JPH08304255A - 摩耗試験機 - Google Patents

摩耗試験機

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JPH08304255A
JPH08304255A JP7115789A JP11578995A JPH08304255A JP H08304255 A JPH08304255 A JP H08304255A JP 7115789 A JP7115789 A JP 7115789A JP 11578995 A JP11578995 A JP 11578995A JP H08304255 A JPH08304255 A JP H08304255A
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Japan
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Application number
JP7115789A
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Inventor
Toyoichi Maeda
豊一 前田
Tsukasa Nishimura
司 西村
Hisafumi Kakio
尚史 垣尾
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜材料の摩耗特性を測定することができ、
しかも試験中に摩耗状態をリアルタイムで数値化するこ
とが可能な摩耗試験機を提供する。 【構成】 試験開始前に採取した初期画像と、試験中に
サンプリングした画像信号とを判定部gで比較して初期
画像からの変化を求め、その変化の度合が基準値以上と
なる部分(画素)を剥離部と判定することで、カメラ画
像において剥離部の明となる場合、または暗となる場合
であっても剥離部を正確に判定できるようにし、しか
も、一度剥離部と判定した部分の画素位置を記憶する記
憶部hを設けることで、剥離の進行過程で剥離部が非剥
離部とほぼ同程度の明るさに変化しても、その影響が剥
離率の計算に及ばないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜材料の摩耗特性を評
価するのに用いる試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、摩耗試験としては、試験片(圧
子)を相手方材料(試料)に接触させて荷重を掛けた状
態で、そのいずれか一方に回転あるいは直線運動を与え
て相手方材料の表面上で試験片を一定時間だけ摺動さ
せ、その試料片または相手方材料の試験前後の重量減
(体積減)を測定することにより材料の摩耗特性を評価
する方法がある。
【0003】ところが、このような測定方法は、試料を
薄膜材料とする場合には不向きな方法である。すなわ
ち、薄膜材料は体積がきわめて小さくてその摩耗量もき
わめて少ないため、試験前後の重量変化を精度良く測定
することは困難である。
【0004】そこで、近年、薄膜材料の摩耗特性を評価
する装置として、試料裏面の状態をテレビカメラ等を利
用して光学的に撮らえ、その画像から試料(薄膜)の剥
離の状態を測定する試験機が提案されている(特開昭6
3−221231号公報)。
【0005】この提案技術の摩耗試験機は、薄膜材料の
摩耗を面積的な減少として捉えるもので、摩耗により試
料表面に剥離が生じるとカメラで撮像した画像に、図9
に示すような明暗が現れ、その剥離した部分の幅をA1
・・A4 とし、圧子の直径をLとして剥離率を 剥離率=(A1+A2+A3+A4 )/L ・・・・ (1) と定義しており、この剥離率から摩耗特性を定量的に評
価することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した提
案技術によると、試料裏面を撮像した画像から剥離率を
求めるための具体的な方法(画像処理等)は明らかでは
ないが、その処理法としては、例えば、テレビカメラか
らの画像信号をモニタ上に表示し、その表示画面上でオ
ペレータらが摩耗(剥離)部分を判定し、上記した幅A
