JPH08297187A - コンクリート壁を貫通する管の貫通部構造 - Google Patents

コンクリート壁を貫通する管の貫通部構造

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JPH08297187A
JPH08297187A JP7102363A JP10236395A JPH08297187A JP H08297187 A JPH08297187 A JP H08297187A JP 7102363 A JP7102363 A JP 7102363A JP 10236395 A JP10236395 A JP 10236395A JP H08297187 A JPH08297187 A JP H08297187A
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JP
Japan
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concrete wall
pipe
welding
embedded
circular cross
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JP7102363A
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English (en)
Inventor
Masanori Sato
昌敬 佐藤
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でコストが安く、しかもコンクリ
ート壁に対して確実に固定できるようにする。 【構成】 コンクリート壁12を貫通する管19のコン
クリート壁12内に埋設されている箇所に非円形断面部
分20を形成し、非円形断面部分20がコンクリート壁
12内に埋設されることにより、非円形断面部分20で
管19のコンクリート壁12に対する軸線方向、回動方
向の動きを阻止し、非円形断面部分20は溶接を伴わず
プレス等で簡単に形成することができるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート壁を貫通
する管の貫通部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子炉においては、原子炉圧力容器に接
続した管を、原子炉格納容器本体のコンクリート壁を貫
通させて外部に導いている。
【0003】図7は原子炉の主要部の概略を示す縦断面
図であって、図中1はコンクリート製の原子炉格納容器
本体、2は原子炉格納容器本体1の底部コンクリート3
上に立設され原子炉圧力容器10を支持するようにした
略円筒状のペデスタル、4は前記原子炉格納容器本体1
の内壁から前記ペデスタル2の頂部に延びるダイヤフロ
ムフロア、5は前記原子炉格納容器本体1の内側部とダ
イヤフロムフロア4の上面とにより形成された上部ドラ
イウェル、6は前記原子炉格納容器本体1の内側部とペ
デスタル2外周部とダイヤフロムフロア4の下面とによ
り形成されたサプレッションチェンバ、7は前記ペデス
タル2の内部に周方向に所要の間隔を有して上下に延び
て複数形成され、上端が上部ドライウェル5に開口8し
て連通し、下端が前記サプレッションチェンバ6の内側
下部に径方向に連通するベント管ノズル9を有したベン
ト管を示す。
【0004】原子炉圧力容器10には管11が接続され
ていて、この管11は原子炉格納容器本体1のコンクリ
ート壁12を貫通し、原子炉格納容器本体1の外部に導
かれている。
【0005】管11がコンクリート壁12を貫通する貫
通部構造の従来の一例を図8の縦断面図によって説明す
ると、管11がコンクリート壁12の左方の内面側から
コンクリート壁12の右方の外面まで貫通し、管11の
内部には、水蒸気或いはその他の流体を流す小径の導管
14が配置されていて、前記管11の端部に形成された
端板13が小径の導管14の外周に溶接にて固定されて
いる。
【0006】コンクリート壁12の内面にはシェル15
が設けてあって、このシェル15と同一面になるよう
に、内面側のフランジプレート16が管11の外周に溶
接によって固定されている。さらに管11の外周には、
コンクリート壁12の外面と同一面になるように、外面
側のフランジプレート17も溶接によって固定されてい
る。
【0007】さらに、管11の外周面とこれらのフラン
ジプレート16,17とに亘り、図9に示すように管1
1の中心から放射方向になるように複数溶接により固定
されてコンクリート壁12に埋設されるようにしたガセ
ットプレート18が配置されている。
【0008】このような管11の貫通部構造によれば、
フランジプレート16,17によって管11のコンクリ
ート壁12に対する軸線方向の動きが阻止され、ガセッ
トプレート18によって管11のコンクリート壁12に
対する回動方向の動きが阻止されて、管11はコンクリ
ート壁12に対して確実に固定されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコン
クリート壁を貫通する管の貫通部構造は、管11の外周
に2枚のフランジプレート16,17を溶接した上、さ
らに管11とこれらのフランジプレート16,17とに
