JP2003213926A - コーキングガン - Google Patents

コーキングガン

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JP2003213926A
JP2003213926A JP2002011093A JP2002011093A JP2003213926A JP 2003213926 A JP2003213926 A JP 2003213926A JP 2002011093 A JP2002011093 A JP 2002011093A JP 2002011093 A JP2002011093 A JP 2002011093A JP 2003213926 A JP2003213926 A JP 2003213926A
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俊孝 高村
Hiroshi Ebihara
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like

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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物の排出量の調整を可能とするタイムラグ
の少ないコーキングガンを提案する。 【解決手段】シーリング剤やコーキング剤等の充填剤を
収納するカートリッジを装着保持して該カートリッジの
後端を押圧してその先端ノズルより充填剤を排出するコ
ーキングガンにおいて、該コーキングガンを、カートリ
ッジを装着保持するホルダーと、充填剤排出用のトリガ
ーを備え該ホルダーの後端にて連結するフレームと、カ
ートリッジに直接接触する押圧ディスクを有しフレーム
に摺動可能に支持されるロット棒と、このロット棒に挿
通されトリガーの引き込み動作に連動してロット棒を押
圧ディスクとともにカートリッジに向けて送り出すチャ
ッキングプレートからなるものとし、前記フレームに、
チャッキングプレートの背面に接触してロット棒の送り
量を調整する調整コマを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーリング剤やコ
ーキング剤等の充填剤を注入する際に補助具として用い
て好適なコーキングガンに関するものであり、容器内の
充填剤をタイムラグなしに確実に、しかも適量排出しよ
うとするものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽や洗面所、台所まわり、キッチン、
外装サイディング等の施工工事においては、目地止めあ
るいは防水のためにシーリング剤やコーキング剤等の充
填剤が広く使用されている。
【0003】かかる充填剤は、カートリッジ式の容器に
充填されたものやチューブに充填されたもの、缶に装填
されたもの(二液混合タイプ)等が知られているが、と
くに、業務用として使用されるカートリッジタイプのも
のは、効率的な充填作業ができるように、トリガーの引
き込み動作(牽曳)によって該カートリッジを押圧して
充填剤を排出するコーキングガンが用いられている。
【0004】コーキングガンは、カートリッジを装着、
保持するホルダーに、カートリッジ押圧用のロット棒を
トリガー式の繰り出し機構とともに組み込んだ構造のも
のが一般的であり、トリガーをわずかな力でもって牽曳
するだけで効率よく充填剤を排出することができるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シーリング
剤やコーキング剤の充填作業は、その施工場所や目地の
深さ、目地の幅等の違いに合わせて充填剤を適量排出す
ることが望まれるところ、上記のような従来のコーキン
グガンでは、トリガーの1回の牽曳によって排出される
量は決まっており、施工状況に応じて充填剤を適量排出
することができないところに問題を残している。
【0006】このため、通常は、カートリッジの先端に
取り付けるノズルの開口サイズを調整する(ノズルの切
断する位置を選択することで開口の径を希望とする大き
さにする)か、トリガーの牽曳量を感覚的に加減する
か、あるいは排出量の異なるカートリッジを備えたコー
キングガンを複数台用意しておいて状況に応じてコーキ
ングガンを交換して使用しているのが現状であった。
【0007】本発明の課題は、充填剤の排出量を簡便な
操作のもとで調整できる新規なコーキングガンを提案す
るところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シーリング剤
やコーキング剤等の充填剤を収納するカートリッジを装
着保持して該カートリッジの後端を押圧してその先端ノ
ズルより充填剤を排出するコーキングガンであって、カ
ートリッジを装着保持するホルダーと、充填剤排出用の
トリガーを備え該ホルダーの後端にて連結するフレーム
と、カートリッジに直接接触する押圧ディスクを有しフ
レームに摺動可能に支持されるロット棒と、このロット
棒に挿通されトリガーの引き込み動作に連動してロット
棒を押圧ディスクとともにカートリッジに向けて送り出
すチャッキングプレートからなり、前記フレームに、チ
ャッキングプレートの背面に接触してロット棒の送り量
を調整する調整コマを設けたことを特徴とするコーキン
グガンである。
