JPH08303378A - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機Info
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- JPH08303378A JPH08303378A JP10957595A JP10957595A JPH08303378A JP H08303378 A JPH08303378 A JP H08303378A JP 10957595 A JP10957595 A JP 10957595A JP 10957595 A JP10957595 A JP 10957595A JP H08303378 A JPH08303378 A JP H08303378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- main bearing
- rotary shaft
- compression mechanism
- oil supply
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/023—Lubricant distribution through a hollow driving shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームに主軸受を介して支持された回転シ
ャフトの一端側に圧縮機構を連結し、他端側に電動モー
タを連結すると共に、その軸端に回転シャフトの回転を
利用した容積型の油ポンプを設け、同油ポンプから吐出
される潤滑油を回転シャフト内に穿設された軸方向給油
孔を経て主軸受の摺動部、回転シャフトと圧縮機構との
連結部、及び圧縮機構内の摺動部に給油し、各部を潤滑
する潤滑系を構成した電動圧縮機において、給油のアン
バランスを解消する。 【構成】 軸方向給油孔から主軸受の摺動部、回転シャ
フトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ
給油する給油通路を、軸方向給油孔から主軸受の摺動部
を経て、回転シャフトと圧縮機構との連結部及び圧縮機
構内の摺動部へ導く1系統の通路となした。
ャフトの一端側に圧縮機構を連結し、他端側に電動モー
タを連結すると共に、その軸端に回転シャフトの回転を
利用した容積型の油ポンプを設け、同油ポンプから吐出
される潤滑油を回転シャフト内に穿設された軸方向給油
孔を経て主軸受の摺動部、回転シャフトと圧縮機構との
連結部、及び圧縮機構内の摺動部に給油し、各部を潤滑
する潤滑系を構成した電動圧縮機において、給油のアン
バランスを解消する。 【構成】 軸方向給油孔から主軸受の摺動部、回転シャ
フトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ
給油する給油通路を、軸方向給油孔から主軸受の摺動部
を経て、回転シャフトと圧縮機構との連結部及び圧縮機
構内の摺動部へ導く1系統の通路となした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型圧縮機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置では、効率のよい圧縮がで
きるとの利点から、近時、インバータ制御によって回転
数を変え、運転能力を変更可能とした電動圧縮機が採用
されてきている。図3は従来のこの種の圧縮機の一例と
して示したもので、スクロール型圧縮機縦断面図であ
る。図において、水平に設置された樽状の密閉ハウジン
グ8の内部右側にはスクロール型圧縮機構Cが、左側に
は電動モータMが内蔵されている。
きるとの利点から、近時、インバータ制御によって回転
数を変え、運転能力を変更可能とした電動圧縮機が採用
されてきている。図3は従来のこの種の圧縮機の一例と
して示したもので、スクロール型圧縮機縦断面図であ
る。図において、水平に設置された樽状の密閉ハウジン
グ8の内部右側にはスクロール型圧縮機構Cが、左側に
は電動モータMが内蔵されている。
【0003】スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール
1、旋回スクロール2、旋回スクロール2の公転旋回運
動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリング等
の自転阻止機構3、回転シャフト5、この回転シャフト
5を軸支する主軸受71及び副軸受103、旋回スクロ
ール2を支持する旋回軸受73及びスラスト軸受74等
からなる。
1、旋回スクロール2、旋回スクロール2の公転旋回運
