JPH08304455A - Icクリップ - Google Patents

Icクリップ

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JPH08304455A
JPH08304455A JP11316595A JP11316595A JPH08304455A JP H08304455 A JPH08304455 A JP H08304455A JP 11316595 A JP11316595 A JP 11316595A JP 11316595 A JP11316595 A JP 11316595A JP H08304455 A JPH08304455 A JP H08304455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
pin
shaped hook
clip
pga
Prior art date
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Pending
Application number
JP11316595A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yoshida
悟 吉田
Masakatsu Hirai
正活 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、PGA等のピンに、取り付けツール
等の補助機器無しで容易に取り付けられ、取り付け後は
多少の力が加わっただけで外れてしまうことがない、小
型で隣接する回路パッケージ間に入るICクリップを提
供することを目的とする。 【構成】本発明は、輪状のワイヤからなりPGA等のピ
ンAへ接続し電極となる輪状フック1と、PGA等のピ
ンAに固定するための固定エッジ21を先端部分に持ち
内部に当該輪状フック1を通す筒状端子2と、前記輪状
フック1の端に接続し前記輪状フック1を当該筒状端子
2に沿って引き込む方向に引っ張るバネ3と、前記輪状
フック1と電気的に接続する電線4と、前記筒状端子2
と当該バネ3を固定し全体を一体化する絶縁体の本体カ
バー5とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路パッケージ上の信
号線に外部から電気的に接続するために、回路パッケー
ジ上に実装されているIC・LSI等のピンに取り付け
るICクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】交換装置のような電子回路装置の開発時
における障害処理機構や故障診断機構のデバッグ・試験
・評価のために、動作中の電子回路装置に疑似的なハー
ドウェア故障状態を発生させ、障害処理機構や故障診断
機構が発生した障害を正しく検出できるかを確認する擬
正常試験を行うことが、装置の信頼性向上のために重要
な作業となる。
【0003】電子回路装置の回路パッケージの改造無し
に、ハードウェア疑似故障状態を外部から発生すること
ができる有効な装置に、ドライブ機能を用いた「疑似故
障発生装置(NTT技術ジャーナル/1992年10月
号52頁掲載)」があり、この装置を用いるとハードウ
ェア疑似故障を容易に発生でき、効率的な擬正常試験を
実現できるため、交換装置等のデバッグ・試験・評価に
実用されている。
【0004】疑似故障発生装置を用いて電子回路装置に
故障状態を発生させるには、試験対象信号線と疑似故障
発生装置のドライブ回路とを電気的に接続する必要があ
るため、電子回路装置の回路パッケージの試験対象信号
線に繋がったIC・LSI等のピンに疑似故障発生装置
用のプローブを取り付ける必要がある。
【0005】交換装置等の電子回路装置の擬正常試験で
は、電子回路装置が正常動作している状態で故障状態を
発生させる必要があるため、延長パッケージを用いると
信号遅延等により正常動作が確保できないような高速回
路系の装置では、図6に示すように隣接する回路パッケ
ージC0・C1間に入る小型な(2.7mm×2.7m
m×6.5mm程度)マイクロクリップMs(信号線
用)、Mg(GND用)をクリップ部分に用いたプロー
ブPを使用して、回路パッケージC0、C1、C2…群
がユニットU内に挿入された状態で、試験対象信号線L
と疑似故障発生装置FGとを電気的に接続している。疑
似故障発生装置FGは疑似故障発生装置本体及び疑似故
障発生装置ドライブボックスより構成される。
【0006】このマイクロクリップMは図7に示すよう
な取り付けツールTを用いてIC・LSIピンへ着脱を
行う。取り付けツールTは図8(a)に示すようにハン
ドルHを上下することにより先端部T′内の作動ピンD
が前後する構造で、先端部T′に図8(b)のマイクロ
クリップMをはめ込んだ状態でハンドルHを操作する
と、マイクロクリップMのスライダSが作動ピンDに押
されて前後することにより、スライダSに取り付けられ
たフックFを開閉することができる。そして、IC・L
SIピンにフックFを取り付けた後に取り付けツールT
をマイクロクリップMから外すことで、マイクロクリッ
プMのみがIC・LSIピンに接続される。
【0007】マイクロクリップMにはフックF部分の大
きさ等が異なったDIP(DualIn−lina P
