JPH08299814A - 摩擦系圧力式精米機 - Google Patents

摩擦系圧力式精米機

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JPH08299814A
JPH08299814A JP10923695A JP10923695A JPH08299814A JP H08299814 A JPH08299814 A JP H08299814A JP 10923695 A JP10923695 A JP 10923695A JP 10923695 A JP10923695 A JP 10923695A JP H08299814 A JPH08299814 A JP H08299814A
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shutter
grain
motor drive
rice
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Yoshimi Yamato
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KANRIU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦系圧力式精米機において、精米起動時の
過負荷状態の解消と起動時の精白度の適性化とを調和で
き、低トルク出力のモータの使用を可能とする 【構成】 精米機は、タイマー設定機構21,タイマー
回路22、精白ロールを回転駆動するモータ24の外
に、穀物玄米落とし込み遮断装置140と、停止遅延型
モータ駆動制御回路130を有する。回路130は、モ
ータ駆動回路31と、モータ負荷を検出してその値が所
定閾値以下になるまでモータを駆動するモータ負荷検出
回路132とから成る。タイマー回路22の時限終期が
到来し、シャッタ板142が閉まっても、モータ負荷検
出回路132がモータ負荷を検出しているため、負荷値
が所定閾値以下になるまでモータ駆動が超過し、しばら
くしてモータ駆動が停止する。負荷検出しているため、
穀粒無給状態でのモータ超過駆動で精白室の圧力は最適
値まで抜かれる。また精白室には適度の圧迫度が残って
いるので、起動時の精白度も適性化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩擦系圧力式と称され
る精米機ないしは籾搗き精米機に関し、特に、モータ起
動時の軽負荷化を果たす精白室(籾搗き精白室)の圧力
抜き技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば小型家庭用精米機の精米機構は一
般に摩擦系圧力式と称されるものであり、精白室内に搬
入された玄米に摩擦圧力を加えながら攪拌することによ
り玄米から糠が擦り落とされるようになっている。図6
は本出願人が先に開示した特願平6−91164号の摩
擦系圧力式精米機の精白機構を示す縦断面図、図7は図
6のA−A線で切断した状態を示す断面図、図8は同摩
擦系圧力式精米機の駆動制御系の構成を示すブロック図
である。
【0003】精米機1の本体ハウジング2内には、その
長手方向に向けて回転軸3が配されており、この回転軸
3はその基端側の部分3aにおいて軸受4を介してハウ
ジングの側に支持されている。この軸受4から突出した
端部3bには主プーリ5が固着されており、主電動モー
タ(図示せず)からの回転力が駆動ベルト(図示せず)
及びプーリ5を介して回転軸3に伝達される。なお、回
転軸3が主電動モータに直結した直結駆動形の精米機も
ある。一方、軸受された部分3aの反対側に隣接した回
転軸の部分3cは、螺旋状に左ねじ山aが形成された玄
米送りロール部分となっており、この部分の上方には玄
米タンク(ホッパ)6からの玄米を受ける玄米取込み口
6aが開口している。玄米送りロール部分3cに隣接す
る部分には、軸方向に延びる一対の突条bを有する停留
精白ロール部分3dが形成され、この部分に連続してピ
ッチ(リード)の大きな右ねじ山cを有する玄米戻し精
白ロール部分3eが形成されている。これらの玄米送り
部分3c,停留精白ロール部分3d,玄米戻し精白ロー
ル部分3eは断面が6角形をした筒状の除糠網(除糠多
孔壁)7で囲まれており、精白ロール部分3d,玄米戻
し精白ロール部分3eの位置する周囲空間が精白室8と
なっている。回転軸3の小径の先端部分3fは、除糠網
7で区画形成された精白室8の出口開口8aから突出し
ている。この突出部分には、出口開口8aを閉塞可能の
圧迫板(抵抗板)9が軸線方向に摺動可能に取付けられ