動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリング等
の自転阻止機構3、回転シャフト5、この回転シャフト
5を軸支する主軸受71及び副軸受103、旋回スクロ
ール2を支持する旋回軸受73及びスラスト軸受74等
からなる。
【0004】固定スクロール1は端板11とその内面に
立設されたうず巻体12とを備え、端板11には吐出ポ
ート13が設けられている。旋回スクロール2は端板2
1とこの内面に立設されたうず巻体22とを備え、この
端板21の外面に立設されたボス23内にはドライブブ
ッシュ25が旋回軸受73を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ25に穿設された偏心穴
に回転シャフト5の右端から突出する偏心ピン53が回
転自在に嵌合されている。固定スクロール1と旋回スク
ロール2とを相互に公転旋回半径だけ偏心させるととも
に180°だけ角度をずらせて噛み合わせることによっ
て、点対称に複数個の密閉空間24が形成されている。
立設されたうず巻体12とを備え、端板11には吐出ポ
ート13が設けられている。旋回スクロール2は端板2
1とこの内面に立設されたうず巻体22とを備え、この
端板21の外面に立設されたボス23内にはドライブブ
ッシュ25が旋回軸受73を介して回転自在に嵌装され
ている。このドライブブッシュ25に穿設された偏心穴
に回転シャフト5の右端から突出する偏心ピン53が回
転自在に嵌合されている。固定スクロール1と旋回スク
ロール2とを相互に公転旋回半径だけ偏心させるととも
に180°だけ角度をずらせて噛み合わせることによっ
て、点対称に複数個の密閉空間24が形成されている。
【0005】電動モータMを駆動することによって回転
シャフト5、偏心ピン53、ドライブブッシュ25、旋
回軸受73、ボス23を介して旋回スクロール2が駆動
され、旋回スクロール2は自転阻止機構3によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスが吸入管82を経て密閉ハウジン
グ8内に入り、電動モータMを冷却した後、フレーム6
に穿設された図示しない通路を通って密閉空間24内に
吸入される。そして、旋回スクロール2の公転旋回運動
により密閉空間24の容積が減少するのに伴って圧縮さ
れながら中央部に至り、吐出ポート13より吐出弁17
を押し開いて吐出キャビティー14に入り、吐出管83
を経て外部に吐出される。
シャフト5、偏心ピン53、ドライブブッシュ25、旋
回軸受73、ボス23を介して旋回スクロール2が駆動
され、旋回スクロール2は自転阻止機構3によって自転
を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運
動する。すると、ガスが吸入管82を経て密閉ハウジン
グ8内に入り、電動モータMを冷却した後、フレーム6
に穿設された図示しない通路を通って密閉空間24内に
吸入される。そして、旋回スクロール2の公転旋回運動
により密閉空間24の容積が減少するのに伴って圧縮さ
れながら中央部に至り、吐出ポート13より吐出弁17
を押し開いて吐出キャビティー14に入り、吐出管83
を経て外部に吐出される。
【0006】密閉ハウジング8の外部下方には樽状の油
タンク9が水平に設置されている。この油タンク9は密
閉ハウジング8と連結管92及び吸上管93によって互
いに接続されている。回転シャフト5の左端部には圧縮
機構Cの摺動部等に潤滑油を給油するための油ポンプ1
00が設置されている。
タンク9が水平に設置されている。この油タンク9は密
閉ハウジング8と連結管92及び吸上管93によって互
いに接続されている。回転シャフト5の左端部には圧縮
機構Cの摺動部等に潤滑油を給油するための油ポンプ1
00が設置されている。
【0007】図4は油ポンプ100の断面図であり、図
3のIV−IV断面を示したものである。回転シャフト5の
左端には油ポンプに対して偏心して左方に伸びる偏心軸
101が突設され、この偏心軸101はシリンダ102
によって囲まれている。シリンダ102はステイ116
を介して密閉ハウジング8に支持され、このステイ11
6に設けた副軸受103によって回転シャフト5の左端
部が軸承されている。シリンダ102の左面はスラスト
プレート117で覆われ、このスラストプレート117
はこれを覆うカバー111と一緒にシリンダ102に固
定されている。このスラストプレート117の右面は偏
心軸101の左端面と摺接して回転シャフト5に作用す
るスラストを支持している。
3のIV−IV断面を示したものである。回転シャフト5の
左端には油ポンプに対して偏心して左方に伸びる偏心軸
101が突設され、この偏心軸101はシリンダ102
によって囲まれている。シリンダ102はステイ116
