JPH08304371A - クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 - Google Patents
クロマトグラフィー用充填剤の製造方法Info
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- JPH08304371A JPH08304371A JP7136095A JP13609595A JPH08304371A JP H08304371 A JPH08304371 A JP H08304371A JP 7136095 A JP7136095 A JP 7136095A JP 13609595 A JP13609595 A JP 13609595A JP H08304371 A JPH08304371 A JP H08304371A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンドキャップ操作をせずに残存シラノール基
によるピークのテーリングを生じないクロマトグラフィ
ー用充填剤を製造する。 【構成】シリカゲルに代表される坦体に下記式I(化
1)で表される化合物を反応させる。 【化1】(式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数
1〜30のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは
炭素数1〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニ
ル基、トリフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アル
デヒド基)。nは1〜2000である。)
によるピークのテーリングを生じないクロマトグラフィ
ー用充填剤を製造する。 【構成】シリカゲルに代表される坦体に下記式I(化
1)で表される化合物を反応させる。 【化1】(式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数
1〜30のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは
炭素数1〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニ
ル基、トリフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アル
デヒド基)。nは1〜2000である。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体及びガスクロマト
グラフィー用充填剤の製造方法に関するものである。
グラフィー用充填剤の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体クロマトグラフィー用充填剤
として、シリカゲル表面のシラノール基のような坦体表
面に存在する活性基にアルキル基等の化合物を結合させ
たものが使用されている。特にオクタデシルシランを用
いたオクタデシルシリカゲル充填剤(ODS)が広く使
用されている。このODSを製造するために使用する一
般的な試薬としては以下のようなものがある。
として、シリカゲル表面のシラノール基のような坦体表
面に存在する活性基にアルキル基等の化合物を結合させ
たものが使用されている。特にオクタデシルシランを用
いたオクタデシルシリカゲル充填剤(ODS)が広く使
用されている。このODSを製造するために使用する一
般的な試薬としては以下のようなものがある。
【化4】 オクタデシルトリクロロシラン
【化5】 メチルオクタデシルジクロロシラン
【化6】 ジメチルオクタデシルクロロシラン
【化7】 オクタデシルトリメトキシシラン
【0003】クロロシランは、Si−Clが反応基とな
って、化学結合をさせる。メトキシシランのようなアル
コキシシランは、Si−OMeやSi−OEtが反応基
となって結合する。その他にも、シラザン類N−Si−
Nやシクロシロキサンもシラノール基との反応に用いら
れる。
って、化学結合をさせる。メトキシシランのようなアル
コキシシランは、Si−OMeやSi−OEtが反応基
となって結合する。その他にも、シラザン類N−Si−
Nやシクロシロキサンもシラノール基との反応に用いら
れる。
【0004】然して、オクタデシルシリカゲル充填剤を
用いた場合にもシリカゲル表面にシラノール基が残存す
ることは避けられなかった。この場合、残存シラノール
基が原因とされる吸着、イオン交換的作用の二次的作用
を押さえることが出来なかった。
用いた場合にもシリカゲル表面にシラノール基が残存す
ることは避けられなかった。この場合、残存シラノール
基が原因とされる吸着、イオン交換的作用の二次的作用
を押さえることが出来なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、ピークのテ
ーリング現象や特定物質の溶出の遅れ等によりクロマト
グラムの再現性に問題があった。そこで、残存シラノー
ル基の二次的作用を押さえる目的で、シリカゲルのシラ
ノールにアルキル基を結合させた後、更にシラノール基
を不活性化する作業として、所謂エンドキャップ剤を用
いてエンドキャップ操作することが行われている。しか
し、エンドキャップ操作によってもフェノール類に使用
する場合完全であるとは云えない。
ーリング現象や特定物質の溶出の遅れ等によりクロマト
グラムの再現性に問題があった。そこで、残存シラノー
ル基の二次的作用を押さえる目的で、シリカゲルのシラ
ノールにアルキル基を結合させた後、更にシラノール基
を不活性化する作業として、所謂エンドキャップ剤を用
いてエンドキャップ操作することが行われている。しか
し、エンドキャップ操作によってもフェノール類に使用
する場合完全であるとは云えない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の点を勘
案し、手数のかゝるエンドキャップ操作をしないでオキ
シン銅ピークがブロードではあるが出現し、残存シラノ
ール基が原因とされる二次的作用を押さえ、塩基性化合
物でもフェノール類でもピークのテーリングを生じるこ
とのない充填剤の製造方法を提案せんとするものであ
る。
案し、手数のかゝるエンドキャップ操作をしないでオキ
シン銅ピークがブロードではあるが出現し、残存シラノ
ール基が原因とされる二次的作用を押さえ、塩基性化合
物でもフェノール類でもピークのテーリングを生じるこ
とのない充填剤の製造方法を提案せんとするものであ
る。
【0007】この目的を達成するため、本発明はシリカ
