JPH08297927A - 記録再生装置および磁気記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置および磁気記録再生装置

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JPH08297927A
JPH08297927A JP10416495A JP10416495A JPH08297927A JP H08297927 A JPH08297927 A JP H08297927A JP 10416495 A JP10416495 A JP 10416495A JP 10416495 A JP10416495 A JP 10416495A JP H08297927 A JPH08297927 A JP H08297927A
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JP
Japan
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data
recording
memory
test
test data
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Application number
JP10416495A
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English (en)
Inventor
Koji Kato
宏司 加藤
Keiju Sugimoto
佳重 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作確認や不良解析、自己診断が容易にでき
る記録再生装置の提供を目的とする。 【構成】 復調手段としての内符号エラー検出訂正回路
19と、メモリ20と、外符号エラー検出訂正回路21
の動作を試験するための試験用データを記憶するメモリ
6と、外符号エラー検出訂正回路21から出力された出
力データを記憶するメモリ7と、試験用データと出力デ
ータとを比較して復調手段の動作が正常かどうかをワー
クステーション1で判定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、記録再生装置
および磁気記録再生装置に関する。詳しくは、試験用デ
ータと出力データとを比較して装置内の各手段の動作が
正常かどうかを判定するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダー(VT
R)では、テープに付着したゴミやテープの傷のため
に、テープとヘッドとの接触が常時一定でなくなること
があるため、再生時に信号が欠如することがあった。こ
の信号の欠如のことをドロップアウトというが、ドロッ
プアウトが頻発すると、テープに記録したデータが再生
不能になることがあった。
【0003】そこで、これを防ぐために、欠如した信号
部分を検出し、欠如した信号部分を埋める必要がある。
そのための手段として、信号波形と関連のある誤り訂正
符号を付加するようにしていた。つまり、記録時に信号
に誤り訂正符号を付加して記録し、再生時に信号の誤り
を検出して誤り訂正を行うようにしていた。
【0004】図5に、従来の磁気記録再生装置のブロッ
ク図を示す。まず、従来の磁気記録再生装置の構成を説
明する。図5において、この磁気記録再生装置は、入力
端子50と、外符号生成回路51と、メモリ52と、内
符号生成回路53と、プリコード回路54と、記録ヘッ
ド55と、テープ56と、再生ヘッド57と、デコード
回路58と、内符号エラー検出訂正回路59と、メモリ
60と、外符号エラー検出訂正回路61と、出力端子6
2とで構成される。
【0005】外符号生成回路51と、メモリ52と内符
号生成回路53とで誤り訂正符号化手段を構成する。外
符号生成回路51は、入力端子50に供給された入力情
報データに対してリードソロモンの外符号を生成して付
加する回路である。メモリ52は、外符号が付加された
入力情報データを所定のデータ配列により所定の方向で
書き込んで記憶する。内符号生成回路53は、メモリ5
2に書き込まれたデータを書き込み方向と直行する方向
で読み出してリードソロモンの内符号を生成して付加す
る回路である。
【0006】プリコード回路54は、変調手段を構成す
る。プリコード回路54は、例えば、8−9変調回路で
構成される。8−9変調は、テープ56上に記録されて
いる信号波形の直流成分を除去して、いわゆるDCフリ
ー化するためにデータ構成を8ビットから9ビットに変
換する変調方式である。
【0007】記録ヘッド55は記録手段である。テープ
56は記録媒体である。再生ヘッド57は再生手段であ
る。記録ヘッド55は、記録ヘッド55の周面に対して
ヘリカル走行されるテープ56上に斜めに記録トラック
を形成しながら記録信号を記録する。再生ヘッド57
は、この記録トラックをトレースすることにより再生信
号を出力する。
【0008】デコード回路58は復調手段を構成する。
デコード回路58は、例えば、8−9復調回路で構成さ
れる。8−9復調は、記録系のプリコード回路54にお
いて、DCフリー化のために8ビットから9ビットに変
換されたデータを、再び8ビットに復元する。
【0009】内符号エラー検出訂正回路59と、メモリ
60と、外符号エラー検出訂正回路61とで誤り訂正復
号化手段を構成する。内符号エラー検出訂正回路59
は、データに付加されている内符号を用いてエラー検出
およびエラー訂正を行う。メモリ60は記録系のメモリ
52と同じ構成を持つ。内符号エラー訂正を施されたデ
