JP3721194B2 - 同軸伝送線用避雷器 - Google Patents

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Description

1.関連する出題への相互参照
本出願は出願第08/192,343号(1994年2月7日出願)の一部継続出願である。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は避雷器に関わり、特に、同軸伝送線用気体放電管避雷器に関する。
2.関連技術の議論
電話線を、例えば稲妻や高圧電線の落下により生ずる過電圧状態から保護するため、多くの気体放電管避雷器が何年にもわたって開発されている。これら従前の避雷器は、電話線には適しているが、独特の特徴及び要求条件を有する同軸伝送線には適していない。しかしながら、同軸伝送線用の気体放電管避雷器を提供するため幾つかの試みがなされている。
Kawanamiの米国特許第4,544,984号(1985年10月1日発行)(Kawanami'984)は、同軸伝送線用の気体放電管避雷器を開示している。Kawanami'984特許によれば、従前の気体放電管は電話線用の避雷器としては適しているが、高周波同軸伝送線に用いることはできない。その理由は、(1)気体放電管の容量がかなり大きいこと、及び(2)接続特性が、同軸伝送線のインピーダンスを大きく変化させ、伝送線に反射を生じさせるものであることである。Kawanami'984特許によれば、これまで、高周波同軸伝送線に用いることのできる避雷器は存在しない(第1段57行から第2段4行)。
Kawanami'984特許は、気体放電管を、同軸伝送線の内部導体と外部導体との間に信号伝送方向に対して直角方向に接続する避雷器を開示している。同軸伝送線に気体放電管を用いることに関連する不必要な容量の増大は、中央導体の一部を切除し、気体管が取り付けられる平坦な領域を生成することで、気体管が内部導体と接触する領域における内部導体の実効断面積を減少させることにより補償されている。
Kawanamiの米国特許第4,509,090号(1985年4月2日発行)(Kawanami'090)はまた、従前の気体放電管が同軸伝送線の避雷器としてうまく用いられてこなかった理由を説明し、Kawanami'984特許に開示される構成と同じ型式、即ち、気体放電管を、同軸伝送線の内部導体と外部導体との間に信号伝送方向に対して直角方向に接続する装置を開示している。Kawanami'090特許は、図7で、中央導体の気体放電管と接触する部位における実効断面積を減少させることの影響に関する情報を提供しており、その中で、1乃至2ミリメートルのオーダでの小さな寸法変化が電圧定在波比(VSWR)に大きな影響を与えることを示している。
Mickelsonの米国特許第4,633,359号(1986年12月30日発行)もまた、気体放電管が同軸伝送線の内部導体と外部導体との間に信号伝送方向に対して直角方向に接続される、同軸伝送線用の避雷器を開示している。Mickelsonの装置で主張されている特長は、「より簡易かつ製造がより廉価である」ことであるKawanamiの'090及び'984特許と同様に、Mickelsonは気体管と接触する部位において平坦にされた中央導体を用いている。この平坦領域は、気体管の座部として機能するのに加えて、中央導体のインダクタンスを調整して気体管の分布容量を補償する。平坦領域に隣接して面取りが施され、避雷器のインピーダンスが伝送線のインピーダンスに整合されている。インピーダンスが整合された場合に最大の電力伝達が生ずることはよく知られている。
本発明は新規で改良された同軸伝送線用避雷器を提供する。本装置においては、気体放電管の軸は、従来技術において開示される如く信号伝達方向に直角ではなく、信号の伝達方向と平行であり、高周波信号は気体放電管を経由して流れる。本発明の同軸避雷器は十分小型であり、既存の同軸コネクタの内部に設けることができ、あるいは、既存の同軸コネクタと一体の部品として製造することができる。更に、本発明によれば、より単純で、製造がより容易で、従って、より廉価な装置が実現される。同時に、本発明によれば、同軸伝送線内に気体放電管が存在することにより生ずる不必要な容量を補償することが可能とされ、更に、50MHzから少なくとも1GHzにわたる使用可能周波数範囲を有する装置が実現されるように、避雷器のインピーダンスを同軸伝送線のインピーダンスに整合させることが可能とされる。
