JPH08306265A - ブレーカスイッチ - Google Patents

ブレーカスイッチ

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JPH08306265A
JPH08306265A JP7135961A JP13596195A JPH08306265A JP H08306265 A JPH08306265 A JP H08306265A JP 7135961 A JP7135961 A JP 7135961A JP 13596195 A JP13596195 A JP 13596195A JP H08306265 A JPH08306265 A JP H08306265A
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terminal
lever
electrode
connecting cylinder
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Kazumoto Chikada
一元 近田
Tadashi Miyazaki
正 宮崎
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/36Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by sliding
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/54Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand the operating part having at least five or an unspecified number of operative positions
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    • H01H19/635Contacts actuated by rectilinearly-movable member linked to operating part, e.g. by pin and slot
    • HELECTRICITY
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    • H01H21/00Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
    • H01H21/02Details
    • H01H21/16Adaptation for built-in fuse
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/20Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch wherein an auxiliary movement thereof, or of an attachment thereto, is necessary before the main movement is possible or effective, e.g. for unlatching, for coupling

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Contacts (AREA)
  • Trip Switchboards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ操作を軽い操作力で行う。 【構成】 本体箱11の左右両側には電極板18,21
が配されており、その間にはスイッチ機構収容室15が
設けられている。このスイッチ機構収容室15内には、
左右両側から電極板18,21にそれぞれ接続された棒
端子26,27が対向して突設されている。さらに、こ
の棒端子26,27間には連結筒28が設けられてお
り、この連結筒28はレバー12の回動操作に連動して
左右方向にスライドするようになっている。そして、レ
バー12を操作して連結筒28を左方向にスライドさせ
ると棒端子26,27が連結筒28を介して連結され、
両電極板18,21間は導通状態となり、連結筒28を
右方向にスライドさせると、右側の棒端子26から連結
筒28が抜けて両電極板18,21間は非導通状態とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーカスイッチに関
し、そのスイッチ機構を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブレーカスイッチとしては、電
気自動車においてバッテリと各種電気機器との継断のた
め(メンテのため)に使用されるものが知られている。
それは、図12に示すように、基板1上に、所定の距離