ータはメモリ60に書き込まれる。書き込みの順序は、
記録系のメモリ52の読み出しの順序と同様である。メ
モリ60に書き込まれたデータは記録系のメモリ52の
書き込みの順序と同じ順序で読み出される。外符号エラ
ー検出訂正回路61は、メモリ60から読み出されたデ
ータに付加されている外符号を用いてエラー検出および
エラー訂正を行う。このようにして、テープ56上に記
録された情報データが再生されて出力情報データが出力
端子62に供給される。
【0010】次に、このように構成された従来の磁気記
録再生装置の動作を説明する。この磁気記録再生装置
は、入力端子50に供給される入力情報データに対し
て、記録再生時の誤りの発生に対処するために、これら
の誤りを訂正するための誤り訂正符号を入力情報データ
に付加して記録するようにしている。
【0011】図2に示す誤り訂正符号を説明する図を参
照しながら、誤り訂正符号の付加の順序について説明す
る。入力端子50に供給される入力情報データのうちの
任意のデータ列に対して、外符号生成回路51におい
て、時系列でアウターパリティが生成付加される。図2
Aに示すように、77バイトのデータ列30に対して2
7バイトのアウターパリティ31が生成され、このアウ
ターパリティ31がデータ列30に付加される。このア
ウターパリティが付加されたデータ列の、例えば、19
2個分のデータ列40(104×192バイト)が順次
図2Bに示すように記録系のメモリ52に記憶される。
【0012】そして、このメモリ52に記憶されたデー
タ列40(104×192バイト)に対して、内符号生
成回路53において、例えばアウターパリティの系列と
直行する系列でインナーパリティが生成付加される。つ
まり、図2Cに示すように、アウターパリティの系列と
直行する系列でメモリ52から読み出された192バイ
トのデータ列32に対して、例えば図2Dに示すよう
に、2バイトのブロックID33が付加される。さら
に、このブロックID33を含む194バイトのデータ
列に対して12バイトのインナーパリティ34がデータ
列32に付加される。従って、入力データ列35(77
×192バイト)に対して、アウターパリティ36、イ
ンナーパリティ37、ブロックID38が付加されたE
CCブロック39(104×204バイト)が得られ
る。
【0013】エラー訂正符号が付加されたデータは、プ
リコード回路54に供給される。プリコード回路54に
供給されたデータは、8−9変調される。8−9変調に
より、テープ56上に記録されている信号波形の直流成
分が除去され、いわゆるDCフリー化されてデータ構成
が8ビットから9ビットに変換される。8−9変調され
たデータは記録ヘッド55により記録トラックを形成し
ながらテープ56に記録される。
【0014】図3にデータの記録の順序を示す。図3に
示すように、このようなECCブロックがA1,A2,
A3,A4,A5,A6,A7,A8の8つ存在する。
そして、図3において、各ECCブロックは、A1,A
2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の順序でメモ
リ52から読み出され、上述したアウターパリティ3
6、インナーパリティ37、ブロックID38が付加さ
れている。
【0015】このように、A1,A2,A3,A4,A
5,A6,A7,A8の順に読み出された各ECCブロ
ックは、図4に示すヘリカルスキャン型の回転ドラム4
1に設けられた記録再生ヘッドA,B,C,Dに供給さ
れる。記録再生ヘッドは、図5に示す記録ヘッド55お
よび再生ヘッド57に対応する。記録再生ヘッドに供給
された各ECCブロックは、まず、ヘッドA42によっ
てテープ56に記録される。次に、B1,B2,B3,
B4,B5,B6,B7,B8の順に読み出された各E
CCブロックは、ヘッドB43によってテープ56に記
録される。C1,C2,C3,C4,C5,C6,C
7,C8の順に読み出された各ECCブロックは、ヘッ
ドC44によってテープ56に記録される。D1,D
2,D3,D4,D5,D6,D7,D8の順に読み出
された各ECCブロックは、ヘッドD45によってテー
プ56に記録される。
【0016】このようにして、アウターパリティ36、
インナーパリティ37の付加されたデータ列が記録され
ることにより、これらのアウターパリティ36、インナ
ーパリティ37を用いて再生時において誤りの発生への
対処を行うことができる。
【0017】なお、記録または再生は、例えば、1回の
記録再生ヘッドによる走査で形成される斜めの1記録ト
ラックに対して、入力データ列35(77×192バイ
ト)に対して、アウターパリティ36、インナーパリテ
ィ37、ブロックID38が付加されたECCブロック
39(104×204バイト)の2ブロック分が記録ま
たは再生される。すなわち、4個のヘッドA42、ヘッ
ドB43、ヘッドC44、ヘッドD45が設けられたヘ
リカルスキャン型の回転ドラム41が1回転することに
より、4トラックが形成され、8ブロック分のECCブ
ロックが記録または再生される。
【0018】再生ヘッド57で再生されたデータは、デ
コード回路58としての8−9復調回路に供給され、8
−9復調される。これにより、記録系のプリコード回路
54において、DCフリー化のために8ビットから9ビ
ットに変換されたデータが、再び8ビットに復元され
る。
【0019】デコード回路58としての8−9復調回路
で8ビットに復元されたデータは、内符号エラー検出訂
正回路59に供給される。内符号エラー検出訂正回路5
9では、データに付加されている内符号を用いてエラー
検出およびエラー訂正が行われる。内符号エラー訂正を