を介して密閉ハウジング8に支持され、このステイ11
6に設けた副軸受103によって回転シャフト5の左端
部が軸承されている。シリンダ102の左面はスラスト
プレート117で覆われ、このスラストプレート117
はこれを覆うカバー111と一緒にシリンダ102に固
定されている。このスラストプレート117の右面は偏
心軸101の左端面と摺接して回転シャフト5に作用す
るスラストを支持している。
【0008】偏心軸101には円環状のロータ104が
遊嵌され、このロータ104は偏心軸101に押推され
てその外周面がシリンダ102の内周面と当接又は近接
することによって三日月形のシリンダ室105を限界し
ている。
遊嵌され、このロータ104は偏心軸101に押推され
てその外周面がシリンダ102の内周面と当接又は近接
することによって三日月形のシリンダ室105を限界し
ている。
【0009】シリンダ102の内周面に穿設されたスロ
ット106及びロータ104の外周面に穿設されたスロ
ット107内にブレード108の両端部が摺動自在に嵌
挿され、このブレード108によってロータ104の自
転が阻止される他、シリンダ室105が吸油室109と
排油室110とに仕切られている。
ット106及びロータ104の外周面に穿設されたスロ
ット107内にブレード108の両端部が摺動自在に嵌
挿され、このブレード108によってロータ104の自
転が阻止される他、シリンダ室105が吸油室109と
排油室110とに仕切られている。
【0010】スラストプレート117及びカバー111
には吸入通路112及び吐出通路113が、ステイ11
6には吸入孔114がそれぞれ穿設され、吸油室109
は吸入通路112、吸入孔114を介して吸上管93に
連通し、排油室110は吐出通路113を介して偏心軸
101及び回転シャフト5の内部に形成された軸方向給
油孔94に連通する軸方向給油孔94は回転シャフト5
の中心に形成され、その右端は偏心ピン53の内部に形
成された圧縮機構給油孔95に連通する。また軸方向給
油孔94からは副軸受給油孔96及び主軸受給油孔97
が分岐している。
には吸入通路112及び吐出通路113が、ステイ11
6には吸入孔114がそれぞれ穿設され、吸油室109
は吸入通路112、吸入孔114を介して吸上管93に
連通し、排油室110は吐出通路113を介して偏心軸
101及び回転シャフト5の内部に形成された軸方向給
油孔94に連通する軸方向給油孔94は回転シャフト5
の中心に形成され、その右端は偏心ピン53の内部に形
成された圧縮機構給油孔95に連通する。また軸方向給
油孔94からは副軸受給油孔96及び主軸受給油孔97
が分岐している。
【0011】電動機Mにより回転シャフト5が駆動され
ると、偏心軸101が図4に示す矢印方向に偏心回転運
動する。すると、この偏心軸101に押推されてロータ
104の外周面がシリンダ102の内周面の1箇所と当
接若しくは近接しながら公転旋回運動をする。すると、
吸油室109の容積が増加するに伴って油タンク9内に
貯留されている潤滑油が吸上管93、吸入孔114及び
吸入通路112を通って吸油室109内に導かれ、他方
排油室110の容積が減少するに伴いこの排油室110
内の潤滑油が加圧され、吐出通路113を通って偏心軸
101及び回転シャフトの軸方向給油孔94に吐出され
る。次いで、潤滑油は軸方向給油孔94から分岐する副
軸受給油孔96を通って副軸受103に、同じく主軸受
給油孔97を通って主軸受71に分配され、これらを潤
滑する。残りの潤滑油は軸方向給油孔94から圧縮機構
給油孔95を通って偏心ピン53、旋回軸受73、スラ
スト軸受74及び自転阻止機構3等の圧縮機構内摺動部
を潤滑する。そしてこれら所要潤滑箇所を潤滑した後、
密閉ハウジング8内底部に滴下する。密閉ハウジング8
内底部に滴下した潤滑油は連結管92内を通って油タン
ク9内に入り、この中に貯留される。図2は回転シャフ
ト5の右端部の構成を示す拡大断面図である。
ると、偏心軸101が図4に示す矢印方向に偏心回転運
動する。すると、この偏心軸101に押推されてロータ
104の外周面がシリンダ102の内周面の1箇所と当
接若しくは近接しながら公転旋回運動をする。すると、
吸油室109の容積が増加するに伴って油タンク9内に
貯留されている潤滑油が吸上管93、吸入孔114及び
吸入通路112を通って吸油室109内に導かれ、他方
排油室110の容積が減少するに伴いこの排油室110
内の潤滑油が加圧され、吐出通路113を通って偏心軸
101及び回転シャフトの軸方向給油孔94に吐出され
る。次いで、潤滑油は軸方向給油孔94から分岐する副
軸受給油孔96を通って副軸受103に、同じく主軸受
給油孔97を通って主軸受71に分配され、これらを潤
滑する。残りの潤滑油は軸方向給油孔94から圧縮機構
