JPH08304763A - 表示駆動装置 - Google Patents

表示駆動装置

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Publication number
JPH08304763A
JPH08304763A JP13275495A JP13275495A JPH08304763A JP H08304763 A JPH08304763 A JP H08304763A JP 13275495 A JP13275495 A JP 13275495A JP 13275495 A JP13275495 A JP 13275495A JP H08304763 A JPH08304763 A JP H08304763A
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JP
Japan
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data
image data
inversion
difference
horizontal scanning
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Application number
JP13275495A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Morosawa
克彦 両澤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データの遷移回数を少なくして、低消費
電力化するとともに、遷移回数の少ないデータを用いて
液晶駆動信号を生成するようにする。 【構成】 現水平走査ラインとその1ライン前の画像デ
ータとを比較して差異の有無を識別する差異データは、
データ転送回路16に入力されると、データが順次シフ
トされて、各画素毎に差異データが蓄積される。データ
反転/非反転回路17aのエクスクルシブ・オア・ゲー
トEX1 〜EXn では、現ラインと1ライン前のデータ
とを各画素毎に比較して、その排他的論理和をラッチ回
路17bに出力してラッチし、表示データD1 〜Dn と
してドライバ回路18に出力されて液晶駆動電圧に変換
される。このため、差異データの切換回数は、画像デー
タをそのまま入力する場合と比べて、大幅に減少させる
ことが可能であり、データ転送回路16を低消費電力化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力データから各画素
毎に液晶を駆動する表示データを作成するデータ線駆動
回路を備えた表示駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、アクティブマトリクス駆
動方式による液晶表示パネルとしては、各画素毎に設け
られるスイッチングトランジスタとして薄膜トランジス
タを用いたTFT−LCD(Thin Film Transistor−Li
quid Crystal Display)などがある。そして、このTF
T−LCDを駆動するための液晶駆動装置としては、デ
ータ線駆動回路(ドレインドライバ)や走査線駆動回路
(ゲートドライバ)を備えており、これらの駆動回路を
構成したICチップをCOG(Chip On Glass)技術に
よって基板上にダイボンディングして形成したり、ある
いは、液晶表示パネルの表示領域に形成するTFTと同
一工程でガラス基板上にTFTからなる駆動回路を一体
形成するものがある。後者は、駆動回路一体型液晶駆動
装置と称されている。
【0003】このような表示駆動装置において、従来の
ドレインドライバ1は、例えば、図5に示すように、デ
ータ転送回路2とラッチ回路3などを備えている。デー
タ転送回路2は、複数のフリップフロップ回路F1 〜F
n のそれぞれのD端子とQ端子とがデータラインを介し
て直列に接続されるとともに、各フリップフロップ回路
F1 〜Fn を共通のクロックパルス(clk)で駆動す
ることによって、入力されるデジタル画像データ(da
ta)が順次図5の右方向にシフトされて蓄積される。
【0004】ラッチ回路3は、複数のラッチ回路L1 〜
Ln からなり、上記したデータ転送回路2の各フリップ
フロップ回路F1 〜Fn に蓄積された各画像データを所
定のラッチ信号(latch)のタイミングによってラ
ッチし、そのラッチされた各画素毎の画像データD1 〜
Dn を次のドライバ回路4に出力して、液晶を駆動する
表示信号を作成するものである。図6は、図5に示すド
レインドライバ1の各入力信号のタイミングチャートで
ある。
【0005】図5および図6に示すように、ドレインド
ライバ1のデータ転送回路2の各フリップフロップ回路
F1 〜Fn は、所定の周波数を持ったクロックパルス
(clk)により、シリアルデータとして入力される1
水平走査ライン分のデジタル画像データ(data)を
順次シフトしながら蓄積する。そして、データ転送回路
2に1水平走査ライン分のデータが蓄えられると、ラッ
