JPH08306492A - 冷陰極管点灯回路 - Google Patents

冷陰極管点灯回路

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Publication number
JPH08306492A
JPH08306492A JP7129336A JP12933695A JPH08306492A JP H08306492 A JPH08306492 A JP H08306492A JP 7129336 A JP7129336 A JP 7129336A JP 12933695 A JP12933695 A JP 12933695A JP H08306492 A JPH08306492 A JP H08306492A
Authority
JP
Japan
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circuit
cathode tube
cold cathode
discharge
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP7129336A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Takano
勝好 高野
Masanori Ishii
正紀 石井
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電開始時の大きな昇圧比が得られるととも
に、放電継続時には安定した昇圧比を得られる点灯回路
を得る。 【構成】 放電開始時には圧電トランスで高い昇圧比を
得て放電を開始させ、放電が開始して管のインピーダン
スが低下した後には巻線トランスによって安定した電圧
を得て点灯を継続する。放電開始後の管の電流検出回路
の出力によって圧電トランスの発振を停止して巻線トラ
ンスの動作に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置のバック
ライト等として用いられる冷陰極管の点灯回路に係るも
ので、圧電トランスと巻線トランスを切り換えて用いる
冷陰極管点灯回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置のバックライトとして各種
の冷陰極蛍光管が開発され、実用化されている。これら
の蛍光管は放電開始時には1000〜2000Vの高いピーク電
圧を必要とするが、放電開始後は数百Vの電圧で放電
(点灯)を継続する。蛍光管が低温、暗黒の条件下で用
いられるときには放電開始時に高い電圧(エネルギー)
を必要とする。
【0003】巻線トランスを用いる場合には、トランス
で発生する高電圧を直列に接続したバラストコンデンサ
を介して蛍光管に印加している。放電前の高インピーダ
ンスの状態ではほぼ全電圧が蛍光管に印加され、放電が
開始した後にはコンデンサ側で千数百Vを分担し、蛍光
管に印加される電圧を抑えている。このように、巻線ト
ランスは常時高電圧を発生しているため、絶縁性の劣化
防止、高電圧リークなどの対策が必要で、構造上安価に
製造することが難しい。
【0004】最近、圧電トランスを用いて点灯すること
も検討されているが、放電開始時の無負荷の状態では10
00倍程度の昇圧比を得ることが容易であるが、数十kΩ
とインピーダンスが低下したときには数倍から十倍程度
の昇圧比しか得られない。また、電力を取り出す手段と
してはあまり有効な手段ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、放電開
始時には高電圧を、放電継続時には安定した電圧を得る
ことが冷陰極管点灯回路には要求される。また、耐圧・
絶縁性等の面で特別な部品を用いることなく実現できる
ことが望ましい。
【0006】本発明は、このような課題を解決して、放
電開始時の高電圧と、放電継続時の安定した電圧を得る
ことのできる冷陰極管点灯回路を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、放電開始時に
は圧電トランスを動作させて高電圧を得、放電継続は巻
線トランスの安定した出力を得ることによって、上記の
課題を解決するものである。
【0008】すなわち、冷陰極管に放電開始と放電継続
に必要な電圧を印加する冷陰極管点灯回路において、圧
電トランスによる昇圧回路の出力と、巻線トランスによ
る昇圧回路の出力が、冷陰極管に入力されるように接続
されたことに特徴を有するものである。
【0009】具体的には、冷陰極管に放電開始と放電継
続に必要な電圧を印加する冷陰極管点灯回路において、
圧電トランスによる昇圧回路の出力と、巻線トランスに
よる昇圧回路の出力が、冷陰極管に入力されるように接
続され、点灯開始時に圧電トランスを動作させてその出
力を冷陰極管に入力し、放電後は巻線トランスの出力を
冷陰極管に入力することに特徴を有するものである。
【0010】
【作用】高インピーダンスの状態においては圧電トラン
スによって高い昇圧比を得て冷陰極管の放電を開始し、
その後インピーダンスが下がった状態では巻線トランス
によって安定した点灯継続電圧を得ることができる。
【0011】圧電トランスのみで放電を継続する場合に
は、負荷変動に対して共振周波数が変化するため、複雑
な回路を用いて周波数を追尾させる必要がある。また、
負荷が小さくなった時には低い昇圧比しか得られず、巻
線トランスを圧電トランスの一次入力に用いる必要があ
った。本発明によればこれらの問題が解決される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例を示すブロック図
である。蛍光管10を点灯するための電圧を発生する圧電
トランス12の出力と、コンデンサ13を介して巻線トラン
ス回路14の出力とが蛍光管10に入力される。蛍光管10の