施されたデータはメモリ60に書き込まれる。書き込み
の順序は、記録系のメモリ52の読み出しの順序と同様
に行われる。メモリ60に書き込まれたデータは記録系
のメモリ52の書き込みの順序と同じ順序で読み出され
る。メモリ60から読み出されたデータは、外符号エラ
ー検出訂正回路61に供給される。外符号エラー検出訂
正回路61では、メモリ60から読み出されたデータに
付加されている外符号を用いてエラー検出およびエラー
訂正が行われる。エラー訂正が行われた出力情報データ
は出力端子62に供給される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の磁気記
録再生装置は、復調回路としての外符号エラー検出訂正
回路61と、メモリ60と、内符号エラー検出訂正回路
59の動作確認を行う手段を有していなかったので、装
置の外部に誤りを含むデータを発生させることができる
データジェネレータを接続して、復調回路をの動作の確
認を行う方法しかなかった。
【0021】そこで、再生データの誤り方にはさまざま
のパターンがあるため、誤り方を想定して復調回路に任
意のデータを流してあらゆる誤り方について復調回路の
誤り訂正能力を確認する必要がある。
【0022】ところが、データジェネレータはハードウ
エアで構成されているため、発生するデータのパターン
を変える度に、そのハードウエアの変更を行わなければ
ならず、大変不便であり、動作確認を行う上での能率も
非常に悪いという不都合があった。
【0023】また、上述したように、回転ドラム41が
1回転することにより、8ブロック分のECCブロック
が記録または再生されるので、データの誤り発生への対
処は、8つのECCブロックを1つの単位として行う必
要があり、このため、復調回路の動作確認を行うため
に、ECCブロック8つ分のデータを復調回路に流すた
めの手段が別に必要になるという不都合があった。
【0024】また、復調回路の故障診断を行う場合に、
復調回路が仕様通りのエラー訂正能力を有しているかど
うかを試験するために、段階的にデータの誤りの仕方を
変えて復調回路でデータの誤りがどの段階で発見される
かを調べる必要があるが、データジェネレータはハード
ウエアで構成されているため、段階的にデータの誤りの
仕方を変えることが困難であるという不都合があった。
【0025】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、動作確認や不良解析、自己診断が容易にできる
記録再生装置の提供を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、変調手段、記録手段、再生手段、復調手段の各手段
の動作を試験するための試験用データを記憶する試験用
データ記憶手段と、各手段から出力された出力データを
記憶する出力データ記憶手段と、試験用データと出力デ
ータとを比較して各手段の動作が正常かどうかを判定す
る判定手段とを備え、各手段の動作を試験するようにし
たものである。
【0027】また、本発明の磁気記録再生装置は、デー
タ供給源から供給されるデータを変調する変調手段と、
変調手段により変調されたデータを磁気記録媒体に記録
する磁気記録手段と、磁気記録媒体に記録されたデータ
を再生する再生手段と、再生手段により再生されたデー
タを復調する復調手段とを有し、データ供給源にデータ
を供給するようにした磁気記録再生装置において、変調
手段、磁気記録手段、再生手段、復調手段の各手段の動
作を試験するための試験用データを記憶する試験用デー
タ記憶手段と、各手段から出力された出力データを記憶
する出力データ記憶手段と、試験用データと出力データ
とを比較して各手段の動作が正常かどうかを判定する判
定手段とを備え、各手段の動作を試験するようにしたも
のである。
【0028】
【作用】本発明によれば、以下のような作用をする。変
調手段、記録手段、再生手段、復調手段の各手段の動作
を試験する。まず、試験モードのとき、試験用データを
記憶する試験用データ記憶手段に試験用データおよびア
ドレス情報を供給する。試験用データ記憶手段は、この
アドレスに試験用データを書き込む。試験用データ記憶
手段はアドレス情報に基づいてこのアドレスから試験用
データを読み出す。そして、この試験用データを各手段
に供給する。
【0029】また、各手段からの出力データを記憶する
出力データ記憶手段にアドレス情報を供給する。出力デ
ータ記憶手段は、このアドレスに各手段からの出力デー
タを書き込む。そして、出力データ記憶手段にアドレス
情報を供給する。出力データ記憶手段は、このアドレス
から各手段から供給された出力データを読み出す。
【0030】試験用データ記憶手段から読み出された試
験用データと、出力データ記憶手段から読み出された出
力データとを判定手段に供給する。判定手段は、試験用
データに対して出力データを比較して、各手段の動作が
適正であるかどうかを判定する。この判定結果に対し
て、例えば、装置の動作を停止させるようにしても良い
し、動作が適正でない各手段の動作を適正な動作となる
ように変えるようにしても良い。
【0031】また、本発明によれば、以下のような作用
をする。磁気記録再生装置において、変調手段、磁気記
録手段、再生手段、復調手段の各手段の動作を試験す
る。まず、試験モードのとき、試験用データを記憶する
試験用データ記憶手段に試験用データおよびアドレス情
報を供給する。試験用データ記憶手段は、このアドレス
に試験用データを書き込む。試験用データ記憶手段はア
ドレス情報に基づいてこのアドレスから試験用データを
読み出す。そして、この試験用データを各手段に供給す
る。
【0032】また、各手段からの出力データを記憶する
