JPH08302606A - 目地材及びこの目地材を使用する施工法 - Google Patents

目地材及びこの目地材を使用する施工法

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JPH08302606A
JPH08302606A JP10742195A JP10742195A JPH08302606A JP H08302606 A JPH08302606 A JP H08302606A JP 10742195 A JP10742195 A JP 10742195A JP 10742195 A JP10742195 A JP 10742195A JP H08302606 A JPH08302606 A JP H08302606A
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JP
Japan
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joint material
positioning
main body
joint
outer peripheral
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JP10742195A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nabeshima
一夫 鍋島
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NABESHIMA KOSAN KK
Original Assignee
NABESHIMA KOSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縁石ブロックなどの連結作業の施工性,施工
期間の短縮化,耐久性,保管や運搬時の至便性,コスト
の低廉化などを向上させることができる目地材及びこの
目地材を使用する施工技術を提供することにある。 【構成】 本体3の外周側の輪郭3Aが互いに連結すべ
き縁石ブロック2の連結面4の外周側の輪郭4Bに略対
応する形状に形成されているとともに前記本体3の両面
に前記縁石ブロック2の連結面4の雌部10と嵌合する
雄部8を備えている目地材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目地材及びこの目地材
を使用する施工技術、特に、たとえば、縁石ブロック,
中央分離体ブロックなどの道路用セメント製品,U型側
溝などの上下水用セメント製品,法面ブロックや擁壁用
ブロックなどの基礎工事用セメント製品,れんが製品,
人造や天然の石材製品、タイルや陶板製品などの目地材
及びこの目地材を使用する施工技術に適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の目地材及びこの目地材を使用す
る施工技術においては、たとえば、互いに連結すべき縁
石ブロックなどを隙間ゲージや隙間板などにより目地間
隙を設けて並列させ設置し、この間隙にモルタルなどを
充填してこてなどで押し当てた後にそのモルタルなどの
不要個所への付着を防止するために水ハケで洗浄して目
地を形成する。この場合に、養成テープなどによって縁
石ブロックなどの表面へのモルタルなどの付着による汚
れを防止することもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
な施工技術においては、第1に、隙間ゲージなどによる
設置作業、連結すべき縁石ブロックなどの位置決め、縁
石ブロック間の間隙へのモルタルなどの充填作業、その
モルタルをこてなどで押し当てる作業、縁石ブロックの
表面へのモルタルなどの付着による汚れの防止作業など
が煩雑で施工性に劣り、また特殊な施工技術を必要とす
るという問題点がある。第2に、縁石ブロック間の間隙
に充填したモルタルなどの養生期間のため、施工期間の
短縮化が妨げられるという問題点がある。第3に、木切
れなどを所要個所に挿入して縁石ブロック間のレベルを
調整することがあるが、このような木切れなどによる調
整はその木切れなどの腐食により縁石ブロック間の結合
強度の低下などが生じ、耐久性に劣るという問題点があ
る。
【0004】また、この種の縁石ブロックなどの施工技
術においては、そのような問題点の他に、所定の工事用
品の保管や運搬時の至便性,コストの低廉化などを考慮
する必要性がある。本発明の目的は、縁石ブロックなど
の連結作業の施工性,施工期間の短縮化,耐久性,保管
や運搬時の至便性,コストの低廉化などを向上させるこ
とができる目地材及びこの目地材を使用する施工技術を
提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、本発明の目地材は、本体
の外周側の輪郭が互いに連結すべき連結部材の連結面の