【0009】調整コマは、ベース部材とこのベース部材
にねじ止めされその回動にて調整コマの長さを変更する
調整部材からなるものが好適であり、フレームは、ロッ
ト棒の後方への移動を阻止するストッパーを備えるもの
が好ましい。また、調整コマは、チャッキングプレート
の傾きに適合する傾斜を有するものがとくに有利に適合
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をよ
り具体的に説明する。図1は本発明に従うコーキングガ
ンの全体構成を示したものである。
【0011】図において1は充填剤を収納し先端にノズ
ルを備えるカートリッジ、2はカートリッジ1を装着、
保持するホルダーである。
【0012】また、3はホルダー2の後端にて連結する
例で示したフレーム、4はフレーム3に摺動可能に支持
されるロット棒であり、このロット棒4はカートリッジ
1に直接接触して押圧する押圧ディスク4aを有する。
【0013】5はフレーム3に枢支ピンPを介して揺動
可能に保持されるトリガーであり、このトリガー5は押
圧ピン5aを備えている。6はロット棒3に挿通させた
2重ねの例で示したチャッキングプレートである。チャ
ッキングプレート6は図2にその外観斜視図を示す如
く、ロット棒4を通す貫通孔6aを有しており、トリガ
ー5の引き込み動作に連動して該貫通孔6aのエッジに
ロット棒4を引っ掛けて該ロット棒4を押圧ディスク4
aとともにカートリッジ1側に向けて送り出すようにな
っている。
【0014】また、図1において7はチャッキングプレ
ート6の背面に接触する図3に示す如き外観になる調整
コマである。この調整コマ7はトリガー5の押圧ピン5
aとつながるベース部材7aと、このベース部材7aに
ねじ止めされ、調整コマ7の長さLを変更する調整部材
7bからなっていて、ロット棒4の送り量を調整する。
図4にその要部を拡大して示す。
【0015】8はフレーム3とチャッキングプレート6
との相互間に配置され該チャッキングプレート6を初期
姿勢(トリガー5を引き込む前の姿勢)を維持する弾性
部材(スプリング)、9はロット棒4の後方への移動を
防止するストッパーである。
【0016】ストッパー9はフレーム3の後端部にてロ
ット棒4を挿通させた状態にて揺動自在に片持ち支持さ
れる図5に示すような外観形状になるレバー9aと、こ
のレバー9aをフレーム3との間で弾性支持する弾性部
材9bからなっており、トリガー5の引き込み(牽曳)
に際してはロット棒4の送りに何らの影響も与えない
が、ロット棒4を後方に向けて押し戻す力が作用した場
合に、ロット棒4を挿通させるストッパー9の貫通孔の
エッジが引っ掛かり摩擦抵抗を高めロット棒4の後方へ
の滑りを阻止する。
【0017】カートリッジ1をホルダー2に装着、保持
して図6に示すようにトリガー5を引き込むと該トリガ
ー5の押圧ピン5aがチャッキングプレート6を押圧す
ることになり、これによって該チャッキングプレート6
は弾性部材8の復元力に抗して前方に向けて移動する。
【0018】このとき、ロット棒4はチャッキングプレ
ート6にてチャッキングされるため押圧ディスク4aと
ともに前方に向けて移動し、カートリッジ1の後端が押
圧ディスク4aによって押圧される結果としてノズルの
先端から充填剤が排出される。
【0019】トリガー5の引き込みを解除すべく、把持
力を解除するとトリガー5およびチャッキングプレート
6は何らの抵抗もなしに弾性部材8の復元力によって初
期位置に復帰することになり、トリガー5の引き込みと
その解除を交互に繰り返すことで充填剤の連続的な排出
が可能になる。
【0020】図7にトリガー5を引き込む前のロット棒
4とチャッキングプレート6の姿勢を示し、図8にトリ
ガー5を引き込んだ状態におけるロット棒4とチャッキ
ングプレート6の姿勢を示す。
【0021】充填剤の排出量を変更するに当たっては、
調整コマ7の調整部材7bを回動させて該調整コマ7の
長さLを替えることによって行なう。
【0022】調整部材7bを回動させ長さLを長くした
場合、トリガー5の引き込み量が小さくなり、これに応
じてロット棒4の送り量も小さくなるため充填剤の排出
量は少なくなる。
【0023】逆に、長さLを短くした場合、トリガー5
の引き込み量が大きくなるためロット棒4の送り量も大
きくなり充填剤の排出量は多くなる。
【0024】カートリッジ1内の内容物を使い切った場
合にロット棒4は上掲図6の仮想線で示すところに位置
し、次のカートリッジを装着するに際しては、ロット棒
4を元の位置に戻しておく必要があり、そのために、ス
トッパー9のレバー9aをフレーム3の後端部3aを支
点にして前方に押圧しその状態を支持したままロット棒
4を後方へと引き戻す。
【0025】調整コマ7の、チャッキングプレート6の
背面に接触する面(ベース部材7aの前面)に傾斜cを
設けておくことによってチャッキングプレート6は斜め
に倒れ込み貫通孔6のエッジが常にロット棒4に作用し
ているため該プレート6がロット棒4をチャッキングす
るまでのタイムラグが極めて短くなり、トリガー操作の
反応性は著しく改善される(図4参照)。
【0026】調整コマ7に傾斜を設けるに当たっては、
その前面に傾斜をつけるための加工を施すことによって
対応させるが、調整コマ7の前面が傾斜するようにコマ
7を配置するようにしてもよく、この点についてはとく
に限定されない。
【0027】図9〜図13は本発明に従うコーキングガ