従って、本発明の目的は、同軸伝送線と同様の特性インピーダンスを有する同軸避雷器を提供することにある。
本発明の別の目的は、同軸伝送線内に気体放電管を設けることにより生ずる不必要な容量を補償することが可能な同軸避雷器を提供することにある。
本発明の別の目的は、従前の同軸ケーブル部品の内部に取り付けられ、既存の同軸伝送線に容易に取り付けられる同軸避雷器を提供することである。
本発明の別の目的は、同軸避雷器での使用に適した気体放電管を提供することにある。
本発明の別の目的は、高周波信号が気体放電管を経由して流れる同軸避雷器を提供することにある。
本発明の別の目的は、気体放電管の過熱により伝送線がグランドに短絡されるフェールセーフ保護を備えることにより、接続された装置を保護する経済的に構成された同軸避雷器を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、電流制限あるいは低電圧保護を備える同軸避雷器を提供することにある。
発明の概要
本発明の原理に係わる同軸伝送線避雷器は、同軸コネクタが取り付けられた中空の伝導性本体を備える。気体放電管は伝導性本体の内部に設置され、あるいは、伝導性本体の一体部品を構成する。高周波信号は気体放電管を経由して流れる。気体放電管は、中空の伝導性ハウジングを備えている。ハウジングは、ハウジングを密閉し、ハウジング内の不活性ガスを保持する絶縁端部を有している。中央導体は伝導性ハウジングを軸方向に貫通して信号の伝送方向に延びている。絶縁端部はセラミックであってもよく、セラミック端部の伝導性ハウジング及び中央導体と接触する部位は金属被覆されてもよい。伝導性ハウジングの内面の少なくとも一部と、中央導体の外面の少なくとも一部とを粗く形成して電界を集中させ、気体放電管の高信頼度の動作を実現することとしてもよい。同軸避雷器のインピーダンスと同軸伝送線のインピーダンスとの整合を、伝導性ハウジングの内径の内部ハウジングの外径に対する比を中央導体の長手方向に沿って変化させ、装置の活性気体放電領域の長さを変化させることにより行ってもよい。気体放電管に、気体放電管が過熱した場合に伝送線を接地させる感熱式電気絶縁を用いたフェールセーフ機構を設けてもよい。更に、本発明の同軸避雷器に電流制限あるいは低電圧保護を設けてもよい。
筆者が本発明と考えるところの要旨は本明細書の末尾の請求の範囲に示されている。操作方法及び多くの利点を含む本発明は、添付の図面を用いた以下の説明により最も良く理解されよう。添付の図面において、同様の構成部分には同一の符号を付している。
【図面の簡単な説明】
本発明をより完全に理解するため、添付の図面を参照して、制限的でない例として、以下に説明する。
図1は、本発明の原理に係わる気体放電管の一実施例を長手軸沿って切断した際の断面図である。
図2は、図1に示す装置の端面図である。
図3は、一組の同軸コネクタが固定されたハウジング内に挿入された気体放電管の、カバーが除去され部分的に剥がされた状態の平面図である。
図4は、内部に気体放電管が配設されたハウジングの部分的に剥がされた状態の側面図である。
図5は、接地クリップの斜視図である。
図6は、気体放電管をハウジング内部に保持する取付クリップの斜視図である。
図7は、気体放電管と取付クリップとの間に用いられる感熱絶縁体を絵画的に示す斜視図である。
図8は、本発明の原理に係わる気体放電管の別の実施例の断面図である。
図9は、図8に示す装置の端面図である。
図10は、ハウジングに取り付けられた図8に示す気体放電管の、カバーが除去され部分的に剥がされた状態の平面図である。
図11は、図10に示す装置の部分的に剥がされた状態を絵画的に示す図である。
図12は、ハウジングの異なる面に現れたコネクタを備える別のハウジング装置のカバーが除去された状態の平面図である。
図13は、図12に示すハウジング装置の端面図である。
図14は、本発明の気体放電管の別の実施例の断面図である。