ackage)用とQFP(Quad Flat Pa
ckage)用とがあり、それぞれDIP系のリード挿
入型ICパッケージのピン及び、QFPに代表されるよ
うな面実装型ICパッケージのピンに取り付けることが
できる。LSIでQFPと共に多く用いられているPG
A(Pin Grid Array Package)
にはQFP用マイクロクリップを一応取り付けることが
可能であるが、図9に示すように取り付けツールTがP
GAのピンAと接触して取り付けが困難であり、また取
り付けられたとしてもちょっとした力が加わるとフック
Fが外れたり、フックFが滑って抜けてしまったりし易
い等の問題点があった。更に、PGAピンAへの取り付
けは回路パッケージCの裏面となるため、隣接する回路
パッケージ上のIC等と接触する可能性があり、より一
層の小型化が必要となる。また、マイクロクリップMは
着脱を繰り返すと、作動ピンDによりスライダSに取り
付けられた電線Rの被服が剥げてしまう等の耐久性の悪
さがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、PGA等のピンに、取り付けツ
ール等の補助機器無しで容易に取り付けられ、取り付け
後は多少の力が加わっただけで外れてしまうことがな
い、小型で隣接する回路パッケージ間に入るICクリッ
プを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明が次
に列挙する新規な特徴的構成手段を採用することにより
達成される。すなわち、本発明の特徴は、輪状のワイヤ
からなりPGA等のピンへ接続し電極となる輪状フック
と、PGA等のピンに固定するための固定エッジを先端
部分に持ち内部に当該輪状フックを通す筒状端子と、前
記輪状フックの端に接続し前記輪状フックを当該筒状端
子に沿って引き込む方向に引っ張るバネと、前記輪状フ
ックと電気的に接続する電線と、前記筒状端子と当該バ
ネを固定し全体を一体化する絶縁体の本体カバーとを具
備したことを特徴とするICクリップである。
【0010】
【作用】本発明は、前記のような手段を講じることによ
り、輪状フックをPGA等のピンに引っ掛けるだけて、
取り付けツール等の補助機器無しに容易にPGA等のピ
ンへのクリップ着脱をすることができる。また、取り付
け後は輪状フックと固定エッジでPGA等のピンにしっ
かりと固定するため、多少の力が加わっただけではクリ
ップが外れてしまうことがない。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面につき詳説する。本発
明の一実施例に係るPGA用ICクリップ0は図1
(a),(b)に示すように、PGA等のピンへ接続し
電極となる輪状フック1と、PGA等のピンに固定する
ための固定エッジ21を先端部分に持った筒状端子2
と、輪状フック1を引っ張るためのバネ3と、輪状フッ
ク1と電気的に接続した電線4と、全体を一体化する本
体カバー5により構成されており、以下に各部構成を漸
次説明する。
【0012】輪状フック1は図2に示すように一本の細
ワイヤを丸め両端を結んだ構造で、筒状端子2内部を通
って本体カバー5内でバネ3と接続され、更に電気的に
電線4と接続されている。輪状フック1のワイヤは中心
部に、PGAピンへの引っ掛ける時と固定した時に滑り
難くするために摩擦係数を高くした固定部11を持つ。
この固定部11は一例としてワイヤの表面を粗くするこ
とで実現できる。
【0013】筒状端子2は、内部が空洞な筒状で外側は
絶縁体で覆われた構造で、内部を通る輪状フック1のワ
イヤがこれに沿って動くことができる。片端にはPGA
ピンやそれについたハンダに食い込み固定するための固
定エッジ21があり、他端は本体カバー5に固定されて
いる。この固定エッジ21は一例としてナイフ状の刃を
持つエッジで実現できる。従来のマイクロクリップのよ
うにフックが左右2つにわかれている構造では、フック
のワイヤのねじれ等によるフックの噛み合いのずれが生
じるため、筒状端子2に相当する部分を長く延ばしたり
曲げたりすることが難しかった、輪状フック1が輪状で
あることにより噛み合いのずれを考える必要がないた
め、筒状端子2は長い構造や曲がった構造等を比較的容
易に実現することができる。
【0014】バネ3は片端が輪状フック1の端に取り付
けられ、他端が本体カバー5に固定されており、輪状フ
ック1を筒状端子2に沿って引き込む方向に引っ張りP
GAピンに固定する力を発生させる。
【0015】電線4は片端が輪状フック1の端に取り付
けられ、電極の役目を果たす輪状フック1が電気的に接
触したPGAピンと、電気的に接続される。他端にはP
GAピンと電気的に接続したい対象物を接続する。
【0016】本体カバー5は絶縁体でできており、筒状
端子2、バネ3を固定し、PGA用ICクリップ0全体
を一体化する。PGAピンへの取り付け時は、図3に示
すように先ず輪状フック1の引っ掛かり固定部11をP
GAピンAの頭部に引っ掛け、本体カバー5を指で持っ
て引っ張り輪状フック1を延ばす。この際、輪状フック
1の固定部11の部分の摩擦係数を大きくしているため
容易に引っ掛けることが可能となる。また、一例として
図5に示すように筒状端子2を長くすることで、引っ掛
ける時のPGAピンと筒状端子2の角度を直角に近い状
態にできるため、この操作を容易にすることができる。
