JPH08299528A - スキー板上に靴を保持するための要素 - Google Patents

スキー板上に靴を保持するための要素

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JPH08299528A
JPH08299528A JP8105235A JP10523596A JPH08299528A JP H08299528 A JPH08299528 A JP H08299528A JP 8105235 A JP8105235 A JP 8105235A JP 10523596 A JP10523596 A JP 10523596A JP H08299528 A JPH08299528 A JP H08299528A
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JP
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tie rod
head
shoe
holding
wing
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JP8105235A
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Christian Challande
シャランド クリスチャン
Pierre Desarmaux
デザルモ ピエール
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、2の別個の保持部材を含む、スキ
ー板上にスキー靴を保持するための要素を提供する。 【解決手段】 各保持部材は、接続用の主タイロッド1
2の頭部16に働く突出部7aを介してばね11に接続
される。この保持要素は、副タイロッド23を介して翼
突出部7aに接続される副ばね22と該副タイロッド2
3の可動部材とを有して、0と2の間にある数の翼突出
部7aと係合して該タイロッド12を任意に移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スキーヤーの靴をスキー板(特
にあるペンスキー板)上に支承状態で保持し、かつ過度
の外力がかかる場合、その靴を解放するために設けられ
る保持要素に関する。
【0002】本発明はまた、スキーヤーが履く左右一対
の靴に組み付けられる2の保持要素のセットに関する。
【0003】アルペンスキーの場合、靴の前・後部のへ
り金(embout)を留める前部締め具と後部締め具要素を
介して、靴をスキー板に支承状態で保持すること走られ
ている。これら2の締め具要素は、ボディ(締め具本
体)に担持される顎部を含む。この顎部は、靴の移動を
妨げるばねの復元力に抗して靴の外力に対応して動く。
【0004】ばねの硬さは、靴が一定の外力閾値を超え
る外力に対して締め具要素から外れるように調節可能で
ある。この閾値は普通開放閾値と呼ばれる。
【0005】市場に出廻っている各種締め具要素を靴に
使用できるように、靴の前・後部のへり金は標準化され
ている。標準化システムISOによる現行規格はISO
基準5355である。締め具要素の方はと言えば、靴の
規格領域と適合し得るように、また、所定の解放値で靴
が外れるように案出されている。
【0006】靴の前方は、2の側方保持部材から成る顎
部を有する前部締め具によって保持される。2の側方保
持部材はその動きが各々独立しているか、または一体で
ある。顎部は、スキーヤーの脚部に対して掛かるねじれ
外力の結果として、少なくとも足の内側または外側へ向
けて側方に動く。顎部が2の保持部材を有する場合、各
保持部材は所定の方向(実際は保持要素の外側方向)へ
動く。現行の締め具は、足の内側へも、一般に同等の解
放閾値を有する。
【0007】ところで、ねじれ転倒のときに外力を受け
るスキーヤーの膝は、足が外側へ回転するときよりも内
側へ回転するときに生じる脚部のねじれに弱いことが知
られている。
【0008】その点を考慮して提案されたのが、顎の揺
れ動く方向によって異なる解放閾値を示す締め具要素で
ある。このような締め具要素は、例えば、フランス特許
第1503847号、第1503848号、第1503
849号各明細書に、あるいはまたドイツ公開特許出願
第1807074号明細書に記載されている。
【0009】この種の装置の大きな欠点は、締め具要素
が非対称な構成となっていること、および、そのため
に、靴とスキーを対(つい)にする必要があること(す
なわち、左右のスキー板が見分けられるようにして、ス
キーヤーが特に右の靴に右スキー板を、左の靴に左スキ
ー板を履かせるようにしなければならないこと)であ