図15Aは、本発明の気体放電管を具現化するプリント回路基板用同軸コネクタの端面図である。
図15B及び図15Cは、図15Aの同軸コネクタの2つの変形例の断面図である。
図16Aは、本発明の気体放電管を具現化するインライン同軸コネクタの端面図である。
図16Bは図16Aに示す同軸コネクタの断面図である。
図17Aは、本発明の気体放電管を具現化する直角同軸コネクタの端面図である。
図17Bは、図17Aの同軸コネクタの断面図である。
図18は、電流制限及び低電圧保護を備える本発明に係わる同軸避雷器の構成図である。
図19は、本発明の気体放電管を用いた雄型同軸コネクタを備える同軸ケーブルの断面図である。
図20は、一体型避雷器を有する雌型同軸コネクタの断面図である。
好ましい実施例の説明
図1及び図2には、本発明の原理に係わる気体放電管10が示されている。気体放電管10は、電気伝導性を有する材料で構成された円筒形の細長い中空の筐体12を備えている。好ましくはより高い信頼性のため、図1にネジ山状の鋸歯形で示す如く粗く形成された内周壁14は、後により完全に詳細に述べる如く、放電ギャップ、即ち、領域G(図14)に電界を集中させ、インピーダンス整合領域I(図14)を規定する。電気伝導性を有する細長い電極16は筐体12の一端18から他端20へ延びている。
電極16は外側に向けて延びる部分22及び24を備えている。部分22及び24は筐体12の端部18及び20から突出し、筐体12の端部18及び20に挿入された(非伝導性)セラミック製シール部材28及び30に設けられた開口26の内部の中央に配設されている。棚部32及び34が筐体12内部の端部18及び20の近傍に設けられていることにより、シール部材28及び30が筐体12内に正確に取り付けられる。電極16もまた、図1に鋸歯形で示す如く、その外周面に沿って粗く形成されており、これにより、気体放電管の高信頼度の放電が実現される。上記した気体放電管の部品が組み立てられると、この装置は、筐体12内の気体36の完全な密閉を行うために従前の方法により放電される。用いられる気体36は不活性気体であり、従前の過電圧遮断管に典型的に用いられる気体である。
図3は、基体放電管10が内部に設置された伝導性ハウジング38を示す。気体放電管10の伝導性ハウジング38内部への設置方法については後述する。ハウジング38は、ネジ切りされた入力及び出力コネクタ40及び42を備えている。入力及び出力コネクタ40及び42は、従前のネジ付きF型同軸コネクタ44及び46を受容するように適合されている。ただし、BNCコネクタ等の他の従前の同軸コネクタを用いてもよい。同軸コネクタは伝送方向に軸合わせされている。各雄型コネクタは、ネジ切りされた外部シェル48及び絶縁部50を備えている。絶縁部50は、図6により詳細に示すクリップ54の受容部52に挿入され、同軸状に配設された導体51を有している。
クリップ54は、気体放電管10の延長部22及び24を受容し、内部に除去可能に保持するように構成された第2の受容部56を有している。クリップ54は、複数のフィンガー部58、60、62、及び64をも備えている。これらのフィンガー部は湾曲され、内部に気体放電管10を受容するように構成されている。
気体放電管10の伝導性電極16がクリップ54と電気伝導的に接触しないよう、その絶縁を確実にするため、FEPとして知られる感熱材料66が、フィンガー部58、60、62、及び64を越えて延び、気体放電管10の金属製筐体12との電気伝導的な接触を防止するように、クリップ54の基礎部68の間に設けられている。
図7は、FEP絶縁体66の構成を示している。絶縁体66には2つの開口70及び72が設けられ、これにより、接地クリップ78(図5に示す)のフィンガー部74及び76は、筐体12の金属製伝導性表面と電気伝導的に接触することができる。接地クリップ78は、従前の方法で伝導性ハウジング38に固定され、従って、ハウジング38、及び、コネクタ40、42の接地部、更には、コネクタ40、42に接続されたコネクタ44及び46の接地部と電気伝導的に接触し、装置の一体的な接地を完成している。
