JPH08300368A - ウォータージェットによる異物洗浄方法 - Google Patents

ウォータージェットによる異物洗浄方法

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JPH08300368A
JPH08300368A JP11274495A JP11274495A JPH08300368A JP H08300368 A JPH08300368 A JP H08300368A JP 11274495 A JP11274495 A JP 11274495A JP 11274495 A JP11274495 A JP 11274495A JP H08300368 A JPH08300368 A JP H08300368A
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JP
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water
work
cleaning
foreign matter
pressure
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JP11274495A
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Hidemitsu Kudou
秀円 工藤
Koichi Nakajima
康一 中島
Takashi Hashimoto
孝史 橋本
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性が優れ品質の安定したウォータージェ
ット洗浄方法提供。 【構成】 モールド・デポジットが金型内面に付着した
歯形積層キャビティー8をワーク固定治具9にセット
し、ウォーターノズル14より低圧水を噴射させなが
ら、該低圧水の軌跡が前記歯形積層キャビティー8内面
の中央を抜ける如くXYテーブル11で調整した後、ウ
ォーターノズル14より噴射する低圧水の噴射圧力を高
圧に切換えて、少なくとも高圧洗浄中は前記歯形積層キ
ャビティー8を回転させながら、前記高圧水を歯形積層
キャビティー8の内面に当て水の衝撃により、前記モー
ルド・デポジットを洗浄除去する。 【効果】 異物除去時間短縮、金型寿命延長、製品歩留
り向上、コスト低減。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウォータージェットによ
る異物洗浄方法に係わり、詳しくは射出成形の際金型内
面に付着するモールド・デポジット等の汚染物質である
異物を除去するウォータージェットによる異物洗浄方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、指針を有する腕時計ムーブメント
において、コスト及び生産性を考慮して、そのムーブメ
ントを構成する輪列部品は、精密に射出成形された樹脂
歯車が採用されている。例えば、歯車と軸(ホゾ)を一
体射出成形を行っている輪列の車類において、製品の歯
形、偏心及びホゾ外観等の品質について、量産当初は何
ら問題がなくても、量産をしていく中で、序々に歯形形
状及び径、偏心、ホゾ未充填等の成形不良が発生した。
【0003】上記の射出成形による製品の不良原因とし
て、連続して射出成形を行うと、図8に示すように、高
温、高圧で溶融した樹脂が金型の歯形積層キャビティー
8内に射出されると、ガス化された分子が歯形形状部8
aの側面に付着、結晶化し、汚染物質となる。所謂モー
ルド・デポジット8bが発生することがわかった。特に
ポリアセタールに発生し易い現象である。
【0004】そこで、上記モールド・デポジット8bを
除去する方法として、一般に作業者の経験と技能によ
り、先端形状を歯形形状に合わせた硬質のツールを使っ
て、手作業で歯形積層キャビティーの歯形形状部8aに
ついて、慎重に前記モールド・デポジット8bを時間を
