JPH08296896A - 簡易シャワー設備 - Google Patents
簡易シャワー設備Info
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- JPH08296896A JPH08296896A JP7104416A JP10441695A JPH08296896A JP H08296896 A JPH08296896 A JP H08296896A JP 7104416 A JP7104416 A JP 7104416A JP 10441695 A JP10441695 A JP 10441695A JP H08296896 A JPH08296896 A JP H08296896A
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- shower
- heater
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- air circulation
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用前において、シャワー室内の温度を予め
昇温させておくことの可能な簡易シャワー設備を提供す
ることを目的とする。 【構成】 屋外等に設置される簡易シャワー設備１であ
って、内部にシャワー室Ｒが形成された設備本体２と、
この設備本体の外部に併設されて、水道管３から供給さ
れる水を加熱する加熱器４と、前記シャワー室内に設置
されて、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャ
ワーヘッド５と、前記設備本体に設けられて、この設備
本体の内部空気を吸引する吸気口６およびこの吸引した
空気を設備本体の内部へ戻す吹出口７を備えた空気循環
路８と、この空気循環路内に設置されるとともに、前記
加熱器によって加熱された温水が循環させられる熱交換
器９と、前記空気循環路内に設置されるとともに、この
空気循環経路内の空気を循環させる送風機１０とを備え
ていることを特徴とする。
昇温させておくことの可能な簡易シャワー設備を提供す
ることを目的とする。 【構成】 屋外等に設置される簡易シャワー設備１であ
って、内部にシャワー室Ｒが形成された設備本体２と、
この設備本体の外部に併設されて、水道管３から供給さ
れる水を加熱する加熱器４と、前記シャワー室内に設置
されて、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャ
ワーヘッド５と、前記設備本体に設けられて、この設備
本体の内部空気を吸引する吸気口６およびこの吸引した
空気を設備本体の内部へ戻す吹出口７を備えた空気循環
路８と、この空気循環路内に設置されるとともに、前記
加熱器によって加熱された温水が循環させられる熱交換
器９と、前記空気循環路内に設置されるとともに、この
空気循環経路内の空気を循環させる送風機１０とを備え
ていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、海水浴場、キャンプ
場、工事現場、あるいは、被災地等に臨時的にあるいは
応急的に設置される簡易シャワー設備に関するものであ
る。
場、工事現場、あるいは、被災地等に臨時的にあるいは
応急的に設置される簡易シャワー設備に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、海水浴場、キャンプ場、工事現
場、あるいは、被災地等においては臨時にあるいは応急
的にシャワー設備を設置することがある。
場、あるいは、被災地等においては臨時にあるいは応急
的にシャワー設備を設置することがある。
【０００３】この種のシャワー設備を設置する場合、永
続的な使用を目的としていないために、その設置作業や
撤去作業が簡便であることが条件として挙げられてお
り、そのために、シャワー設備の機能が最小限度に抑さ
えられ、シャワーヘッドや蛇口からの給湯、および、そ
の温度調整の機能に限定されている。
続的な使用を目的としていないために、その設置作業や
撤去作業が簡便であることが条件として挙げられてお
り、そのために、シャワー設備の機能が最小限度に抑さ
えられ、シャワーヘッドや蛇口からの給湯、および、そ
の温度調整の機能に限定されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
簡易シャワー設備を使用する場合、使用する時間帯や時
期によっては、外気温度が低い状態での使用が考えられ
るが、脱衣後にシャワー室へ入り、さらに、蛇口を捻っ
て温水を噴射するまでに時間を必要とすることから、そ
の間、使用者は寒い環境下で待機しなければならないと
いった不具合がある。
簡易シャワー設備を使用する場合、使用する時間帯や時
期によっては、外気温度が低い状態での使用が考えられ
るが、脱衣後にシャワー室へ入り、さらに、蛇口を捻っ
て温水を噴射するまでに時間を必要とすることから、そ
の間、使用者は寒い環境下で待機しなければならないと
いった不具合がある。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、使用前において、シャワー室内の温
度を予め昇温させておくことの可能な簡易シャワー設備
を提供することを目的とする。
てなされたもので、使用前において、シャワー室内の温
度を予め昇温させておくことの可能な簡易シャワー設備
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
の簡易シャワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワ
ー設備であって、内部にシャワー室が形成された設備本
体と、この設備本体の外部に併設されて、水道管から供
