JPH08302982A - 防音床構造 - Google Patents

防音床構造

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Publication number
JPH08302982A
JPH08302982A JP13476095A JP13476095A JPH08302982A JP H08302982 A JPH08302982 A JP H08302982A JP 13476095 A JP13476095 A JP 13476095A JP 13476095 A JP13476095 A JP 13476095A JP H08302982 A JPH08302982 A JP H08302982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
opening
space
bag
underfloor space
Prior art date
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Pending
Application number
JP13476095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Abe
正紀 阿部
Haruyuki Katano
治之 片野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP13476095A priority Critical patent/JPH08302982A/ja
Publication of JPH08302982A publication Critical patent/JPH08302982A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床下空間内の空気を密閉して床下空間のゴミ
やホコリ等は室内等へ入ってこないようにするととも
に、床下で発生する衝撃空気波は袋体内の空気を開口部
から流出させて放出することができる。 【構成】 開口部5に床下空間2内に位置するように空
気を通さない袋体6を取付け、床下空間2の外部の空気
と袋体6内の空気とが開口部5を介して連通するように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防音床構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高層集合住宅等における階上の足音や子
供の飛び跳ねる音等が階下に伝わるのを防止するため、
床下空間内の密閉空気を外部と流通させる手段が開発さ
れている。床下空間内の密閉された空気層は、床上部に
衝撃が加えられると逃げ場がなく圧縮され、衝撃波を生
じ、床材を振動させ、この振動は床材と接する周壁部や
敷居部に伝わる。そこで、床材や壁等に開口部を設けて
床下空間を密閉空間にしないようにしたもの、例えば、
床下空間を区画する壁面の一部を切除して連通空間と
し、この床下空間と床上室内又は屋外の開放空間とを連
通させ、床衝撃で生じた衝撃空気波を床下空間から開口
部を介して開放空間へ放出させるものが知られてい
る。。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】床下空間の空気を床上
の室内へ導くようにすると、床下の空気とともにゴミや
ホコリ等も室内に入ってきてしまう。
【0004】そこで、この発明は、床下空間内の空気を
密閉し、かつ床下空間のゴミやホコリ等は室内等へ入っ
てこないようにするとともに、床衝撃で生じた床下空間
の衝撃空気波を開口部を介して開放空間へ放出するよう
にした防音床構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、床材の下方に形成される床下空間の空
気が外部と流通するようにした開口部を設けた防音床構
造において、開口部に床下空間内に位置するように空気
を通さない袋体を取付け、床下空間の外部の空気と袋体
内の空気とが開口部を介して連通するように構成したも
のである。
【0006】
【作用】床材に衝撃が加わると、この衝撃が床下空間内
の空気に伝わり、開口部から外部へ出ようとするが、床
下空間内のゴミやホコリ等は袋体が隔壁となり開口部か
ら外部へ流出することがない。床下空間と外部との間に
おける空気は袋体内を出入りすることとなる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【0008】図1に示す第1実施例では、コンクリート
スラブ等の床基盤1上に床下空間2を形成するように床
材3を設けてある。床下空間2を形成するには、高さ調
節可能な支持脚31により床下地32を支持し、床下地
32上にフローリング33を貼り付けてある。床下空間
2の内部空間には支持脚31が存在するだけであり、す
べての空間が連通している。床材3の壁4に接する個所
には開口部5を形成し、床下空間2の空気が床上の室内
と連通するようになっている。開口部5に床下空間2内
に位置するように空気を通さない袋体6を取付け、床下
空間2以外の外部の空気と袋体6内の空気とが開口部5
を介して図中矢印で示すように連通するようになってい
る。この実施例において、床材3に衝撃が加えられる
と、床下空間2内の空気は開口部5の方向へ逃げようと
する。この床下空間2内の空気の流れにより、袋体6内
に溜められた空気は開口部5から室内側へと流れ出る。
床下空間2内にはゴミやホコリ等が滞留しているが、こ
れらホコリ等は袋体6の存在により開口部5から室内側
には流出しない。
【0009】図2に示す実施例では、床材3の仕上材と
してフローリング33の替りにフェルトカーペット34
を使用し、床下地32の間に開口部5を形成したもので
ある。これら開口部5に床下空間2内に位置するように
空気を通さない袋体6を取付けてある。外部の空気と袋
体6内の空気とが開口部5を介して連通し、床下空間2
内の空気はゴミやホコリ等とともに外部に出ることはな
い。
【0010】図3は玄関等の床材3を示し、玄関側に向
けて開口部5が形成してある。この開口部5には袋体6
が取付けてあり、外部と袋体6内の空気とが連通する。
【0011】以上説明したいずれの実施例においても、
それぞれを組合わせてもよいし、開口部5はこれら図示
した例以外の他の個所に設けることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、開口部に床下空間内に位置するように空気を通さな
い袋体を取付け、床下空間の外部の空気と袋体内の空気
とが開口部を介して連通するように構成したので、床下
空間内のゴミやホコリ等が外部に流出してくることがな
い。そして、床下空間が密閉空間となっていても衝撃空
気波は袋体をつぶすように作用して、袋体内の空気を開
口部から流出させるため、振動の伝播が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁際に開口部を設けた例を示す断面図。
【図2】床材の中間部分に開口部を設けた例を示す断面
図。
【図3】玄関等に適用した例を示す断面図。
【符号の説明】
1 床基盤 2 床下空間 3 床材 5 開口部 6 袋体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床材の下方に形成される床下空間の空気
    が外部と流通するようにした開口部を設けた防音床構造
    において、 開口部に床下空間内に位置するように空気を通さない袋
    体を取付け、 床下空間の外部の空気と袋体内の空気とが開口部を介し
    て連通するように構成したことを特徴とする防音床構
    造。
JP13476095A 1995-05-08 1995-05-08 防音床構造 Pending JPH08302982A (ja)

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JP13476095A JPH08302982A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 防音床構造

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JP13476095A JPH08302982A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 防音床構造

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JPH08302982A true JPH08302982A (ja) 1996-11-19

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ID=15135926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13476095A Pending JPH08302982A (ja) 1995-05-08 1995-05-08 防音床構造

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JP (1) JPH08302982A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100458083C (zh) * 2004-08-06 2009-02-04 韩国建设技术研究院 双重地板结构的支撑缓冲件以及双重地板结构

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