ゲルに代表される坦体(以下シリカゲルと云う)に下記
式I(化8)で表わされる化合物を反応させることを特
徴とする。
ゲルに代表される坦体(以下シリカゲルと云う)に下記
式I(化8)で表わされる化合物を反応させることを特
徴とする。
【化8】 (式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数1〜30
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。)
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。)
【0008】
【実施例】以下、本発明につき詳しく説明する。本発明
はシリカゲルに下記式I(化9)の化合物を反応させる
ものである。
はシリカゲルに下記式I(化9)の化合物を反応させる
ものである。
【化9】 こゝでR1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数1〜30
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。又、本発明に用いられ
るシリカゲルの粒子形状及び細孔径、表面積等の物性値
には制限なく、使用目的に応じて適宜選択できる。
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。又、本発明に用いられ
るシリカゲルの粒子形状及び細孔径、表面積等の物性値
には制限なく、使用目的に応じて適宜選択できる。
【0009】本発明に使用する化合物について述べる
と、具体例としてポリジメチルシロキサン(化10)が
ある。
と、具体例としてポリジメチルシロキサン(化10)が
ある。
【化10】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−1、シ
リコーンOV−101、DC200などがある。又、ポ
リフェニルメチルジメチルシロキサン(化11)があ
る。
リコーンOV−101、DC200などがある。又、ポ
リフェニルメチルジメチルシロキサン(化11)があ
る。
【化11】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−3、シ
リコーンOV−7、シリコーンOV−11などがある。
更に、ポリフェニルメチルシロキサン(化12)があ
る。
リコーンOV−7、シリコーンOV−11などがある。
更に、ポリフェニルメチルシロキサン(化12)があ
る。
【化12】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−3など
がある。この他、ポリジフェニルジメチルシロキサン
(化13)、ポリシアノプロピルメチルジメチルシロキ
サン(化14)、ポリシアノプロピルメチルフェニルメ
チルシロキサン(化15)がある。
がある。この他、ポリジフェニルジメチルシロキサン
(化13)、ポリシアノプロピルメチルジメチルシロキ
サン(化14)、ポリシアノプロピルメチルフェニルメ
チルシロキサン(化15)がある。
【化13】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−61な
どがある。
どがある。
【化14】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−105
などがある。
などがある。
【化15】 近いものとして商品名の例ではシリコーンOV−225
などがある。
などがある。
【0010】本発明に於て、シリカゲルに式Iの化合物
を反応させることは、従来公知の気相法、液膜法を使用
できる。ここでシリカゲル以外の坦体は珪藻土系、耐火
煉瓦系、チタニア、ジルコニア等を使用できる。
を反応させることは、従来公知の気相法、液膜法を使用
できる。ここでシリカゲル以外の坦体は珪藻土系、耐火
煉瓦系、チタニア、ジルコニア等を使用できる。
【0011】〔実施例1〕メチルシアノプロピルポリシ
ロキサンとシリカゲルの反応。 100ml丸底フラスコにヘキサデカン30ml、よく
乾燥させたシリカゲル3g、メチルシアノプロピルポリ
シロキサン(分子量は約10,000)をよく混合し、
冷却管に繋ぎ還流を行う。7時間還流の後に室温まで放
冷する。この後シリカゲルの洗浄濾過を行う。用いる溶
媒は、ジクロロメタン100ml、メタノール100m
l、アセトン50mlでこの順序で行う。このようにし
て得たシアノプロピル修飾シリカゲルは、よく乾燥した
後にステンレス管にスラリー充填を行い、HPLC用充
填カラムとして分析に用いる。 (分析例)クロマトグラム(図1) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=20/80 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254nm サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。
ロキサンとシリカゲルの反応。 100ml丸底フラスコにヘキサデカン30ml、よく
乾燥させたシリカゲル3g、メチルシアノプロピルポリ
シロキサン(分子量は約10,000)をよく混合し、
冷却管に繋ぎ還流を行う。7時間還流の後に室温まで放
冷する。この後シリカゲルの洗浄濾過を行う。用いる溶
媒は、ジクロロメタン100ml、メタノール100m
l、アセトン50mlでこの順序で行う。このようにし
て得たシアノプロピル修飾シリカゲルは、よく乾燥した
後にステンレス管にスラリー充填を行い、HPLC用充
填カラムとして分析に用いる。 (分析例)クロマトグラム(図1) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=20/80 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254nm サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。
【0012】〔実施例2〕ジメチルポリシロキサンとシ
リカゲルの反応。 反応のためにシリカゲルを180℃減圧下で15時間乾
燥させる。そのシリカゲルを反応用アンプルに試薬と共
に入れる。そして乾燥N2を流し、封入を行う。そのア
ンプルを加熱用オーブン内に置き、4℃/minの昇温
速度で300℃まで上げる。15時間の反応の後、アン
プルを冷却し、開封し、修飾したシリカゲルの洗浄濾過
を行う。用いる溶媒は、ジクロロメタン100ml、メ
タノール100ml、アセトン50mlでこの順序で行
う。このようにして得たメチル基修飾シリカゲルは、よ
く乾燥した後にステンレス管にスラリー充填を行い、H