給される水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設
置されて、前記加熱器から供給される温水を噴射するシ
ャワーヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備
本体の内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空
気を設備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路
と、この空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱
器によって加熱された温水が循環させられる熱交換器
と、前記空気循環路内に設置されるとともに、この空気
循環経路内の空気を循環させる送風機とを備えているこ
とを特徴とする。
の簡易シャワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワ
ー設備であって、内部にシャワー室が形成された設備本
体と、この設備本体の外部に併設されて、水道管から供
給される水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設
置されて、前記加熱器から供給される温水を噴射するシ
ャワーヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備
本体の内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空
気を設備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路
と、この空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱
器によって加熱された温水が循環させられる熱交換器
と、前記空気循環路内に設置されるとともに、この空気
循環経路内の空気を循環させる送風機とを備えているこ
とを特徴とする。
【０００７】また、本発明の請求項２に記載の簡易シャ
ワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワー設備であ
って、内部にシャワー室が形成された設備本体と、この
設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される水
を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置されて、
前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワーヘッ
ドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の内部
空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設備本
体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この空気
循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によって加
熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空気循
環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内の空
気を循環させる送風機とを備え、かつ、前記空気循環路
が、前記設備本体の外部に設けられていることを特徴と
する。
ワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワー設備であ
って、内部にシャワー室が形成された設備本体と、この
設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される水
を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置されて、
前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワーヘッ
ドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の内部
空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設備本
体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この空気
循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によって加
熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空気循
環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内の空
気を循環させる送風機とを備え、かつ、前記空気循環路
が、前記設備本体の外部に設けられていることを特徴と
する。
【０００８】さらに、本発明の請求項３に記載の簡易シ
ャワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワー設備で
あって、内部にシャワー室が形成された設備本体と、こ
の設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される
水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置され
て、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワー
ヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の
内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設
備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この
空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によっ
て加熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空
気循環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内
の空気を循環させる送風機とを備え、前記シャワーヘッ
ドが、前記加熱器から供給される温水と水道管から供給
される水とを混合する混合弁に接続されていることを特
徴とする。
ャワー設備は、屋外等に設置される簡易シャワー設備で
あって、内部にシャワー室が形成された設備本体と、こ
の設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される
水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置され
て、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワー
ヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の
内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設
備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この
空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によっ
て加熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空
気循環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内
の空気を循環させる送風機とを備え、前記シャワーヘッ
ドが、前記加熱器から供給される温水と水道管から供給
される水とを混合する混合弁に接続されていることを特
徴とする。
【０００９】
【作用】本発明の請求項１に記載の簡易シャワー設備に
よれば、加熱器が作動させられると、この加熱器から供
給される温水が熱交換器へ循環させられるとともに、こ
の熱交換器が設置されている空気循環路内の空気が送風
機によって循環させられることにより、シャワー室内の
空気が吸気口から前記空気循環路内へ吸引されてこの空
気循環路を通過させられた後に、再度、吹出口からシャ
ワー室内へ戻される。
よれば、加熱器が作動させられると、この加熱器から供
給される温水が熱交換器へ循環させられるとともに、こ
の熱交換器が設置されている空気循環路内の空気が送風
機によって循環させられることにより、シャワー室内の
空気が吸気口から前記空気循環路内へ吸引されてこの空
気循環路を通過させられた後に、再度、吹出口からシャ
ワー室内へ戻される。
【００１０】そして、前記空気循環路内に吸引された空
気は、吸気口から吹出口へ至る間に、前記空気循環路内
に設置されている熱交換器によって加熱され、その後に
前記吹出口からシャワー室へ送り込まれることにより、
前記シャワー室内の暖房が行なわれ、使用者は、温かい
環境下においてシャワー室内での操作が可能となって、
寒い環境下での待機時間が少なくなる。
気は、吸気口から吹出口へ至る間に、前記空気循環路内
に設置されている熱交換器によって加熱され、その後に
前記吹出口からシャワー室へ送り込まれることにより、
前記シャワー室内の暖房が行なわれ、使用者は、温かい
環境下においてシャワー室内での操作が可能となって、
寒い環境下での待機時間が少なくなる。
【００１１】また、本発明の請求項２に記載の簡易シャ
ワー設備によれば、特に、空気循環路が設備本体の外部
に設けられていることにより、これらの内部に設置され
る熱交換器および送風機も同様に設備本体の外部に配置
され、これによって、シャワー室内への突出部分がなく
なり、このシャワー室内のスペースの有効利用が図られ
る。
ワー設備によれば、特に、空気循環路が設備本体の外部
に設けられていることにより、これらの内部に設置され
る熱交換器および送風機も同様に設備本体の外部に配置
され、これによって、シャワー室内への突出部分がなく
なり、このシャワー室内のスペースの有効利用が図られ
る。
【００１２】さらに、本発明の請求項３に記載の簡易シ
ャワー設備によれば、特に、シャワー室内の暖房を迅速
に行なうために、加熱器から熱交換器に供給される温水
温度を高めに設定した場合においても、加熱器から供給
される温水と水道から供給される低温の水とが混合され
てシャワーヘッドへ供給されることにより、洗身に最適
な温水温度が得られる。
ャワー設備によれば、特に、シャワー室内の暖房を迅速
に行なうために、加熱器から熱交換器に供給される温水
温度を高めに設定した場合においても、加熱器から供給
される温水と水道から供給される低温の水とが混合され
てシャワーヘッドへ供給されることにより、洗身に最適
な温水温度が得られる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１４】図１中、符号１は本実施例に係わる簡易シ
ャワー設備（以下、シャワー設備と略称する）を示し、
このシャワー設備１は、内部にシャワー室Ｒが形成され
た設備本体２と、この設備本体２の外部に併設されて、
水道管３から供給される水を加熱するガス湯沸器等の加
熱器４と、前記シャワー室Ｒ内に設置されて、前記加熱
