JPH08296925A - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
- Publication number
- JPH08296925A JPH08296925A JP7105473A JP10547395A JPH08296925A JP H08296925 A JPH08296925 A JP H08296925A JP 7105473 A JP7105473 A JP 7105473A JP 10547395 A JP10547395 A JP 10547395A JP H08296925 A JPH08296925 A JP H08296925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- introduction pipe
- peripheral surface
- evaporator
- pipe
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/37—Capillary tubes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/12—Sound
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャピラリーチューブ出口から高速で噴出す
る気液２相流の圧力脈動による冷媒管の振動が蒸発器本
体に伝達するのを抑え、蒸発器本体から放出される冷媒
流動音を抑制する冷凍装置を提供するものである。 【構成】 キャピラリーチューブ４に連結した第１の導
入管を囲う第２の導入管の外周面９ｂに円周状の溝加工
を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０を成形し、複
数の線状の突起１０の先端１０ａが第１の導入管８の外
周面８ｂに接触している。
る気液２相流の圧力脈動による冷媒管の振動が蒸発器本
体に伝達するのを抑え、蒸発器本体から放出される冷媒
流動音を抑制する冷凍装置を提供するものである。 【構成】 キャピラリーチューブ４に連結した第１の導
入管を囲う第２の導入管の外周面９ｂに円周状の溝加工
を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０を成形し、複
数の線状の突起１０の先端１０ａが第１の導入管８の外
周面８ｂに接触している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機などに用い
られる冷凍装置に関するものである。
られる冷凍装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機などの冷凍装置は、従来よ
り、業務用から家庭用まで幅広く使用されており、近年
は快適性ニーズの高まりによって特に低騒音化が強く望
まれる傾向にある。
り、業務用から家庭用まで幅広く使用されており、近年
は快適性ニーズの高まりによって特に低騒音化が強く望
まれる傾向にある。
【０００３】以下、図面を参照しながら、実開昭５７−
１３２１６７号公報などで提案されている従来の空気調
和機に用いられている冷凍装置について説明する。
１３２１６７号公報などで提案されている従来の空気調
和機に用いられている冷凍装置について説明する。
【０００４】図７〜図８は従来の空気調和機に用いられ
ている冷凍装置の構成図である。図において冷凍装置本
体１は、圧縮機２、凝縮器３、毛細管状の減圧器である
キャピラリーチューブ４、蒸発器５を順次連結し、キャ
ピラリーチューブ４を蒸発器５に接続する入口管６にキ
ャピラリーチューブ４の出口４ａに対向して編目状の整
流板７を設けている。
ている冷凍装置の構成図である。図において冷凍装置本
体１は、圧縮機２、凝縮器３、毛細管状の減圧器である
キャピラリーチューブ４、蒸発器５を順次連結し、キャ
ピラリーチューブ４を蒸発器５に接続する入口管６にキ
ャピラリーチューブ４の出口４ａに対向して編目状の整
流板７を設けている。
【０００５】以上のように構成された冷凍装置について
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
【０００６】このとき、冷媒がキャピラリーチューブ４
内を通過しキャピラリーチューブ４の吐出口４ａで急拡
大されることで、高圧の液冷媒から液相と気相が混じり
合った高速の気液２相流に変化して噴出し、キャピラリ
ーチューブ４を接続する入口管６で非常に乱れ、高いレ
ベルの圧力脈動が起き、冷媒流動音が発生する。
内を通過しキャピラリーチューブ４の吐出口４ａで急拡
大されることで、高圧の液冷媒から液相と気相が混じり