る。実際には、これら2のスキー板を逆にすること(例
えば、右の靴に左スキー板を履かせることも)できる。
その場合、締め具を解放する非対称効果は逆に働き、そ
れを直すにはこれら2のスキー板を交換するしかない。
【0010】本発明が提起する問題は、既存の保持要素
の機能モードを改善することである。その内容は特に、
保持要素に非対称の解放閾値を与え、非対称解放閾値に
よるこのような保持要素の機能を改良することである。
【0011】本発明によると、この問題は、靴が外れる
2方向について解放閾値を同一とするか、またはいずれ
か一方向の解放閾値を小さくするかに応じて、保持要素
の異なる機能モードを選べる効果的で、かつ費用のかか
らない、簡単な選択機構を、顎部の弾性機構に組み込む
ことにより解決される。この選択は手動でも自動でも行
えるようにする。
【0012】本発明による保持要素は、靴を係留するた
めに設けられ、かつ本体に担持される2の保持部材と、
該本体を担持する台座と、本体内に収容される保持部材
の戻しばねと、この保持部材をばねに連結する連結用タ
イロッドとを含み、このタイロッドはヘッドを有し、そ
のヘッドに対しては各保持部材が突出部を介して支承力
を及ぼし、各保持部材は所定の方向に可動で、ばねが及
ぼす復元力に抗してタイロッドを保持部材とともに駆動
する。この保持要素の特徴とするところは、副タイロッ
ドを介して翼突出部に接続される副ばねと、この副タイ
ロッドが0と2の間にある数の翼突出部と係合する異な
る諸位置のいずれか1に副タイロッドを導くための副タ
イロッド可動部材を有することである。このようにし
て、保持要素は対称的に構成され、かつ翼の解放閾値
は、動く方向によって非対称とすることができる。
【0013】本発明は、以下の記載とその不可欠な一部
分を成す添付の図面を参照することによってよりよく理
解できるであろう
【0014】図1は台座3に支えられたボディー(本
体)2を有する保持要素1を示す。台座3は、何等か適
宜な手段(例えば、ねじ)によってスキー板に、場合に
よってはインターフェース板に接合されるようになって
いる。
【0015】台座は支承板4を介して後方へ伸び出てお
り、この支承板は靴底を受けるためのものである。
【0016】ボディー自体は靴の前端を保持するための
顎部を担持する。図示の実施態様において、保持用顎部
は2の側方保持翼6、7を有する。この翼部は靴の側方
保持を保証する。
【0017】顎部はまた、靴底押さえにより上方へ垂直
方向に沿って靴を保持する。図示の実施態様において、
靴底押さえは翼部6、7の各々とに連結されるそれぞれ
6cと7cの2部分から成る。
【0018】翼部6、7は独立しており、それぞれがボ
ディー2に担持されるほぼ垂直の軸8、9を中心にヒン
ジ連結される。
【0019】これら翼部6、7は翼突出部6a、7aを
介してそのヒンジ連結軸を超えて伸び出ている。翼部
6、7は、ボディーに収容されるばね11により静止位
置へ引き戻される。該翼部はタイロッド12を介してば
ねに接続される。ばねの後端はボディーの内壁13に対
して支承状態にあり、またその前端がタイロッドの端部
にねじ止めされるストッパー14に支承される。ストッ
パーはばねの初期圧縮を調節できる。
【0020】タイロッドは、ばねと内壁13を横断する
細長い部分15を有し、翼突出部側でヘッド16により
終端する。翼突出部6a、7aは各々がタイロッドのヘ
ッドと係合する。
【0021】このようにして、いずれか1の翼部が外側
へ回転すると、タイロッドの後方移動とばねの圧縮が生
じる。翼の開きが所定の値に達すると、所定のばね圧縮
行程が生じて靴は外れる。ただし、本発明はこの構造だ
けに限られるのでなく、特にタイロッドとばねの接続は
これと異なる場合があり得よう。
【0022】図1に示す保持要素は第2の翼部戻し箇所
を有する。この第二の箇所は後方に副内壁21を有する
副ベースプレート20を含み、この副内壁に対して副ば
ね22が支承状態にある。副ばねのもう一方の端は副タ
イロッド23の端に押圧される。この副タイロッドはば
ねの全長と副内壁21を横断し、後方においてヘッド2
4により終わっている。翼部6、7は副突出部6b、7
bを有し、これら突出部はヘッド24と係合するように
なっている。ヘッド24は突出部6bと7b間の隔たり
にほぼ一致する幅を有し、その結果、副タイロッドが中
央位置にあるとき、各突出部がヘッドの側縁に押し付け
られるようになる。図示の実施態様において、副ばねと
副タイロッドは主ばねタイロッド12の上方にある。こ
の構造は限定的なものではなく、副ばねと副タイロッド
を台座3へ向けて下部に位置させてもよかろう。そのう
え、副突出部6b、7bは突出部6a、7aと別になっ
