JPH08299875A - コーキングガン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、カートリッジをシーリングの注出
しに適切な角度に回転し、シーリングのはみ出しや充填
不足等を予防できるコーキングガンを提供することを目
的とする。 【構成】 半円弧断面で、シーラントが収容されている
カートリッジＡを収容し、そのピストンＡ２をノズルＡ
１側に押圧するピストン押圧板３４をノズルＡ２側に移
動可能に設けたカートリッジホルダー２４を、グリップ
２５とグリップレバー２７およびピストン押圧機構が設
けられているガン本体２６に対して、カートリッジホル
ダー２４の中心線を中心として、回転可能に支持させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、建築物に形成された隙
間にシーラントを充填するため、コーキング材を収容し
たカートリッジを取り付け、グリップレバーとグリップ
を握ってシーラントを注出するコーキングガンに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種のコーキングガンの一例を
図６に示し、以下これについて説明する。このコーキン
グガンにおいては、シーラントが収容されているカート
リッジを収容するカートリッジホルダー１は、カートリ
ッジＡのノズルＡ１を挿入する挿入窪みが設けられてい
る前端板２と、後端板３との間を半円形に湾曲させた半
円形板１ａで連結することにより構成されている。

【０００３】ガン本体４は、下側にグリップ５を突設す
ると共に、前部をカートリッジホルダー１の後端板３に
固着して、カートリッジホルダー１と一体化されてお
り、これにグリップレバー６がピン７で回動自在に軸支
されている。

【０００４】カートリッジホルダー１の中心に、後端板
３とガン本体４とをスライド可能、且つ後端をコ字状に
曲折したロッド８が挿通され、その先端には外周側が盛
り上がった皿状のピストン押圧板９が取り付けられてい
る。

【０００５】そして、後端板３とガン本体４との間にお
いて、下端を支点１０ａでグリップレバー６に連結され
ているフィードレバー１０には、ロッド８よりも僅かに
大径の挿通穴１０ｂを穿設し、これをロッド８に嵌合す
るもので、このフィードレバー１０と後端板３との間に
はメインスプリング１１が架設されている。

【０００６】更に、ガン本体４の上後端側に伸びている
支持板４ａにはキャッチレバー１２の上端が枢支されて
いて、これに穿設されているロッド８よりも僅かに大径
の挿通穴１２ａがロッド８に挿通され、キャッチレバー
１２とガン本体４との間にキャッチレバースプリング１
３が架設されている。

【０００７】従って、キャッチレバー１２はキャッチレ
バースプリング１３の押圧力により傾けられ、その挿通
穴１２ａが傾いてロッド８を上下で締めつけ、ロッド８
の後方へのスライドを阻止しているが、前方へのスライ
ドはキャッチレバー１２が垂直に近づくので可能とな
り、且つキャッチレバー１２をガン本体４側に押せば、
挿通穴１２ａによるロッド８の締めつけが解除されてい
る。

【０００８】又、フィードレバー１０はメインスプリン
グ１１で押されてロッド８と直角に近い関係となってい
るため、ロッド８の前進や後退が妨げられることはない
が、グリップレバー６とグリップ５を一緒に握ればグリ
ップレバー６の上端の前進に伴ってフィードレバー１０
が傾き、挿通穴１０ａがロッド８を締めつけて、フィー
ドレバー１０の握りの増加に伴ってロッド８を前進させ
る。

【０００９】しかし、グリップレバー６の握りを解除し
た場合には、ロッド８の後退はキャッチレバー１２によ
って阻止され、フィードレバー１０の挿通穴１０ａがロ
ッド８上をスライドするので、ロッド８が後退すること
はない。

【００１０】このコーキングガンは、キャッチレバー１
２をガン本体４側に押して、ロッド８の後退阻止を解除
した後、ロッド８を後方に引いてピストン押圧板９をカ
ートリッジホルダー１の後端側に移動させ、カートリッ
ジＡのノズルＡ１を前端板２の挿入窪みに挿入するよう
にして、カートリッジホルダー１の上半面の開放部分か
らカートリッジＡをカートリッジホルダー１に収容す
る。

