JPH08305923A - 真偽鑑別装置 - Google Patents

真偽鑑別装置

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JPH08305923A
JPH08305923A JP7127462A JP12746295A JPH08305923A JP H08305923 A JPH08305923 A JP H08305923A JP 7127462 A JP7127462 A JP 7127462A JP 12746295 A JP12746295 A JP 12746295A JP H08305923 A JPH08305923 A JP H08305923A
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卓 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙幣等の真偽を表示画像を観察して鑑別する
真偽鑑別装置において、携帯式にするとともに、初心者
でも十分に紙幣等の偽造を鑑別できるようにする。 【構成】 特定の波長を発光する発光手段10と、特定
の周波数の受光を電気信号に変える受像手段20と、表
示モードの設定を受付ける入力手段60と、予め真性物
の画像を記憶している真性画像記憶手段30と、鑑別結
果を表示する表示手段40と、前記鑑別対象物と前記真
性画像記憶手段に記憶されている真性物の画像との相違
データを処理して前記表示手段に表示する制御手段50
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣、パスポート、I
Dカード、有価証券等の真偽を表示画像を観察して鑑別
する真偽鑑別装置に関し、特に、銀行券のような色彩印
刷がされた貨幣の種類や真偽を判断するために赤外線、
紫外線を当てたときの紙幣の画像を表示するに際し、特
徴点を強調して表示画面に表示するようにして、該当貨
幣の真偽の判定を容易に行なえるようにした真偽鑑別装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】貨幣等の紙葉類の種類や真偽を目視によ
り鑑別する鑑別装置としては、赤外線を利用したものや
紫外線を利用したものがある。この種の真偽鑑別装置
は、鑑別対象物に赤外線又は紫外線を照射して撮像し、
撮像した画像のモニタ表示を観察することによって真偽
の鑑別を行なえるようにしたもので、特定波長の光を反
射する材料を用いた紙幣等の鑑別に用いられる。赤外線
を利用した鑑別装置は、赤外線を反射するインクと吸収
するインクとを選択的に印刷した紙幣等の紙葉類に有効
である。すなわち、このような紙幣では、モニタ画面に
は反射するインクで印刷された部分は明るい像で現わ
れ、吸収するインクで印刷された部分は像が暗く表示さ
れる。そのため、偽造したものでは明らかに異なった画
像となるので、TVモニタの表示画像を肉眼で観察する
ことにより、紙幣等が偽造か否かを容易に鑑別すること
ができる。
【0003】一方、紫外線を利用した鑑別装置は、蛍光
塗料を混入させた紙幣等の紙葉類に有効である。この
他、蛍光塗料を含んだ繊維をすき込んだ紙葉類、蛍光性
の小片をすき込んだ紙葉類、或いは印刷の一部又は全部
に蛍光性のインクを使用した紙葉類においても有効であ
る。すなわち、このような紙葉類では、紫外線を照射す
ると蛍光塗料の部分が浮かび上がるので、観察者は、紫
外線が照射された紙幣等の表面を肉眼で観察することに
より、紙幣等が偽造か否かを容易に鑑別することができ
る。
【0004】しかしながら、赤外線を利用した従来の真
偽鑑別装置では、観察は外部の光を遮断するための遮光
室で行ない、赤外線、赤外線カメラ、TVモニタ等の設
備が必要であった。そのため、大掛かりな設備を必要と
し、また暗所での作業に慣れた専用のオペレータが必要
であった。一方、紫外線を利用した従来の真偽鑑別装置
においても、観察は外部の光を遮断するための遮光室で
行ない、紫外線照射装置等の設備が必要であり、大掛か
りな設備を必要とし、また紫外線が目に入る危険を回避
するため、有害紫外線カットの眼鏡が必要であった。
【0005】そこで、大掛かり設備を必要とせず、かつ