かけて削り取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した手作業による
モールド・デポジット除去作業には次のような問題点が
ある。即ち、手作業のため作業時間が長く、例えば1キ
ャビティー1時間程度掛かる。また作業者の経験と技能
に頼るため除去作業にバラツキを生ずる。更にツールで
削り取るため歯形積層キャビティー8の歯形形状部8a
の表面に傷が着き易くなるので製品の離型性が悪くな
り、酷くなると製品不良、ひいては型寿命を短縮する。
品質低下及びコストアップ等の致命的な問題が発生し
た。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、金型内面に傷を付けることな
く、品質及び作業性の優れたウォータージェットによる
異物洗浄方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるウォータージェットによる異物洗浄
方法は、異物が付着したワークをウォータージェット洗
浄装置のワーク固定治具にセットし、前記ウォータージ
ェット洗浄装置のウォーターノズルより低圧水を噴射さ
せながら、該低圧水の軌跡が前記ワークの中央に位置す
る如く調整した後、前記低圧水の噴射圧力を高圧に切換
えて高圧水をワークに当て水の衝撃により、前記ワーク
に付着した異物を洗浄除去することを特徴とするもので
ある。
【0008】また、前記ウォータージェット洗浄装置の
ウォーターノズルより噴射する高圧水による異物洗浄
で、少なくとも高圧洗浄中は前記ワークを回転させるこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、モールド・デポジット等の汚染物質
である異物が内面に付着した射出成形金型の歯形積層キ
ャビティーをウォータージェット洗浄装置の金型固定治
具にセットし、前記ウォータージェット洗浄装置のウォ
ーターノズルより低圧水を噴射させながら、該低圧水の
軌跡が前記歯形積層キャビティー内面の中央に位置する
如く調整した後、前記低圧水の噴射圧力を高圧に切換え
て、少なくとも高圧洗浄中は前記歯形積層キャビティー
を回転させながら、前記高圧水を歯形積層キャビティー
内面に当て水の衝撃により、前記歯形積層キャビティー
内面に付着したモールド・デポジット等の汚染物質であ
る異物を洗浄除去することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】従って、本発明により得られるウォータージェ
ットによる異物洗浄方法において、前述したように、前
記ウォータージェット洗浄装置のウォーターノズルより
低圧水を噴射させながら、その軌跡が前記ワークの中央
に位置する如く調整してワークの位置決めをした後、噴
射圧力を低圧から高圧に切換えて高圧洗浄水をワークに
当て水の衝撃により、前記ワークに付着された異物は洗
浄除去されるが、少なくとも高圧洗浄中は前記ワークを
回転させることにより、ワークに傷を付けることなく、
異形形状でも一様に、また効果的に付着された異物を洗
浄除去することが可能である。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいて好適な実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例でウォータージェットによる
異物洗浄方法を説明する洗浄装置の要部断面図、図2は
ウォータージェット洗浄装置の全体構造を示す正面図、
図3は操作手順のフローチャート、図4(a)はワーク
の位置決め方法を示すXYテーブルの斜視図、図4
(b)はそのA−A線部分断面図である。
【0012】図2において、1はウォータージェット洗
浄装置で、基台2に載置された洗浄室3には高圧ポンプ
4にて所定の吐出圧力に高圧化された水道水がパイプ5
を経て供給される。前記洗浄室3に隣接して遠隔操作用
のTVモニター6と、XYテーブルの移動、ワークの回