ており、この圧迫板9は、回動腕10を介してコイルス
プリング11によって出口開口8aの側へ付勢されてい
る。コイルスプリング11による付勢力は、白度ダイヤ
ル(調圧ダイヤル)12の回動位置によるバネ受けの移
動で調節できるようになっている。一方、精白室8の出
口開口8aの下方には白米を排出する出口樋13が取付
けられている。
【0004】他方、玄米タンク6の勾配傾斜面6cと本
体ハウジング2との間の三角形デッドスペースには玄米
落とし込み遮断装置40が収められている。玄米落とし
込み遮断装置40は、玄米タンク6の玄米落とし込み口
6bを開閉可能であって閉塞方向にコイルスプリング4
1でバネ付勢されたスライド可能のシャッタ板42と、
モータ駆動の外部操作(オン操作)又は後述するタイマ
ー回路の時限始期を契機に励磁起動してシャッタ板42
をコイルスプリング41のバネ付勢に抗して開放すると
共に、モータ駆動停止の外部操作(オフ操作)又はタイ
マー回路22の時限終期の到来を契機に上記励磁が止む
電磁ソレノイド・プランジャー43とを有して成る。
【0005】上記の摩擦系圧力式精米機の駆動制御系
は、図8に示す如く、タイマー設定機構21、タイマー
回路22、精白ロールの回転軸を回転駆動する電動モー
タ24の外に、停止遅延型モータ駆動制御回路30及び
前述した玄米落とし込み遮断装置40が設けられてい
る。
【0006】精米機ハウジングの前面には白度ダイヤル
12と共に、タイマー設定機構21のタイマー時間調節
ダイヤル(図示せず)が設けられている。このタイマー
時間調節ダイヤルを一方向(例えば時計方向)に回して
所望のタイマー時間を指定すると、モータ駆動時間がタ
イマー回路22にセットされると共に、そのタイマー回
路22からの制御信号が停止遅延型モータ駆動制御回路
30及び玄米落とし込み遮断装置30へ送出されるよう
になっている(タイマー作動モード)。なお、タイマー
時間調節ダイヤルを逆方向(例えば反時計方向)に回す
と、タイマー機能とは無関係に、モータ24を連続作動
できるようになっている(手動モード)。停止遅延型モ
ータ駆動制御回路30は、駆動制御信号によりモータ2
4を駆動するモータ駆動回路31と、モータ駆動の外部
操作(オン操作)又はタイマー回路22の時限始期を契
機に駆動制御信号を送出すると共に、モータ駆動停止の
外部操作(オフ操作)又はタイマー回路22の時限終期
の到来から所定遅延時間を経た後に駆動制御信号の送出
を止めるオフ信号遅延回路32とから成る。
【0007】モータ駆動停止の外部操作(オン操作)が
行われるか、又はタイマー回路22の時限始期により、
オン制御信号がオフ信号遅延回路32と電磁ソレノイド
・プランジャー43に加わる。オン制御信号の発生を契
機に電磁ソレノイド・プランジャー43のソレノイドが
通電され、これによりプランジャー43aを図6のA方
向にコイルスプリング41の付勢力に抗して吸引するた
め、シャッタ板42が開き、落とし込み口6bから玄米
(図示せず)が取込み口6aを介して精白室の送りロー
ル部分3cへ導入される。また、オン制御信号の発生を
契機にオフ信号遅延回路32から制御駆動信号がモータ
駆動回路31へ供給され、これにより、モータ24が駆
動回転する。従って、モータの作動モードでは、精白室
の精白ロールが回転して玄米の圧迫攪拌動作が行われて
精白されている。その後、モータ駆動停止の外部操作
(オン操作)が行われるか、又はタイマー回路22の時
限始期により、オフ制御信号がオフ信号遅延回路32と
ソレノイド・プランジャー43に加わる。オフ制御信号
の発生を契機にソレノイド・プランジャー43のソレノ
イドが非通電となるので、その励磁が解除され、プラン
ジャー43aが図6のB方向にコイルスプリング41の
付勢力で復帰するため、シャッタ板42が閉じる。これ
によって玄米の精白室への新たな供給が無くなる。
【0008】ところで、このオフ制御信号が発生しても
すぐにはモータ24の作動は停止しない。即ち、オフ制
御信号が発生すると、オフ信号遅延回路32は所定遅延
時間だけ遅らせてオフの制御駆動信号をモータ駆動回路
31へ送出するため、オフ制御信号が発生した後も引き
続き所定遅延時間だけモータ作動が行われて、その時間
経過後にモータ停止に至る。この遅延時間は例えば7〜
8秒程度としてある。
【0009】この玄米無給状態での所定遅延時間のモー
タ駆動により、精白室内に残った玄米が若干精白されつ
つ排出されるため、その超過時間で玄米が排出された分
だけ精白室の圧力が抜かれる。このため、モータを再駆
動して精白を開始する際、上述のようにシャッタ板42
が開き、玄米タンクからの玄米の供給が再開されるが、