1 ・・A4 を求めて(1)式により剥離率を計算する等の方
法が考えられる。
【0007】しかし、そのようなオペレータらによる処
理は、試験中にカメラからの画像信号をサンプリングす
るごとにリアルタイムで実行することは実質的に不可能
で、従って、このような処理の場合、試験中に画像信号
のサンプリングのみを行ってその各画像データをビデオ
レコーダ等に格納しておき、試験が完了した後に、採取
済の画像データをモニタの画面上に順次に呼出し、その
各画像データについて摩耗部分の判定と剥離率の計算等
を行うといった手順を採用せざるを得ず、このため試験
後に長時間にわたる作業が必要となる。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、薄膜材料の摩耗特性を測定することができ、し
かも試験中に摩耗状態をリアルタイムで数値化すること
が可能な摩耗試験機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の摩耗試験機は、図1の基本概念図に示すよ
うに、基板上に薄膜が形成された試料Sの表面に圧子a
を設定荷重で押しつける負荷装置bと、試料Sもしくは
圧子aのいずれか一方に直線運動または円運動を与える
摺動装置cと、試料Sの裏面像(もしくは表面像)を複
数の画素に分解して撮像する撮像手段dと、試験が開始
される前に撮像手段dの出力信号を採取して試料裏面
(もしくは試料表面)の初期画像を記憶する画像記憶部
eと、撮像手段dが出力する画像信号を所定周期で採り
込むサンプリング部fと、そのサンプリングごとに画像
信号と先に記憶の初期画像とを比較し、その画像変化の
度合が基準値よりも大となる画素位置を判定する判定部
gと、画像の変化度合が大と判定された画素位置を記憶
する位置記憶部hと、画像信号のサンプリングごとに判
定部gの判定結果と位置記憶部hの位置データを用いて
剥離率を求める演算部iを備えていることによって特徴
づけられる。
【0010】
【作用】まず、試料裏面の画像をCCDカメラ等により
撮像し、その画像から薄膜の面積的減少(剥離部の面
積)を測定するといった摩耗試験法によると、カメラ画
像において、剥離部は薄膜材料によって明るくなる場合
と暗くなる場合があり、また、一度剥離が発生した部分
でも、剥離が進むにつれて剥離していない部分とほぼ同
じ程度の明るさに変化する場合もある等の画像処理上の
問題があり、この点が実用化の際の妨げとなる。
【0011】そこで、本発明の摩耗試験機では、試験開
始前に試料裏面の初期画像を採取して画像記憶部eに記
憶しておき、その初期画像と、試験中にサンプリングし
た画像信号とを判定部gで比較して初期画像からの変化
を求め、その変化の度合が基準値よりも大きくなった部
分(画素)を剥離部と見做すことで、カメラ画像におい
て剥離部が明となる場合、または暗となる場合であって
も剥離部を正確に判定できるようにし、しかも、一度剥
離部と判定した部分の画素位置を記憶する位置記憶部h
を設けることで、剥離の進行過程で剥離部が非剥離部と
ほぼ同程度の明るさに変化しても、その影響が剥離率の
計算に及ばないようにしている。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図2は本発明実施例の機構部の構成を示す正面
図、図3はその側面図である。
【0013】まず、この例の試験機は、ガラス板の表面
に薄膜を形成した試料Sの摩耗特性を測定する装置で、
その機構部は、試料台1、負荷装置2、接触面顕微鏡
3、摺動装置4、観察用顕微鏡5、スライド装置6及び
昇降装置7によって主に構成されている。
【0014】負荷装置2は、試料台1に置かれた試料S
の表面に圧子2aを設定荷重で押しつけるための装置
で、図4に示すように、移動台21aに設けられたボー
ルねじ21bとこれに噛み合う送りねじ21c、この送
りねじ21cに回転力を与えるモータ21d等によって
構成されたねじ式移動機構21と、この移動機構21の
移動台21aに板ばね22等を介して支持され、下部に
圧子2aが装着されるロッド23と、圧子2aの接触に