給油孔95を通って偏心ピン53、旋回軸受73、スラ
スト軸受74及び自転阻止機構3等の圧縮機構内摺動部
を潤滑する。そしてこれら所要潤滑箇所を潤滑した後、
密閉ハウジング8内底部に滴下する。密閉ハウジング8
内底部に滴下した潤滑油は連結管92内を通って油タン
ク9内に入り、この中に貯留される。図2は回転シャフ
ト5の右端部の構成を示す拡大断面図である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型圧縮機においては、油ポンプ100の吐出量(=回転
シャフトの回転数×押しのけ量)で決まる所定油量の潤
滑油を給油孔94に圧送し、副軸受103、主軸受7
1、及び旋回軸受73他の圧縮機構内摺動部に分配する
給油方式が採られている。
型圧縮機においては、油ポンプ100の吐出量(=回転
シャフトの回転数×押しのけ量)で決まる所定油量の潤
滑油を給油孔94に圧送し、副軸受103、主軸受7
1、及び旋回軸受73他の圧縮機構内摺動部に分配する
給油方式が採られている。
【0013】従来の技術で問題となっていたのは、回転
シャフト5の右端部における2つの摺動部(主軸受71
と旋回軸受73等)への潤滑油の分配であり、次のよう
な問題があった。
シャフト5の右端部における2つの摺動部(主軸受71
と旋回軸受73等)への潤滑油の分配であり、次のよう
な問題があった。
【0014】(1)油ポンプ100の能力(押しのけ
量)は主軸受71への油量と旋回軸受73等への油量の
合計油量をカバーするよう決めなくてはならないので、
能力(押しのけ量)を大きくする必要があり、コストが
高くなる。
量)は主軸受71への油量と旋回軸受73等への油量の
合計油量をカバーするよう決めなくてはならないので、
能力(押しのけ量)を大きくする必要があり、コストが
高くなる。
【0015】(2)空気調和装置では効率のよい圧縮が
できるとの利点から、近時、インバータ制御によって、
運転周波数を定格周波数(50/60HZ)から変え、回
転数を変えることによって、運転能力を変更可能とした
スクロール型圧縮機が採用されてきている。ところが、
高周波数(高回転数)運転になると油ポンプ100の吐
出量より主軸受給油孔97、圧縮機構給油孔95の2箇
所の合計排油能力の方が大きくなり油流路の前流にある
主軸受給油孔97に油量が片寄り圧縮機構給油孔95の
油量が減少し、旋回軸受73、偏心ピン53、スラスト
軸受74及び自転阻止機構3等の圧縮機構内摺動部に潤
滑不良をもたらし、異常摩耗や焼付きが発生する恐れが
生ずる。
できるとの利点から、近時、インバータ制御によって、
運転周波数を定格周波数(50/60HZ)から変え、回
転数を変えることによって、運転能力を変更可能とした
スクロール型圧縮機が採用されてきている。ところが、
高周波数(高回転数)運転になると油ポンプ100の吐
出量より主軸受給油孔97、圧縮機構給油孔95の2箇
所の合計排油能力の方が大きくなり油流路の前流にある
主軸受給油孔97に油量が片寄り圧縮機構給油孔95の
油量が減少し、旋回軸受73、偏心ピン53、スラスト
軸受74及び自転阻止機構3等の圧縮機構内摺動部に潤
滑不良をもたらし、異常摩耗や焼付きが発生する恐れが
生ずる。
【0016】次に、図5によって、高周波数運転におい
て、上記したような2つの給孔油95,97の油量に片
寄りアンバランスが発生する理由を説明する。図5にお
いて、油ポンプ100の吐出量は回転シャフトの回転数
即ち運転周波数に比例するので直線Iで示される。一
方、2つの給油孔95,97の排油能力は遠心力によっ
て生ずる昇圧効果と各々の流路抵抗によって決まり、ω
2 に比例するので、周波数Hz に関するの2次曲線で示
され、主軸受給油孔97の排油能力は曲線II、これに圧
縮機構給油孔95の排油能力を加えた全排油能力は曲線
III で示される。
て、上記したような2つの給孔油95,97の油量に片
寄りアンバランスが発生する理由を説明する。図5にお
いて、油ポンプ100の吐出量は回転シャフトの回転数
即ち運転周波数に比例するので直線Iで示される。一
方、2つの給油孔95,97の排油能力は遠心力によっ
て生ずる昇圧効果と各々の流路抵抗によって決まり、ω
2 に比例するので、周波数Hz に関するの2次曲線で示
され、主軸受給油孔97の排油能力は曲線II、これに圧
縮機構給油孔95の排油能力を加えた全排油能力は曲線
III で示される。
【0017】主軸受給油孔97に生ずる上記の昇圧効果
は回転による遠心力を、軸中心から軸外周までの距離
(図2にR1 で示す)まで積分したものに比例し次の式
(1)による。
は回転による遠心力を、軸中心から軸外周までの距離
(図2にR1 で示す)まで積分したものに比例し次の式
(1)による。
【0018】
【数1】