合った高速の気液２相流に変化して噴出し、キャピラリ
ーチューブ４を接続する入口管６で非常に乱れ、高いレ
ベルの圧力脈動が起き、冷媒流動音が発生する。
【０００７】そして、図８で示すように、キャピラリー
チューブ４の出口４ａに対向して入口管６に編目状の整
流板７を設けることにより、高速の気液２相流が入口管
６内に設けたの整流板７で減速、整流され、蒸発器５の
冷媒管５ａ内で気液２相流が非常に乱れて高いレベルの
圧力脈動が起きるのを抑え、冷媒流動音を抑制する。
チューブ４の出口４ａに対向して入口管６に編目状の整
流板７を設けることにより、高速の気液２相流が入口管
６内に設けたの整流板７で減速、整流され、蒸発器５の
冷媒管５ａ内で気液２相流が非常に乱れて高いレベルの
圧力脈動が起きるのを抑え、冷媒流動音を抑制する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、キャピラリーチューブ４の吐出口４ａ
からの高速の気液２相流が入口管６内に設けた編目状の
整流板７に直接衝突するため、整流板７が激しく振動
し、整流板７の振動が、直接冷媒管５ａに伝達し、蒸発
器５を振動、共振させて十分な冷媒流動音の低減効果を
得ることができない。
ような構成では、キャピラリーチューブ４の吐出口４ａ
からの高速の気液２相流が入口管６内に設けた編目状の
整流板７に直接衝突するため、整流板７が激しく振動
し、整流板７の振動が、直接冷媒管５ａに伝達し、蒸発
器５を振動、共振させて十分な冷媒流動音の低減効果を
得ることができない。
【０００９】従って、キャピラリーチューブ４の出口４
ａから高速で噴出する気液２相流の圧力脈動による冷媒
管５ａの振動が蒸発器５全体に伝達するのを抑え、蒸発
器５本体から放出される冷媒流動音を抑制しなければな
らないという課題を有していた。
ａから高速で噴出する気液２相流の圧力脈動による冷媒
管５ａの振動が蒸発器５全体に伝達するのを抑え、蒸発
器５本体から放出される冷媒流動音を抑制しなければな
らないという課題を有していた。
【００１０】本発明は上記課題に鑑み、キャピラリーチ
ューブ出口から高速で噴出する気液２相流の圧力脈動に
よる冷媒管の振動が蒸発器本体に伝達するのを抑え、蒸
発器本体から放出される冷媒流動音を抑制する冷凍装置
を提供するものである。
ューブ出口から高速で噴出する気液２相流の圧力脈動に
よる冷媒管の振動が蒸発器本体に伝達するのを抑え、蒸
発器本体から放出される冷媒流動音を抑制する冷凍装置
を提供するものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の冷凍装置は、圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸
発器を順次連結し、前記減圧器と蒸発器を連結する導入
管を有し、前記導入管は前記減圧器に溶接された第１の
導入管と、前記第１の導入管を囲い前記蒸発器に溶接さ
れた第２の導入管で構成され、前記第２の導入管の内周
面に複数の線状の突起を有し、前記複数の線状の突起の
先端が第１の導入管の外周面に接触している。
に、本発明の冷凍装置は、圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸
発器を順次連結し、前記減圧器と蒸発器を連結する導入
管を有し、前記導入管は前記減圧器に溶接された第１の
導入管と、前記第１の導入管を囲い前記蒸発器に溶接さ
れた第２の導入管で構成され、前記第２の導入管の内周
面に複数の線状の突起を有し、前記複数の線状の突起の
先端が第１の導入管の外周面に接触している。
【００１２】また、他の本発明の冷凍装置は、第２の導
入管の内周面に複数の点状の突起を有し、前記複数の点
状の突起の先端が第１の導入管の外周面に接触してい
る。
入管の内周面に複数の点状の突起を有し、前記複数の点
状の突起の先端が第１の導入管の外周面に接触してい
る。
【００１３】
【作用】本発明の冷凍装置は、第２の導入管の内周面に
設けた複数の線状の突起が第１の導入管の外周面に接触
しているため、減圧器から導入管に流出する際の気液２
相の高速でかつ乱れの大きい噴流が第１の導入管を振動
させるが、第１の導入管の外周面と第２の導入管の内周
面の線状の突起の間で固体間の摩擦が生じ振動エネルギ
ーが熱エネルギーに変換され、第１の導入管から第２の
導入管に振動が伝達する際に振動エネルギーが減衰され
る。
設けた複数の線状の突起が第１の導入管の外周面に接触
しているため、減圧器から導入管に流出する際の気液２
相の高速でかつ乱れの大きい噴流が第１の導入管を振動
させるが、第１の導入管の外周面と第２の導入管の内周
面の線状の突起の間で固体間の摩擦が生じ振動エネルギ
ーが熱エネルギーに変換され、第１の導入管から第２の