起動時の瞬間では精白室が未だ圧力抜き状態であるた
め、モータ24の起動負荷が軽減されており、従って、
比較的低トルクでスムーズに回転し始める。従って、低
トルク出力のモータの使用が可能となり、低コストの精
米機を提供できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の摩擦系圧力式精米機にあっては、次のような問題点
がある。
【0011】 オフ信号遅延回路32による遅延時間
が短すぎると、精白室の圧力抜きが不十分で、再起動時
の負荷はさほど軽減されていない。逆にオフ信号遅延回
路32による遅延時間が長すぎると、過度の圧力抜き状
態となり、再起動時の負荷は軽減されているものの、精
白能力が落ち過ぎているため、再起動時には白度の低い
白米が一時的に排出されることになる。このように、起
動時では、モータ負荷軽減を図ると共に、白度ダイヤル
で合わせた白度の白米が正しく得られるように、遅延時
間変更手段を設けて遅延時間を長短設定することも考え
られるが、起動時毎の負荷は精白室に充満した玄米量,
玄米の湿度,温度,平均粒径等の不確定因子でその都度
異なっているため、画一的な遅延時間の調整だけではモ
ータ負荷軽減と起動時の白度適性化とを満足させること
が困難である。また、遅延時間の調整は作業者が行うた
め、その合わせ込みが難しく、しかも手間を要する。こ
のため、精米性能を犠牲にすることはできないため、依
然として高トルクのモータの使用を余儀無くされてい
た。
【0012】 他方、上記の精米機の玄米落とし込み
遮断装置40における電磁ソレノイド・プランジャー4
3は、精白動作ではシャッタ板42を開放するためにこ
れをコイルスプリング41の付勢力に抗して引き上げ保
持する必要がある。このため、比較的大型の電磁ソレノ
イド・プランジャーを搭載せねばならない。かかる点か
ら精米機の大型化及び高コスト化を招いてしまう。ま
た、精白期間中はずっと電磁ソレノイド・プランジャー
43が通電されたままとなっているため、精白時間に応
じて電磁ソレノイド・プランジャー43の消費電力も増
すので、全体として消費電力が多過ぎるという問題があ
った。
【0013】そこで上記問題点に鑑み、本発明の第1の
課題は、起動時の精白室の玄米充満による過負荷状態の
解消と起動時の精白度の適性化とを調和でき、低トルク
出力のモータの使用を可能とする摩擦系圧力式精米機又
は籾搗き精米機を提供することにある。また本発明の第
2の課題は、穀粒落とし込み遮断手段において小型ソレ
ノイド・プランジャーの使用を可能とし、且つ節電型の
摩擦系圧力式精米機又は籾搗き精米機を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明は、除糠多孔壁で囲まれた精白室内の
穀粒を精白ロールの回転で籾殻又は糠を取り除く精白機
構と、その精白室側へ玄米を落とし込む玄米タンクと、
精白ロールを回転駆動する電動モータと、その電動モー
タの駆動時間を時限するモータ駆動時限手段と、を有す
る摩擦系圧力式精米機において、次のような第1の手段
を講じたものである。即ち、本発明の第1の手段は、穀
粒落とし込み口の開放手動操作により穀粒の落とし込み
を許容し、モータ駆動停止の操作又はモータ駆動時限手
段の時限終期の到来を契機に穀粒の落とし込みを遮断す
る穀粒落とし込み遮断手段と、その開放手動操作又はそ
のモータ駆動時限手段の時限始期を契機に電動モータを
駆動制御すると共に、モータ駆動停止の操作又はモータ
駆動時限手段の時限終期の到来の際に電動モータの駆動
負荷の値を検出してその駆動負荷が所定閾値以下に降下
した後に電動モータの駆動を停止制御させる停止遅延型
モータ駆動制御手段と、を有して成ることを特徴とす
る。
【0015】このような基本的な構成において、上記停
止遅延型モータ駆動制御手段は、駆動制御信号により電
動モータを駆動するモータ駆動回路と、開放手動操作又
はモータ駆動時限手段の時限始期を契機に駆動制御信号
を送出すると共に、モータ駆動停止の操作又はモータ駆
動時限手段の時限終期の到来の際に電動モータの駆動負
荷の値が所定閾値以下になることを検出し駆動制御信号
のモータ駆動回路への送出を停止させるモータ負荷検出
手段とを有して成る構成とすることができる。
【0016】また、上記穀粒落とし込み遮断手段は、穀
粒タンクの穀粒落とし込み口を開閉可能で閉塞方向にバ
ネ付勢されたシャッタと、開放手動操作によりシャッタ
をバネ付勢に抗して開放するシャッタ手動操作部材と、
シャッタの開放状態をラッチするシャッタ・ラッチ機構
と、モータ駆動停止の操作又はモータ駆動時限手段の時
限終期の到来を契機に起動してシャッタ・ラッチ機構の
