JPH08302620A - 手延機の送り出し先端支持装置 - Google Patents
手延機の送り出し先端支持装置Info
- Publication number
- JPH08302620A JPH08302620A JP10937795A JP10937795A JPH08302620A JP H08302620 A JPH08302620 A JP H08302620A JP 10937795 A JP10937795 A JP 10937795A JP 10937795 A JP10937795 A JP 10937795A JP H08302620 A JPH08302620 A JP H08302620A
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- JP
- Japan
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- hand
- machine
- pier
- outer pipe
- inner pipe
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手延機の先端が橋脚上に到達した際、押ボタ
ン等の操作により手延機の先端を安全、かつ、確実に橋
脚上に支持することができる手延機の送り出し先端支持
装置を提供する。 【構成】 橋脚14,15上に送り出される手延機6の
送出し先端部に取り付けられた外管21内に遊挿された
内管22を、外管21に対して捲上げ、捲降ろし可能に
係止させ、かつ、外管21に対して内管22を所定の位
置で固定可能なロックピン装置25を設けると共に、内
管22の下端に所定ストローク範囲内で上げ下げ可能な
ジャッキ23を設ける。
ン等の操作により手延機の先端を安全、かつ、確実に橋
脚上に支持することができる手延機の送り出し先端支持
装置を提供する。 【構成】 橋脚14,15上に送り出される手延機6の
送出し先端部に取り付けられた外管21内に遊挿された
内管22を、外管21に対して捲上げ、捲降ろし可能に
係止させ、かつ、外管21に対して内管22を所定の位
置で固定可能なロックピン装置25を設けると共に、内
管22の下端に所定ストローク範囲内で上げ下げ可能な
ジャッキ23を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋脚間に主桁を架設す
る際に、手延機及び架設桁を橋脚間上に架設する時の手
延機の先端が橋脚上に到達した後、手延機を橋脚に支持
する手延機の送り出し先端支持装置に関するものであ
る。
る際に、手延機及び架設桁を橋脚間上に架設する時の手
延機の先端が橋脚上に到達した後、手延機を橋脚に支持
する手延機の送り出し先端支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高い橋脚間に架設する橋梁の架設
施工に際し、従来の人力に代って独自の移動機能を持つ
架設機械装置を使用し、送り出し作業を繰り返すことに
より架設作業の効率化、安全化を計ると共に、熟練工不
足にも対応でき、作業の省力化を計り得る橋梁の架設方
法が採用されるようになってきた。
施工に際し、従来の人力に代って独自の移動機能を持つ
架設機械装置を使用し、送り出し作業を繰り返すことに
より架設作業の効率化、安全化を計ると共に、熟練工不
足にも対応でき、作業の省力化を計り得る橋梁の架設方
法が採用されるようになってきた。
【0003】そこで、図7に示すように、手延機6及び
架設桁7を組み立てながら、順次、送り出して手延機6
が橋脚14,15に到達した時、予め、手延機6の先端
に設けておいた先端支持装置8によって手延機6を橋脚
14,15上に支持する。次に、その橋脚14,15上
に送り出し装置17などを組み立てた後、架設桁7を所
定位置まで送り出す。
架設桁7を組み立てながら、順次、送り出して手延機6
が橋脚14,15に到達した時、予め、手延機6の先端
に設けておいた先端支持装置8によって手延機6を橋脚
14,15上に支持する。次に、その橋脚14,15上
に送り出し装置17などを組み立てた後、架設桁7を所
定位置まで送り出す。
【0004】次に、架設枠7内を走行する図9のよう
な、桁搬送台車25によってブロック単体の主桁30を
運搬しながら、順次、連結して主桁30を組み立て、完
成した主桁30を、図8のように、降下装置31などを
介して一括降下させて隣接する橋脚14等との間に架設
する方法が考えられている。しかしながら、従来の先端
支持装置8によれば、手延機6の先端が橋脚14,15
上に到達した際に、橋脚14,15の下方から橋脚1
4,15上に支持部材を持ち上げたり、人手により先端
支持装置8を組立て固定する等の危険な作業を要すると
いう問題があった。
な、桁搬送台車25によってブロック単体の主桁30を
運搬しながら、順次、連結して主桁30を組み立て、完
成した主桁30を、図8のように、降下装置31などを
介して一括降下させて隣接する橋脚14等との間に架設
する方法が考えられている。しかしながら、従来の先端
支持装置8によれば、手延機6の先端が橋脚14,15
上に到達した際に、橋脚14,15の下方から橋脚1
4,15上に支持部材を持ち上げたり、人手により先端
支持装置8を組立て固定する等の危険な作業を要すると
いう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る従来の
問題点を解決するためになされたものであり、手延機の
送り出し時に、手延機の先端が橋脚上に到達した際に、
人手によらずに押ボタンなどの操作により手延機の先端
を安全、かつ、確実に橋脚上に支持することができる手
延機の送り出し先端支持装置を提供することを目的とし
ている。
問題点を解決するためになされたものであり、手延機の
送り出し時に、手延機の先端が橋脚上に到達した際に、