専用のオペレータも必要としない鑑別装置が、本出願人
による特願平6−105384号の偽造鑑別装置におい
て提案されている。この偽造鑑別装置は、装置の小型軽
量化及び観察の簡便化を図ったもので、図15に示すよ
うに、鑑別装置本体200を鑑別対象物5上に載置して
光を照射し、対象物5から反射される光を受けたものに
画像処理を行なって表示部202に表示される画像を目
視することによって真偽の鑑別を行ない得るようにした
ものである。この鑑別装置は、光源としては、赤外線を
放射する赤外LED及び紫外線を放射するUVランプを
用い、撮像手段としては、CCD(Charge Co
upled Device)カメラを用いている。ま
た、表示手段としては液晶ディスプレイを用い、これら
の装置を立方体状の遮光性の筐体201に内接する構成
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
願平6−105384号の偽造鑑別装置においては、従
来の他の鑑別装置に比べて小型軽量化が実現され、かつ
観察も簡便になっているが、鑑別対象物の画像だけを観
察して真偽を鑑別する方式なので、初心者では鑑別する
ことが困難であった。すなわち、各種の紙幣等の特徴を
熟知している必要があり、熟練者でないと鑑別できない
という問題があった。さらに、表示画像と印刷物との比
較により行なうため、相違箇所を見出だすことが容易で
はなく、精巧な偽造物の場合においては、熟練者であっ
ても鑑別を誤る危険性があった。
【0007】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、携帯に便利で、初心者でも
十分に紙幣等の偽造を鑑別できる真偽鑑別装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、鑑別対象物上
に載置して光を照射し、該対象物から反射される光を受
けたものに画像処理を行なって表示部に表示される画像
を目視することによって真偽の鑑別を行なえる真偽鑑別
装置に関するものであり、本発明の上記目的は、特定の
波長を発光する発光手段と、特定の周波数の受光を電気
信号に変える受像手段と、表示モードの設定を受付ける
入力手段と、予め真性物の画像を記憶している真性画像
記憶手段と、鑑別結果を表示する表示手段と、前記鑑別
対象物と前記真性画像記憶手段に記憶されている真性物
の画像との相違データを処理して前記表示手段に表示す
る制御手段とを備えることによって達成される。
【0009】
【作用】本発明にあっては、発光手段により特定の波長
の光を鑑別対象物に当て、受像手段では、対象物から反
射される特定の周波数の光を電気の信号に変え、入力手
段により各種表示モードの設定を受け付け、真性画像記
憶手段に予め記憶されている真性物の画像とを比較し、
結果として相違点を表示する。そのため、従来のように
対象物の表示画像と真性物とを目視で比較することな
く、容易に両者の相違箇所を知ることができる。また、
見本とすべき真性物の画像が表示されるので、印刷物に
印刷された真性物と比較する従来の方式に比べて、正確
な比較が行なえる。
【0010】また、真性画像記憶手段に記憶されている
画像は、真の紙葉類と偽の紙葉類の両方又は一方を含ん
でおり、入力手段により選択/設定された当該真性物が
鑑別対象物と比較される。そのため、多様な種類の紙葉
類に対応することでき、また、対象とするものは、紙
幣、証書類の真性のものだけでなく、偽造品のものであ
っても良いので、特定の偽造券の調査探索にも使用する
ことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の真偽鑑別装置の一例を示す
ブロック構成図であり、発光手段10は、鑑別対象物
(試料:以下、紙幣を例とする)5に対して特定の波長
の光を照射するための光源11と、照射光の種類を切り
替えることができる光源ドライバー12とから構成され
る。本実施例では、紙幣5に赤外線、紫外線、或いは単
色光を当てるための光源11を備えている。光源ドライ
バー12は、設定に応じて発光する光源11を赤外線、
紫外線、或いは単色光と切り替えることができる。
【0012】受像手段20は、CCDカメラ21と、A
