JP2002159900A - コーキングガン - Google Patents

コーキングガン

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JP2002159900A
JP2002159900A JP2000357001A JP2000357001A JP2002159900A JP 2002159900 A JP2002159900 A JP 2002159900A JP 2000357001 A JP2000357001 A JP 2000357001A JP 2000357001 A JP2000357001 A JP 2000357001A JP 2002159900 A JP2002159900 A JP 2002159900A
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JP
Japan
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filler
container
holder
rod
caulking gun
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Pending
Application number
JP2000357001A
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English (en)
Inventor
Yutaka Mutai
務台  豊
Toshitaka Takamura
俊孝 高村
Nagumo Haga
名雲 羽賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tajima Tool Corp
Original Assignee
Tajima Tool Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーキングガンのロット棒を確実に前進させ
ることにより充填剤の安定した排出を実現する。 【解決手段】 シーリング剤、コーキング剤等の充填剤
を収納する減容可能な容器をその軸芯に沿いそのまま保
持するホルダーと、このホルダーにて保持した容器をそ
の後端から押圧して容器先端のノズルから充填剤を排出
するトリガータイプの押出し機構とを備えるコーキング
ガンにおいて、押出し機構のフレームに、充填剤を収納
する容器の後端に直接接触するディスクを有しホルダー
の軸芯に沿って進退移動可能なロット棒と、このロット
棒を通す貫通孔を有しトリガーの引き込み動作に伴いロ
ット棒を押圧ディスクとともに前方に向けて送りだす少
なくとも2枚重ねのチャッキングプレートとを配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーリング剤やコ
ーキング剤等の充填剤を注入する際に補助具として使用
するコーキングガンに関し、充填剤を容器から確実に排
出しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽、洗面所、台所まわり、キッチン、
外装サイディング等の目地止め、防水工事は、シーリン
グ剤、コーキング剤等の充填剤が使用されている。
【0002】かかる充填剤は、カートリッジ入りやチュ
ーブ入り、缶入り(二液混合タイプ)のもの等が知られ
ているが、とくに、業務用で使用されるカートリッジタ
イプの充填剤は、そのサイズが大きく人手による効率的
な作業ができないことから容器そのものを装着してトリ
ガーの引き込み動作によって該容器を押圧して充填剤を
排出するコーキングガンが使用されている。
【0003】かかるコーキングガンは、充填剤を収納す
る容器を保持するホルダーと、このホルダーにて保持し
た容器をその後端側から押圧して容器先端のノズルから
充填剤を排出するロット棒を備えたトリガー式の送り機
構と、ロット棒の滑りによる移動を防止するストッパー
との組合せが基本構成となっている。
【0004】ところで、上記のような従来のコーキング
ガンは、その送り機構が、ロット棒を貫通するプレート
によってチャッキングしその相互間で摩擦抵抗を高めて
押し出すものであることから、充填剤の排出に際して過
大な力を必要とする場合や長期の使用において部材相互
間において摩耗が進行している場合等においては、プレ
ートがロット棒を確実にチャッキングすることができな
くなり充填剤の効果的な排出ができないところに問題を
有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような従来の問題を解消できる新規なコーキングガン
を提案するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シーリング
剤、コーキング剤等の充填剤を収納する減容可能な容器
をその軸芯に沿いそのまま保持するホルダーと、このホ
ルダーにて保持した容器をその後端から押圧して容器先
端のノズルから充填剤を排出するトリガータイプの押出
し機構とを備えるコーキングガンであって、前記押出し
機構はホルダーの後端にて接続するフレームを備え、該
フレームに、充填剤を収納する容器の後端に直接接触す
る押圧ディスクを有しホルダーの軸芯に沿って進退移動
可能なロット棒と、このロット棒を通す貫通孔を有し、
トリガーの引き込み動作に伴いロット棒を押圧ディスク
とともに前方に向けて送りだす少なくとも2枚重ねのチ
ャッキングプレートとを配置したことを特徴とするコー
キングガンである。
【0007】上記の構成になるコーキングガンにおいて
チャッキングプレートはそれぞれ独立してロット棒を貫
通させたものとするのが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】充填剤を収納する容器の押圧に係
わるロット棒を2枚以上重ね合わせたチャッキングプレ
ートにてチャッキングする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をより具体的に
説明する。図1は本発明に従うコーキングガンの構成例
を示したものである。
【0010】図において1はホルダーである。ホルダー
1はシーリング剤やコーキング剤等の充填剤を収納する
カートリッジの如き容器cをその軸芯に沿いそのまま装
着できるようになっている。
【0011】また、2はホルダー1に保持した容器cか
ら充填剤を排出するための押出し機構である。押出し機
構2はホルダー1の後端にねじ止め等の連結手段にて接
続するフレームFを備えるものであり、このフレームF
に、ホルダー1に装着した容器cの後端に直接接触する
押圧ディスク2aを有しホルダー1の軸芯1aに沿って
移動可能なロット棒2bと、このロット棒2bを通す貫
通孔2cを有しトリガー2dの引き込み(牽曳)動作に
伴いロット棒2bを押圧ディスク2aとともに前方に向
けて送り出す図2のような外観形状になる2枚重ねの例
で示したチャッキングプレート2eとを配置している。