チ信号(latch)を出してラッチ回路L1 〜Ln に
各画素の画像データがラッチされる。このラッチ回路L
1 〜Ln の各出力画像データD1 〜Dn は、次段のドラ
イバ回路4によって液晶駆動電圧に変換される。
【0006】図7は、ドットマトリクスの液晶表示パネ
ルに所定の文字を表示する場合のデータ転送回路に入力
される画像データの切換回数(遷移回数)を示す図であ
り、その(a)は表示文字の図であり、(b)は各水平
走査ライン毎のデータ遷移回数を示す線図である。
【0007】図7(a)は、液晶表示パネル上に任意に
並べたアルファベット文字として、例えば、「IOCA
S」を表示したものであり、1文字に対して7×5ドッ
トの画素を使っている。そして、図7(b)に示すよう
に、データ転送回路にH(High)レベルの画像デー
タが入力されると文字部分の黒が表示され、L(Lo
w)レベルの画像データが入力されると背景部分の白が
表示される。さらに、図7(a)の縦方向に付したA〜
Gは、各水平走査ラインを示し、横方向に付した1、
2、3、…、9、……は、画素列の番号を示している。
また、同図(b)のA〜Gは、同図(a)に対応した各
水平走査ラインにおけるデータ転送回路に入力される画
像データの遷移回数を示している。
【0008】このように、従来の表示駆動装置は、図7
(b)に示す各水平走査ライン毎の画像データを図5に
示すドレインドライバ1のデータ転送回路2に順次入力
して処理することにより、図7(a)に示す文字が表示
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示駆動装置にあっては、図7(a)と
(b)とを対比すると分かるように、表示される文字の
黒い部分では「H」の信号が入力され、背景の白い部分
では「L」の信号が入力されている。すなわち、従来の
表示駆動装置では、画像データそのものがデータ転送回
路2に入力されているため、横方向に文字(黒)部ある
いは背景(白)部が連続すると、データ転送回路に入力
される画像データの遷移回数が少なくなるが、縦方向に
文字(黒)部あるいは背景(白)部が連続しても、遷移
回数が減らないという問題がある。
【0010】特に、図7に示すように、文字や数字を表
示する場合は、縦方向に文字(黒)部や背景(白)部が
連続することが多いため、遷移回数の減少につながり難
い。このことは、図5に示すデータ転送回路2のフリッ
プフロップ回路F1 〜Fn が、CMOSトランジスタな
どで構成されているため、データが反転する度に充放電
が繰り返され、データの遷移回数が多くなると、その分
消費電力が増大するという問題がある。
【0011】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであって、データ転送回路に入力されるデータ
の遷移回数をできるだけ少なくして、低消費電力化を図
るとともに、遷移回数の少ないデータを用いて、所望の
液晶駆動信号を生成することができる表示駆動装置を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の表示駆動
装置は、複数のデータ保持部が直列に接続され、入力デ
ータを所定のクロックに基づいて順次転送するデータ転
送手段と、前記データ転送手段の各データ保持部から出
力される個々のデータに基づいて、前に入力されたデー
タの信号レベルを反転、あるいは非反転して出力するデ
ータ反転/非反転手段と、前記複数のデータ保持部にそ
れぞれ対応して設けられ、前記データ反転/非反転手段
から個々に出力されるデータを所定のタイミングで保持
して出力するとともに、その保持されたデータを前の入
力データとして前記データ反転/非反転手段に出力する
データ保持手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の表示駆動装置は、各水平走
査ライン毎に入力される画像データを順次処理して表示
信号を生成し、液晶表示パネルにマトリクス状に配置さ
れた各画素の信号線に表示信号を供給して液晶を駆動す
るデータ線駆動回路を有する表示駆動装置において、処
理中の水平走査ラインの画像データと、1つ前の水平走
査ラインの画像データとを比較して、画像データが変化
したか否かを識別するための差異データを作成する差異
データ作成手段と、前記差異データに基づいて、画像デ
ータに差異がある場合は1つ前の水平走査ラインの画像
データを反転させ、差異がない場合は1つ前の水平走査
ラインの画像データを反転せずにそのまま出力する画像
データ反転/非反転手段と、前記画像データ反転/非反
転手段から出力される画像データを所定のタイミングで
保持するとともに、その保持されたデータを1つ前の水
平走査ラインの画像データとして前記画像データ反転/
非反転手段入力する画像データ保持手段と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の表示駆動装置は、各水平走
査ライン毎に入力される画像データを順次処理して表示
信号を生成し、液晶表示パネルにマトリクス状に配置さ
