JPH083044A - 骨粗鬆症の予防または治療剤 - Google Patents

骨粗鬆症の予防または治療剤

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JPH083044A
JPH083044A JP13866194A JP13866194A JPH083044A JP H083044 A JPH083044 A JP H083044A JP 13866194 A JP13866194 A JP 13866194A JP 13866194 A JP13866194 A JP 13866194A JP H083044 A JPH083044 A JP H083044A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
alkyl group
hydrogen atom
compound
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Application number
JP13866194A
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English (en)
Inventor
Jun Nagura
倉 純 名
Masayasu Abe
部 允 泰 安
Mitsugi Hachisu
須 貢 蜂
Fukio Konno
野 不器夫 紺
Kiyoaki Katano
野 清 昭 片
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(I)に示す、非ペプチド性アンジオ
テンシンII受容体拮抗作用を有する化合物またはその医
薬として許容されうる無毒性塩を含んでなる骨粗鬆症の
予防または治療剤。 〔式中、Aは式(II)または式(III)の基であり;
X,Yは−O−,−NR19−または−S−(O)
であり;R,R,R,Rは水素原子、ハロゲン
原子、OH,NO,CN、低級(ハロ)アルキル基、
〜Cアルコキシ基等、R20は低級アルキル基、
21はハロゲン原子、R22は−CHOH,−CH
O,−COOH,R19は水素原子、低級アルキル基、
低級アシル基であり;Bは−COOR18(R18は水
素原子、低級アルキル基等)、テトラゾリル基であり;
tは0〜2の整数である〕 【効果】 一般式(I)の化合物は優れた骨密度増加作
用を有し、骨粗鬆症に起因する疾患の予防または治療剤
として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は骨粗鬆症の予防または治療剤に関し、更に詳細
には本発明は、非ペプチド性アンジオテンシンII受容体
拮抗作用を有する化合物またはその医薬として許容され
うる無毒性塩の、骨粗鬆症の予防または治療剤としての
新規な用途に関するものである。
【0002】背景技術 骨粗鬆症とは、骨の構成成分である基質と骨塩との比が
一定のまま、つまり化学的な組成に変化のないまま、両
者とも減少する(骨密度が減少する)状態であるとされ
ている。骨はたえず吸収され、かつ形成されており、従
って吸収率と形成率に差を生じ骨形成が負の平衡となれ
ば骨粗鬆が起こる。現在高齢化社会を迎え臨床上重要な
問題として注目されている。
【0003】骨粗鬆症は、骨密度の低下に起因している
為、骨密度を上昇させる薬、例えば、カルシウム剤、活
性ビタミンD、カルシトニン製剤などが主にその治療薬
として用いられている。
【0004】
【発明の概要】本発明は、ある種の化合物群の骨粗鬆症
の予防または治療剤としての新規用途の提供をその目的
としている。本発明者らは、今般、非ペプチド性アンジ
オテンシンII受容体拮抗作用を有する一群の化合物が、
骨密度を上昇させる作用を有し、骨粗鬆症の予防または
治療剤として有用であることを見いだして本発明を完成
させた。すなわち、本発明による骨粗鬆症の予防または
治療剤は、非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮抗
作用を有する化合物またはその薬理学的に許容される無
毒性塩を含有してなるもの、である。
【0005】
【発明の具体的説明】本発明で用いられる非ペプチド性
アンジオテンシンII受容体拮抗作用を有する一群の化合
物としては、例えば下記の文献に記載の化合物を挙げる
ことが出来る。すなわち、ジャーナル オブ メディシ
ナル ケミストリー 33巻、1312ページ(199
0年)、同 33巻、1330ページ(1990年)、
同34巻、2919ページ(1991年)、同34巻、
2525ページ(1991年)、同34巻、3248ペ
ージ(1991年)、同35巻、4027ページ(19
92年)、同35巻、3714ページ(1992年)、
同35巻、3858ページ(1992年)、同35巻、
4751ページ(1992年)、同36巻、591ペー
ジ(1993年)、同36巻、1245ページ(199