より試料Sに作用する負荷荷重を検出するロードセル2
4を備えている。
【0015】また、負荷装置2のロッド23の下部に
は、圧子2aを試料S上で摺動させた際に横方向の力を
検出するための摩擦力センサ25が設けられている。こ
の摩擦力センサ25は、例えば図5に示すように、圧子
2aをロッド23に変位自在(摺動方向)に支持する板
ばね25aと、この板ばね25aの側面に貼り着けられ
た歪みゲージ25b等によって構成されている。
【0016】接触面顕微鏡3は、図6に示すように、試
料台1の置かれた試料Sの裏面(ガラス板を通した薄膜
の裏面)に、収束レンズ3c及び試料台1の直角プリズ
ム1aを通じて光を照射する光源3bと、その試料裏面
で反射された光を直角プリズム1a及び対物レンズ3d
を介して受光するCCDカメラ3aを備えている。
【0017】なお、この図6に示す光学系では、圧子2
aの中心に相当する位置の試料Sの裏面像を撮像するよ
うになっているが、実際の場合、圧子2aの先端面によ
る像がCCDカメラ3aの画像に悪影響を及ぼす可能性
があるので、本発明実施例では、図8の模式図に示すよ
うに、CCDカメラ3aの撮像領域を、圧子2aとは干
渉しない試料Sの端部とする。
【0018】摺動装置4は、試料台1に左右方向の直線
往復運動を与える装置で、その摺動速度(周期)は、例
えば0.25Hz,0.5Hz,1Hz,2Hzから選択できる
ようになっている。この摺動装置4の駆動・停止は、後
述する計測制御装置12によって制御され、また、摺動
速度は同じく計測制御装置12からの指令によって設定
される。
【0019】観察用顕微鏡5は、通常、試験後の観察の
ために使用するが、この例では、試験開始前の準備段階
において試料Sの試験位置を求める際にも使用する。そ
の試験位置の設定操作は、試料台1に試料Sを置き、次
いでスライド装置6の駆動により試料Sを観察用顕微鏡
5の視野下に配置し、この状態で、試料Sの位置を手動
等により動かしつつ、試料Sの試験位置を観察用顕微鏡
5の視野中心に一致させ、この後、スライド装置6を先
とは逆の向きに同じ量だけ駆動することにより、圧子2
aの中心を所望の試験位置に合わせるという手順で行
う。
【0020】図7は本発明実施例の制御系の回路構成を
示すブロック図である。演算処理装置11は、例えばコ
ンピュータであって、試験結果を記録するプリンタ1
4、試験結果表示用のCRT15及び画像メモリ13な
どが接続されている。その画像メモリ13には、後述す
る初期の画像データと画素位置に関する位置データとを
それぞれ個別に格納するためのエリアが設定されてお
り、また、その各エリアはCCDカメラ3aの画素配列
に対応している。
【0021】計測制御装置12は、演算処理装置11か
らの指令に応じて、負荷装置2、摺動装置4及びスライ
ド装置6をそれぞれ駆動制御する。なお、この計測制御
装置12による負荷装置2の駆動制御は、目標値として
の設定荷重値とロードセル24の検出値との偏差を無く
すべく、ねじ式移動機構21の駆動するといったフィー
ドバック制御で、この制御により試料Sに圧子2aを介
して所定の設定荷重を掛けることができる。
【0022】さて、本発明実施例において注目すべきと
ころは、演算処理装置11で実行される画像処理にあ
る。その処理動作を以下に説明する。まず、演算処理装
置11は、試料Sのセッティングが完了した後、試験を
開始する前に、CCDカメラ3aの出力信号を採取し
て、その画像信号を初期の画像データとして画像メモリ
13内に格納する。
【0023】次いで、試験を開始すると、所定のサンプ
リング周期でCCDカメラ3aの出力信号を採取してゆ
き、このサンプリングごとの画像信号と、画像メモリ1
3に格納した初期画像データとを比較し、その画像変化
の度合が、予め設定された基準値よりも大きくなる画素
があるか否かを判定し、この判定結果に基づいて剥離率
を求めるとともに、基準値以上の画素があれば、その画
素位置を画像メモリ13内に格納する。
【0024】ここで、本発明実施例では、剥離率は先の
(1)式を用いて計算するわけであるが、この (1)式にお
ける剥離幅の総和〔A1 +,・・,+A4 +,・・,+An 〕は