亘って多数のガセットプレート18を溶接する必要があ
るため、溶接する箇所の数が多く構造も複雑で手間がか
かり、加工費用も高くなる欠点があった。
【0010】本発明はこのような従来の欠点を改善し、
簡単な構造でコストが安く、しかもコンクリート壁に対
して確実に固定できるコンクリート壁を貫通する管の貫
通部構造を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
クリート壁を貫通する管のコンクリート壁内に埋設され
ている箇所に、非円形断面部分を形成したことを特徴と
するコンクリート壁を貫通する管の貫通部構造に係るも
のであり、請求項2の発明は、先端部の径が細くなって
いる2本の管の先端部同士を接合し、該接合した箇所の
外周に複数のガセットプレートを放射状に取り付け、前
記接合した箇所とガセットプレートとをコンクリート壁
内に埋設したことを特徴とするコンクリート壁を貫通す
る管の貫通部構造に係るものである。
【0012】
【作用】第1の手段では、非円形断面部分がコンクリー
ト壁内に埋設されることにより、非円形断面部分で管の
コンクリート壁に対する軸線方向、回動方向の動きを阻
止し、非円形断面部分は溶接を伴わずプレス等で簡単に
形成することができる。
【0013】第2の手段では、接合した細くなっている
2本の管の先端部同士が管のコンクリート壁に対する軸
線方向の動きを阻止し、ガセットプレートが管のコンク
リート壁に対する回転方向の動きを阻止することにな
り、溶接によるガセットプレートの取付作業も楽にな
り、溶接箇所も従来より少なくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0015】図1は請求項1の発明の一実施例の縦断面
図、図2は図1のII−II断面図であって、コンクリ
ート壁12を貫通する管19の端部は、従来と同様に端
板13によって小径の導管14の外周に溶接にて固定さ
れている。
【0016】管19のコンクリート壁12内に埋設され
る箇所には、予めプレス等によって楕円等の非円形断面
部分20を形成する。そして管19の外周面における非
円形断面部分20を挟んで、コンクリート壁12の内面
に設けてあるシェル15と同一面になる位置に内面側の
フランジプレート16を溶接にて固定し、またコンクリ
ート壁12の外面と同一面になる位置に外面側のフラン
ジプレート17を溶接によって固定する。しかしなが
ら、従来のようなガセットプレート18(図8、図9参
照)は取り付けない。
【0017】そして内面側のフランジプレート16がコ
ンクリート壁12の内面に設けてあるシェル15と同一
面になり、外面側のフランジプレート17がコンクリー
ト壁12の外面と同一面になるようにして、非円形断面
部分20をコンクリート壁12内に埋設する。
【0018】上述した図1、図2の実施例においては、
管19のコンクリート壁12内に埋設されている箇所に
非円形断面部分20が形成されているため、非円形断面
部分20が管19のコンクリート壁12内に埋設されて
いる他の部分と断面形状が異なっていて、管19のコン
クリート壁12に対する軸線方向の動きを阻止すること
になり、また非円形であるために、管19のコンクリー
ト壁12に対する回動方向の動きを阻止することにもな
る。
【0019】さらに非円形断面部分20はプレス等によ
って簡単に形成することができ、溶接作業も、2枚のフ
ランジプレート16,17を取り付けるのみの簡単な作
業ですむことになる。
【0020】次に、図3は請求項1の発明の他の実施例
の縦断面図、図4は図3のIV−IV断面図であって、
図1、図2と同一部分には同一符号を付してある。
【0021】この実施例においても、上述した図1、図
2の実施例と同様に、管19のコンクリート壁12内に
埋設される箇所には、予めプレス等によって楕円等の非
円形断面部分20を形成すると共に、コンクリート壁1
2の内面に設けてあるシェル15と同一面になる内面側
のフランジプレート16のみを、溶接によって管19の
外周に固定する。
【0022】そして内面側のフランジプレート16がコ
ンクリート壁12の内面に設けてあるシェル15と同一
面になるようにして、非円形断面部分20をコンクリー
ト壁12内に埋設する。
【0023】図3、図4に示した実施例においても管1
9のコンクリート壁12内に埋設されている箇所に非円
形断面部分20が形成されているため、非円形断面部分
20が管19のコンクリート壁12内に埋設されている
他の部分と断面形状が異なっていて、管19のコンクリ
ート壁12に対する軸線方向の動きを阻止することにな
り、また非円形であるために、管19のコンクリート壁
12に対する回動方向の動きを阻止することにもなる。
そして溶接作業は、1枚のフランジプレート16を取り
付けるのみの極めて簡単な作業ですむことになる。
【0024】図5は請求項2の発明の一実施例の縦断面
図、図6は図5のVI−VI断面図であって、この実施
例においては、先端部21,22の径がテーパー状に細
くなっている2本の管23,24が一直線上に並ぶよう
に、細くなっている先端部21,22同士を溶接等によ
って接合25し、一方の管23の外周には、コンクリー
ト壁12の内面に設けてあるシェル15と同一面になる
内面側のフランジプレート16を溶接によって固定し、
他方の管24の外周にはフランジプレートは備えていな