導入管に振動が伝達する際に振動エネルギーが減衰され
る。
【００１４】従って、減圧器出口で発生する冷媒の気液
２相噴流の圧力脈動による配管振動が蒸発器本体まで伝
達するのを抑制する。
２相噴流の圧力脈動による配管振動が蒸発器本体まで伝
達するのを抑制する。
【００１５】さらに、他の発明の冷凍装置は、第２の導
入管の内周面に設けた複数の点状の突起が第１の導入管
の外周面に接触しているため、減圧器から導入管に流出
する際の気液２相の高速でかつ乱れの大きい噴流が第１
の導入管を振動させるが、第１の導入管の外周面と第２
の導入管の内周面の点状の突起が接触している箇所で第
１の導入管が振動に合わせて自由に動くため、容易に固
体摩擦が生じ効率よく振動エネルギーが熱エネルギーに
変換され、第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達
する際に大きく減衰される。
入管の内周面に設けた複数の点状の突起が第１の導入管
の外周面に接触しているため、減圧器から導入管に流出
する際の気液２相の高速でかつ乱れの大きい噴流が第１
の導入管を振動させるが、第１の導入管の外周面と第２
の導入管の内周面の点状の突起が接触している箇所で第
１の導入管が振動に合わせて自由に動くため、容易に固
体摩擦が生じ効率よく振動エネルギーが熱エネルギーに
変換され、第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達
する際に大きく減衰される。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例について図面を
参照しながら説明する。尚、従来例と同一構成の部分に
ついては重複を避ける為、同一の符号を付けて説明を省
略する。
参照しながら説明する。尚、従来例と同一構成の部分に
ついては重複を避ける為、同一の符号を付けて説明を省
略する。
【００１７】図１〜図３は本発明の第１の実施例におけ
る冷凍装置の構造を示すものである。図において８は、
キャピラリーチューブ４に溶接した第１の導入管であ
り、９は第１の導入管８を囲い、出口側が蒸発器５の冷
媒管５ａに連結しており、外周側９ｂに円周状の溝加工
を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０を成形した第
２の導入管であり、第２の導入管の内周面９ａの複数の
線状の突起１０の先端１０ａが第１の導入管８の外周面
８ｂに接触している。
る冷凍装置の構造を示すものである。図において８は、
キャピラリーチューブ４に溶接した第１の導入管であ
り、９は第１の導入管８を囲い、出口側が蒸発器５の冷
媒管５ａに連結しており、外周側９ｂに円周状の溝加工
を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０を成形した第
２の導入管であり、第２の導入管の内周面９ａの複数の
線状の突起１０の先端１０ａが第１の導入管８の外周面
８ｂに接触している。
【００１８】以上のように構成された冷凍装置について
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
【００１９】ここで、図２で示すように、第２の導入管
の外周側９ｂに円周状の溝加工を施し内周面９ａに複数
の線状の突起１０を成形し、複数の線状の突起１０の先
端１０ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接触している
ので、キャピラリーチューブ４の出口４ａから第１の導
入管８に流出する際の高速でかつ乱れが大きい気液２相
噴流が第１の導入管８を振動させるが、第１の導入管８
の外周面８ｂと第２の導入管９の線状の突起１０の間で
固体摩擦が生じ振動エネルギーが熱エネルギーに変換さ
れ、第１の導入管８から第２の導入管９に振動が伝達す
る際に振動エネルギーが減衰される。
の外周側９ｂに円周状の溝加工を施し内周面９ａに複数
の線状の突起１０を成形し、複数の線状の突起１０の先
端１０ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接触している
ので、キャピラリーチューブ４の出口４ａから第１の導
入管８に流出する際の高速でかつ乱れが大きい気液２相
噴流が第１の導入管８を振動させるが、第１の導入管８
の外周面８ｂと第２の導入管９の線状の突起１０の間で
固体摩擦が生じ振動エネルギーが熱エネルギーに変換さ
れ、第１の導入管８から第２の導入管９に振動が伝達す
る際に振動エネルギーが減衰される。
【００２０】従って、キャピラリーチューブ４の出口４
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の圧力脈動による配管