人手によらずに押ボタンなどの操作により手延機の先端
を安全、かつ、確実に橋脚上に支持することができる手
延機の送り出し先端支持装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手延機の送り出し先端支持装置は、橋脚上
に送り出される手延機の送り出し先端部に取付けられた
外管内に遊挿された内管を、外管に対して捲き上げ、捲
き下げ可能に係止させ、かつ、外管に対し内管を所定の
位置で固定可能なロックピン装置を設けると共に、内管
の下端に所定ストローク範囲内で上げ下げ可能なジャッ
キを設けることを特徴としている。
め、本発明の手延機の送り出し先端支持装置は、橋脚上
に送り出される手延機の送り出し先端部に取付けられた
外管内に遊挿された内管を、外管に対して捲き上げ、捲
き下げ可能に係止させ、かつ、外管に対し内管を所定の
位置で固定可能なロックピン装置を設けると共に、内管
の下端に所定ストローク範囲内で上げ下げ可能なジャッ
キを設けることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成からなる送り出し先端支持装置の内
管を外管に対して予め捲き上げておき、内管の下端が外
管内に縮んだ状態で橋脚上に到達したら、それを捲き下
げることにより、内管が下方に降りて橋脚上に近接した
らロックピン装置を操作して内管と外管との固定を行な
い、更に、内管の下端のジャッキを作動して手延機の先
端を橋脚に対して適宜なレベルで持ち上げることによ
り、確実な支持が押しボタンなどの操作で安全に行なう
ことができる。
管を外管に対して予め捲き上げておき、内管の下端が外
管内に縮んだ状態で橋脚上に到達したら、それを捲き下
げることにより、内管が下方に降りて橋脚上に近接した
らロックピン装置を操作して内管と外管との固定を行な
い、更に、内管の下端のジャッキを作動して手延機の先
端を橋脚に対して適宜なレベルで持ち上げることによ
り、確実な支持が押しボタンなどの操作で安全に行なう
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図7で説明したように、手延機6及び架設桁7を組
み立てながら、順次、矢印Fの送り出し方向に送り出し
て手延機6が橋脚14,15上に到達した時に、橋脚1
4,15の上に手延機6を支持するため、手延機6の送
り出し先端部に図1に示すような手延機6の送り出し先
端支持装置90が取り付けられている。
る。図7で説明したように、手延機6及び架設桁7を組
み立てながら、順次、矢印Fの送り出し方向に送り出し
て手延機6が橋脚14,15上に到達した時に、橋脚1
4,15の上に手延機6を支持するため、手延機6の送
り出し先端部に図1に示すような手延機6の送り出し先
端支持装置90が取り付けられている。
【0009】この装置は、図3及び図4に示す外管21
内に内管22を遊挿したものであり、手延機6に取り付
けられた外管21に対し内管22が捲き上げ、捲き下げ
可能に、ロードリミッター及び非常上限用リミットスイ
ッチ付の2個のチェーンブロック24を介して吊り下げ
られており、かつ、外管21に対して内管22を所定の
位置で固定可能な図3に示すロックピン装置25が設け
られ、このロックピン装置25は、ロックピン開閉限用
リミットスイッチ27を介して油圧シリンダー26によ
り開閉されるようになっている。
内に内管22を遊挿したものであり、手延機6に取り付
けられた外管21に対し内管22が捲き上げ、捲き下げ
可能に、ロードリミッター及び非常上限用リミットスイ
ッチ付の2個のチェーンブロック24を介して吊り下げ
られており、かつ、外管21に対して内管22を所定の
位置で固定可能な図3に示すロックピン装置25が設け
られ、このロックピン装置25は、ロックピン開閉限用
リミットスイッチ27を介して油圧シリンダー26によ
り開閉されるようになっている。
【0010】また、内管22の下端には、所定のストロ
ーク、例えば、図示のように、ストロークS=800mm
の範囲内で、ブレーキモーター付サイクロ減速機30に
より上下可能なジャッキ23を設けている。即ち、この
装置90は、図6に示すように、手延機6の送り出し先
端部の左右両端に取り付けられ、手延機6が図7の橋脚
14,15上に到着した時には内管22が外管21内に
捲き上げられ、かつ、ジャッキ23は、ストロークS=
0にした全体の長さを縮めた状態で橋脚14,15上に
あり、この状態で内管22を外管21に対してチェーン
ブロック24を介して適宜捲き下げて、ロックピン装置
25の油圧シリンダ26の操作で固定する。
ーク、例えば、図示のように、ストロークS=800mm
の範囲内で、ブレーキモーター付サイクロ減速機30に
より上下可能なジャッキ23を設けている。即ち、この
装置90は、図6に示すように、手延機6の送り出し先
端部の左右両端に取り付けられ、手延機6が図7の橋脚
14,15上に到着した時には内管22が外管21内に
捲き上げられ、かつ、ジャッキ23は、ストロークS=
0にした全体の長さを縮めた状態で橋脚14,15上に
あり、この状態で内管22を外管21に対してチェーン
ブロック24を介して適宜捲き下げて、ロックピン装置
25の油圧シリンダ26の操作で固定する。
【0011】次に、内管22の下端のジャッキ23をジ
ャッキアップすることにより手延機6の先端が橋脚1
4,15上に、この装置を介して確実に支持することが
できる。なお、この状態で図7の架設桁上クレーン18
を使用して手延機6及び架設桁7の送り出し装置17を
橋脚14,15上に組み立てた後、架設桁7を所定位置
まで送り出し、図9の架設桁7内を走行する桁搬送台車
25によってブロック単位の主桁30を運搬しながら、
順次、連結して組み立てた主桁30を図8のごとく一括
降下させて、隣接する橋脚14,15間に架橋すること
ができる。
