JPH08302218A - 吸水性樹脂分散体 - Google Patents
吸水性樹脂分散体Info
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- JPH08302218A JPH08302218A JP7288074A JP28807495A JPH08302218A JP H08302218 A JPH08302218 A JP H08302218A JP 7288074 A JP7288074 A JP 7288074A JP 28807495 A JP28807495 A JP 28807495A JP H08302218 A JPH08302218 A JP H08302218A
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Abstract
むつ、生理用品などの吸収性物品、湿度調節材、止水材
などに有用であるポリウレタン樹脂用の吸水性樹脂分散
体を提供する。 【解決手段】 液状又は熱溶融性の活性水素含有有機化
合物(A)中に、吸水性樹脂(B)またはその吸水ゲル
が分散されてなり、該(B)が(A)中で水溶性単量体
もしくはその前駆体と架橋剤及び/又は多糖類が重合さ
れ形成されたことを特徴とする吸水性樹脂分散体;並び
に該分散体と有機ポリイソシアネート化合物を反応させ
ることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法。
Description
びポリウレタン樹脂の製造方法に関し、詳しくは、分散
粒径が微細かつ分散安定性が良好である、吸水性樹脂分
散体及びそれを使用してなるポリウレタン樹脂の製造方
法に関する。
リオール成分の一部として重合体ポリオールを使用する
ことが知られている。例えば、特開昭54−13359
9号公報には、このような重合体ポリオールの製造に親
水性ビニル単量体を使用することが開示されている。し
かしながら、スチレンやアクリロニトリルのような非親
水性ビニル単量体を用いた重合体ポリオールは安定な分
散体であることが実証されているが、親水性ビニル単量
体を使用した場合については、不明である。他方、高分
子量ポリオールと吸水性樹脂を混合して得られる分散体
も知られている。
133599号公報に記載の製造方法において、親水性
ビニル単量体を用いた場合、安定な分散体が得られな
い。また、高分子量ポリオールと吸水性樹脂の単なる混
合物は、吸水性樹脂が凝集して沈降しやすいという弊害
がある。
で、粒子径が微細でかつ分散安定性が良好な吸水性樹脂
分散体の製造について検討を重ねた結果、本発明に到達
した。すなわち、本発明は液状又は熱溶融性の活性水素
含有有機化合物(A)中に、吸水性樹脂(B)またはそ
の吸水ゲルが分散されてなり、該(B)が(A)中で水
溶性単量体もしくはその前駆体と架橋剤及び/又は多糖
類が重合され形成されたことを特徴とする吸水性樹脂分
散体;該分散体と有機ポリイソシアネート化合物を反応
させることを特徴とするポリウレタン樹脂の製造方法;
並びに該分散体と有機ポリイソシアネート化合物とを、
発泡剤及び必要により触媒、整泡剤、その他の助剤類の
存在下で反応させることを特徴とするポリウレタンフォ
ームの製造方法である。
水素含有有機化合物(A)としてはアルコール性水酸基
含有化合物、フェノール性水酸基含有化合物、カルボキ
シル基含有化合物、チオール基含有化合物及びアミノ基
含有化合物が挙げられる。
リエーテルモノオール及びポリオールが挙げられ、これ
らのうち好ましくはポリオールである。ポリエーテルモ
ノオールとしては、1個の活性水素原子を有する化合物
(例えばC1〜C20の脂肪族、脂環式または芳香脂肪
族アルコール、1価フェノール類、ジアルキルアミン、
モルホリンなど)にアルキレンオキサイドが付加した構
造の化合物が挙げられる。さらに水酸基をアルコールま
たはカルボン酸一部封鎖したエーテル化物(例えばメチ
ルエーテル体、イソプロピルエーテル体およびフェニル
エーテル体など)およびエステル化物(例えば酢酸エス
テル及び安息香酸エステル)が挙げられる。
ール、ポリエステルポリオール、主鎖が炭素−炭素結合
よりなるポリオール、その他例えば「ポリウレタン樹脂
ハンドブック、編者岩田敬治、日刊工業新聞社発行、昭
和62年発行」に記載の化合物等が挙げられる。さら
に、ポリオールの水酸基をアルコールまたはカルボン酸
で一部封鎖したエーテル化物およびエステル化物が挙げ
られる。これらのうち好ましくはポリエーテルポリオー
ル及びポリエステルポリオールである。
キシアルキレンポリオールが挙げられる。ポリオキシア
ルキレンポリオールとしては、少なくとも2個(好まし
くは2〜8個)の活性水素原子を有する化合物(例えば
多価アルコール、多価フェノール、アミン類、ポリカル
ボン酸、リン酸など)にアルキレンオキサイドが付加し
た構造の化合物およびそれらの混合物が挙げられる。こ
れらのうちで好ましいものは多価アルコールである。多
