JPH08302821A - ユニット建物 - Google Patents
ユニット建物Info
- Publication number
- JPH08302821A JPH08302821A JP10597495A JP10597495A JPH08302821A JP H08302821 A JPH08302821 A JP H08302821A JP 10597495 A JP10597495 A JP 10597495A JP 10597495 A JP10597495 A JP 10597495A JP H08302821 A JPH08302821 A JP H08302821A
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- JP
- Japan
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- unit
- building
- slope
- building unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 斜面を有する大型の特殊形状建物ユニットを
用いることなく、本来の規格サイズである長い建物ユニ
ットと短い建物ユニットとをそのまま用いて、下階と上
階の組み合わせを行い、上階の屋外側端部にできる空間
に斜面屋根が形成された斜面ユニットを接合して設ける
ことにより、空間の有効利用を行うことができるユニッ
ト建物を提供する。 【構成】 下階の建物ユニット11の上に上階の建物ユ
ニット12が接合されてなるユニット建物において、上
階に下階の建物ユニット11より短い直方体状建物ユニ
ット12を設置することにより、下階の建物ユニット1
1の屋外側端部の上方に空間を設け、この空間に斜面屋
根14aが形成された斜面ユニット14を接合して設け
る。
用いることなく、本来の規格サイズである長い建物ユニ
ットと短い建物ユニットとをそのまま用いて、下階と上
階の組み合わせを行い、上階の屋外側端部にできる空間
に斜面屋根が形成された斜面ユニットを接合して設ける
ことにより、空間の有効利用を行うことができるユニッ
ト建物を提供する。 【構成】 下階の建物ユニット11の上に上階の建物ユ
ニット12が接合されてなるユニット建物において、上
階に下階の建物ユニット11より短い直方体状建物ユニ
ット12を設置することにより、下階の建物ユニット1
1の屋外側端部の上方に空間を設け、この空間に斜面屋
根14aが形成された斜面ユニット14を接合して設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット建物に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物において、隣地との
境界上の制約を受けるため、斜面を確保する必要があ
り、標準の建物ユニットを上階に接合する場合には、下
階の上に接合される上階のユニット建物(下階と上階の
建物ユニットが同一モジュールとなっている場合)を後
退(所謂セットバック)させて斜面を確保するか、或い
は、下階と同一モジュールの上階の建物ユニットの上面
を面取りして斜面を形成し、斜面の確保するようになさ
れてきた。
境界上の制約を受けるため、斜面を確保する必要があ
り、標準の建物ユニットを上階に接合する場合には、下
階の上に接合される上階のユニット建物(下階と上階の
建物ユニットが同一モジュールとなっている場合)を後
退(所謂セットバック)させて斜面を確保するか、或い
は、下階と同一モジュールの上階の建物ユニットの上面
を面取りして斜面を形成し、斜面の確保するようになさ
れてきた。
【0003】例えば、特開平1−146036号公報に
おいては、屋根ユニットの一方の端部が部屋ユニットの
上面の幅方向中間部に配置され、部屋ユニットの他方の
端部が部屋ユニットの上面の軸方向端部から突出して軒
先部を形成するようにしたユニット建物が記載されてい
る。
おいては、屋根ユニットの一方の端部が部屋ユニットの
上面の幅方向中間部に配置され、部屋ユニットの他方の
端部が部屋ユニットの上面の軸方向端部から突出して軒
先部を形成するようにしたユニット建物が記載されてい
る。
【0004】又、実開平4−43602号公報において
は、階下用の規格サイズ住宅ユニットの上に階上用の規
格サイズ住宅ユニットを結合するとともに、前記階上用
の規格サイズ住宅ユニットの後端部とこの住宅ユニット
の後側に配置された住宅ユニットの前端部とを中間梁で
連結した、所謂オーバーハング型ユニット住宅が記載さ
れている。
は、階下用の規格サイズ住宅ユニットの上に階上用の規
格サイズ住宅ユニットを結合するとともに、前記階上用
の規格サイズ住宅ユニットの後端部とこの住宅ユニット
の後側に配置された住宅ユニットの前端部とを中間梁で
連結した、所謂オーバーハング型ユニット住宅が記載さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の特開平1−146036号公報に記載されているユ
ニット建物においては、下階の上に設けられる屋根ユニ
ットが、下階の端部より屋外側に突出して軒先部を形成
するものであり、上記屋根ユニットの目的とするところ
は、あくまでも屋根ユニットであって、この屋根ユニッ
トの空間は居住空間を形成するものではない。
者の特開平1−146036号公報に記載されているユ
ニット建物においては、下階の上に設けられる屋根ユニ
ットが、下階の端部より屋外側に突出して軒先部を形成
するものであり、上記屋根ユニットの目的とするところ
は、あくまでも屋根ユニットであって、この屋根ユニッ
トの空間は居住空間を形成するものではない。
【0006】又、上記後者の実開平4−43602号公
報に記載されているオーバーハング型ユニット住宅は、
規格サイズ住宅ユニットのみを用いて、オーバーハング
を形成しようとするものであり、その目的を遂行する点
においては、特に問題はないが、例えば、上階の屋外側