外周側の輪郭に略対応する形状に形成されているととも
に前記本体の両面に前記連結部材の連結面の位置決め用
嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌合部を備えている構造
としたものである。この場合に、第1に、前記位置決め
用嵌合部が雌部、または雄部の何れか一方によって形成
されているとともに前記位置決め用被嵌合部が他方によ
って形成されている構造とすることができる。第2に、
前記位置決め用嵌合部と前記位置決め用被嵌合部とがそ
の相互の嵌合により前記連結部材の連結面に前記本体を
係止する係止部として兼用される構造とすることができ
る。第3に、前記連結部材の設置面側に位置してその設
置面上に当接される基板を前記本体が備えている構造と
することができる。第4に、前記本体の両面に剥離シー
ト付きの粘着面を備えている構造とすることができる。
第5に、前記本体の両面を貫通する貫通孔が形成され、
この貫通孔に貫通されたダボ部材により前記本体の雄部
が形成される構造とすることができる。第6に、前記雄
部と前記本体とが互いに一体化されている構造とするこ
とができる。第7に、前記雄部が複数形成されている構
造とすることができる。第8に、前記本体の両面の外周
側から突出しているとともにその外周側の少なくとも一
つの輪郭に沿って延在するパッキン部を備えている構造
とすることができる。また、本発明の目地材を使用する
施工法は、本体の外周側の輪郭が互いに連結すべき連結
部材の連結面の外周側の輪郭に略対応する形状に形成さ
れているとともに前記本体の両面に前記連結部材の連結
面の位置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌合部及
び剥離シート付きの粘着面を備えている目地材を使用す
る施工法であって、前記目地材の剥離シートを剥離する
工程と、一方の連結部材の位置決め用嵌合部と他方の連
結部材の位置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させて位置
決めを行う工程と、剥離シートが剥離された粘着面をそ
の双方の連結部材の連結面に接着させてそれらの連結部
材間の連結面間に目地材を介在させる工程とを備えてい
るものである。更に、本発明の目地材を使用する方法
は、本体の外周側の輪郭が互いに連結すべき連結部材の
連結面の外周側の輪郭に略対応する形状に形成されてい
るとともに前記本体の両面に前記連結部材の連結面の位
置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌合部を備えて
いる目地材を使用する施工法であって、一方の連結部材
の位置決め用嵌合部と他方の連結部材の位置決め用被嵌
合部とを互いに嵌合させて位置決めを行うとともに前記
本体をその双方の連結部材の連結面に係止し、またそれ
らの連結部材の連結面間に目地材を介在させる工程とを
備えているものである。
【0007】
【作用】前記した本発明の目地材及びこれを使用する施
工技術においては、本体の外周側の輪郭が互いに連結す
べき連結部材の連結面の外周側の輪郭に略対応する形状
に形成されているとともに前記本体の両面に前記連結部
材の連結面の位置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被
嵌合部を備えている構造とされていることにより、一方
の連結部材の位置決め用嵌合部と目地材の位置決め用被
嵌合部とを互いに嵌合させて一方の連結部材と目地材相
互間の位置決めをした後、この連結部材に連結すべき他
方の連結部材の位置決め用嵌合部と前記目地材の位置決
め用被嵌合部とを互いに嵌合させて他方の連結部材と目
地材相互間及びその双方の連結部材相互間の位置決めを
し、該目地材を双方の連結部材間に密着的に介在させて
双方の連結部材を連結する。以下、このような作業を順
次繰り返して連結部材を互いに連結して施工することが
できる。従って、本発明の目地材技術によれば、隙間ゲ
ージなどによる設置作業、連結部材どうしの位置決め、
連結部材間へのモルタルなどの充填作業、そのモルタル
をこてなどで押し当てる作業、連結部材表面へのモルタ
ルなどの付着による汚れの防止作業などが不要とされる
ので、施工性や施工期間の短縮化の向上を図ることがで
き、また特殊な施工技術を不要とすることができる。ま
た、連結部材間に充填するモルタルなどの養生期間が不
要とされることからも施工期間の短縮化を図ることがで
きる。更に、位置決め用嵌合部と位置決め用被嵌合部と
の相互の嵌合によって互いに連結すべき連結部材どうし
の位置決めがなされるため、木切れなどによる連結部材
相互間のレベル調整が不要とされ、この結果、木切れな
どの腐食による連結部材どうし間の結合強度の低下を防
止することができ、耐久性の向上を図ることができる。
この場合に、前記位置決め用嵌合部が雌部によって形成
されているとともに前記位置決め用被嵌合部が雄部によ