3年)、同36巻、1735ページ(1993年)、同
36巻、1772ページ(1993年)、同36巻、1
880ページ(1993年)、同36巻、2172ペー
ジ(1993年)、同36巻、2182ページ(199
3年)、同36巻、2253ページ(1993年)、同
36巻、2335ページ(1993年)、同36巻、2
343ページ(1993年)、同36巻、2558ペー
ジ(1993年)、同36巻、3371ページ(199
3年)、同36巻、4239ページ(1993年)、同
36巻、4230ページ(1993年)、同36巻、3
985ページ(1993年)、同36巻、4040ペー
ジ(1993年)、バイオオーガニック アンド メデ
ィシナル ケミストリー レターズ 1巻、711ペー
ジ(1991年)、同3巻、589ページ(1993
年)、同3巻、899ページ(1993年)。
【0006】更に下記の公報に記載された化合物も本発
明で用いられる、非ペプチド性アンジオテンシンII受容
体拮抗作用を有する一群の化合物として挙げることが出
来る。すなわち、特開昭56−71073、特開昭56
−71074、特開昭57−98270、特開昭58−
157768、特開昭62−240683、特開昭63
−23868、特開平1−287071、特開平3−5
464、特開平3−27362、特開平3−4437
7、特開平3−63264、特開平5−331149各
公報、WO/91−00281、WO/91−0027
7、WO/91−14679、WO/91−1969
7、WO/92−04343、WO/92−0608
1、WO/92−22533、WO/92−1125
5、WO/92−19211、WO/92−2166
6、WO/93−03040、WO/93−0816
9、WO/93−08171、WO/93−1307
7、WO/93−16071、WO/93−1803
0、WO/93−17023、WO/93−1768
1、WO/93−17682、WO/93−1803
5、WO/93−19060、WO/93−2448
7、WO/93−24501、WO/94−0012
0、WO/94−00450、WO/94−01436
各公報、EP−A−324377、EP−A−4009
74、EP−A−401030、EP−A−40315
8、EP−A−403159、EP−A−40710
2、EP−A−408332、EP−A−41150
7、EP−A−411766、EP−A−41259
4、EP−A−415886、EP−A−41904
8、EP−A−443983、EP−A−45321
0、EP−A−497121、EP−A−50383
8、EP−A−511791、EP−A−51421
6、EP−A−513979、EP−A−51639
2、EP−A−518033、EP−A−52072
4、EP−A−528762、EP−A−52925
3、EP−A−539066、EP−A−54040
0、EP−A−547556、EP−A−54935
2、EP−A−552765、EP−A−55368
2、EP−A−555825、EP−A−55678
9、EP−A−560330、EP−A−56016
3、EP−A−562261、EP−A−56293
6、EP−A−564356、EP−A−56478
8、EP−A−569013、EP−A−56979
5、EP−A−573271、EP−A−57417
4、EP−A−578002、EP−A−581003
各公報、およびUSP4880804、USP4916
129、USP5128327、USP518715
9、USP5187168、USP5190942、U
SP5212177、USP5208235、USP5
246940、USP5246943、USP5256
781、USP5256695、USP527605
4、USP5278068各公報の化合物群である。
【0007】ここに掲げた文献あるいは特許公報に記載
された非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮抗作用
を有する一群の化合物は例示であり、本発明による骨粗
鬆症の予防または治療に用いられる非ペプチド性のアン
ジオテンシンII拮抗作用を有する化合物はこれらに限定
されるものではない。
【0008】本発明による骨粗鬆症の予防または治療剤
の有効成分である非ペプチド性アンジオテンシンII受容
体拮抗作用を有する化合物として好ましい一群の化合物
は、下記の一般式(I)で表わされる化合物およびそれ
らの薬理学的に許容される無毒性塩である。
【化4】 (上記式中、Aは基(II):
【化5】 〔ここで、R、R、RおよびRは、独立して、
それぞれ水素原子;ハロゲン原子;水酸基;ニトロ基;
シアノ基;フェニル基;低級アルキル基;ハロ低級アル
キル基;低級アルケニル基;C1〜8アルコキシ基(こ
のアルコキシ基はハロゲン原子、C3〜7シクロアルキ
ル基、窒素原子を1個含んでなりかつ低級アルキル基で
置換されていてもよい5または6員複素飽和環または低
級アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基で
置換されていてもよい);低級アルケニルオキシ基;C
3〜7シクロアルキルオキシ基;ハロゲン原子、低級ア
ルキル、ハロ低級アルキルまたは低級アルコキシ基で置
換されていてもよいベンジルオキシ基;基−(CH
mOR(ここで、mは1〜3の整数を表わし、R
水素原子、C3〜7シクロアルキル、低級アルキル、低
級アルケニル、ベンジル基、基−(CH)nNR
(ここで、nは1〜4の整数を表わし、RまたはR
は独立して水素原子または低級アルキル基を表わす
か、またはRとRとはそれが結合している窒素原子
と一緒になって5または6員複素飽和環を形成してもよ
くこの複素飽和環は低級アルキル基で置換されていても
よい)または基−(CH)pCOR(ここで、pは
0〜4の整数を表わし、Rは水酸基、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、フェニル基またはNR
10(このRおよびR10は独立して水素原子または低級
アルキル基を表わす)を表わす);基−CO−R11(こ
こで、R11は水素原子または低級アルキル基を表わ
す);基NR1213(ここで、R12およびR13は独立し
て水素原子、低級アルキル基またはフェニル基を表わす
か、または、このR12とR13とはそれが結合している窒
素原子と一緒になって5または6員複素飽和環を形成し
ていてもよい);基−COO−R14(ここで、R14は水
素原子、低級アルキル基または基−(CH)q−R15
(このqは1〜4の整数を表わし、R15は窒素原子を1
個または2個含んでなりかつ低級アルキル基またはフェ
ニル低級アルキル基で置換されていてもよい5または6
員複素飽和環を表わす)を表わす);または基−NR16
17(ここで、R16およびR17は独立して水素原子、低
級アルキル基または低級アシル基を表わす)を表わす
か;またはR、R、RおよびRのいずれか二つ
が一緒になって基−(CH)r−(ここでrは3また
は4の整数を表わす)を表わしていてもよい〕を表わす
か、またはAは基(III):
【化6】 〔ここで、Yは前記Xと同じ意味を表わし、R20は低級
アルキル基を表わし、R21はハロゲン原子を表わし、R
22は−CHOH,−CHO、または−COOHを表わ
すか、またはR21とR22は互いに結合して、アルキル基
で置換されていてもよいピリジン環または−COOR23
(ここで、R23は水素原子、低級アルキル基、低級アル
キルオキシカルボニルオキシ低級アルキル基、また低級
シクロアルキルオキシカルボニルオキシ低級アルキル基
を表わす)で置換されていてもよいベンゼン環を表わし
ていてもよい〕を表わし、Bは、基COOR18(ここ
で、R18は水素原子、低級アルキル基または基−CH
OCOC(CHを表わす)、または、テトラゾリ
ル基を表し、Xは−O−、−NR19−(ここで、R19
水素原子、低級アルキル基または低級アシル基を表わ
す)、または、−S(O)t−(ここで、tは0〜2の
整数を表わす)を表わす。〕
【0009】本明細書において、基または基の一部とし
ての「低級アルキル」または「低級アルコキシ」という
語は、基が直鎖または分枝鎖の炭素数1〜6、好ましく
は1〜4、のアルキル基を意味する。また、「低級アル
ケニル」という語は、基が直鎖または分枝鎖であって、
かつ少なくとも1つの炭素‐炭素二重結合を含む炭素数
1〜6、好ましくは1〜4、の基を意味する。また、ハ
ロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子をいうものとする。基または基の一部としての
「ハロアルキル」という語は、その中の一以上の水素原
子がハロゲン原子で置換されていることを意味する。
【0010】R、R、RおよびRが表わすハロ
低級アルキル基は、好ましくは2‐フルオロエチル、ジ
フルオロメチル、2,2,2‐トリフルオロエチルであ
る。
【0011】R、R、RおよびRが表わすC
1〜8アルコキシ基は好ましくはC 〜6アルコキシ基
であり、このアルコキシ基はハロゲン原子、C3〜7
クロアルキル基(例えばシクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロペンチル基など)、窒素原
子を1個含んでなりかつ低級アルキル基で置換されてい
てもよい5または6員複素飽和環(例えば1‐ピロリジ
ニル、1‐ピペリジニル、2,2,6,6‐テトラメチ
ルピリジン‐1‐イル、4‐メチルピペリジン‐1‐イ
ル、4‐ジフェニルメチルピペラジン‐1‐イルな
ど)、または、低級アルキル基で置換されていてもよい
カルバモイル基で場合によって置換されていていもよ
い。このアルコキシ基がこのC3〜7シクロアルキル
基、窒素原子を1個含んでなる5または6員複素飽和環
またはカルバモイル基で置換されている場合、アルコキ
シ基のアルキル基部分の炭素数は好ましくは1〜3、よ
り好ましくは1または2、である。
【0012】R、R、RおよびRが表わす低級