【００１１】次に、カートリッジＡのノズルＡ１の先端
を切除した後、グリップレバー６を握れば、前述のよう
にしてピストン押圧板９が前進するので、カートリッジ
Ａ内部の後端に位置しているピストンＡ２が前方に押さ
れ、カートリッジＡ内のシーラントがノズルＡ１から押
し出されるので、シーラントを建築物の隙間に充填する
ことができる。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】このようなコーキング
ガンにカートリッジを取り付けて、シーラントを注出す
る前作業としてノズルＡ１を切断するが、この切断が斜
めに行われることが多く、カートリッジホルダー１に取
り付けた状態の斜めの角度の方向では充填に不適切な場
合、或いは切断が直角に行われた場合でもコーキングガ
ンを充填に適する角度とすることができない場合等に
は、カートリッジＡをカートリッジホルダー１の中心に
対して回転させる必要が生じる。

【００１３】しかし、この回転にはピストンＡ２にピス
トン押圧板９の押圧力が加わっているので、カートリッ
ジＡの回転がスムーズに行えず、不適切な角度での注出
しを行って、シーラントがはみ出したり、充填不適切と
なったりする問題があった。

【００１４】本発明は、従来のコーキングガンの前述の
問題点を解消し、カートリッジのノズルの切除角度がシ
ーラントの注出しに不適切である場合に、シーラントの
注出に適切な角度にカートリッジを回転し、シーラント
のはみ出しや充填不足等を予防できるコーキングガンを
提供することを目的とする。

【００１５】

【課題を解決する手段】本発明は、前述の目的を達成す
るためのコーキングガンの手段に関し、請求項１記載の
手段は、半円弧断面で、シーラントが収容されているカ
ートリッジを収容し、カートリッジのピストンをノズル
側に押圧するピストン押圧板を移動可能に設けたカート
リッジホルダーを、グリップとグリップレバーおよびピ
ストン押圧機構が設けられているガン本体に対して、カ
ートリッジホルダーの中心線を中心として、回転可能に
支持させたことを特徴とする。

【００１６】カートリッジホルダーをガン本体に対して
回転可能とする手段としては、カートリッジホルダーの
中心線におけるカートリッジホルダー、ガン本体の接触
面の何れかに軸受け部を設け、ピストン押圧機構に連結
されたピストン押圧板のロッドを挿通する挿通穴が形成
されているカートリッジホルダー固定板に滑り板を嵌合
して、前記軸受け部とカートリッジホルダー、ガン本体
の何れか他方に形成されている中心穴に挿入し、カート
リッジホルダーに締結具を取り付けてカートリッジホル
ダー固定板を軸受け部に固定することが望ましい。

【００１７】

【作用】このコーキングガンはカートリッジホルダーが
ガン本体に対して回転可能であるため、カートリッジの
ノズルの先端が斜めにカットされている場合でも、カー
トリッジホルダーを回転させることによって、ノズルの
カットの向きを自由に変えることができる。

【００１８】そして、請求項２においては、カートリッ
ジホルダー固定板をカートリッジホルダーとガン本体の
何れか一方に設けた軸受け部に取り付け、このカートリ
ッジホルダー固定板の大径部と軸受け部間に滑り板を介
在させることでカートリッジホルダーの前記の回転を容
易にしているものである。

【００１９】

【実施例】次に、本発明の実施の一例を、図１〜図５に
基づいて、以下に説明する。この実施例においては、カ
ートリッジＡのノズルＡ１が挿入される挿入窪みを設け
た前端板２１と、中心穴２２ａを設けた後端板２２との
間を、半円弧状板２３で接続して上半分が開放されてい
るカートリッジホルダー２４が形成される。

【００２０】又、プレス成形などによりグリップ２５を
形成したガン本体２６には、カートリッジホルダー２４
の後端板２３に接触する接触面２６ａに対して軸受け部
２６ｂを形成すると共に、グリップレバー２７をピン２
８で回動自在に軸支する。