図8及び図9は、気体放電管80の別の実施例を示す。気体放電管80は、好ましくは別個の3つの部品に製作された細長い中空筐体82を備えている。筐体82は、好ましくは絶縁性材料(セラミック)から製作された第1の部分84、一般には接地端子と称される、中央の電気伝導性を有する第2の部分86、及び、第1の部分84と同一の第3の部分88から構成されている。これら3つの部品は、何れもほぼ管状に形成され中空である。伝導部86の内面90もまた、図1に関して上述したのと同様に、気体放電管の信頼性のより高い性能を実現するため粗く形成されている。
3つの部分から構成された電気伝導性電極94は、筐体82の中空開口92の内部の中央に設置されている。第1及び第3の部分96及び98は、同一の構造を有しており、第3の部分を構成する電気伝導性の連結ピン100により互いに連結されている。従って、第1の端部102から他端104まで、連結ピン100を介した連続的な電気伝導的接触が実現されている。端部キャップ106及び108により、気体106が電気伝導性電極94と筐体82との間に形成された空間に保持されるように密閉が行われる。端部キャップ106及び108が伝導性電極94と電気伝導的に接触しており、従って、一端から他端までの連続的経路を維持する連続的な伝導性媒体を実現している。
図10はハウジング38の平面図である。ハウジング38には、別の実施例の気体放電管80が挿入されている。図10は、ハウジング38のコネクタ42から同軸コネクタ46が離脱された状態を示している。他方のコネクタ44はハウジング38の雌型コネクタ40に接続されている。図6に示すクリップ54は、受容部56が、気体放電管80の端部キャップ106及び108の把持に適した一組のフィンガー部110及び112に置き換えられることにより、幾分変更されている。クリップ54のその他の部分に変更はない。ここでも、端部キャップ106及び108を、クリップ54を構成する電気伝導性材料から電気的に絶縁するため、FEP等の感熱性材料が用いられている。
図11は、ハウジング38を完全に密閉するカバー114を備えたハウジング38の側面部分断面図である。図11の接地クリップ78は図5の接地クリップ78と同一である。
図12及び13に示す避雷器は、気体放電管10または気体放電管80の何れを用いてもよい。クリップ54の受容部52は、ハウジング38の同じ面に設けられた雌型コネクタ40及び42を収容するために直角に曲げられているため、クリップ54は図6に示すクリップ54から僅かに変更されている。あるいは、簡便のため、必要ならば破線で示すように必要に応じて変更されたクリップ54と共に、コネクタ116がハウジングの反対側の壁に設置されてもよい。開口122及び124を備えた取り付け耳部118及び120をハウジング38に設け、ハウジング38を種々の位置に取り付けることを可能としてもよい。
作動の際は、気体放電管の部品が組み立てられ、筐体内部の気体を密閉する従前の方法で放電される。その後、この組立体を、FEP絶縁体、取付クリップ、及び接地クリップを用いてハウジング内に設置することで、現場での使用が可能となる。
図14は、同軸伝送線用避雷器での使用に適した本発明の気体放電管の別の実施例を示す。気体放電管200は、伝導性ハウジング202、絶縁端部204、及び、ハウジング202を軸方向に貫通して延びる中央導体206より構成されている。高周波信号は気体放電管200を軸方向に流れる。中央導体206が端部204を越えて突出するように図示されているが、中央導体206が、端部204において終端となり、この端部に外部導体を取り付けることとしてもよい。図1に示す実施例と同様に、絶縁端部204は好ましくはセラミック材料により構成され、ハウジングと、ハウジング内の不活性ガスとの密閉を行う。従前の気体放電管においては、不活性ガスは水素とアルゴンの混合気体であり、その絶縁破壊電圧は250乃至350直流ボルトである。本発明の好ましい実施例においては、不活性ガスはネオンとアルゴンの混合気体であり、その絶縁破壊電圧は約100直流ボルトである。
絶縁端部204は好ましくは、伝導性ハウジング202と接触する領域208において金属被覆される。絶縁端部204は、好ましくは、中央導体206と接触する領域210においても金属被覆される。更に、絶縁端部が、その外側面205の導体206が貫通して突出する領域に環状凹部212を有することが好ましい。この環状凹部もまた、好ましくは金属被覆される。