を離して一対の電極板2,3が固定され、その両電極板
2,3には電線4の端末が圧着端子5を介してネジ止め
されている。また、一方の電極板3には導電部材からな
る板状のレバー6が起伏回動可能に支持されるととも
に、他方の電極板2には倒伏されるレバー6を両側から
挟み込むように上方に開脚する弾性接触片7が設けられ
ている。そして、レバー6を倒伏させるとレバー6が他
方の電極板2の弾性接触片7間に圧入されて、両電極板
2,3間はレバー6を介して導通状態とされ、レバー6
を起立させるとレバー6が弾性接触片7間から離れて両
電極板2,3間は非導通状態とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回動操作に
よりレバーを弾性接触片間に圧入する上記構成である
と、導通状態とされた後、レバーの先端部分が上方に僅
かでも持ち上げられてしまうとレバーが弾性接触片から
離れて導通状態は解除されてしまう。そのため、従来で
は、レバーが不用意に持ち上げられないように弾性接触
片の弾性力を高めておかなければならなかったため、ス
イッチ操作における弾性接触片間に対するレバーの挿入
力は高く、スイッチ操作を困難にしていた。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、軽い操
作力でスイッチ動作をすることができるブレーカスイッ
チを提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブレーカスイッチは、一対の電極を有し、
両電極を接触・非接触とすることにより、電極間のスイ
ッチ動作がなされるブレーカスイッチにおいて、一対の
電極は同軸上に配置されるとともに相対的に接近或いは
離間する方向に変位可能に設けられ、一方の電極は内部
に他方の電極を挿入可能とする端子挿入孔が形成され、
かつ、端子挿入孔の内壁又は他方の電極の外周面に相手
側電極に摺接可能な弾性接触片が設けられていることに
特徴を有する(請求項1の発明)。
【0005】一対の電極を有し、両電極間を接触・非接
触とすることにより、電極間のスイッチ動作がなされる
ブレーカスイッチにおいて、一対の電極は同軸上に配置
されるとともに、両電極間には両電極と同軸上に配置さ
れ両電極に対して相対的に接近或いは離間する方向に変
位して両電極を電気的に導通・非導通とする連結部材が
設けられ、かつ、両電極と連結部材の各対向部には、相
互に嵌合可能な端子と端子挿入孔が形成され、さらに、
端子挿入孔の内壁又は端子の外周面には相手側の電極或
いは連結部材に摺接可能な弾性接触片が設けられている
ことに特徴を有する(請求項2の発明)。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、両電極を接近させる
方向に移動させると一方の電極に形成された端子挿入孔
に他方の電極が挿入される。これにより、両電極は弾性
接触片を介して接触されて導通状態とされる。また、両
電極を離間する方向に移動させると、一方の電極の端子
挿入孔から他方の電極が抜き取られて、両電極は非導通
状態とされる。ここで、一方の電極の端子挿入孔に対す
る他方の電極の接触ストロークを長く設定しておけば、
両電極が不用意に離間する方向に多少移動したとして
も、端子挿入室から他方の電極が完全に抜けない限り両
電極間の導通状態は保持される。
【0007】請求項2の発明によれば、両電極間には連
結部材が設けられており、各電極と連結部材との接触は
相互に嵌合可能な端子挿入孔と端子とによりなされる。
例えば、連結部材の両端に端子挿入孔が形成され、各電
極側には端子が設けられているとすると、連結部材の両
端に各電極が嵌合して両電極が連結部材を介して連結さ
れると両電極間は導通状態とされ、また、一方の電極の
端子が連結部材の端子挿入孔から抜かれると両電極間は
非導通状態とされる。ここで、嵌合状態にある端子は弾
性接触片を介して端子挿入孔に接触されるのであるが、
端子の端子挿入孔に対する接触ストロークを長く設定し
ておけば、例えば一方の電極が連結部材から離間する方
向に不用意に移動したとしても、端子が端子挿入孔から
完全に抜けない限り両電極間は導通状態に保持される。
【0008】
【発明の効果】上述したように請求項1及び2の本発明
によれば、電極或いは連結部材が不用意に離間する方向
に移動したとしても直ちに両電極間が非導通状態とされ
ないから、従来のように導通状態でレバーの回動を阻止
すべく弾性接触片の弾性力を高める必要がなく、もって
軽い操作力でスイッチ操作を行うことができる効果を奏
する。
【0009】
【実施例】
<第一実施例>以下、本発明のブレーカスイッチを具体
化した第一実施例について図1乃至図9を参照して説明
する。本実施例のブレーカスイッチは、図6及び図7に
示すように、本体箱11とその本体箱11上に門形状に
立ち上がったレバー12を備えて構成される。本体箱1
1内は、図1に示すように、左右両側に電極収容室1
3,14が区画されるとともに、その両電極収容室1
3,14間が、前後(図1中上下)にスイッチ機構収容