れた各画素の信号線に表示信号を供給して液晶を駆動す
るデータ線駆動回路を有する表示駆動装置において、処
理中の水平走査ラインの画像データと、1つ前の水平走
査ラインの画像データとを各画素毎に比較して、画像デ
ータが変化したか否かを識別するための差異データを作
成する差異データ作成手段と、前記差異データ作成手段
からの差異データを複数のデータ保持部に順次転送しな
がら各画素毎の差異データを取り出すデータ転送手段
と、前記データ転送手段の各データ保持部から取り出さ
れた各画素毎の差異データに基づいて、差異がある場合
は1つ前の水平走査ラインの当該画素の画像データを反
転し、差異がない場合は1つ前の水平走査ラインの当該
画素の画像データを反転せずにそのまま出力する画像デ
ータ反転/非反転手段と、前記画像データ反転/非反転
手段から出力される画像データを所定のタイミングで保
持するとともに、その保持されたデータを1つ前の水平
走査ラインの画像データとして前記画像データ反転/非
反転手段入力させる画像データ保持手段と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0015】また、請求項3記載の表示駆動装置は、例
えば、請求項4に記載されるように、少なくとも、前記
データ転送手段、前記画像データ反転/非反転手段およ
び前記画像データ保持手段が液晶表示パネルの基板上に
一体成形された駆動回路一体型であってもよい。
【0016】また、請求項4記載の表示駆動装置は、例
えば、請求項5に記載されるように、液晶表示パネルの
各画素毎に薄膜トランジスタからなるスイッチング素子
が設けられたTFT−LCDをアクティブマトリクス駆
動するものであってもよい。
【0017】
【作用】請求項1記載の表示駆動装置では、データ保持
部が複数個直列に接続されたデータ転送手段で入力デー
タを所定のクロックにより順次転送し、そのデータ転送
手段の各データ保持部からの出力データに基づいて、デ
ータ反転/非反転手段が前に入力されたデータの信号レ
ベルを反転、あるいは非反転して出力し、さらに、デー
タ保持手段が前記データ保持部に対応して設けられ、前
記データ反転/非反転手段からの出力データを所定のタ
イミングで保持して出力するとともに、その保持された
データを前の入力データとして前記データ反転/非反転
手段に出力する。
【0018】従って、データ転送手段の各データ保持部
からの入力データに応じて、データ保持手段で前に保持
されたデータをそのまま出力するか、反転して出力する
かをデータ反転/非反転手段で処理するため、データ転
送手段に入力されるデータは前に入力されたデータと比
べて差異があるか否かの差異データであればよく、これ
によって入力データの遷移回数が少なくなることから、
データ転送回路で消費される電力を低減することができ
る。特に、前に処理したデータと同じデータを連続して
処理する場合は、遷移回数の低減率が大きくなるため、
消費電力の低減効果が一層大きくなる。
【0019】請求項2記載の表示駆動装置では、差異デ
ータ作成手段で処理中の水平走査ラインと1つ前の水平
走査ラインとの画像データを比較して、画像データが変
化したか否かを識別する差異データを作成し、画像デー
タ反転/非反転手段でその差異データに基づいて、画像
データに差異がある場合は1つ前の水平走査ラインの画
像データを反転させ、差異がない場合は1つ前の水平走
査ラインの画像データをそのまま出力し、画像データ保
持手段でその画像データ反転/非反転手段からの出力画
像データを保持するとともに、その保持されたデータを
1つ前の水平走査ラインの画像データとして画像データ
反転/非反転手段に入力する。
【0020】従って、上記のようなデータ線駆動回路か
らなる表示駆動装置では、差異データ作成手段によって
作成される差異データが通常の画像データと一定の関連
性を有していて、同一データライン上で同じ画像データ
が連続する場合は、差異データを用いた方がデータの遷
移回数を減少させることができる。このため、入力され
る差異データに基づいて駆動される回路の消費電力が低
減される。
【0021】請求項3記載の表示駆動装置では、差異デ
ータ作成手段で処理中の水平走査ラインと1つ前の水平
走査ラインとの画像データを各画素毎に比較して、画像
データが変化したか否かを識別する差異データを作成
し、データ転送手段でその差異データを複数のデータ保
持部に順次転送しながら各画素毎の差異データを取り出
し、画像データ反転/非反転手段で各画素毎の差異デー
タに基づいて、画像データに差異がある場合は1つ前の
水平走査ラインの当該画素の画像データを反転し、差異
がない場合は1つ前の水平走査ラインの当該画素の画像
データをそのまま出力し、画像データ保持手段でその画
像データ反転/非反転手段からの出力画像データを保持
するとともに、その保持されたデータを1つ前の水平走
査ラインの画像データとして画像データ反転/非反転手
段に入力する。
【0022】従って、上記のようなデータ線駆動回路か
らなる表示駆動装置では、差異データ作成手段によって
作成される差異データが通常の画像データと比べると、
