JPH08301427A - 土砂搬送用ベルトコンベア - Google Patents
土砂搬送用ベルトコンベアInfo
- Publication number
- JPH08301427A JPH08301427A JP13605195A JP13605195A JPH08301427A JP H08301427 A JPH08301427 A JP H08301427A JP 13605195 A JP13605195 A JP 13605195A JP 13605195 A JP13605195 A JP 13605195A JP H08301427 A JPH08301427 A JP H08301427A
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- JP
- Japan
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- belt
- sand
- earth
- conveyor
- impeller
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- Pending
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 土砂の性状に関係なく一定の搬送能力で確実
に運搬できる土砂搬送用ベルトコンベアを提供するこ
と。 【構成】 ベルトコンベアＡのフレーム３上には、複数
の摩擦車１１と土砂掻き上げ羽根車Ｈが設けられてい
る。土砂掻き上げ羽根車Ｈは、回転軸１０と、回転軸１
０に放射状に複数取着された羽根体１２とで構成されて
いる。羽根体１２は、回転軸１０に取着された金属製の
板部材１３と、この板部材１３にボルトにより取着され
その先端がコンベアベルト７の上面に臨む可撓性材料製
の板材１４で構成されている。摩擦車１１は、羽根体１
２の両側の回転軸１０箇所に配設されている。摩擦車１
１は円盤状に形成され、その直径は、コンベアベルト７
の走行に追従して摩擦車１１が回転するように、コンベ
アベルト７の幅方向の両側部分に当接する寸法で形成さ
れている。
に運搬できる土砂搬送用ベルトコンベアを提供するこ
と。 【構成】 ベルトコンベアＡのフレーム３上には、複数
の摩擦車１１と土砂掻き上げ羽根車Ｈが設けられてい
る。土砂掻き上げ羽根車Ｈは、回転軸１０と、回転軸１
０に放射状に複数取着された羽根体１２とで構成されて
いる。羽根体１２は、回転軸１０に取着された金属製の
板部材１３と、この板部材１３にボルトにより取着され
その先端がコンベアベルト７の上面に臨む可撓性材料製
の板材１４で構成されている。摩擦車１１は、羽根体１
２の両側の回転軸１０箇所に配設されている。摩擦車１
１は円盤状に形成され、その直径は、コンベアベルト７
の走行に追従して摩擦車１１が回転するように、コンベ
アベルト７の幅方向の両側部分に当接する寸法で形成さ
れている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は土砂搬送用ベルトコンベ
アに関し、特に、トンネル工事により生じた泥濘化した
ずりの搬送に適する土砂搬送用ベルトコンベアに関す
る。
アに関し、特に、トンネル工事により生じた泥濘化した
ずりの搬送に適する土砂搬送用ベルトコンベアに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】土砂が水分を含んでいない場合には、ベ
ルトコンベアが傾斜して設置されていても、低い場所か
ら高い場所へと土砂の運搬が円滑に行なわれる。一方、
トンネル工事で生じる泥濘化したずり等のようなものを
運搬する場合には、ベルトコンベアが傾斜していると、
コンベアベルト上において土砂が低い場所へと流動し易
い。そのため、従来では、コンベアベルトの走行速度を
調整することで、泥濘化したずり等の運搬を行なうよう
にしていた。
ルトコンベアが傾斜して設置されていても、低い場所か
ら高い場所へと土砂の運搬が円滑に行なわれる。一方、
トンネル工事で生じる泥濘化したずり等のようなものを
運搬する場合には、ベルトコンベアが傾斜していると、
コンベアベルト上において土砂が低い場所へと流動し易
い。そのため、従来では、コンベアベルトの走行速度を
調整することで、泥濘化したずり等の運搬を行なうよう
にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ずりの
性状によりコンベアベルトの走行速度を変えるのでは、
作業員が常時土砂の状態を監視する必要があり面倒で、
また、ずりの性状により搬送能力が変わるため、排土効
率が低下する。また、泥濘化したずり等の場合には、ど
うしても土砂が低い場所へと流動し易く、コンベアベル