価アルコールとしては、2〜8価のアルコールが挙げら
れる。2価アルコールとしては、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3
−または1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコールなどのアルキレングリ
コール、およびシクロヘキサンジオール、キシリレング
リコールおよび特公昭45−1474号公報記載の環状
基を有するジオールが挙げられ;3価アルコールとして
は、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールエタン、ヘキサントリオール、トリエタノールアミ
ンが挙げられ;4価アルコールとしては、ペンタエリス
リトール、メチレングリコシド、ジグリセリンが挙げら
れ;5価以上のアルコールとしては、アドニトール、ア
ラビトール、キシリトールなどのペンチトール、ソルビ
トール、マンニトール、イビトール、タリトール、ズル
シトールなどのヘキシトール;糖類例えば、グルコー
ス、マンノース、フラクトース、ソルボースなどの単糖
類、ショ糖、クレハロース、ラクトース、ラフィノース
などの少糖類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ールなどのグリコール、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ヘキサントリオールのグリコシド;トリグリセ
リン、テトラグリセリンなどのポリグリセリン;ジペン
タエリスリトール、トリペンタエリスリトールなどのポ
リペンタエリスリトール;テトラキス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサノールなどが挙げられる。
イドロキノン、フロログルシンなどの単環多価フェノー
ル;ビスフェノールA、ビスフェノールスルホンなどの
ビスフェノール類;フェノールとホルムアルデヒドの縮
合物(ノボラック)例えば米国特許第3265641号
明細書に記載のポリフェノールなどが挙げられる。アミ
ン類としては、アンモニア、脂肪族アミン、脂環式アミ
ン、複素環式アミンおよび芳香族アミンが挙げられる。
脂肪族アミンとしては、モノ−、ジ−およびトリ−エタ
ノールアミン、イソプロパノールアミン、アミンエチル
エタノールアミンなどのアルカノールアミン類;C1〜
C20のアルキルアミン類;C2〜C6のアルキレンジ
アミンたとえばエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン;ポリアルキレンアミンた
とえばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン
などが挙げられる。脂環式アミンとしては、イソホロン
ジアミン、シクロへキシレンジアミン、ジシクロへキシ
ルメタンジアミンなどが挙げられる。複素環式アミンと
しては、アミノエチルピペラジンおよびその他特公昭5
5−21044号公報記載のものが挙げられる。芳香族
アミンとしては、アニリン、フェニレンジアミン、ジア
ミノトルエン、キシリレンジアミン、メチレンジアニリ
ン、ジフェニルエーテルジアミンが挙げられる。
アルキレンオキサイド(以下AOと略記)としては、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド(以下それぞ
れEO、POと略記)、1、2−、1,3−、1,4−
または2,3−ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド等、およびこれらの組合せが挙げられる。好ましいの
は、プロピレンオキサイドおよびエチレンオキサイドと
プロピレンオキサイドの組合せである。アルキレンオキ
サイドの付加形式は、特に限定されず、たとえばブロッ
ク付加あるいはランダム付加が挙げられ、その他下記の
付加様式が挙げられる。 PO−AOの順序で付加したもの(チップド) PO−AO−PO−AOの順序で付加したもの(バラ
ンスド) AO−PO−AOの順序で付加したもの PO−AO−POの順序で付加したもの(活性セカン
ダリー)などのようなブロック付加物 POおよびAOを混合付加したランダム付加物 特開昭57−209920号公報の順序で付加したも
の 特開昭53−13700号公報記載の順序で付加した
もの等のようなランダム−ブロック付加物
をさらにアルコールまたはカルボン酸一部封鎖したエー
テル化物(例えばメチルエーテル体、イソプロピルエー
テル体およびフェニルエーテル体など)およびエステル
化物(例えば酢酸エステル及び安息香酸エステル)が挙
げられる。ポリエステルポリオールとしては、縮合系ポ
リエステルポリオール、ラクトン系ポリエステルポリオ
ール(重合型)、ポリカーボネートジオール等が挙げら
れる。
2塩基酸とグリコール、トリオールとの脱水縮合反応に
よって得られるものが挙げられる。例えば、エチレンア
ジペート、ジエチレンアジペート、ブチレンアジペー