ャッキアップすることにより手延機6の先端が橋脚1
4,15上に、この装置を介して確実に支持することが
できる。なお、この状態で図7の架設桁上クレーン18
を使用して手延機6及び架設桁7の送り出し装置17を
橋脚14,15上に組み立てた後、架設桁7を所定位置
まで送り出し、図9の架設桁7内を走行する桁搬送台車
25によってブロック単位の主桁30を運搬しながら、
順次、連結して組み立てた主桁30を図8のごとく一括
降下させて、隣接する橋脚14,15間に架橋すること
ができる。
【0012】なお、図1及び図6において、符号31は
制御盤、32は油圧ユニットであり、また、33は下降
限用リミットスイッチ、34は上昇限用リミットスイッ
チである。更に、図5において、35はエンコーダ、3
6はバランスウエイトである。
制御盤、32は油圧ユニットであり、また、33は下降
限用リミットスイッチ、34は上昇限用リミットスイッ
チである。更に、図5において、35はエンコーダ、3
6はバランスウエイトである。
【0013】
【発明の効果】上記のように、本発明の手延機の送り出
し先端支持装置によれば、橋脚架設工事における手延機
の先端が橋脚上に到達した際に、橋脚の下から支持用の
基材を持ち上げることなしに手延機の送り出し先端部を
橋脚上に容易に、かつ、確実に支持することができると
共に、その支持作業も人手によらず押ボタンなどの操作
により安全に行なわれる。特に、本発明の装置は、高い
橋脚区間に橋梁を架設する際に有効に適用することがで
きる。
し先端支持装置によれば、橋脚架設工事における手延機
の先端が橋脚上に到達した際に、橋脚の下から支持用の
基材を持ち上げることなしに手延機の送り出し先端部を
橋脚上に容易に、かつ、確実に支持することができると
共に、その支持作業も人手によらず押ボタンなどの操作
により安全に行なわれる。特に、本発明の装置は、高い
橋脚区間に橋梁を架設する際に有効に適用することがで
きる。
【図1】本発明の手延機の送り出し先端支持装置の一実
施例に係る側面図である。
施例に係る側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA−A方向の拡大平断面図である。
【図4】図1のB−B方向の拡大平断面図である。
【図5】図1のC−C方向の拡大平面図である。
【図6】本発明の装置を取付けた手延機の送り出し先端
部を示す全体平面図である。
部を示す全体平面図である。
【図7】従来の手延機及び架設桁送り出し時の状態を示
す配置側面図である。
す配置側面図である。
【図8】図7の架設桁内で完成した主桁を橋脚上に降下
する状態を示す配置側面図である。
する状態を示す配置側面図である。
【図9】図8の架設桁内で主桁を組立てる状態を示す拡
大正断面図である。
大正断面図である。
6 手延機 14 橋脚 15 橋脚 21 外管 22 内管 23 ジャッ
キ 25 ロックピン装置 90 先端支
持装置
キ 25 ロックピン装置 90 先端支
持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 橋脚上に送り出される手延機の送り出し
先端部に取り付けられた外管内に遊挿された内管を、外
管に対して捲き上げ、捲き下げ可能に係止させ、かつ、
外管に対し内管を所定の位置で固定可能なロックピン装
置を設けると共に、内管の下端に所定ストローク範囲内
で上げ下げ可能なジャッキを設けた手延機の送り出し先
端支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937795A JPH08302620A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 手延機の送り出し先端支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937795A JPH08302620A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 手延機の送り出し先端支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302620A true JPH08302620A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14508708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10937795A Pending JPH08302620A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 手延機の送り出し先端支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08302620A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108252219A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-07-06 | 中铁大桥局集团第八工程有限公司 | 桥梁负弯矩张拉车 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP10937795A patent/JPH08302620A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108252219A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-07-06 | 中铁大桥局集团第八工程有限公司 | 桥梁负弯矩张拉车 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010123 |