JPH08297750A - 3次元図形の表示状態変更方法および3次元図形表示装置 - Google Patents

3次元図形の表示状態変更方法および3次元図形表示装置

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JPH08297750A
JPH08297750A JP7103313A JP10331395A JPH08297750A JP H08297750 A JPH08297750 A JP H08297750A JP 7103313 A JP7103313 A JP 7103313A JP 10331395 A JP10331395 A JP 10331395A JP H08297750 A JPH08297750 A JP H08297750A
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JP7103313A
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Katsuhiko Hirota
克彦 広田
Hiroshi Kamata
洋 鎌田
Seiya Shimizu
誠也 清水
Satoshi Kasai
悟志 笠井
Kazumi Shibata
和美 柴田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変更項目、変更方向を視覚的に表現すること
を可能とし、3次元空間情報の変更に対して直観的イン
タフェースを実現すること。 【構成】 表示手段2に表示されている3次元図形Aの
移動、回転、等を行う際、操作の対象となる3次元図形
Aに関連付けて状態変更指示情報2a〜2cが表示され
る。ユーザは、マウス等の選択手段3により、表示状態
を変更したい項目、変更方向軸に対応した状態変更指示
情報2a〜2cを選択したのち、マウス等を移動させ
る。これにより、表示手段2に表示された3次元図形
は、選定された表示状態変更項目、変更方向軸に応じて
表示状態が変更される。例えば、ユーザが状態変更指示
情報2aの内の移動を指示する矢印を選択した場合、ユ
ーザがマウス等を移動させると、それに対応してX軸方
向に3次元図形Aが移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元図形の表示状態変
更方法および3次元図形表示装置に関し、特に本発明は
表示位置等を会話型で設定・修正するための直観的イン
タフェースを持つ3次元図形の表示状態変更方法および
3次元図形表示装置に関するものである。
【0002】コンピュータグラフィックスが一般のデザ
イナに浸透し様々なモデリングが行われるにつれ、より
使い易いユーザインタフェースが要求されて来ている。
上記コンピュータグラフィックスにおいては、構築され
た3次元形状の位置、方向、大きさなどの情報を会話的
に設定・修正することが頻繁に行われる。しかし、現状
では、例えば修正したい形状を選択して直接3次元デー
タを入力して設定するか、より会話的な手法としてマウ
ス等の移動量を情報として、位置を変えたり回転してり
サイズを変えたりしている。どちらの場合においても、
ユーザは選択した3次元形状の座標系を認識し、各軸方
向を知った上で入力操作、またはマウス操作をしなけれ
ばならず、直観的な修正方法とは言えない。座標系を認
識させないために、3面図による変更方式も存在する
が、逆に直観的でない場合もある。
【0003】本発明においては、3次元形状の座標系を
視覚的に表現し、ユーザに座標系を意識させずに直観的
に形状の位置情報を修正・変更でき、かつ、投影図のみ
で設定できるというインタフェースを実現できるため、
3次元形状モデリング過程における会話型な形状の修正
・設定を行うCAD分野一般に適用可能である。
【0004】
【従来の技術】図10、図11は従来の3次元図形の表
示状態変更方法を示す図であり、同図は、現状では最も
一般的な会話的形状修正方法であるマウス等で設定する
場合を示している。すなわち、修正したい形状を選択し
ておき、移動モードの場合はマウス等の移動量を形状の
移動量として、回転モードの場合は形状の回転量とし
て、さらに、スケールモードの場合は形状のサイズ量と
して会話的に変更するものである。
【0005】図10において、(a)はマウスで移動さ
せる例、(b)は回転させる例、(c)はスケール変更
する場合を示している。同図に示すように、マウスを用
いて3次元形状図形の表示状態を変更する場合には、予
め、移動、回転、スケーリング等の操作内容をアイコン
等をクリックして指示したのち、マウスを移動量させ移
動量に対応させて、3次元形状図形の表示状態を変更す
る。
【0006】ここで、マウスの移動量は表示画面上では
2次元であるので、3次元空間の形状の修正量に対応さ
せるため、例えば、図11に示すように、左ボタンを押
しながらの移動量を3次元空間におけるX軸に対する変
化量〔図11(a)〕、中ボタンを押しながらの移動量
をY軸に対する変化量〔図11(b)〕、 さらに、右
