JPH08305290A - 医療用具の新旧を確認できる封緘用ラベル - Google Patents

医療用具の新旧を確認できる封緘用ラベル

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JPH08305290A
JPH08305290A JP7108364A JP10836495A JPH08305290A JP H08305290 A JPH08305290 A JP H08305290A JP 7108364 A JP7108364 A JP 7108364A JP 10836495 A JP10836495 A JP 10836495A JP H08305290 A JPH08305290 A JP H08305290A
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perforations
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sealing
medical device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療用具の新旧を確認できる封緘用ラベルを
提供する。 【構成】 医療用具本体と該本体に被冠されたプロテク
ターからなる医療用具の嵌合部分に貼付するラベルのミ
シン目において、ミシン目の切れ口を大きくし、開封し
たときミシン目の破れたことを確実に分かるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用具の新旧を確認
できる封緘用ラベルに関する。更に詳しくは注射針・液
体導入針・コネクターなど医療用具を滅菌し、その後の
無菌性を維持するプロテクターを被冠した医療用具又は
これらを包材で包装されたものにおいて、その無菌性の
証明である、プロテクター又は包材の未開封を確認でき
る封緘用ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】体内組織・血液・薬液などに直接接触す
る注射針・液体導入針・コネクターなどの医療用具は滅
菌されており、その無菌性を維持するために被冠して針
部や接続端を保護するキヤツプすなわちプロテクターが
使用されている。このプロテクターは従来針部や接続端
に着脱自在になっており、すなわち、一度プロテクター
を取り外した後もまた取り着けることが可能であり、従
って、医療用具がブリスターパックなどの包材に収容さ
れている限りはその無菌性が保証されるが、一旦開梱さ
れた後は、たとえプロテクターが被冠されていても保護
部分の無菌性を保証するものではなかった。医療用具使
用時にプロテクター又は包材の封緘を容易に確認でき、
従って、保護部分の無菌性が維持されていることを保証
することのできるように、開封箇所にミシン目を有する
感圧粘着性シートをラベルを兼ねて貼付することが有効
であった。すなわちラベルのミシン目の破れの有無によ
り、医療用具の新旧を鑑別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このラベルのミシン目
の切り口はミシン目の走る方向に沿って直線に入れられ
ていた。そのためミシン目を破ったとき、封緘用ラベル
の破断箇所はミシン目に沿って規則的に破れることが多
かった。このように封緘用ラベルの破断箇所が規則的に
破れると、廃棄に先立って医療用具本体とプロテクター
を開封前の状態に元通り嵌合したり包材を開封前の状態
に元通り包装したとき、ミシン目の破れが目立たなくて
該医療用具が既に開封されたものであったのか見分けが
付けにくい問題があった。この判別が困難であると使用
済の医療用具を再度使用するという医療事故が発生し問
題であった。本発明はこの問題を解決することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、医療用
具本体と該本体に被冠されたプロテクターからなる医療
用具の嵌合部分に封緘のために用いた感圧粘着性シート
であって、該医療用具の使用時に開封し易いためのミシ
ン目を有する該シートにおいて、該ミシン目の切り口の
長さの総和が該ミシン目の与えられた長さよりも長いこ
とを特徴とする医療用具の新旧を確認できる封緘用ラベ
ルを要旨とする。
【0005】本発明の第2は、医療用具を入れた包材
で、該包材の開封部分に封緘のために用いた感圧粘着性
シートであって、該包材を開封し易いためのミシン目を
有する該シートにおいて、該ミシン目の切り口の長さの
総和が該ミシン目の与えられた長さよりも長いことを特
徴とする医療用具の新旧を確認できる封緘用ラベルを要
