JPH08296039A - 表面にAl薄膜をコーティングしたFe−Ni合金薄板の製造方法 - Google Patents

表面にAl薄膜をコーティングしたFe−Ni合金薄板の製造方法

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JPH08296039A
JPH08296039A JP12296095A JP12296095A JPH08296039A JP H08296039 A JPH08296039 A JP H08296039A JP 12296095 A JP12296095 A JP 12296095A JP 12296095 A JP12296095 A JP 12296095A JP H08296039 A JPH08296039 A JP H08296039A
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heat resistance
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thin film
thin sheet
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JP12296095A
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English (en)
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Naoto Ono
直人 小野
Tsunetoshi Takahashi
常利 高橋
Hirotaka Ueda
弘孝 上田
Kazunori Korenaga
和典 是永
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Mitsui High Tec Inc
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面にAl薄膜をコーティングしたFe−N
i合金薄板の製造方法を提供する。 【構成】 厚さ0.05mm〜0.3mmのFe−Ni
合金薄板を、イオンボンバードし、続いてマグネトロン
スパッタリング法により、圧力1〜5mTorr、成膜
速度0.2μm/min以下の条件で、前記薄板の表面
に、膜厚0.8〜3μmのAl薄膜を形成することを特
徴とする表面にAl薄膜をコーティングしたFe−Ni
合金薄板の製造方法。 【効果】 本発明によれば、表面平滑性、耐熱性に優れ
た、表面にAl薄膜をコーティングしたFe−Ni合金
薄板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICリードフレーム等
の電子機器用材料として使用される、表面平滑性および
耐熱性に優れた、表面にAl薄膜をコーティングしたF
e−Ni合金薄板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI等の半導体チップの進歩に
伴って電子機器の小型化、高集積化が急速に進められて
いる。しかしながら、IC、LSIだけでは希望するデ
バイスユニットを実現することはできない。半導体チッ
プは大きさが数mm〜、厚みが100μm程度の小片で
あるため、そのままでは装着は難しく、ICパッケージ
に収納されて使用されている。
【0003】半導体チップをICパッケージ内に収納す
る場合、ICリードフレームに装着後、気密性、耐湿性
を保持する目的で、気密封止が行われる。気密封止には
樹脂を用いて素子全体を包む樹脂封止法と、不活性ガス
または真空中に素子を封入する気密封止法がある。半導
体チップの集積度が高まるにつれ耐熱性や、熱放散性の
点から前者の樹脂封止法より、セラミックやプラスチッ
クパッケージを使った気密封止法が有利となる。このう
ちICリードフレームをセラミックパッケージに装着す
る場合、低融点ガラスで封止するためにICリードフレ
ーム材には耐熱性が要求されている。
【0004】さらに、半導体チップはICパッケージの
中に収納されているため、ICチップと電極端子をつな
ぐためにAuなどを主材とするボンディングワイヤを用
い、電極にもAu、Pt、Agなどの貴金属が使われて
いる。しかしながら、最近ボンディングワイヤとしてA
lが使われる傾向があり、この場合には電極のAuとA
lの熱拡散率の違いによるボイドや、AlとAuが金属
間化合物を作りボンディング不良が生じるという問題が
ある。このため、電極金属にもAlが使用されている。
【0005】以上の点から、セラミックパッケージ型の
ICパッケージに使用されるICリードフレーム材に
は、電極金属としてボンディング性に優れたAl電極を
蒸着した上で、ガラス封止の際の熱に耐えることが要求
される。従来、真空蒸着によるAl被覆リードフレーム
の耐熱性を向上させるために、Al層と基板の間にCr
やTi、鉄の窒化層、Alの窒化層を設け基板上の鉄が
Al層へ拡散することを防止する方法(例えば、特開平
1−307254、特開平1−134959、特開平1
−218050)がある。
【0006】しかしながら、これら従来の方法には、耐
熱性を得るために中間層を作る工程が増える、あるい
は、Al膜の膜厚を厚くしなければならず、生産性を悪
くする問題があった。また、真空蒸着では、Al膜表面
に粒状の突起が形成され、ボンディング性を悪化すると
いう問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空蒸着法は耐
熱性を得るため、中間層処理や膜厚を厚くしなければな
らない点と、表面の粒状突起が形成されるという上記問
題がある。本発明は、これらの問題を解決し、表面にA
l薄膜をコーティングしたFe−Ni合金薄板材におい
て、表面平滑性、耐熱性に優れた製造方法を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、本発明者らが
種々の成膜法を検討し、さらに成膜条件を適正化するこ
とにより、マグネトロンスパッタリング法により形成し
たAl薄膜が、非常に平滑な表面性を有し、さらに緻密
な膜により薄い膜厚においても優れた耐熱性を有するこ
とにより、従来の欠点を克服することが初めて可能とな
ったものである。
【0009】すなわち、厚さ0.05mm〜0.3mm
のFe−Ni合金薄板を、イオンボンバードし、続いて
マグネトロンスパッタリング法により、圧力1〜5mT
orr、成膜速度0.2μm/min以下の条件で、前
記薄板の表面に、膜厚0.8〜3μmのAl薄膜を形成
することを特徴とする表面にAl薄膜をコーティングし
たFe−Ni合金薄板の製造方法にある。
【0010】
【作用】基板材料として0.05〜0.3mmのFe−
Ni合金薄板を用いたのは、熱膨張が小さく、Fe−4
2Ni合金等はICリードフレーム等に、Fe−36N
i合金等は電子機器に使用され、板厚は0.05〜0.