室15とヒューズ収容室16とに区画されている。さら
に、スイッチ機構収容室15の上面には、レバー12の
脚部下端が収容される一対のレバー収容溝17,17が
前後両側に配されている。
【0010】本体箱11の左側に区画された電極収容室
13には、図2に示すように、L字状に曲げ加工された
電極板18が配されており、その一端部には、電気機器
側へ接続された電線19,19の端末が端子金具20,
20を介してネジ止めされている。また、その電極板1
8の立上った他端部は後述する棒端子26の基部ととも
にスイッチ機構収容室15の左側壁にナットによって締
め付けられて固定されている。これにより、本体箱11
の左側に配された電極板18にネジ止めされた電線19
と棒端子26とは導通状態とされる。また、棒端子26
がスイッチ機構収容室15内に左側壁を貫通して突設さ
れる。
【0011】一方、本体箱11の右側に区画された電極
収容室14には、図1に示すように、平板状の電極板2
1が配されており、バッテリ側に接続された電線22の
端末が端子金具23を介してネジ止めされている。ま
た、その電極収容室14の左側に連なるヒューズ収容室
16には内部にヒューズを有するヒューズボックス24
が収容されており、その右側面から導出された端子24
aが、上記端子金具23とともに電極板21にネジ止め
されている。さらに、ヒューズボックス24の右側面か
らも端子24bが導出されており、その端子24bは連
結金具25の一端部とともに本体箱11底部にネジ止め
されている。そして、この連結金具25の他端部は本体
箱11の右方向に延びて、後述する棒端子27の基部と
ともにスイッチ機構収容室15の右側壁にナットによっ
て締め付けられて固定されている。これにより、本体箱
11の右側に配された電極板21にネジ止めされた電線
22はヒューズを介して棒端子27と導通状態とされ
る。また、棒端子27はスイッチ機構収容室15内に右
側壁を貫通して突設される。
【0012】さて、スイッチ機構収容室15内に、左右
両側壁を介して突出した棒端子26,27は、金属製の
棒状をなし、先端を僅かに離して突き合わせ状態とされ
ている。また、右側から突出する棒端子27の長さ寸法
は、左側から突出する棒端子26の長さ寸法のほぼ2倍
であり、その棒端子27には円筒形の連結筒28がスラ
イド可能に嵌合している。この連結筒28は、導電金属
製であり、その長さ寸法が棒端子27とほぼ等しくなる
ように形成されている。さらに、この連結筒28の両開
口端から僅かに内方の内周面は、全周に渡って溝状に切
り欠かれて装着溝28bが形成されており、そこには接
触部材29が嵌め込まれている。この接触部材29は、
導電金属製の帯板をC字状に曲げ加工したものであり、
接触部材29には複数の弾性接触片30が等ピッチ間隔
で周方向に沿って形成されている。これによって、撓み
方向の撓み変形が許容されて装着溝28bへの装着が可
能となっている。また、弾性接触片30は帯板の連結筒
28の開口端側とは反対側の端部から切り込みを入れて
内側に湾曲するように切り起こして形成されたものであ
り、これにより、連結筒28の両開口端を介して挿入さ
れた棒端子26,27の外周面に摺接可能である。即
ち、これらによってスイッチ機構収容室15内にはスイ
ッチ機構が構成され、連結筒28を左方向にスライドさ
せると、連結筒28の右側部分に棒端子27が挿入され
た状態のまま左側部分には棒端子26が圧入されて両棒
端子26,27間は導通状態とされ、右側方向にスライ
ドさせると棒端子26から連結筒28が抜き取られて両
棒端子26,27間は非導通状態とされる。
【0013】さらに、連結筒28の外周面のほぼ中央に
は、案内用突部28aが前後(図1中上下)に対向して
突出しており、この各案内用突部28aはスイッチ機構
収容室15の前後両側壁に形成された案内孔15aを介
してそれぞれレバー収容溝17に延びている。この案内
孔15aは、左右方向に延びる細長な形状をなし、ま
た、各案内用突部28aには樹脂製のキャップ31が嵌
め込まれている。
【0014】レバー12は、スイッチ機構収容室15を
跨ぐように門形状に立上り形成されており、その両脚部
下端がそれぞれレバー収容溝17を介して回動軸32に
支持されている。これにより、レバー12は本体箱11
に対して左右方向に回動可能とされる。また、図5に示
すように、レバー12の両脚部のほぼ中央部には縦長な
連結孔12aが形成されており、ここに、上記キャップ
31の嵌め込まれた案内用突部28aが遊嵌されてい
る。これにより、レバー12を左右方向に回動させる
と、案内用突部28aが案内孔15a内を移動し、これ
により連結筒28が左右方向にスライドすることにな
る。
【0015】また、本体箱11の前面板33は、図5に
示すように、上方に延びており、そこにはレバー12を
支持する回動軸32を中心とした円弧状のレバー案内孔
33aが形成されている。そのレバー案内孔33aの両
端部にはレバー案内孔33aの幅寸法より僅かに径大な
ロック孔33bが連接されている。また、レバー12の