環状凹部により製造作業における金属被覆工程が簡易化される。即ち、環状凹部を有する絶縁端部204の外面全体を金属被覆し、絶縁端部の外面を摩滅させることにより、環状凹部の外側の領域の金属被覆を除去することができる。
図14に示す如く、伝導性ハウジング202の内面214の一部、及び、中央導体206の外面216の外面の一部は、例えば、ねじ山状や鋸歯状等に粗く形成されており、これにより、電界が集中され、気体放電管の動作の信頼性が向上されている。更に、従前の気体放電管と同様に、面214及び216が、好ましくは小さな仕事関数を有する材料で被覆されることで絶縁破壊電圧が減少され、気体放電管の放電特性が向上される。気体放電は面214と216との間の領域Gで生ずる。領域Gは活性放電領域である。
被覆面214及び216に加えて、絶縁端部204の内面に、活性放電領域Gに隣接して、放射状のグラファイト線材である「ストライプ」を設けることが好ましい。この「ストライプ」により、電圧絶縁破壊の開始が促進される。
図14に示す如く、伝導性ハウジング202の内面と、中央導体206の外面との間の距離は中央導体の長手方向に沿って変化する。言い換えれば、ハウジング202の内径Dの中央導体206の外径dに対する比は中央導体の長手方向に沿って変化する。比D/dは、中央導体206の長手方向に沿って、2倍乃至3倍に変化してもよいし、これ以上変化してもよい。この比D/dの変化、気体放電管のインピーダンスを調整し、気体放電管が設置される避雷器のインピーダンスを、避雷器が接続される同軸伝送線のインピーダンスに整合させるのに用いられる。
同軸伝送線のインピーダンスは(D/K)/dの対数に比例する。ここで、Dは外部導体の内径であり、dは内部導体の外形であり、Kは内部導体と外部導体との間の媒体の誘電定数である。図14に示す気体放電管の場合には、媒体は、ほぼ1に等しい誘電定数を有する不活性ガスである。従って、気体放電管のインピーダンスは、絶縁端部間で比D/dの対数に比例して変化する。上述した如く、絶縁端部204は好ましくはセラミックである。セラミックの誘電定数は約8である。比D/dを中央導体206の長手方向に沿って変化させることにより、特に絶縁端部204の誘電定数により生ずるインピーダンスの変化を補償することができる。基体放電管200のインピーダンス整合に用いられる部分を符号Iで示し、活性放電領域Gと区別する。
気体放電管内での比D/dを調整するのに加えて、活性放電領域Gのインピーダンス整合領域Iに対する相対的な長さを調整することによっても、気体放電管のインピーダンスを同軸伝送線のインピーダンスに整合させることができる。即ち、50オームの同軸伝送線に対して、領域Gの領域Iに対する比は1対1のオーダとなり、一方、75オームの同軸伝送線に対しては、領域Gの領域Iに対する比は1対2のオーダとなる。
図14に示す小型同軸気体放電管200に対する典型的な寸法の幾つかを以下に示す。(1)中央導体206の全長−1インチ;(2)伝導性ハウジング202の長さ−0.32インチ;(3)気体放電管200の外径−0.33インチ;(4)中央導体206の直径−0.035インチ
図15A〜図15Cは、図14の気体放電管を用いた同軸避雷器220を示す。避雷器220は、F型同軸コネクタを用いて同軸伝送線とプリント基板とを接続するように構成されている。従って、避雷器220の一端222はネジ山を備え、従前の雄のF型同軸コネクタを受け入れるように構成されており、一方、他端は突出する導体を備え、プリント基板等の基板に取り付けられるように構成されている。
図15Bにおいて、気体放電管200のインピーダンス整合部Iは気体放電ギャップGの左側に配置され、一方、図15Cにおいて、インピーダンス整合部Iは気体放電ギャップGの右側に配置されている。図15Cにおいて、中央導体206の気体放電管200の絶縁端部からの突出距離は、避雷器をプリント回路基板に接続するのに十分でない。この場合、中央導体206に電気的に接続される付加的な導体224が用いられる。