ボタンを押しながらの移動量をZ軸に対する変化量〔図
11(c)〕に対応させる。
【0007】また、マウスボタンとの対応でなく、図1
1(d)に示すように、直接、「軸メニュー」を選択し
て変更する方法もある。上記したように、3次元形状の
位置、向き、サイズ等の変更したい形状を選択し、マウ
ス等の移動によって会話的に指定していく方法は、例え
ばマウスボタンを座標系内の各軸に対応させるため、3
次元形状の座標系におけるX,Y,Z軸を認知しておか
なければ自在な変更ができない。
【0008】以上のように、図10,図11に示した方
法は投影図での変更指示であるため、3次元空間の座標
系を意識しなければならない。そこで、CAD等におい
ては、より単純化した3面図による修正方法も用いられ
ている。図12は上記3面図による形状の位置情報の修
正方法を示す図である。同図において、例えば、正面図
上にマウスがある場合には、画面の上方向をY軸、画面
の横方向をX軸として移動量に対応させている。そし
て、正面図内でマウスを右に移動すると、同図のに示
すように形状が変更され、また、上面図内でマウスを上
に移動すると、同図ののように形状が変更される。
【0009】すなわち、この方法では、各図が2軸上で
の表示になるため、マウスの上下、左右の移動量をその
まま各軸の変更量に対応させることができ、座標系の軸
を意識する必要がない。しかしながら、この方法は上面
図、正面図、側面図の表示であるため、直観的な修正方
法とはいえない。以上のように、3次元形状の3次元情
報(位置、回転、スケール)を会話的に修正する場合、
従来の方法は直観的なインタフェースという面で問題が
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の方法は、マウス等の移動量を使って3次元情報である
位置やその形状の回転、スケール等を修正していたが、
その変更量を座標系の各軸とマウスボタンに対応させて
いたため、直観的な修正ができないといった問題があっ
た。
【0011】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであって、本発明は、3次元形状の座
標系を意識させずに変更項目、変更方向を視覚的に表現
することを可能とした、3次元空間情報の変更に対して
直観的インタフェースを実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、同図において、1は本発明にかかわる3次元図形
表示装置、2はCRTディスプレイ等の表示手段、3は
マウス等の選択手段である。また、3次元図形表示装置
1において、1aは3次元図形Aに対応付けて状態変更
指示情報2a〜2cを表示する手段、1bはマウス等に
より上記状態変更指示情報2a〜2cが選択されたこと
を判定し3次元図形Aの表示状態の変更を指示する手
段、1cは表示手段2に表示された3次元図形Aをマウ
ス3の移動量に応じて移動、回転、スケール変更し、そ
の表示状態を変更する手段である。
【0013】前記課題を解決するため、本発明の請求項
1の発明は、3次元図形の表示状態変更方法において、
3次元図形を表示した画面上に、表示状態の変更を指示
するための状態変更指示情報を3次元形状で表示し、上
記状態変更指示情報を選択することにより、3次元図形
の表示状態を変更するようにしたものである。本発明の
請求項2の発明は、3次元図形を表示した画面上に該図
形に対応付けて該図形の表示状態の変更を指示するため
の状態変更指示情報を3次元形状で表示する第1の手段
と、上記状態変更指示情報を選択する第2の手段と、上
記第2の手段により選択された表示状態に3次元図形の
表示状態を変更する第3の手段を設けたものである。
【0014】本発明の請求項3の発明は、3次元図形を
表示した画面上に該図形の表示状態の変更を指示するた
めの状態変更指示情報を3次元形状で表示する第1の手
段と、表示状態の変更対象となる3次元図形と、上記状
態変更指示情報を選択する第2の手段と、上記第2の手
段により図形が選択されたとき状態変更指示情報を該図
形に対応付けて表示し、指示された状態変更指示情報に
応じて3次元図形の表示状態を変更する第3の手段を設
けたものである。
【0015】本発明の請求項4の発明は、請求項2また
は請求項3の発明において、第2の手段により、状態変
更指示情報と、表示状態変更量および/または表示状態
の変更方向を指示させ、第3の手段が、上記第2の手段
により指示された状態変更指示情報と、表示状態変更量
および/または表示状態の変更方向に応じて、3次元図
形の表示状態を変更するようにしたものである。
【0016】本発明の請求項5の発明は、請求項2,3
または請求項4の発明において、状態変更指示情報を、
3次元図形の表示状態変更を模擬した図形としたもので
ある。
【0017】
【作用】図1において、表示手段2に表示されている3
次元図形Aの移動、回転、等を行う際、操作の対象とな
る3次元図形Aに関連付けて、状態変更指示情報2a〜
2cを3次元形状で表示する。なお、同図では、移動
(同図矢印)、回転(回転矢印)、スケール変更(円錐