データの遷移回数を減少させることができる。このた
め、入力される差異データに基づいて駆動されるデータ
転送手段の消費電力が低減される。
【0023】請求項4記載の表示駆動装置では、少なく
とも、請求項3に記載されているデータ転送手段、画像
データ反転/非反転手段および画像データ保持手段を液
晶表示パネルの基板上に一体成形する駆動回路一体型と
したため、ポリシリコン等を使って駆動回路を構成して
も、低消費電力化することができる。
【0024】請求項5記載の表示駆動装置では、請求項
4に記載されている液晶表示パネルの各画素毎に、薄膜
トランジスタからなるスイッチング素子を設けてTFT
−LCDとし、アクティブマトリクス駆動するようにし
たため、応答速度が速く、高コントラストで明瞭な画質
が得られるとともに、低消費電力化することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る表示駆動装置の実施例を
図面に基づいて説明する。図1〜図4は、本発明の表示
駆動装置を説明する図であり、ここでは、液晶表示パネ
ルのガラス基板上にTFTからなる駆動回路を一体形成
した駆動回路一体型液晶駆動装置として実施したもので
ある。まず、構成を説明する。
【0026】図1は、本実施例に係る駆動回路一体型T
FT−LCD11の概略構成図である。この駆動回路一
体型TFT−LCD11は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)の表示領域において、ガラス基板上の各画素毎
にスイッチング素子となるTFT(Thin Film Transist
or)を形成するとともに、ドレインドライバ(データ線
駆動回路)やゲートドライバ(走査線駆動回路)からな
る液晶駆動回路がガラス基板上に一体形成されている。
【0027】図1に示すように、駆動回路一体型TFT
−LCD11は、ガラス基板12上の表示領域内の各画
素毎にTFTが形成された液晶表示パネル(TFT−L
CD)13と、その液晶表示パネル13の各TFTのゲ
ートに走査信号を印加して選択/非選択状態を作り出す
ゲートドライバ14と、そのゲートドライバ14によっ
て選択状態としたTFTに表示信号を印加して各画素毎
の液晶を駆動するドレインドライバ15とを備えてい
る。
【0028】また、上記ドレインドライバ15は、デー
タ転送回路16、ラッチ回路17、ドライバ回路18な
どで構成されており、さらに、そのデータ転送回路16
に入力されるデータは、これから走査を行う水平走査ラ
インの画像データと、その1水平走査ライン前の画像デ
ータとを同一ドレインライン上の画素同士で比較して、
差異の有無を示す差異データを作成する差異データ作成
回路19によって作成される。
【0029】図2は、差異データ作成回路19の一構成
例を示すブロック図である。図2に示すように、差異デ
ータ作成回路19は、現ライン画像データ保持部21、
前ライン画像データ保持部22、および画像データ比較
部23などで構成されている。
【0030】現ライン画像データ保持部21は、図示し
ないA/D変換部でデジタル化された1水平走査ライン
毎のシリアル画像データ(data)が入力され、各画
素毎に保持される。
【0031】前ライン画像データ保持部22は、現ライ
ン画像データ保持部21に保持された画像データに基づ
いて画像データ比較部23で差異データが作成された
後、1水平走査ライン前の画像データとしてここに転送
されて、各画素毎に保持される。
【0032】画像データ比較部23は、上記した現ライ
ン画像データ保持部21と前ライン画像データ保持部2
2で保持された画像データを、同じドレインライン上の
画素同士で比較して、差異がある場合と差異が無い場合
とを識別する差異データを作成するものである。
【0033】例えば、黒を表示するHレベルの画像デー
タから白を表示するLレベルの画像データになったり、
その逆の場合は、画像データが1ライン前と比べて変化
しているため、差異があることを示すデータとしてHレ
ベルの差異データを出力する[後述の図4(b)参
照]。
【0034】また、黒を表示するHレベルの画像データ
から黒を表示するHレベルの画像データ、あるいは、白
を表示するLレベルの画像データから白を表示するLレ
ベルの画像データのように、画像データが1ライン前と
比べて変化しない場合は、差異の無いことを示すデータ
としてLレベルの差異データを出力する[後述の図4
(b)参照]。
【0035】上記した差異データ作成回路19で作成さ
れる差異データは、図1に示すように、ドレインドライ
バ15のデータ転送回路16に出力されて、液晶表示パ
ネル13に設けられたドレインラインに供給する液晶駆
動信号を生成する。
【0036】図3は、本実施例の液晶駆動装置に係るド
レインドライバ15の回路構成の一部を説明する図であ
り、より詳しくは、図1のドレインドライバ15におけ
るデータ転送回路16とラッチ回路17の回路構成を示
している。そして、ラッチ回路17は、さらに、エクス
クルシブ・オア(排他的論理和)ゲートEX1 〜EXn
からなるデータ反転/非反転回路17aと、ラッチ回路