図15B及び図15Cにも示す如く、避雷器220は、気体放電管200の後方に設けられたキャビティ226を備えている。このキャビティもまた、キャビティ226の寸法を適切に設定することにより、あるいは、キャビティに適切な誘電率を有する材料を充填することにより、避雷器のインピーダンスを同軸伝送線のインピーダンスに整合させるのに用いることができる。
図16A及び図16Bは、図14の気体放電管を用いる別の同軸伝送線用避雷器230を示す。図16A及び図16Bの避雷器は、雄のF型同軸コネクタを備える2本の同軸伝送線の間を接続するように構成されたインライン型の装置である。気体放電管200は避雷器230の内部に、止めネジ232により固定されている。
図17A及び図17Bは、図14に示す気体放電管200を用いた別の同軸伝送線用避雷器240を示す。図17A及び図17Bの避雷器は、雄のF型同軸コネクタを備える2本の同軸伝送線の間を接続するように構成された直角型の装置である。図17Bに示す如く、中央導体206の気体放電管200からの突出距離は不十分であり、このため、中央導体206は第2の中央導体242が接続されることにより延長されている。避雷器204もまた、避雷器240のインピーダンスを同軸伝送線のインピーダンスに整合させるように適切に寸法が設けられ、あるいは、誘電材料で充填されたキャビティ206を有している。
図18は、本発明に係る同軸伝送線用避雷システムの構成図である。図18は、入力部250、出力部252、及び接地部254を有する高周波伝送線を示している。本発明に係る気体放電管256は高周波伝送線と直列に設置されている。図18からわかるように、高周波信号は気体放電管256を経由して流れる。気体放電管256は本発明の任意の実施例である。この実施例には、それぞれ図1、図8、及び図14に示す、実施例10、80、及び200が含まれるが、これらに限定されるものではない。
図18の構成図に示す如く、上述の如き、接地クリップ及びFEPフイルムを用いたフェール短絡保護装置258が設けられている。また、図示する如く、避雷器の出力部254に流れる電流を制限するインダクタ260及び抵抗器262も設けられている。更に、フェライト性ビーズ264及びアバランシェダイオード266が、低電圧保護のため、中央導体と接地面との間に接続されている。フェライトビーズ264は、低周波(例えば10MHz以下)信号が接地面に流れるのを許容する一方、高周波(例えば50MHzから1GHz)信号が接地面に流れるのを禁止する。アバランシェダイオード266は低周波信号を、例えば、5乃至10ボルトにクランプする。
図19は、雄型同軸コネクタ272が取り付けられた同軸ケーブル270を備える、本発明の別の実施例を示す。コネクタ272は気体放電管200を収容している。気体放電管の中央導体206は雄型コネクタ272の端部から突出している。気体放電管200の種々の部品は図14に示すものと同様であり、すでに説明した通りである。
図20は、背中合わせの雌型同軸コネクタ282及び284を有する避雷器280からなる本発明の別の実施例を示す。気体放電管200は同軸コネクタ282と284との間に設置されている。図20に示す実施例は、伝導性ハウジング202が同軸避雷器の伝導性外側本体の一体部品である点で、図15B、図15C、図16B、図17B、及び図19に示す実施例と異なっている。また、図20に示す如く、雌型同軸コネクタ282及び284は、気体放電管200の両側に設置され、気体放電管を同軸避雷器280の中央に位置決めする固体誘電材料286及び288を有している。
本発明の本質を説明するために本文中で説明し、図示した、詳細、材料、部品の配置、及び動作条件に対する種々の変更が、当業者により本発明の原理及び範囲から逸脱することなく行われることは理解されよう。

Claims (21)

  1. 同軸伝送線用避雷器での使用に適し、信号が流れるように伝送線に直列に接続され、内径Dを有する中空の伝導性ハウジング(12)と;該ハウジング(12)を密閉する一対の絶縁端部(28、30)と;前記ハウジング(12)に密閉された不活性ガス(36)と;前記ハウジング(12)を貫通して延びる中央導体(16)とを有し、前記中央導体(16)は外径dと信号伝送の方向に平行な方向に向いた長手軸とを有し、前記伝導性ハウジング(12)は前記長手軸に関して対称な内面(14)を有し、前記中央導体(16)は前記長手軸に関して対称な外面を有する気体放電管(10)であって、