って形成されている構造とすると、通常、目地材より大
型である連結部材側に雄部が形成されていないため、雄
部を連結部材側に形成する構造に比べて雄部の破損を確
実に防止することができ、この点からも施工性の向上を
図ることができる。更に、連結部材の軽量化を図ること
ができるとともに、雄部と雌部との嵌合により連結部材
間の結合状態を強化することができ、耐久性を向上させ
ることができる。第2に、前記位置決め用嵌合部と前記
位置決め用被嵌合部とがその相互の嵌合により前記連結
部材の連結面に前記本体を係止するための係止部として
兼用される目地材構造及びこの目地構造を使用する施工
法によると、その係止部としての係止機能により前記し
た位置決め時及び連結部材間への目地材の密着的介在時
(即ち、連結部材どうしの連結時)の施工作業の容易化
や確実化などを図ることができ、この結果、施工性の向
上や施工期間の短縮化を図ることができる。また、位置
決め用嵌合部と位置決め用被嵌合部の位置決め及び係止
部としての兼用機能による効果、すなわち、例えば、目
地材の小形化,軽量化,コストの低廉化などの効果を得
ることができる。第3に、前記連結部材の設置面側に位
置してその設置面上に当接される基板を前記本体が備え
ている構造とすると、たとえば、敷設されたモルタルな
どのセメント材や砂上などに連結部材を設置して施工す
る場合などにおいて、その施工時に、目地材の基板が連
結部材の設置面である敷設時のセメント材や砂などの表
面上の凹凸を押圧して平滑にし、双方の連結部材の連結
面間へのセメント材や砂などの食い込みを防止するの
で、施工性の向上をより一層図ることができる。第4
に、前記本体の両面に剥離シート付きの粘着面を備えて
いる目地材構造、または、この目地材構造を使用する施
工法であって、前記目地材の剥離シートを剥離する工程
と、一方の連結部材の位置決め用嵌合部と他方の連結部
材の位置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させて位置決め
を行う工程と、剥離シートが剥離された粘着面をその双
方の連結部材の連結面に接着させてそれらの連結部材間
の連結面間に目地材を介在させる工程とを備えている施
工法によれば、目地材の剥離シートを剥離した後、連結
部材の位置決め用嵌合部と目地材の位置決め用被嵌合部
とを互いに嵌合させて一方の連結部材と目地材相互間の
位置決めをし、目地材をその粘着面によりその連結部材
の連結面に接着する。次いで、この連結部材に連結すべ
き他方の連結部材の位置決め用嵌合部と前記目地材の位
置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させて他方の連結部材
と目地材相互間及びその双方の連結部材相互間の位置決
めをし、目地材をその粘着面により他方の連結部材の連
結面に接着し双方の連結部材間に密着的に介在させて双
方の連結部材を連結する。以下、このような作業を順次
繰り返して連結部材を互いに連結して施工することがで
きる。従って、このような目地材技術によれば、前記し
た各位置決め時に目地材の粘着面による取り付けを行う
ことができるので、位置決めの容易化や確実化などを図
ることができる、この結果、施工性の向上や施工期間の
短縮化を図ることができる。また、その粘着面により連
結部材間の密着性を向上させることができる。第5に、
前記本体の両面を貫通する貫通孔が形成され、この貫通
孔に貫通されたダボ部材により前記本体の雄部が形成さ
れる構造とすると、連結部材の連結施工現場において、
ダボ部材を貫通孔に貫通させて雄部を形成することによ
り、施工前における目地材の雄部の嵩張りを防止するこ
とができるので、目地材の保管,運搬時の至便性を図る
ことができる。第6に、前記雄部と前記本体とが互いに
一体化されている構造とすると、施工現場におけるダボ
部材の貫通作業による雄部の形成工程を省略することが
できるので、施工性の向上や施工期間の短縮化を図るこ
とができる。また、雄部と本体との一体化構造により、
連結すべき連結部材間どうしの結合強度の強化及び耐久
性の向上を図ることができる。第7に、前記雄部が複数
形成されている構造とすると、その複数の雄部により前
期した各位置決めの適切化を図ることができる。第8
に、前記本体の両面の外周側から突出しているとともに
その外周側の少なくとも一つの輪郭に沿って延在するパ
ッキン部を備えている構造とすると、所定個所からの漏
水をそのパッキン部により確実に防止することができ
る。
【0008】
【実施例1】図1は本発明の一実施例である目地材を示
す斜視図、図2はその目地材を示す分解斜視図、図3は
その目地材の本体の断面図、図4はその目地材を使用し
た施工状態を説明するための断面図である。本実施例の
目地材1は、互いに連結すべき連結部材としての縁石ブ
ロック2に適用されている。
【0009】図2に示すように、目地材1の本体3は、
その外周側の輪郭3Aが互いに連結すべき縁石ブロック