ト、トリメチロールプロパン系アジペート等が挙げられ
る。ラクトン系ポリエステルポリオールとしては、例え
ばε−カプロラクタムの開環縮合によって得られる化合
物等が挙げられる。ポリカーボネートジオールとして
は、例えばポリオールのホスゲン化、ジフェニルカーボ
ネートによるエステル交換法などによって得られる化合
物等が挙げられる。主鎖が炭素−炭素結合よりなるポリ
オールとしては、アクリルポリオール、ポリブタジエン
ポリオール、およびポリビニルアルコールが挙げられ
る。本発明において、ポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、主鎖が炭素−炭素結合からなるポリ
オール、低分子ポリオール(たとえば前記多価アルコー
ル好ましくは常温で液状のもの)の、これらの組合せも
使用してもよい。
ロガロール、ハイドロキノン、フロログルシンなどの単
環多価フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノール
スルホンなどのビスフェノール類;フェノールとホルム
アルデヒドの縮合物(ノボラック)例えば米国特許第3
265641号明細書に記載のポリフェノールなどが挙
げられる。カルボキシル基含有化合物としては、脂肪族
ポリカルボン酸例えばアジピン酸、コハク酸、セバチン
酸、アゼライン酸、フマル酸、マレイン酸および二量化
リノレイン酸;芳香族ポリカルボン酸例えばフタル酸、
イソフタル酸およびテレフタル酸が挙げられる。
メルカプタン、メルカプトプロピオン酸等のモノチオー
ル類、ヘキサンジチオール、ジメルカプト−1,8ジオ
キサ−3,6−オクタン等のジチオール類、ポリグリシ
ジル化合物と硫化水素との反応生成物、メルカプトプロ
ピオン酸またはメルカプトグリコール酸と多価アルコー
ルのエステル化物等のポリチオール類が挙げられる。
ン、脂環式アミン、複素環式アミンおよび芳香族アミン
が挙げられる。脂肪族アミンとしては、モノ−、ジ−お
よびトリ−エタノールアミン、イソプロパノールアミ
ン、アミノエチルエタノールアミンなどのアルカノール
アミン類;C1〜C20のアルキルアミン類;C2〜C
6のアルキレンジアミンたとえばエチレンジアミン、プ
ロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン;ポリアル
キレンアミンたとえばジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミンなどが挙げられる。脂環式アミンとして
は、イソホロンジアミン、シクロへキシレンジアミン、
ジシクロへキシルメタンジアミンなどが挙げられる。複
素環式アミンとしては、アミノエチルピペラジンおよび
その他特公昭55−21044号公報記載のものが挙げ
られる。芳香族アミンとしては、アニリン、フェニレン
ジアミン、ジアミノトルエン、キシリレンジアミン、メ
チレンジアニリン、ジフェニルエーテルジアミンが挙げ
られる。
0、好ましくは500〜50000、さらに好ましくは
1000〜20000である。(A)として、ポリオキ
シアルキレンポリオールを選んだ場合、水酸基価が通常
5〜280、好ましくは10〜200、さらに好ましく
は20〜150のものを用いることができる。
ルボキシル基を有するビニル単量体、スルホン酸基を有
するビニル単量体、リン酸基を有するビニル単量体、及
びそれらの塩、水酸基を有するビニル単量体、エーテル
基を有するビニル単量体及びアンモニウム基を有するビ
ニル単量体が挙げられる。
ては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ソルビン酸、
マレイン酸、イタコン酸、ケイヒ酸およびそれらの酸無
水物などが挙げられる。
は、脂肪族もしくは芳香族ビニルスルホン酸[ビニルス
ルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホン
酸、スチレンスルホン酸など];(メタ)アクリルスル
ホン酸[(メタ)アクリル酸スルホエチル、(メタ)ア
クリル酸スルホプロピルなど];(メタ)アクリルアミ
ドスルホン酸[2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸など]などが挙げられる。
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイルホスフェー
ト、フェニル−2−アクリロイロキシエチルホスフェー
トなどが挙げられる。
酸、スルホン酸、リン酸の塩として使用してもよい。こ
れらの塩としては、アルカリ金属塩(ナトリウム、カリ
ウム、リチウムなどの塩)、アルカリ土類金属塩(カル
シウム、マグネシウムなどの塩)、アンモニウム塩およ
びアミン塩(メチルアミン、トリメチルアミンなどのア
ルキルアミンの塩;トリエタノールアミン、ジエタノー
ルアミンなどのアルカノールアミンの塩など)が挙げら
れる。これらのうちで好ましいものは、アルカリ金属塩