次のようにして求める。
【0025】まず、CCDカメラ3aとして5行×20
0列の画素がマトリクス状に配列されたものとし、その
各行の100列分(中心振り分け)の画素が圧子2aの
直径Lに相当するものと仮定し、このCCDカメラ3a
で画像を採取した際に、その画像信号に基準値以上とな
る画素が、例えば250点がある場合、それらの点数を
行単位で平均化して1行分の点数を求め〔250/5=
50〕、この1行分の画素数50点を剥離部の総和とす
る。そして、この総和(50画素)と圧子2aの直径L
(100画素)を (1)式に代入することにより剥離率=
50%を得る。
【0026】また、以上の剥離率の計算を行うとき、先
のサンプリング時に実行した画像処理により、画像メモ
リ13内に、基準値以上となった画素の位置データが既
に格納されているときには、その画素位置のデータと、
今回の計算に用いる画素データとを照合し、格納済の画
素位置のデータから今回の画素データが増えた分だけ
を、その格納済のデータに加えた後に、上記した算出法
により剥離部の総和を求める。
【0027】なお、以上の画像処理の際に用いる基準値
は、試料(薄膜)Sと圧子2aの材料の組み合わせ等に
よって大きく左右されるので、ここでは具体的な数値は
挙げないが、実際に試験を行う際には、例えば、試験前
に圧子2aを試料S上で所定時間だけ摺動させた後、観
察用顕微鏡5などを利用して剥離部を判定し、このとき
の接触面顕微鏡3による画像変化の度合を予め調査して
おき、その値を基準値とするといった方法を採用すれば
よい。
【0028】次に、本発明実施例の作用を図8を参照し
て述べる。まず、試験を開始して1回目のサンプリング
が実行されると、その採取画像と初期画像とが比較さ
れ、この画像処理において初期画像からの変化の度合が
基準値以上となる画素がないと判定されたときには〔図
8(a) 〕、演算処理装置11での剥離率の計算値は0と
なり、また、画像メモリ13には剥離部に関する位置デ
ータが記憶されない。
【0029】次いで、試験が進行して、ある回数目のサ
ンプリング時の画像処理において、画像の変化度合が基
準値以上となる画素があると判定されると、その判定結
果に基づいて剥離率が計算されるとともに、その基準値
以上の画素の位置データが画像メモリ13にされる。
【0030】いま、ある回数のサンプリングが完了した
ときの状態が、例えば図8(b) の模式図に示すように、
剥離部A1 ・・A4 が発生した状態になっているとし、こ
の状態から、さらに試験が進行して、1度剥離した部分
A1 ・・A4 が、反射率の変化等の原因により剥離前の元
の状態戻り、図8(c) の模式図に示すように、新たな剥
離部A5 が新たに発生したとすると、この時の画像信号
では、剥離部A5 に相応する点数の画素のみが基準値以
上と判定されるが、この時点では、1度剥離した部分A
1 ・・A4 に相当する画素位置に関するデータが画像メモ
リ13に記憶されているので、その剥離部A1 ・・A4 に
新たな剥離部A5 を加えたものを剥離部の総和として剥
離率が計算される。従って、このように剥離の進行過程
で剥離部が非剥離部とほぼ同程度の明るさに変化して
も、その影響が剥離率の計算に及ぶことはない。
【0031】ここで、本発明実施例によると、以上述べ
た特徴に加えて、負荷装置2の圧子2aを装着する部分
に摩擦力センサ25を設けているので、そのセンサ出力
を演算処理装置11を入力することにより摩擦係数を求
めることも可能で、これにより、1台の試験機で摩擦特
性と摩耗特性の双方を同時に測定することができるとい
った利点もある。
【0032】なお、以上の実施例では、試料Sの直線往
復運動により圧子2aを試料S上で摺動させているが、
その摺動時の運動は円運動であってもよい。また、圧子
2a側を運動させても本発明は実施可能であるが、装置
構成が複雑になる点を考慮すると試料S側を移動させる
構造の方が好ましい。
【0033】さらに、以上の本発明実施例においては、
試料の裏面像を撮像して、その画像処理により剥離率を
求めるように構成しているが、本発明はこれに限られる
ことなく、試料の表面像をCCDカメラ等により撮像し