ラッチ状態を解除するラッチ解除手段とを有して成る構
成とすることができる。
【0017】上記第2の課題を解決するために、本発明
は、除糠多孔壁で囲まれた精白室内の穀粒を精白ロール
の回転で籾殻又は糠を取り除く精白機構と、その精白室
側へ穀粒を落とし込む玄米タンクと、精白ロールを回転
駆動する電動モータと、その電動モータの駆動時間を時
限するモータ駆動時限手段と、を有する摩擦系圧力式精
米機において、次のような第2の手段を講じたものであ
る。即ち、本発明の第2の手段は、開放手動操作により
穀粒の落とし込みを許容し、モータ駆動停止の操作又は
モータ駆動時限手段の時限終期の到来を契機に穀粒の落
とし込みを遮断する穀粒落とし込み遮断手段を備えてお
り、穀粒落とし込み遮断手段は、前記穀粒タンクの穀粒
落とし込み口を開閉可能で閉塞方向にバネ付勢されたシ
ャッタと、開放手動操作によりシャッタをバネ付勢に抗
して開放するシャッタ手動操作部材と、シャッタ板の開
放状態をラッチするシャッタ・ラッチ機構と、モータ駆
動停止の操作又はモータ駆動時限手段の時限終期の到来
を契機に起動してシャッタ・ラッチ機構のラッチを解除
するラッチ解除手段とを有して成ることを特徴とする。
【0018】上記のラッチ解除手段としては電磁ソレノ
イド・プランジャーを採用するのが好適である。そし
て、本発明においては、上記シャッタの開放状態を検出
する開放検出センサを有して成る構成が望ましい。
【0019】なお、本発明は、籾搗き精白ロールを備え
て成る摩擦系圧力式籾搗き精米機にも適用できる。
【0020】
【作用】第1の手段においては、精米機に穀粒落とし込
み遮断手段及びモータ負荷検出に基づく停止遅延型モー
タ駆動制御手段を設けた構成であるため、モータ作動モ
ードからモータ駆動停止の操作が行われるか、又はモー
タ駆動時限手段の時限終期が到来すると、穀粒落とし込
み遮断手段が穀粒タンクからの穀粒(籾又は玄米)の精
白室への落とし込みを遮断するので、新たな穀粒の精白
室への供給が止むが、すぐにモータ停止になるのではな
く、モータ負荷値が所定閾値以下になるまでモータ駆動
が超過し、しばらくしてモータ駆動が停止する。この穀
粒無給状態でのモータ負荷を検出しつつそれが所定閾値
以下になるまでモータ超過駆動(圧力抜き駆動)が行わ
れるため、精白室内に残った穀粒は精白されつつ適量だ
け排出されるので、精白室の圧力は最適値まで抜かれる
ことになる。従って、起動時の負荷が低減されることに
なり、低トルク出力のモータの使用が可能となる。また
画一的な時間だけ超過駆動するのではなく、モータ負荷
値に基づいて圧力抜きが制御されているため、精白室に
は精白に必要な適度の圧迫度が残っているので、起動時
の精白度も適性化できる。特に、摩擦系圧力式籾搗き精
米機に適用した場合には、起動時にそのまま籾が排出さ
れてしまう不都合を回避できる。
【0021】第2の手段においては、開放手動操作によ
り穀粒の落とし込みを許容する穀粒落とし込み遮断手段
を用い、この穀粒落とし込み遮断手段を、シャッタ,シ
ャッタ手動操作部材,シャッタ・ラッチ機構,ラッチ解
除手段で構成したものであるから、シャッタ手動操作部
材を手動操作してシャッタをバネ付勢に抗して開放する
と、そのシャッタ板はシャッタ・ラッチ機構でラッチさ
れて閉塞方向に戻らず、それ故、穀粒タンクから精白室
側への穀粒落と込みが続行するようになっている。そし
て、モータ駆動停止の操作より又はモータ駆動時限手段
の時限終期の到来でラッチ解除手段が起動する。これに
より、ラッチ機構からシャッタが引き離されてバネ付勢
により閉鎖方向に復帰し、穀粒の落とし込みが遮断され
る。このように、開放手動操作の後はラッチ機構により
シャッタにラッチされたままとなっているため、その間
はシャッタの開放保持に駆動エネルギーを全く消費しな
い。ただ、ラッチ解除手段を瞬間的に起動する際に駆動
エネルギーが僅かに消費されるだけであるので、小型の
ラッチ解除手段で済むと共に、エネルギー消費を大幅に
低減できる。
【0022】シャッタを手動で開放するように構成して
あるので、その開放操作ないしは開放状態を検出する開
放検出センサを設けると、その検出信号により電源投入
を開始させたり、時限手段の時限始期と同期を採ること
ができ、精米開始時の各種のスイッチ等の操作回数を減
らすことができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0024】図1は本発明の実施例に係る摩擦系圧力式
籾搗き精米機の籾搗き精白機構を示す縦断面図である。
【0025】本例の籾搗き精米機は籾搗きと精白を同時