3mmが多く使用されているためである。
【0011】次に、本発明のICリードフレームの表面
平滑性、耐熱性について述べる。以下に、製造方法およ
び評価方法について記す。
【0012】〈製造方法〉 基 板:42Ni−Fe合金 0.15mm厚さ 製造方法:真空蒸着法;バッチ式抵抗加熱式装置によ
り成膜 スパッタリング:連続コイルコーティング設備にてコ
ーティング イオンボンバード(前処理) ・基板温度:200℃ ・圧 力:8×10-1mTorr(Ar) ・投入電力:600W RFマグネトロンスパッタリング(膜形成) ・ターゲット:Al ・基板温度:200℃ ・圧 力:1〜10mTorr ・投入電力:1〜5kW ・成膜速度:0.06〜1.0μm/min
【0013】〈表面平滑性〉 ・走査型電子顕微鏡(×5000)により、コーティン
グ膜表面の粒状突起、再結晶粒粗大化等の有無を確認す
るとともに、3次元粗さ計により、粒状突起の高さや再
結晶粒粗大化による表面粗さを測定した。なお、再結晶
粒粗大化等があった場合は、表面粗さは0.3μm以上
あった。
【0014】〈耐熱性〉 ・ホットプレート上にAlコーティング面を上側にし、
サンプル(30mm角)を無荷重にて所定時間(100
秒)置き、表面の変化(白濁、黒変)により評価 ・アルミ面温度:530±10℃(大気中)
【0015】該基板に、Alを蒸着源にし、1〜5μm
厚さのAl層を、真空蒸着法により成膜処理すると、膜
表面に高さ1〜2μm程度の粒状の突起が生成する。こ
れらのAlコーティングICリードフレームには、この
突起のためにボンディング不良を起こす確率が高い。一
方、スパッタリング法ではこのような粒状の突起は見ら
れなかった。
【0016】Al成膜前に、イオンボンバード処理する
のは、基板表面をArイオンでボンバード処理すること
により、基板表面を清浄にし、膜の密着性を向上させる
ためであり、イオンボンバードとスパッタリングによる
Alコーティングは、真空中で連続して処理することが
望ましい。特に、イオンボンバード無しでは膜厚さが厚
い場合に密着性が低下する。
【0017】成膜装置としてマグネトロンスパッタリン
グ装置を規定したのは、磁界によりターゲットから発生
した2次電子を捕獲することにより、基板への電子の衝
突を防ぎ低温での成膜が可能であるため、低融点のAl
の再結晶、結晶粒成長が抑制され表面を平滑にできるこ
とと、比較的低い圧力(〜1mTorr)でも成膜が可
能であるため、スパッタされたAl粒子の運動エネルギ
ーが大きく、平滑で緻密な膜が形成されるためである。
【0018】以下、膜の平滑性に及ぼす圧力、成膜速度
の影響、膜の耐熱性に及ぼす膜厚の影響を述べるが、全
てイオンボンバード処理をした。
【0019】図1に圧力と表面平滑性の関係を示す。成
膜速度は全て、0.2μm/minで行った。圧力は前
記の理由から1〜5mTorrで成膜すると、Al膜結
晶の粗さが0.3μm以下の平滑な表面が得られた。さ
らに圧力を高くすると、スパッタされたAl粒子の運動
エネルギーが低くなり、基板状での移動が小さくなり、
表面は欠陥が多く、表面粗さは0.3〜0.8μm程度
と平滑性が劣化することから、上限は5mTorrとし
た。下限はマグネトロンスパッタリングで安定した放電
を維持するため1mTorrとした。
【0020】図2に成膜速度と表面平滑性の関係を示
す。圧力は5mTorrとし、成膜速度はスパッタリン
グ高周波(RF)出力の調整と、基板の通板速度により
調整し、膜厚はコーティング回数により変化させた。A
l層の成膜速度が0.2μm/min以上になるように
RF出力を高めたり、チャンバー内での滞留時間を長く
するように、通板速度を落としたりした場合には、マグ
ネトロンスパッタリングの磁界の捕獲から逃れた2次電
子により、Al層が形成された基板表面が加熱されて、
Al層の再結晶が起こる。この再結晶により結晶粒が粗
大化するとともに表面の粗さが0.4〜1.0μmと大
きくなりボンディング性が劣化する確率が高い。
【0021】次に、耐熱性を評価した結果を図3に示
す。耐熱性は大気中、530±10℃×100秒の熱処
理によってAlコーティング面の変化の有無で判断し
た。真空蒸着法によるAl膜は膜厚さが3μm以下では
基板元素の拡散により黒変した。耐熱性を満足するため
には3μmより厚い膜厚が必要であった。一方、マグネ
トロンスパッタリング法によるAl膜は、圧力が5mT