い。
【0025】また2本の管23,24を接合25した箇
所の外周には、2本の管23,24に亘って複数のガセ
ットプレート26を、管23,24の中心から放射方向
になるように溶接によって固定する(図6参照)。
【0026】そしてフランジプレート16がコンクリー
ト壁12の内面に設けてあるシェル15と同一面になる
ようにして2本の管23,24を接合25した箇所及び
ガセットプレート26をコンクリート壁12内に埋設す
る。
【0027】上述した図5、図6の実施例においては、
コンクリート壁12内に埋設されている箇所に、2本の
管23,24の径が細くなっている先端部21,22の
接合25した箇所があって他の埋設箇所よりも径が小さ
いため、管23,24のコンクリート壁12に対する軸
線方向の動きを阻止することになり、またガセットプレ
ート26が管23,24のコンクリート壁12に対する
回動方向の動きを阻止することになる。そして溶接作業
は、図8、図9に示す従来のガセットプレート18の半
分の枚数のガセットプレート26を溶接するだけで済
み、しかも直角に交わっている管11とガセットプレー
ト18との間の溶接でなく、直線に並んでいる管23,
24に対して溶接すればよいので、溶接作業が楽にな
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、非円形断面部分がコ
ンクリート壁内に埋設されることにより、非円形断面部
分で管のコンクリート壁に対する軸線方向、回動方向の
動きを阻止し、非円形断面部分は溶接を伴わずプレス等
で簡単に形成することができる効果がある。
【0029】さらに従来のようなガセットプレートがな
いので、管をコンクリート壁内に埋設する時にコンクリ
ートの流れが良くなってコンクリートの充填状態が良
く、コンクリートと管との密着性が向上する効果があ
る。
【0030】請求項2の発明は、接合した細くなってい
る2本の管の先端部同士が管のコンクリート壁に対する
軸線方向の動きを阻止し、ガセットプレートが管のコン
クリート壁に対する回転方向の動きを阻止することにな
り、溶接によるガセットプレートの取付作業も楽にな
り、溶接箇所も従来より少なくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】請求項1の発明の他の実施例の縦断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】請求項2の発明の一実施例の縦断面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】原子炉の主要部の概略を示す縦断面図である。
【図8】従来のコンクリート壁を貫通する管の貫通部構
造の一例の縦断面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【符号の説明】
12 コンクリート壁 19 管 20 非円形断面部分 21 先端部 22 先端部 23 管 24 管 25 接合 26 ガセットプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁を貫通する管のコンクリ
    ート壁内に埋設されている箇所に、非円形断面部分を形
    成したことを特徴とするコンクリート壁を貫通する管の
    貫通部構造。
  2. 【請求項2】 先端部の径が細くなっている2本の管の
    先端部同士を接合し、該接合した箇所の外周に複数のガ
    セットプレートを放射状に取り付け、前記接合した箇所
    とガセットプレートとをコンクリート壁内に埋設したこ
    とを特徴とするコンクリート壁を貫通する管の貫通部構
    造。
JP7102363A 1995-04-26 1995-04-26 コンクリート壁を貫通する管の貫通部構造 Pending JPH08297187A (ja)

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JP7102363A JPH08297187A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 コンクリート壁を貫通する管の貫通部構造

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JP (1) JPH08297187A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158048A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Ihi Corp 薄肉耐圧容器のハッチ取付構造
JP2013217024A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 貫通スリーブ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158048A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Ihi Corp 薄肉耐圧容器のハッチ取付構造
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