PLC用充填カラムとして分析に用いる。 参考文献:Journal of High Resolution Chromatogaphy
& ChromatographyCommunication.Vol.18(1985)709。 (分析例)クロマトグラム(図2) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=40/60 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。
リカゲルの反応。 反応のためにシリカゲルを180℃減圧下で15時間乾
燥させる。そのシリカゲルを反応用アンプルに試薬と共
に入れる。そして乾燥N2を流し、封入を行う。そのア
ンプルを加熱用オーブン内に置き、4℃/minの昇温
速度で300℃まで上げる。15時間の反応の後、アン
プルを冷却し、開封し、修飾したシリカゲルの洗浄濾過
を行う。用いる溶媒は、ジクロロメタン100ml、メ
タノール100ml、アセトン50mlでこの順序で行
う。このようにして得たメチル基修飾シリカゲルは、よ
く乾燥した後にステンレス管にスラリー充填を行い、H
PLC用充填カラムとして分析に用いる。 参考文献:Journal of High Resolution Chromatogaphy
& ChromatographyCommunication.Vol.18(1985)709。 (分析例)クロマトグラム(図2) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=40/60 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。
【0013】〔実施例3〕メチルオクタデシルポリシロ
キサンとシリカゲルの反応。 方法は前記実施例2と同様である。 (分析例)クロマトグラム(図3) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=50/50 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。 (分析例)クロマトグラム(図4) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=30/70 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:ピリジン、フェノール。 (分析例)クロマトグラム(図5) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/20mMリン酸=
5/95 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV240nm サンプル:オキシン銅。
キサンとシリカゲルの反応。 方法は前記実施例2と同様である。 (分析例)クロマトグラム(図3) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=50/50 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:アセトフェノン、ベンゼン、トルエン
、ナフタレン。 (分析例)クロマトグラム(図4) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/水=30/70 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV254 サンプル:ピリジン、フェノール。 (分析例)クロマトグラム(図5) 分析条件:溶離液:アセトニトリル/20mMリン酸=
5/95 カラム温度:40℃ 流速:1.0ml/min 検出器:UV240nm サンプル:オキシン銅。
【0014】〔実施例4〕同様に80〜100メッシュ
のガスクロマトグラフィー用シリカゲルにメチルオクタ
デシルポリシロキサンを反応させてガスクロマトグラフ
ィー用充填剤を得た。得られた充填剤を3φ×2mのガ
ラスカラムにタッピング充填して分析に用いた。 (分析例)クロマトグラム(図6) カラムオーブン温度:120℃ 流速:N2 40ml/min 検出器:TCD サンプル:n−ペンタン1、クロロホルム2、n−ヘキ
サン3、ベンゼン4、n−ヘプタン5、トルエン6、n
−オクタン7、エチルベンゼン8、m−キシレン9、o
−キシレン10、n−ノナン11。
のガスクロマトグラフィー用シリカゲルにメチルオクタ
デシルポリシロキサンを反応させてガスクロマトグラフ
ィー用充填剤を得た。得られた充填剤を3φ×2mのガ
ラスカラムにタッピング充填して分析に用いた。 (分析例)クロマトグラム(図6) カラムオーブン温度:120℃ 流速:N2 40ml/min 検出器:TCD サンプル:n−ペンタン1、クロロホルム2、n−ヘキ
サン3、ベンゼン4、n−ヘプタン5、トルエン6、n
−オクタン7、エチルベンゼン8、m−キシレン9、o
−キシレン10、n−ノナン11。
【0015】
【発明の効果】上記の如き本発明によれば、手数の掛る
エンドキャップ操作を省略して充填剤を得ることがで
き、然も該充填剤は残存シラノール基が原因とされる二
次的作用を押さえ、塩基状化合物、フェノール類等のピ
ークのテーリングの発生を防止できるものであり、極め
て容易に効果ある充填剤を得ることができる。
エンドキャップ操作を省略して充填剤を得ることがで
き、然も該充填剤は残存シラノール基が原因とされる二
次的作用を押さえ、塩基状化合物、フェノール類等のピ
ークのテーリングの発生を防止できるものであり、極め
て容易に効果ある充填剤を得ることができる。
【図1】本発明充填剤を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーを実施したクロマトグラム。
ィーを実施したクロマトグラム。
【図2】本発明充填剤を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーを実施したクロマトグラム。
ィーを実施したクロマトグラム。
【図3】本発明充填剤を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーを実施したクロマトグラム。
ィーを実施したクロマトグラム。
【図4】本発明充填剤を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーを実施したクロマトグラム。
ィーを実施したクロマトグラム。
【図5】本発明充填剤を用いて高速液体クロマトグラフ
ィーを実施したクロマトグラム。
ィーを実施したクロマトグラム。
【図6】本発明充填剤を用いてガスクロマトグラフィー
を実施したクロマトグラム。