ているが、これも限定的なものではない。これら副突出
部6b、7bを突出部6a、7aトモノブロック状に連
結させてもかまわないだろう。さらに、副突出部は、翼
部の回転軸8、9からの長さが、必ずしも突出部6a、
7aと同じとは限らない。長さは等しくても、より長く
ても、より短くてもかまわないが、そのことは副ばねに
外力をかける翼部のレバーアームに影響してくる。
【0023】好ましくは、静止状態において、すなわち
靴がないとき、副タイロッドのヘッド24と翼部の副突
出部6b、7bの間に僅かな遊びが存在する。そのため
には、例えば、ベースプレート20と一体の突起部材2
5が、ばね22がタイロッド23を引き戻す方向に、該
タイロッドのためのスラストとなる。この遊びの理由は
後で明らかにする。
【0024】また、好ましい実施態様によると、タイロ
ッドのヘッド24は、2の翼突出部6a、7aの端に向
かい合う副突出部6b、7bと共働するように作られる
窪み24a、24bを有する。さらに24aと24bの
内側辺りに2のくぼみ24cと24dを配置する。
【0025】副タイロッドを担持する副ベースプレート
20は、ボディー2内に支えられて前方に位置する垂直
方向枢軸(ピボット)30を中心として揺動するように
取り付けられる。例えば、図に示すように、ボディー
(本体)内の副ベースプレートの収納部は、はめ込み内
壁31により上方への境界となっており、またピボット
30は一部が内壁31により、また一部がボディーの残
余部分により担持される。
【0026】ベースプレートは3つの安定した位置を占
めることができる。1つは図6にと雌中央位置であり、
この位置では副突出部がそれぞれくぼみ24aと24b
と向かい合っている。後はこの中央位置の両側の偏心位
置であり、これらの位置では突出部の1つだけがくぼみ
24cまたは24dの真向かいにあり、もう一方の突出
部はタイロッドのヘッドの埒外にある。図7は偏心位置
のうちの1つにあるベースプレートを示す。この位置で
突出部7bはくぼみ24dの真向かいにあり、突出部6
bはタイロッドのヘッド24からずれて、そのためにヘ
ッドとは係合しなくなる。
【0027】以上の記述から、副ベースプレート20が
中心位置にあるとき、翼のそれぞれは回転すると主タイ
ロッド15と同時に副タイロッド23を連動させること
がわかる。靴が外れるのは翼が一定の開きに達したとき
である。この開きは2つのタイロッドの一定の行程に相
当する。この行程に達するには、靴が2つのばね11と
22の加算回復力に勝らなければならないだろう。
【0028】偏心位置、例えば図7に示す位置では、翼
6が主タイロッドしか連動しないのに、翼7は1つの回
転で2つのタイロッドを連動する。すなわち偏心位置で
は、副タイロッド23は翼7とだけ係合し、翼6とは係
合しない。靴が翼6から外れるには、靴は主ばねだけの
復元力に勝ればよいだろう。この翼6の解放閾値はもう
一方の翼の解放閾値を下回る。言うまでもなく、もう1
つの偏心位置では、副タイロッドと係合するのは翼6で
あり、翼7ではない。
【0029】靴がない静止状態で副タイロッドのヘッド
が翼突出部6bと7bの僅か後方に位置するのが好まし
い。それは、靴をはめ込んだときに翼が主タイロッド1
5のみを移動させて僅かに開くようにするためである。
この1回目の翼を開く動きは、靴のへり金の幅の製作公
差に固定装置を合わせることになる。他のあらゆる適切
な手段、例えば手動調節でもこれを行うことができる。
この変位量のもう1つの長所は、靴が不在のときもはめ
込まれた後でも、ベースプレートが、ばねの圧縮を変え
ないで、自由に揺れ動けることである。そのために、ベ
ースプレートを3つの位置のいずれかへ旋回させるのに
ごく僅かの応力で足りる。
【0030】このようにして固定装置は対称的に組み立
てられ、2つの翼に解放閾値で、または解放閾値に差を
付けて、ということは一方の翼の解放閾値をより小さく
して、この固定装置を使用することができる。
【0031】以上記述したような、それぞれが各靴の前
部を留めるように作られた2つの固定装置から成る固定
装置一式では、それらの固定装置が並んでいるとき、足
がもう片方の足の方へ回転して生じる左右脚部のねじれ
に際して靴がたやすく外れるようにするには、外側の2
つの翼の解放閾値を内側の2つの翼より低く調節してお
くことが有利である。つまり、こうしたねじれに対して
は膝は損傷を受けやすいからである。
【0032】副ベースプレート20の揺れの動きを操作
するように考案された手段は、ボディーの上面に、もっ
と正確に言うと隔壁31の上面に取り付けられた回転式
操縦ボタン33として図面に表示されている。ボタンは
隔壁31を貫く垂直軸34により支えられる。垂直軸は