/D変換器22と、画像フレームメモリ23とから構成
され、CCDカメラ21は、紙幣5から反射される蛍
光、単色光など全ての領域において感度を持つ撮像セン
サを備えている。A/D変換器22は、CCDカメラ2
1から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換
し、画像フレームメモリ23に格納していく。このと
き、画像フレームメモリ23のアドレスが、紙幣上の画
素の位置を示している。
【0013】真性画像記憶手段30は、比較すべき基準
データ群を記憶する記憶手段であり、記憶媒体には、予
め複数種類の真性物(真の紙幣と偽の紙幣の両方又は一
方を含む比較対象物)のデータが基準データとして記憶
されている。図1では、記憶媒体として画像フレームメ
モリ(基準画像メモリ)31を使用している。この基準
画像メモリ31には、CCDカメラ21で取り込まれた
紙幣5の画像と同じスケールのデータが、各金種別かつ
表裏毎に画像フレームメモリ23のデータと同じ構成で
格納されている。真性画像記憶手段30の記憶媒体とし
ては、ハードディスクを用いても良いし、IC(Int
egrated Circuit)カードを用いて交換
及び書換え可能な構成としても良い。さらに、ROMカ
ードを用いて交換可能な構成としても良い。実施例で
は、ICカードを利用できる構成としている。
【0014】入力手段60の構成は後述するが、用途と
しては各種のファンクションを設定するのに用いられ
る。入力手段60には複数の操作ボタンが設けられてお
り、一つは、複数ある基準画像を選択するのに用いられ
る。一つは、相違点表示モード,並列表示モード,重ね
表示モード等の表示状態を特定するのに用いられる。一
つは、重ね表示モード又は、並列表示モード指定時に、
画面のX軸とY軸方向の移動指示により基準画像の表示
位置をずらし、基準画像を試料画像と重ねて表示する場
合に用いられる。ここで、相違点表示モードとは、試料
画像と基準画像との相違箇所や相違の度合を明示する表
示モードのことで、並列表示モードとは、基準画像と試
料画像とを並列して表示する表示モードのことで、ま
た、重ね表示モードとは、基準画像を試料画像と重ねて
表示するモードのことである。
【0015】鑑別結果を表示する表示手段40は、加工
後のデータを格納するビデオRAM41、ビデオRAM
41の内容の表示制御を行なう液晶表示コントローラ4
2、及び液晶ディスプレイ(カラーディスプレイ)43
から構成される。
【0016】制御手段50は、CPU51,制御用RO
M52及び作業用RAMを具備しており、CPU51は
装置全体の制御を行なう。またCPU51では、入力手
段60で設定されたモードに応じて画像フレームメモリ
23のデータと基準画像メモリ31のデータを操作し、
表示用データをビデオRAM41に展開する。制御用R
OM52には、CPU51の動作プログラムが格納され
ている。作業用RAM53は、CPU51の処理データ
を一時記憶すると共に、プログラムを実行するにあた
り、一時的に記憶する必要のある作業エリアを展開する
一時記憶メモリである。
【0017】図2は、本発明装置の外観構成の一例を示
す斜視図であり、鑑別装置本体100の上面には、液晶
ディスプレイ43の表示部と、各操作ボタン(押し釦ス
イッチ)61a〜61eが設けられている。また、鑑別
装置本体100の前面には、ICカードを装填するため
のICカード用スロット32a、ICカードを抜出すた
めのICカード抜出用ボタン32b、及び表示画像の輝
度を調整するための輝度調整ボリューム62が設けられ
ている。
【0018】図3は、鑑別装置本体100の内部構造の
一例を示す斜視図であり、図2の真偽鑑別装置を矢印A
方向から見た内部構造図である。また、図4(A),
(B)は、図3の側面断面図で、それぞれ矢印A方向と
矢印B方向から見た側面断面図である。なお、図3及び
図4(A)は、便宜上、A方向から見た鑑別装置本体1
00の横幅を実際(図2参照)より縮小して示してい
る。実施例では、液晶ディスプレイ43は、小型化及び
観察のしやすさの観点から、最大紙葉類1枚分が収まる
程度の大きさの表示部を有するものを用いている。
【0019】これらの図2〜図4を参照して内部構造に