【0019】同様に圧縮機構給油孔95に生ずる昇圧効
果は次の式(2)による。
果は次の式(2)による。
【0020】
【数2】
【0021】上述のように、給油孔95,97に生ずる
昇圧効果は各々R2 ,R1 の2乗に比例し、R1 >R2
であるので主軸受給油孔97に生ずる昇圧効果の方が相
当に大きく、その流路抵抗を加味してもその排油能力は
圧縮機構給油孔95の排油能力よりも通常大きくなる。
昇圧効果は各々R2 ,R1 の2乗に比例し、R1 >R2
であるので主軸受給油孔97に生ずる昇圧効果の方が相
当に大きく、その流路抵抗を加味してもその排油能力は
圧縮機構給油孔95の排油能力よりも通常大きくなる。
【0022】図5において、運転周波数がHz1以下では
油ポンプ100吐出量≧全排油能力であり油ポンプ10
0には斜線を付して示した加圧能力があり、両給油孔9
5,97には圧送される形となりアンバランスは発生し
ないが、運転周波数がHz1を超えると油ポンプ100吐
出量<全排油能力となり潤滑油は吸い込まれる形で給油
孔95,97に流入する。このため油流路の前流にある
主軸受給油孔97に先に吸い込まれるためアンバランス
が発生する。このアンバランスは運転周波数が高くなる
ほど顕著となり、例えばHz2では油ポンプ100吐出量
=主軸受給油孔97の排油能力となり、油ポンプ100
から吐出された潤滑油の殆んどが主軸受給油孔97に吸
い込まれ、圧縮機構給油孔95に吸い込まれる油量はそ
の分大幅に減少する。
油ポンプ100吐出量≧全排油能力であり油ポンプ10
0には斜線を付して示した加圧能力があり、両給油孔9
5,97には圧送される形となりアンバランスは発生し
ないが、運転周波数がHz1を超えると油ポンプ100吐
出量<全排油能力となり潤滑油は吸い込まれる形で給油
孔95,97に流入する。このため油流路の前流にある
主軸受給油孔97に先に吸い込まれるためアンバランス
が発生する。このアンバランスは運転周波数が高くなる
ほど顕著となり、例えばHz2では油ポンプ100吐出量
=主軸受給油孔97の排油能力となり、油ポンプ100
から吐出された潤滑油の殆んどが主軸受給油孔97に吸
い込まれ、圧縮機構給油孔95に吸い込まれる油量はそ
の分大幅に減少する。
【0023】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、圧
縮機の高速回転時においても、主軸受と圧縮機構とに、
共に十分な潤滑油が供給されるようにしようとするもの
である。
縮機の高速回転時においても、主軸受と圧縮機構とに、
共に十分な潤滑油が供給されるようにしようとするもの
である。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、フレームに主軸受を介して支持され
た回転シャフトの一端側に圧縮機構を連結し、他端側に
電動モータを連結すると共に、その軸端に前記回転シャ
フトの回転を利用した容積型の油ポンプを設け、同油ポ
ンプから吐出される潤滑油を前記回転シャフト内に穿設
された軸方向給油孔を経て前記主軸受の摺動部、回転シ
ャフトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部
に給油し、各部を潤滑する潤滑系を構成した電動圧縮機
において、つぎの特徴を有する電動圧縮機に関するもの
である。
したものであって、フレームに主軸受を介して支持され
た回転シャフトの一端側に圧縮機構を連結し、他端側に
電動モータを連結すると共に、その軸端に前記回転シャ
フトの回転を利用した容積型の油ポンプを設け、同油ポ
ンプから吐出される潤滑油を前記回転シャフト内に穿設
された軸方向給油孔を経て前記主軸受の摺動部、回転シ
ャフトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部
に給油し、各部を潤滑する潤滑系を構成した電動圧縮機
において、つぎの特徴を有する電動圧縮機に関するもの
である。
【0025】(1)前記軸方向給油孔から前記主軸受の
摺動部、回転シャフトと圧縮機構との連結部、及び圧縮
機構内の摺動部へ給油する給油通路を、前記軸方向給油
孔から前記主軸受の摺動部を経て、前記回転シャフトと
圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ導く1
系統の通路となした。
摺動部、回転シャフトと圧縮機構との連結部、及び圧縮
機構内の摺動部へ給油する給油通路を、前記軸方向給油
孔から前記主軸受の摺動部を経て、前記回転シャフトと
圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ導く1
系統の通路となした。
【0026】(2)上記(1)項に記載の電動圧縮機に
おいて、1系統の通路を、軸方向給油孔に連通し回転シ