器４から供給される温水を噴射するシャワーヘッド５
と、前記設備本体２に設けられて、この設備本体２の内
部空気を吸引する吸気口６およびこの吸引した空気を設
備本体２の内部へ戻す吹出口７を備えた空気循環路８
と、この空気循環路８内に設置されるとともに、前記加
熱器４によって加熱された温水が循環させられる熱交換
器９と、前記空気循環路８内に設置されるとともに、こ
の空気循環経路８内の空気を循環させる送風機１０とを
備えた概略構成となっている。
ャワー設備（以下、シャワー設備と略称する）を示し、
このシャワー設備１は、内部にシャワー室Ｒが形成され
た設備本体２と、この設備本体２の外部に併設されて、
水道管３から供給される水を加熱するガス湯沸器等の加
熱器４と、前記シャワー室Ｒ内に設置されて、前記加熱
器４から供給される温水を噴射するシャワーヘッド５
と、前記設備本体２に設けられて、この設備本体２の内
部空気を吸引する吸気口６およびこの吸引した空気を設
備本体２の内部へ戻す吹出口７を備えた空気循環路８
と、この空気循環路８内に設置されるとともに、前記加
熱器４によって加熱された温水が循環させられる熱交換
器９と、前記空気循環路８内に設置されるとともに、こ
の空気循環経路８内の空気を循環させる送風機１０とを
備えた概略構成となっている。
【００１５】ついでこれらの詳細について説明すれば、
前記設備本体２の内部には、前記シャワーヘッド５とガ
ラン１１が接続されて、給湯経路をシャワーヘッド５と
ガラン１１とに切り換える流路切り換え弁１２が設けら
れているとともに、この流路切り換え弁１２に連通させ
られた混合弁１３が設けられている。
前記設備本体２の内部には、前記シャワーヘッド５とガ
ラン１１が接続されて、給湯経路をシャワーヘッド５と
ガラン１１とに切り換える流路切り換え弁１２が設けら
れているとともに、この流路切り換え弁１２に連通させ
られた混合弁１３が設けられている。
【００１６】この混合弁１３には、前記加熱器４に接続
されている給湯管１４と、前記加熱器４へ水を供給する
給水管１５の途中から分岐された調整水供給管１６とが
接続されているとともに、これらの給湯管１４および調
整水供給管１６から供給される温水と水の混合比を調整
することにより、前記シャワーヘッド５やガラン１１へ
供給される温水温度を調整する温度調整ノブ１７が設け
られている。
されている給湯管１４と、前記加熱器４へ水を供給する
給水管１５の途中から分岐された調整水供給管１６とが
接続されているとともに、これらの給湯管１４および調
整水供給管１６から供給される温水と水の混合比を調整
することにより、前記シャワーヘッド５やガラン１１へ
供給される温水温度を調整する温度調整ノブ１７が設け
られている。
【００１７】前記空気循環路８は、本実施例において
は、前記設備本体２の下部外側面に取り付けられた循環
ダクト１８によって形成されており、この循環ダクト１
８の一端の開口が前記吸気口６となされ、また、他端の
開口が前記吹出口７となされている。
は、前記設備本体２の下部外側面に取り付けられた循環
ダクト１８によって形成されており、この循環ダクト１
８の一端の開口が前記吸気口６となされ、また、他端の
開口が前記吹出口７となされている。
【００１８】そして、これらの各吸気口６および吹出口
７が、前記設備本体２の側壁に穿設された通気口２ａ・
２ｂに連通させられることにより、前記空気循環路８が
シャワー室Ｒへ連通させられている。
７が、前記設備本体２の側壁に穿設された通気口２ａ・
２ｂに連通させられることにより、前記空気循環路８が
シャワー室Ｒへ連通させられている。
【００１９】前記熱交換器９は、前記循環ダクト１８の
吸気口６を横切るようにして設置されており、この熱交
換器９には、前記加熱器４から混合弁１３へ温水を供給
する給湯管１４の途中から分岐された暖房用温水往き管
１９が接続されているとともに、前記給水管１５へ接続
された温水戻し管２０が接続されている。
吸気口６を横切るようにして設置されており、この熱交
換器９には、前記加熱器４から混合弁１３へ温水を供給
する給湯管１４の途中から分岐された暖房用温水往き管
１９が接続されているとともに、前記給水管１５へ接続
された温水戻し管２０が接続されている。
【００２０】また、前記暖房用温水往き管１９の途中に
は、加熱器４から供給される温水を昇圧して前記熱交換
器９へ送り込むための循環ポンプ２１が設けられている
とともに、この循環ポンプ２１よりも上流側には、水抜
きのための開閉弁２２が設けられている。
は、加熱器４から供給される温水を昇圧して前記熱交換
器９へ送り込むための循環ポンプ２１が設けられている
とともに、この循環ポンプ２１よりも上流側には、水抜
きのための開閉弁２２が設けられている。
【００２１】さらに、前記温水戻し管２０は、前記給水
管１５に対し、前記調整水供給管１６よりも下流側に接
続されているとともに、前記給水管１５の、前記調整水
供給管１６と温水戻し管２０との間には、温水戻し管２
０によって循環させられる温水が、前記調整水供給管１
６へ流れ込むことを防止するための逆止弁２３が設けら
れている。
管１５に対し、前記調整水供給管１６よりも下流側に接
続されているとともに、前記給水管１５の、前記調整水
供給管１６と温水戻し管２０との間には、温水戻し管２
０によって循環させられる温水が、前記調整水供給管１
６へ流れ込むことを防止するための逆止弁２３が設けら
れている。
【００２２】一方、前記送風機１０は、前記循環ダクト
１８内に形成されている空気循環路８の吹出口７の近傍
に設置されており、前記熱交換器９の下流側の空気を吸
引して負圧とすることにより、シャワー室Ｒ内の空気を
熱交換器９へ向けて吸引し、この熱交換器９において加
熱された空気を前記吹出口７を経て、前記シャワー室Ｒ
へ送り込むようになされている。
１８内に形成されている空気循環路８の吹出口７の近傍
に設置されており、前記熱交換器９の下流側の空気を吸