出力データ記憶手段にアドレス情報を供給する。出力デ
ータ記憶手段は、このアドレスに各手段からの出力デー
タを書き込む。出力データ記憶手段は、このアドレスか
ら各手段から供給された出力データを読み出し、記憶す
る。
【0033】試験用データ記憶手段から読み出された試
験用データと、出力データ記憶手段から読み出された出
力データとを判定手段に供給する。判定手段は、試験用
データに対して出力データを比較して、各手段の動作が
適正であるかどうかを判定する。
【0034】この判定結果に対して、例えば、装置の動
作を停止させるようにしても良いし、動作が適正でない
各手段の動作を適正な動作となるように変えるようにし
ても良い。
【0035】
【実施例】この例では、本発明をディジタルVTRに適
用した場合について説明する。この例においては、特
に、復調手段としての外符号エラー検出訂正回路と、メ
モリと、内符号エラー検出訂正回路の動作を試験するた
めの試験用データを記憶する試験用データ記憶手段とし
てのメモリと、復調手段から出力された出力データを記
憶する出力データ記憶手段としてのメモリと、試験用デ
ータと出力データとを比較して復調手段の動作が正常か
どうかを判定する判定手段とを備え、復調手段の動作を
試験するようにした。
【0036】図1に、本実施例の磁気記録再生装置のブ
ロック図を示す。まず、本実施例の磁気記録再生装置の
構成を説明する。図1において、外符号生成回路11
と、メモリ12と、内符号生成回路13と、プリコード
回路14と、記録ヘッド15と、テープ16と、再生ヘ
ッド17と、デコード回路18と、外符号エラー検出訂
正回路19と、メモリ20と、内符号エラー検出訂正回
路21と、入力端子22と、出力端子23とで構成され
る磁気記録再生装置2に対して、以下の構成を付加し
た。本実施例の磁気記録再生装置2は、ワークステーシ
ョン1から供給される試験用データを受け取り、試験結
果をワークステーション1に供給するシリアルインター
フェース3と、制御用CPU4と、試験用データを記憶
するメモリ6と、外符号エラー検出訂正回路21からの
出力データを記憶するメモリ7と、このメモリ6、7を
制御するメモリコントローラ5と、入力データと試験用
データとを切り換えるスイッチ8とを新たに設けた。
【0037】ワークステーション1は、復調手段として
の内符号エラー検出訂正回路19と、メモリ20と、外
符号エラー検出訂正回路21の動作を試験するための試
験用データをシリアルインターフェース3を介してCP
U4に供給し、試験結果をCPU4からシリアルインタ
ーフェース3を介して受け取り復調手段が正常に動作し
ているかどうを判定する。ワークステーション1は、試
験用データ供給源であると共に判定手段である。ワーク
ステーション1では、キーボードやマウス等の入力器に
よりデータが入力され、試験用データが生成される。も
しくは、ワークステーション内にデータを生成するソフ
トウェアを作成し、試験用データを生成する。また、内
蔵されたプログラムにより試験結果が適正であるかどう
かを判定する。
【0038】ワークステーション1からシリアルインタ
ーフェース3を介してCPU4に供給される試験用デー
タは、エラー訂正符号が付加されると共に、予めエラー
を含むデータである。試験用データは、エラーを段階的
に変化させることができる。エラーの段階は、エラー訂
正能力が仕様を満足しているかどうかを判断すると共
に、エラー訂正能力の限界を調査することができるよう
に、複数段階設けられている。
【0039】シリアルインターフェース3は、ワークス
テーション1とを例えばRS−232C回線を介して接
続されている。シリアルインターフェース3は、ワーク
ステーション1から供給されるデータをCPU4に供給
し、CPU4から供給されるデータをワークステーショ
ン1に供給する。
【0040】CPU4は、復調手段のエラー訂正能力の
試験の動作を制御する制御手段である。CPU4は、シ
リアルインターフェース3から供給される試験用データ
を、試験用データを記憶するメモリ6に供給する。ま
た、CPU4は、外符号エラー検出訂正回路21からの
出力データを記憶したメモリ7からこの出力データを読
み出してシリアルインターフェース3に供給する。
【0041】メモリコントローラ5は、CPU4が試験
用データを記憶するメモリ6および外符号エラー検出訂
正回路21からの出力データを記憶したメモリ7にアク
セスしようとするとき、つまり試験用モードのときにC
PU4とこのメモリ6、7とを接続し、これ以外のとき
は試験用データを記憶するメモリ6から試験用データを
読み出してスイッチ8側に供給し、スイッチ8側から供
給される出力データを外符号エラー検出訂正回路21か
らの出力データを記憶するメモリ7に供給する。
【0042】試験用データを記憶するメモリ6および外
符号エラー検出訂正回路21からの出力データを記憶す
るメモリ7は、共に8ブロック分のECCブロックを記
憶する容量を有する。これにより、回転ドラム1回転に
よるヘッドの記録または再生によるデータを記憶するこ
とができる。
【0043】つまり、試験用モードのとき、CPU4
は、メモリコントローラ5に試験用データおよびアドレ
ス情報を供給する。メモリコントローラ5は、試験用デ
ータを記憶するメモリ6にこの試験用データおよびアド
レス情報を供給する。メモリ6は、このアドレスに試験
用データを書き込む。そして、CPU4は、メモリコン
トローラ5にアドレス情報を供給する。メモリコントロ
ーラ5は、試験用データを記憶するメモリ6にアドレス
情報を供給し、メモリ6から試験用データを読み出す。
【0044】また、CPU4は、メモリコントローラ5