アルケニルオキシ基は、好ましくはビニルオキシ、アリ
ルオキシ、ブテニルオキシ、シクロヘキセニルオキシで
ある。
【0013】R、R、RおよびRが表わすベン
ジル基は置換されていてもよく、その好ましい例として
はo、mおよびp‐メトキシベンジルオキシ、o、mお
よびp‐ニトロベンジルオキシ、o、mおよびp‐メチ
ルベンジルオキシ、o、mおよびp‐クロロベンジルオ
キシ、o、mおよびp‐トリフルオロメチルベンジルオ
キシ、o、mおよびp‐ヒドロキシベンジルオキシ、
o、mおよびp‐アミノベンジルオキシ、o、mおよび
p‐アセチルアミノベンジルオキシ基などが挙げられ
る。
【0014】基−(CH)mORにおいてRがC
3〜7シクロアルキル低級アルキルを表わす場合、mは
1であるのが好ましく、その好ましい例としては(シク
ロプロピル)メチルオキシ、(シクロブチル)メチルオ
キシ、(シクロペンチル)メチルオキシが挙げられる。
【0015】また基−(CH)nNRにおい
て、nは好ましくは1〜3、より好ましくは1および2
である。このNRは、好ましくはアミノ、メチル
アミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、イソプロピルアミノ、ジイソプロピルアミノ基であ
る。また、このRとRは、それが結合している窒素
原子と一緒になって5または6員複素飽和環を形成して
もよく、前記したのと同様の具体例が好ましい。
【0016】また、基−(CH)pCORにおい
て、pは好ましくは0〜2、より好ましくは0または1
を表わす。基−CONR1213において、R12とR
13は、それが結合している窒素原子と一緒になって5ま
たは6員複素飽和環を形成してもよく、前記したのと同
様の具体例が好ましい。R14が表わす基−(CH)q
−R15において、qは好ましくは1〜3、より好ましく
は2である。また、このR15が表わす窒素原子を1個ま
たは2個含んでなる5または6員複素飽和環の例として
は、ピロリジニル、ピペリジニル、ピラゾリジニル、ピ
ペラジニル基などが挙げられる。
【0017】本発明において好ましい化合物は、Aが
基:
【化7】 (ここで、R30およびR31は独立して低級アルキル基、
フェニル基または基−(CH)mOR(ここでmお
よびRは前記一般式(I)の場合と同義である)を表
わす)を表わす場合である。
【0018】本発明において好ましい他の化合物は、A
が基:
【化8】 (ここで、R32およびR33は独立してメチル基またはエ
チル基を表わし、Rは前記一般式(I)の場合と同義
である)を表わす場合である。
【0019】本発明において好ましい他の化合物は、A
が基:
【化9】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
34はC1〜8アルコキシ基を表わし、このアルコキシ
基はハロゲン原子、C3〜7シクロアルキル基、窒素原
子を1個含んでなりかつ低級アルキル基で置換されてい
てもよい5または6員複素飽和環または低級アルキル基
で置換されていてもよいカルバモイル基で置換されてい
てもよい)を表わす場合である。
【0020】本発明において好ましい他の化合物群は、
Aが基:
【化10】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
は前記一般式(I)の場合と同義である)を表わす
場合である。
【0021】本発明において好ましい更に他の化合物群
は、Aが基:
【化11】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
11は前記一般式(I)の場合と同義である)を表わす
場合である。
【0022】本発明において好ましい更に他の化合物群
は、Aが基:
【化12】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
14は前記一般式(I)の場合と同義である)を表わす
場合である。
【0023】本発明において好ましい更に他の化合物群
は、Aが基:
【化13】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
12およびR13は前記一般式(I)の場合と同義であ
る)を表わす場合である。
【0024】本発明において好ましい更に他の化合物群
は、Aが基:
【化14】 (ここで、R32およびR33は前記と同じ意味を表わし、
16およびR17は前記一般式(I)の場合と同義であ
る)を表わす場合である。
【0025】また、R21とR22が互いに結合してピリジ
ン環を形成した場合の基(III)の好ましい例としては1
H‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン‐3‐イル、1H
‐イミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン‐1‐イル、1H‐
イミダゾ〔4,5‐c〕ピリジン‐3‐イル、1H‐イ