電流を検出する電流検出回路15が設けられている。な
お、圧電トランス12は発振回路11によって駆動される。
電流検出回路15の出力は発振回路11に入力される。ま
た、電流検出回路15の出力を巻線トランス回路14に入力
して調光に利用することもできる。
【0014】電源投入時、蛍光管は未点灯で10MΩ以上
の高インピーダンスであり、圧電トランス12を回路ルー
プに含む発振回路11が発振を開始する。この発振回路11
は自励発振であることが望ましい。圧電トランス12の出
力電圧は±1.5kV以上とする。同時に、巻線トランス回
路14も動作し、±200 〜400 Vの出力が蛍光管に入力さ
れる。
【0015】圧電トランス12によって得られる高電圧に
よって蛍光管の放電が開始すると、蛍光管のインピーダ
ンスは10〜50kΩ程度に低下する。この状態では、巻線
トランス回路14の 200〜 400V程度の電圧で放電を継続
することができる。
【0016】電流検出回路15によって蛍光管の電流を検
出し、一定の電流が流れる状態になったときに発振回路
11の発振を停止させ、圧電トランス12の動作を停止し
て、巻線トランス回路14の出力のみによって蛍光管10の
放電を継続させる。
【0017】また、この電流検出回路15による蛍光管の
電流の検出出力によって、巻線トランス回路14の出力を
制御して調光を行うこともできる。圧電トランス12を動
作させる発振回路を圧電トランス12の動作に合わせて設
計し、蛍光管の負荷インピーダンスの変化によって自動
的に発振を停止することもできる。
【0018】発振回路11の待機電流を節約したいときに
は、電流検出回路15の出力により論理的に発振を停止す
る回路構成を採ることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、放電開始時の高電圧を
圧電トランスで得るとともに、放電継続時に巻線トラン
スの安定した出力電圧で放電を継続することができる。
したがって、圧電トランスの駆動回路も一次昇圧回路等
が不要で簡単な回路で済ませることができる。また、巻
線トランスも数百V程度の出力のものでよいので1:40
〜50程度の巻数比の安価な巻線トランスを用いることが
できる。
【0020】また、圧電トランスは大きな電流を必要と
せず、素子を小型化できるので、点灯回路全体の小型
化、薄型化の面でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すブロック図
【符号の説明】
10:蛍光管(冷陰極管) 11:発振回路 12:圧電トランス 14:巻線トランス回路 15:電流検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷陰極管に放電開始と放電継続に必要な
    電圧を印加する冷陰極管点灯回路において、圧電トラン
    スによる昇圧回路の出力と、巻線トランスによる昇圧回
    路の出力が、冷陰極管に入力されるように接続されたこ
    とを特徴とする冷陰極管点灯回路。
  2. 【請求項2】 冷陰極管に放電開始と放電継続に必要な
    電圧を印加する冷陰極管点灯回路において、圧電トラン
    スによる昇圧回路の出力と、巻線トランスによる昇圧回
    路の出力が、冷陰極管に入力されるように接続され、放
    電開始時に圧電トランスを動作させてその出力を冷陰極
    管に入力し、その後巻線トランスの出力を冷陰極管に入
    力することを特徴とする冷陰極管点灯回路。
  3. 【請求項3】 圧電トランスが発振回路の出力によって
    動作される請求項1または請求項2記載の冷陰極管点灯
    回路。
  4. 【請求項4】 発振回路が自励発振回路であり、冷陰極
    管が放電を開始した後に発振を停止する請求項3記載の
    冷陰極管点灯回路。
  5. 【請求項5】 冷陰極管の電流を検出する回路を具え、
    その出力によって発振回路の発振を停止する請求項3記
    載の冷陰極管点灯回路。
JP7129336A 1995-04-28 1995-04-28 冷陰極管点灯回路 Pending JPH08306492A (ja)

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JP7129336A JPH08306492A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 冷陰極管点灯回路

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JPH08306492A true JPH08306492A (ja) 1996-11-22

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ID=15007093

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JP7129336A Pending JPH08306492A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 冷陰極管点灯回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491152B1 (ko) * 1997-10-16 2005-08-05 엔이씨 도낀 가부시끼가이샤 압전변압기용보호회로를가지는냉음극관점등회로

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KR100491152B1 (ko) * 1997-10-16 2005-08-05 엔이씨 도낀 가부시끼가이샤 압전변압기용보호회로를가지는냉음극관점등회로

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