【００２１】一方、カートリッジホルダー固定板２９に
は大径部２９ａ、これに続いて順次に支承部２９ｂ、軸
受け穴２６ｂと同外径の固定部２９ｃ、雄ねじ２９ｄを
形成し、支承部２９ａに樹脂等の滑り板３０を嵌合した
後、後端板２２の中心穴２２ａに支承部２９ｂを挿通す
る。

【００２２】次に、固定部２９ｃを軸受け部２６ｂに挿
入して、雄ねじ２９ｄにナット３１を螺合して締結すれ
ば、支承部２９ｂとナット３１との間に軸受け部２６ｂ
が締着され、カートリッジホルダー固定板２９がガン本
体２６に取り付けられると共に、ガン本体２６に対して
カートリッジホルダー２４を回転可能とすることができ
る。

【００２３】前記カートリッジホルダー固定板２９と、
その中心線の延長上のガン本体２６に挿通穴３２を穿設
し、これらにロッド３３を貫通させ、外周縁と中心部と
の間に隆起環３４ａを形成したピストン押圧板３４を前
記ロッド３３の先端に回転自在に取付け、また、前記ロ
ッド３３の後端にはロッド固定板３５を取付ける。

【００２４】ロッド３３のナット３１側にはメインスプ
リング止め３６を遊嵌し、このメインスプリング止め３
６との間にメインスプリング３７を介在させて、フィー
ドレバー３８に設けられたロッド３３よりも僅かに大径
の挿通穴３８ａを挿通する。

【００２５】前記グリップレバー２７にはフィードレバ
ーピン２７ａが植立され、グリップレバー２７がグリッ
プ２５と一緒に握られた際には、フィードレバーピン２
７ａがフィードレバー３８の下端を前方に押して、フィ
ードレバー３８をロッド３３に対して傾け、フィードレ
バー３８の挿通穴３８ａがロッド３３を締めつけるよう
になっている。

【００２６】フィードレバー３８の後側にはキャッチレ
バースプリング止め３９がロッド３３に遊嵌され、この
キャッチレバースプリング止め３９との間に、メインス
プリング３７よりも弱いキャッチレバースプリング４０
を介在させて、キャッチレバー４１に設けられたロッド
３３よりも僅かに大径の挿通穴４１ａが挿通されてい
る。

【００２７】このキャッチレバー４１は、その背面の下
側がキャッチレバースプリング４０の付勢力でガン本体
２６に取り付けられているキャッチレバー支点ピン４２
を支点として支えられ、その最下端がメインスプリング
３７の付勢力でグリップ２５から離れているグリップレ
バー２７の後縁に接して後方に押される。

【００２８】そのために、キャッチレバー４１の上端側
を前方に回動させるが、キャッチレバー４１の上端はガ
ン本体２６に設けたストッパー２６ｃに当たって垂直な
状態となり、挿通穴４１ａがロッド３３を締めつけるこ
とがないので、ロッド３３は自由に前後スライド可能な
状態となる。

【００２９】然るに、グリップレバー２７をグリップ２
５と一緒に握ると、グリップレバーピン２７ａがフィー
ドレバー３８の下端を押して、ロッド３３に対してフィ
ードレバー３８を傾け、フィードレバー３８の挿通穴３
８ａがロッド３３を締めつける状態に移行し、この状態
で更にグリップレバーピン２７ａが前進するため、ロッ
ド３３は前方に押し出される。

【００３０】前記グリップレバー２７の握りにより、グ
リップレバー２７の後縁が前方に移動して退避するの
で、キャッチレバー４１に対するキャッチレバースプリ
ング４０の付勢力により、キャッチレバー４１は上端を
後方に移動させるようになって傾き、挿通穴４１ａがロ
ッド３３を締めつけようとする。

【００３１】しかし、この場合にはロッド３３が前方に
移動しようとしており、一方、挿通穴４１ａがロッド３
３を締めつけているので、その摩擦力でキャッチレバー
４１は垂直方向に起立しようとする力を受けることにな
り、従って挿通穴４１ａのロッド３３への締めつけ力が
弱まり、ロッド３３の前方への移動を許容することにな
る。