矢印)の状態変更指示情報を同時に画面上に表示した場
合を示しているが、必要なもののみを表示すればよい。
【0018】ユーザは、表示状態変更項目、変更方向軸
に応じて、マウス等の選択手段3により上記状態変更指
示情報2a〜2cを選択し、マウス等を移動させる。こ
れにより、表示手段2に表示された3次元図形は、上記
表示状態変更項目、変更方向軸に応じて表示状態が変更
される。例えば、ユーザが状態変更指示情報2aの内の
移動を指示する矢印を選択した場合、ユーザがマウス等
を移動させると、それに対応してX軸方向に3次元図形
Aが移動する。
【0019】以上のように、本発明の請求項1〜4の発
明においては、3次元図形の表示状態の変更において、
その変更方向を示す座標系とその変更項目を統合した3
次元形状として表示し、該可視化したツールの選択によ
り3次元図形の表示状態を変更するようにしたので、ユ
ーザは直観的に変更項目、座標系を把握することができ
る。また、3面図などを用いずに投影図のみから3次元
情報を設定することができる。
【0020】また、本発明の請求項5の発明のように、
状態変更指示情報を、3次元図形の表示状態変更を模擬
した図形とすることにより、ユーザは一層直観的に表示
状態の変更を指示することができる。以上のように、変
更項目のメニューからの選択や表示画面の選択など位置
決定に関係のないアクションを省くことができ、また、
選択形状の座標系や変更したい方向軸等を意識する必要
がないので、3次元形状のモデリング作業の効率化を図
ることができる。
【0021】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成を示す図であ
り、10は本実施例に係わる3次元図形表示装置、11
はCRTディスプレイ等の表示装置、12はマウスであ
り、表示装置11には同図に示すように3次元図形が表
示される。図3〜図5は本実施例において、表示装置1
1の画面上に表示される状態変更指示情報の一例を示す
図である、図3は移動系の可視化指示情報、図4は回転
系の可視化指示情報、図5はスケール系の可視化指示情
報を示している。
【0022】図2の3次元図形表示装置10において、
10aは移動、回転等の修正したい形状を選択するため
の修正形状選択部であり、マウス12等により表示装置
11に表示された3次元形状をピッキングすることによ
り、修正したい形状が選択される。10bは移動系表示
部、10cは回転系表示部、10dはスケール系表示部
であり、3次元形状がピッキングされると、上記表示部
10b,10c,10dにより図3〜図5に示した状態
変更指示情報が表示される。10eは項目動作選択部で
あり、ユーザがマウス12により図3〜図5に示した状
態変更指示情報をピックすると、項目動作選択部10e
はピックされた位置から、移動、回転、スケール変更等
の表示状態の変更内容/座標軸を判定し表示状態変更部
10gに送る。また、10fはマウス移動量検出部であ
り、マウスの移動量を検出し表示状態変更部10gに送
る。
【0023】10hは3次元図形データを保持した3次
元図形データ部、10gは表示状態変更部であり、表示
状態変更部10gは上記項目動作選択部10eから送ら
れた表示状態の変更内容/座標軸、マウス移動量検出部
10fから送られるマウスの移動量に基づき、表示装置
11上の3次元形状の表示状態を変更する。図6は本実
施例の動作を示すフローチャートであり、同図を参照し
ながら、本実施例における3次元形状の表示状態変更操
作を説明する。
【0024】まず、マウス12により画面上に表示され
ている3次元形状の内、表示状態を変更したい形状を選
択する(図6のステップS1)。ユーザが表示状態を変
更する図形を選択すると(例えば、図3〜図5に示した
立方体を選択したとする)、表示装置11の画面上で
は、選択された形状の色が変わったり点滅するなど、選
択された形状が顕示され、また、前記図3〜図5に矢印
等で示した変更項目に対応する座標系が表示される(図
6のステップS2〜ステップS4)。
【0025】例えば、移動系の表示の場合には、図3に
示すように、座標系における移動方向をX軸、Y軸、Z
軸に対応して3次元形状で表示する。上記形状は線ある
いは面で構成することができるが、実際の修正が3次元
形状であるので、3次元形状で表示すればユーザは移動
方向等を直観的に把握することができる。また、各軸の
正方向を示すため矢印を付加することも分かりやすくす
るために必要である。さらに、各軸にX,Y,Zと表示
したり、各軸を色を変えて表示すれば、容易に識別でき
るようになる。
【0026】回転系表示の場合には、図4に示すよう
に、座標系において回転軸をX,Y,Z軸に対応させて
3次元形状で表示し、さらに、その回転方向を矢印等を
付して3次元で表示する。その他は上記した移動系の場
合と同様である。スケール系表示の場合には、図5に示
すように、座標系において、スケールの方向をX軸,Y
軸,Z軸に対応させて3次元形状で表示する。
【0027】その際、上記した移動系表示と区別がつく
ような形状(例えば、同図に示す円錐形状)を選ぶと、