ついて説明する。各装置は、直方体状の遮光性の筐体
(以下、遮光ケースと呼ぶ)101に格納されている。
遮光ケース101の上面と底面には、それぞれ表示窓1
01Aと試料の読取窓101Bが設けられており、各窓
には保護ガラスが挿設されている。
【0020】光源11としては、赤外線を照射する赤外
LED11Aと、紫外線を放射するUVランプ(蛍光ラ
ンプ)11Bと、図示されない単色光を発光するランプ
とを備えており、それぞれ照射光が読取窓101Bの全
面に照射されるように配設されている。UVランプ11
Bには、紫外線蛍光体を塗布した冷陰極蛍光灯又は熱陰
極蛍光灯が用いられ、その表面には照射光中に含まれる
可視光スペクトルを除去するための可視光カットフィル
タ膜が形成されている。なお、可視光カットフィルタ膜
を形成する代わりに、UVランプ11Bの下方部に可視
光カットフィルタを設けるようにしても良い。光源ドラ
イバ12は遮光ケース101内の所定の位置(図4参
照)に固設されている。各光源11の切替え及び点灯/
消灯は、「ランプ」ボタン61eの操作により行なわれ
る。
【0021】CCDカメラ21は、読取窓101Bの上
部中央に受像面を下向きにして固設されており、受像面
上には光学ローパスフィルタ21AとUVカットフィル
タ21Bが装着されている。この光学ローパスフィルタ
21Aによって、受像面上のカラーモザイクフィルタに
起因するモアレ縞を取り除くことができ、またUVカッ
トフィルタ21Bによって、受像面上のマゼンタフィル
タを通り抜けた紫外線によるマゼンタ色のかぶりを取り
除くことができる。なお、CCDカメラ21は赤外線を
撮像するため、一般のカラービデオカメラに用いられて
いる赤外線カットフィルタは装着されていない。
【0022】CCDカメラ21の受像面と所定距離離れ
た位置には、結像レンズ21Cが装着されており、この
結像レンズ21Cによって、読取窓101B上に映し出
された赤外線等の照射像がCCDカメラ21の受像面に
結像されるようになっている。結像レンズ21Cを通す
ことにより、赤外線像と可視光像のいずれを結像する場
合でも実用上ピント移動を起こさない程度に色収差補正
されるため、赤外LED11A等の光源11からの光線
を切り替える毎にピント調整する必要はない。
【0023】液晶ディスプレイ43の液晶パネル部43
Aは表示窓101Aの下に配置されており、液晶パネル
43Aの下にはバックライトユニット43Bが配置され
ている。バックライトユニット43Bの光源としては白
色蛍光灯が用いられている。バックライトユニット43
Bによるコントラストの調整は、遮光ケース101の側
面に設けられた輝度調整ボリューム62によって行なわ
れる。
【0024】制御手段50を構成するCPU51,制御
用ROM52及び作業用RAM53を搭載した基板50
Aと、表示手段40を構成する液晶表示コントローラ4
2及びビデオRAM41等の映像回路部40Aは、それ
ぞれ図4(B)に示す所定の位置に配設されている。液
晶表示コントローラ42は、映像信号中のカラー信号
(クロマ信号)をトラップする等の色補正を行なう回路
を備えている。カラー信号をトラップする回路は、照射
光として赤外線を用いた場合に、赤外線像を液晶パネル
にモノクロ画像として表示させるための回路である。つ
まり、赤外線像をカラー画像で表示させると、マゼンタ
とイエローの画素の反応によって赤味掛かった画像とな
り、非常に見ずらい。そこで、カラー信号をトラップさ
せ、モノクロ画像として表示させることにより、表示画
像の見易さを向上させている。このモノクロ画像への切
り替えは、光源11の切替操作と連動して自動的に行な
われる。
【0025】このような構成において、本発明の真偽鑑
別装置の操作手順と動作例をフロチャートを参照して説
明する。先ず、図2の外観図と図9〜図11のフローチ
ャートを参照して、各操作ボタン61a〜61eの機
能、及び操作手順について説明する。ここで、図9は対
象物の選択手順、図10は表示画像の切替手順、図11
は照射光の切替手順をそれぞれ示している。
【0026】「選択」ボタン61b:対象物(紙幣の金
種、表裏)を選択する。選択ボタン61bを押すと表示
画面43Aの右上に「選択」が表示される(図9:ステ
ップS11)。この状態で、左右矢印ボタン61dを押