L1 〜Ln からなるデータ保持回路17bとで構成され
ている。
【0037】データ転送回路16は、複数のフリップフ
ロップ回路F1 〜Fn のそれぞれのD端子とQ端子とが
データラインを介して直列に接続されるとともに、各フ
リップフロップ回路F1 〜Fn を共通のクロックパルス
(clk)で駆動することにより、入力されるデジタル
画像データ(data)を順に図3の右方向にシフトし
ながら各フリップフロップ回路に蓄積する。
【0038】データ反転/非反転回路17aは、本発明
の特徴的な構成部分であって、ここでは複数のエクスク
ルシブ・オア(排他的論理和)ゲートEX1 〜EXn で
構成されており、上記した各フリップフロップ回路F1
〜Fn のQ端子出力が各エクスクルシブ・オア・ゲート
EX1 〜EXn の一方の入力端子にそれぞれ入力されて
いる。また、エクスクルシブ・オア・ゲートの他方の入
力端子には、後述するラッチ回路L1 〜Ln で保持され
た1水平走査ライン前の各画素毎の表示データが入力さ
れる。
【0039】これにより、データ反転/非反転回路17
aには、それぞれのラッチ回路L1〜Ln に保持された
1水平走査ライン前の表示データを、上記した差異デー
タ作成回路19からデータ転送回路16を介して入力さ
れる差異データに基づいて、画像データが変化していな
い場合は前の表示データをラッチ回路17bにそのまま
出力し、画像データが変化した場合は前の表示データを
反転してラッチ回路17bに出力する。これは、データ
転送回路16に入力されるデータが通常の画像データで
はなく、1水平走査ライン前の画像データと比較して変
化したか否かを示す差異データを使った場合でも、これ
までと同様に液晶表示を行うことができる。
【0040】従って、文字表示などのように、縦方向に
黒の画素、あるいは、白の画素が連続して表示される場
合は、データの反転回数(遷移回数)の少ない差異デー
タを得ることができるので、上記したデータ転送回路1
6のフリップフロップ回路F1 〜Fn を構成するCMO
Sの充放電回数を減らすことができ、その結果として、
消費電力を低減化することができる。
【0041】データ保持回路17bは、上記したデータ
転送回路16のフリップフロップ回路F1 〜Fn に対応
した複数のラッチ回路L1 〜Ln で構成されている。そ
して、上記したデータ反転/非反転回路17aの各エク
スクルシブ・オア・ゲートEX1 〜EXn からの出力
は、ラッチ回路L1 〜Ln のI端子に入力されるととも
に、L端子から入力されるラッチ信号(latch)の
タイミングでI端子の入力信号が固定され、その入力信
号が保持される。そして、ラッチ回路L1 〜Lnで保持
された表示データは、1水平走査ライン前の表示データ
として、上記したデータ反転/非反転回路17aのエク
スクルシブ・オア・ゲートEX1 〜EXnの一方の入力
端子に入力される。このため、常にデータ反転/非反転
回路17aでは、現在の水平走査ラインの画像データと
1水平走査ライン前の表示データとを比較することがで
きる。
【0042】なお、図3に示すラッチ回路17では、図
示省略したが、ラッチ回路17bをリセットするリセッ
ト信号ラインと、そのリセット信号を入力する端子とが
設けられている。また、ラッチ回路17には、液晶表示
画面の最上段の水平走査ラインの画像データであること
を示す信号が入力される。その場合に比較する対象とな
る1水平走査ライン前の表示データとしては、全てLレ
ベル(白表示)データであって、これと比較して変化が
あったか否かを見る。
【0043】図4(a)は、液晶表示パネル上に任意に
並べたアルファベット文字として、図7の従来例と同様
の「IOCAS」を表示したものであり、1文字に対し
て7×5ドットの画素を使っている。そして、図4
(b)では、1水平走査ライン前の表示データと比較し
て、表示データが変化した場合は、H(High)レベ
ルの差異データがデータ転送回路16に入力され、表示
データが変化しない場合は、L(Low)レベルの差異
データがデータ転送回路16に入力される。
【0044】次に、動作を説明する。本実施例の液晶駆
動装置は、例えば、ドットマトリクスディスプレイを具
備したワードプロセッサや電子手帳などの文字入力装置
に用いたものである。まず、任意のアルファベット文字
「IOCAS」をディスプレイ上に表示させる場合は、
「I」、「O」、「C」、「A」、「S」をそれぞれキ
ー入力すると、その画像データが図示しないA/D変換
器で1水平走査ライン毎のシリアルなデジタル画像デー
タに変換され、図1に示す差異データ作成回路19に順
次入力される。
【0045】差異データ作成回路19では、図2に示さ
れるように、1水平走査ライン分のシリアル画像データ
が現ライン画像データ保持部21に入力されて保持され
る。このとき、最上段の水平走査ライン画像データが入
力される場合は、比較対象となる前ラインの画像データ
がないため、その旨を示す信号が入力されると、画像デ
ータ比較部23ではLレベルの画像データに対して現ラ
イン画像データ保持部21の画像データと各画素毎に比