に行う精米機である。籾搗き精米機50の本体ハウジン
グ52内の長手方向には回転軸53が配されており、こ
の回転軸53の基端側中実軸53aにおいて軸受54を
介してハウジングの側に支持されている。この軸受54
から中実軸53aの端部53bには主プーリ55が連結
されており、電動モータ(図示せず)からの回転力が駆
動ベルト(図示せず)及びプーリ55を介して回転軸5
3に伝達される。なお、回転軸53が電動モータに直結
した直結駆動形の精米機もある。
【0026】一方、回転軸53のうち中実軸53aの反
対側に隣接した部分は籾搗きのために中空ロール56と
なっている。この中空ロール56は中実軸53aに突き
たして連結した内筒軸57とこれを内挿する外筒ロール
58とから成る。内筒軸57は、基端側において本体ハ
ウジング52の外気連通室52aの空気を中空孔57a
へ取り込む空気流入口57bと、先端側において取り込
んだ空気を送り出す多数の空気流出口57cとを有して
いる。外筒ロール58は、図2に示すように、基端側に
おいて螺旋状に左ねじ山aが形成された送りロール部分
58aと、先端側において軸方向に延びる一対の突条b
を有する籾搗き精白ロール部分58bとを有している。
突条bの先端側はやや右ねじ状になっており、戻しロー
ル部分を形成している。この突条bの立ち上がり部分に
はその突条歯に対し空気を吹き付けるための空気流出ス
リットcが形成されている。そして、内筒軸57と外筒
ロール58の先端部にはロールナット59が螺着してい
る。
【0027】回転軸53の籾搗き精白ロール部分58b
は筒状の除糠網(除糠多孔壁)67で囲まれており、籾
搗き精白ロール部分58bの位置する周囲空間が籾搗き
精白室78となっている。除糠網67の真下には網受箱
69が収容されており、この下には吸引ファン(図示せ
ず)により籾搗き精白室78の空気を吸引する吸気室7
9が設けられている。回転軸3の先端部分のロールナッ
ト59は、除糠網67で区画形成された籾搗き精白室7
8の出口開口78aに臨んでいる。この出口開口78a
の部分には閉塞可能の圧迫板(抵抗板)89が軸線方向
に摺動可能に取付けられており、この圧迫板89はコイ
ルスプリング91によって出口開口78aの側へ付勢さ
れている。コイルスプリング91による付勢力は白度ダ
イヤル(調圧ダイヤル)92の回動位置によるバネ受け
の移動で調節できるようになっている。そして、籾搗き
精白室78の出口開口78aの下方には出口開口78a
からの白米を排出する出口樋93が取付けられている。
【0028】他方、送りロール部分58aの上方には穀
粒タンク(ホッパ)6の穀粒落とし込み口6bから穀粒
(籾又は玄米)を導き入れる穀粒取込み口6aが開口し
ている。本体ハウジング52の上部には穀粒落とし込み
遮断装置140が設けられている。玄米落とし込み遮断
装置140は、図3及び図4に示す如く、穀粒タンク
(ホッパ)6の落とし込み口6bを開閉可能で閉塞方向
にコイルスプリング141でバネ付勢されたシャッタ板
142と、ノブ143aを握って引きつけることにより
シャッタ板142をコイルスプリング141のバネ付勢
に抗して開放するシャッタ手動操作ロッド143と、シ
ャッタ板142の開放状態をラッチするためのシャッタ
・ラッチ機構144と、そのシャッタ・ラッチ機構14
4のラッチ状態を解除するためのラッチ解除機構145
とを有している。シャッタ板142は、穀粒取込み口6
aの横断方向にスライド可能であって、遮蔽板部142
aと開口部142bを有している。そして、シャッタ板
142の開口部142b側には開放端ストッパとなる折
曲端片142cが形成され、また遮蔽板部142aには
閉塞端ストッパとなる切り起こし片142dが形成され
ている。シャッタ手動操作ロッド143はフレーム14
6を貫通し、その先端はシャッタ板142の折曲端片1
42eにねじ止めされており、フレーム146とシャッ
タ板142の折曲端片142eとの間のロッド143の
部分にはコイルスプリング141が巻回されている。シ
ャッタ・ラッチ機構144は、シャッタ板142の縁辺
に形成された切り欠き部144aとこれに係合離脱可能
のプランジャー先端折曲部144bとから成る。そし
て、ラッチ解除機構145は、電磁ソレノイド・プラン
ジャー145aと、コイルスプリング145bで引き込
み付勢されたプランジャー145cとから成る。
【0029】また、本体ハウジング52の上部において
シャッタ板142の開放スライド移動により折曲端片1
42eが当接する位置に電源投入用リミットスイッチ1
47が設けられている。
【0030】本例の駆動制御系は、図5に示す如く、タ
イマー設定機構21、タイマー回路22、回転軸53を
