい値
電圧を低くでき、かつパンチスルー現象を抑えることが
できるため、素子性能の向上を図ることができる。
【0043】特に、カウンタードープ層の実効的な濃度
を均一にすることにより、しきい値電圧を低く抑え、素
子性能の向上を図ることができる。
【0044】また、カウンタードープ層の実効的な濃度
をソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて低
くすることにより、しきい値電圧の低減に加えてパンチ
スルー現象の抑制強化も可能となり、素子特性の向上を
図ることができる。
【0045】また、逆にカウンタードープ層の実効的な
濃度をソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べ
て高くすることにより、しきい値電圧の低減に加えてホ
ットキャリアの発生も抑制でき、素子特性の向上を図る
ことができる。
【0046】次に、本発明の第2の形態によれば、チャ
ネル領域を実効的な濃度が不均一なカウンタードープ層
及びその下部にパンチスルーストッパー層の2層から形
成することにより、しきい値電圧を低くでき、かつパン
チスルー現象を抑えることができるため、素子性能の向
上を図ることができる。
【0047】特に、カウンタードープ層の実効的な濃度
をソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて低
くすることにより、しきい値電圧の低減に加えてパンチ
スルー現象の抑制強化が可能となり、素子特性の向上を
図ることができる。
【0048】また、カウンタードープ領域の実効的な濃
度をソース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて
高くすることにより、しきい値電圧の低減に加えてホッ
トキャリアの発生を抑制でき、素子特性の向上を図るこ
とができる。
【0049】上記半導体装置においては、ゲート電極に
基板と同一導電型の不純物を含む多結晶シリコンを用い
ることも可能である。
【0050】また、本発明方法は上記第1の形態の半導
体装置を安価にかつ再現性良く提供するものでもある。
【0051】特に上記方法においては、第2のカウンタ
ードープ領域を形成するために第2導電型の不純物を注
入する角度を、パンチスルーストッパー領域を形成する
ために第1導電型の不純物を注入する角度より、主表面
との角度を小さくすることで、上記第1の形態の半導体
装置を容易に作製することができる。
【0052】更に本発明方法は上記第2の形態の半導体
装置を安価にかつ再現性良く提供するものでもある。
【0053】特に上記方法においては、第2のカウンタ
ードープ領域に斜めに注入する不純物として窒素原子を
用いることにより、上記第2の形態の半導体装置を容易
に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一の実施例による埋め込みチ
ャネル型PMOSFETの断面模式図、(b)はX1−X
1’断面の不純物濃度分布図、(c)はX2−X2’断面
の不純物濃度分布図である。
【図2】 (a)は本発明の他の実施例による埋め込みチ
ャネル型PMOSFETのX1−X1’断面の不純物濃
度分布図、(b)はX2−X2’断面の不純物濃度分布
図、(c)はY−Y’断面の不純物濃度分布図である。
【図3】 (a)は本発明の他の実施例による埋め込みチ
ャネル型PMOSFETのX1−X1’断面の不純物濃
度分布図、(b)はX2−X2’断面の不純物濃度分布
図、(c)はY−Y’断面の不純物濃度分布図である。
【図4】 (a)は本発明の他の実施例による埋め込みチ
ャネル型PMOSFETの断面模式図、(b)はX1−X
1’断面の不純物濃度分布図、(c)はX2−X2’断面
の不純物濃度分布図、(d)はY−Y’断面の不純物濃度
分布図である。
【図5】 (a)は本発明の他の実施例による埋め込みチ
ャネル型PMOSFETのX1−X1’断面の不純物濃
度分布図、(b)はX2−X2’断面の不純物濃度分布
図、(c)はY−Y’断面の不純物濃度分布図である。
【図6】 本発明の一の実施例による埋め込みチャネル
型PMOSFETの製造工程図である。
【図7】 本発明の他の実施例による埋め込みチャネル
型PMOSFETの製造工程図である。
【図8】 本発明の他の実施例による埋め込みチャネル
型PMOSFETの製造工程図である。
【図9】 (a)は従来の埋め込みチャネル型PMOSF
ETの断面模式図、(b)はX−X’断面の不純物濃度分
布図、(c)はY−Y’断面の不純物濃度分布図である。
【符号の説明】 1 n型シリコン基板、2 p+ソース、3 p+ドレ
イン、4 ゲート酸化膜、5 n型ポリシリコンゲート
電極、6 パンチスルーストッパー、7 カウンタード
ープ1、8 カウンタードープ2、9 n型シリコン基
板の不純物濃度、10 カウンタードープ1の不純物濃
度、11 実効的なカウンタードープ1の濃度、12
パンチスルーストッパーの不純物濃度、13 カウンタ
ードープ2の不純物濃度、14 実効的なカウンタード
ープ2の濃度、15 素子分離、16 酸化膜、17
ウエル、18 チャネルカット、19 パンチスルース
トッパー、20 カウンタードープ、21 第2のパン
チスルーストッパー、22第2のカウンタードープ、2
3 サイドウォール、24 窒素注入領域。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する第1の導電型の半導体基
