JPH08299517A - シミュレーター - Google Patents

シミュレーター

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JPH08299517A
JPH08299517A JP13846495A JP13846495A JPH08299517A JP H08299517 A JPH08299517 A JP H08299517A JP 13846495 A JP13846495 A JP 13846495A JP 13846495 A JP13846495 A JP 13846495A JP H08299517 A JPH08299517 A JP H08299517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
human body
person
held
human
Prior art date
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Pending
Application number
JP13846495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Tento
久 天藤
Yukiko Kuwayama
裕紀子 桑山
Hidefumi Saito
英文 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP13846495A priority Critical patent/JPH08299517A/ja
Publication of JPH08299517A publication Critical patent/JPH08299517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】レール2に案内されて走行する台車3に人体保
持手段21が設けられ、その人体保持手段21により保
持された人間22に視認される画像を表示手段23によ
り表示する。 【効果】ジャンプや滑走等のスキー、パラグライダー、
スノーボード等を実際に体験しているかのような爽快感
等の感覚を、一般人でも危険を伴うことなく味わうこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシミュレーターに関し、
特に、滑走やジャンプ等を含むスキー、パラグライダ
ー、スノーボード等の斜面や空間を滑り降りて行く各種
スポーツを、実際に体験しているかのようにシミュレー
ションするのに適するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から仮想現実感(VR)を利用した
スキーの練習機はあった。これは、練習者の頭部に装着
される頭部装着型表示装置(HMD)と、その練習者の
載る板と、その板を揺動させるアクチュエータとを備
え、その頭部装着型表示装置によりスキーを行う場合の
画像を練習者に視認させ、その板にスキーを行う場合の
傾斜を与えることで、あたかも滑走しているような風景
と重力の変化を練習者に感じさせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキーの練習機
は、実際のスキーを行った場合の体の動きを体験するこ
とはできるが、実際に斜面を滑り落ちる爽快感等の感覚
を得ることはできなかった。また、スキーのジャンプの
ように空中に飛び出す感覚は、危険を伴うために一般人
では体験できるチャンスは少なかった。
【0004】本発明は、上記課題を解決することのでき
るシミュレーターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシミュレーター
は、レールと、このレールに案内されて走行する台車
と、この台車に設けられる人体保持手段と、この人体保
持手段により保持された人間に視認される画像を表示す
る表示手段とを備えることを特徴とする。
【0006】そのレールは傾斜を有し、その台車は重力
により滑走するのが好ましい。その傾斜の勾配は、例え
ばスキーの滑走やジャンプ等のシミュレーションを行う
場合、その滑走面や助走面等の斜面の勾配に相当するも
のとするのが良い。その表示手段としては、その人体保
持手段に保持された人間の頭部に被せるように取り付け
られ、その人間に視認可能に画像を再生可能な頭部装着
型表示装置を用いるのが好ましい。
【0007】
【発明の作用および効果】本発明のシミュレーターによ
れば、レールに沿って台車を走行させることで、その台
車に保持された人間に斜面を滑り落ちる感覚や空中に飛
び出す感覚を与えることができ、その感覚の付与に対応
して実際に風景が走るのと同等の画像を視認させること
ができる。これにより、ジャンプや滑走等のスキー、パ
ラグライダー、スノーボード等を実際に体験しているか
のような爽快感等の感覚を、一般人でも危険を伴うこと
なく味わうことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1に示すシミュレーター1は、スキーを
実際に体験しているかのようにシミュレーションするた
めのものであり、レール2と、このレール2に案内され
て走行する台車3とを有する。そのレール2は、図2に
示すようにフランジ2aとウェブ2bとを有する横断面
T字形で、支柱(図示省略)によって支持される。その
レール2は、後方(図1において左方)の台車スタート
位置よりも前方の終点位置の方が低くされ、また、部分
的に前方に向かうに従い上方に向かう部分を有するよう
に傾斜し、その傾斜の勾配は、スキーの滑走やジャンプ
等の滑走面や助走面等の斜面の勾配に相当するものとさ
れる。
【0010】その台車3は、レール2の前後長手方向に
間隔をおいて配置される一対の支持部材4、5を有す
る。各支持部材4、5は、そのレール2の両側方に対向
する側壁4a、5aと、各側壁4a、5aの下端を連結
する底壁4b、5bとを有し、各側壁4a、5aの上部
に左右横軸中心に回転可能に取り付けられた支持輪6、
7を介して、レール2の上端の走行面により吊り持ち状
に支持されている。また、各支持部材4、5は、各側壁
4a、5aから内方への突出部を有し、各突出部に縦軸
中心に回転可能に取り付けられたガイド輪8、9を介し
て、レール2のウェブ2bにより案内される。これによ
り、その台車3はレール2に案内されて重力により滑走
可能とされている。なお、その台車3はスタート位置に
おいてレール2に取り付けられたストッパー(図示省
略)に当接し、そのストッパーとの当接解除により滑走
を開始する。また、レール2の勾配は終端近傍で小さく
され、その終端に台車3の滑走を阻止するストッパー
(図示省略)が設けられる。なお、レール2の終端に至
った台車3は、例えば電動ホイスト等を用いて巻き上げ
るようにするのが良い。
【0011】その前方の支持部材4と後方の支持部材5
とは左右一対の伸縮部材10により連結されている。各
伸縮部材10は、前方の支持部材4に支持輪6と同軸中
心に回転可能に取り付けられた雄部材10aと、後方の
支持部材5に支持輪7と同軸中心に回転可能に取り付け
られた雌部材10bとを有する。各雄部材10aに雌部
材10bが挿入され、各部材10a、10bの外周に形
成されたツバの間に介在する圧縮コイルバネ11が設け
られている。
【0012】その前方の支持部材4の下部に、ゴム製の
緩衝材15を介して人体支持部材として第1マスト16
が支持輪6、7と平行な横軸中心に相対揺動可能に連結
されている。その第1マスト16は、上下間において屈
曲する側面視く字形状とされている。後方の支持部材5
の下部に、ゴム製の緩衝材17を介して真直な人体支持
部材として第2マスト18が支持輪6、7と平行な横軸
中心に相対揺動可能に連結されている。その第1マスト
16の上下中間部と第2マスト18の上下中間部とは支
持輪6、7と平行な横軸19中心に相対揺動可能に連結
されている。その第1マスト16と第2マスト18の各
下端部に足場部材20が支持輪6、7と平行な横軸2
8、29中心に相対揺動可能に連結されている。
【0013】その第1マスト16に、人体保持用ベルト
21と、このベルト21により胸部を保持された人間2
2に視認される画像を表示する頭部装着型表示装置23
と、そのベルト21により保持された人間22の背中の
クッション24とが取り付けられている。その足場部材
20に、その人間22の足を固定するための環状の固定
具20aが取り付けられている。
【0014】その頭部装着型表示装置23は、そのベル
ト21により保持された人間22の頭部に装着されるヘ
ルメット状の保持部25と、その保持部25に保持され
る液晶表示器等の表示装置26と、そのクッション24
に内蔵される8mmビデオデッキ等の画像ソース27と
を有する。その画像ソース27に接続されるホール素子
などの磁気センサ31が前方の支持部材4に組み込ま
れ、そのレール2に磁石32が取り付けられ、そのセン
サ31は台車3の移動開始により磁石32を検知する
と、画像ソース27に画像信号の送信開始の指示信号を
発信する。その表示装置26は画像ソース27から送ら
れる画像信号に基づき、その人間22により視認可能に
画像を再生する。
【0015】また、前方の支持部材4と後方の支持部材
5とは左右一対の揺動部材12により連結されている。
各揺動部材12は、前方の支持部材4に支持輪6と同軸
中心に回転可能に取り付けられた第1部材12aと、後
方の支持部材5に支持輪7と同軸中心に回転可能に取り
付けられた第2部材12bとを有する。各第1部材12
aと第2部材12bとは、支持輪6、7と平行な横軸1
3中心に相対揺動可能に連結され、その横軸13中心に
回転可能に転動輪14が取り付けられている。その転動
輪14は、前記バネ11の弾力によりレール2のウェブ
2bの下面に押し付けられている。
【0016】そのレール2の上下方向寸法Lは、レール
2の長手方向に関し不均一とされている。その上下方向
寸法Lが大きくなると転動輪14が図1において2点鎖
線で示すようにレール2の走行面に対し下方移動するた
め、一方の支持部材4と他方の支持部材5との間隔が小
さくなり、その結果、第1マスト16は図1において2
点鎖線で示すように上部が後方に向かい傾斜し、足場部
材20は前部が上方に向かい傾斜する。また、その上下
方向寸法Lが小さくなると転動輪14がレール2の走行
面に対し上方移動するため、一方の支持部材4と他方の
支持部材5との間隔が大きくなり、その結果、第1マス
ト16は上部が前方に向かい傾斜し、足場部材20は前
部が下方に向かい傾斜する。すなわち、そのレール2の
下面はカム面とされ、その転動輪14はカムフォロアと
され、これにより、そのベルト21により保持された人
間22の姿勢の前傾の程度を、台車3の走行位置に応じ
て変化させ、且つ、その姿勢に応じた脚の動きを付与す
ることができる。
【0017】上記シミュレーター1によれば、レール2
に沿って台車を走行させることで、その台車3に保持さ
れた人間22に、斜面を滑り落ちる感覚や空中に飛び出
す感覚を与えることができ、その感覚の付与に対応して