を実施したクロマトグラム。
Claims (3)
- 【請求項1】シリカゲルに代表される坦体に下記式I
(化1)で表わされる化合物を反応させ残存シラノール
基によるピークのテーリングを生じないクロマトグラフ
ィー用充填剤の製造方法。 【化1】 (式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数1〜30
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。) - 【請求項2】シリカゲルに代表される坦体に下記式II
(化2)で表わされる化合物を反応させ残存シラノール
基によるピークのテーリングを生じないクロマトグラフ
ィー用充填剤の製造方法。 【化2】 (式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数1〜30
のアルキル基で同じでも異なってもよい。Rは炭素数1
〜30のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、ト
リフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、アルデヒド
基)。nは1〜2000である。X’はシアノ基、フェ
ニル基、トリフルオロ基、ビニル基、メルカプト基、ア
ルデヒド基、−H) - 【請求項3】シリカゲルに代表される坦体に下記式III
(化3)で表わされる化合物を反応させ残存シラノール
基によるピークのテーリングを生じないクロマトグラフ
ィー用充填剤の製造方法。 【化3】 (式中R1,R2,R3,R4,R5,R6は炭素数1〜30
のアルキル基又はX(シアノ基、フェニル基、トリフル
オロ基、アルデヒド基、ビニル基、メルカプト基、アミ
ノ基、イミノ基)或はアルキル基とXの結合体、Rは炭
素数1〜30のアルキル基又はX’(シアノ基、フェニ
ル基、トリフルオロ基、アルデヒド基、ビニル基、メル
カプト基、アルデヒド基、水酸基、アミノ基、イミノ
基、−H)或はアルキル基とX’の結合体、nは1〜2
000、mは1〜2000である。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136095A JPH08304371A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136095A JPH08304371A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304371A true JPH08304371A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15167151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136095A Pending JPH08304371A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | クロマトグラフィー用充填剤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08304371A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7033505B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-04-25 | Daiso Co., Ltd | Packings for liquid chromatography, process for preparing and usage |
JP2006518465A (ja) * | 2003-02-10 | 2006-08-10 | ウオーターズ・インベストメンツ・リミテツド | クロマトグラフィー分離および抽出用シロキサン固定化粒子状固定相 |
JP4791352B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2011-10-12 | ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン | クロマトグラフィーナノカラム用ポリマー固体支持体 |
CN106669589A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-17 | 常州大学 | 一种基于巯基的高效吸附剂的制备方法及应用 |
JPWO2020235325A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7136095A patent/JPH08304371A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4791352B2 (ja) * | 2003-02-07 | 2011-10-12 | ウオーターズ・テクノロジーズ・コーポレイシヨン | クロマトグラフィーナノカラム用ポリマー固体支持体 |
JP2006518465A (ja) * | 2003-02-10 | 2006-08-10 | ウオーターズ・インベストメンツ・リミテツド | クロマトグラフィー分離および抽出用シロキサン固定化粒子状固定相 |
US7033505B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-04-25 | Daiso Co., Ltd | Packings for liquid chromatography, process for preparing and usage |
CN106669589A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-17 | 常州大学 | 一种基于巯基的高效吸附剂的制备方法及应用 |
CN106669589B (zh) * | 2016-12-20 | 2019-11-12 | 常州大学 | 一种基于巯基的高效吸附剂的制备方法及应用 |
JPWO2020235325A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | ||
WO2020235325A1 (ja) * | 2019-05-17 | 2020-11-26 | 東京応化工業株式会社 | 含ケイ素ポリマー、膜形成用組成物、被処理体の表面に金属化合物を担持させる方法、金属化合物を担持する被膜を備える物品、及び含ケイ素ポリマーの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030805 |