上端部には把持部34が前後に装架されており、その把
持部34の前端部には、図8に示すように、操作ボタン
35が押し操作可能に嵌め込まれいる。この操作ボタン
35は、基部側がロック孔33bの径寸法とほぼ等しい
外径寸法となるように設定されるとともに中央部分がレ
バー案内孔33aの幅寸法とほぼ等しい外形寸法に設定
されている。そして、常には操作ボタン35はバネ36
によって押し出される方向に付勢されており、その操作
ボタン35の基部側の部分がロック孔33bに嵌合して
ロック状態とされている。
【0016】次に、本実施例の作用について述べる。ブ
レーカスイッチを導通状態とするには、把持部34を把
持しながらまずレバー12のロックを解除する。ロック
を解除するには、操作ボタン35を押せばよく、操作ボ
タン35を押すと外径がレバー案内孔33aの幅とほぼ
等しい中央部分がロック孔33bに位置するから、その
状態でレバー12を僅かに左方向に回動すれば操作ボタ
ン35がレバー案内孔33aに挿入されてレバー12の
ロックは解除される。また、ここで操作ボタン35を放
しても操作ボタン35の基部側の部分が前面板33に当
接するだけでロック状態に戻ることはない(図9参
照)。
【0017】ロックが解除されたらレバー12をさらに
左方向に回動する。すると、レバー12の回動とともに
連結筒28に突設された案内用突部28aが連結孔12
aによって左方向に押されるから、連結筒28は左方向
にスライドする。そして、連結筒28の左側部分には左
側の開口を介して棒端子26が挿入される。ここで、弾
性接触片30は、棒端子26の挿入とともに偏平方向に
撓んで棒端子26の外周面に弾性接触する。さらに、レ
バー12がレバー案内孔33aの左側に連接するロック
孔33bに至ると、連結筒28の左端部はスイッチ機構
収容室15の左側壁に当接し、両棒端子26,27が連
結筒28を介して連結される(図4参照)。これによっ
て、両電極板18,21間は導通状態とされる。また、
ロック孔33bに至ったレバー12の操作ボタン35は
押し出されてレバー案内孔33aの幅より径大な基部側
の部分がロック孔33bに嵌合し、レバー12はロック
状態とされる(図8参照)。
【0018】続いて、ブレーカスイッチの導通状態を解
除するには、上記同様に操作ボタン35を押してレバー
12のロックを解除する。そして、その後レバー12を
右方向に回動させる。すると、レバー12の連結孔12
aによって案内用突部28aが右方向に押されるから、
連結筒28が棒端子26から抜ける方向にスライドす
る。そして、レバー12が右側のロック孔33bに至る
と、連結筒28はその右端部がスイッチ機構収容室15
の右側壁に当接し、連結筒28は棒端子26から完全に
離れて両電極板18,21間は非導通状態とされる(図
3参照)。また、ロック孔33bに至ったレバー12の
操作ボタン35は上記同様に押し出されるから、ロック
孔33bに操作ボタン35の基部側の部分が嵌合してレ
バー12はロック状態とされる。
【0019】ここで、仮に、導通状態でレバー12のロ
ックが不用意に外され、レバー12が右方向に僅かに回
動したとする。しかし、連結筒28が棒端子26から抜
ける方向に多少スライドするだけで、連結筒28は依然
として弾性接触片30を介して棒端子26と接触状態に
保持される。即ち、レバー12のロックが外れてレバー
12が多少前後に回動してしまったとしても連結筒28
が棒端子26から完全に抜けない限り、両電極板18,
21間の導通状態が直ちに解除されることはない。従っ
て、従来のように導通状態でレバー12が不用意に持ち
上げられて非導通状態とされてしまうことを防止すべく
弾性接触片の弾性力を高める必要がないから、棒端子2
6に対する連結筒28の挿入或いは抜き取りを軽い操作
力で行うことができ、もってスイッチ操作が容易となる
効果を奏する。
【0020】また、スイッチ操作を行うには連結筒28
をスライドさせるだけでよく、両電極板18,21に接
続された棒端子26,27をスライドさせる必要がない
から、電極板18,21に接続される電線19,22が
スイッチ操作に伴って引っ張れたりせず、もって電線1
9,22が太い場合であっても軽い操作力でスイッチ操
作を行うことができる。
【0021】<他の実施例>上記第一実施例は、左右両
側方から棒端子を突き合わせた状態で固定するとともに
その棒端子間に連結筒をスライド可能に設けてスイッチ
機構を構成するものであったが、連結筒は設けずに相互
に嵌合可能な筒端子と棒端子とをスライド可能に設ける
構成のものであってもよい。
【0022】たとえば、図10に示すように、筒端子4
1を図示しないスイッチ機構収容室の左側壁に、電極板
42とともにナットによって締め付けて固定する。この
筒端子41内には、上記第一実施例同様、複数の弾性接
触片43が内側に膨出した接触部材44が嵌め込まれて
いる。さらに、スイッチ機構収容室の右側には、棒端子
45を左右方向にスライド可能に設けるとともに、電極
板46と編組線47を介して接続する。なお、図示しな