2(連結部材)の連結面4の外周側の輪郭4Bと略同一
形状とされていることにより略対応する板状に形成され
ている。正確には、本体3の外周側の輪郭3Aは縁石ブ
ロック2の連結面4の外周側の輪郭4Bより小さく形成
され、特に、底面側の輪郭3Aは縁石ブロック2の連結
面4の底面側の輪郭4Bより小さく形成されている。
【0010】このように本体3の外周側の輪郭3Aを小
さくした理由は、第1に、露呈する目地表面は、その施
工時に、通常、こてなどで押さえられ縁石ブロック2の
表面より僅かに凹んで形成されるため、その凹んだ通常
の目地外観に一致させるためである。第2に、各縁石ブ
ロック2の連結面4の形状の誤差に対応できるようにし
たためである。第3の理由については、施工法の説明に
おいて後述する。
【0011】図3に示すように、本体3の両面全面ない
し一部には両面粘着テープの添付ないし接着剤の塗布な
どにより剥離シート5A付きの粘着面5が形成され、ま
た本体3の略中央にはその両面を貫通する正四角形状な
どの角形状の貫通孔6が形成されている。図1,2など
に示すように、本体3の貫通孔6にはダボ部材7が貫通
され、貫通されたダボ部材7はその幅方向の中間で貫通
孔6に固定されて本体3の両面に雄部8(位置決め用被
嵌合部)を形成する。ダボ部材7はその幅方向の中間の
外周側の輪郭が貫通孔6の輪郭と略同一形状とされてい
る。また、ダボ部材7はその幅方向の両端側にいくに従
って次第に先細り状に形成されていることにより本体3
の貫通孔6への貫通と後述する縁石ブロック2の雌部
(位置決め用嵌合部)への雄部8の嵌合時の容易化が図
られている。
【0012】本実施例の本体3およびダボ部材7は、発
泡ウレタンなどの軟質で弾性を有する材質で形成され、
このような材質により本体3の貫通孔6へのダボ部材7
の貫通・固定の容易化と確実化などが図られている。本
体3およびダボ部材7の材質としては、例えば、合成樹
脂産業廃棄物,軟質樹脂,スポンジ,コールタールと繊
維などの複合材,発泡剤などにより発泡させた複合剤な
ど、任意の材質を用いることが可能である。
【0013】図1,2などに示すように、本実施例にお
ける目地材1は縁石ブロック2の設置面側、即ち、底面
側に位置してその設置面上に当接される基板9を有して
いるが、この基板9を有しない構造とすることも可能で
ある。基板9は、たとえば、硬質合成樹脂などの変形し
にくい硬質材により本体3より肉薄に形成されている。
【0014】基板9が本体3に予め固定されている構造
とすることも可能であるが、本実施例においては、目地
材1の保管や運搬時の嵩張りを防止するために目地材1
の使用時に本体3に固定するようになっている。基板9
の本体3への固定構造は、たとえば、その本体3ないし
基板9の固定面の一方に形成された嵌合用雄部と他方に
形成された嵌合用雌部との嵌合による固定構造、あるい
は本体3ないし基板9の固定面の一方に形成された剥離
シート付き粘着面の接着による固定構造などとすること
ができる。後者の接着による固定構造とする場合には、
図示するように本体3の底面形状と略対応する剥離シー
ト付き粘着面を基板9の中央などの所定個所に形成し、
剥離シート剥離後の粘着面の視認により本体3と基板9
の固定時の位置決めの容易化や確実化が図れる構造とす
ることが望ましい。
【0015】図2に示すように、前記した構造の目地材
1が使用される縁石ブロック2の連結面4には目地材1
の雄部8の形状に略合致した雌部10(位置合わせ用嵌
合部)がその雄部8の位置に略対応して形成されてい
る。縁石ブロック2は、例えばコンクリートなどのセメ
ント製品とされている。次に、本実施例の目地材1を使
用する施工法について説明する。
【0016】最初に、施工現場において、本体3の貫通
孔6にダボ部材7を貫通させてその幅方向の中間で固定
する。また、基板9を本体3の底面に固定する。このよ
うにして、目地材1を組み立てた後に、図4に示すよう
に、目地材1の剥離シート5Aを剥離し、連結すべき所
要数の縁石ブロック2の一側の連結面4に各目地材1を
その粘着面5の接着力によりそれぞれ取り付ける。この
場合に、縁石ブロック2の雌部10と目地材1本体3の
雄部8とを互いに嵌合させて縁石ブロック2と目地材1
相互間の位置決めをして取り付ける。
【0017】次いで、このようにして片側の連結面4に
目地材1が取り付けられた所要数の縁石ブロック2を所
定の設置個所付近に配置する。この配置に際しては、目
地材1が取り付けられた各縁石ブロック2の連結面4側
が、連結方向の一方を向くように配置する。すなわち、
同じ連結方向を向くように配置する。また、縁石ブロッ
ク2の設置個所には、通常、モルタルなどのセメント材
や砂などを予め敷設しておく。
【0018】次いで、一の縁石ブロック2を所定の設置
個所(セメント材を敷設した場合には、その硬化前のセ
メント材上)に設置した後に、この縁石ブロック2の目
地材1の雄部8と連結すべき他方の縁石ブロック2の雌