    Dのdに対する比が前記中空ハウジング(14)の内部で変化し、これにより、前記ハウジングは活性放電領域(G)とインピーダンス整合領域(I)とに分割され、該2つの領域の相対的な割合は該気体放電管(10)のインピーダンスを前記同軸伝送線のインピーダンスに整合させるように選択されたことを特徴とする気体放電管(10)。
  2. 前記インピーダンス整合領域(I)の前記活性放電領域(G)に対する割合は1対1のオーダである請求項1記載の気体放電管(10)。
  3. 前記インピーダンス整合領域(I)の前記活性放電領域(G)に対する割合は2対1のオーダである請求項1記載の気体放電管(10)。
  4. 前記ハウジング(10)の前記内面(14)の少なくとも一部と、前記中央導体(16)の外面の少なくとも一部とが、電界を集中させ、該気体放電管の安定な動作を促進するように粗く形成された請求項1記載の気体放電管(10)。
  5. 前記粗く形成された面はネジ山状又は鋸歯状である請求項4記載の気体放電管(10)。
  6. 前記絶縁端部(28、30)の少なくとも一方は該気体放電管(10)の安定な動作を更に促進する放射状のストライプを有する請求項4記載の気体放電管(10)。
  7. 前記絶縁端部(28、30)はセラミック材料から構成された請求項1記載の気体放電管(10)。
  8. 前記セラミック製絶縁端部(28、30)の前記伝導性ハウジング(12)に接触する部分は金属被覆されている請求項7記載の気体放電管(10)。
  9. 前記絶縁端部(28、30)の前記中央導体(16)に接触する部分もまた金属被覆されている請求項8記載の気体放電管(10)。
  10. 前記不活性ガス(36)はネオンとアルゴンとの混合気体よりなる請求項1記載の気体放電管(10)。
  11. Dのdに対する比は、前記活性放電領域(G)と前記インピーダンス整合領域(I)との間で少なくとも2倍変化する請求項1記載の気体放電管。
  12. Dのdに対する比は、前記活性放電領域(G)と前記インピーダンス整合領域(I)との間で少なくとも3倍変化する請求項11記載の気体放電管。
  13. 請求項1記載の気体放電管(10)が第1の同軸コネクタ(44,46)に取り付けられてなる同軸伝送線用避雷器。
  14. 前記第1の同軸コネクタ(46)と同軸に整列された第2の同軸コネクタ(44)を備え、前記気体放電管(10)は前記2つの同軸コネクタ(44,46)の間に直列に接続された請求項13記載の同軸伝送線用避雷器。
  15. 前記第1の同軸コネクタに対して垂直に配設された第2の同軸コネクタ(44)を備え、前記気体放電管(10)は前記2つの同軸コネクタの間に直列に接続された請求項13記載の同軸伝送線用避雷器。
  16. 前記同軸コネクタはプリント回路基板に取り付けられるように構成された請求項13記載の同軸伝送線用避雷器。
  17. 前記同軸コネクタは、前記気体放電管(10)のインピーダンスを前記同軸伝送線のインピーダンスに整合させる寸法に形成された中空凹部(226)を備えた請求項13記載の同軸伝送線用避雷器。
  18. 前記中空凹部(226)に少なくとも部分的に空気以外の誘電材料を充填された請求項17記載の同軸伝送線用避雷器。
  19. 請求項5記載の気体放電管及び同軸伝送線用避雷器(280)を形成する前記気体放電管(200)を取付けられた少なくとも1つの同軸コネクタ(282、284)。
  20. 請求項6記載の気体放電管(200)及び同軸伝送線用避雷器(280)を形成する前記気体放電管(200)が取り付けられた少なくとも一つの同軸コネクタ(282,284)。
  21. 請求項11記載の気体放電管(200)及び同軸伝送線用避雷器(280)を形成する前記気体放電管(200)が取り付けられた少なくとも一つの同軸コネクタ(282,284)。
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