ミダゾ〔4,5‐b〕ピリジン‐1‐イルなどが挙げら
れる。この場合の基(III)中のピリジン環部分の一以上
の水素原子は低級アルキル基で置換されていてもよい。
【0026】R21とR22とが互いに結合してベンゼン環
を形成した場合の基(III)としてはベンズイミダゾール
‐1‐イル、ベンズイミダゾール‐3‐イル等が挙げら
れる。この場合の基(III)中のベンゼン環部分の一以上
の水素原子は基−COOR23で置換されていてもよい。
基−COOR23中のR23は、水素原子、低級アルキル
基、低級アルキルオキシカルボニルオキシ低級アルキル
基、低級シクロアルキルオキシカルボニルオキシ低級ア
ルキル基を表わす。ここで、低級アルキルオキシカルボ
ニルオキシ低級アルキル基の好ましい例としてはエトキ
シカルボニルオキシメチル基、1‐(エトキシカルボニ
ルオキシ)エチル基が、低級シクロアルキルオキシカル
ボニルオキシ低級アルキル基の好ましい例としては1‐
(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)エチル基、
1‐(シクロペンチルオキシカルボニルオキシ)エチル
基、(シクロヘキシルオキシカルボニルオキシ)メチル
基、(シクロペンチルオキシカルボニルオキシ)メチル
基等が挙げられる。
【0027】特に好ましい化合物は、2‐エチル‐6‐
メチル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフ
ェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジエチ
ル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニ
ル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジエチル‐
4‐(2′‐カルボキシビフェニル‐4‐イル)メトキ
シピリジン;2‐エチル‐3‐メトキシ‐6‐メチル‐
4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐
4‐イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジメチル‐3‐
メトキシ‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビ
フェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジメ
チル‐3‐エトキシ‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5
‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;
2,6‐ジメチル‐3‐iso‐プロポキシ‐4‐
〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐
イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジメチル‐3‐ベン
ジルオキシ‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)
ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2‐エチル
‐3‐メトキシ‐6‐メチル‐4‐〔2′‐(テトラゾ
ール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリ
ジン;2,6‐ジメチル‐3‐エトキシ‐4‐(2′‐
カルボキシビフェニル‐4‐イル)メトキシピリジン;
2,6‐ジメチル‐3‐ヒドロキシメチル‐4‐〔2′
‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕
メトキシピリジン;2,6‐ジメチル‐3‐メトキシメ
チル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェ
ニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジメチル
‐3‐アリルオキシメチル‐4‐〔2′‐(テトラゾー
ル‐5‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジ
ン;2,6‐ジメチル‐3‐(シクロプロピル)メチル
オキシメチル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イ
ル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6
‐ジメチル‐3‐エトキシカルボニル‐4‐〔2′‐
(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メ
トキシピリジン;2‐エチル‐3‐エトキシカルボニル