部10(目地材1が取り付けられていない連結面4側の
雌部10)とを互いに嵌合させて他方の縁石ブロック2
と目地材1相互間及び双方の縁石ブロック2相互間の位
置決めをし、目地材1をその粘着面5により連結すべき
縁石ブロック2の連結面4に接着し双方の縁石ブロック
2間に密着的に介在させて双方の縁石ブロック2を連結
する。この連結に際し、連結すべき縁石ブロック2にあ
て木をしてハンマーなどで軽く叩いて縁石ブロック2間
に介在している目地材1の本体3を圧着することも可能
である。
【0019】また、この連結の際に、基板9を有しない
構造の目地材1においては、双方の縁石ブロック2の底
部側間にセメント材や砂などが食い込むこともあるが、
このようなセメント材や砂などは底面側の輪郭が縁石ブ
ロック2の連結面4の底面側の輪郭より小さく形成され
ていることにより縁石ブロック2どうしの対向的底部側
間にのみ食い込み、目地材1の片面と縁石ブロック2の
連結面4間に食い込むおそれがなく、この結果、目地材
1の片面と縁石ブロック2の連結面4間のセメント材や
砂などの食い込みによる弊害を防止することができる。
【0020】また、基板9を有する目地材1構造におい
ては、基板9がセメント材や砂などの表面上の凹凸を押
圧して平滑にし、双方の連結部材の連結面4間へのセメ
ント材や砂などの食い込みをより一層防止することがで
きる。以下、前記した作業を順次繰り返すことにより所
要数の縁石ブロック2を互いに連結することができる。
【0021】従って、本実施例の目地材技術によれば、
隙間ゲージなどによる設置作業、連結部材どうしの位置
決め、連結部材間へのモルタルなどの充填作業、そのモ
ルタルをこてなどで押し当てる作業、連結部材表面への
モルタルなどの付着による汚れの防止作業などが不要と
されるので、施工性や施工期間の短縮化の向上を図るこ
とができ、また特殊な施工技術を不要とすることができ
る。
【0022】また、連結部材間に充填するモルタルなど
の養生期間が不要とされることからも施工期間の短縮化
を図ることができる。更に、雄部8と雌部10との相互
の嵌合によって互いに連結すべき連結部材どうしの位置
決めがなされるため、木切れなどによる連結部材相互間
のレベル調整が不要とされ、この結果、木切れなどの腐
食による連結部材どうし間の結合強度の低下を防止する
ことができ、耐久性の向上を図ることができる。
【0023】また、本実施例においては、第1に、目地
材1より大型である縁石ブロック2側に雄部8が形成さ
れていないため、雄部8を縁石ブロック2側に形成する
構造に比べて雄部8の破損を確実に防止することがで
き、この点からも施工性の向上を図ることができる。更
に、縁石ブロック2の軽量化を図ることができるととも
に、雄部8と雌部10との嵌合により縁石ブロック2間
の結合状態を強化することができ、耐久性を向上させる
ことができる。
【0024】第2に、縁石ブロック2の底面側に位置し
てその設置面上に当接される基板9を目地材1が備えて
いる構造とすると、たとえば、敷設されたモルタルなど
のセメント材や砂上などに縁石ブロック2を設置して施
工する場合などにおいて、その施工時に、目地材1の基
板9が縁石ブロック2の設置面である敷設時のセメント
材や砂などの表面上の凹凸を押圧して平滑にし、双方の
縁石ブロック2の連結面4間へのセメント材や砂などの
食い込みを防止するので、施工性の向上をより一層図る
ことができる。
【0025】第3に、目地材1の粘着面5による接着に
より縁石ブロック2間の密着性を向上させることができ
る。第4に、施工現場において、ダボ部材7を貫通孔6
に貫通させて雄部8を形成する構造とされていることに
より施工前における目地材1の雄部8の嵩張りを防止す
ることができ、目地材1の保管,運搬時の至便性を図る
ことができる。
【0026】
【実施例2】図5は実施例2の目地材を示す正面図、図
6は図5のV−V線における断面図、図7は実施例2の
目地材の施工状態を説明するための斜視図である。この
実施例2の目地材1は前記した実施例1の目地材1と同
様に縁石ブロック用とされている。
【0027】図5,6などに示すように、実施例2の目
地材は、実施例1の目地材1と異なり、円錐台状の雄部
8が両面の各面に夫々複数形成され、図7に示すよう
に、この複数の雄部8と縁石ブロック2の連結面4に夫
々形成された複数の雌部10との相互の嵌合により実施
例1と同様な位置決めと縁石ブロック2への係止とが行
われる構造とされている。縁石ブロック2への係止が目
地材1の雄部8と縁石ブロック2の雌部10との嵌合に
よって行われることにより実施例2の目地材1は実施例
1の目地材1と異なりその両面に剥離シート5A付きの
粘着面5が形成されていない。
【0028】雄部8は本体3に予め一体化して形成され
ていることにより実施例1のようなダボ部材7の貫通孔
6への貫通作業が不要とされ、この結果、目地材1の組
立作業の省略化による施工性の向上が図られている。更