トの下部に堆積して、コンベアベルトから落下する等の
不具合が生じていた。本発明は前記事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的は、土砂の性状に関係なく一定
の搬送能力で確実に運搬できる土砂搬送用ベルトコンベ
アを提供することにある。
性状によりコンベアベルトの走行速度を変えるのでは、
作業員が常時土砂の状態を監視する必要があり面倒で、
また、ずりの性状により搬送能力が変わるため、排土効
率が低下する。また、泥濘化したずり等の場合には、ど
うしても土砂が低い場所へと流動し易く、コンベアベル
トの下部に堆積して、コンベアベルトから落下する等の
不具合が生じていた。本発明は前記事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的は、土砂の性状に関係なく一定
の搬送能力で確実に運搬できる土砂搬送用ベルトコンベ
アを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、ベルトの上面に載せられた土砂をベルトの移
動により搬送するベルトコンベアにおいて、前記ベルト
に当接して該ベルトの移動により回転する摩擦車と、前
記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根車
と、前記摩擦車の回転を前記土砂掻き上げ羽根車に伝達
する動力伝達機構とを備え、前記土砂掻き上げ羽根車
は、ベルトの上面に平行しかつベルトの移動方向と９０
度の向きをなして延在する回転軸と、回転軸に放射状に
複数取着されその下縁がベルトの上面に臨みかつベルト
の幅方向に延在する幅を有する羽根体とで構成されてい
ることを特徴とする。
本発明は、ベルトの上面に載せられた土砂をベルトの移
動により搬送するベルトコンベアにおいて、前記ベルト
に当接して該ベルトの移動により回転する摩擦車と、前
記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根車
と、前記摩擦車の回転を前記土砂掻き上げ羽根車に伝達
する動力伝達機構とを備え、前記土砂掻き上げ羽根車
は、ベルトの上面に平行しかつベルトの移動方向と９０
度の向きをなして延在する回転軸と、回転軸に放射状に
複数取着されその下縁がベルトの上面に臨みかつベルト
の幅方向に延在する幅を有する羽根体とで構成されてい
ることを特徴とする。
【０００５】また、本発明は、前記摩擦車が、前記羽根
車の両側における回転軸部分にそれぞれ取着され、回転
軸と直交する面内において延在する円形の輪体により構
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
羽根体の下縁側が、可撓性材料で形成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記摩擦車と、土砂掻き
上げ羽根車と、動力伝達機構がベルトの長手方向に間隔
をおいて複数設けられていることを特徴とする。
車の両側における回転軸部分にそれぞれ取着され、回転
軸と直交する面内において延在する円形の輪体により構
成されていることを特徴とする。また、本発明は、前記
羽根体の下縁側が、可撓性材料で形成されていることを
特徴とする。また、本発明は、前記摩擦車と、土砂掻き
上げ羽根車と、動力伝達機構がベルトの長手方向に間隔
をおいて複数設けられていることを特徴とする。
【０００６】また、本発明は、ベルトの上面に載せられ
た土砂をベルトの移動により搬送するベルトコンベアに
おいて、前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き
上げ羽根車と、前記土砂掻き上げ羽根車を回転駆動する
モータを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上
面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向きをなし
て延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着されそ
の下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向に延在
する幅を有する羽根体とで構成されていることを特徴と
する。
た土砂をベルトの移動により搬送するベルトコンベアに
おいて、前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き
上げ羽根車と、前記土砂掻き上げ羽根車を回転駆動する
モータを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上