‐6‐メチル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イ
ル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2,6
‐ジメチル‐3‐iso‐プロポキシカルボニル‐4‐
〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐
イル〕メトキシピリジン;2,6‐ジメチル‐3‐
(N,N‐ジメチル)カルバモイル‐4‐〔2′‐(テ
トラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキ
シピリジン;2,6‐ジメチル‐3‐(ピペリジン‐1
‐イル)カルボニル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5
‐イル)ビフェニル‐4‐イル〕メトキシピリジン;2
‐ブチル‐4‐クロロ‐5‐ヒドロキシメチル‐1‐
〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐
イル〕メチルイミダゾール;および1‐〔〔(シクロヘ
キシルオキシ)カルボニル〕オキシ〕エチル‐2‐エト
キシ‐1‐〔〔2′‐(1H‐テトラゾール‐5‐イ
ル)ビフェニル‐4‐イル〕メチル〕‐1H‐ベンズイ
ミダゾール‐7‐カルボキシレートである。
【0028】この一般式(I)で表わされる化合物のう
ち、Aが基(II)である化合物は1991年12月26
日付で公開されたWO91/19697に記載の方法に
従って合成することができる。また、一般式(I)で表
わされる化合物のうち、Aが基(III)である化合物は、
1988年1月12日付で公開されたEP−25331
0に記載の方法に従って合成することができる。
【0029】前記一般式(I)の化合物は分子中の硫黄
原子に由来する立体異性体、および、テトラゾール環に
由来する互変異性体として存在し得るが、いずれの異性
体も本発明に包含されるものである。
【0030】これらの化合物は、その塩とすることがで
きる。そのような塩としては、医学上許容される非毒性
塩が挙げられ、好適にはナトリウム塩、カリウム塩また
はカルシウム塩のようなアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の塩、フッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、
ヨウ化水素酸塩のようなハロゲン化水素塩、硝酸塩、過
塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機酸塩、メタスル
ホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、エタンス
ルホン酸塩のような低級アルキルスルホン酸塩、ベンゼ
ンスルホン酸塩、p‐トルエンスルホン酸塩のようなア
リールスルホン酸塩、フマール酸塩、コハク酸塩、クエ
ン酸塩、酒石酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩などの有
機酸塩、およびグルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のよ
うなアミノ酸塩を挙げることができる。
【0031】本発明による骨粗鬆症の予防または治療剤
は、経口および非経口(例えば、静注、筋注、皮下投
与、直腸投与、経皮投与)のいずれかの投与経路で、ヒ
トおよびヒト以外の動物に投与することができる。
【0032】従って、本発明による骨粗鬆症の予防また
は治療剤は、投与経路に応じた適当な剤形とされ、具体
的には主として静注、筋注などの注射剤、カプセル剤、
錠剤、顆粒剤、散剤、丸剤、細粒剤、トローチ錠などの
経口剤、直腸投与剤、油脂性座剤、水性座剤などの種々
に調製することができる。これらの各種製剤は通常用い
られている賦形剤、増量剤、結合剤、湿潤化剤、崩壊
剤、表面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、溶
解補助剤、防腐剤、矯味矯臭剤、無痛化剤、安定化剤な
どを用いて常法により製造することができる。使用可能
な無毒性の上記添加剤としては、例えば乳糖、果糖、ブ
ドウ糖、でん粉、ゼラチン、炭酸マグネシウム、合成ケ
イ酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウ
ム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースま
たはその塩、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、
シロップ、ワセリン、グリセリン、エタノール、プロピ
レングリコール、クエン酸、塩化ナトリウム、亜硫酸ソ