すと表示画像の表裏が変わるので、比較したい面を表示
させることにより表裏を選択する(ステップS12)。
続いて、上下矢印ボタン61dで金種を選ぶ。上下矢印
ボタン61dの押下毎に次々と表示が変わるので、調べ
ようとするものを表示させる(ステップS13)。
【0027】「表示」ボタン61a:重ね表示か並列表
示か、基準画像(真性画像)の表示のみか、試料画像
(鑑別対象物の画像)の表示のみかの切替を指示するボ
タンである。フローチャートでは、図10(A)が、基
準画像と試料画像とを並列又は重ねて表示する“2画像
表示”での操作手順、図10(B)が、基準画像又は試
料画像を単独で表示する“1画像表示”での操作手順を
それぞれ示している。なお、初期状態では2画像表示の
状態となっている。表示ボタン61aを押すと表示画面
43Aの右上に「表示」が表示されるので(図10
(A):ステップS21,S22)、上下矢印ボタン6
1dの押下にて、重ね表示か並列表示かを選択設定す
る。表示画面43A上には、上下矢印ボタン61dのい
ずれか一方が押下される毎に、重ね→並列→重ねと循環
表示される。(ステップS23)。2画像表示の状態で
は、左右矢印ボタン61dの押下によって1画像表示の
状態に切り替わる(図10(B):ステップS33)。
【0028】1画像表示の状態では(図10(B))、
左右矢印ボタン61dの押下にて、基準画像のみか試料
画像のみかを選択する。表示画面43A上には、左右矢
印ボタン61dが押下される毎に、基準画像→試料画像
→基準画像と循環表示される。1画像表示の状態では、
上下矢印ボタン61dの押下によって2画像表示の状態
に切り替わる(ステップS31〜S33)。なお、1画
像表示又は2画像表示にて基準画像が表示されると、表
示画面の右下に、その画像が得られる「ランプ」の種別
が表示されるので、これによりランプを選択する。
【0029】「座標」ボタン61c:基準画像の移動を
指示するボタンである。表示ボタン61aにて重ね表示
が選択された場合に、このボタンを押すと表示画面43
Aの右上に「座標」が表示される。上下矢印ボタン61
dの押下により基準画像が上下に移動し、左右矢印ボタ
ン61dの押下により基準画像が左右に移動する。試料
画像を移動させたい場合には、装置の下の試料(紙幣)
を移動させる。「矢印」ボタン61d:上記の各ファン
クションキーの表示によって動作が変わる。選択対象が
循環表示されるものについては、反対方向の矢印ボタン
で順番が逆に表示される。
【0030】「ランプ」ボタン61e:照射光の切替を
指示するボタンである。ランプボタン61eを押すと表
示画面の右上に「ランプ」が表示される(図11:ステ
ップS41,S42)。上下左右矢印ボタン61dのい
ずれかのボタンを押す毎に、オフ→赤外線→オフ→UV
ランプというように、照射光の種類及びオン/オフが切
り替わる。表示画面の左下には、発光しているランプ名
が表示される。この照射光の選択操作に応じて、赤外
線、紫外線、或いは単色光が試料に照射され、表示画像
(基準画像及び試料画像)が自動的に切り替わる(ステ
ップS43)。
【0031】なお、「表示」、「選択」、「座標」及び
「ランプ」のファンクションを指定するボタンは独立し
て機能する。すなわち、ボタンを押す順番は決まってい
ないので、随時押すことができる。
【0032】続いて、図12のフローチャートを参照し
て全体の操作手順の一例を、具体的な表示例を示して説
明する。先ず、上記の操作手順により、試料の金種、表
裏、及び照射光の種類(ランプ)を指定しておく(ステ
ップS51)。続いて、表示ボタン61aを押下すると
(ステップS52)、画面の右上に「表示」が表示され
るので(ステップS53)、上下ボタン61dの押下に
よって「重ね表示」か「並列表示」かのいずれかを選択
する(ステップS54,S55)。
【0033】並列表示モードでは、画面が左右2つに分
割されて左に試料画像、右に基準画像がそれぞれ表示さ
れる。図5は、照射光として紫外線を用いた場合の画面
例を示し、図8は、赤外線を用いた場合の表示例を示し
ている。観察者は、試料画像と基準画像とを目視により
比較して試料の真偽を鑑別する。ここで、並列表示モー
ドでは、紙幣の全面が表示されるものではないので、表