面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向きをなし
て延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着されそ
の下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向に延在
する幅を有する羽根体とで構成されていることを特徴と
する。
【０００７】
【作用】本発明では、コンベアベルトの走行に伴って摩
擦車が回転する。そして、コンベアベルトの駆動力が摩
擦車から動力伝達機構を経て土砂掻き上げ羽根車に伝達
され、土砂掻き上げ羽車がコンベアベルト上で回転す
る。また、本発明では、モータにより土砂掻き上げ羽車
がコンベアベルト上で回転する。そして、土砂掻き上げ
羽車の回転により、コンベアベルト上の土砂は、コンベ
アベルトの走行方向に掻き上げられ、コンベアベルトの
走行と土砂掻き上げ羽根車の掻き上げによって、泥濘化
したずりが円滑且つ確実に搬送される。
擦車が回転する。そして、コンベアベルトの駆動力が摩
擦車から動力伝達機構を経て土砂掻き上げ羽根車に伝達
され、土砂掻き上げ羽車がコンベアベルト上で回転す
る。また、本発明では、モータにより土砂掻き上げ羽車
がコンベアベルト上で回転する。そして、土砂掻き上げ
羽車の回転により、コンベアベルト上の土砂は、コンベ
アベルトの走行方向に掻き上げられ、コンベアベルトの
走行と土砂掻き上げ羽根車の掻き上げによって、泥濘化
したずりが円滑且つ確実に搬送される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図１はトンネル坑内におけるベルトコンベア部
分の側面図を示す。１は切羽近傍のトンネル坑内、２は
トンネル坑内の底壁、Ａは土砂搬送用ベルトコンベアを
示し、土砂搬送用ベルトコンベアＡは、切羽側が低く、
立坑側が高くなるように傾斜して配置され、土砂搬送用
ベルトコンベアＡで搬送された土砂は土砂搬送用ベルト
コンベアＢ上に落下し、土砂搬送用ベルトコンベアＢに
より次の搬送箇所まで搬送される。土砂搬送用ベルトコ
ンベアＡは、ベルトコンベアステーからなるフレーム３
を備え、フレーム３の長手方向の中間部は支柱４で支持
されている。
明する。図１はトンネル坑内におけるベルトコンベア部
分の側面図を示す。１は切羽近傍のトンネル坑内、２は
トンネル坑内の底壁、Ａは土砂搬送用ベルトコンベアを
示し、土砂搬送用ベルトコンベアＡは、切羽側が低く、
立坑側が高くなるように傾斜して配置され、土砂搬送用
ベルトコンベアＡで搬送された土砂は土砂搬送用ベルト
コンベアＢ上に落下し、土砂搬送用ベルトコンベアＢに
より次の搬送箇所まで搬送される。土砂搬送用ベルトコ
ンベアＡは、ベルトコンベアステーからなるフレーム３
を備え、フレーム３の長手方向の中間部は支柱４で支持
されている。
【０００９】図２はベルトコンベアの要部正面図、図３
は同側面図を示す。前記フレーム３の上部には、ベルト
コンベアＡの幅方向に延在するベルト受けローラ５ａ
と、その両側で斜めに延在するベルト受けローラ５ｂ，
５ｂが配設され、これらローラ５ａ、５ｂはベルトコン
ベアＡの長手方向に間隔をおいて多数設けられている。
また、フレーム３の下部には、ベルトコンベアＡの長手
方向に間隔をおいて多数のリターンローラ６が配設され
ている。７はコンベアベルトで、コンベアベルト７は、
フレーム３の上部のローラ５ａ、５ｂと下部のリターン
ローラ６とにわたって掛装されている。
は同側面図を示す。前記フレーム３の上部には、ベルト
コンベアＡの幅方向に延在するベルト受けローラ５ａ
と、その両側で斜めに延在するベルト受けローラ５ｂ，
５ｂが配設され、これらローラ５ａ、５ｂはベルトコン
ベアＡの長手方向に間隔をおいて多数設けられている。
また、フレーム３の下部には、ベルトコンベアＡの長手
方向に間隔をおいて多数のリターンローラ６が配設され
ている。７はコンベアベルトで、コンベアベルト７は、
フレーム３の上部のローラ５ａ、５ｂと下部のリターン
ローラ６とにわたって掛装されている。
【００１０】フレーム３の下部側には、コンベアベルト
７を回転駆動する駆動モータＭが設けられ、駆動モータ
Ｍの動力が減速機構により減速されてコンベアベルト７
に伝達され、コンベアベルト７の走行が行なわれ、図中
８は下部のリターンローラ６間に設けられたテンション
ローラを示す。
７を回転駆動する駆動モータＭが設けられ、駆動モータ
Ｍの動力が減速機構により減速されてコンベアベルト７
に伝達され、コンベアベルト７の走行が行なわれ、図中
８は下部のリターンローラ６間に設けられたテンション
ローラを示す。
【００１１】前記フレーム３上には、フレーム３の長手