引して負圧とすることにより、シャワー室Ｒ内の空気を
熱交換器９へ向けて吸引し、この熱交換器９において加
熱された空気を前記吹出口７を経て、前記シャワー室Ｒ
へ送り込むようになされている。
【００２３】一方、図１中、符号２４は浴槽であり、ま
た、符号２５は、給水管１２の上流側の端部に接続され
た水抜き用の開閉弁である。
た、符号２５は、給水管１２の上流側の端部に接続され
た水抜き用の開閉弁である。
【００２４】このように構成された本実施例のシャワー
設備１は、使用に際して何等かの操作（たとえば、設備
本体２の入り口に設けられた使用開始スイッチを押す操
作、あるいは、コイン式である場合には、コインの投入
操作）を行なうことにより、循環ポンプ２１が起動させ
られて、加熱器４への給水が開始されるとともにこの加
熱器４の点火が行なわれて加熱操作が開始され、この加
熱器４において加熱された温水が、前記循環ポンプ２１
によって給湯管１４および暖房用温水往き管１９を経て
熱交換器９へ導かれる。
設備１は、使用に際して何等かの操作（たとえば、設備
本体２の入り口に設けられた使用開始スイッチを押す操
作、あるいは、コイン式である場合には、コインの投入
操作）を行なうことにより、循環ポンプ２１が起動させ
られて、加熱器４への給水が開始されるとともにこの加
熱器４の点火が行なわれて加熱操作が開始され、この加
熱器４において加熱された温水が、前記循環ポンプ２１
によって給湯管１４および暖房用温水往き管１９を経て
熱交換器９へ導かれる。
【００２５】また、前述した加熱器４による水の加熱操
作の開始とともに、送風機１０が起動されてシャワー室
Ｒ内の空気が、通気口２ａおよび吸気口６を経て空気循
環路８内へ吸引され、さらに、この空気循環路８へ吸引
された空気が熱交換器４において加熱された後に、吹出
口７および通気口２ｂを経てシャワー室Ｒへ戻され、こ
れによって、シャワー室Ｒ内の空気温度が高められて暖
房が行なわれる。
作の開始とともに、送風機１０が起動されてシャワー室
Ｒ内の空気が、通気口２ａおよび吸気口６を経て空気循
環路８内へ吸引され、さらに、この空気循環路８へ吸引
された空気が熱交換器４において加熱された後に、吹出
口７および通気口２ｂを経てシャワー室Ｒへ戻され、こ
れによって、シャワー室Ｒ内の空気温度が高められて暖
房が行なわれる。
【００２６】このようなシャワー室Ｒ内の空気の循環な
らびに加熱が所定時間継続して行なわれた後、あるい
は、シャワー室Ｒ内の温度が所定温度まで上昇させられ
た後に、前記循環ポンプ２１の作動が停止させられると
ともに、この循環ポンプ２１の作動停止に伴う加熱器４
への給水の停止により加熱器４が消火される。
らびに加熱が所定時間継続して行なわれた後、あるい
は、シャワー室Ｒ内の温度が所定温度まで上昇させられ
た後に、前記循環ポンプ２１の作動が停止させられると
ともに、この循環ポンプ２１の作動停止に伴う加熱器４
への給水の停止により加熱器４が消火される。
【００２７】さらに、前記循環ポンプ２１の作動停止
後、所定時間経過後に、前記送風機１０の作動が停止さ
れる。
後、所定時間経過後に、前記送風機１０の作動が停止さ
れる。
【００２８】この送風機１０の作動の停止を送らせる理
由は、前記循環ポンプ２１の作動停止後においても熱交
換器４内には高温の温水が滞留していることから、この
滞留している温水の熱をシャワー室Ｒの暖房に有効利用
するためと、加熱器４の過加熱を防止するためである。
由は、前記循環ポンプ２１の作動停止後においても熱交
換器４内には高温の温水が滞留していることから、この
滞留している温水の熱をシャワー室Ｒの暖房に有効利用
するためと、加熱器４の過加熱を防止するためである。
【００２９】このような一連の作動により、使用直前に
おけるシャワー室Ｒ内の暖房が行なわれ、かつ、この暖
房操作が送風機１０による空気の強制撹拌を伴って行な
われることから効率のよい暖房が行なわれ、この結果、
使用者はシャワー室Ｒへの入室直後から、快適な環境で
の入浴が可能となる。
おけるシャワー室Ｒ内の暖房が行なわれ、かつ、この暖
房操作が送風機１０による空気の強制撹拌を伴って行な
われることから効率のよい暖房が行なわれ、この結果、
使用者はシャワー室Ｒへの入室直後から、快適な環境で
の入浴が可能となる。
【００３０】そして、前述した循環ポンプ２１や送風機
１０の起動や停止は、図示しないコントロールユニット
によって制御される。
１０の起動や停止は、図示しないコントロールユニット
によって制御される。
【００３１】ついで、使用者がシャワー室Ｒ内に入り、
流路切り換え弁１２により出湯操作を行なうと、再度加
熱器４への給水が開始されることにより、この加熱器４
が点火されて加熱操作が開始され、この加熱器４におい
て加熱された温水が、本実施例においては、混合弁１３
を経て前記流路切り換え弁１２によって選択されたシャ
ワーヘッド５あるいはガラン１１の何れかへ温水が供給
され、入浴に供される。
流路切り換え弁１２により出湯操作を行なうと、再度加
熱器４への給水が開始されることにより、この加熱器４
が点火されて加熱操作が開始され、この加熱器４におい
て加熱された温水が、本実施例においては、混合弁１３
を経て前記流路切り換え弁１２によって選択されたシャ
ワーヘッド５あるいはガラン１１の何れかへ温水が供給
され、入浴に供される。
【００３２】このように、本実施例に係わるシャワー設
備１によれば、シャワー設備１の使用に先立って、シャ
ワー室Ｒ内の暖房が行なわれることにより、使用者が寒
い環境下に置かれる時間が短縮され、快適な使用環境が
得られる。
備１によれば、シャワー設備１の使用に先立って、シャ
ワー室Ｒ内の暖房が行なわれることにより、使用者が寒
い環境下に置かれる時間が短縮され、快適な使用環境が
得られる。
【００３３】一方、本実施例においては、シャワー室Ｒ
内の空気を循環加熱する空気循環路８や熱交換器４およ