振動が蒸発器５本体まで伝達するのを抑制する。
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の圧力脈動による配管
振動が蒸発器５本体まで伝達するのを抑制する。
【００２１】以上のように本発明の第１の実施例によれ
ば、第１の導入管を囲う第２の導入管の外周面９ｂに円
周状の溝加工を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０
を成形し、複数の線状の突起１０の先端１０ａが第１の
導入管８の外周面８ｂに接触することにより、キャピラ
リーチューブ４の出口４ａから第１の導入管８に流出す
る際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の
導入管８を振動させるが、第１の導入管８の外周面８ｂ
と第２の導入管９の内周面９ａの線状の突起１０の間で
固体間の摩擦が生じ制振され、第１の導入管８から第２
の導入管９に振動が伝達する際に振動減衰される。
ば、第１の導入管を囲う第２の導入管の外周面９ｂに円
周状の溝加工を施し内周面９ａに複数の線状の突起１０
を成形し、複数の線状の突起１０の先端１０ａが第１の
導入管８の外周面８ｂに接触することにより、キャピラ
リーチューブ４の出口４ａから第１の導入管８に流出す
る際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の
導入管８を振動させるが、第１の導入管８の外周面８ｂ
と第２の導入管９の内周面９ａの線状の突起１０の間で
固体間の摩擦が生じ制振され、第１の導入管８から第２
の導入管９に振動が伝達する際に振動減衰される。
【００２２】従って、キャピラリーチューブ４の出口４
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の乱れによる圧力脈
動、及び、配管振動が蒸発器本体まで伝達するのを抑制
することができ、蒸発器５本体から放出される冷媒流通
音を抑えることができる。
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の乱れによる圧力脈
動、及び、配管振動が蒸発器本体まで伝達するのを抑制
することができ、蒸発器５本体から放出される冷媒流通
音を抑えることができる。
【００２３】尚、第１の実施例では第２の導入管９の外
周面９ｂに円周状の溝加工を施し、内周面９ａに複数の
線状の突起１０を成形しているが、第２の導入管の外周
側に直線状の溝加工を施し内周面９ａに直線的な線状の
突起を成形しても同様な効果が得られる。
周面９ｂに円周状の溝加工を施し、内周面９ａに複数の
線状の突起１０を成形しているが、第２の導入管の外周
側に直線状の溝加工を施し内周面９ａに直線的な線状の
突起を成形しても同様な効果が得られる。
【００２４】以下、本発明の第２の実施例について、図
面を参照しながら説明する。尚、第１の実施例と同一構
成の部分については重複を避けるため同一符号を付けて
説明を省略する。
面を参照しながら説明する。尚、第１の実施例と同一構
成の部分については重複を避けるため同一符号を付けて
説明を省略する。
【００２５】図４〜図６は本発明の第２の実施例におけ
る冷凍装置の構造を示すものである。第１の実施例と異
なるのは、図に示す如く、第２の導入管９の外周側９ｂ
にポンチ加工を施し内周面９ａに複数の点状の突起１１
を成形し、第２の導入管の内周面９ａの複数の点状の突
起１１の先端１１ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接
触している点である。
る冷凍装置の構造を示すものである。第１の実施例と異
なるのは、図に示す如く、第２の導入管９の外周側９ｂ
にポンチ加工を施し内周面９ａに複数の点状の突起１１
を成形し、第２の導入管の内周面９ａの複数の点状の突
起１１の先端１１ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接
触している点である。
【００２６】以上のように構成された冷凍装置について
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
以下その動作を説明する。まず、圧縮機２より吐出した
冷媒ガスは凝縮器３で熱を放出して液化し、さらに、キ
ャピラリーチューブ４により減圧して蒸発器５へ流入し
て蒸発し冷却作用をなす。
【００２７】ここで、図５で示すように、第２の導入管
の外周側９ｂにポンチ加工を施し内周面９ａに複数の点
状の突起１１を成形し、複数の点状の突起１１の先端１
１ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接触しているの