示されていない部分(図5の例では紙幣の左側部分)を
チェックしたい場合は、座標ボタン61c、上下左右矢
印ボタン61dの操作により表示画像を移動して、基準
画像の表示位置を調整する。なお、試料側の位置を移動
させるには、装置を紙幣に対してずらすようにする。
【0034】重ね表示モードでは、図6に示すように、
試料画像と基準画像とが重なって表示される。ここで、
表示画面の中央下部には、試料画像と基準画像との一致
の度合を示す「同一性パーセント表示」43aが表示さ
れる。観察者は、この同一性パーセント表示43aを見
ながら、数字が大きくなるようにまた、画像を見ながら
座標モードで上下左右矢印ボタン61dを使って画像の
重ねを行なう(ステップS57)。重ね表示モードで
は、更に、図7の実線部分に示すように、相違する箇所
が強調されて表示される。この重ね表示の操作は、最初
に赤外線のランプを指定して位置合わせを行なった後に
UVランプを点灯するほうがやりやすい(ステップS5
8)。
【0035】次に、本発明装置の動作例を図13及び図
14のフローチャートを参照して説明する。鑑別装置本
体100の電源が投入されると、CPU51では、作業
用RAM53の初期化等の初期化処理を行なった後、入
力手段60からの入力操作情報をチェックし、指示内容
を判別する。基準画像の選択指示(選択ボタン61bの
押下)であれば(ステップS101)、処理モードを選
択モードとし、表示画面43Aの所定位置に「選択」と
表示する。そして、上下矢印ボタン61dが押下される
毎に当該方向に金種を循環表示し、左右矢印ボタン61
dが押下される毎に表裏を循環表示して鑑別対象物を選
択させる。そして、選択された鑑別対象物の基準データ
を真性画像記憶手段30から読込み、当該基準画像を表
示すると共に、その画像が得られる「ランプ」の種別を
表示する(ステップS102)。
【0036】一方、指示内容が表示モードの切替指示
(表示ボタン61aの押下)であれば(ステップS10
3)、処理モードを表示モードとし、表示画面43Aの
所定位置に「表示」と表示する。そして、上下矢印ボタ
ン61dが押下される毎に「重ね」、「並列」を循環表
示し、重ね表示か並列表示かを選択させる。重ね表示が
選択されたのであれば、処理モードを重ね表示モードと
し、基準画像と試料画像のデータを合成し、図6に示す
ように重ねて表示する。ここで、基準画像を表示する際
には、例えばその右端を表示画面43Aの右端近傍に位
置させて表示する。重ね表示の際には、後述する処理に
より相違箇所の強調表示と、一致の度合(或いは不一致
の度合)を示す「同一性パーセント表示」を行なう。
【0037】並列表示が選択されたのであれば、処理モ
ードを並列表示モードとし、画面の左右に試料画像と基
準画像とを並べて表示する。ここで、基準画像を表示す
る際には、図5に示すように、例えばその右端から画面
の分割部に収まる部分までを表示する。また、並列表示
モードや重ね表示モードの2画像表示状態で、左右矢印
ボタン61dが押下されたのであれば、処理モードを基
準画像又は試料画像の単独表示モードとし、押下される
毎に基準画像と試料画像を循環表示し、どちらかを選択
させる。単独表示モードで上下矢印ボタン61が押下さ
れたのであれば、2画像表示状態に切り替える(ステッ
プS104)。
【0038】一方、指示内容が照射光の切替指示(ラン
プボタン61eの押下)であれば(ステップS10
5)、処理モードをランプ切替モードとし、表示画面4
3Aの所定位置に「ランプ」と表示する。そして、上下
左右矢印ボタン61dのいずれかのボタンが押下される
毎に、「オフ」→「赤外線」→「オフ」→「UVラン
プ」→「オフ」→「単色光」というように循環表示し、
照射光の種類とオン/オフを選択させる。CPU51で
は、照射光の切替指示に応じて光源ドライバ12に切替
指令(当該光源の点灯指令)を送出し、光源11を切替
えて当該照射光を試料1に照射する。ここで、光源11
の切替えは、現在オンの光源11をオフにし、切替指令
に示される光源11をオンにすることにより切り替える
ようになっているが、UVランプの場合は、即点灯せず
に、次の処理により点灯開始タイミングを調整する。
【0039】CPU51は、UVランプでの照射が指示