orr、成膜速度が0.2μm/minで成膜した場合
には、膜厚0.8μm以上でAl膜表面の白濁、黒変が
防止できた。これは、真空蒸着法による蒸着粒子のもつ
エネルギーが0.1eV程度なのに対して、5mTor
r以下の低い圧力で成膜されたAl膜は、スパッタリン
グされたAl粒子のエネルギーが約10eVと非常に高
い運動エネルギーを持つため、欠陥の少ない緻密な膜が
形成されること、および成膜速度が0.2μm/min
以下では、Al膜の再結晶粗粒化がないため、結晶粒界
を経由した基板元素の拡散が防止されたためである。
【0022】以上述べたように、厚さ0.05mm〜
0.3mmのFe−Ni合金薄板をイオンボンバード
し、続いてマグネトロンスパッタリング法により、圧力
1〜5mTorr、成膜速度0.2μm/min以下の
条件で、前記箔の表面に、膜厚0.8〜3μmのAl薄
膜を形成すれば、表面平滑性、耐熱性に優れるFe−N
i薄板が得られた。膜厚は、生産性、コスト面から薄い
方が望ましく、3μm以下が望ましい。
【0023】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)コイル巻き出し機構と巻取り機構の間に、
基板のクリーニング機構、スパッタリング装置が直列に
配置された連続コイルコーティング設備を用いて、幅3
00mm、長さ100m、厚さ0.05〜0.3mmの
コイル状のFe−Ni合金薄板上に、0.1μmから3
μm厚のAlをRFマグネトロンスパッタリング装置で
コーティングした。なお、コーティングに先立って、ク
リーニング室において、Arガスによるイオンボンバー
ドメント処理を施した。
【0024】以下にコーティング条件を示す。 〈コーティング条件〉 成膜プロセス:RFマグネトロンスパッタリング 基 板:42Ni−Fe 0.05〜0.3μm厚 36Ni−Fe 0.15〜0.3μm厚 イオンボンバード条件 投入電力:600W スパッタガス:Ar 圧 力:8×10-1mTorr 基板温度:200℃
【0025】スパッタリング条件 ターゲット:Al 投入電力:1〜5kW スパッタガス:Ar 圧 力:1〜10mTorr 基板温度:200℃ 得られたAlコーティングICリードフレーム材の表面
平滑性、耐熱性の評価結果を表1に本発明例、表2に比
較例を示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】No.1〜10は本発明例であり、Alコ
ーティング膜表面は粗さが0.3μm以下で平滑であ
り、耐熱性試験後も表面に変化は無い。No.11以降
は比較例である。No.11〜12は膜厚が薄い場合で
あり、耐熱性に劣る。No.13は膜厚が薄く、成膜速
度が速い場合であり、表面は再結晶し粗さが大きく、耐
熱性は白濁を起こし劣化している。No.14〜15は
成膜速度が速い場合で、表面粗さは0.5μm以上で、
平滑性に劣る。No.16〜17は圧力が高い場合で、
表面は欠陥が多く、粗さも大きく、膜密度も低くなって
いるため耐熱性も悪い。
【0029】No.18〜19はイオンボンバード処理
が無い場合で、部分的に膜が剥離し、密着性に劣る。N
o.20〜22は真空蒸着による場合で、3μm以下の
膜厚では耐熱性が劣り、表面にも1〜2μm程度の粒状
の突起が生成している。No.23も真空蒸着の場合で
あるが、膜厚が厚いため、耐熱性は良好であるが、表面
に2μm程度の粒状の突起が生成する。以上、本発明の
条件でAl薄膜を形成すれば、530℃、100秒の熱
処理後においてもコーティング面に変化は見られず優れ
た耐熱性を有し、表面も平滑である。
【0030】(実施例2)コイル巻き出し機構と巻取り
機構の間に、基板のクリーニング機構、スパッタリング
装置が直列に配置された連続コイルコーティング設備を
用いて、リーダー材に予めICリードフレームの形にエ
ッチングされた42Ni−Fe合金薄板の切板を配置
し、0.1μmから3μm厚のAlのRFマグネトロン
スパッタリング装置でコーティングした。なお、コーテ
ィングに先立って、クリーニング室において、基板にア
ルゴンガスによるイオンボンバードメント処理を施し
た。
【0031】下記にコーティング条件を示す。 〈コーティング条件〉 作製プロセス:RFマグネトロンスパッタリング 基 板:42Ni−Fe薄板(エッチング済) 0.15μm厚の切板 イオンボンバード条件 投入電力:600W スパッタガス:Ar 圧 力:8×10-1mTorr 基板温度:200℃