に、実施例2の目地材1は、実施例1と同様な材質によ
り外周部側が肉厚に形成され、内周部側が肉薄に形成さ
れている。肉厚の外周部はリブ機能を果たしている。目
地材1の内周部側には空間部11が形成されて目地材1
の軽量化,材料の軽減化,コストの低廉化などが図られ
ている。
【0029】目地材1の本体3の両面の外周側からは、
ゴムなどの弾性材からなるパッキン部12が本体3の嵌
合溝に嵌合して突出している。パッキン部12は、縁石
ブロック2の設置時に盛土側に位置する片側にのみ設け
られてその片側の輪郭3Aに沿って延在し、その片側と
盛土間からの雨水などの漏水、即ち、互いに連結された
縁石ブロック2の背面側からその双方の縁石ブロック2
の連結面4間に浸入するおそれがある雨水などの漏水を
確実に防止する構造とされている。
【0030】このように構成された実施例2の目地材1
を使用する施工法は、実施例1のような目地材1の組み
立て工程,目地材1の剥離シート5Aの剥離工程,目地
材1の粘着面5による取り付け工程などが省略される以
外は、実施例1の施工法と略同様に行われる。実施例1
の目地材1の粘着面5による取り付け工程は、前記した
ように目地材1の雄部8と縁石ブロック2の雌部10と
の嵌合による係止工程によって行われる。
【0031】
【実施例3】図8は実施例3の目地材1を示す斜視図及
びその施工状態を説明するための斜視図である。この実
施例3の目地材1はU形側溝用とされ、図8に示すよう
に、本体3の外周側の輪郭3AがU形側溝の連結面4の
外周側の輪郭に略対応する形状に形成されている。雄部
8は実施例1と同様に本体3の貫通孔6へのダボ部材7
の貫通によって形成されるが、実施例1と異なり、両面
の各面に夫々複数形成されている。その他の構成及び施
工法は、実施例1と同様とされている。
【0032】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は実施例1,
2,3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。た
とえば、前記実施例1,2,3においては、縁石ブロッ
ク2,U形側溝などに適用されているが、本発明におい
ては、そのような適用に限定されるものではなく、例え
ば、中央分離体ブロックなどの道路用セメント製品,U
型側溝13以外の上下水用セメント製品,法面ブロック
や擁壁用ブロックなどの基礎工事用セメント製品,れん
が製品,人造や天然の石材製品、タイルや陶板製品など
に適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。 (1) 前記した本発明の目地材技術によれば、本体の外周
側の輪郭が互いに連結すべき連結部材の連結面の外周側
の輪郭に略対応する形状に形成されているとともに前記
本体の両面に前記連結部材の連結面の位置決め用嵌合部
と嵌合する位置決め用被嵌合部を備えている構造とされ
ていることにより、一方の連結部材の位置決め用嵌合部
と目地材の位置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させて一
方の連結部材と目地材相互間の位置決めをした後、この
連結部材に連結すべき他方の連結部材の位置決め用嵌合
部と前記目地材の位置決め用被嵌合部とを互いに嵌合さ
せて他方の連結部材と目地材相互間及びその双方の連結
部材相互間の位置決めをし、該目地材を双方の連結部材
間に密着的に介在させて双方の連結部材を連結する。以
下、このような作業を順次繰り返して連結部材を互いに
連結して施工することができる。従って、本発明の目地
材技術によれば、隙間ゲージなどによる設置作業、連結
部材どうしの位置決め、連結部材間へのモルタルなどの
充填作業、そのモルタルをこてなどで押し当てる作業、
連結部材表面へのモルタルなどの付着による汚れの防止
作業などが不要とされるので、施工性や施工期間の短縮
化の向上を図ることができ、また特殊な施工技術を不要
とすることができる。また、連結部材間に充填するモル
タルなどの養生期間が不要とされることからも施工期間
の短縮化を図ることができる。更に、位置決め用嵌合部
と位置決め用被嵌合部との相互の嵌合によって互いに連
結すべき連結部材どうしの位置決めがなされるため、木
切れなどによる連結部材相互間のレベル調整が不要とさ
れ、この結果、木切れなどの腐食による連結部材どうし
間の結合強度の低下を防止することができ、耐久性の向
上を図ることができる。 (2) 前記した場合に、前記位置決め用嵌合部が雌部によ
って形成されているとともに前記位置決め用被嵌合部が
雄部によって形成されている構造とすると、通常、目地
材より大型である連結部材側に雄部が形成されていない
ため、雄部を連結部材側に形成する構造に比べて雄部の
破損を確実に防止することができ、この点からも施工性
の向上を図ることができる。更に、連結部材の軽量化を
図ることができるとともに、雄部と雌部との嵌合により