された場合(ステップS106)、矢印ボタン61dが
押されなくなってから所定時間(5秒程度)が経過した
か否かをチェックし、所定時間経過したのであれば、光
源ドライバ12に切替指令を送出してUVランプを点灯
させる。但し、「UVランプ」が選択されていて、かつ
矢印ボタン61d以外のファンクションボタンが押され
たのであれば、その時点でUVランプを点灯させる。
【0040】この点灯制御は、UVランプの寿命低下を
回避するための制御である。すなわち、UVランプの点
灯には時間がかかり、矢印ボタン61dを不要に何回も
押下する可能性がある。そのため、矢印ボタン61dの
押下により即点灯させると、オフ/オンによる点灯回数
が多くなって寿命に影響を与えてしまうので、上記の点
灯制御によって不要なUVランプのオフ/オンを回避す
る(ステップS107,S108)。
【0041】光源11の切替えが完了すると、CPU5
1では画像フレームメモリ23から試料画像のデータを
読込むと共に、当該照射光に対応する基準画像を基準画
像メモリ31から読込み、当該表示モードでの表示用デ
ータを作成する。そして、表示用データをビデオRAM
41に展開し、液晶表示コントローラ42を介して切替
え後の照射光での画像を液晶ディスプレイ43に表示す
る。その際、照射光の種類を示す「蛍光」、「赤外」等
の表示を行なう(ステップS109)。
【0042】一方、指示内容が座標位置合わせの指示
(表示ボタン61cの押下)であれば(ステップS11
0)、処理モードを座標モードとし、表示画面43Aの
所定位置に「座標」と表示する。そして、上下左右ボタ
ン61dが押下されたのであれば、当該方向に移動した
基準画像の座標位置を求め、移動後の基準画像と試料画
像とを合成して表示する。そして、ステップS101に
戻り、上記動作を繰り返す(ステップS111)。
【0043】次に、重ね表示モードにおける「同一性パ
ーセント表示」と「相違箇所の強調表示」の処理につい
て、図14のフローチャートを参照して説明する。な
お、これらの相違データ表示処理は、重ね表示が選択さ
れた以降、他の表示モードに遷移するまで一定時間毎に
行なわれる。
【0044】重ね表示モードの場合、CPU51は、基
準画像の画像データと試料画像の画像データとを画素毎
に比較し、例えば紙幣が有りと見なされる部分(画素値
が閾値以上の部分)に対して、真性物の画素値の最高値
を100として同一性(或いは不一致性)のパーセンテ
ージを算出する。ここで、比較する画素情報は、モノク
ロ画像の場合は濃度情報であり、カラー画像の場合は色
情報と明度情報である(ステップS121)。そして、
算出した同一性のパーセンテージの値を表示画面の中央
下部に表示する。この同一性パーセント表示は、真の紙
葉類の基準画像が選択されて表示されているのであれ
ば、試料が本物であるパーセンテージを示し、偽の紙葉
類の基準画像が選択されて表示されているのであれば、
試料が偽物であるパーセンテージを示している(ステッ
プS122)。
【0045】また、CPU51は、ステップS121に
おける比較処理の際に、画素毎の比較値が所定値以下
(例えば、百分率換算で90パーセント以下)であるか
否かをチェックし、所定値以下であれば両者が相違して
いると判断し(ステップS123)、図7に示すように
相違箇所を強調して表示する。この強調表示は、当該画
素の濃度、表示色等を当該基準データでは存在し得ない
ものに変えることにより行なう(ステップS124)。
【0046】なお、本実施例では、一体型(オールイン
ワンタイプ)で真偽鑑別装置を構成しているが、通信手
段を追加して外部の表示手段(パソコン,テレビジョン
等)と接続する構成とし、外部のディスプレイを表示部
として使うことにより、より見やすい画面を得ることが
できる。更に、本実施例の基準画像メモリ31であるI
Cカードを追加したインターフェイス手段を介した外部
のパソコンの記憶装置を用いることにより、より大量の
データを使用することが可能となる。この場合の入力手
段を外部パソコンのキー操作に替えることも容易である
ことは言うまでもない。また、本実施例では、発光手段
は赤外線、紫外線及び単一光の3つの光源から成る構成
を例として説明したが、それぞれ発光波長の異なる複数