で、キャピラリーチューブ４の出口４ａから入口管８に
流出する際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が第
１の導入管８を振動させる。
の外周側９ｂにポンチ加工を施し内周面９ａに複数の点
状の突起１１を成形し、複数の点状の突起１１の先端１
１ａが第１の導入管８の外周面８ｂに接触しているの
で、キャピラリーチューブ４の出口４ａから入口管８に
流出する際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が第
１の導入管８を振動させる。
【００２８】しかし、第１の導入管８の外周面８ｂと第
２の導入管の点状の突起１１の先端１１ａが接触してい
る箇所で第１の導入管８が振動に合わせて自由に動くた
め、容易に固体摩擦が生じ効率よく振動エネルギーが熱
エネルギーに変換され、第１の導入管８から第２の導入
管９に振動が伝達する際に大きく減衰される。
２の導入管の点状の突起１１の先端１１ａが接触してい
る箇所で第１の導入管８が振動に合わせて自由に動くた
め、容易に固体摩擦が生じ効率よく振動エネルギーが熱
エネルギーに変換され、第１の導入管８から第２の導入
管９に振動が伝達する際に大きく減衰される。
【００２９】以上のように第２の実施例によれば、第１
の導入管を囲う第２の導入管の外周側９ｂにポンチ加工
を施し内周面９ａに複数の点状の突起１１を成形し、複
数の点状の突起１１の先端１１ａが第１の導入管８の外
周面８ｂに接触することにより、キャピラリーチューブ
４の出口４ａから第１の導入管８に流出する際の高速で
かつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の導入管８を振
動させるが、第１の導入管８の外周面８ｂと第２の導入
管の点状の突起１１の先端１１ａが接触している箇所で
第１の導入管８が振動に合わせて自由に動くため、容易
に固体摩擦が生じ効率よく制振さえ、第１の導入管８か
ら第２の導入管９に振動が伝達する際に大きく減衰され
る。
の導入管を囲う第２の導入管の外周側９ｂにポンチ加工
を施し内周面９ａに複数の点状の突起１１を成形し、複
数の点状の突起１１の先端１１ａが第１の導入管８の外
周面８ｂに接触することにより、キャピラリーチューブ
４の出口４ａから第１の導入管８に流出する際の高速で
かつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の導入管８を振
動させるが、第１の導入管８の外周面８ｂと第２の導入
管の点状の突起１１の先端１１ａが接触している箇所で
第１の導入管８が振動に合わせて自由に動くため、容易
に固体摩擦が生じ効率よく制振さえ、第１の導入管８か
ら第２の導入管９に振動が伝達する際に大きく減衰され
る。
【００３０】従って、キャピラリーチューブ４の出口４
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の乱れによる圧力脈
動、及び、配管振動が蒸発器本体まで伝達するのを大き
く減衰することができ、蒸発器５本体から放出される冷
媒流通音を大幅に抑えることができる。
ａで発生する冷媒の気液２相噴流の乱れによる圧力脈
動、及び、配管振動が蒸発器本体まで伝達するのを大き
く減衰することができ、蒸発器５本体から放出される冷
媒流通音を大幅に抑えることができる。
【００３１】尚、本発明の第１、第２の実施例では、第
２の導入管の外周面９ｂ側に溝加工・ポンチ加工を施
し、第２の導入管９の内周面９ａに線状、あるいは点状
の突起を成形しているが、電縫管などの加工方法を用い
て、導入管９の内周面側に線状、あるいは点状の突起を
成形しても同様な効果を得ることができる。
２の導入管の外周面９ｂ側に溝加工・ポンチ加工を施
し、第２の導入管９の内周面９ａに線状、あるいは点状
の突起を成形しているが、電縫管などの加工方法を用い
て、導入管９の内周面側に線状、あるいは点状の突起を
成形しても同様な効果を得ることができる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明の冷凍装置は、圧縮
機と凝縮器と減圧器と蒸発器を順次連結し、前記減圧器
と蒸発器を連結する導入管を有し、前記導入管は前記減
圧器に溶接された第１の導入管と、前記第１の導入管を
囲い前記蒸発器に溶接された第２の導入管で構成され、
前記第２の導入管の内周面に複数の線状の突起を有し、
前記複数の線状の突起の先端が第１の導入管の外周面に
接触することにより、減圧器出口から導入管に流出する
際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の導
入管を振動させるが、第１の導入管の外周面と第２の導