であり、特にナトリウム塩およびカリウム塩が好まし
い。
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリ
ル酸ヒドロキシプロピルなどが挙げられる。エーテル基
を有するビニル単量体としては、(メタ)アクリル酸エ
チレングリコールモノメチルエーテル、(メタ)アクリ
ル酸トリオキシエチレングリコールなどが挙げられる。
アンモニウム基を有するビニル単量体としては、N,N,
N-トリメチル-N-(メタ)アクリロイロキシエチルア
ンモニウムクロリド、N,N,N-トリエチル-N-(メ
タ)アクリロイロキシエチルアンモニウムクロリドなど
が挙げられる。
により水溶性となるものであり、例えば(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル、酢酸ビニル及び(メタ)ア
クリロニトリルなどが挙げられる。これら水溶性単量体
もしくはその前駆体は上記に例示したものを単独で使用
してもよく、二種以上併用しても良い。好ましいものは
カルボキシル基を有するビニル単量体である。
ルボキシル基を有するビニル単量体、スルホン酸基を有
するビニル単量体、及びこれらの塩である。
量体を使用できる。他のビニル単量体としては、スチレ
ン、α-メチルスチレン、ヒドロキシスチレン、クロル
スチレンなどの芳香族ビニル単量体;(メタ)アクリロ
ニトリルなどの不飽和ニトリル類;アルキル基の炭素数
が1〜30の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、ヒ
ドロキシポリオキシアルキレンエーテルモノ(メタ)ア
クリレートなどの(メタ)アクリル酸エステル類;エチ
レン、プロピレンなどのオレフィン類;パーフルオロオ
クチルエチルメタクリレート、パーフルオロオクチルエ
チルアクリレートなどの含フッ素ビニル単量体;ジアミ
ノエチルメタクリレート、モルホリノエチルメタクリレ
ートなどのアミノ基含有ビニル単量体;および両末端ビ
ニル変性シリコンが挙げられる。これらのうち、共重合
性および分散安定性の点から芳香族ビニル単量体、不飽
和ニトリル類および(メタ)アクリル酸エステル類が好
ましい。
及びその他の架橋剤が挙げられる。共重合性架橋剤とし
ては、2個の重合性二重結合を有する化合物;及び少な
くとも1個の重合性二重結合を有し、且つ前記水溶性単
量体と反応性の官能基を少なくとも1個有する化合物が
挙げられる。
ては下記のものが挙げられる。 ビス(メタ)アクリルアミド;N,N−アルキレン
(c1〜c6)ビス(メタ)アクリルアミド(たとえば
N,N−メチレンビスアクリルアミド)。 ポリオールまたはポリエポキシドと不飽和モノもしく
はポリカルボン酸とのポリエステル、たとえばエチレン
グリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ポ
リオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレング
リコールあるいはシクロヘキセンジエポキシドと(メ
タ)アクリル酸あるいはマレイン酸から誘導されるジ−
もしくはトリ−(メタ)アクリル酸エステルおよびジも
しくはトリマレート。 カルバミルエステル:ポリイソシアネート[トリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートおよびN
CO基含有プレポリマー(上記ポリイソシアネートと活
性水素原子含有化合物との反応によって得られる)な
ど]とヒドロキシエチル(メタ)アクリレートとの反応
によって得られるカルバミルエステル。 ポリビニル化合物:ジビニルベンゼン、ジビニルトル
エン、ジビニルキシレン、ジビニルエーテル、ジビニル
ケトン、トリビニルベンゼンなど。 ポリオールのジ−もしくはポリ−(メタ)アリルエー
テル:ポリオール類[アルキレングリコール、グリセリ
ン、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレンポリオ
ール、炭水化物など]のポリー(メタ)アリルエーテル
(たとえばポリエチレングリコールジアリルエーテル、
アリル化デンプンおよびアリル化セルロース)。 ポリカルボン酸のポリアリルエステル:ジアリルフタ
レート、ジアリルアジペートなど。 不飽和モノもしくはポリカルボン酸とモノ(メタ)ア
リルエーテル化ポリオールとのエステル:ポリエチレン
グリコールモノアリルエーテルの(メタ)アクリル酸エ
ステルなど。 ポリアリロキシアルカン類:テトラアリロキシエタン
など。
且つ前記水溶性単量体と反応性の官能基を少なくとも1
個有する化合物において、前記水溶性単量体中のカルボ
キシル基、スルホン酸基、リン酸基、水酸基またはアン
モニウム塩基と反応する基としては、ヒドロキシル基、
エポキシ基、3級アミン基が挙げられる。該化合物とし
ては、ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和化合物[例