回転駆動する電動モータ24の外に、停止遅延型モータ
駆動制御手段130及び前述した穀粒落とし込み遮断回
路140を有している。
【0031】本体ハウジング52の前面には白度ダイヤ
ル92と共に、タイマー設定機構21のタイマー時間調
節ダイヤル(図示せず)が設けられている。このタイマ
ー時間調節ダイヤルを一方向(例えば時計方向)に回し
て所望のタイマー時間を指定すると、モータ駆動時間が
タイマー回路22にセットされると共に、そのタイマー
回路22からの制御信号が停止遅延型モータ駆動制御手
段130へ送出されるようになっている(タイマー作動
モード)。なお、タイマー時間調節ダイヤルを逆方向
(例えば反時計方向)に回すと、タイマー機能とは無関
係に、モータ24を連続作動できるようになっている
(手動モード)。停止遅延型モータ駆動制御手段130
は、駆動制御信号により電動モータ24を駆動するモー
タ駆動回路31と、開放手動操作又はタイマー回路22
の時限終期の到来の際に電動モータ24の駆動負荷の値
が所定閾値以下になることを検出し駆動制御信号のモー
タ駆動回路31への送出を停止させるモータ負荷検出回
路132とから成る。
【0032】穀粒タンク6内に籾米を投入して充満させ
た後、手動操作ロッド143を引いたシャッタ板142
を開放する。この際、シャッタ板142の切り欠き14
2eにプランジャー先端折曲部144bが係合するた
め、シャッタ板142がコイルスプリング141の付勢
力で復帰してしまうことなく、シャッタ板142の開放
状態が保持される。またこの際、電源投入用リミットス
イッチ147にシャッタ板142が当接するため、スイ
ッチ147がオンとなり、精米機が稼働可能となる。な
お、スイッチ147のオンに連動させて稼働開始させる
ようにしても良い。そしてタイマー設定機構21により
モータ駆動の外部操作が行われるか、又はタイマー回路
22の時限始期により、モータ駆動制御信号がモータ駆
動回路31に加わると、モータ24が回転駆動し、落と
し込み口6bから籾米(図示せず)が精白室78へ導入
されて、籾搗きと精白が行われる。この稼働時間には、
中空ロール56の中空孔57aからスリット57cを介
して吸気室79へ風が流れるようになっているので、籾
殻の剥離が円滑に行われると共に、精米時の摩擦熱を冷
却できるようになっている。
【0033】その後、タイマー設定機構21によりモー
タ駆動停止の外部操作(オフ操作)が行われるか、又は
タイマー回路22の時限終期が到来すると、ラッチ解除
機構145の電磁ソレノイド・プランジャー145aが
励磁し、そのプランジャー145cが瞬間的に押し出し
起動する。この起動時には切り欠き144aからプラン
ジャー先端折曲部144bが瞬間的に離反するため、コ
イルスプリング141の付勢力によりシャッタ板142
が復帰し、穀粒落とし込み口6aは閉塞される。これに
よって玄米の精白室への供給は遮断される。他方、この
玄米供給の遮断時にすぐにモータ24が停止するのでは
なく、モータ負荷検出回路132がモータ負荷を検出し
ているため、負荷値が所定閾値以下になるまでモータ駆
動が超過し、しばらくしてモータ駆動が停止する。この
穀粒無給状態でのモータ負荷を検出しつつそれが所定閾
値以下になるまでモータ超過駆動(圧力抜き駆動)が行
われるため、精白室内に残った穀粒は精白されつつ適量
だけ排出されるので、精白室の圧力は最適値まで抜かれ
ることになる。従って、起動時の負荷低減するために低
トルク出力のモータの使用が可能であることはもとよ
り、画一的な時間だけ超過駆動するのではなく、モータ
負荷値に基づいて圧力抜きが制御されているため、精白
室には精白に必要な適度の圧迫度が残っているので、起
動時の精白度も適性化できる。特に、摩擦系圧力式籾搗
き精米機に適用した場合には、起動時にそのまま籾が排
出されてしまう不都合を回避できる。
【0034】本例における穀粒落とし込み遮断装置14
0は、シャッタ手動操作ロッド143と、シャッタ・ラ
ッチ機構144を設けたことを特徴としている。シャッ
タ手動操作ロッド143を手動操作してシャッタ板14
2をバネ付勢に抗して開放すると、シャッタ・ラッチ機
構144がシャッタ板142を開放状態のまま保持し続
けるので、エネルギー消費が無い。また、落とし込み口
6bの遮断時にのみ僅かに切り欠き144aからプラン
ジャー先端折曲部144bを離反させるだけで遮断を達
成することができる。このため、小型の電磁ソレノイド
・プランジャー145aの使用が可能となり、コンパク
ト化及び低コスト化を図ることができる。
【0035】なお、上記実施例では、シャッタ・ラッチ
機構144として電磁ソレノイドを用いてあるが、これ