入管の内周面の線状の突起の間で固体間の摩擦が生じ制
振され、第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達す
る際に振動減衰することができる。
機と凝縮器と減圧器と蒸発器を順次連結し、前記減圧器
と蒸発器を連結する導入管を有し、前記導入管は前記減
圧器に溶接された第１の導入管と、前記第１の導入管を
囲い前記蒸発器に溶接された第２の導入管で構成され、
前記第２の導入管の内周面に複数の線状の突起を有し、
前記複数の線状の突起の先端が第１の導入管の外周面に
接触することにより、減圧器出口から導入管に流出する
際の高速でかつ乱れが大きい気液２相噴流が、第１の導
入管を振動させるが、第１の導入管の外周面と第２の導
入管の内周面の線状の突起の間で固体間の摩擦が生じ制
振され、第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達す
る際に振動減衰することができる。
【００３３】従って、減圧器出口で発生する冷媒の気液
２相噴流の乱れによる圧力脈動、及び、配管振動が蒸発
器本体まで伝達するのを抑制することができ、蒸発器本
体から放出される冷媒流通音を抑えることができる。
２相噴流の乱れによる圧力脈動、及び、配管振動が蒸発
器本体まで伝達するのを抑制することができ、蒸発器本
体から放出される冷媒流通音を抑えることができる。
【００３４】さらに、また、第２の導入管の内周面に複
数の点状の突起を有し、前記複数の点状の突起の先端が
第１の導入管の外周面に接触することにより、減圧器出
口から第１の導入管に流出する際の高速でかつ乱れが大
きい気液２相噴流が、第１の導入管を振動させるが、第
１の導入管の外周面と第２の導入管の点状の突起の先端
が接触している箇所で第１の導入管が振動に合わせて自
由に動くため、容易に固体摩擦が生じ、効率よく制振さ
え第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達する際に
大きく減衰される。
数の点状の突起を有し、前記複数の点状の突起の先端が
第１の導入管の外周面に接触することにより、減圧器出
口から第１の導入管に流出する際の高速でかつ乱れが大
きい気液２相噴流が、第１の導入管を振動させるが、第
１の導入管の外周面と第２の導入管の点状の突起の先端
が接触している箇所で第１の導入管が振動に合わせて自
由に動くため、容易に固体摩擦が生じ、効率よく制振さ
え第１の導入管から第２の導入管に振動が伝達する際に
大きく減衰される。
【００３５】従って、減圧器出口で発生する冷媒の気液
２相噴流の乱れによる圧力脈動、及び、配管振動が蒸発
器本体まで伝達するのを大きく減衰することができ、蒸
発器本体から放出される冷媒流通音を大幅に抑えること
ができる。
２相噴流の乱れによる圧力脈動、及び、配管振動が蒸発
器本体まで伝達するのを大きく減衰することができ、蒸
発器本体から放出される冷媒流通音を大幅に抑えること
ができる。
【図１】本発明の第１の実施例における冷凍装置の構成
図
図
【図２】本発明の第１の実施例における導入管部の構造
を示す要部拡大図
を示す要部拡大図
【図３】本発明の第１の実施例における導入管部の断面
図
図
【図４】本発明の第２の実施例における冷凍装置の構成
図
図
【図５】本発明の第２の実施例における導入管部の構造
を示す要部拡大図
を示す要部拡大図
【図６】本発明の第２の実施例における導入管部の断面
図
図
【図７】従来の冷凍装置の構成図
【図８】従来の蒸発器の入口管部の断面図
１ 冷凍装置 ２ 圧宿機 ３ 凝縮器 ４ キャピラリーチューブ ５ 蒸発器 ８ 第１の導入管 ８ｂ 第１の導入管の外周面 ９ 第２の導入管 ９ａ 第２の導入管の内周面 ９ｂ 第２の導入管の外周面 １０ 線状の突起 １０ａ 線状の突起の先端 １１ 点状の突起 １１ａ 点状の突起の先端
Claims (2)
- 【請求項１】 圧縮機と凝縮器と減圧器と蒸発器を順次
連結し、前記減圧器と蒸発器を連結する導入管を有し、
前記導入管は前記減圧器に溶接された第１の導入管と、
前記第１の導入管を囲い前記蒸発器に溶接された第２の
導入管で構成され、前記第２の導入管の内周面に複数の
線状の突起を有し、前記複数の線状の突起の先端が第１
の導入管の外周面に接触していることを特徴とする冷凍
装置。 - 【請求項２】 第２の導入管の内周面に複数の点状の突
起を有し、前記複数の点状の突起の先端が第１の導入管
の外周面に接触していることを特徴とする請求項１記載
の冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105473A JPH08296925A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7105473A JPH08296925A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296925A true JPH08296925A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14408572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7105473A Pending JPH08296925A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08296925A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006101322A1 (en) * | 2005-03-21 | 2006-09-28 | Woongjin Coway Co., Ltd. | A refrigeration apparatus for water purifier having reduced noise from its evaporator |
| JP2010169315A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷媒回路装置 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7105473A patent/JPH08296925A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006101322A1 (en) * | 2005-03-21 | 2006-09-28 | Woongjin Coway Co., Ltd. | A refrigeration apparatus for water purifier having reduced noise from its evaporator |
| JP2010169315A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 冷媒回路装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4929936B2 (ja) | エジェクタおよびエジェクタ式冷凍サイクル | |
| JP2006284088A (ja) | 膨張弁及び冷凍装置 | |
| JPH11325655A (ja) | 消音器および空気調和機 | |
| CN208845368U (zh) | 脉动和振动控制装置 | |
| JP2006275452A (ja) | 膨張弁 | |
| JP5826437B1 (ja) | 膨張弁、及び、冷凍サイクル装置 | |
| KR20050086744A (ko) | 펄스 튜브 냉각 시스템 | |
| JP5535098B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
| JPH11351706A (ja) | 冷媒分配器 | |
| WO2014162688A1 (ja) | エジェクタ | |
| JPH08296925A (ja) | 冷凍装置 | |
| US4381651A (en) | Silencer in a refrigeration system | |
| JPH06101938A (ja) | 膨張弁 | |
| JP7014584B2 (ja) | 冷凍サイクルシステム用の吸音要素、それを備えた減圧部、および冷凍サイクルシステム | |
| JP2002061508A (ja) | 消音装置 | |
| JPH08296924A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH1137577A (ja) | ノズル装置 | |
| JP2001004250A (ja) | 流体回路用振動減衰器と冷凍回路用の配管構造 | |
| JPH08159610A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH06249545A (ja) | 冷却システム | |
| JPH08240361A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH06194006A (ja) | 冷凍装置 | |
| KR200348437Y1 (ko) | 냉각장치용 소음기 | |
| JP2002098444A (ja) | 冷凍サイクルに使用される膨張弁 | |
| JP2503138Y2 (ja) | 冷凍装置 |