び送風機１０が、設備本体２の外側に取り付けられてい
ることから、暖房機器を併設することによるシャワー室
Ｒ内への突出部分が少なく、これによって、シャワー室
Ｒの容積が減少させられることなく、シャワー室Ｒのス
ペースが有効に活用される。
内の空気を循環加熱する空気循環路８や熱交換器４およ
び送風機１０が、設備本体２の外側に取り付けられてい
ることから、暖房機器を併設することによるシャワー室
Ｒ内への突出部分が少なく、これによって、シャワー室
Ｒの容積が減少させられることなく、シャワー室Ｒのス
ペースが有効に活用される。
【００３４】また、本実施例においては、このシャワー
ヘッド５やガラン１１へ供給される温水は、前記混合弁
１３が操作されることによって、前記給水管１５から分
岐されている調整水供給管１６によって供給される水と
混合されることにより温度調整がなされる。
ヘッド５やガラン１１へ供給される温水は、前記混合弁
１３が操作されることによって、前記給水管１５から分
岐されている調整水供給管１６によって供給される水と
混合されることにより温度調整がなされる。
【００３５】さらに、前述したように、シャワーヘッド
５が混合弁１３へ接続されていることにより、暖房に使
用する温水温度を高めて迅速な暖房を行なわせるため
に、加熱器４からの出湯温度を高めに設定した場合にお
いても、入浴に際しては、最適な温水温度が得られる。
５が混合弁１３へ接続されていることにより、暖房に使
用する温水温度を高めて迅速な暖房を行なわせるため
に、加熱器４からの出湯温度を高めに設定した場合にお
いても、入浴に際しては、最適な温水温度が得られる。
【００３６】なお、前記実施例において示した各構成部
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。
材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づ
き種々変更可能である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
に係わる簡易シャワー設備によれば、加熱器において加
熱された温水を熱交換器に循環させ、この熱交換器にお
いてシャワー室内の空気を加熱することにより、このシ
ャワー室内の温度を上昇させることができるとともに、
このシャワー室内の空気の加熱を、シャワー室内の空気
を強制循環させつつ行なうことにより、その熱交換効率
を高めて迅速かつ良好な暖房を行なうことができる。
に係わる簡易シャワー設備によれば、加熱器において加
熱された温水を熱交換器に循環させ、この熱交換器にお
いてシャワー室内の空気を加熱することにより、このシ
ャワー室内の温度を上昇させることができるとともに、
このシャワー室内の空気の加熱を、シャワー室内の空気
を強制循環させつつ行なうことにより、その熱交換効率
を高めて迅速かつ良好な暖房を行なうことができる。
【００３８】この結果、使用者は、シャワー室内での操
作に際して、入室直後から温かい環境下で操作を行なう
ことができ、寒い環境下での待機時間が減少させられ
て、快適な環境での入浴が可能となる。
作に際して、入室直後から温かい環境下で操作を行なう
ことができ、寒い環境下での待機時間が減少させられ
て、快適な環境での入浴が可能となる。
【００３９】また、本発明の請求項２に係わる簡易シャ
ワー設備によれば、請求項１において奏される効果に加
えて、暖房に係わる諸機器を設備本体の外部に配置し
て、シャワー室のスペースを有効に利用することができ
るという効果が得られる。
ワー設備によれば、請求項１において奏される効果に加
えて、暖房に係わる諸機器を設備本体の外部に配置し
て、シャワー室のスペースを有効に利用することができ
るという効果が得られる。
【００４０】さらに、本発明の請求項３に係わる簡易シ
ャワー設備によれば、請求項１において奏される効果に
加えて、シャワーヘッドを、加熱器から供給される温水
と水道管から供給される水との混合をなす混合弁へ接続
することにより、暖房に使用する温水温度を高めて迅速
な暖房を行なわせるために、加熱器からの出湯温度を高
めに設定した場合においても、入浴に際しては、前記混
合弁の操作によって最適な温水温度を得ることができ
る。
ャワー設備によれば、請求項１において奏される効果に
加えて、シャワーヘッドを、加熱器から供給される温水
と水道管から供給される水との混合をなす混合弁へ接続
することにより、暖房に使用する温水温度を高めて迅速
な暖房を行なわせるために、加熱器からの出湯温度を高
めに設定した場合においても、入浴に際しては、前記混
合弁の操作によって最適な温水温度を得ることができ
る。
【００４１】
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
１ 簡易シャワー設備 ２ 設備本体 ３ 水道管 ４ 加熱器 ５ シャワーヘッド ６ 吸気口 ７ 吹出口 ８ 空気循環路 ９ 熱交換器 １０ 送風機 １３ 混合弁 １８ 循環ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｈ 1/10 ３０２ Ｆ２４Ｄ 3/08 Ｆ
Claims (3)
- 【請求項１】 屋外等に設置される簡易シャワー設備で
あって、内部にシャワー室が形成された設備本体と、こ
の設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される
水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置され
て、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワー
ヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の
内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設