旨とする。
【0006】本発明の医療用具は一例をあげると体内組
織・血液・薬液などに直接接触する注射針・液体導入針
・コネクターなどである。
【0007】本発明のプロテクターは全体がたとえばポ
リプロピレンやポリエチレン、ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体などの合成樹脂で筒状に形成され
ており、一端が閉鎖されて底が形成されている。
【0008】本発明の包材は複数個の部材からなり、医
療用具をその中に入れるためのもので、材質はやはり上
記プロテクターと同じである。
【0009】本発明のシートは、紙・不織布・フィルム
などを材料とした感圧粘着性を有するラベルである。こ
のラベルは医療用具を取り出すための開封部分に貼付さ
れている。このシートへのミシン目は、その個々の切れ
口が波形やジグザク状であったりミシン目の走る方向に
垂直に交わるものでよい。
【0010】本発明のミシン目の切り口とは、ミシン目
を形成するためのスリット又は孔であり、孔の場合の切
り口の長さとは孔の中心を通過する孔周に両端を有する
線分の長さである。本発明のミシン目の与えられた長さ
とは、ミシン目の最先端の切り口同士の距離である。
【0011】
【作用】上記構成によれば、封緘された医療用具本体と
プロテクターをそれぞれ指で把持してプロテクターを捩
じったり、包材を捩じって開封すれば、封緘用ラベルが
感圧粘着性であるので、ミシン目から容易に破断され
る。その結果プロテクターを分断できるか、包材を開封
できる。この際、封緘用ラベルの破断箇所は不規則な振
幅を有する形状を呈するが、ミシン目の切り口が大きい
ためこの振幅が大きくなる。封緘用ラベルの破断箇所の
不規則な振幅が大であると、封緘を開封したことを顕著
に観察でき、医療用具本体とプロテクターを開封前の状
態に嵌合したり包材を開封前の状態に包装したとして
も、該医療用具が一度は開封されたものであることを一
目瞭然で判別できる。
【0012】このように本発明によれば、医療用具が使
用されたものか又は未使用のものかの判別が簡単とな
り、誤って古い医療用具を使用することがない。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明を利用した医療用具を用いると、その医療用
具が使用前に封緘されていることの確認が確実にでき
る。従って汚染された医療用具をそれと知らずに患者に
使用する危険が防止される。
【0014】
【実施例】以下、図面で本発明の実施例を説明する。図
1は本発明の実施にあたり、好ましく採用されるラベル
へのミシン目を示し、図2は従来から見られるラベルへ
のミシン目を示している。図においてラベル1に切り口
3によりミシン目2を形成している。ラベル1は嵌合部
に巻き付けるために実施例では長方形となっている。
【0015】本発明では図1の(a)ジグザグ状、
(b)刻み状、(c)2列の刻み状、(d)振幅の大な
る波状のミシン目2にする。これによりミシン目の切り
口3の長さの総和が該ミシン目2の与えられた長さより
も長くすることができる。
【0016】図2のように従来はミシン目2を作るため
にミシン目の孔4であったが、この場合、ミシン目の切
り口3の長さの総和が該ミシン目2の与えられた長さよ
りも長くすることはできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の封緘用ラベルのミシン目の説明図。
【図2】従来から見られる封緘用ラベルへのミシン目の
説明図。
【符号の説明】
1 ラベル 2 ミシン目 3 ミシン目の切り口 4 ミシン目の孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用具本体と該本体に被冠されたプロ
    テクターからなる医療用具の嵌合部分に封緘のために用
    いた感圧粘着性シートであって、該医療用具の使用時に
    開封し易いためのミシン目を有する該シートにおいて、
    該ミシン目の切り口の長さの総和が該ミシン目の与えら
    れた長さよりも長いことを特徴とする医療用具の新旧を
    確認できる封緘用ラベル。
  2. 【請求項2】 医療用具を入れた包材で、該包材の開封
    部分に封緘のために用いた感圧粘着性シートであって、
    該包材を開封し易いためのミシン目を有する該シートに
    おいて、該ミシン目の切り口の長さの総和が該ミシン目
    の与えられた長さよりも長いことを特徴とする医療用具
    の新旧を確認できる封緘用ラベル。
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