ャフトの半径方向外周に貫通する主軸受給油孔と、同主
軸受給油孔と連通し主軸受と摺動する前記回転シャフト
の側面に形成され両端が閉じられた主軸受油溝と、同主
軸受油溝に連通し前記回転シャフトに半径方向中心に向
けて穿設された主軸受排油孔と、同主軸受排油孔に一端
が連通し前記軸方向給油孔とは連通しないよう前記回転
シャフト内にその軸方向に穿設されその他端が回転シャ
フトと圧縮機構との連結部及び圧縮機構内の摺動部に連
なる部位に開口する第2の軸方向給油孔とから形成され
る。
おいて、1系統の通路を、軸方向給油孔に連通し回転シ
ャフトの半径方向外周に貫通する主軸受給油孔と、同主
軸受給油孔と連通し主軸受と摺動する前記回転シャフト
の側面に形成され両端が閉じられた主軸受油溝と、同主
軸受油溝に連通し前記回転シャフトに半径方向中心に向
けて穿設された主軸受排油孔と、同主軸受排油孔に一端
が連通し前記軸方向給油孔とは連通しないよう前記回転
シャフト内にその軸方向に穿設されその他端が回転シャ
フトと圧縮機構との連結部及び圧縮機構内の摺動部に連
なる部位に開口する第2の軸方向給油孔とから形成され
る。
【0027】(3)上記(1)項に記載の電動圧縮機に
おいて、電動モータがインバータ駆動モータよりなる。
おいて、電動モータがインバータ駆動モータよりなる。
【0028】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、1系統の給油通路で主軸受摺動部を通って旋回軸受
他の圧縮機構内摺動部に給油されるので、従来のもので
問題となった分配の問題は解消し、運転周波数が高くな
っても上記2つの摺動部への給油がアンバランスになる
ことはない。
め、1系統の給油通路で主軸受摺動部を通って旋回軸受
他の圧縮機構内摺動部に給油されるので、従来のもので
問題となった分配の問題は解消し、運転周波数が高くな
っても上記2つの摺動部への給油がアンバランスになる
ことはない。
【0029】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る電動圧縮機の
回転シャフト右端部の二面図であり、同図(a)は縦断
面図、同図(b)は同図(a)の矢印B方向から見たシ
ャフト端部の部分側面図である。図において、回転シャ
フト5右端部外周には主軸受油溝98が穿設され、回転
シャフト内の軸方向給油孔94は主軸受給油孔97を介
してこれと連通している。また、回転シャフト5の右端
に突設された偏心ピン53内には圧縮機構給油孔95A
が形成されており、この圧縮機構給油孔95Aは第2の
軸方向給油孔であり、排油孔99を介して上記主軸受油
溝98と連通している。なお、圧縮機構給油孔95Aは
給油孔94と直接には連通していないこと、主軸受油溝
98の右端部は回転シャフト5の右端面5aに開口しな
いことが従来のものと異る。他の構成については図3,
図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材には
同じ符号が付されているので説明は省略する。
回転シャフト右端部の二面図であり、同図(a)は縦断
面図、同図(b)は同図(a)の矢印B方向から見たシ
ャフト端部の部分側面図である。図において、回転シャ
フト5右端部外周には主軸受油溝98が穿設され、回転
シャフト内の軸方向給油孔94は主軸受給油孔97を介
してこれと連通している。また、回転シャフト5の右端
に突設された偏心ピン53内には圧縮機構給油孔95A
が形成されており、この圧縮機構給油孔95Aは第2の
軸方向給油孔であり、排油孔99を介して上記主軸受油
溝98と連通している。なお、圧縮機構給油孔95Aは
給油孔94と直接には連通していないこと、主軸受油溝
98の右端部は回転シャフト5の右端面5aに開口しな
いことが従来のものと異る。他の構成については図3,
図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材には
同じ符号が付されているので説明は省略する。
【0030】本装置において、軸方向給油孔94内を右
方へ流れてきた潤滑油流量の全部が主軸受給油孔97を
通って油溝98に入り、主軸受71摺動部を潤滑する。
主軸受油溝98はその外周部が全面主軸受71内面に密
接し、両端が封鎖されているので、主軸受71摺動部を
潤滑した油は排油孔99を通って圧縮機構給油孔95A
に戻り、ここから旋回軸受73等の圧縮機構内摺動部に
給油される。このように1系統の給油通路で上記2箇所
の摺動部に直列的に給油されるので、従来の並列的給油
で問題となった配分の問題は解消し、運転周波数が高く
なってもこの2箇所の摺動部への給油がアンバランスに
なることはなくなる。
方へ流れてきた潤滑油流量の全部が主軸受給油孔97を
通って油溝98に入り、主軸受71摺動部を潤滑する。