備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この
空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によっ
て加熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空
気循環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内
の空気を循環させる送風機とを備えていることを特徴と
する簡易シャワー設備。 - 【請求項２】 屋外等に設置される簡易シャワー設備で
あって、内部にシャワー室が形成された設備本体と、こ
の設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される
水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置されて
前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワーヘッ
ドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の内部
空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設備本
体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この空気
循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によって加
熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空気循
環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内の空
気を循環させる送風機とを備え、かつ、前記空気循環路
が、前記設備本体の外部に設けられていることを特徴と
する簡易シャワー設備。 - 【請求項３】 屋外等に設置される簡易シャワー設備で
あって、内部にシャワー室が形成された設備本体と、こ
の設備本体の外部に併設されて、水道管から供給される
水を加熱する加熱器と、前記シャワー室内に設置され
て、前記加熱器から供給される温水を噴射するシャワー
ヘッドと、前記設備本体に設けられて、この設備本体の
内部空気を吸引する吸気口およびこの吸引した空気を設
備本体の内部へ戻す吹出口を備えた空気循環路と、この
空気循環路内に設置されるとともに、前記加熱器によっ
て加熱された温水が循環させられる熱交換器と、前記空
気循環路内に設置されるとともに、この空気循環経路内
の空気を循環させる送風機とを備え、前記シャワーヘッ
ドが、前記加熱器から供給される温水と水道管から供給
される水とを混合する混合弁に接続されていることを特
徴とする簡易シャワー設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104416A JPH08296896A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 簡易シャワー設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7104416A JPH08296896A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 簡易シャワー設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296896A true JPH08296896A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14380096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7104416A Pending JPH08296896A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 簡易シャワー設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08296896A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107940764A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-04-20 | 四川大学 | 一种减少热水器热水残留的管道结构 |
| CN113639462A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-12 | 朗斯卫浴（江苏）有限公司 | 一种装饰夹角钢化玻璃的淋浴房及其生产方法 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7104416A patent/JPH08296896A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107940764A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-04-20 | 四川大学 | 一种减少热水器热水残留的管道结构 |
| CN113639462A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-12 | 朗斯卫浴（江苏）有限公司 | 一种装饰夹角钢化玻璃的淋浴房及其生产方法 |
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