て、その表面画像を用いて先と同様な処理、つまり初期
画像からの変化の度合に基づいて剥離部を判定して剥離
率を求めるとともに、一度剥離した部分(画素)は記憶
しておく、といった画像処理を行うように構成しても、
先の実施例と同等な効果を達成することができる。ま
た、このように試料の表面像を撮像する場合、薄膜を形
成基板は特に透明な基板である必要はない。
【0034】本発明の他の実施態様として次のものが挙
げられる。請求項1に記載の構成に加えて、試料の平面
像を観察する顕微鏡を設けるとともに、その顕微鏡像を
利用して試料の試験位置を設定する手段を設けておけ
ば、確実な試験位置の位置決めが可能となる。
【0035】また、請求項1に記載の構成に加えて、圧
子に対して摺動方向に作用する力を検出する力センサ
と、そのセンサ出力から摩擦係数を求める演算部を設け
ておけば、薄膜材料の摩擦特性と摩耗特性を同時に測定
することが可能な、今までに存在しない新規の摩擦・摩
耗試験機を実現できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の摩耗試験
機によれば、試験開始前に試料裏面(もしくは試料表
面)の初期画像を採取し、この初期画像と、試験中にサ
ンプリングした画像信号とを比較して初期画像からの変
化を求め、その変化の度合が基準値よりも大きくなった
部分を剥離部と判定する画像処理機能を設け、しかも、
一度剥離部と判定した部分は記憶するように構成したの
で、カメラ画像において剥離部が明となる場合または暗
となる場合であっても、これに関係なく剥離部を正確に
判定でき、しかも剥離の進行過程で剥離部が非剥離部と
ほぼ同程度の明るさに変化しても、その影響が剥離率の
計算に及ぶことがなくなり、これにより画像処理の自動
化を達成できる。その結果、試験中に摩耗状態をリアル
タイムで数値化することが可能となるとともに、試験の
効率化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す基本概念図
【図2】本発明実施例の機構部の構成を示す正面図
【図3】同じく機構部の構成を示す側面図
【図4】負荷装置2の構成図
【図5】摩擦力センサ25の構成図
【図6】接触面顕微鏡3の光学系を示す図
【図7】本発明実施例の制御系の構成を示すブロック図
【図8】本発明実施例に作用説明図
【図9】剥離像を模式的に示す図
【符号の説明】
1 試料台 1a 直角プリズム 2 負荷装置 2a 圧子 21 ねじ式移動機構 24 ロードセル 25 摩擦力センサ 3 接触面顕微鏡 3a CCDカメラ 3b 光源 4 摺動装置 5 観察用顕微鏡 6 スライド装置 7 昇降装置 11 演算処理装置 12 計測制御装置 13 画像メモリ S 試料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に薄膜が形成された試料の摩耗特
    性を測定する試験機であって、試料表面に圧子を設定荷
    重で押しつける負荷装置と、試料もしくは圧子のいずれ
    か一方に直線運動または円運動を与える摺動装置と、試
    料の裏面もしくは表面像を複数の画素に分解して撮像す
    る撮像手段と、試験が開始される前に撮像手段の出力信
    号を採取して試料裏面もしくは表面の初期画像を記憶す
    る画像記憶部と、撮像手段が出力する画像信号を所定周
    期で採り込むサンプリング部と、そのサンプリングごと
    に画像信号と先に記憶の初期画像とを比較し、その画像
    変化の度合が基準値よりも大となる画素位置を判定する
    判定部と、画像の変化度合が大と判定された画素位置を
    記憶する位置記憶部と、画像信号のサンプリングごとに
    上記判定部の判定結果と上記位置記憶部の位置データを
    用いて剥離率を求める演算部を備えていることを特徴と
    する摩耗試験機。
JP7115789A 1995-05-15 1995-05-15 摩耗試験機 Pending JPH08304255A (ja)

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