端部に斜面確保の必要がある場合には、規格サイズ住宅
ユニットを用いて、これに対応することができないとい
った問題が残されることになる。
報に記載されているオーバーハング型ユニット住宅は、
規格サイズ住宅ユニットのみを用いて、オーバーハング
を形成しようとするものであり、その目的を遂行する点
においては、特に問題はないが、例えば、上階の屋外側
端部に斜面確保の必要がある場合には、規格サイズ住宅
ユニットを用いて、これに対応することができないとい
った問題が残されることになる。
【0007】又、斜面を有する大型の特殊形状建物ユニ
ットを用いるのは、この特殊形状建物ユニットの製造工
数が大であり、部品の代替えも容易でないといった問題
がある。
ットを用いるのは、この特殊形状建物ユニットの製造工
数が大であり、部品の代替えも容易でないといった問題
がある。
【0008】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、斜面を有する大型の特殊形状建
物ユニットを用いることなく、本来の規格サイズである
長い建物ユニットと短い建物ユニットとをそのまま用い
て、下階と上階の組み合わせを行い、上階の屋外側端部
にできる空間に斜面屋根が形成された斜面ユニットを接
合して設けることにより、空間の有効利用を行うことが
できるユニット建物を提供するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、斜面を有する大型の特殊形状建
物ユニットを用いることなく、本来の規格サイズである
長い建物ユニットと短い建物ユニットとをそのまま用い
て、下階と上階の組み合わせを行い、上階の屋外側端部
にできる空間に斜面屋根が形成された斜面ユニットを接
合して設けることにより、空間の有効利用を行うことが
できるユニット建物を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
ユニット建物においては、下階の建物ユニットの上に上
階の建物ユニットが接合されてなるユニット建物構造に
おいて、上階に下階の建物ユニットより短い建物ユニッ
トを設置することにより、下階の建物ユニットの屋外側
端部の上方に空間を設け、この空間に斜面屋根が形成さ
れた斜面ユニットを接合して設けることを特徴とする。
ユニット建物においては、下階の建物ユニットの上に上
階の建物ユニットが接合されてなるユニット建物構造に
おいて、上階に下階の建物ユニットより短い建物ユニッ
トを設置することにより、下階の建物ユニットの屋外側
端部の上方に空間を設け、この空間に斜面屋根が形成さ
れた斜面ユニットを接合して設けることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の本発明のユニット建物にお
いては、下階の建物ユニットの上に上階の建物ユニット
が接合されてなるユニット建物において、上階に下階の
建物ユニットより短い居住用建物ユニットを設置するこ
とにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に空
間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニッ
トを接合して設けることを特徴とする。
いては、下階の建物ユニットの上に上階の建物ユニット
が接合されてなるユニット建物において、上階に下階の
建物ユニットより短い居住用建物ユニットを設置するこ
とにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に空
間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニッ
トを接合して設けることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のユニット建物においては、上階に下階
の建物ユニットより短い建物ユニットを設置することに
より、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に空間を
設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニットを
接合して設けることにより、斜面の確保と、上階端部の
空間の有効活用ができ、又、斜面を有する特殊形状建物
ユニットが小型で済み、従来のように上階の建物ユニッ
トに面取り加工等を行ったり、或いは面取りユニットを
規格化する必要がないので、コスト軽減に寄与する所が
大であり、又、限られた空間を有効に活用できるととも
に、形状の多様化と個性化に対応したユニット建物とす
ることができる。
の建物ユニットより短い建物ユニットを設置することに
より、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に空間を
設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニットを
接合して設けることにより、斜面の確保と、上階端部の
空間の有効活用ができ、又、斜面を有する特殊形状建物
ユニットが小型で済み、従来のように上階の建物ユニッ
トに面取り加工等を行ったり、或いは面取りユニットを
規格化する必要がないので、コスト軽減に寄与する所が
大であり、又、限られた空間を有効に活用できるととも
に、形状の多様化と個性化に対応したユニット建物とす
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明のユニット建物の構成の一例を示
す側面図である。ユニット建物の構成は、下階の建物ユ
ニットの上に上階の建物ユニットが接合されてなるもの
であり、このユニット建物構造においては、居住用規格
寸法の直方体状建物ユニットが組合わされて用いられる
ことに特徴があり、この建物ユニットには、長い建物ユ
ニットと短い建物ユニットとがあり、いずれも規格寸法
の建物ユニットである。
する。図1は、本発明のユニット建物の構成の一例を示