実際に風景が走るのと同等の画像を視認させることがで
きる。これにより、その人間22はジャンプや滑走等の
スキーを実際に体験しているかのような爽快感等の感覚
を危険を伴うことなく味わうことができる。さらに、そ
の人間22の姿勢の前傾の程度は、台車3の走行位置に
応じて変化し、且つ、その姿勢に応じて脚の動きの付与
されるので、より、現実に近い感覚を味わうことができ
る。
【0018】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、人間22を保持する方法は上記のように胸
部を保持するベルト21に限らず、例えば、胴の部分を
剛性の大きな部材で保持し、足の固定具としてブーツ状
のものを用いてもよい。また、第1マスト16と足場部
材20との接続を解除し、第2マスト18と足場部材2
0とを一体化することで、その人間22の姿勢の前傾の
程度に応じて脚の動きを付与するようにしてもよい。ま
た、上記実施例では台車3をレール2により吊り下げ状
に保持したが、レールにより台車を載置状に支持するよ
うにしてもよい。また、上記実施例ではレール2を単一
の直線状としたが、往路用と復路用の2本の直線状レー
ルをスタート位置と終点位置とで連結するものや、環状
のレールであってスタート位置と終点位置とが同一のも
のとしてもよい。また、上記実施例では台車3を重力に
より滑走させたが、動力により走行させてもよい。ま
た、本発明をスキー以外のパラグライダーやスノーボー
ド等を実際に体験しているかのようにシミュレーション
するのに適用してもよい。
【0019】
【本発明の実施態様】本発明のシミュレーターにおい
て、その人体保持手段により保持された人間の姿勢の前
傾の程度が台車の走行位置に応じて変化するのが好まし
い。これにより、その人間はより現実に近い感覚を味わ
うことができる。この場合、その台車はレールの走行面
に前後長手方向に間隔をおいて支持されると共にバネを
介して連結された前後一対の支持部材と、そのレールの
走行面からの距離が長手方向に関し不均一になるように
レールに形成されたカム面と、そのバネの弾力によりカ
ム面に押し付けられるカムフォロアと、各支持部材に左
右横軸中心に相対揺動可能に連結された前後一対の人体
支持部材とを有し、その両人体支持部材は、その台車の
走行により左右横軸中心に相対揺動可能に連結されてい
るのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシミュレーターの側面図
【図2】本発明の実施例のシミュレーターの要部の断面
【符号の説明】
1 シミュレーター 2 レール 3 台車 21 人体保持用ベルト 22 人間 23 頭部装着型表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールと、このレールに案内されて走行
    する台車と、この台車に設けられる人体保持手段と、こ
    の人体保持手段により保持された人間に視認される画像
    を表示する表示手段とを備えるシミュレーター。
JP13846495A 1995-05-11 1995-05-11 シミュレーター Pending JPH08299517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13846495A JPH08299517A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 シミュレーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13846495A JPH08299517A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 シミュレーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08299517A true JPH08299517A (ja) 1996-11-19

Family

ID=15222652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13846495A Pending JPH08299517A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 シミュレーター

Country Status (1)

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JP (1) JPH08299517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502686A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 キム,ウィ,ソク モーションシミュレーター
WO2017209504A1 (ko) * 2016-05-31 2017-12-07 주식회사 위저드 다차원 시뮬레이터

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003502686A (ja) * 1999-06-11 2003-01-21 キム,ウィ,ソク モーションシミュレーター
WO2017209504A1 (ko) * 2016-05-31 2017-12-07 주식회사 위저드 다차원 시뮬레이터

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120