に限らず、小型モータ等を用いても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段においては、穀粒落とし込み遮断手段及びモータ負荷
検出に基づく停止遅延型モータ駆動制御手段を設けた構
成に特徴を有するので、次の効果を奏する。
【0037】 モータ駆動停止の操作が行われるか、
又はモータ駆動時限手段の時限終期が到来すると、穀粒
無給状態でモータ負荷が所定閾値以下になるまでモータ
超過駆動(圧力抜き駆動)が行われるため、精白室の圧
力は最適値まで抜かれることになる。従って、起動時の
負荷が低減するために低トルク出力のモータの使用が可
能であり、また精白室には精白に必要な適度の圧迫度が
残っているので、起動時の精白度も適性化できる。特
に、摩擦系圧力式籾搗き精米機に適用した場合には、起
動時にそのまま籾が排出されてしまう不都合を回避でき
る。
【0038】 本発明の第2の手段においては、開放
手動操作により穀粒の落とし込みを許容する穀粒落とし
込み遮断手段を用い、この穀粒落とし込み遮断手段を、
シャッタ,シャッタ手動操作部材,シャッタ・ラッチ機
構,ラッチ解除手段で構成したものであるから、シャッ
タ手動操作部材を手動操作してシャッタをバネ付勢に抗
して開放させると、そのシャッタ板はシャッタ・ラッチ
機構でラッチされるため、その間はシャッタの開放保持
に駆動エネルギーを全く消費しない。しかもラッチ解除
手段を瞬間的に起動する際にのみ駆動エネルギーが僅か
に消費されるだけであるので、小型のラッチ解除手段の
使用で済むと共に、節電型の精米機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る摩擦系圧力式籾搗き精米
機の籾搗き精白機構を示す縦断面図である。
【図2】(a)は同籾搗き精白機構に用いる中空ロール
の外筒ロールを示す正面図、(b)はその縦断面図、
(c)はその横断面図である。
【図3】同摩擦系圧力式籾搗き精米機のシャッタ・ラッ
チ機構を示す平面図である。
【図4】同シャッタ・ラッチ機構の側面図である。
【図5】同摩擦系圧力式籾搗き精米機の駆動制御系の構
成を示すブロック図である。
【図6】本出願人が先に開示した特願平6−91164
号の摩擦系圧力式精米機の精白機構を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6のA−A線で切断した状態を示す断面図で
ある。
【図8】同従来例の摩擦系圧力式精米機の駆動制御系の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
50…籾搗き精米機 52…本体ハウジング 52a…外気連通室 53…回転軸 53a…中実軸 53b…端部 54…軸受 55…主プーリ 56…中空ロール 57…内筒軸 57a…中空孔 57b…空気流入口 57c…空気流出口 58…外筒ロール 58a…送りロール部分 58b…籾搗き精白ロール部分 59…ロールナット a…ねじ山 b…突条 c…空気流出スリット 6…穀粒タンク 6a…穀粒取込み口 6b…穀粒落とし口 67…除糠網(除糠多孔壁) 78…精白室 78a…出口開口 79…吸気室 89…圧迫板(抵抗板) 91…コイルスプリング 92…白度ダイヤル(調圧ダイヤル) 93…出口樋 21…タイマー設定機構 22…タイマー回路 23…モータ駆動回路(ドライバ) 24…主モータ 130…停止遅延型モータ駆動制御回路 31…モータ駆動回路 132…モータ負荷検出回路 140…穀粒落とし込み遮断装置 141…コイルスプリング 142…シャッタ板 142a…遮蔽板部 142b…開口部 143…シャッタ板手動操作ロッド 144…シャッタ・ラッチ機構 144a…切り欠き 144b…プランジャー先端折曲部 145…ラッチ解除機構 145a…電磁ソレノイド・プランジャー 145b…コイルスプリング 145c…プランジャー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除糠多孔壁で囲まれた精白室内の穀粒を
    精白ロールの回転で籾殻又は糠を取り除く精白機構と、
    前記精白室側へ前記穀粒を落とし込む穀粒タンクと、前
    記精白ロールを回転駆動する電動モータと、前記電動モ
    ータの駆動時間を時限するモータ駆動時限手段と、を有
    する摩擦系圧力式精米機において、穀粒落とし込み口の
    開放手動操作により前記穀粒の落とし込みを許容し、モ
    ータ駆動停止の操作又はモータ駆動時限手段の時限終期
    の到来を契機に前記穀粒落とし込み口を遮断する穀粒落