す側面図である。ユニット建物の構成は、下階の建物ユ
ニットの上に上階の建物ユニットが接合されてなるもの
であり、このユニット建物構造においては、居住用規格
寸法の直方体状建物ユニットが組合わされて用いられる
ことに特徴があり、この建物ユニットには、長い建物ユ
ニットと短い建物ユニットとがあり、いずれも規格寸法
の建物ユニットである。
【0013】図1において、上階に下階の建物ユニット
11より短い建物ユニット12を設置することにより、
下階の建物ユニット11の屋外側端部11aの上方と、
上階の建物ユニット12の屋外側の外壁面12aの外側
に空間13を設け、この空間13に斜面屋根14aが形
成された斜面ユニット14を接合して設けるものであ
る。
11より短い建物ユニット12を設置することにより、
下階の建物ユニット11の屋外側端部11aの上方と、
上階の建物ユニット12の屋外側の外壁面12aの外側
に空間13を設け、この空間13に斜面屋根14aが形
成された斜面ユニット14を接合して設けるものであ
る。
【0014】上記斜面ユニット14は、小型の特殊形状
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配15がク
リアーされた傾斜面14aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット14の外壁面14bは、下階の建物ユニット11の
外壁面11bと面一になるように設けられた例を示すも
のである。
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配15がク
リアーされた傾斜面14aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット14の外壁面14bは、下階の建物ユニット11の
外壁面11bと面一になるように設けられた例を示すも
のである。
【0015】上記斜面ユニット14における屋外に面す
る間口幅は、下階の建物ユニット11等の上に接合され
る上階の建物ユニットの屋外に面する間口幅に合わせて
設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的な制約
を受けるものではない。又、下階の建物ユニット11の
屋外側の上方に形成された空間に設けられた斜面ユニッ
ト14は、種々の目的に対応することができ、物品の収
納部の他、ユーティリテイ、洗面化粧室として利用した
りすることも可能である。
る間口幅は、下階の建物ユニット11等の上に接合され
る上階の建物ユニットの屋外に面する間口幅に合わせて
設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的な制約
を受けるものではない。又、下階の建物ユニット11の
屋外側の上方に形成された空間に設けられた斜面ユニッ
ト14は、種々の目的に対応することができ、物品の収
納部の他、ユーティリテイ、洗面化粧室として利用した
りすることも可能である。
【0016】図2は、本発明のユニット建物の構成の他
の例を示す側面図である。ユニット建物の構成は、下階
の建物ユニットの上に上階の建物ユニットが接合されて
なるものであり、このユニット建物構造においては、居
住用規格寸法の直方体状建物ユニットが組合わされて用
いられることに特徴があり、この建物ユニットには、長
い建物ユニットと短い建物ユニットとがあり、いずれも
規格寸法の建物ユニットである。
の例を示す側面図である。ユニット建物の構成は、下階
の建物ユニットの上に上階の建物ユニットが接合されて
なるものであり、このユニット建物構造においては、居
住用規格寸法の直方体状建物ユニットが組合わされて用
いられることに特徴があり、この建物ユニットには、長
い建物ユニットと短い建物ユニットとがあり、いずれも
規格寸法の建物ユニットである。
【0017】図2において、上階に下階の建物ユニット
21より短い建物ユニット22を設置することにより、
下階の建物ユニット21の屋外側端部21aの上方と、
上階の建物ユニット22の屋外側の外壁面22aの外側
に空間23を設け、この空間23に斜面屋根24aが形
成された斜面ユニット24を接合して設けるものであ
る。
21より短い建物ユニット22を設置することにより、
下階の建物ユニット21の屋外側端部21aの上方と、
上階の建物ユニット22の屋外側の外壁面22aの外側
に空間23を設け、この空間23に斜面屋根24aが形
成された斜面ユニット24を接合して設けるものであ
る。
【0018】上記斜面ユニット24は、小型の特殊形状
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配25がク
リアーされた傾斜面24aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット24の外壁面24bは、下階の建物ユニット11の
外壁面11bより引っ込んで設けられた例を示すもので
ある。
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配25がク
リアーされた傾斜面24aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット24の外壁面24bは、下階の建物ユニット11の
外壁面11bより引っ込んで設けられた例を示すもので
ある。
【0019】上記斜面ユニット24における屋外に面す
る間口幅は、下階の建物ユニット21等の上に接合され
る上階の建物ユニット22等の屋外に面する間口幅に合
わせて設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的
な制約を受けるものではない。
る間口幅は、下階の建物ユニット21等の上に接合され
る上階の建物ユニット22等の屋外に面する間口幅に合
わせて設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的
な制約を受けるものではない。