方向に間隔をおいて複数の摩擦車１１と土砂掻き上げ羽
根車Ｈが設けられている。土砂掻き上げ羽根車Ｈは、水
平に延在しコンベアベルト７の走行方向と９０度の向き
をなして延在する回転軸１０と、回転軸１０に放射状に
複数取着された羽根体１２とで構成され、前記回転軸１
０の両端は左右の軸受ステー９で支持されている。前記
羽根体１２は、回転軸１０に取着された金属製の板部材
１３と、この板部材１３にボルトにより取着されその先
端がコンベアベルト７の上面に臨む板材１４で構成され
ている。前記板材１４は可撓性材料で形成され、実施例
ではゴムにより形成され、板材１４はベルト受けローラ
５ａの長さよりも大きな幅で形成されている。
方向に間隔をおいて複数の摩擦車１１と土砂掻き上げ羽
根車Ｈが設けられている。土砂掻き上げ羽根車Ｈは、水
平に延在しコンベアベルト７の走行方向と９０度の向き
をなして延在する回転軸１０と、回転軸１０に放射状に
複数取着された羽根体１２とで構成され、前記回転軸１
０の両端は左右の軸受ステー９で支持されている。前記
羽根体１２は、回転軸１０に取着された金属製の板部材
１３と、この板部材１３にボルトにより取着されその先
端がコンベアベルト７の上面に臨む板材１４で構成され
ている。前記板材１４は可撓性材料で形成され、実施例
ではゴムにより形成され、板材１４はベルト受けローラ
５ａの長さよりも大きな幅で形成されている。
【００１２】前記摩擦車１１は、羽根体１２の両側の回
転軸１０箇所に固着されて配設されている。摩擦車１１
は円盤状に形成され、その直径は、コンベアベルト７の
走行に追従して摩擦車１１が回転するように、外周部が
ベルト受けローラ５ｂ上のコンベアベルト７部分、すな
わち、コンベアベルト７の幅方向の両側部分に当接する
寸法で形成されている。尚、摩擦車１１の外周部に、ゴ
ム材等のような摩擦係数の大きな材料を取着する等任意
である。従って、コンベアベルト７が走行すると摩擦車
１１が回転し、この摩擦車１１の回転力は回転軸１０か
ら土砂掻き上げ羽根車Ｈに伝達されて土砂掻き上げ羽根
車Ｈが回転し、この実施例では、回転軸１０が動力伝達
機構を構成している。
転軸１０箇所に固着されて配設されている。摩擦車１１
は円盤状に形成され、その直径は、コンベアベルト７の
走行に追従して摩擦車１１が回転するように、外周部が
ベルト受けローラ５ｂ上のコンベアベルト７部分、すな
わち、コンベアベルト７の幅方向の両側部分に当接する
寸法で形成されている。尚、摩擦車１１の外周部に、ゴ
ム材等のような摩擦係数の大きな材料を取着する等任意
である。従って、コンベアベルト７が走行すると摩擦車
１１が回転し、この摩擦車１１の回転力は回転軸１０か
ら土砂掻き上げ羽根車Ｈに伝達されて土砂掻き上げ羽根
車Ｈが回転し、この実施例では、回転軸１０が動力伝達
機構を構成している。
【００１３】次に、作用について説明する。トンネル坑
内から出土する泥濘化したずりを搬送する時には、コン
ベアベルト７を走行させる。コンベアベルト７の走行に
より摩擦車１１が回転し、土砂掻き上げ羽根車Ｈが回転
する。そして、土砂掻き上げ羽根車Ｈの回転により、コ
ンベアベルト７上に載せられた泥濘化したずりの上方へ
の移送が手助けされ、コンベアベルト７の走行と土砂掻
き上げ羽根車Ｈの掻き上げによって、泥濘化したずりが
円滑且つ確実に搬送される。また、各羽根板１２の先部
はゴム板から構成されているので、コンベアベルト７に
載せられたずりの形状に対応して適切に変形し、羽根板
１２が破損する等の不具合も生じることがない。
内から出土する泥濘化したずりを搬送する時には、コン
ベアベルト７を走行させる。コンベアベルト７の走行に
より摩擦車１１が回転し、土砂掻き上げ羽根車Ｈが回転
する。そして、土砂掻き上げ羽根車Ｈの回転により、コ
ンベアベルト７上に載せられた泥濘化したずりの上方へ
の移送が手助けされ、コンベアベルト７の走行と土砂掻
き上げ羽根車Ｈの掻き上げによって、泥濘化したずりが
円滑且つ確実に搬送される。また、各羽根板１２の先部
はゴム板から構成されているので、コンベアベルト７に
載せられたずりの形状に対応して適切に変形し、羽根板
１２が破損する等の不具合も生じることがない。
【００１４】尚、実施例では、土砂掻き上げ羽根車Ｈを
摩擦車１１により回転させるようにしたが、土砂掻き上
げ羽根車Ｈにそれぞれ個別に設けたモータにより回転さ
せてもよく、あるいは、単一のモータの動力をチェーン
等により複数の土砂掻き上げ羽根車Ｈに伝達し、これら
土砂掻き上げ羽根車Ｈを回転させるようにしてもよい。
この場合、摩擦車１１を省略してもよく、或は、残存さ
せておいてもよい。
摩擦車１１により回転させるようにしたが、土砂掻き上
げ羽根車Ｈにそれぞれ個別に設けたモータにより回転さ
せてもよく、あるいは、単一のモータの動力をチェーン
