JPH08298153A - 電気接続具 - Google Patents
電気接続具Info
- Publication number
- JPH08298153A JPH08298153A JP7127228A JP12722895A JPH08298153A JP H08298153 A JPH08298153 A JP H08298153A JP 7127228 A JP7127228 A JP 7127228A JP 12722895 A JP12722895 A JP 12722895A JP H08298153 A JPH08298153 A JP H08298153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- electrodes
- outlet
- wall surface
- wall plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、プラグの両電極間に埃のような導
電物質が付着することのないようにプラグの構造やコン
セントの構造を改良し、放電現象によって自然発火が起
らないように未然に防止することを目的とする。 【構成】 本発明は、電極間の壁面部4に凹溝部5を設
けたプラグ1を、コンセント10の差込口間に突設した
壁板12をまたいで接続するように成るものである。
電物質が付着することのないようにプラグの構造やコン
セントの構造を改良し、放電現象によって自然発火が起
らないように未然に防止することを目的とする。 【構成】 本発明は、電極間の壁面部4に凹溝部5を設
けたプラグ1を、コンセント10の差込口間に突設した
壁板12をまたいで接続するように成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグとコンセントか
ら成る電気接続具に関するものである。
ら成る電気接続具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、広く使用されている電気接続具に
はプラグとコンセントがあるが、プラグとコンセントと
の接続関係いかんによって火災が頻繁に起こる原因とな
っていたことが今日知られている。
はプラグとコンセントがあるが、プラグとコンセントと
の接続関係いかんによって火災が頻繁に起こる原因とな
っていたことが今日知られている。
【0003】それは、コンセントの差込口にプラグの+
−の電極を接続する際に、プラグ側にはコードが付設し
ているため、その重さでプラグが傾斜して電極がコンセ
ントの差込口から若干離れて電極間に間隙ができてしま
うことがあるから、電極周囲の壁面部に埃が付着し、こ
の埃が湿気を帯びて電気を導き、放電を起こして自然発
火する原因となっていた。
−の電極を接続する際に、プラグ側にはコードが付設し
ているため、その重さでプラグが傾斜して電極がコンセ
ントの差込口から若干離れて電極間に間隙ができてしま
うことがあるから、電極周囲の壁面部に埃が付着し、こ
の埃が湿気を帯びて電気を導き、放電を起こして自然発
火する原因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、プ
ラグの両電極間に埃のような導電物質が付着することの
ないようにプラグの構造やコンセントの構造を改良し、
放電現象によって自然発火が起らないように未然に防止
することを目的とするものである。
ラグの両電極間に埃のような導電物質が付着することの
ないようにプラグの構造やコンセントの構造を改良し、
放電現象によって自然発火が起らないように未然に防止
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラグの電極
間の壁面部に適当深さの凹溝部を設けて成るものであ
る。
間の壁面部に適当深さの凹溝部を設けて成るものであ
る。
【0006】また、本発明は、コンセントの差込口間に
壁板を固定又は伸縮し得るように突設して成るものであ
る。
壁板を固定又は伸縮し得るように突設して成るものであ
る。
【0007】
【作用】第1の使用例では、電極間の壁面に凹溝部を設
けたプラグの電極をコンセントの差込口に差し込んで密
着したとき(図2)、両電極間にはその一方の電極の取
付け基端から他方の電極の取付け基端までの壁面距離
が、従来の水平直線ではなく、凹溝部面による迂回曲線
の長さになる。即ち、従来プラグの電極間の規格長さは
所定の11mmであるのに対し、本発明プラグの電極間の
長さは(凹溝部の深さにもよるが)、その倍以上にな
る。
けたプラグの電極をコンセントの差込口に差し込んで密
着したとき(図2)、両電極間にはその一方の電極の取
付け基端から他方の電極の取付け基端までの壁面距離
が、従来の水平直線ではなく、凹溝部面による迂回曲線
の長さになる。即ち、従来プラグの電極間の規格長さは
所定の11mmであるのに対し、本発明プラグの電極間の
長さは(凹溝部の深さにもよるが)、その倍以上にな
る。
【0008】したがって、電極間には風の流通が良好に
なるから、壁面部に埃が付着しそれによって湿気が帯
び、両極間で電気の伝導が起ころうとする現象を防止す
るようになる。
なるから、壁面部に埃が付着しそれによって湿気が帯
び、両極間で電気の伝導が起ころうとする現象を防止す
るようになる。
【0009】電極間の壁面に凹溝部を設けたプラグの電
極をコンセントの差込口に差し込んだとき、両電極がコ
ンセントの中央部に突設している壁板をまたぐようにし
て取付けられる(図4)。前記凹溝部付きプラグを使用
したときは、コンセント側の壁板が固定式であろうと,
伸縮式であろうと構わない。
極をコンセントの差込口に差し込んだとき、両電極がコ
ンセントの中央部に突設している壁板をまたぐようにし
て取付けられる(図4)。前記凹溝部付きプラグを使用
したときは、コンセント側の壁板が固定式であろうと,
伸縮式であろうと構わない。
【0010】このコンセント側に壁板を設けたものにあ
っては、両極間を遮断する壁が両極間で起こる放電を阻
止するようになる。
っては、両極間を遮断する壁が両極間で起こる放電を阻
止するようになる。
【0011】また、第2の使用例では、従来のプラグの
電極をコンセントの差込口に差し込んだとき、電極間の
壁面部がコンセントの中央部に突設している壁板を押圧
するから、この壁板は内部の弾機を介してコンセント内
部に縮小後退するようになる(図7)。これは、従来の
プラグを使用するために用意したコンセントを使用する
場合である。
電極をコンセントの差込口に差し込んだとき、電極間の
壁面部がコンセントの中央部に突設している壁板を押圧
するから、この壁板は内部の弾機を介してコンセント内
部に縮小後退するようになる(図7)。これは、従来の
プラグを使用するために用意したコンセントを使用する
場合である。
【0012】
【実施例】1はプラグで、このプラグの+,−の電極
2,3の壁面部4の中間部に、適当深さの凹溝部5を形
成する。
2,3の壁面部4の中間部に、適当深さの凹溝部5を形
成する。
【0013】6は従来から公知のプラグで、+,−の電
極7,8と壁面部9から成る。
極7,8と壁面部9から成る。
【0014】10はコンセントで、このコンセントの2
つの差込口11,11の中間部に仕切り用の壁板12を
固定して突設する。
つの差込口11,11の中間部に仕切り用の壁板12を
固定して突設する。
【0015】13は前記コンセント10において、内部