に出力データのアドレス情報を供給する。メモリコント
ローラ5は、外符号エラー検出訂正回路21からの出力
データを記憶したメモリ7にアドレス情報を供給する。
メモリ7は、このアドレスに外符号エラー検出訂正回路
21からの出力データを書き込む。そして、CPU4
は、メモリコントローラ5に出力データのアドレス情報
を供給する。メモリコントローラ5は、外符号エラー検
出訂正回路21からの出力データを記憶したメモリ7に
アドレス情報を供給し、メモリ7に外符号エラー検出訂
正回路21からの出力データを書き込む。CPU4は、
メモリコントローラ5に出力データのアドレス情報を供
給する。メモリコントローラ5は、外符号エラー検出訂
正回路21からの出力データを記憶したメモリ7にアド
レス情報を供給し、メモリ7から外符号エラー検出訂正
回路21からの出力データを読み出す。
【0045】また、CPU4は、スイッチ8に切り換え
信号を供給する。スイッチ8はこの切り換え信号に基づ
いて可動接点9c,10cが固定接点9a,10a,ま
たは固定接点9b,10bとの接続に切り換えられる。
試験モードのときは、CPU4は、スイッチ8に切り換
え信号を供給する。スイッチ8はこの切り換え信号に基
づいて可動接点9c,10cが固定接点9a,10aに
接続される。
【0046】これにより、試験用モードのとき、メモリ
コントローラ5は、試験用データを記憶するメモリ6に
アドレス情報を供給し、メモリ6から試験用データを読
み出す。メモリコントローラ5は、試験用データをスイ
ッチ8の固定接点9aおよび可動接点9cを介して復号
手段の内符号エラー検出訂正回路19に供給する。そし
て、復号手段の外符号エラー検出訂正回路21からの出
力データがスイッチ8の固定接点10aおよび可動接点
10cを介してメモリコントローラ5に供給される。こ
こで、スイッチ8の可動接点9cは外符号生成回路11
に接続されると共に内符号エラー検出訂正回路19に接
続される。つまり、試験用データを復号手段の内符号エ
ラー検出訂正回路19に供給できるように接続されてい
る。
【0047】また、通常モードのとき、CPU4は、ス
イッチ8に切り換え信号を供給する。スイッチ8はこの
切り換え信号に基づいて可動接点9c,10cが固定接
点9b,10bに接続される。これにより、通常モード
のとき、入力端子22から供給される入力情報データは
スイッチ8の固定接点9bおよび可動接点9cを介して
外符号生成回路11に供給される。外符号エラー検出訂
正回路21からの出力データはスイッチ8の可動接点1
0cおよび固定接点10bを介して出力端子23に供給
される。
【0048】外符号生成回路11と、メモリ12と内符
号生成回路13とで誤り訂正符号化手段を構成する。外
符号生成回路11は、入力端子22に供給された入力情
報データに対してリードソロモンの外符号を生成して付
加する回路である。メモリ12は、外符号が付加された
入力情報データを所定のデータ配列により所定の方向で
書き込んで記憶する。内符号生成回路13は、メモリ1
2に書き込まれたデータを書き込み方向と直行する方向
で読み出してリードソロモンの内符号を生成して付加す
る回路である。
【0049】プリコード回路14は、変調手段を構成す
る。プリコード回路14は、例えば、8−9変調回路で
構成される。8−9変調は、テープ16上に記録されて
いる信号波形の直流成分を除去して、いわゆるDCフリ
ー化するためにデータ構成を8ビットから9ビットに変
換する変調方式である。
【0050】記録ヘッド15は記録手段である。テープ
56は記録媒体である。再生ヘッド17は再生手段であ
る。記録ヘッド15は、記録ヘッド15の周面に対して
ヘリカル走行されるテープ16上に斜めに記録トラック
を形成しながら記録信号を記録する。再生ヘッド17
は、この記録トラックをトレースすることにより再生信
号を出力する。
【0051】デコード回路18は復調手段を構成する。
デコード回路18は、例えば、8−9復調回路で構成さ
れる。8−9復調は、記録系のプリコード回路14にお
いて、DCフリー化のために8ビットから9ビットに変
換されたデータを、再び8ビットに復元する。
【0052】内符号エラー検出訂正回路19と、メモリ
20と、外符号エラー検出訂正回路21とで誤り訂正復
号化手段を構成する。内符号エラー検出訂正回路19
は、データに付加されている内符号を用いてエラー検出
およびエラー訂正を行う。メモリ20は記録系のメモリ
12と同じ構成を持つ。内符号エラー訂正を施されたデ
ータはメモリ20に書き込まれる。書き込みの順序は、
記録系のメモリ12の読み出しの順序と同様である。メ
モリ20に書き込まれたデータは記録系のメモリ12の
書き込みの順序と同じ順序で読み出される。外符号エラ
ー検出訂正回路21は、メモリ20から読み出されたデ
ータに付加されている外符号を用いてエラー検出および
エラー訂正を行う。このようにして、テープ16上に記
録された情報データが再生されて出力情報データが出力
端子23に供給される。
【0053】次に、このように構成された本実施例の磁
気記録再生装置の動作を説明する。この磁気記録再生装
置2は、入力端子22に供給される入力情報データに対
して、記録再生時の誤りの発生に対処するために、これ
らの誤りを訂正するための誤り訂正符号を入力情報デー
タに付加して記録するようにしている。ここで、再生さ
れた出力情報データのエラー訂正を行う復調手段として
の内符号エラー検出訂正回路19と、メモリ20と、外
符号エラー検出訂正回路21の動作が適正でないとエラ
ーを含んだ再生データが出力端子23から出力される。
そのため、試験モードのときに、再生された出力情報デ
ータのエラー訂正を行う復調手段としての内符号エラー