いが棒端子45を左右にスライドさせるための機構は、
第一実施例同様にレバーを用いて行う。
【0023】そして、棒端子45を左方向にスライドさ
せると筒端子41内に棒端子45が圧入されて両電極板
42,46間は導通状態とされ(図11参照)、棒端子
45を右方向にスライドさせると筒端子41から棒端子
45が抜き取られて非導通状態とされる(図10参
照)。
【0024】このように本実施例においても、仮に導通
状態で棒端子45が抜ける方向に多少スライドしたとし
ても筒端子41から完全に抜けない限り電極板42,4
6間は直ちに非導通状態とされることはない。従って、
従来のように弾性接触片の弾性力を高める必要はないか
ら、軽い操作力でスイッチ操作を行うことができる。ま
た、棒端子45をスライド可能に構成しても編組線47
を利用することにより電極板46を固定できるから、電
極板46に接続される電線がスイッチ操作に伴って引っ
張れることはなく軽い操作力でスイッチ操作を行うこと
ができる。
【0025】逆に、先に説明した実施例は、編組線を使
用せずにすむため、高電流を必要とする箇所で使用する
ような場合に、編組線だと太くしなければならないこと
から撓みにくくなってスイッチ操作がしずらくなるとい
う欠点があるが、そのような欠点もなくスイッチ操作が
容易である。
【0026】また、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば次のように変形して実施すること
ができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属す
る。 (1) 上記第一実施例では、連結筒28をスライドさ
せるためにレバー12の回動操作を利用するものであっ
たが、レバーを左右方向にスライド可能に構成し、これ
によって連結筒をスライドさせるものであってもよい。
この場合には、レバーが回動軌跡を描かないから、装置
全体の高さ寸法を低くすることができる。
【0027】(2) また、連結筒が貫通孔でないもの
や、連結筒が棒状をなし、各電極側に端子挿入孔が形成
されているもの、或いは、連結筒の一方側が棒状で他方
側に端子挿入孔が形成され、連結筒の両側に対向する各
電極側には端子挿入孔及び棒端子が設けられているもの
であってもよい。
【0028】(3) さらに、連結筒を固定し、両電極
をスライドさせるもの、或いは、連結筒及び両電極が移
動するもの等であってもよい。その他、本発明は要旨を
逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の全体を示す断面図である。
【図2】同実施例の縦断面図である。
【図3】同実施例の非導通位置を示す一部破断側面図で
ある。
【図4】同実施例の導通位置を示す一部破断側面図であ
る。
【図5】同実施例の本体箱の正面図である。
【図6】同実施例の本体箱の上面図である。
【図7】同実施例の本体箱の側面図である。
【図8】同実施例におけるレバーのロック状態を示す断
面図である。
【図9】同実施例におけるレバーのロック解除状態を示
す断面図である。
【図10】他の実施例における非導通状態を示す側面図
である。
【図11】他の実施例における導通状態を示す側面図で
ある。
【図12】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
26,27…棒端子 28…連結筒(連結部材) 30…弾性接触片 41…筒端子(端子挿入室) 43…弾性接触片 45…棒端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の電極を有し、両電極を接触・非接触
    とすることにより、電極間のスイッチ動作がなされるブ
    レーカスイッチにおいて、 前記一対の電極は同軸上に配置されるとともに相対的に
    接近或いは離間する方向に変位可能に設けられ、一方の
    電極は内部に他方の電極を挿入可能とする端子挿入孔が
    形成され、かつ、前記端子挿入孔の内壁又は他方の電極
    の外周面に相手側電極に摺接可能な弾性接触片が設けら
    れていることを特徴とするブレーカスイッチ。
  2. 【請求項2】一対の電極を有し、両電極間を接触・非接
    触とすることにより、電極間のスイッチ動作がなされる
    ブレーカスイッチにおいて、 前記一対の電極は同軸上に配置されるとともに、両電極
    間には前記両電極と同軸上に配置され前記両電極に対し
    て相対的に接近或いは離間する方向に変位して前記両電
    極を電気的に導通・非導通とする連結部材が設けられ、
    かつ、前記両電極と前記連結部材の各対向部には、相互
    に嵌合可能な端子と端子挿入孔が形成され、さらに、前
    記端子挿入孔の内壁又は前記端子の外周面には相手側の
    前記電極或いは前記連結部材に摺接可能な弾性接触片が
    設けられていることを特徴とするブレーカスイッチ。
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