隔壁下方へ延び水平棹35へ続く。水平棹は最後部分が
フォーク状になっている。フォークはベースプレート2
0と一体の指状突起36を挟む。ボタンを回転させる
と、それとともにベースプレートの揺れが生じて3つの
機能位置のいずれかへ動く。そのほかに、ベースプレー
トの3つの位置のそれぞれをしっかり位置付けるために
何らかの適切な手段を考案することができる。
【0033】図9と図10はこれらの操縦手段の変形版
を示したものである。この変形版によると、靴39は前
方に、靴のシェルの厚さに埋め込まれる例えば磁力のイ
ンサート40を有する。このインサートは右靴と左靴で
違った方向づけ、または位置づけとなる。固定装置側で
インサートは適切なセンサー42、例えばホール効果セ
ンサーに識別され、このセンサーは処理装置43へ情報
を伝える。処理装置は減衰器付きモーター44の回転を
制御する。モーターのターミナル軸は、上記で説明し
た、ベースプレート20と一体の指状突起36の操作棹
45となる。
【0034】その他の操縦手段も当然用いることができ
る。例えば図9aに示すように、2つの電磁石46と4
7をベースプレート20の両方にそれぞれ配置する。各
電磁石は偏心位置のいずれか一方へベースプレートを押
しやる。
【0035】図11は本発明の別の変形実施態様を示
す。この変形態様によると、副タイロッド50が有する
ヘッド51は、靴がない静止状態のとき翼56と57の
副突出部56bと57bから解放されている。副タイロ
ッドは、一方の端がボディーの内壁に押し付けられてい
る副ばね52に働きかける。前述の事例と同じように、
翼56と57は、主タイロッド53と係合する突出部5
6aと56bを有する。図に示した実施方法では、突出
部56aと56b、57aと57bは延長しつながって
いる。これら突出部は区切られていてもよいだろう。
【0036】この事例では、突出部56bと57bのい
ずれかへかみ合わせるために、タイロッドのヘッドが旋
回するように取り付けられており、タイロッドとその支
持台のベースプレートの方は揺れ動くように取り付けら
れていない。有利な事例では、タイロッドが主に長い心
棒58とヘッド51から成るか、あるいはヘッドと心棒
の軸を中心に旋回するように組み立てられるか、あるい
はヘッドのみが心棒の軸を中心として、心棒に対して旋
回するように組み立てられるか、である。タイロッドの
心棒にはめ込め座金がついているが、その座金は、ボデ
ィー内壁に突き当たる状態で、靴不在のときに副タイロ
ッドの心棒を突出部より後方へずれた位置に置く役目を
果たしている。当然、その他の適切などんな構造を用い
てもかまわない。
【0037】図に示した実施方法では、ヘッドの回転が
ボディー上面に位置する旋回ボタン60により操縦され
る。ボタンは、ボディー内壁を貫き水平棹に続く垂直軸
に支えられる。水平棹は、ヘッドに支えられる2つの歯
62aと62bの間に達している。
【0038】タイロッドのヘッドが突出部56bと57
bから外れる状態で、ボタンは中央位置にあるが、この
位置は固定装置の対称面に規定された縦方向の一直線上
にある。このとき翼それぞれの解放閾値は同一であり、
この閾値は主ばね54により決定される。ボタンはこの
中央位置の両側のいずれかに旋回し、タイロッドのヘッ
ドを副突出部のいずれかと係合する位置へ連動する。そ
こで図13は突出部57bと係合するタイロッドのヘッ
ド51を示す。このような位置で、翼56の解放閾値は
変わらない。一方、翼57の閾値は副ばねの硬さにより
決定された値だけ増加する。
【0039】前述の事例のように、ボタン以外の操作手
段を用いてもかまわないだろう。
【0040】本発明はこれまで記述または言及した実施
方法に限定されるわけではなく、その他これに同等のも
のや変形版を採用してかまわないだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特定の一実施態様による保持要素を示
す側面図である。
【図2】図1の保持要素の上面図である。
【図3】図1と図2の保持要素を示す一部水平縦断面上
面図である。
【図4】保持要素を示す一部断面背面図である。
【図5】図3に示す断面に沿って見た保持要素の一部縦
断面側面図である。
【図6】保持要素の機能を示す副タイロッドの箇所の概
略上面図である。
【図7】保持要素の機能を示す副タイロッドの箇所の概
略上面図である。
【図8】副タイロッドの操作ボタンを示す斜視図であ
る。
【図9a】副タイロッドの別の操作を示す斜視図であ
る。
【図9b】副タイロッドの操作の一変形実施態様を示す
要部斜視図である。
【図10】図9aに示す操作装置を備えた保持要素の一
部断面側面図である。
【図11】本発明の別の実施態様を採用した保持要素の
一部断面側面図である。