ーダ、リン酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0033】医薬組成物中の有効成分である化合物の含
有量はその剤形に応じて異なるが、通常全組成物中1〜
70重量%、好ましくは5〜50重量%、程度である。
投与量は症状や年齢、性別などを考慮して、個々の場合
に応じて適宜決定されるが通常成人1日当たり約0.1
〜300mg、好ましくは0.5〜100mg、であ
り、これを一日1回または数回に別けて投与する。
【0034】
【実施例】本発明を以下の実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、以下において、化合物AおよびBとは次の化合物
を意味する。 化合物 A:3‐メトキシ‐2,6‐ジメチル‐4‐
〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニル‐4‐
イル〕メトキシピリジン 化合物 B:2‐ブチル‐4‐クロロ‐5‐ヒドロキシ
メチル‐1‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフ
ェニル‐4‐イル〕メチルイミダゾール
【0035】試験例:骨密度増加作用 骨粗鬆症のモデルの一つと考えられている脳卒中易発症
高血圧ラット(SHRSP,32週齢、雄性)に化合物
AまたはB10mg/kg/dayを32週間にわたり
連続経口投与した後、屠殺後右脛骨を摘出し、それらの
近位端の骨密度を骨塩定量装置(Aloka, DCS-600)を用
いて測定した。第1表から明らかなように、本化合物1
0mg/kg/dayの連続経口投与により骨密度は有
意(P<0.05)に増加した。
【0036】 第1表 群分類(例数) 骨密度(mg/cm2 化合物A投与群(8) 141.5±2.5* 化合物B投与群(6) 141.6±1.4* 溶媒投与群(6) 134.0±2.1 * P<0.05
【0037】 以上の全量をよく混和して打錠し、錠剤1000個を製
造する。
【0038】 以上の全量をよく混和し、硬カプセルに充填し、カプセ
ル剤1000カプセルを製造する。
【0039】 化合物Aとブドウ糖を注射用蒸留水に溶解し、全量を1
000mlとし、これをグラスフィルターで濾過したの
ち、1mlずつアンプルに分注し、1000本のアンプ
ル製剤とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/12 257 403/10 233 //(C07D 401/12 213:60 257:04) (C07D 403/10 233:56 257:04) (72)発明者 紺 野 不器夫 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治製 菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 片 野 清 昭 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治製 菓株式会社薬品総合研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮
    抗作用を有する化合物またはその薬理学的に許容される
    無毒性塩を含有する、骨粗鬆症の予防または治療剤。
  2. 【請求項2】非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮
    抗作用を有する化合物が下記一般式(I)で表わされる
    化合物または薬理学的に許容されるその無毒性塩であ
    る、請求項1に記載の骨粗鬆症の予防または治療剤。 【化1】 (上記式中、Aは基(II): 【化2】 〔ここで、 R、R、RおよびRは、独立して、それぞれ水
    素原子;ハロゲン原子;水酸基;ニトロ基;シアノ基;
    フェニル基;低級アルキル基;ハロ低級アルキル基;低
    級アルケニル基;C1〜8アルコキシ基(このアルコキ
    シ基はハロゲン原子、C3〜7シクロアルキル基、窒素
    原子を1個含んでなりかつ低級アルキル基で置換されて
    いてもよい5または6員複素飽和環または低級アルキル
    基で置換されていてもよいカルバモイル基で置換されて
    いてもよい);低級アルケニルオキシ基;C3〜7シク
    ロアルキルオキシ基;ハロゲン原子、低級アルキル、ハ
    ロ低級アルキルまたは低級アルコキシ基で置換されてい
    てもよいベンジルオキシ基;基−(CH)mOR
    (ここで、mは1〜3の整数を表わし、Rは水素原
    子、C3〜7シクロアルキル、低級アルキル、低級アル
    ケニル、ベンジル基、基−(CH)nNR(こ
    こで、nは1〜4の整数を表わし、RまたはRは独
    立して水素原子または低級アルキル基を表わすか、また
    はRとRとはそれが結合している窒素原子と一緒に
    なって5または6員複素飽和環を形成してもよくこの複