の光源を備えるようにしても良い。更に、照射光は、一
つの光源から発光する場合を例として説明したが、複数
の光源を組み合わせて複数の光源から発光するようにし
ても良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の真偽鑑別装置によ
れば、対象物が本物の場合には非可視光に反応して、反
射する光の波長が普通光を当てた場合とは異なる可視光
が反射されてくるのをとらまえて表示し、予め設定され
ている基準データと比較し、相違点を強調して表示させ
ることができる。そのため、表示画面を見るだけで、偽
造紙幣について知識が全くなくても、その真偽を判定す
ることができる。また、対象とするものは、紙幣、証書
類の真性のものだけでなく、偽造品のものであっても良
いので、特定の偽造券の調査探索にも使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真偽鑑別装置の一例を示すブロック構
成図である。
【図2】本発明装置の外観構成の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明装置の内部構造の一例を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の側面断面図である。
【図5】本発明装置における第1の表示例を示す図であ
る。
【図6】本発明装置における第2の表示例を示す図であ
る。
【図7】本発明装置における第3の表示例を示す図であ
る。
【図8】本発明装置における第4の表示例を示す図であ
る。
【図9】本発明装置における操作手順の第1の例を説明
するための示すフローチャートある。
【図10】本発明装置における操作手順の第2の例を説
明するための示すフローチャートある。
【図11】本発明装置における操作手順の第3の例を説
明するための示すフローチャートある。
【図12】本発明装置における全体の操作手順の一例を
説明するための示すフローチャートある。
【図13】本発明装置の動作例を説明するためフローチ
ャートある。
【図14】図13のフローチャートの分図である。
【図15】従来の真偽鑑別装置の一例を説明するための
外観斜視図である。
【符号の説明】
5 鑑別対象物 10 発光手段 11 光源 12 光源ドライバ 20 受像手段 21 CCDカメラ 22 A/D変換器 23 画像フレームメモリ 30 真性画像記憶手段 31 基準画像メモリ 32a ICカード用スロット 32b ICカード抜出用ボタン 40 表示手段 41 ビデオRAM 42 液晶表示コントローラ 43 液晶ディスプレイ 43A 表示画面(液晶パネル部) 50 制御手段 51 CPU 52 制御用ROM 53 作業用RAM 60 入力手段 61 操作ボタン 61a 「表示」ボタン 61b 「選択」ボタン 61c 「座標」ボタン 61d 「矢印」ボタン 61e 「ランプ」ボタン 62 輝度調整ボリューム 100 鑑別装置本体 101 遮光ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 透 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鑑別対象物上に載置して光を照射し、該
    対象物から反射される光を受けたものに画像処理を行な
    って表示部に表示される画像を目視することによって真
    偽の鑑別を行なえる真偽鑑別装置において、特定の波長
    を発光する発光手段と、特定の周波数の受光を電気信号
    に変える受像手段と、表示モードの設定を受付ける入力
    手段と、予め真性物の画像を記憶している真性画像記憶
    手段と、鑑別結果を表示する表示手段と、前記鑑別対象
    物と前記真性画像記憶手段に記憶されている真性物の画
    像との相違データを処理して前記表示手段に表示する制
    御手段とを備えたことを特徴とする真偽鑑別装置。
  2. 【請求項2】 前記真性物が真の紙葉類と偽の紙葉類の
    両方又は一方を含んでいる請求項1に記載の真偽鑑別装
    置。
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