等により複数の土砂掻き上げ羽根車Ｈに伝達し、これら
土砂掻き上げ羽根車Ｈを回転させるようにしてもよい。
この場合、摩擦車１１を省略してもよく、或は、残存さ
せておいてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、ベルトの上面に載せられた土砂をベルトの移動によ
り搬送するベルトコンベアにおいて、前記ベルトに当接
して該ベルトの移動により回転する摩擦車と、前記ベル
トの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根車と、前
記摩擦車の回転を前記土砂掻き上げ羽根車に伝達する動
力伝達機構とを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベル
トの上面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向き
をなして延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着
されその下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向
に延在する幅を有する羽根体とで構成されている。
は、ベルトの上面に載せられた土砂をベルトの移動によ
り搬送するベルトコンベアにおいて、前記ベルトに当接
して該ベルトの移動により回転する摩擦車と、前記ベル
トの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根車と、前
記摩擦車の回転を前記土砂掻き上げ羽根車に伝達する動
力伝達機構とを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベル
トの上面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向き
をなして延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着
されその下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向
に延在する幅を有する羽根体とで構成されている。
【００１６】また、本発明は、ベルトの上面に載せられ
た土砂をベルトの移動により搬送するベルトコンベアに
おいて、前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き
上げ羽根車と、前記土砂掻き上げ羽根車を回転駆動する
モータを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上
面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向きをなし
て延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着されそ
の下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向に延在
する幅を有する羽根体とで構成されている。
た土砂をベルトの移動により搬送するベルトコンベアに
おいて、前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き
上げ羽根車と、前記土砂掻き上げ羽根車を回転駆動する
モータを備え、前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上
面に平行しかつベルトの移動方向と９０度の向きをなし
て延在する回転軸と、回転軸に放射状に複数取着されそ
の下縁がベルトの上面に臨みかつベルトの幅方向に延在
する幅を有する羽根体とで構成されている。
【００１７】そのため、コンベアベルトの走行と土砂掻
き上げ羽根車の強制的な掻き上げによって、土砂の性状
に関係なく一定の搬送能力で確実に運搬することが可能
となる。
き上げ羽根車の強制的な掻き上げによって、土砂の性状
に関係なく一定の搬送能力で確実に運搬することが可能
となる。
【図１】トンネル坑内におけるベルトコンベア部分の側
面図である。
面図である。
【図２】ベルトコンベアの要部正面図である。
【図３】ベルトコンベアの要部側面図である。
３ フレーム ５ａ，５ｂ ベルト受けローラ ６ リターンローラ ７ コンベアベルト １０ 回転軸 １１ 摩擦車 １２ 羽根体 Ａ ベルトコンベア Ｈ 土砂掻き上げ羽根車
Claims (5)
- 【請求項１】 ベルトの上面に載せられた土砂をベルト
の移動により搬送するベルトコンベアにおいて、 前記ベルトに当接して該ベルトの移動により回転する摩
擦車と、 前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根