検出訂正回路19と、メモリ20と、外符号エラー検出
訂正回路21に試験用データを供給し、復調手段の動作
を確認するようにする。
【0054】まず、試験モードのとき、CPU4から、
メモリコントローラ5に試験用データおよびアドレス情
報が供給される。メモリコントローラ5から、試験用デ
ータを記憶するメモリ6にこの試験用データおよびアド
レス情報が供給される。メモリ6には、このアドレスに
試験用データが書き込まれる。そして、CPU4から、
メモリコントローラ5にアドレス情報が供給される。メ
モリコントローラ5から、試験用データを記憶するメモ
リ6にアドレス情報が供給される。メモリ6から、この
アドレスに記憶された試験用データが読み出される。
【0055】また、CPU4から、メモリコントローラ
5に出力データのアドレス情報が供給される。メモリコ
ントローラ5から、外符号エラー検出訂正回路21から
の出力データを記憶したメモリ7にアドレス情報が供給
される。メモリ7には、このアドレスに外符号エラー検
出訂正回路21からの出力データが書き込まれる。そし
て、CPU4から、メモリコントローラ5に出力データ
のアドレス情報が供給される。メモリコントローラ5か
ら、外符号エラー検出訂正回路21からの出力データを
記憶したメモリ7にアドレス情報が供給される。メモリ
7には、このアドレスに外符号エラー検出訂正回路21
からの出力データが書き込まれる。CPU4から、メモ
リコントローラ5に出力データのアドレス情報が供給さ
れる。メモリコントローラ5から、外符号エラー検出訂
正回路21からの出力データを記憶したメモリ7にアド
レス情報が供給される。メモリ7からは、このアドレス
に記憶された外符号エラー検出訂正回路21からの出力
データが読み出される。
【0056】また、CPU4から、スイッチ8に切り換
え信号が供給される。スイッチ8はこの切り換え信号に
基づいて可動接点9c,10cが固定接点9a,10
a,または固定接点9b,10bとの接続に切り換えら
れる。試験モードのときは、CPU4から、スイッチ8
に切り換え信号が供給される。スイッチ8はこの切り換
え信号に基づいて可動接点9c,10cが固定接点9
a,10aに接続される。
【0057】これにより、試験用モードのとき、メモリ
コントローラ5から、試験用データを記憶するメモリ6
にアドレス情報が供給される。メモリ6からは、このア
ドレスに記憶された試験用データが読み出される。メモ
リコントローラ5から、試験用データがスイッチ8の固
定接点9aおよび可動接点9cを介して復号手段の内符
号エラー検出訂正回路19に供給される。そして、復号
手段の外符号エラー検出訂正回路21からの出力データ
がスイッチ8の固定接点10aおよび可動接点10cを
介してメモリコントローラ5に供給される。ここで、ス
イッチ8の可動接点9cは外符号生成回路11に接続さ
れると共に内符号エラー検出訂正回路19に接続されて
いるので、試験用データが復号手段の内符号エラー検出
訂正回路19に供給されている。
【0058】また、通常モードのとき、CPU4から、
スイッチ8に切り換え信号が供給される。スイッチ8は
この切り換え信号に基づいて可動接点9c,10cが固
定接点9b,10bに接続される。これにより、通常モ
ードのとき、入力端子22から供給される入力情報デー
タはスイッチ8の固定接点9bおよび可動接点9cを介
して外符号生成回路11に供給される。外符号エラー検
出訂正回路21からの出力データはスイッチ8の可動接
点10cおよび固定接点10bを介して出力端子23に
供給される。
【0059】以下、通常モードのときの動作を説明す
る。この磁気記録再生装置2は、入力端子22に供給さ
れる入力情報データに対して、記録再生時の誤りの発生
に対処するために、これらの誤りを訂正するための誤り
訂正符号を入力情報データに付加して記録するようにし
ている。
【0060】入力端子22に供給される入力情報データ
のうちの任意のデータ列に対して、外符号生成回路11
において、時系列でアウターパリティが生成付加され
る。このアウターパリティが付加されたデータ列が順次
記録系のメモリ12に記憶される。
【0061】そして、このメモリ12に記憶されたデー
タ列に対して、内符号生成回路13において、例えばア
ウターパリティの系列と直行する系列でインナーパリテ
ィが生成付加される。従って、図2に示すように、入力
データ列35(77×192バイト)に対して、アウタ
ーパリティ36、インナーパリティ37、ブロックID
38が付加されたECCブロック39(104×204
バイト)が得られる。
【0062】エラー訂正符号が付加されたデータは、プ
リコード回路14に供給される。プリコード回路14に
供給されたデータは、8−9変調される。8−9変調に
より、テープ16上に記録されている信号波形の直流成
分が除去され、いわゆるDCフリー化されてデータ構成
が8ビットから9ビットに変換される。8−9変調され
たデータは記録ヘッド15により記録トラックを形成し
ながらテープ16に記録される。
【0063】図3にデータの記録の順序を示す。図3に
示すように、各ECCブロックは、A1,A2,A3,
A4,A5,A6,A7,A8の順序でメモリから読み
出される。
【0064】このように、A1,A2,A3,A4,A
5,A6,A7,A8の順に読み出された各ECCブロ
ックは、図4に示すヘリカルスキャン型の回転ドラム4
1に設けられた記録再生ヘッドA,B,C,Dに供給さ
れる。記録再生ヘッドに供給された各ECCブロック
は、まず、ヘッドA42によってテープ16に記録され
る。次に、B1,B2,B3,B4,B5,B6,B
7,B8の順に読み出された各ECCブロックは、ヘッ