連結部材間の結合状態を強化することができ、耐久性を
向上させることができる。 (3) 前記した場合に、前記位置決め用嵌合部と前記位置
決め用被嵌合部とがその相互の嵌合により前記連結部材
の連結面に前記本体を係止するための係止部として兼用
される目地材構造及びこの目地構造を使用する施工法に
よると、その係止部としての係止機能により前記した位
置決め時及び連結部材間への目地材の密着的介在時(即
ち、連結部材どうしの連結時)の施工作業の容易化や確
実化などを図ることができ、この結果、施工性の向上や
施工期間の短縮化を図ることができる。また、位置決め
用嵌合部と位置決め用被嵌合部の位置決め及び係止部と
しての兼用機能による効果、すなわち、例えば、目地材
の小形化,軽量化,コストの低廉化などの効果を得るこ
とができる。 (4) 前記した場合に、前記連結部材の設置面側に位置し
てその設置面上に当接される基板を前記本体が備えてい
る構造とすると、たとえば、敷設されたモルタルなどの
セメント材や砂上などに連結部材を設置して施工する場
合などにおいて、その施工時に、目地材の基板が連結部
材の設置面である敷設時のセメント材や砂などの表面上
の凹凸を押圧して平滑にし、双方の連結部材の連結面間
へのセメント材や砂などの食い込みを防止するので、施
工性の向上をより一層図ることができる。 (5) 前記した本発明の目地材技術、すなわち、前記本体
の両面に剥離シート付きの粘着面を備えている目地材構
造、または、この目地材構造を使用する施工法であっ
て、前記目地材の剥離シートを剥離する工程と、一方の
連結部材の位置決め用嵌合部と他方の連結部材の位置決
め用被嵌合部とを互いに嵌合させて位置決めを行う工程
と、剥離シートが剥離された粘着面をその双方の連結部
材の連結面に接着させてそれらの連結部材間の連結面間
に目地材を介在させる工程とを備えている施工法によれ
ば、目地材の剥離シートを剥離した後、連結部材の位置
決め用嵌合部と目地材の位置決め用被嵌合部とを互いに
嵌合させて一方の連結部材と目地材相互間の位置決めを
し、目地材をその粘着面によりその連結部材の連結面に
接着する。次いで、この連結部材に連結すべき他方の連
結部材の位置決め用嵌合部と前記目地材の位置決め用被
嵌合部とを互いに嵌合させて他方の連結部材と目地材相
互間及びその双方の連結部材相互間の位置決めをし、目
地材をその粘着面により他方の連結部材の連結面に接着
し双方の連結部材間に密着的に介在させて双方の連結部
材を連結する。以下、このような作業を順次繰り返して
連結部材を互いに連結して施工することができる。従っ
て、このような目地材技術によれば、前記した各位置決
め時に目地材の粘着面による取り付けを行うことができ
るので、位置決めの容易化や確実化などを図ることがで
きる、この結果、施工性の向上や施工期間の短縮化を図
ることができる。また、その粘着面により連結部材間の
密着性を向上させることができる。 (6) 前記した場合に、前記本体の両面を貫通する貫通孔
が形成され、この貫通孔に貫通されたダボ部材により前
記本体の雄部が形成される構造とすると、連結部材の連
結施工現場において、ダボ部材を貫通孔に貫通させて雄
部を形成することにより、施工前における目地材の雄部
の嵩張りを防止することができるので、目地材の保管,
運搬時の至便性を図ることができる。 (7) 前記した場合に、前記雄部と前記本体とが互いに一
体化されている構造とすると、施工現場におけるダボ部
材の貫通作業による雄部の形成工程を省略することがで
きるので、施工性の向上や施工期間の短縮化を図ること
ができる。また、雄部と本体との一体化構造により、連
結すべき連結部材間どうしの結合強度の強化及び耐久性
の向上を図ることができる。 (8) 前記した場合に、前記雄部が複数形成されている構
造とすると、その複数の雄部により前期した各位置決め
の適切化を図ることができる。 (9) 前記した場合に、前記本体の両面の外周側から突出
しているとともにその外周側の少なくとも一つの輪郭に
沿って延在するパッキン部を備えている構造とすると、
所定個所からの漏水をそのパッキン部により確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である目地材を示す斜
視図である。
【図2】図2はその目地材を示す分解斜視図である。
【図3】図3はその目地材の本体の断面図である。
【図4】図4はその目地材を使用した施工状態を説明す
るための断面図である。
【図5】図5は実施例2の目地材を示す正面図である。
【図6】図6は図5のV−V線における断面図である。
【図7】図7は実施例2の目地材の施工状態を説明する
ための斜視図である。
【図8】図8は実施例3の目地材1を示す斜視図及びそ
の施工状態を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 目地材 2 縁石ブロック(連結部材) 3 本体 3A 輪郭 4 連結面 4B 輪郭 5 粘着面 5A 剥離シート 6 貫通孔 7 ダボ部材 8 雄部(位置合わせ用被嵌合部) 9 基板 10 雌部(位置合わせ用嵌合部) 11 空間部 12 パッキン部 13 U型側溝