主軸受油溝98はその外周部が全面主軸受71内面に密
接し、両端が封鎖されているので、主軸受71摺動部を
潤滑した油は排油孔99を通って圧縮機構給油孔95A
に戻り、ここから旋回軸受73等の圧縮機構内摺動部に
給油される。このように1系統の給油通路で上記2箇所
の摺動部に直列的に給油されるので、従来の並列的給油
で問題となった配分の問題は解消し、運転周波数が高く
なってもこの2箇所の摺動部への給油がアンバランスに
なることはなくなる。
【0031】本実施例においては、回転シャフト内に形
成された軸方向給油孔から主軸受摺動部を通り旋回軸受
他の圧縮機構内摺動部に至る1系統の給油通路が形成さ
れているため、従来のもので問題となった配分の問題は
解消し、運転周波数が高くなっても上記2つの摺動部へ
の給油がアンバランスになることはない。従って、旋回
軸受他の圧縮機構内摺動部に給油不足が発生することは
なく潤滑不良による異常摩耗や焼付きが発生する怖れも
解消することができる。
成された軸方向給油孔から主軸受摺動部を通り旋回軸受
他の圧縮機構内摺動部に至る1系統の給油通路が形成さ
れているため、従来のもので問題となった配分の問題は
解消し、運転周波数が高くなっても上記2つの摺動部へ
の給油がアンバランスになることはない。従って、旋回
軸受他の圧縮機構内摺動部に給油不足が発生することは
なく潤滑不良による異常摩耗や焼付きが発生する怖れも
解消することができる。
【0032】また、1系統の給油通路で2箇所の給油、
潤滑がされるので、従来のものに比しポンプ能力(押し
のけ量)を小さくすることができコストダウンを図るこ
とができる。
潤滑がされるので、従来のものに比しポンプ能力(押し
のけ量)を小さくすることができコストダウンを図るこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の電動圧縮機においては、軸方向
給油孔から主軸受の摺動部、回転シャフトと圧縮機構と
の連結部及び圧縮機構内の摺動部へ給油する給油通路
を、軸方向給油孔から主軸受の摺動部を経て、回転シャ
フトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ
導く1系統の通路となしているので、給油のアンバラン
スが解消され、高速回転時においても、主軸受と圧縮機
構とに、共に十分な潤滑油が供給される。
給油孔から主軸受の摺動部、回転シャフトと圧縮機構と
の連結部及び圧縮機構内の摺動部へ給油する給油通路
を、軸方向給油孔から主軸受の摺動部を経て、回転シャ
フトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ
導く1系統の通路となしているので、給油のアンバラン
スが解消され、高速回転時においても、主軸受と圧縮機
構とに、共に十分な潤滑油が供給される。
【図1】本発明の一実施例に係る回転シャフト右端部の
二面図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)の矢
印B方向から見たシャフト端部の側面図。
二面図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)の矢
印B方向から見たシャフト端部の側面図。
【図2】従来のスクロール型圧縮機の回転シャフト右端
部の縦断面図。
部の縦断面図。
【図3】従来のスクロール型圧縮機の縦断面図。
【図4】図3のIV−IV断面図。
【図5】従来のスクロール型圧縮機の給油状況説明線
図。
図。
1 固定スクロール 2 旋回スクロール 3 自転阻止機構 5 回転シャフト 71 主軸受 73 旋回軸受 94 軸方向給油孔 95 圧縮機構給油孔 95A 圧縮機構給油孔(第2の軸方向給油孔) 97 主軸受給油孔 98 主軸受油溝 99 主軸受排油孔 100 油ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームに主軸受を介して支持された回
転シャフトの一端側に圧縮機構を連結し、他端側に電動
モータを連結すると共に、その軸端に前記回転シャフト
の回転を利用した容積型の油ポンプを設け、同油ポンプ
から吐出される潤滑油を前記回転シャフト内に穿設され
た軸方向給油孔を経て前記主軸受の摺動部、回転シャフ
トと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動部に給
油し、各部を潤滑する潤滑系を構成した電動圧縮機にお
いて、前記軸方向給油孔から前記主軸受の摺動部、回転
シャフトと圧縮機構との連結部、及び圧縮機構内の摺動
部へ給油する給油通路を、前記軸方向給油孔から前記主
軸受の摺動部を経て、前記回転シャフトと圧縮機構との
連結部、及び圧縮機構内の摺動部へ導く1系統の通路と