較が行われる。その結果、Lレベルの画像データ(白表
示)の場合は、図4(a)に示すように、差異データが
Lとなり、Hレベルの画像データ(黒表示)の場合は、
差異データがHとなるため、最上段の水平走査ラインの
差異データは、図7の従来例の最上段の画像データと同
じとなり、図1のデータ転送回路16に出力される。
【0046】上記手順によって、1ライン目を走査駆動
されて画像表示が行われると、図2の差異データ作成回
路19の現ライン画像データ保持部21で保持されてい
た1ライン目のデータを前ライン画像データ保持部22
に転送して保持し、現ライン画像データ保持部21には
2ライン目のデータが入力される。これにより、画像デ
ータ比較部23は、1ライン目と2ライン目の画像デー
タを各画素毎に比較して、その差異データをデータ転送
回路16に出力する。このように、1ライン前の画像デ
ータと現在処理しているラインの画像データとを比較し
た差異データは、順次データ転送回路16へ送られる。
【0047】図4(b)は、データ転送回路16へ送ら
れる各水平走査ライン(A〜G)毎の差異データを示し
たものである。この図を見るとわかるように、縦方向に
同じ画像データが連続している黒部分(特に、アルファ
ベットのI、O、Cなど)と背景の白部分とが多く見ら
れるため、差異データの切換え回数が図7(b)と比べ
ると大幅に減少していることがわかる。このデータ転送
回路16へ入力されるデータの切換回数を単純比較する
と、従来例では98回あったものが、本実施例では52
回と約半分近くまで減少していることがわかる。
【0048】このように、本実施例の液晶駆動装置にお
ける入力データの切換回数の減少は、図3に示すデータ
転送装置16を構成するフリップフロップ回路F1 〜F
n のCMOSに対する充放電回数の減少につながるた
め、大幅に低消費電力化することができる。
【0049】次に、上記のような差異データを用いて図
1に示すドレインドライバ15で液晶を駆動する表示デ
ータを作成する場合は、図3に示すように、データ転送
装置16のフリップフロップ回路F1 〜Fn に入力され
るクロック(clk)によって入力される各画素毎の差
異データが順次右方向にシフトされて、各フリップフロ
ップ回路F1 〜Fn 内に蓄積される。
【0050】次に、各フリップフロップ回路F1 〜Fn
内に蓄積された各画素毎の差異データは、データ反転/
非反転回路17aのエクスクルシブ・オア・ゲートEX
1 〜EXn の一方の入力端子に入力される。この入力さ
れる差異データがディスプレイの最上段のデータである
場合は、ラッチ回路L1 〜Ln を図示しないリセット信
号ラインを介してリセットを行い、Lレベルの表示デー
タをエクスクルシブ・オア・ゲートEX1 〜EXn の他
方の入力端子に入力する。このため、図4(b)のAラ
インに示す差異データと同じ表示データD1 〜Dn がド
ライバ回路18に出力され、交流化された液晶駆動電圧
に変換されて、各ドレインラインに供給される。このと
き、ゲートドライバは、Aラインを選択状態とするよう
に走査信号をゲートラインに供給する。
【0051】次に、図4(b)のBラインの差異データ
は、図3のデータ転送回路16に入力されてデータが順
次シフトされ、各画素毎の差異データが蓄積される。そ
して、データ反転/非反転回路17aのエクスクルシブ
・オア・ゲートEX1 〜EXn では、AラインとBライ
ンのデータを各画素毎に比較して、その排他的論理和が
ラッチ回路17bに出力されてラッチされるとともに、
表示データD1 〜Dnとしてドライバ回路18に出力さ
れ、交流化された液晶駆動電圧に変換されて、各ドレイ
ンラインに供給される。
【0052】このように、本実施例の液晶駆動装置11
は、入力される差異データに基づいて表示信号を作成し
て液晶を駆動することができるため、特に、データ転送
回路16に入力される差異データの切換回数(データの
遷移回数)が実際の画像データをそのまま入力する場合
と比べて、大幅に減少させることが可能である。このよ
うに、データの遷移回数の減少は、データ転送回路16
の消費電力を低減化することができる。
【0053】以上述べたように、本実施例の液晶駆動装
置は、ドレインドライバ15内にデータ反転/非反転回
路17aのエクスクルシブ・オア・ゲートEX1 〜EX
n を追加するだけで、1水平走査ライン前の画像データ
と比較した差異データに基づいて、ドレインドライバ1
5で液晶駆動信号を作成することができる。従って、本
実施例の液晶駆動装置は、このような差異データを用い
ることにより、データ転送回路に入力されるデータの遷
移回数が減少することから、低消費電力化を図ることが
できる。
【0054】なお、上記実施例では、任意のアルファベ
ット文字を用いた表示例としたが、これに限定されず、
数字、漢字、ひらがな、カタカナ等の文字、あるいは空
白の多い線画などでも、上記と同様にデータの遷移回数
を減少させることができ、低消費電力化を図ることがで
きる。
【0055】また、本実施例では、現ラインと前ライン
の画像データを比較して、その差異データを出力する差