えば、N−メチロール(メタ)アクリルアミドなど];
エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物[例えば、グリ
シジル(メタ)アクリレートなど];3級アミノ基含有
エチレン性不飽和化合物[例えば、(メタ)アクリル酸
ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルア
ミノエチルなど]などが挙げられる。その他の架橋剤と
しては、カルシウムオキシド、二酢酸亜鉛などの多価金
属塩などが挙げられる。これら架橋剤のうち、共重合性
架橋剤が好ましく、N,N−メチレンビスアクリルアミ
ド、エチレングリコールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレートおよびテトラアリロキシエ
タンが特に好ましい。
ース等が挙げられる。デンプンとしては、例えばサツマ
イモデンプン、ジャガイモデンプン、小麦デンプン、ト
ウモロコシデンプン、米デンプン、などの生デンプン;
酸化デンプン、ジアルデヒドデンプン、アルキルエーテ
ル化デンプン、アリールエーテル化デンプン、オキシア
ルキル化デンプン、アミノエチルエーテル化デンプンな
どの加工デンプンが挙げられる。セルロースとしては、
例えば木材、葉、茎、ジン皮、種子毛などから得られる
セルロース;アルキルエーテル化セルロース、有機酸エ
ステル化セルロース、酸化セルロース、ヒドロキシアル
キルエーテル化セルロースなどの加工セルロースが挙げ
られる。
ことができる。なお、水溶性単量体もしくはその前駆体
を(1)と、他のビニル単量体を(1’)と、架橋剤及
び/又は多糖類を(2)と簡略する。 (1)、(2)および必要により(1’)の水溶液ま
たは水分散液に、(A)および必要により乳化剤を混合
した液を滴下し、必要によりラジカル重合触媒を用いて
加熱するかまたは放射線、電子線、紫外線などを照射す
る。 (A)に(1)、(2)および必要により(1’)の
水溶液または水分散液を滴下し、必要によりラジカル重
合触媒および乳化剤を用いて、その後と同様に操作を
する。 (A)と水の混合物に(1)、(2)および必要によ
り(1’)の水溶液または水分散液を滴下し、必要によ
りラジカル重合触媒および乳化剤を用いて、その後と
同様に操作する。 (A)、乳化剤および水からなる分散液に、必要によ
りラジカル重合触媒を存在させて、(1)、(2)およ
び必要により(1’)を滴下し、その後と同様に操作
する。
の使用量は(A)の重量に基づいて通常2〜120%、
好ましくは10〜100%、さらに好ましくは30〜9
0%である。
必要により(1’)の合計重量に基づいて通常50%以
上、好ましくは60〜99.9%、特に好ましくは75
〜95%である。
必要により(1’)の合計重量に基づいて通常0.00
1%〜20%、好ましくは0.01〜10%、特に好ま
しくは0.1〜5%である。(2)の使用量が、0.0
01%未満でも、また20%を超えても吸水能が不十分
となる。
(1)、(2)および必要により(1’)の合計重量に
基づいて通常0〜20%、好ましくは0〜10%、さら
に好ましくは0〜5%である。
〜50%であることが必要であり、好ましくは5〜45
%、さらに好ましくは10〜30%である。水の使用量
が50%を超えても、また5%未満でも分散体の製造が
困難である。
[アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシアノ吉草
酸、2,2’−アゾビス(2−アミノジプロパン)ジハ
イドロクロライドなど]、無機過酸化物[過酸化水素、
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウ
ムなど]、有機過酸化物[過酸化ベンゾイル、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、クメンパーヒドロオキサイド、
コハク酸パーオキサイド、ジ(2−エトキシエチル)パ
ーオキシジカ−ボネートなど];レドックス触媒[アル
カリ金属の亜硫酸塩もしくは重亜硫酸塩、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸アンモニウム、アスコルビン酸などの
還元剤とアルカリ金属の過硫酸塩、過硫酸アンモニウ
ム、過酸化物などの酸化剤の組合せよりなるもの];並
びにこれらの2種以上の併用があげられる。該触媒の使
用量は、(1)、(2)および必要により(1’)の合
計重量に基づいて通常0.0005〜5%で、好ましく
0.001〜2%である。
[ラウリルアルコールエチレンオキサイド付加物、ラウ
リン酸エチレンオキサイド付加物、ソルビタンラウリン
酸モノエステル、ステアリルアミンエチレンオキサイド
付加物、ノニルフェノールエチレンオキサイド付加物な
ど];アニオン性界面活性剤[ラウリルアルコール硫酸
エステル、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、エ