    とし込み遮断手段と、前記開放手動操作又は前記モータ
    駆動時限手段の時限始期を契機に前記電動モータを駆動
    制御すると共に、モータ駆動停止の操作又は前記モータ
    駆動時限手段の時限終期の到来の際に前記電動モータの
    駆動負荷の値を検出してその値が所定閾値以下に降下し
    た後に前記電動モータの駆動を停止制御させる停止遅延
    型モータ駆動制御手段と、を有して成ることを特徴とす
    る摩擦系圧力式精米機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の摩擦系圧力式精米機に
    おいて、前記停止遅延型モータ駆動制御手段は、駆動制
    御信号により前記電動モータを駆動するモータ駆動回路
    と、前記開放手動操作又は前記モータ駆動時限手段の時
    限始期を契機に前記駆動制御信号を送出すると共に、前
    記モータ駆動停止の操作又は前記モータ駆動時限手段の
    時限終期の到来の際に前記電動モータの駆動負荷の値が
    所定閾値以下になることを検出し前記駆動制御信号の前
    記モータ駆動回路への送出を停止させるモータ負荷検出
    手段とを有して成ることを特徴とする摩擦系圧力式精米
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の摩擦系圧
    力式精米機において、前記穀粒落とし込み遮断手段は、
    前記穀粒落とし込み口を開閉可能で閉塞方向にバネ付勢
    されたシャッタと、前記開放手動操作により前記シャッ
    タをバネ付勢に抗して開放するシャッタ手動操作部材
    と、前記シャッタ板の開放状態をラッチするシャッタ・
    ラッチ機構と、前記モータ駆動停止の操作又は前記モー
    タ駆動時限手段の時限終期の到来を契機に起動して前記
    シャッタ・ラッチ機構のラッチ状態を解除するラッチ解
    除手段とを有して成ることを特徴とする摩擦系圧力式精
    米機。
  4. 【請求項4】 除糠多孔壁で囲まれた精白室内の穀粒を
    精白ロールの回転で籾殻又は糠を取り除く精白機構と、
    前記精白室側へ前記穀粒を落とし込む穀粒タンクと、前
    記精白ロールを回転駆動する電動モータと、前記電動モ
    ータの駆動時間を時限するモータ駆動時限手段と、を有
    する摩擦系圧力式精米機において、穀粒落とし込み口の
    開放手動操作により前記穀粒の落とし込みを許容し、モ
    ータ駆動停止の操作又はモータ駆動時限手段の時限終期
    の到来を契機に前記穀粒の落とし込みを遮断する穀粒落
    とし込み遮断手段を備えており、前記穀粒落とし込み遮
    断手段は、前記穀粒落とし込み口を開閉可能で閉塞方向
    にバネ付勢されたシャッタと、前記開放手動操作により
    前記シャッタをバネ付勢に抗して開放するシャッタ手動
    操作部材と、前記シャッタの開放状態をラッチするシャ
    ッタ・ラッチ機構と、前記モータ駆動停止の操作又は前
    記モータ駆動時限手段の時限終期の到来を契機に起動し
    て前記シャッタ・ラッチ機構のラッチ状態を解除するラ
    ッチ解除手段とを有して成ることを特徴とする摩擦系圧
    力式精米機。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の摩擦系圧
    力式精米機において、前記シャッタ・ラッチ解除駆動手
    段は電磁ソレノイド・プランジャーであることを特徴と
    する摩擦系圧力式精米機。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれか一に記
    載の摩擦系圧力式精米機において、前記シャッタの開放
    状態を検出する開放検出センサを有して成ることを特徴
    とする摩擦系圧力式精米機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103495447A (zh) * 2013-10-17 2014-01-08 西安鑫谷玉米制品有限公司 玉米脱皮脱胚机的自动反馈调节系统
JP2014113523A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Marumasu Kikai Kk 精米機の搗精部
KR101540087B1 (ko) * 2014-10-23 2015-07-30 (주) 한사 가정용 도정장치

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