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の外周側の輪郭が互いに連結すべき
    連結部材の連結面の外周側の輪郭に略対応する形状に形
    成されているとともに前記本体の両面に前記連結部材の
    連結面の位置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌合
    部を備えていることを特徴とする目地材。
  2. 【請求項2】 前記位置決め用嵌合部が雌部、または雄
    部の何れか一方によって形成されているとともに前記位
    置決め用被嵌合部が他方によって形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の目地材。
  3. 【請求項3】 前記位置決め用嵌合部と前記位置決め用
    被嵌合部とがその相互の嵌合により前記連結部材の連結
    面に前記本体を係止する係止部として兼用されることを
    特徴とする請求項1、または2記載の目地材。
  4. 【請求項4】 前記連結部材の設置面側に位置してその
    設置面上に当接される基板を前記本体が備えていること
    を特徴とする請求項1、2、または3記載の目地材。
  5. 【請求項5】 前記本体の両面に剥離シート付きの粘着
    面を備えていることを特徴とする請求項1、2、3、ま
    たは4記載の目地材。
  6. 【請求項6】 前記本体の両面を貫通する貫通孔が形成
    され、この貫通孔に貫通されたダボ部材により前記本体
    の雄部が形成されることを特徴とする請求項2、3、
    4、または5記載の目地材。
  7. 【請求項7】 前記雄部と前記本体とが互いに一体化さ
    れていることを特徴とする請求項2、3、4、または5
    記載の目地材。
  8. 【請求項8】 前記雄部が複数形成されていることを特
    徴とする請求項2、3、4、5、6または7記載の目地
    材。
  9. 【請求項9】 前記本体の両面の外周側から突出してい
    るとともにその外周側の少なくとも一つの輪郭に沿って
    延在するパッキン部を備えていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、または8記載の目地
    材。
  10. 【請求項10】 本体の外周側の輪郭が互いに連結すべ
    き連結部材の連結面の外周側の輪郭に略対応する形状に
    形成されているとともに前記本体の両面に前記連結部材
    の連結面の位置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌
    合部及び剥離シート付きの粘着面を備えている目地材を
    使用する施工法であって、前記目地材の剥離シートを剥
    離する工程と、一方の連結部材の位置決め用嵌合部と他
    方の連結部材の位置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させ
    て位置決めを行う工程と、剥離シートが剥離された粘着
    面をその双方の連結部材の連結面に接着させてそれらの
    連結部材間の連結面間に目地材を介在させる工程とを備
    えていることを特徴とする施工法。
  11. 【請求項11】 本体の外周側の輪郭が互いに連結すべ
    き連結部材の連結面の外周側の輪郭に略対応する形状に
    形成されているとともに前記本体の両面に前記連結部材
    の連結面の位置決め用嵌合部と嵌合する位置決め用被嵌
    合部を備えている目地材を使用する施工法であって、一
    方の連結部材の位置決め用嵌合部と他方の連結部材の位
    置決め用被嵌合部とを互いに嵌合させて位置決めを行う
    とともに前記本体をその双方の連結部材の連結面に係止
    し、またそれらの連結部材の連結面間に目地材を介在さ
    せる工程とを備えていることを特徴とする施工法。
JP10742195A 1995-05-01 1995-05-01 目地材及びこの目地材を使用する施工法 Pending JPH08302606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101135489B1 (ko) * 2011-08-29 2012-04-13 인천항만공사 항만용 차막이 경계블록
KR101485868B1 (ko) * 2013-05-16 2015-01-26 김석제 결합핀을 이용한 경계석의 연결구조 및 이의 연결방법

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