移動系表示とスケール系表示が混在していても機能させ
ることができ、より変更項目の選択を効率的に行うこと
ができる。図7は、移動系、回転系、スケール系表示を
混在させて表示した場合を示す図である。同図では、移
動系、回転系、スケール系表示の座標軸を同一としてい
るが、各系の座標軸を別々にしてもかまわない。また、
必要となる変更項目のみを選んで表示し、簡素化するこ
ともできる。
【0028】さて、表示装置11の画面上に図3〜図
5、図7に示すような変更項目に対応する座標系が表示
されると、ユーザは表示されている各系の座標系の一つ
をマウス12により選択する(図6のステップS5)。
これにより、項目動作選択部10eはユーザの選択した
座標系から、変更する座標軸を判定し、表示状態変更部
10gに送る。
【0029】ここで、ユーザがマウス12を移動させる
と、マウス12の移動量がマウス移動量検出部10fに
送られ、表示状態変更部10gは、ユーザが指示した座
標軸について、マウスの移動量に応じて表示装置11上
の3次元形状の表示状態を変更する(図6のステップS
6)。以後、ステップS7〜ステップS9において、変
更継続、変更項目変更あるいは変更形状選択かを判別
し、変更継続の場合にはステップS6に戻り、また、変
更項目変更の場合にはステップS5に戻り、さらに、変
更形状選択の場合にはステップS1に戻り前記した処理
を行う。
【0030】図8は画面上に表示された3次元形状を移
動させる場合の操作の一例を示す図であり、同図では移
動系のみを表示した例を示している。同図において、ユ
ーザが表示状態を変更する図形を選択すると、同図
(a)に示すように、選択された図形と対応付けて移動
系の指示情報が表示される。ここで、ユーザがマウス等
によりの指示情報を選択すると、の指示情報の色が
変わる等、その情報が顕示され選択済みであることが示
される。
【0031】の指示情報が選択されると、3次元図形
表示装置10内では、上記の指示情報がX軸方向への
移動変更であると確定し、以後、マウスの移動量をX軸
方向への移動変更に対応させる。そして、ユーザがマウ
スを移動させると、それに応じて図8(b)に示すよう
に3次元図形が移動する。
【0032】ここで、マウスを移動させるとき、既に変
更方向が確定しているので、マウスボタンの選択に関係
なく図形を移動させることができる。また、ユーザは移
動方向の指示情報を既に選択しているので、マウスの移
動方向を意識する必要はなく、ユーザが選択した指示情
報の方向に移動させることができる。また、図8におい
て、と(Y軸方向に対応)の指示情報を選択した場
合には、両方の方向にマウス移動量を対応させ、両方向
へ3次元図形を移動させることもできる。
【0033】さらに、前記図7に示したように、移動
系、回転系、スケール系表示を混在させて表示した場合
には、ユーザが、例えば、同図におけるの指示情報を
選択すると、その時点でが回転を模擬した印であるこ
とから変更方向が回転であり、ユーザが意識していなく
てもZ軸回りの回転であることが決定される。そこで、
ユーザがマウスを移動させると、マウスの移動量をZ軸
回りの回転量に対応させ、3次元図形の表示状態が変更
される。
【0034】ここでも、複数軸の選択により複数軸での
変更が可能である。また、複雑になるが、複数の変更項
目を選択して複数変更を同時に行うこともできる。以上
のように本実施例においては、変更したい3次元図形を
選択した時点で、座標系を可視化し、かつ、変更項目を
可視化しているので、投影図形内での選択により変更項
目と変更方向を決定することができ、ユーザに座標系や
座標軸を意識させることなく、表示状態を変更すること
ができる。このため、直観的なユーザインタフェースに
よって3次元形状の表示状態修正・設定することが可能
となる。
【0035】なお、上記実施例においては、ユーザが3
次元図形を選択した時点で、表示状態を変更する指示情
報を表示するようにしているが、表示装置上に表示され
ている図形の数が少ない場合や、表示される図形が簡単
な図形の場合には、表示装置上の各3次元図形に関連付
けて上記指示情報を予め表示しておき、ユーザが上記指
示情報を直接指定することにより、表示状態変更の対象
となる図形の選択と変更項目と変更方向指定を行うこと
もできる。
【0036】また、上記した表示状態を変更する指示情
報は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、図
9に示すように、文字情報等を3次元形状で表示しても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、3次元図形の表示状態の変更において、その変更方
向を示す座標系とその変更項目を統合した3次元形状と
して表示し、該可視化したツールの選択により3次元図
形の表示状態の変更するようにしたので、3次元形状モ
デリング過程において、形状の位置、方向、大きさなど
の情報を会話的に設定・修正することができ、一層直観
的なインタフェースを実現することができる。このた