アロゾルOT、ジチオリン酸エステル塩など];カチオ
ン性界面活性剤[ラウリルアミン酢酸塩、トリエタノー
ルアミンモノステアレートギ酸塩など];並びにこれら
の2種以上の併用があげられる。好ましくは非イオン性
界面活性剤である。乳化剤の使用量は、分散体に対して
通常0〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%であ
る。
通常0.01〜100μm、好ましくは0.05〜10
μm、特に好ましくは0.1〜5μmである。分散粒子
径が100μmを越えると、分散体の安定性がわるくな
り、また0.01μm未満では粒子が凝集する等不具合
が発生する。
量に対する(B)の割合は、通常1〜70%、好ましく
は5〜65%、特に好ましくは20〜60%である。ビ
ニル重合体鎖の含量が70%を超えると、凝集しやすく
分散性が不安定になる。(A)の含量は分散体の重量に
基づいて通常30〜99%、好ましくは35〜95%、
特に好ましくは40〜80%である。(A)の含量が3
0未満であると凝集し分散性が不安定になる。
の製造に応用できる。吸水性ポリウレタン樹脂は、本発
明の分散体を、必要により水を除去して、有機ポリイソ
シアネートと、必要によりウレタン化促進触媒、架橋
剤、発泡剤および整泡剤などの存在下で、反応させるこ
とによって得られる。この製造には、ワンショット法、
セミプレポリマー法、プレポリマー法等の公知の方法に
より行うことができる。また、低圧あるいは高圧の成型
装置を用いて、閉鎖モールドあるいは開放モールド内で
反応させることによって発泡あるいは非発泡の吸水性ポ
リウレタン成型品を製造することができる。
らポリウレタン製造に使用されているものが使用でき
る。このようなポリイソシアネートとしては、炭素数
(NCO基中の炭素を除く)6〜20の芳香族ポリイソ
シアネート(たとえば2,4−および/または2,6−
トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、
2,4’−および/または 4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)、粗製MDI[粗製ジア
ミノフェニルメタン{ホルムアルデヒドと芳香族アミン
(アニリン)またはその混合物との縮合物生成物:ジア
ミノジフェニルメタンと少量(たとえば5〜20重量
%)の3官能以上のポリアミンとの混合物}のホスゲン
化物:ポリアリルポリイソシアネート(PAPI)な
ど];炭素数2〜18の脂肪族ポリイソシアネート(た
とえばヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネートなど);炭素数4〜15の脂環式ポリイソシ
アネート(たとえばイソホロンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート);炭素数8〜1
5の芳香脂肪族ポリイソシアネート(たとえばキシリレ
ンジイソシアネートなど);およびこれらのポリイソシ
アネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、ア
ロファネート基、ウレア基、ビューレット基、ウレトジ
オン基、ウレトンイミン基、イソシアヌレート基、オキ
サゾリドン基含有変性物など);および特開昭61−7
6517号公報記載の上記以外のポリイソシアネート;
およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これら
のうちで好ましいものは、商業的に容易に入手できるポ
リイソシアネート、たとえば2,4−および2,6−T
DI、およびこれらの異性体の混合物、粗製TDI、
4,4’−および2,4’−MDI、およびこれらの異
性体の混合物、粗製MDIとも称せられるPAPI、お
よびこれらポリイソシアネート類より誘導されるウレタ
ン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア
基、ビューレット基、イソシアヌレート基を含有する変
性ポリイソシアネート類である。本発明において、ポリ
ウレタン製造に際してのイソシアネート指数[NCO/
活性水素原子含有基の当量比×100]は、通常80〜
140、好ましくは85〜120、とくに好ましくは9
5〜115である。またイソシアネート指数を上記範囲
より大幅に高くして(たとえば300〜1000または
それ以上)ポリウレタン中にポリイソシアヌレートを導
入することもできる。
ン反応に通常使用される触媒[たとえばアミン系触媒
(トリエチレンアミン、N−エチルモルホリンなどの3
級アミン)、錫系触媒(オクチル酸第1スズ、ジブチル
チンジラウレートなど)、その他の金属触媒(オクチル
酸鉛など)]を使用することができる。該触媒の使用量
は、本発明の分散体と有機ポリイソシアネートの合計重
量に基づいて、約0.001〜約5%である。
オロトリクロロメタン、水などを使用することができ