【００３２】この実施例のコーキングガンは、グリップ
レバー２７がメインスプリング３７で押されてグリップ
２５から離れていて、フィードレバー３８とキャッチレ
バー４１が垂直である時には、その挿通穴３８ａ、４１
ａがロッド３３を締めつけていないので、ロッド引出し
板３５によりロッド３３を後方に引いて、ロッド３３を
後退させることができ、これによりそのピストン押圧板
３４をカートリッジホルダー２４の後端付近に戻すこと
ができる。

【００３３】そのため、カートリッジホルダー２４の上
半分の開放状態から、先端を切除して内部のシーリング
を注出可能な状態としてあるノズルＡ１を、前端板２１
の挿入窪みに挿入するようにして、カートリッジＡをカ
ートリッジホルダー２４に収容する。

【００３４】次に、グリップレバー２７をグリップ２５
と一緒に握ると、前述のようにしてロッド３３を前進さ
せるので、そのピストン押圧板３４でカートリッジＡの
ピストンＡ２を押させ、その押圧力でノズルＡ１からシ
ーラントを建築物の隙間に向かって注出することができ
る。

【００３５】然るに、グリップレバー２７の握りを解除
すると、メインスプリング３７の付勢力でフィードレバ
ー３８が垂直な状態に戻って、挿通穴３８がロッド３３
の締めつけを解除するので、ロッド３３上をフィードレ
バー３８が後退する。

【００３６】それと同時に、フィードレバー３８の下端
がフィードレバーピン２７ａを押して、グリップレバー
２７をグリップ２５から離した状態に戻すべく、これを
回動させる。

【００３７】このグリップレバー２７が元の位置に戻る
直前に、グリップレバー２７の後縁がキャッチレバー４
１の下端を押して、これをロッド３３と直交状態に近づ
け、挿通穴４１ａのロッド３３に対する締めつけが解除
されるので、ロッド３３は僅かながら後退する。

【００３８】そのために、グリップレバー２７を握って
カートリッジＡのピストンＡ２がシーラントを押し出し
ている図４の状態から、押し出しをしていない図５の状
態に移行するので、ピストンＡ２に対する圧力が零とな
る。

【００３９】しかも、ピストン押圧板３４の形状は、外
周と中心の中間部分が隆起した形状であるので、ピスト
ンＡ２を押圧した際には、ピストンＡ２は図４のように
湾曲していたのが、ピストンＡ２の押圧が無くなれば、
図５のように平面に復帰し、カートリッジＡ内を負圧に
し、ノズルＡ１からシーラントが引き戻され、従ってグ
リップレバー２７の握り解除時におけるノズルＡ１から
のシーラントの垂れを未然に防止できる。

【００４０】なお、前記グリップレバー２７の開放状態
においては、ロッド３３はフリーな状態となっているの
で、図１においてガン本体２６側を下側にするとロッド
３３の自重によって下降し、ピストン押圧板３４がカー
トリッジＡから抜け出て、該カートリッジＡがカートリ
ッジホルダー２４から脱落する恐れがある。

【００４１】そこで、本実施例にあっては、図６に示す
樹脂製の摩擦部材４３をキャッチレバースプリング止め
３９の背面側においてロッド３３を挿通して配置する。
この摩擦部材４３はスリットを有する筒部４３ａ（内径
はロッド３３の外径より若干小さい）と、前記キャッチ
レバースプリング止め３９と当接する鍔部４３ｂとを一
体成形したものである。そして、この筒部４３ａの外周
にキャッチレバースプリング４０を配置してある。

【００４２】この摩擦部材４３のスリットを有する筒部
４３ｂは、ロッド３３の外周に常時弾性を持って当接し
ているので、ロッド３３がフリーな状態になっていても
摩擦力によって、該ロッド３３は移動することがないの
で、前記したようにコーキングガンを傾けても、ロッド
３３が移動することはなく、従って、カートリッジＡが
カートリッジホルダー２４から脱落することはない。ま
た、ロッド３３のグリップレバー２７の操作による前進
時には、前記摩擦部材４３の摩擦力は小さいのでロッド
３３はスムースに移動できる。