ドB43によってテープ16に記録される。C1,C
2,C3,C4,C5,C6,C7,C8の順に読み出
された各ECCブロックは、ヘッドC44によってテー
プ16に記録される。D1,D2,D3,D4,D5,
D6,D7,D8の順に読み出された各ECCブロック
は、ヘッドD45によってテープ16に記録される。
【0065】このようにして、アウターパリティ36、
インナーパリティ37の付加されたデータ列が記録され
ることにより、これらのアウターパリティ36、インナ
ーパリティ37を用いて再生時の誤りの発生への対処を
行うことができる。
【0066】なお、記録または再生は、例えば、1回の
記録再生ヘッドによる走査で形成される斜めの1記録ト
ラックに対して、入力データ列35(77×192バイ
ト)に対して、アウターパリティ36、インナーパリテ
ィ37、ブロックID38が付加されたECCブロック
39(104×204バイト)の2ブロック分が記録ま
たは再生される。すなわち、4個のヘッドA42、ヘッ
ドB43、ヘッドC44、ヘッドD45が設けられたヘ
リカルスキャン型の回転ドラム41が1回転することに
より、4トラックが形成され、8ブロック分のECCブ
ロックが記録または再生される。
【0067】再生ヘッド17で再生されたデータは、デ
コード回路18としての8−9復調回路に供給され、8
−9復調される。これにより、記録系のプリコード回路
14において、DCフリー化のために8ビットから9ビ
ットに変換されたデータが、再び8ビットに復元され
る。
【0068】デコード回路18としての8−9復調回路
で8ビットに復元されたデータは、内符号エラー検出訂
正回路19に供給される。内符号エラー検出訂正回路1
9では、データに付加されている内符号を用いてエラー
検出およびエラー訂正が行われる。内符号エラー訂正を
施されたデータはメモリ20に書き込まれる。書き込み
の順序は、記録系のメモリ12の読み出しの順序と同様
に行われる。メモリ20に書き込まれたデータは記録系
のメモリ12の書き込みの順序と同じ順序で読み出され
る。メモリ20から読み出されたデータは、外符号エラ
ー検出訂正回路21に供給される。外符号エラー検出訂
正回路21では、メモリ20から読み出されたデータに
付加されている外符号を用いてエラー検出およびエラー
訂正が行われる。エラー訂正が行われた再生情報データ
は出力端子23に供給される。
【0069】上例では、CPU4により試験用モードの
切り換えを行うようにしたが、この試験用モードは、例
えば、装置の開発段階において、復調手段のエラー訂正
能力を段階的に判定するようにするようにしても良い。
このようにすれば、装置の開発を能率的に行うことがで
きる。また、この試験用モードの切り換えを、例えば、
装置の電源投入時に自己診断モードとして行うようにし
ても良い。このようにすれば、復調手段の動作を確認し
て、故障箇所の部位を具体的に特定することができる。
【0070】上例では、ワークステーション1を試験用
データ供給源として、試験用データの生成を行い、ワー
クステーション1内のプログラムにより試験用データに
対する復調手段からの出力データの比較を行い、復調手
段の動作が適正であるかどうかの判定を行うようにした
が、試験用データ供給源と判定手段とを別に設けるよう
にしても良い。また、試験用データ供給源と判定手段と
を磁気記録再生装置2内に設け、シリアルインターフェ
ース3を省略しても良い。
【0071】上例では、試験用データを記憶するメモリ
と復調手段の出力データを記憶するメモリとを設けた
が、メモリはRAMで構成しても良く、ハードディスク
等により構成しても良い。
【0072】上例では、復調手段としての内符号エラー
検出訂正回路19と、メモリ20と、外符号エラー検出
訂正回路21に試験用データを供給し、この動作が適正
であるかどうかを判定するようにしたが、復調手段に限
らず、他の変調手段としての外符号生成回路11と、メ
モリ12と、内符号生成回路13と、記録手段としての
記録ヘッド15と、再生手段としての再生ヘッド17に
試験用データを供給し、この動作が適正であるかどうか
を判定するようにしても良い。
【0073】また、上例では、ディジタルVTRについ
ての例を述べたが、他のテープレコーダーやデータレコ
ーダー等に限らず、光磁気ディスクプレーヤーにも適用
することができる。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、変調手段、記録手
段、再生手段、復調手段の各手段の動作を試験するため
の試験用データを記憶する試験用データ記憶手段と、各
手段から出力された出力データを記憶する出力データ記
憶手段と、試験用データと出力データとを比較して各手
段の動作が正常かどうかを判定する判定手段とを備え、
各手段の動作を試験するようにしたので、動作確認のた
め試験用データや故障診断のための試験用データ等の複
数の種類の試験用データを試験用データ記憶手段に記憶
することができ、試験用データを変更するときに試験用
データ記憶手段に別の試験用データを記憶すればよいの
で、さまざまのパターンの試験用データを使用して各手
段の試験をすることができる。また、出力データを記憶
して試験用データと比較して判定手段により動作の判定
をすることにより、回路設計時には、各手段の動作を変
更して開発能率を向上させることができる。また、電源
投入時の自己診断時には、各手段の動作を確認して、故
障箇所の部位を具体的に特定することができる。
【0075】また、この発明によれば、上述において、
各手段の動作を試験するための試験用データを生成する
試験用データ生成手段を有するので、各手段の動作を確