【図12】図11の保持要素の機能を示す背面図であ
る。
【図13】図11の保持要素の機能を示す背面図であ
る。
【符号の説明】
6、7、56、57 側方保持翼 6a、7a 翼突出部 6b、7b、56b、57b 副突出部 11、54 ばね 12、53 タイロッド 20 ベースプレート(プラティン) 21 副内壁部 22、52 副ばね 23、50 副タイロッド 24、51 ヘッド部 24a、24b、24c、24d くぼみ部 30 垂直方向枢軸(ピボット) 58 長いロッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる2方向に沿って靴を解放するため
    に設けられる、スキー板上に靴を保持する要素であっ
    て、本体により担持される、靴保持のための2の保持部
    材(6,7,56,57)と、前記本体を担持する台座
    と、前記本体内に収容される前記保持部材を復帰させる
    ための主ばね(11,54)と、前記ばねに前記保持部
    材を接続する連結用主タイロッド(12,53)とを含
    み、前記タイロッドは頭部を有し、前記頭部に対しては
    各保持部材が突出部を介して支承力を及ぼし、前記保持
    部材は所定の方向に可動で、前記ばねによって加えられ
    る戻し力に抗して前記タイロッドを前記保持部材ととも
    に駆動するものにおいて、 前記保持用要素が、副タイロッド(23,50)を介し
    て翼突出部に連結される副ばね(22,52)と前記副
    タイロッドの可動部材とを有し、0と2の間にある数の
    翼突出部と係合して前記タイロッドを任意に移動させる
    ことを特徴とするスキー板上に靴を保持するための要
    素。
  2. 【請求項2】 前記可動部材が、少なくとも3の位置間
    で、前記翼突出部(6b,7b)から離れた端部を中心
    として、揺動可能に取り付けられるタイロッド(23)
    それ自体であり、前記位置は、前記副タイロッドの頭部
    (24)が前記2の翼突出部と両側で係合する中央位置
    と、前記タイロッドが前記2の突出部の1のみと係合す
    る側方位置であることを特徴とする請求項1による保持
    要素。
  3. 【請求項3】 前記副タイロッド(23)が、枢動軸
    (30)を中心として揺動可能に取り付けられるベース
    プレート(21)によって担持されることを特徴とする
    請求項2による保持要素。
  4. 【請求項4】 休止位置において、前記副タイロッドの
    頭部(24)が、前記翼突出部(6b、7b)から後方
    へ外れることを特徴とする請求項2による保持要素。
  5. 【請求項5】 前記副タイロッドの頭部が、前記翼突出
    部(6a,7a)と共働するようになっている窪み部
    (24a,24b,24c,24d)を有することを特
    徴とする請求項2による保持要素。
  6. 【請求項6】 前記可動部材が前記タイロッド(50)
    の頭部(51)であり、前記頭部は、前記タイロッドの
    ロッド部(58)により画定される長手方向軸を中心と
    して枢動可能に取り付けられ、かつ前記ロッドの頭部
    (51)が前記翼突出部(56b,57b)から外れる
    位置、あるいは該頭部が前記翼突出部(56b,57
    b)の一方または他方と係合する位置の1つを取ること
    ができることを特徴とする請求項1による保持要素。
  7. 【請求項7】 各スキー板に組み付けるようになってい
    る、請求項1ないし6のいずれか1による左右同一の保
    持要素を有することを特徴とする、2のスキー板に対し
    てスキー靴を支承保持し、かつ過度の外力が加わる場合
    には、靴の一方または他方、および両方を解放するよう
    に構成した保持要素のユニット。
JP8105235A 1995-04-28 1996-04-25 スキー板上に靴を保持するための要素 Withdrawn JPH08299528A (ja)

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FR2777200A1 (fr) 1998-04-14 1999-10-15 Gilles Passedat Interface de securite entre un mecanisme de fixation d'une chaussure sur une planche de glisse et une planche de glisse
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