【0012】また、3はロット棒2bに通した状態でフ
レームFとチャッキングプレート2eの相互間に配置さ
れる弾性部材(スプリング)であって、この弾性部材3
はチャッキングプレート2eを初期状態(トリガー2d
を引く前の状態)に戻すための復原力を有する。
【0013】また、4はロット棒2bの後方への移動を
防止するストッパーである。このストッパー4はフレー
ムFの後端部Fにて片持ち支持される図3の如き外観
形状を有するレバー4aとこのレバー4aをフレームF
との間で弾性支持する弾性部材4bからなっていて、貫
通孔4cにてロット棒2bを通しており、トリガー2d
の牽曳動作によるロット棒2bの前進に際しては何らの
影響も与えないが、該ロット棒2bを後方に向けて押圧
するような力が作用した場合には貫通孔4cのエッジに
て摩擦抵抗を高めてロット棒2bの後方への滑りを阻止
する。
【0014】充填剤を収納する容器cをホルダー1に装
着して図4に示す如くトリガー2dを引くとこのトリガ
ー2dの押圧ピンPに係合するチャッキングプレート2
eは弾性部材3の復元力に抗して傾きながらフレームF
に突き当たるまで前方に向けて移動することになり、こ
のときロット棒2bはチャッキングプレート2eにチャ
ッキングされディスク2aとともに前方へ向けて進むこ
とになり、容器cの後端がディスク2aによって押圧さ
れる結果として容器cのノズル先端から充填剤が排出さ
れる。
【0015】トリガー2dを離すとロット棒2bに何ら
の影響を与えることなしに弾性部材3の復原力によって
トリガー2d及びチャッキングプレート2eは初期位置
に復帰することになる。
【0016】トリガー2dの牽曳とその解除を1回の動
作として、これを複数回にわたり継続して繰り返すこと
により充填剤の連続的な排出が可能になる。
【0017】図5にトリガー2dを牽曳する前のロット
棒2dとチャッキングプレート2eの状態を、また、図
6にトリガー2dを牽曳している最中のロット棒2dと
チャッキングプレート2eの状態(チャッキング状態)
をそれぞれ示す。
【0018】本発明に従うコーキングガンにおいてはチ
ャッキングプレート2eによるロット棒2bのチャッキ
ングが図6に示すように少なくとも4点で行われること
になるから、図7のような単一のプレートを備えるコー
キングガンに比較しチャッキング力が増強され容器cを
押圧する際の押圧力が著しく高まる。また、チャッキン
グ箇所が増えることによりチャッキングプレート2eの
接点(エッジ)の摩耗量も軽減され、コーキングガンの
耐久性も向上する。
【0019】本発明においてはチャッキングプレート2
bを2枚重ねにした例を示したが、その枚数は適宜に増
やすことができる。
【0020】容器c内の充填剤を使い切った場合におけ
る押圧ディスク2a及びロット棒2dは上掲図4の仮想
線で示すところに位置し、次のカートリッジを装着する
に当たっては、該押圧ディスク2a及びロット棒2dを
もとの位置に戻す必要があり、その場合には、ストッパ
ー4のレバー4aをフレームFの後端部Fを支点にし
て前方へ押圧しその状態を維持したままロット棒2dを
後方へ引き戻す。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、容器の押圧に係わるロ
ット棒を確実にチャッキングできるので充填剤の安定し
た排出が可能になる。
【0022】また、ロット棒のチャッキングにおけるプ
レート相互間の摩耗度合いを小さくできるので長期間に
わたり充填剤を確実に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従うコーキングガンの構成説明図で
ある。
【図2】 チャッキングプレートの外観形状を示した図
である。
【図3】 ストッパーのレバーの外観形状を示した図で
ある。
【図4】本発明に従うコーキングガンにおいてトリガー
を牽曳した状態を示した図である。
【図5】 本発明に従うコーキングガンの要部を示した
図である。
【図6】 本発明に従うコーキングガンの要部を示した
図である。
【図7】 従来のコーキングガンの要部を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 押出し機構 2a 押圧ディスク 2b ロット棒 2c 貫通孔 2d トリガー 2e チャッキングプレート 3 弾性部材 4 ストッパー 4a レバー 4b 弾性部材 4c 貫通孔 c 容器 F フレーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月27日(2000.11.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】浴槽、洗面所、台所まわり、キッチン、
外装サイディング等の目地止め、防水工事は、シーリン
グ剤、コーキング剤等の充填剤が使用されている。かか
る充填剤は、カートリッジ入りやチューブ入り、缶入り
(二液混合タイプ)のもの等が知られているが、とく
に、業務用で使用されるカートリッジタイプの充填剤
は、そのサイズが大きく人手による効率的な作業ができ
ないことから容器そのものを装着してトリガーの引き込
み動作によって該容器を押圧して充填剤を排出するコー
キングガンが使用されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】かかるコーキングガンは、充填剤を収納す
る容器を保持するホルダーと、このホルダーにて保持し
た容器をその後端側から押圧して容器先端のノズルから
充填剤を排出するロット棒を備えたトリガー式の送り機
構と、ロット棒の滑りによる移動を防止するストッパー
との組合せが基本構成となっている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーリング剤、コーキング剤等の充填剤
    を収納する容器をその軸芯に沿いそのまま保持するホル
    ダーと、このホルダーにて保持した容器をその後端から
    押圧して容器先端のノズルから充填剤を排出するトリガ
    ータイプの押出し機構とを備えるコーキングガンであっ
    て、 前記押出し機構はホルダーの後端にて接続するフレーム
    を備え、該フレームに、充填剤を収納する容器の後端に
    直接接触する押圧ディスクを有しホルダーの軸芯に沿っ
    て進退移動可能なロット棒と、このロット棒を通す貫通
    孔を有しトリガーの引き込み動作に伴いロット棒を押圧
    ディスクとともに前方に向けて送りだす少なくとも2枚
    重ねのチャッキングプレートとを配置したことを特徴と
    するコーキングガン。
  2. 【請求項2】 チャッキングプレートはそれぞれ独立し
    てロット棒を貫通させたものである、請求項1記載のコ
    ーキングガン。
JP2000357001A 2000-11-24 2000-11-24 コーキングガン Pending JP2002159900A (ja)

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