    板と、該半導体基板上にチャネル領域をはさむように形
    成された第2の導電型のソース領域およびドレイン領域
    と、該チャネル領域上に絶縁膜を介して形成されたゲー
    ト電極を備えた半導体装置において、 前記チャネル領域が、第2の導電型のカウンタードープ
    層と、該カウンタードープ層下部のソース領域及びドレ
    イン領域近傍に夫々設けられた第1の導電型のパンチス
    ルーストッパー領域とを有していることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 カウンタードープ層の実効的な濃度が均
    一であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 カウンタードープ層の実効的な濃度がソ
    ース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて低くな
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 カウンタードープ層の実効的な濃度がソ
    ース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて高くな
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 チャネル領域が、実効的な濃度が不均一
    な第2の導電型のカウンタードープ層及び該カウンター
    ドープ層下部に設けられた第1の導電型のパンチスルー
    ストッパー層の2層からなることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 カウンタードープ層の実効的な濃度がソ
    ース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて高くな
    ることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 カウンタードープ層の実効的な濃度がソ
    ース領域とドレイン領域の近傍で中央部に比べて低くな
    ることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 ゲート電極が第1の導電型の不純物を含
    む多結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかの1つに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 第1の導電型の半導体基板上に第2の導
    電型の不純物を注入することにより第1のカウンタード
    ープ層を形成する工程と、該カウンタードープ層上にパ
    ターニングにより絶縁膜を介したゲート電極を形成する
    行程と、該ゲート電極をマスクにしてゲート電極の両端
    の下部及びやや内方に第2の導電型の不純物を斜めに注
    入して第2のカウンタードープ領域を形成する工程と、
    該第2のカウンタードープ領域の下部に第1の導電型の
    不純物を斜めに注入してパンチスルーストッパー領域を
    形成する行程とを有することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 第2のカウンタードープ領域を形成す
    るために第2の導電型の不純物を注入するための角度
    が、パンチスルーストッパー領域を形成するために第1
    の導電型の不純物を注入する角度より、主表面との角度
    が小さくなることを特徴とする請求項9記載の半導体装
    置の製造方法。
  11. 【請求項11】 第1の導電型の半導体基板に第1の導
    電型の不純物を注入することによりパンチスルーストッ
    パー層を形成する行程と、該パンチスルーストッパー層
    の基板表面側に更に第2の導電型の不純物を注入して第
    1のカウンタードープ層を形成する工程と、該第1のカ
    ウンタードープ層上にパターニングにより絶縁膜を介し
    たゲート電極を形成する行程と、該ゲート電極をマスク
    にしてゲート電極の両端の下部及びやや内方に第2の導
    電型の不純物を斜めに注入して第2のカウンタードープ
    領域を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 ゲート電極をマスクにしてゲート電極
    の両端の下部及びやや内方に斜めに注入する不純物が窒
    素原子であることを特徴とする請求項11記載の半導体
    装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156293A (ja) * 1999-09-17 2001-06-08 Matsushita Electronics Industry Corp 半導体装置の製造方法
JP2007088488A (ja) * 2006-10-18 2007-04-05 Renesas Technology Corp 電界効果トランジスタ及びその製造方法

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