【0020】又、下階の建物ユニット21の屋外側の上
方に形成された空間に設けられた上記斜面ユニット24
は、本実施例では、やや下階の建物ユニット21の屋外
側端部21aに対して斜面ユニット24の外壁面24b
が引っ込んでいるが、用途上の制約をとくに受けるもの
ではなく、種々の目的に対応することができ、物品の収
納部の他、ユーティリテイの他、洗面化粧室として利用
したりすることも可能である。
方に形成された空間に設けられた上記斜面ユニット24
は、本実施例では、やや下階の建物ユニット21の屋外
側端部21aに対して斜面ユニット24の外壁面24b
が引っ込んでいるが、用途上の制約をとくに受けるもの
ではなく、種々の目的に対応することができ、物品の収
納部の他、ユーティリテイの他、洗面化粧室として利用
したりすることも可能である。
【0021】図3は、本発明のユニット建物の構成の更
に他の例を示す側面図である。 ユニット建物の構成
は、下階の建物ユニットの上に上階の建物ユニットが接
合されてなるものであり、このユニット建物構造におい
ては、居住用規格寸法の直方体状建物ユニットが組合わ
されて用いられることに特徴があり、この建物ユニット
には、長い建物ユニットと短い建物ユニットとがあり、
いずれも規格寸法の建物ユニットである。
に他の例を示す側面図である。 ユニット建物の構成
は、下階の建物ユニットの上に上階の建物ユニットが接
合されてなるものであり、このユニット建物構造におい
ては、居住用規格寸法の直方体状建物ユニットが組合わ
されて用いられることに特徴があり、この建物ユニット
には、長い建物ユニットと短い建物ユニットとがあり、
いずれも規格寸法の建物ユニットである。
【0022】図3において、上階に下階の建物ユニット
31より短い建物ユニット32を設置することにより、
下階の建物ユニット31の屋外側端部31aの上方と、
上階の建物ユニット32の屋外側の外壁面32aの外側
に空間33を設け、この空間33に斜面屋根34aが形
成された斜面ユニット34を接合して設けるものであ
る。
31より短い建物ユニット32を設置することにより、
下階の建物ユニット31の屋外側端部31aの上方と、
上階の建物ユニット32の屋外側の外壁面32aの外側
に空間33を設け、この空間33に斜面屋根34aが形
成された斜面ユニット34を接合して設けるものであ
る。
【0023】上記斜面ユニット34は、小型の特殊形状
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配35がク
リアーされた傾斜面34aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット34の外壁面34bは、下階の建物ユニット31の
外壁面31bより屋外側に出っ張って設けられた、所謂
オーバーハングとなった例を示すものである。
建物ユニットであって、必要とされる斜面勾配35がク
リアーされた傾斜面34aを有し、且つ、この斜面ユニ
ット34の外壁面34bは、下階の建物ユニット31の
外壁面31bより屋外側に出っ張って設けられた、所謂
オーバーハングとなった例を示すものである。
【0024】上記斜面ユニット34における屋外に面す
る間口幅は、下階の建物ユニット31等の上に接合され
る上階の建物ユニット32等の屋外に面する間口幅に合
わせて設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的
な制約を受けるものではない。
る間口幅は、下階の建物ユニット31等の上に接合され
る上階の建物ユニット32等の屋外に面する間口幅に合
わせて設けられるものであり、この間口幅は特に寸法的
な制約を受けるものではない。
【0025】又、下階の建物ユニット31の屋外側の上
方に形成された空間に設けられた上記斜面ユニット34
は、本実施例では、下階の建物ユニット21の屋外側端
部21aに対して斜面ユニット24の外壁面24bが、
建築面積に含まれない程度に、出っ張って設けられてい
るが、用途上の制約をとくに受けるものではなく、種々
の目的に対応することができ、物品の収納部の他、ユー
ティリテイ、洗面化粧室として利用したりすることも可
能である。
方に形成された空間に設けられた上記斜面ユニット34
は、本実施例では、下階の建物ユニット21の屋外側端
部21aに対して斜面ユニット24の外壁面24bが、
建築面積に含まれない程度に、出っ張って設けられてい
るが、用途上の制約をとくに受けるものではなく、種々
の目的に対応することができ、物品の収納部の他、ユー
ティリテイ、洗面化粧室として利用したりすることも可
能である。
【0026】上記本発明のユニット建物に設けられる斜
面ユニットは、例えば、上階の建物ユニットの柱に沿っ
て袖フレームを屋外側前方に突出して設け、この袖フレ
ームに床フレームを接合して張出部を形成することによ
り斜面ユニットの枠組とすることができるが、これに限
定されるものではなく、種々のユニットとしての形状・
寸法のものをつくることが可能である。
面ユニットは、例えば、上階の建物ユニットの柱に沿っ
て袖フレームを屋外側前方に突出して設け、この袖フレ
ームに床フレームを接合して張出部を形成することによ
り斜面ユニットの枠組とすることができるが、これに限
定されるものではなく、種々のユニットとしての形状・
寸法のものをつくることが可能である。
【0027】図1、或いは図3に示される実施例は、大
型の建物ユニットが居住用規格寸法の共通仕様の直方体
状建物ユニットであるから、小型の特殊形状建物ユニッ
トのみを設計・製造するだけで済み、製造工数を大幅に
増やすことなく対応でき、部品の代替えも容易である。
型の建物ユニットが居住用規格寸法の共通仕様の直方体
状建物ユニットであるから、小型の特殊形状建物ユニッ
トのみを設計・製造するだけで済み、製造工数を大幅に
増やすことなく対応でき、部品の代替えも容易である。
【0028】
【発明の効果】本発明のユニット建物においては、上階
に下階の建物ユニットより短い建物ユニットを設置する
ことにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に
空間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニ
ットを接合して設けることにより、斜面の確保と、上階
端部の空間の有効活用ができ、又、斜面を有する特殊形
状建物ユニットが小型で済み、従来のように上階の建物
ユニットに面取り加工等を行ったり、或いは面取りユニ
ットを規格化する必要がないので、コスト軽減に寄与す
る所が大であり、又、限られた空間を有効に活用できる
とともに、形状の多様化と個性化に対応したユニット建
物とすることができる。従って、ユニット建物として好
適に用いられる。
に下階の建物ユニットより短い建物ユニットを設置する
ことにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の上方に
空間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面ユニ
ットを接合して設けることにより、斜面の確保と、上階
端部の空間の有効活用ができ、又、斜面を有する特殊形
状建物ユニットが小型で済み、従来のように上階の建物
ユニットに面取り加工等を行ったり、或いは面取りユニ
ットを規格化する必要がないので、コスト軽減に寄与す
る所が大であり、又、限られた空間を有効に活用できる
とともに、形状の多様化と個性化に対応したユニット建
物とすることができる。従って、ユニット建物として好
適に用いられる。
【図1】本発明のユニット建物の構成の一例を示す側面
図。
図。
【図2】本発明のユニット建物の構成の他の例を示す側
面図。
面図。
【図3】本発明のユニット建物の構成の更に他の例を示
す側面図。
す側面図。
11、12、21、22、31、32 建物ユニット 11a、21a、31a 端部 11b、14b、12a、22a、32a外壁面 13、23、33 空間 14、24、34 斜面ユニット 14a、24a、34a 傾斜屋根 15、25、35 斜面勾配
Claims (2)
- 【請求項1】 下階の建物ユニットの上に上階の建物ユ
ニットが接合されてなるユニット建物において、上階に
下階の建物ユニットより短い直方体状建物ユニットを設
置することにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の
上方に空間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜
面ユニットを接合して設けることを特徴とするユニット
建物。 - 【請求項2】 下階の建物ユニットの上に上階の建物ユ
ニットが接合されてなるユニット建物において、上階に
下階の建物ユニットより短い居住用建物ユニットを設置
することにより、下階の建物ユニットの屋外側端部の上
方に空間を設け、この空間に斜面屋根が形成された斜面
ユニットを接合して設けることを特徴とするユニット建
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597495A JPH08302821A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10597495A JPH08302821A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ユニット建物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302821A true JPH08302821A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14421745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10597495A Pending JPH08302821A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ユニット建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08302821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309678A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
JP2003003571A (ja) * | 2001-04-17 | 2003-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 屋根構造、その構造を有する屋根の施工方法及び屋根構造体 |
JP2019082079A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタホーム株式会社 | ユニット建物 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10597495A patent/JPH08302821A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002309678A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物 |
JP2003003571A (ja) * | 2001-04-17 | 2003-01-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 屋根構造、その構造を有する屋根の施工方法及び屋根構造体 |
JP2019082079A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタホーム株式会社 | ユニット建物 |
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