    素飽和環は低級アルキル基で置換されていてもよい)、
    または基−(CH)pCOR(ここで、pは0〜4
    の整数を表わし、Rは水酸基、低級アルキル基、低級
    アルコキシ基、フェニル基またはNR10(このR
    およびR10は独立して水素原子または低級アルキル基を
    表わす)を表わす)を表す);基−CO−R11(ここ
    で、R11は水素原子または低級アルキル基を表わす);
    基NR1213(ここで、R12およびR13は独立して水素
    原子、低級アルキル基またはフェニル基を表わすか、ま
    たは、このR12とR13とはそれが結合している窒素原子
    と一緒になって5または6員複素飽和環を形成していて
    もよい);基−COO−R14(ここで、R14は水素原
    子、低級アルキル基または基−(CH)q−R15(こ
    のqは1〜4の整数を表わし、R15は窒素原子を1個ま
    たは2個含んでなり、かつ低級アルキル基またはフェニ
    ル低級アルキル基で置換されていてもよい5または6員
    複素飽和環を表わす)を表わす);または基−NR16
    17(ここで、R16およびR17は独立して水素原子、低級
    アルキル基または低級アシル基を表わす)を表わすか;
    またはR、R、RおよびRのいずれか二つが一
    緒になって基−(CH)r−(ここでrは3または4
    の整数を表わす)を表わしていてもよい〕を表わすか、
    またはAは基(III): 【化3】 〔ここで、Yは前記Xと同じ意味を表わし、R20は低級
    アルキル基を表わし、R21はハロゲン原子を表わし、R
    22は−CHOH,−CHO、または−COOHを表わ
    すか、またはR21とR22は互いに結合して、アルキル基
    で置換されていてもよいピリジン環、または−COOR
    23(ここで、R23は水素原子、低級アルキル基、低級ア
    ルキルオキシカルボニルオキシ低級アルキル基、または
    低級シクロアルキルオキシカルボニルオキシ低級アルキ
    ル基を表わす)で置換されていてもよいベンゼン環を表
    わしていてもよい〕を表わし、 Bは、基COOR18(ここで、R18は水素原子、低級ア
    ルキル基または基−CHOCOC(CHを表わ
    す)、または、テトラゾリル基を表わし、 Xは−O−、−NR19−(ここで、R19は水素原子、低
    級アルキル基または低級アシル基を表わす)、または、
    −S(O)t−(ここで、tは0〜2の整数を表わす)
    を表わす。〕
  3. 【請求項3】Aが基(II)である、請求項2に記載の骨
    粗鬆症の予防または治療剤。
  4. 【請求項4】Aが基(II)である、請求項2に記載の骨
    粗鬆症の予防または治療剤。
  5. 【請求項5】非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮
    抗作用を有する化合物が3‐メトキシ‐2,6‐ジメチ
    ル‐4‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐イル)ビフェニ
    ル‐4‐イル〕メトキシピリジンである、請求項1に記
    載の骨粗鬆症の予防または治療剤。
  6. 【請求項6】非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮
    抗作用を有する化合物が2‐ブチル‐4‐クロロ‐5‐
    ヒドロキシメチル‐1‐〔2′‐(テトラゾール‐5‐
    イル)ビフェニル‐4‐イル〕メチルイミダゾールであ
    る、請求項1に記載の骨粗鬆症の予防または治療剤。
  7. 【請求項7】非ペプチド性アンジオテンシンII受容体拮
    抗作用を有する化合物が1‐〔〔(シクロヘキシルオキ
    シ)カルボニル〕オキシ〕エチル‐2‐エトキシ‐1‐
    〔〔2′‐(1H‐テトラゾール‐5‐イル)ビフェニ
    ル‐4‐イル〕メチル〕‐1H‐ベンズイミダゾール‐
    7‐カルボキシレートである、請求項1に記載の骨粗鬆
    症の予防または治療剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006115187A1 (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Daiichi Sankyo Company, Limited 骨代謝性疾患の予防又は治療のための医薬
JP2008222685A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Japan Health Science Foundation 廃用性骨粗鬆症の予防又は治療剤

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