なしたことを特徴とする電動圧縮機。 - 【請求項2】 前記1系統の通路を、前記軸方向給油孔
に連通し回転シャフトの半径方向外周に貫通する主軸受
給油孔と、同主軸受給油孔と連通し前記主軸受と摺動す
る前記回転シャフトの側面に形成され両端が閉じられた
主軸受油溝と、同主軸受油溝に連通し前記回転シャフト
に半径方向中心に向けて穿設された主軸受排油孔と、同
主軸受排油孔に一端が連通し前記軸方向給油孔とは連通
しないよう前記回転シャフト内にその軸方向に穿設され
その他端が回転シャフトと圧縮機構との連結部及び圧縮
機構内の摺動部に連なる部位に開口する第2の軸方向給
油孔とから形成されることを特徴とする請求項1に記載
の電動圧縮機。 - 【請求項3】 前記電動モータがインバータ駆動モータ
よりなることを特徴とする請求項1に記載の電動圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10957595A JPH08303378A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10957595A JPH08303378A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 電動圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303378A true JPH08303378A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14513741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10957595A Withdrawn JPH08303378A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08303378A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6464480B2 (en) | 2001-03-16 | 2002-10-15 | Scroll Technologies | Oil spout for scroll compressor |
EP1876357A1 (en) * | 2006-07-05 | 2008-01-09 | LG Electronics Inc. | Oil supply structure of scroll compressor |
US7578664B2 (en) | 2006-07-06 | 2009-08-25 | Lg Electronics Inc. | Oil supply structure of scroll compressor |
CN106593877A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-04-26 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种曲轴及压缩机 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP10957595A patent/JPH08303378A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6464480B2 (en) | 2001-03-16 | 2002-10-15 | Scroll Technologies | Oil spout for scroll compressor |
EP1876357A1 (en) * | 2006-07-05 | 2008-01-09 | LG Electronics Inc. | Oil supply structure of scroll compressor |
US7578664B2 (en) | 2006-07-06 | 2009-08-25 | Lg Electronics Inc. | Oil supply structure of scroll compressor |
CN106593877A (zh) * | 2017-01-19 | 2017-04-26 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种曲轴及压缩机 |
CN106593877B (zh) * | 2017-01-19 | 2019-03-15 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种曲轴及压缩机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |