JPH08299181A - ケットル - Google Patents

ケットル

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JPH08299181A
JPH08299181A JP13746095A JP13746095A JPH08299181A JP H08299181 A JPH08299181 A JP H08299181A JP 13746095 A JP13746095 A JP 13746095A JP 13746095 A JP13746095 A JP 13746095A JP H08299181 A JPH08299181 A JP H08299181A
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JP
Japan
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handle
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kettle
rivet
stopper
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JP13746095A
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Takeshi Hasegawa
毅 長谷川
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Riken Light Metal Industry Co Ltd
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Riken Light Metal Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 見栄がよく、部品点数が少なく、しかも、持
手の回動抵抗を安定した形で維持させるケットルを提供
する。 【構成】 支持具(41)の座ぐり穴(42)にリベッ
ト(6)のヘッドを収め、支持具(41)の側面の突部
(43)を持手(7)の側面に接触させ、支持具(4
1)のストッパ(44)に持手(7)を当接自在とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、持手を容体に回動自在
に支持させるケットルに関する。
【0002】
【従来の技術】湯沸し、即ちケットル1は、湯口2付き
の容体3と、湯口側とその反対側とにリベット止めした
対の支持具4、4と、容体3の開口を塞ぐふた体5と、
支持具4、4にリベット6、6を介して回動自在に支持
された持手7を有する構成を有す。
【0003】支持体4、4は、アルミ合金のダイキャス
ト品にして、リベット用孔を有し、リベット6、6は、
支持具4、4と持手7との間に座金8、8、リベット
6、6のヘッドと支持具4、4の外側面との間、及び持
手7とリベット6の端部との間に別の座金9、9、9、
9を介在させた状態で、リベットのヘッドが外側にくる
ようにしてかしめられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のケットルは、リ
ベットのヘッドが支持具から突出して見栄えが悪く、
又、持手と支持具との間に介在させた座金は、リベット
のかしめ状態に応じて、持手の回動抵抗を変え、一定な
回動抵抗をもつ持手の提供が困難である。加えて、座金
の使用はケットルの部品点数の増加につながる。それ故
に、本発明は、見栄えがよく、持手の回動抵抗を安定さ
せかつ部品点数を減少させ得るケットルを提供すること
を解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、支持具の外側面に設け
た座ぐり穴の内にリベットのヘッドを収め、支持具の内
側面に設けた突部を持手に接触させ、および/又は、支
持具の内側面に水平面と山部からなるストッパを一体に
設ける手段を採用する。
【0006】
【作用】リベットのヘッドを支持具の孔に収める請求項
1乃至請求項4の発明では、支持具の外側面にリベット
のヘッドの外面を一致させた形で、リベットのかしめが
可能となり、これが持手の回動抵抗を好ましい一定の値
に維持させるのに有効である。
【0007】座ぐり穴の深さを規制する請求項2又は請
求項3の発明は、リベットのヘッドを支持具より出すこ
となく、否突出に収め、又は持手を好感度で回動させ得
る最良の形態を提供する。
【0008】支持具の側面に一体に突部を設ける請求項
5と請求項6の発明は、座金の介在を不用とし、部品点
数を削減させ、かつ従前の如き座金と支持具内側面との
接触抵抗を少なくする働きをする。支持具のリベット孔
径を持手のリベット孔径より大径に設ける請求項7の発
明は、さらに座金の介在を不用とし、かつリベット先端
かしめを強固に取付けする。支持具の側面に設けたスト
ッパを有す請求項8の発明は、持手の回動する設定の角
度を効果的に規制する働きをする。
【0009】
【実施例】本発明によるケットルの基本構成は、図3の
例と実質的に同じなので、改良された構成部分について
のみ、図1と図2を用いて説明する。容体3にリベット
止めされる支持具41は、その外側面に座ぐり穴42を
有し、この座ぐり穴42の中央同心にリベット孔が穿設
される。座ぐり穴42はリベット6のヘッドとほぼ同等
の収納凹部とし、かつ座ぐり穴42の深さは、リベット
6のヘッドの高さより0.1mmから0.8mm深い深さ、好ま
しくは0.2mmから0.5mm深い深さ寸法関係に座ぐり穴の
深さを設ける。これは、リベット6のかしめ時、リベッ
ト6のヘッドの頂面を支持具41の外側面にほぼ一致さ
せ、かしめ量を一定量に維持させるのに効果的である。
すなわち、隙間寸法が0.1mm以下の深さでは持手の回動
が常に硬く、場合により回動しないことがある。一方、
0.8mm以上の深さでは持手が抵抗なく回動する為、持手
が容体に強くあたり、キズ、ヘコミなどを作る。また、
好ましくは、その隙間寸法が0.2mm〜0.5mmの深い深さ
のときは、支持具及び持手の取付け回動する接触抵抗を
えて良好でスムーズな持手の回動をえる。
【0010】支持具41の内側面、すなわち座ぐり穴と
反対の側面にリベット孔と同心の円形の突部43を設
け、この突部43を持手7の側面に接触させる。尚、突
部43にさらに突輪状又は複数の突部を設けて持手7の
側面に接触させることで回動を良好とさせる。突部43
の下部にストッパ44を支持具7と一体に設ける。スト
ッパ44は、持手7の端面71と対向する水平面45
と、水平面45の両端に設けた山部46とからなる。持
手7の端面71の一方の角部は直角部72であり、他方
の角部はリベット6と同心とする円弧部73に成形され
る。この例において、持手7を、図1でみて時計方向に
回動させると、持手7の円弧部73がストッパ44の水
平面45の上方を通り、持手7の側面が山部46に当接
し、持手7をほぼ水平に保持させる。持手7を図1でみ
て反時計方向に回動させると、持手7の角部72が水平
面45に衝突し、持手7の垂直からやや立傾斜状に持手
7のさらなる回動を規制する。
【0011】リベット6のヘッドと座ぐり穴42との間
に好ましくは弾性の金属製波座金などの座板91を介在
させる。この波座金の座板91は、板厚が0.15mmであ
って、波状にし、この波間は0.85mm寸法に形成して持
手7と突部43との接触を弾力的に行わせる。尚、図示
していないが、波座金の座板91に替えて座ぐり穴42
の底面は、突輪状又は複数の突部と一体に成型又はプレ
ス加工などにて設けて接触面を小さく設定させ、回動を
よりスムーズにさせることもできる。又、波座金に替え
てシリコン樹脂などの弾性体からなる座板91でも使用
できる。図示例の如く支持された持手を左右に2000
回繰り返し回動させたが、その抵抗力は270g〜11
0gの値を維持し、ほどよい回動の抵抗感を使用者に与
えつづけ得る。又、支持具41のリベット孔径と持手7
のリベット孔径は、支持具41のリベット孔径を大径と
し、持手7のリベット孔径をわずかに小径、好ましくは
0.5mm小径にする方が良く、かしめ強度を高めると共
に、リベット先端のかしめ側の座板を省略し、かつかし
め精度を高める。
【0012】
【効果】本発明によるケットルは見栄がよく、部品点数
が少なく、しかも、持手の回動抵抗を一定に維持させ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の支持具の正面図である。
【図2】図1のII−IIよりみた断面図である。
【図3】ケットルの基本構成を示す正面図である。
【符号の説明】
2 湯口 3 容体 41 支持具 42 座ぐり穴 43 突部 44 ストッパ 45 水平部 46 山部 6 リベット 7 持手 72 直角部 73 円弧部 91 座板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯口付きの容体と、湯口側とその反対側
    に固定された対の支持具と、支持具にリベットを介して
    回動自在に支持された持手を有するケットルにおいて、
    リベットのヘッドを支持具の座ぐり穴に収めたことを特
    徴とするケットル。
  2. 【請求項2】 支持具の外側面にリベットのヘッドを否
    突出に収める座ぐり穴を設けている請求項1記載のケッ
    トル。
  3. 【請求項3】 座ぐり穴の深さが、リベットのヘッドの
    高さより0.1mm〜0.8mm深い深さ、好ましくは0.2mm〜
    0.5mm深い深さ寸法関係に座ぐり穴の深さを設けている
    請求項2記載のケットル。
  4. 【請求項4】 持手と対接する支持具の座ぐり穴の底と
    リベットのヘッドとの間に弾性の座金を備える請求項1
    記載のケットル。
  5. 【請求項5】 持手に対接する支持具の側面に、該持手
    の側面に接する突部を該支持具と一体に設ける請求項1
    記載のケットル。
  6. 【請求項6】 座ぐり穴の底面又は支持具の突部に、突
    輪状又は複数突部を設けている請求項1又は請求項5に
    記載のケットル。
  7. 【請求項7】 支持具のリベット孔径を持手のリベット
    孔径より大径に設ける請求項1又は請求項5に記載のケ
    ットル。
  8. 【請求項8】 容体に固定した支持具にリベットを介し
    て持手を回動自在に支持させるケットルにおいて、持手
    の端面と対接する支持具の側面に一体にストッパを設
    け、該ストッパが、持手の下縁の角部が当接し持手の一
    方への傾きを規制する水平面と、持手の側面が当接し持
    手の他方への傾きを規制するストッパの山部とからなる
    ケットル。
  9. 【請求項9】 湯口付きの容体と、湯口側とその反対側
    に固定された対の支持具と、支持具にリベットを介して
    回動自在に支持された持手を有するケットルにおいて、
    リベットのヘッドを支持具の座ぐり穴に収め、持手の端
    面と対接する支持具の側面に一体にストッパを設け、該
    ストッパが、持手の下縁の角部が当接し持手の一方への
    傾きを規制する水平面と、持手の側面が当接し持手の他
    方への傾きを規制するストッパの山部とからなるケット
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7413102B1 (en) * 2004-11-10 2008-08-19 Borchardt Scott G Pourable cooking receptacle system
WO2010145119A1 (zh) * 2009-06-15 2010-12-23 江门市宝盈不锈钢制品有限公司 用于炊具的手柄连接装置
JP2012039758A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daikin Ind Ltd ロータ、モータ、圧縮機およびロータの組立方法

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JP2012039758A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Daikin Ind Ltd ロータ、モータ、圧縮機およびロータの組立方法

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