認するための試験用データを任意に作成して変更するこ
とができ、作成した試験用データを試験用データ記憶手
段に記憶することができる。
【0076】また、この発明によれば、上述において、
復調手段の誤り訂正能力を試験するので、誤り訂正能力
が装置の仕様に適合するかどうかを判定することがで
き、また、誤り訂正能力の限界を調査することもでき
る。
【0077】また、この発明によれば、磁気記録再生装
置において、変調手段、磁気記録手段、再生手段、復調
手段の各手段の動作を試験するための試験用データを記
憶する試験用データ記憶手段と、各手段から出力された
出力データを記憶する出力データ記憶手段と、試験用デ
ータと出力データとを比較して各手段の動作が正常かど
うかを判定する判定手段とを備え、各手段の動作を試験
するようにしたので、動作確認のため試験用データや故
障診断のための試験用データ等の複数の種類の試験用デ
ータを試験用データ記憶手段に記憶することができ、試
験用データを変更するときに試験用データ記憶手段に別
の試験用データを記憶すればよいので、さまざまのパタ
ーンの試験用データを使用して各手段の試験をすること
ができる。また、出力データを記憶して試験用データと
比較して判定手段により動作の判定をすることにより、
回路設計時には、各手段の動作を変更して開発能率を向
上させることができる。また、電源投入時の自己診断時
には、各手段の動作を確認して、故障箇所の部位を具体
的に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録再生装置および磁気記録再生装
置の一実施例のブロック図である。
【図2】磁気記録再生装置の誤り訂正コードを説明する
図である。
【図3】磁気記録再生装置のデータの記録を説明する図
である。
【図4】磁気記録再生装置の磁気ヘッドを示す図であ
る。
【図5】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ワークステーション 2 シリアルインターフェース 3 メモリ 4 CPU 5 メモリコントローラ 6 メモリ 7 メモリ 8 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ供給源から供給されるデータを変
    調する変調手段と、上記変調手段により変調されたデー
    タを記録媒体に記録する記録手段と、上記記録媒体に記
    録されたデータを再生する再生手段と、上記再生手段に
    より再生されたデータを復調する復調手段とを有し、上
    記データ供給源にデータを供給するようにした記録再生
    装置において、 上記変調手段、上記記録手段、上記再生手段、上記復調
    手段の各手段の動作を試験するための試験用データを記
    憶する試験用データ記憶手段と、 上記各手段から出力された出力データを記憶する出力デ
    ータ記憶手段と、 上記試験用データと上記出力データとを比較して上記各
    手段の動作が正常かどうかを判定する判定手段とを備
    え、上記各手段の動作を試験するようにした記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記各手段の動作を試験するための試験用データを生成
    する試験用データ生成手段を有することを特徴とする記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記復調手段の誤り訂正能力を試験することを特徴とす
    る記録再生装置。
  4. 【請求項4】 データ供給源から供給されるデータを変
    調する変調手段と、上記変調手段により変調されたデー
    タを磁気記録媒体に記録する磁気記録手段と、上記磁気
    記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、上
    記再生手段により再生されたデータを復調する復調手段
    とを有し、上記データ供給源にデータを供給するように
    した磁気記録再生装置において、 上記変調手段、上記磁気記録手段、上記再生手段、上記
    復調手段の各手段の動作を試験するための試験用データ
    を記憶する試験用データ記憶手段と、 上記各手段から出力された出力データを記憶する出力デ
    ータ記憶手段と、 上記試験用データと上記出力データとを比較して上記各
    手段の動作が正常かどうかを判定する判定手段とを備
    え、上記各手段の動作を試験するようにした磁気記録再
    生装置。
JP10416495A 1995-04-27 1995-04-27 記録再生装置および磁気記録再生装置 Pending JPH08297927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085282A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Samsung Electronics Co Ltd ディスクインターフェース装置、それを備えたディスクインターフェースシステム及びその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085282A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Samsung Electronics Co Ltd ディスクインターフェース装置、それを備えたディスクインターフェースシステム及びその方法

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