異データ作成回路を備えた場合で説明したが、キャラク
タジェネレータを有する装置の場合には、キャラクタジ
ェネレータの各画像フォントを前行との差異を示すもの
として作成すれば、この差異データ作成回路を省略する
ことができる。
【0056】また、本実施例では、駆動回路一体型液晶
駆動装置を例にあげて説明したが、これに限定されず、
また、TFT−LCDにも限定されるものではなく、種
々の表示駆動装置に対して適用することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の表示駆動装置によれば、
データ保持部が複数個直列に接続されたデータ転送手段
で入力データを所定のクロックにより順次転送し、その
データ転送手段の各データ保持部からの出力データに基
づいて、データ反転/非反転手段が前に入力されたデー
タの信号レベルを反転、あるいは非反転して出力し、さ
らに、データ保持手段が前記データ保持部に対応して設
けられ、前記データ反転/非反転手段からの出力データ
を所定のタイミングで保持して出力するとともに、その
保持されたデータを前の入力データとして前記データ反
転/非反転手段に出力する。
【0058】従って、データ転送手段の各データ保持部
からの入力データに応じて、データ保持手段で前に保持
されたデータをそのまま出力するか、反転して出力する
かをデータ反転/非反転手段で処理するため、データ転
送手段に入力されるデータは前に入力されたデータと比
べて差異があるか否かの差異データであればよく、これ
によって入力データの遷移回数が少なくなることから、
データ転送回路で消費される電力を低減することができ
る。特に、前に処理したデータと同じデータを連続して
処理する場合は、遷移回数の低減率が大きくなるため、
消費電力の低減効果が大きくなる。
【0059】請求項2記載の表示駆動装置によれば、差
異データ作成手段で処理中の水平走査ラインと1つ前の
水平走査ラインとの画像データを比較して、画像データ
が変化したか否かを識別する差異データを作成し、画像
データ反転/非反転手段でその差異データに基づいて、
画像データに差異がある場合は1つ前の水平走査ライン
の画像データを反転させ、差異がない場合は1つ前の水
平走査ラインの画像データをそのまま出力し、画像デー
タ保持手段でその画像データ反転/非反転手段からの出
力画像データを保持するとともに、その保持されたデー
タを1つ前の水平走査ラインの画像データとして画像デ
ータ反転/非反転手段に入力する。
【0060】従って、上記のようなデータ線駆動回路か
らなる表示駆動装置では、差異データ作成手段によって
作成される差異データが通常の画像データと一定の関連
性を有していて、同一データライン上で同じ画像データ
が連続する場合は、差異データの方がデータの遷移回数
を減少させることができる。このため、入力される差異
データに基づいて駆動される回路の消費電力を低減する
ことができる。
【0061】請求項3記載の表示駆動装置によれば、差
異データ作成手段で処理中の水平走査ラインと1つ前の
水平走査ラインとの画像データを各画素毎に比較して、
画像データが変化したか否かを識別する差異データを作
成し、データ転送手段でその差異データを複数のデータ
保持部に順次転送しながら各画素毎の差異データを取り
出し、画像データ反転/非反転手段で各画素毎の差異デ
ータに基づいて、画像データに差異がある場合は1つ前
の水平走査ラインの当該画素の画像データを反転し、差
異がない場合は1つ前の水平走査ラインの当該画素の画
像データをそのまま出力し、画像データ保持手段でその
画像データ反転/非反転手段からの出力画像データを保
持するとともに、その保持されたデータを1つ前の水平
走査ラインの画像データとして画像データ反転/非反転
手段に入力する。
【0062】従って、上記のようなデータ線駆動回路か
らなる表示駆動装置では、差異データ作成手段によって
作成される差異データが通常の画像データと比べると、
データの遷移回数を減少させることができる。このた
め、入力される差異データに基づいて駆動されるデータ
転送手段の消費電力を低減することができる。
【0063】請求項4記載の表示駆動装置によれば、少
なくとも、請求項3に記載されているデータ転送手段、
画像データ反転/非反転手段および画像データ保持手段
を液晶表示パネルの基板上に一体成形する駆動回路一体
型としたため、ポリシリコン等を使って駆動回路を構成
しても、低消費電力化することができる。
【0064】請求項5記載の表示駆動装置によれば、請
求項4に記載されている液晶表示パネルの各画素毎に、
薄膜トランジスタからなるスイッチング素子を設けてT
FT−LCDとし、アクティブマトリクス駆動するよう
にしたため、応答速度が速く、高コントラストで明瞭な
画質が得られるとともに、低消費電力化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る駆動回路一体型TFT−LCD
の概略構成図。
【図2】差異データ作成回路の一構成例を示すブロック
図。
【図3】本実施例の液晶駆動装置に係るドレインドライ
バの回路構成の一部を説明する図。