転数調整等に使用する操作パネル7とが配設されてい
る。
【0013】図1において、射出成形される樹脂歯車の
歯形形状をした金型の歯形積層キャビティー8(ワー
ク)(図8に図示)は、パイプ状のワーク固定治具9に
キャップ10にて挟み込まれ固定される。前記ワーク固
定治具9は、XYテーブル11の中央で回転可能に治具
はめ込み部材12の穴に挿入され、該治具はめ込み部材
12は水が洗浄部周辺に溜まらないように、前記ワーク
固定治具9のパイプに連通する水逃がし穴12aが形成
されている。また前記XYテーブル11の下には、回転
数の調整可能なワーク回転用電動機13が取着されてい
る。
【0014】更に、前記洗浄室3内で、ウォーターノズ
ル14は歯形積層キャビティー8に対し、角度が鉛直方
向から45度の範囲で所定の角度に調整可能なノズル角
度調整治具15に取り付けられている。洗浄室3内には
高圧水が噴射されるため、その噴霧でワーク位置が確認
しずらく、作業中は洗浄室3内を覗き込むことが出来な
いので、CCDカメラ16と防水仕様のフレキシブルラ
イト17が配設されている。
【0015】次に、図3のフローチャートにおいて、ウ
ォータージェットによる異物洗浄方法について操作手順
を詳述する。図3(a)で、図8で説明したモールド・
デポジット8bが歯形形状部8aに付着した歯形積層キ
ャビティー8を、前記ワーク固定治具9の上面凹部に載
せ、動かないようにキャップ10で固定した後、図3
(b)で前記ワーク固定治具9を、洗浄室3内のXYテ
ーブル11の中央の治具はめ込み部材12の穴に挿入
し、図3(c)で洗浄室3のドアを閉める。
【0016】図3(d)で、ワークを所定の回転数に回
転される。ワーク回転数の最適範囲は10〜30rpm
(25rpmが常用)で、5rpm程度では遅すぎ、ま
た40rpmでは早すぎて、後述する使用ノズル径、ワ
ーク〜ノズル間距離及び噴射圧力等の諸々の設定条件に
おいて、ともに前記モールド・デポジット8bが多少残
る。ここでワークの回転は、ワークの位置出しを容易に
するために、低圧水を噴射する前に行ったが、少なくと
も後述する高圧洗浄中は回転していることが好ましい。
【0017】図3(e)で、前記ウォーターノズル14
から低圧水を噴射させる。低圧水の噴射圧は、例えば2
00kgf/cm2 が最適である。この時歯形積層キャ
ビティー8とウォーターノズル14間の距離は40〜6
0mmが最適範囲で、70mmより遠ざけるに従い、低
圧水による位置決め時に、水の軌跡が放物線を描き、作
業性が悪くなる。また高圧時には水が拡散して、モール
ド・デポジット8bが残る結果となる。
【0018】図3(f)低圧水の軌跡が歯形積層キャビ
ティー8の中央に抜ける位置まで、TVモニター6を見
ながらXYテーブル11を移動させる。低圧水の場合は
水の飛沫があまり立たないのでTVモニター6で観察す
ることができる。その作業手順は一般に、ウォーターノ
ズル14は、歯形積層キャビティー8の内径の大きさに
従って所定の角度、例えば45度程度に設定する。低圧
の状態でXYテーブル11を移動させ、前記低圧水の軌
跡が歯形積層キャビティー8の中央穴に位置するように
する。これは低圧水と言えども歯形積層キャビティー8
に当たっている間は水が飛散し霧状になっているのに対
し、水の軌跡が中央穴に位置すると、水の飛散が殆ど無
くなることでわかる。以上によりウォーターノズル14
と歯形積層キャビティー8の位置決めが終了する。
【0019】図3(g)で、ウォーターノズル14より
噴射される吐出圧力を低圧水から高圧、例えば300k
gf/cm2 に切り換える。ここで吐出圧力は歯形積層
キャビティー8の歯形形状部8aの表面のモールド・デ
ポジット8bが洗浄除去され、且つ梨地状に荒らされな
いように配慮すると、300kgf/cm2 が最適であ
る。200kgf/cm2 のように低いとモールド・デ
ポジット8bが取りきれず、また400〜500kgf
/cm2 程度だと、歯形表面が僅かに梨地状に荒れ、更
に600kgf/cm2 以上になると歯形表面が削られ