車と、 前記摩擦車の回転を前記土砂掻き上げ羽根車に伝達する
動力伝達機構とを備え、 前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上面に平行しかつ
ベルトの移動方向と９０度の向きをなして延在する回転
軸と、回転軸に放射状に複数取着されその下縁がベルト
の上面に臨みかつベルトの幅方向に延在する幅を有する
羽根体とで構成されている、 ことを特徴とする土砂搬送用ベルトコンベア。 - 【請求項２】 前記摩擦車は、前記羽根車の両側におけ
る回転軸部分にそれぞれ取着され、回転軸と直交する面
内において延在する円形の輪体により構成されている請
求項１記載の土砂搬送用ベルトコンベア。 - 【請求項３】 前記羽根体の下縁側は、可撓性材料で形
成されている請求項１記載の土砂搬送用ベルトコンベ
ア。 - 【請求項４】 前記摩擦車と、土砂掻き上げ羽根車と、
動力伝達機構はベルトの長手方向に間隔をおいて複数設
けられている請求項１記載の土砂搬送用ベルトコンベ
ア。 - 【請求項５】 ベルトの上面に載せられた土砂をベルト
の移動により搬送するベルトコンベアにおいて、 前記ベルトの上面の上方に配設された土砂掻き上げ羽根
車と、 前記土砂掻き上げ羽根車を回転駆動するモータを備え、 前記土砂掻き上げ羽根車は、ベルトの上面に平行しかつ
ベルトの移動方向と９０度の向きをなして延在する回転
軸と、回転軸に放射状に複数取着されその下縁がベルト
の上面に臨みかつベルトの幅方向に延在する幅を有する
羽根体とで構成されている、 ことを特徴とする土砂搬送用ベルトコンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13605195A JPH08301427A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 土砂搬送用ベルトコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13605195A JPH08301427A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 土砂搬送用ベルトコンベア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08301427A true JPH08301427A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15166036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13605195A Pending JPH08301427A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 土砂搬送用ベルトコンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08301427A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100417580C (zh) * | 2005-08-09 | 2008-09-10 | 戴起定 | 叠合爬坡伸缩胶带机 |
| CN102795474A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-11-28 | 沈一青 | 散装物料双向转弯输送系统 |
| CN104794799A (zh) * | 2014-01-17 | 2015-07-22 | 温科尼克斯多夫国际有限公司 | 硬币分离设备 |
| CN110949952A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-04-03 | 中铁十四局集团隧道工程有限公司 | 皮带机系统 |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP13605195A patent/JPH08301427A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100417580C (zh) * | 2005-08-09 | 2008-09-10 | 戴起定 | 叠合爬坡伸缩胶带机 |
| CN102795474A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-11-28 | 沈一青 | 散装物料双向转弯输送系统 |
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