る。整泡剤としては、シリコーン界面活性剤(ポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体)が挙げられ
る。その他本発明において使用できる添加剤としては、
難燃剤、反応遅延剤、着色剤、内部離型剤、老化防止
剤、抗酸化剤、可塑剤、殺菌剤、カーボンブラックおよ
びその他の充填剤等公知の添加剤が挙げられる。
が、本発明はこれに限定されるものではない。実施例中
の部は重量部である。実施例1〜5、使用例1〜4およ
び比較使用例1〜4に使用した原料の組成は次の通りで
ある。 ポリオキシアルキレン化合物(A): ポリオールA1:グリセリンにPOを付加し次いでEO
を付加した水酸基価33のポリエーテルポリオール(E
O含量13%)。 ポリオールA2:グリセリンにPOを付加させた水酸基
価33のポリエーテルポリオール。 ポリオールA3:グリセリンにPOを付加させた水酸基
価55のポリエーテルポリオール。 ビニル単量体(1):アクリル酸(日本触媒化学製) 共重合性架橋剤(2):メチレンビスアクリルアミド
(日東化学工業(株)製) ラジカル重合触媒:2,2’−アゾビス(2−アミノジ
プロパン)ジハイドロクロライド 乳化剤:ソルビタンラウリン酸モノエステル アミン触媒:トリエチレンジアミン(DABCO) 錫触媒:スタナスオクトエート(T−9) イソシアネート:トリレンジイソシアネート(TDI−
80) 整泡剤:シリコーン系整泡剤(日本ユニカー製「L−5
20」) 吸水性樹脂:サンフレッシュ ST−500TM(三洋
化成工業(株)製、デンプンのアクリル酸グラフト体
液を、レーザー光の透過率が70〜90%となるように
該吸水性樹脂分散液に用いたポリオキシアルキレン化合
物で希釈し、粒度分布測定装置(レーザー回折/散乱式
粒度分布測定装置LA−700;堀場製作所製)にて粒
子径を測定した。得られた粒子径を表2に示す。なお表
2中の粒子径の値は、体積基準粒度分布の累積分布50
%に相当する粒子径を示す。
を、湿度80%(25℃)の恒温恒湿器中に静置し、吸
水量の時間変化を測定した。その後、湿度40%(25
℃)の恒温恒湿器中に静置し、放水量を測定した。吸水
量および放水量は、ポリウレタンフォームの見かけ体積
50000立方センチメーター当りに吸水または放水し
た水の量(g)で示す。
法により測定を行った。 [吸収量]250メッシュナイロンネット製ティーバッ
グに吸収部材1gをいれ、これを大過剰の0.9%生理
食塩水中に1時間浸して吸収させた後、引き上げて15
分間水切りを行って増加重量を測定する。この値を吸収
量とした。 [吸収速度]250メッシュのナイロンネット製ティー
バッグに吸収部材1gを入れ、これを大過剰の生理食塩
水中に2分間浸した後、引き上げて15分間水切りを行
って増加重量を測定する。この値を吸収速度とした。
を備えた1L容の四口フラスコ中で、40℃以下にて、
水、水酸化ナトリウム、ビニル単量体(1)、共重合性
架橋剤(2)、ラジカル重合触媒および乳化剤を、表1
に記載の使用量で混合した。その後、撹拌下表1に記載
の使用量のポリオールA1、A2を徐々に投入してW/
O型エマルションを作成し、次いで攪拌下50〜80℃
でビニル単量体(1)を重合し、吸水性樹脂分散体(D
1〜D5)を合成した。
を備えた2lの四口フラスコ中で、40℃以下にて25
%水酸化ナトリウム水溶液350部、ビニル単量体
(1)(日本触媒化学製「アクリル酸」)200部を撹
拌混合後、共重合性架橋剤(2)(日東化学工業(株)
製「メチレビスアクリルアミド」)0.02部をさらに
加え撹拌混合し均一溶液()にした。また500ml
のエルレンマイヤーフラスコ中でポリオキシアルキレン
化合物(A):グリセリンにプロピレンオキサイド(P
O)を付加し次いでエチレンオキサイド(EO)を付加
した水酸基価34のポリエーテルポリオール(EO含量
20%)(三洋化成工業(株)製「サンニックス KC
−209」)400部、乳化剤(三洋化成工業(株)製
「エマルミン 140」)4部を混合撹拌し均一溶液
()にした。ついで溶液()を40℃以下で窒素液
中吹き込み下で撹拌しながら、溶液()を1時間かけ
て連続投入しW/O型エマルションを作成した。さらに
あらかじめトルエン0.1部にラジカル重合触媒(大塚
化学化学薬品製「ADVN」)0.02部を溶解させた
溶液を加え、攪拌下50℃に加熱して吸水性樹脂分散体
(D6)を合成した。
化合物に代え、かつ量を以下のように代える以外は合成
例1と同様にして吸水性樹脂分散体(D7)を合成した
ポリオキシアルキレン鎖含有化合物:グリセリンにPO
を付加し次いでEOを付加した水酸基価50のポリエー
テルポリオール(EO含量70%)(三洋化成工業株式
会社製「サンニックス FA−103」)=600部
2−メチルプロパンスルホン酸とする以外は実施例1と
同様にして吸水性分散体(D8)を合成した。実施例6
〜8で得られた分散体D6〜D8の粒子径および粘度を
表2に示す。
−520を表3に記載の量で混合し、その後約25℃に