【００４３】前述のように、カートリッジＡがカートリ
ッジホルダー２４に装着される際に予め、或いは装着後
にノズルＡ１が切除されてシーリングを注出可能な状態
とされるが、この切除はカートリッジＡに対して斜めに
行われることが多く、シーラントの注出が中心から傾い
た方向に向かって行われる。

【００４４】すると、建築物の隙間がこれと異なった方
向にある場合には、隙間の方向にカートリッジＡの向き
を修正しなければならないが、カートリッジホルダー２
４はガン本体２６に対して軸受け部２６ａに取り付けた
カートリッジホルダー固定板２９で回転可能であり、任
意にカートリッジＡを回転し、ノズルＡ１の向きを変え
て隙間の向きに一致させることができる。

【００４５】上記実施例は、軸受け部２６ａをガン本体
２６に設けた場合について説明したが、軸受け部をカー
トリッジホルダーの後端板に設けて、カートリッジホル
ダーにカートリッジホルダー固定板を取付け、このカー
トリッジホルダー固定板にガン本体を回転可能に支持さ
せた場合も、この実施例と同様な作用効果を奏させるこ
とができる。

【００４６】

【発明の効果】本発明は叙上のように、ガン本体に対し
てカートリッジホルダーを回転容易に取り付けたので、
カートリッジのノズルの切断が斜めに行われた場合、或
いは切断が直角に行われた場合でも、建築物の隙間の方
向に合わせて、コーキングガンをシーラントの充填に適
する角度とすることができ、不適切な角度での注出しを
行って、シーラントがはみ出したり、充填不適切となる
ことがない。

【００４７】そして、ガン本体、カートリッジホルダー
の後端板に何れかに軸受け部を形成し、この軸受け部に
取り付けたカートリッジホルダー固定板で他方を回転可
能に支持させれば、ノズルの切断向きを変えるカートリ
ッジの回転機構が確実、且つ簡単に形成できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の断面図である。

【図２】ガン本体に対するカートリッジホルダー回転取
付け機構の断面図である。

【図３】同上のＩ−Ｉ線断面図である。

【図４】ピストン押圧板がカートリッジのピストンを押
圧状態の断面図である。

【図５】同上からピストン押圧板の後退時の断面図であ
る。

【図６】摩擦部材の断面図である。

【図７】従来のコーキングガンの断面図である。

【符号の説明】

Ａ カートリッジ Ａ１ ノズル Ａ２ ピストン ２２ａ 中心穴 ２４ カートリッジホルダー ２５ グリップ ２６ ガン本体 ２６ａ 軸受け部 ２７ グリップ ２９ カートリッジホルダー固定板 ３３ ロッド ３４ ピストン押圧板 ３７ ナット

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 半円弧断面で、シーラントが収容されて
   いるカートリッジを収容し、カートリッジのピストンを
   ノズル側に押圧するピストン押圧板を移動可能に設けた
   カートリッジホルダーを、グリップとグリップレバーお
   よびピストン押圧機構が設けられているガン本体に対し
   て、カートリッジホルダーの中心線を中心として、回転
   可能に支持させたことを特徴とするコーキングガン。
2. 【請求項２】 カートリッジホルダーの中心線における
   カートリッジホルダー、ガン本体の接触面の何れかに軸
   受け部を設け、ピストン押圧機構に連結されたピストン
   押圧板のロッドを挿通する挿通穴が形成されているカー
   トリッジホルダー固定板に滑り板を嵌合して、前記軸受
   け部とカートリッジホルダー、ガン本体の何れか他方に
   形成されている中心穴に挿入し、カートリッジホルダー
   に締結具を取り付けてカートリッジホルダー固定板を軸
   受け部に固定したことを特徴とする請求項１記載のコー
   キングガン。