てしまう。
【0020】図3(h)で、前記TVモニター6を見な
がら図8に示すように、XYテーブル11を微調整し歯
形積層キャビティー8の側面である歯形形状部8aに水
が当たるようにした後、図3(i)で、高圧洗浄を行
う。高圧水による洗浄においては水がある程度拡散する
ので、歯形形状部8aの中央部を狙っても上下方向も又
歯先、歯底にも一様に水が当たる。前記高圧洗浄の時間
は10〜30秒程度(10秒常用)でモールド・デポジ
ット8bを確実に洗浄除去することができ、洗浄は終了
する。
【0021】図3(j)で、洗浄終了後図3(k)低圧
に切り換え、図3(l)、(m)で、高圧ポンプ4を停
止し圧抜きした後、ワークの回転を止めて、洗浄室3の
ドアを開けて、モールド・デポジット8bが洗浄除去さ
れた歯形積層キャビティー8をワーク固定治具9から取
り出す。以上によりウォータージェットによる歯形積層
キャビティー8の異物洗浄作業をすべて終了する。
【0022】前記腕時計ムーブメントの輪列部品の射出
成形における前記ウォーターノズル14の使用ノズル径
は、例えば対象キャビティーが3mmの歯形内径(製品
の歯形外径)をもつ歯形積層キャビティー8において
は、0.15〜0.25mm程度が最適範囲で、0.1
mmまたは0.3mm程度ではモールド・デポジット8
bが多少残り、0.35mm以上になると水が拡散し、
的が絞れなくなる。
【0023】以上、腕時計ムーブメントの輪列部品の射
出成形における歯形積層キャビティーについて説明した
が、一般的なウォータージェットによる異物洗浄方法と
しては、図5に示すように、ワーク50が貫通穴51の
場合の洗浄は、水が下へ流れて行くので、前述の歯形積
層キャビティーと同様に、穴径の大小によりウォーター
ノズル14の角度を調整することで、穴内壁に付着した
手作業では除去し難い異物を高圧洗浄で除去することが
可能である。
【0024】図6に示すように、ワーク60が有底のめ
くら穴61の場合の洗浄は、穴の底に洗浄水が溜まり、
高圧洗浄の際に溜まった水がクッションになり付着した
異物が底のコーナー部に若干残ることがあるが、穴側面
の使用部分の異物が洗浄除去されるようにすれば差し支
えない。
【0025】前述したように、低圧水の軌跡が歯形積層
キャビティー8の中央に抜ける位置まで、TVモニター
6を見ながらXYテーブル11を移動させて、歯形積層
キャビティー8の位置出しを行ったが、位置出し方法の
他の実施例として、図4(a)、(b)に示すように、
前記XYテーブル11には歯形積層キャビティー8と交
差するY軸上にウォーターノズル14の位置出しのため
のスリット11aが切り込まれている。また前記ウォー
ターノズル14はX軸方向には動かず、Y軸上のみ角度
が可変可能の如く配設されている。先ず、前記低圧水の
軌跡が前記XYテーブル11に設けたスリット11aを
通過するようにXYテーブル11の位置を操作パネル7
の操作で序々に動かし調節して位置出し、ウォーターノ
ズル14は一定の角度に固定する。次に、前記XYテー
ブル11をY軸方向に移動させる。Y軸上には回転する
歯形積層キャビティー8があるので、前記歯形積層キャ
ビティー8の中央の穴まで移動してXYテーブル11を
固定すると、前記ワーク固定治具9の穴を通り、治具は
め込み部12の水逃がし穴12aから流出する。以上の
スリット11aを利用した位置出し方法は、図6に示す
ように、ワーク60がめくら穴61のような場合に有効
なワークの位置出し方法である。
【0026】図7に示すように、ワーク70が異形の加
工溝71の場合の洗浄は、ワーク70をA、B、C、D
の位置に移動させて、高圧水を異形の加工溝71に一様
に当てることにより、高圧洗浄で異物の除去を行うこと
が可能である。また前記ワーク70を固定し、ウォータ
ーノズル14を移動させることにより、同様な洗浄効果
を得ることが可能である。
【0027】前記実施例において述べたように、各種設
定条件として、ウォーターノズルの使用ノズル径は0.