め、3次元形状のモデリング作業の効率化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図3】選択形状に付加された移動系可視化情報の一例
を示す図である。
【図4】選択形状に付加された回転系可視化情報の一例
を示す図である。
【図5】選択形状に付加されたスケール系可視化情報の
一例を示す図である。
【図6】本発明の実施例のフローチャートを示す図であ
る。
【図7】移動/回転/スケール系可視化情報を同時に表
示した例を示す図である。
【図8】移動系可視化情報による移動方向の決定と形状
の修正例を示す図である。
【図9】移動/回転/スケール系可視化情報の他の例を
示す図である。
【図10】従来の3次元図形の表示状態変更方法を示す
図である。
【図11】従来の3次元図形の表示状態変更方法を示す
図である。
【図12】従来の3面図による形状の位置情報の修正方
法を示す図である。
【符号の説明】
1 3次元図形表示装置 2 表示手段 3 マウス等の選択手段 10 3次元図形表示装置 11 表示装置 12 マウス 10a 修正形状選択部 10b 移動系表示部、 10c 回転系表示部 10d スケール系表示部 10e 項目動作選択部 10g 表示状態変更部 10f マウス移動量検出部 10h 3次元図形データ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 誠也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 笠井 悟志 静岡県静岡市伝馬町16番地の3 株式会社 富士通静岡エンジニアリング内 (72)発明者 柴田 和美 静岡県静岡市伝馬町16番地の3 株式会社 富士通静岡エンジニアリング内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元図形を表示した画面上に、表示状
    態の変更を指示するための状態変更指示情報を3次元形
    状で表示し、 上記状態変更指示情報を選択することにより、3次元図
    形の表示状態を変更することを特徴とする3次元図形の
    表示状態変更方法。
  2. 【請求項2】 3次元図形を表示した画面上に、該図形
    に対応付けて該図形の表示状態の変更を指示するための
    状態変更指示情報を3次元形状で表示する第1の手段
    と、 上記状態変更指示情報を選択する第2の手段と、 上記第2の手段により選択された表示状態に3次元図形
    の表示状態を変更する第3の手段を備えたことを特徴と
    する3次元図形表示装置。
  3. 【請求項3】 3次元図形を表示した画面上に、該図形
    の表示状態の変更を指示するための状態変更指示情報を
    3次元形状で表示する第1の手段と、 表示状態の変更対象となる3次元図形と、上記状態変更
    指示情報を選択する第2の手段と、 上記第2の手段により図形が選択されたとき、状態変更
    指示情報を該図形に対応付けて表示し、指示された状態
    変更指示情報に応じて、3次元図形の表示状態を変更す
    る第3の手段を備えたことを特徴とする3次元図形表示
    装置。
  4. 【請求項4】 第2の手段が、状態変更指示情報を指示
    するとともに、表示状態変更量および/または表示状態
    の変更方向を指示するものであり、 第3の手段が、上記第2の手段により指示された状態変
    更指示情報と、表示状態変更量および/または表示状態
    の変更方向に応じて、3次元図形の表示状態を変更する
    ものであることを特徴とする請求項2または請求項3の
    3次元図形表示装置。
  5. 【請求項5】 状態変更指示情報が3次元図形の表示状
    態変更を模擬した図形であることを特徴とする請求項
    2,3または請求項4の3次元図形表示装置。
JP7103313A 1995-04-27 1995-04-27 3次元図形の表示状態変更方法および3次元図形表示装置 Withdrawn JPH08297750A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998033145A1 (fr) * 1997-01-24 1998-07-30 Sony Corporation Generateur de donnees de formes, procede de generation de donnees de formes et moyens associes
JP2007130240A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Imagunooshisu Kk 医用三次元画像の表示方向修正装置、修正方法および修正用プログラム
JP2008209511A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Tosoh Corp モニタ画面の表示スケール変更システム

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