調整した。次いで表3に記載の量のT−9を加え、10
秒間混合した。得られた混合物に25℃の、表3に記載
の量のTDI−80を加え、7秒間混合してポリウレタ
ンフォームF1を作成した。得られたポリウレタンフォ
ームのフォーム特性(フォーム密度、吸放湿性能)につ
いて表4に示す。
L−520を表3に記載の量で混合し、その後約25℃
に調整した。次いで表3に記載の量のT−9を加え、1
0秒間混合した。得られた混合物に25℃の、表3に記
載の量のTDI−80を加え、7秒間混合してポリウレ
タンフォームF2〜F4を作成した。得られたポリウレ
タンフォームのフォーム特性(フォーム密度、0.9%
生理食塩水吸収量、吸収速度)について表5に示す。
て比較使用例1および2のポリウレタンフォームF5お
よびF6を作成した。得られたポリウレタンフォームの
フォーム特性(フォーム密度、吸放湿性能)について表
4に示す。
ールA4とする)で表3に記載の量により使用例2〜4
と同様にしてポリウレタンフォームF7およびF8を作
成した。得られたポリウレタンフォームの特性(フォー
ム密度、0.9%生理食塩水吸収量、吸収速度)につい
て表5に示す。
る高吸水性分散体を用いることにより、ポリウレタンフ
ォームの吸水性を大幅に向上できた。
を100μm以下の微粒子として均一に分散されてお
り、優れた分散安定性を有する。さらに、本発明の分散
体をポリウレタン樹脂の製造に適用すると、高吸水性ウ
レタン樹脂を得ることができ、得られたポリウレタン樹
脂は優れた、吸収能(吸水量、吸収速度)を示す。上記
のような効果を奏することから、本発明により得られる
吸水性樹分散体およびそれを用いた吸収性部材は、紙お
むつ、生理用品などの各種衛生材料や吸収性物品に有用
である。さらに、シーリング材、青果物の鮮度保持材、
ドリップ吸収剤、水分あるいは湿度調整材、水稲用の育
苗シート、コンクリート養生シート、通信ケーブルおよ
び光ファイバーケーブルの止水材などの用途に著しい有
用性を発揮する。
Claims (10)
- 【請求項1】 液状又は熱溶融性の活性水素含有有機化
合物(A)中に、吸水性樹脂(B)またはその吸水ゲル
が分散されてなり、該(B)が(A)中で水溶性単量体
もしくはその前駆体と架橋剤及び/又は多糖類が重合さ
れ形成されたことを特徴とする吸水性樹脂分散体。 - 【請求項2】 (A)がポリオールである請求項1記載
の吸水性樹脂分散体。 - 【請求項3】 ポリオールがポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール、
ポリビニルアルコール及びアクリルポリオールの群から
選ばれる少なくとも1種である請求項2記載の分散体。 - 【請求項4】 (A)と(B)の合計重量に対する
(B)の割合が1〜70%である請求項1〜3のいずれ
か記載の分散体。 - 【請求項5】 (A)中に分散された(B)またはその
吸水ゲルの平均粒子径が0.01〜100μmである請
求項1〜4のいずれか記載の分散体。 - 【請求項6】 (A)中で、水の存在下、カルボキシル
基又はスルホン酸基を有する一種以上のビニル単量体、
共重合性架橋剤及び必要により他のビニル単量体が重合
して形成される(B)またはその吸水ゲルが、(A)中
に分散されてなる請求項1〜5いずれか記載の分散体。 - 【請求項7】 (B)又はその吸水ゲルを形成する際、
存在させる水の量が(A)、(B)および水の合計重量
に対し、5〜50重量%である請求項6記載の分散体。 - 【請求項8】 水と共に乳化剤の存在下重合して(B)
又はその吸水ゲルを形成させる請求項6又は7記載の分
散体。 - 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか記載の分散体と
有機ポリイソシアネート化合物を反応させることを特徴
とするポリウレタン樹脂の製造方法。 - 【請求項10】 請求項2〜8のいずれか記載の分散体
と有機ポリイソシアネート化合物とを、発泡剤及び必要
により触媒、整泡剤、その他の添加剤類の存在下で反応
させることを特徴とするポリウレタンフォームの製造方
法。
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JP28420894 | 1994-10-24 | ||
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WO2021117783A1 (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-17 | 住友精化株式会社 | 被覆樹脂粒子の製造方法 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP7288074A patent/JP3071680B2/ja not_active Expired - Fee Related
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