【図4】液晶表示パネル上に表示した任意のアルファベ
ット文字とそれに対する差異データの遷移回数を示す図
である。
【図5】従来のドレインドライバのデータ転送回路とラ
ッチ回路の構成を示す回路図。
【図6】図5に示すドレインドライバの各入力信号のタ
イミングチャート。
【図7】液晶表示パネル上に表示した任意のアルファベ
ット文字とそれに対応する画像データの遷移回数を示す
図である。
【符号の説明】
11 駆動回路一体型TFT−LCD 12 ガラス基板 13 液晶表示パネル 14 ゲートドライバ 15 ドレインドライバ 16 データ転送回路 17 ラッチ回路 17a データ反転/非反転回路 17b ラッチ回路 18 ドライバ回路 19 差異データ作成回路 21 現ライン画像データ保持部 22 前ライン画像データ保持部 23 画像データ比較部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ保持部が直列に接続され、入
    力データを所定のクロックに基づいて順次転送するデー
    タ転送手段と、 前記データ転送手段の各データ保持部から出力される個
    々のデータに基づいて、前に入力されたデータの信号レ
    ベルを反転、あるいは非反転して出力するデータ反転/
    非反転手段と、 前記複数のデータ保持部にそれぞれ対応して設けられ、
    前記データ反転/非反転手段から個々に出力されるデー
    タを所定のタイミングで保持して出力するとともに、そ
    の保持されたデータを前の入力データとして前記データ
    反転/非反転手段に出力するデータ保持手段と、 を備えることを特徴とする表示駆動装置。
  2. 【請求項2】各水平走査ライン毎に入力される画像デー
    タを順次処理して表示信号を生成し、液晶表示パネルに
    マトリクス状に配置された各画素の信号線に表示信号を
    供給して液晶を駆動するデータ線駆動回路を有する表示
    駆動装置において、 処理中の水平走査ラインの画像データと、1つ前の水平
    走査ラインの画像データとを比較して、画像データが変
    化したか否かを識別するための差異データを作成する差
    異データ作成手段と、 前記差異データに基づいて、画像データに差異がある場
    合は1つ前の水平走査ラインの画像データを反転させ、
    差異がない場合は1つ前の水平走査ラインの画像データ
    を反転せずにそのまま出力する画像データ反転/非反転
    手段と、 前記画像データ反転/非反転手段から出力される画像デ
    ータを所定のタイミングで保持するとともに、その保持
    されたデータを1つ前の水平走査ラインの画像データと
    して前記画像データ反転/非反転手段入力する画像デー
    タ保持手段と、 を備えていることを特徴とする表示駆動装置。
  3. 【請求項3】各水平走査ライン毎に入力される画像デー
    タを順次処理して表示信号を生成し、液晶表示パネルに
    マトリクス状に配置された各画素の信号線に表示信号を
    供給して液晶を駆動するデータ線駆動回路を有する表示
    駆動装置において、 処理中の水平走査ラインの画像データと、1つ前の水平
    走査ラインの画像データとを各画素毎に比較して、画像
    データが変化したか否かを識別するための差異データを
    作成する差異データ作成手段と、 前記差異データ作成手段からの差異データを複数のデー
    タ保持部に順次転送しながら各画素毎の差異データを取
    り出すデータ転送手段と、 前記データ転送手段の各データ保持部から取り出された
    各画素毎の差異データに基づいて、差異がある場合は1
    つ前の水平走査ラインの当該画素の画像データを反転
    し、差異がない場合は1つ前の水平走査ラインの当該画
    素の画像データを反転せずにそのまま出力する画像デー
    タ反転/非反転手段と、 前記画像データ反転/非反転手段から出力される画像デ
    ータを所定のタイミングで保持するとともに、その保持
    されたデータを1つ前の水平走査ラインの画像データと
    して前記画像データ反転/非反転手段入力させる画像デ
    ータ保持手段と、 を備えていることを特徴とする表示駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の表示駆動装置は、 少なくとも、前記データ転送手段、前記画像データ反転
    /非反転手段および前記画像データ保持手段が液晶表示
    パネルの基板上に一体成形された駆動回路一体型である
    ことを特徴とする表示駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の表示駆動装置は、 液晶表示パネルの各画素毎に薄膜トランジスタからなる
    スイッチング素子が設けられたTFT−LCDをアクテ
    ィブマトリクス駆動することを特徴とする表示駆動装
    置。
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