【0017】次に、その状態のままでフック1を滑らせ
ピンの途中まで移動させ、そこで本体カバー5を引っ張
るのを止めることで、図4に示すようにバネ3が伸びる
力によって輪状フック1が締り固定部11がPGAピン
Aを締め付け、固定エッジ21がピンA及びそれについ
たハンダBに食い込みPGA用ICクリップ0がPGA
のピンAに固定され、輪状フック1がPGAピンAと電
気的に接続される。この際、PGAピンAへの接触は輪
状フック1と固定エッジ21で行われるが、輪状フック
1の固定部11が摩擦係数が大きいこと及び、固定エッ
ジ21がピンAに食い込むことで、PGAピンAの軸に
沿った上下方向に滑ってずれることがなくその方向に外
れ難くなる。また、輪状フック1はマイクロクリップ等
のフックと異なり輪状であるため、ピンAの横方向に外
れることは絶対にない。
【0018】取り外し時は、本体カバー5を指で引っ張
り輪状フック1を引き出し固定エッジ21をPGAピン
Aから離し、この状態のままピン頭部方向はPGA用I
Cクリップ0を引っ張ることで輪状フック1がPGAピ
ンAから外れ取り外すことができる。
【0019】このような構成を採ることにより、PGA
のピンに容易に着脱でき且つ外れ難いクリップ接続が可
能となる。接続後に外れ難くするためにはPGAピンと
フックとの角度を直角に近くする方がよく、また、隣接
する回路パッケージ上のIC等に触れないように接続後
にクリップ本体がなるべく寝た状態になる方がよい。一
例として筒状端子2を図5のような折曲構造にすること
で、これらの問題が解決できる。
【0020】また、マイクロクリップのスライダに相当
する部分が必要ないため、その分マイクロクリップより
小型化することが可能となる。また、スライダがないこ
とで電線4に負荷が加わることもなくなり耐久性もよく
なる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、取り付け
ツール等の補助機器無しに指だけで容易にPGAピンへ
のクリップ取り付けが可能となる。また、取り付け後は
輪状フックと固定エッジでPGAピンにしっかりと固定
するため、多少の力が加わっただけでは外れてしまうこ
とがない等の優れた実用性、有効性を具備する。更に、
マイクロクリップのようにスライダがないので、マイク
ロクリップより小型化することができ、耐久性にも優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るPGA用ICクリップ
の構成図で、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
【図2】本発明に係る輪状フックの一例を示した構成図
である。
【図3】本発明に係るPGA用ICクリップをPGAピ
ンに取り付ける様子を示した説明図である。
【図4】本発明に係るPGA用ICクリップをPGAピ
ンに取り付けた状態を示した説明図である。
【図5】本発明に係る筒状端子の一例を示した構成図で
ある。
【図6】疑似故障発生装置を用いた擬正常試験の概念図
である。
【図7】従来のマイクロクリップ及び取り付けツールの
外観図である。
【図8】従来のマイクロクリップ及び取り付けツールの
一部切欠斜視図である。
【図9】従来のマイクロクリップをPGAに取り付ける
状態を示した構成図である。
【符号の説明】
C、C0〜C2…回路パッケージ L…信号線 U…ユニット FG…疑似故障発生装置 P…プローブ Ms…マイクロクリップ(信号線用) Mg…マイクロクリップ(GND用) M…マイクロクリップ T…取り付けツール F…フック D…作動ピン R…電線 S…スライダ T′…先端部 H…ハンドル 0…PGA用ICクリップ 1…輪状フック 11…固定部 2…筒状端子 21…固定エッジ 3…バネ 4…電線 5…本体カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路パッケージ上に実装されているピン
    に取り付けるICクリップにおいて、 輪状のワイヤからなり、前記ピンへ接続し電極となる輪
    状フックと、 前記ピンに固定するための固定エッジを先端部分に持
    ち、内部に当該輪状フックを通す筒状端子と、 前記輪状フックの端に接続し、前記輪状フックを当該筒
    状端子に沿って引き込む方向に引っ張るバネと、 前記輪状フックと電気的に接続する電線と、 前記筒状端子と当該バネを固定し、全体を一体化する絶
    縁体の本体カバーとを具備したことを特徴とするICク
    リップ。
JP11316595A 1995-05-11 1995-05-11 Icクリップ Pending JPH08304455A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110146805A (zh) * 2019-06-12 2019-08-20 惠州欣旺达智能工业有限公司 一种载具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110146805A (zh) * 2019-06-12 2019-08-20 惠州欣旺达智能工业有限公司 一种载具
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