ンの他の実施の形態を、フレーム3と調整コマ7との配
置状況について示したものである。
【0028】図9は調整コマ7につき、そのベース部材
7aの前面に調整部材7bを配置した例である。この場
合、調整部材7bの端面にチャッキングプレート6が接
触することになるが、調整部材7bを回動させてロット
棒4の送り量を調整する操作は、上掲図1に示したもの
と同様の要領で行なう。
【0029】また、図10、図11は調整部材7bをフ
レーム3の後端にねじ止めにより直接係合させた例であ
り、図12はねじ止め式の調整部材に換えてロット棒4
に適合するスペーサSを設けた例である。
【0030】上掲図10、図11に示した構造のもの
は、何れのものもフレーム3に調整部材7bをねじ込ん
で保持する形式であるが、そのねじ込み量を調整するこ
とでロット棒4の送り量を変更することができるもので
あり、また、図12に示した構造のものは、スペーサS
の装着枚数を適宜に調整することでロット棒4の送り量
を変更する。
【0031】図13はベース部材7aの背面にカムkを
備えた調整部材7bを固定保持し、該カムcを調整部材
7bにおいて適宜に回転させて調整コマ7の長さLを変
更する構造のものであり、この場合も、簡便な操作のも
のでロット棒4の送り量を変更できる。
【0032】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は図示したもののみに限定されるものでは
なく、チャッキングプレート6とフレーム3との間でロ
ット棒4の長手方向に沿って長さを調整できるものであ
れば適用が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、充填剤の排出量を簡単
な操作のもので調整できるので、施工状況に応じて充填
剤を排出することができ、充填剤を無駄にすることがな
い。また、ノズルのサイズを調整する手間を省くことが
できるうえ、複数台のコーキングガンを用意することも
ない。
【0034】また、本発明によれば、ロット棒がチャッ
キングプレートによって常にチャッキングされた状態に
あるのでトリガーを引き込んでから充填剤が排出される
までのタイムラグがほとんどなく、充填作業における操
作感を著しく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示した図である。
【図2】チャッキングプレートの外観斜視図である。
【図3】調整コマの外観斜視図である。
【図4】要部の拡大図である。
【図5】レバーの外観斜視図である。
【図6】トリガーの引き込み状態を示した図である。
【図7】ロット棒とチャッキングプレートの位置関係を
示した図である。
【図8】ロット棒とチャッキングプレートの位置関係を
示した図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示した図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示した図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示した図である。
【図12】本発明の他の実施の形態を示した図である。
【図13】本発明の他の実施の形態を示した図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 ホルダー 3 フレーム 4 ロット棒 4a 押圧ディスク 5 トリガー 5a 押圧ピン 6 チャッキングプレート 6a 貫通孔 7 調整コマ 7a ベース部材 7b 調整部材 8 弾性部材 9 ストッパー 9a レバー 9b 弾性部材 S スペーサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーリング剤やコーキング剤等の充填剤
    を収納するカートリッジを装着、保持して該カートリッ
    ジの後端を押圧してその先端ノズルより充填剤を排出す
    るコーキングガンであって、 カートリッジを装着、保持するホルダーと、充填剤排出
    用のトリガーを備え該ホルダーの後端にて連結するフレ
    ームと、カートリッジに直接接触する押圧ディスクを有
    し該フレームに摺動可能に支持されるロット棒と、この
    ロット棒に挿通されトリガーの引き込み動作に連動して
    ロット棒を押圧ディスクとともにカートリッジに向けて
    送り出すチャッキングプレートからなり、 前記フレームに、チャッキングプレートの背面に接触し
    てロット棒の送り量を調整する調整コマを設けたことを
    特徴とするコーキングガン。
  2. 【請求項2】 調整コマが、ベース部材とこのベース部
    材にねじ止めされその回動にて調整コマの長さを変更す
    る調整部材からなる請求項1記載のコーキングガン。
  3. 【請求項3】 フレームが、ロット棒の後方への移動を
    阻止するストッパーを備える請求項1または2記載のコ
    ーキングガン。
  4. 【請求項4】 調整コマが、チャッキングプレートの傾
    きに適合する傾斜を有するものである請求項1〜3の何
    れかに記載のコーキングガン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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