【0032】スパッタリング条件 ターゲット:Al 投入電力:1〜5kW スパッタガス:Ar 圧 力:1〜8mTorr 基板温度:200℃ 得られたAlコーティングICリードフレーム材の表面
平滑性、耐熱性の評価結果を表3に本発明例を、表4に
比較例を示した。
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】No.1〜10は本発明例であり、Alコ
ーティング膜表面は粗さ0.3μm以下で平滑であり、
耐熱性試験後も表面に変化は無い。No.11以降は比
較例である。No.11〜13は膜厚が薄い場合であ
り、耐熱性に劣る。No.14〜15は成膜速度が速い
場合で、粗さは0.5〜1.0μmで表面が粗く、平滑
性に劣る。No.16〜17は圧力が高い場合で、表面
は欠陥が多く、粗さも0.5μm程度と粗く膜密度も低
くなっているため耐熱性も悪い。No.18〜19はイ
オンボンバードが無い場合で密着性に劣る。
【0036】No.20〜22は真空蒸着による場合
で、3μm以下の膜厚では耐熱性が劣り、表面にも高さ
1〜2μm程度の粒状の突起が生成している。No.2
3も真空蒸着の場合であるが、膜厚が厚いため、耐熱性
は良好であるが、表面に高さ2μm程度の粒状の突起が
生成する。以上、本発明ではコイル材のみならず予めエ
ッチングされたICリードフレーム材においても、Al
コーティング表面は平滑であった。さらに膜厚0.8μ
m以上のAlコーティング材では530℃、100秒の
熱処理後においても、コーティング面に変化は見られず
優れた耐熱性を有する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、厚さ0.05mm〜
0.3mmのFe−Ni合金薄板を、イオンボンバード
し、続いてマグネトロンスパッタリング法により、圧
力、成膜速度、膜厚の範囲を規定することにより、表面
平滑性、耐熱性に優れた表面にAlコーティングしたF
e−Ni合金薄板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力と表面平滑性の関係を示す図
【図2】成膜速度と表面平滑性の関係を示す図
【図3】膜厚と耐熱性の関係を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 弘孝 福岡県北九州市八幡西区小嶺2丁目10番1 号 株式会社三井ハイテック内 (72)発明者 是永 和典 福岡県北九州市八幡西区小嶺2丁目10番1 号 株式会社三井ハイテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ0.05mm〜0.3mmのFe−
    Ni合金薄板を、イオンボンバードし、続いてマグネト
    ロンスパッタリング法により、圧力1〜5mTorr、
    成膜速度0.2μm/min以下の条件で、前記薄板の
    表面に、膜厚0.8〜3μmのAl薄膜を形成すること
    を特徴とする表面にAl薄膜をコーティングしたFe−
    Ni合金薄板の製造方法。
JP12296095A 1995-04-25 1995-04-25 表面にAl薄膜をコーティングしたFe−Ni合金薄板の製造方法 Withdrawn JPH08296039A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031555A (ja) * 2006-07-05 2008-02-14 Kakihara Kogyo Kk スパッタリングによる樹脂導電化を利用した装飾めっき品の製造方法及び樹脂成形品を固定する吊り掛け治具
JP2011184706A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Konica Minolta Holdings Inc 成膜方法、及びその成膜方法を用いて製造された薄膜材料
CN105925946A (zh) * 2016-05-06 2016-09-07 辽宁科技大学 一种利用磁控溅射法在铝合金表面制备TiN或CrN薄膜的方法

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Effective date: 20020702