15〜0.25mm(常用0.2mm)、ワーク回転数
は10〜30rpm(常用25rpm)、ワーク〜ノズ
ル間距離は40〜60mm(常用60mm)、噴射圧は
低圧条件が200kgf/cm2 、高圧条件が300k
gf/cm2 に設定された場合、ワーク適用条件として
は、キャビティー洗浄穴径は0.2mm以上あればよ
く、歯形内径は本実施例では3mmであったが、歯形内
径はノズル径より大きくて、水が抜ければ高圧洗浄で異
物が除去されることは言うまでもない。
【0028】また前記実施例においては、ワークの穴径
に合わせて、水が穴の奥まで届くようにウォーターノズ
ルはワークに対し、角度を鉛直方向から45度まで調整
可能な構造にして、高圧水をワークの内側面に当てた
が、ウォーターノズルは鉛直方向に固定してワークの位
置出しを容易にし、ワークを所定の角度傾けて回転可能
にして高圧洗浄しても同様な作用効果を奏するものであ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウォータージェットによる高圧洗浄で金型内面に付着し
たモールド・デポジット等の汚染物質である異物を取り
残すことなく、短時間に、しかも金型内面に傷をつけず
に除去することが出来るので、金型の寿命も延長する。
歯形形状及び径、偏心、ホゾ未充填等の成形不良の発生
もない。品質及び生産性の優れたウォータージェットに
よる異物洗浄方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるウォータージェットに
よる異物洗浄方法を説明する洗浄装置の要部断面図であ
る。
【図2】図1のウォータージェット洗浄装置の全体構造
を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例に係わる操作手順のフローチャ
ートである。
【図4】図4(a)は図1のワークの位置決め方法を説
明するXYテーブルの斜視図である。図4(b)はその
A−A線部分断面図である。
【図5】本実施例の他の使用例で、ワークが通し穴の場
合の洗浄方法を説明する部分断面図である。
【図6】本実施例の他の使用例で、ワークがめくら穴の
場合の洗浄方法を説明する部分断面図である。
【図7】本実施例の他の使用例で、ワークが異形の加工
溝の場合の洗浄方法を説明す平面図である。
【図8】歯形形状部にモールド・デポジットが付着した
歯形積層キャビティーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ウォータージェット洗浄装置 3 洗浄室 6 TVモニター 7 操作パネル 8 歯形積層キャビティー(ワーク) 8a 歯形形状部 8b モールド・デポジット 9 ワーク固定治具 11 XYテーブル 11a スリット 12 治具はめ込み部材 12a 水逃がし穴 14 ウォーターノズル 16 CCDカメラ 50、60、70 ワーク 51 貫通穴 61 めくら穴 71 異形の加工溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異物が付着したワークをウォータージェ
    ット洗浄装置のワーク固定治具にセットし、前記ウォー
    タージェット洗浄装置のウォーターノズルより低圧水を
    噴射させながら、該低圧水の軌跡が前記ワークの中央に
    位置する如く調整した後、前記低圧水の噴射圧力を高圧
    に切換えて高圧水をワークに当て水の衝撃により、前記
    ワークに付着した異物を洗浄除去することを特徴とする
    ウォータージェットによる異物洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記ウォータージェット洗浄装置のウォ
    ーターノズルより噴射する高圧水による異物洗浄で、少
    なくとも高圧洗浄中は前記ワークを回転させることを特
    徴とする請求項1記載のウォータージェットによる異物
    洗浄方法。
  3. 【請求項3】 モールド・デポジット等の汚染物質であ
    る異物が内面に付着した射出成形金型の歯形積層キャビ
    ティーをウォータージェット洗浄装置の金型固定治具に
    セットし、前記ウォータージェット洗浄装置のウォータ
    ーノズルより低圧水を噴射させながら、該低圧水の軌跡
    が前記歯形積層キャビティー内面の中央に位置する如く
    調整した後、前記低圧水の噴射圧力を高圧に切換えて、
    少なくとも高圧洗浄中は前記歯形積層キャビティーを回
    転させながら、前記高圧水を歯形積層キャビティー内面
    に当て水の衝撃により、前記歯形積層キャビティー内面
    に付着したモールド・デポジット等の汚染物質である異
    物を洗浄除去することを特徴とするウォータージェット
    による異物洗浄方法。
JP11274495A 1995-05-11 1995-05-11 ウォータージェットによる異物洗浄方法 Pending JPH08300368A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200011886A (ko) * 2018-07-25 2020-02-04 주식회사 케이오씨솔루션 광학렌즈용 몰드 또는 렌즈의 자동 세척장치 및 세척방법
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