に弾機14を設けて伸縮し得るように設けた仕切り用の
壁板である。
に弾機14を設けて伸縮し得るように設けた仕切り用の
壁板である。
【0016】
【発明の効果】第1に、電極間の壁面部に凹溝部を形成
したプラグを使用したときは、プラグ側の壁面部の長さ
が凹形状に曲折して従来の倍以上の距離になるととも
に、差込んだコンセントとの壁面間に大きな空間部が形
成されるようになるから、空気の流通が絶えず良好にな
され、従来のプラグのように電極間に若干間隙ができた
ときに起こる壁面部への埃の付着による湿気の帯びが全
く起らないようになり、したがって電極間に電流が伝導
するような現象を未然に防止することができるようにな
る。
したプラグを使用したときは、プラグ側の壁面部の長さ
が凹形状に曲折して従来の倍以上の距離になるととも
に、差込んだコンセントとの壁面間に大きな空間部が形
成されるようになるから、空気の流通が絶えず良好にな
され、従来のプラグのように電極間に若干間隙ができた
ときに起こる壁面部への埃の付着による湿気の帯びが全
く起らないようになり、したがって電極間に電流が伝導
するような現象を未然に防止することができるようにな
る。
【0017】第2に、コンセントの差込口の中間部に仕
切り用の壁板を突設したものに前記プラグを使用したと
きは、両極間が完全に遮断されるようになるから、この
間に放電現象が起こることを阻止することができるよう
になる。
切り用の壁板を突設したものに前記プラグを使用したと
きは、両極間が完全に遮断されるようになるから、この
間に放電現象が起こることを阻止することができるよう
になる。
【0018】第3には、従来公知のプラグを使用したい
ときは、コンセント側に壁板を設けたものを用意し、使
用時に前記プラグが壁板を押圧縮小し得るようにするこ
とによって、従来プラグの使用も支障なく行うことがで
き、プラグの新旧にかかわらず新しいコンセントを使用
することができる。
ときは、コンセント側に壁板を設けたものを用意し、使
用時に前記プラグが壁板を押圧縮小し得るようにするこ
とによって、従来プラグの使用も支障なく行うことがで
き、プラグの新旧にかかわらず新しいコンセントを使用
することができる。
【0019】以上のような効果を発揮することによっ
て、プラグとコンセントによる電気接続具から起ころう
とする自然発火による火災の発生を未然に完全に防止す
ることができるのである。
て、プラグとコンセントによる電気接続具から起ころう
とする自然発火による火災の発生を未然に完全に防止す
ることができるのである。
【図1】第1例のプラグの斜視図
【図2】第1例のプラグとコンセントとを接続した斜視
図
図
【図3】第1例のプラグとコンセントとの関係を示した
正断面図
正断面図
【図4】第1例のプラグとコンセントとを接続した正断
面図
面図
【図5】第2例のプラグとコンセントとの斜視図
【図6】第2例のプラグとコンセントとの関係を示した
正断面図
正断面図
【図7】第2例のプラグとコンセントとを接続した正断
面図
面図
1 プラグ 4 壁面部 5 凹溝部 6 プラグ 9 壁面部 10 コンセント 12 壁板 13 壁板 14 弾機
Claims (4)
- 【請求項1】 電極間の壁面部に適当深さの凹溝部を設
けたプラグから成る電気接続具。 - 【請求項2】 差込口間に壁板を固定又は伸縮し得るよ
うに設けたコンセントから成る電気接続具。 - 【請求項3】 電極間の壁面部に凹溝部を設けたプラグ
を、コンセントの差込口間に突設した壁板をまたいで接
続するように成る電気接続具。 - 【請求項4】 公知のプラグを、コンセントの差込口間
に突設した壁板を押圧後退して接続するように成る電気
接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127228A JPH08298153A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電気接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127228A JPH08298153A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電気接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298153A true JPH08298153A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14954907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7127228A Pending JPH08298153A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 電気接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08298153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017216217A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 星光商事株式会社 | テーブルタップおよび延長コードセット |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265886A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-31 | Securi Prises Sa | Electric safety connector |
JPH0164874U (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-26 | ||
JPH0597067U (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-27 | 小▲塚▼ 浩 | 漏電の起こりにくいプラグ |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7127228A patent/JPH08298153A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265886A (en) * | 1975-11-21 | 1977-05-31 | Securi Prises Sa | Electric safety connector |
JPH0164874U (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-26 | ||
JPH0597067U (ja) * | 1992-06-08 | 1993-12-27 | 小▲塚▼ 浩 | 漏電の起こりにくいプラグ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017216217A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 星光商事株式会社 | テーブルタップおよび延長コードセット |
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