JPH08295868A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

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JPH08295868A
JPH08295868A JP10362595A JP10362595A JPH08295868A JP H08295868 A JPH08295868 A JP H08295868A JP 10362595 A JP10362595 A JP 10362595A JP 10362595 A JP10362595 A JP 10362595A JP H08295868 A JPH08295868 A JP H08295868A
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JP
Japan
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component
mdi
adhesive composition
nco
ppg
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Withdrawn
Application number
JP10362595A
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English (en)
Inventor
Kiminori Araki
木 公 範 荒
Takashi Hisanaga
永 孝 久
Shigeru Ishida
田 茂 石
Hideyuki Matsuda
田 秀 行 松
Masamichi Danjo
上 正 通 檀
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J175/00Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J175/04Polyurethanes
    • C09J175/12Polyurethanes from compounds containing nitrogen and active hydrogen, the nitrogen atom not being part of an isocyanate group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用の灯具のハウジングとレンズとの接着に
優れ、締結等の機械止めを必要としない灯具を得ること
ができる接着剤組成物の提供。 【構成】(A)成分として、4官能OH化合物およびポ
リカーボネートグリコール、(B)成分として、PPG
とMDIとからなるウレタンプレポリマーを含有し、該
(A)成分と該(B)成分がNCO/OHのモル比0.
90〜1.50である接着剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のランプのポ
リカーボネート系のレンズとハウジングを接着する接着
剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、自動二輪車、トラック等の車両
用の灯具のレンズとハウジングの接着には、スチレン−
エチレン−ブチレン−スチレン系ゴム(SEBS)、タ
ッキファイヤー、ワックスなどを含有するホットメルト
系接着剤が用いられてきた。しかし、このレンズとハウ
ジングとが共にポリカーボネート製のものである場合、
従来のホットメルト系接着剤を用いると、接着強度が足
りず、レンズとハウジングの接着にはバネ締結等の機械
止めが必要であった。
【0003】一方、ウレタン系接着剤として、例えば、
特開平2−305882号公報では、ポリカーボネート
系ポリオールとトリレンジイソシアネートのようなイソ
シアネートを付加重合させたポリカーボネート系ウレタ
ンプレポリマーを主成分とする反応性ホットメルト接着
剤が記載され、特開平2−272013号公報では、末
端ヒドロキシル基含有ポリオールとジイソシアナート化
合物を反応させたウレタンプレポリマーと、ポリカーボ
ネートポリオール、グリセリンのプロピレンオキサイド
などの水酸基とジイソシアナート化合物を反応させて得
たウレタンプレポリマーと、熱可塑性ゴム成分とを含有
する反応性ホットメルト型組成物が記載されている。特
開平2−261881号公報では、軟化点が30〜20
0℃の活性水素含有化合物とポリイソシアネートとの反
応によって得られるNCO官能基含有プレポリマーと三
量化触媒を含有させたホットメルト組成物が記載されて
おり、その活性水素含有化合物としてポリカーボネート
ポリオールが例示され、ポリイソシアネートとしてMD
Iが例示されている。さらに、特開平2−32185号
公報では、脂肪族ポリカーボネートポリオールと有機ジ
イソシアネートのポリウレタンポリオールと有機ポリイ
ソシアネートを含有する接着剤が記載されている。しか
し、いずれの組成物も、ポリカーボネート同志の被着体
を十分に接着できるとは考えられない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、このような灯具のレンズとハウジングとを接着
するのに、バネ締結等の機械止めを必要としない、接着
性に優れた接着剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
これらの課題について鋭意検討した結果、(A)4官能
OH化合物(a)とポリカーボネートグリコール(b)
と、(B)PPG/MDI系ウレタンプレポリマーとを
含む接着剤組成物が、機械止めを必要とせず、ポリカー
ボネート製のレンズとハウジングとの接着性に優れてい
ることを知見し、本発明に至った。
【0006】したがって、本発明は、(A)成分とし
て、4官能OH化合物(a)およびポリカーボネートグ
リコール(b)、(B)成分として、PPGとMDIと
からなるウレタンプレポリマーを含有し、該(A)成分
と該(B)成分がNCO/OHのモル比0.90〜1.
50である接着剤組成物を提供する。また、(A)成分
に、さらに他のポリオールを(A)成分中70重量%未
満含有するのが好ましい。さらに、(B)成分中のNC
Oが3重量%超〜33重量%であるのが好ましい。
【0007】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
の接着剤組成物は、(A)成分として、(a)4官能O
H化合物および(b)ポリカーボネートグリコール、
(B)成分として、PPGとMDIとからなるウレタン
プレポリマーを含有する。(A)成分の1つである4官
能OH化合物(a)は、下記式(1)
【0008】
【化1】
【0009】を表し、mは、1〜5の整数、nは、1〜
30の整数である。)で示される化合物であって、それ
らの混合物であってもよい。このような4官能OH化合
物を用いるので、反応を隈なく起こすことができ、加熱
硬化させる際の硬化速度を制御することができ、さらに
ポリカーボネートとの接着性に優れている。本発明に用
いる4官能OH化合物(a)は、例えば、メチレンジア
ミン、エチレンジアミン等のジアミン化合物と、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドの反応によって得
ることができる。このような化合物の具体例は、下記式
(2)
【0010】
【化2】
【0011】で示されるN,N’−テトラ(2−ヒドロ
キシプロピル)エチレンジアミンが挙げられ、旭電化社
製のEDP−300を用いることができる。本発明に用
いる4官能OH化合物(a)のOH価は、100〜85
0mgKOH/g、特に400〜800mgKOH/g
であるのが好ましい。この範囲以下であると、組成物を
硬化させた場合に未硬化を生じる。
【0012】(A)成分の別の成分であるポリカーボネ
ートグリコール(b)は、炭酸と多価アルコールまたは
多価フェノールのポリエステルで、下記式(3)で示さ
れる構造式を有する。
【0013】
【化3】
【0014】を表し、lは、3〜50の整数を示す。) このようなポリカーボネートグリコール(b)は、ポリ
オールのホスゲン化、ジフェニルカーボネートによるエ
ステル交換法などの公知の方法によって製造し得る。具
体的には、下記式(4)
【0015】
【化4】
【0016】(式中、Pは平均で12〜14の整数を示
す)で示される化合物等が挙げられ、日本ポリウレタン
社製のニッポラン982Rを用いることができる。本発
明に用いるポリカーボネートグリコール(b)のOH価
は、30〜300mgKOH/g、特に40〜120m
gKOH/gであるのが、取り扱い性の点で好ましく、
OH価の異なるものの混合物であってもよい。OH価が
この範囲未満では、官能基当たりの分子量が高く、ポリ
カーボネートグリコールは固形であるので使用できな
い。
【0017】成分(a)と成分(b)の比率が、
(a):(b)=100:0〜5:95、特に10:9
0〜30:70であるのが好ましい。例えば、OH価が
(a)と(b)の合計で、450mgKOH/gの場
合、成分(a)の比率がこの範囲未満になると未硬化分
を生じる。
【0018】(A)成分中の(a)と(b)との合計の
含有率は、(A)成分中30重量%以上、好ましくは8
0〜100重量%、特に90〜100重量%であるのが
好ましい。さらに、(a)および(b)の合計含有率
が、上述の範囲であれば、(A)成分には、(a)およ
び(b)の化合物の他に、さらに、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール(PPG),ポリブタ
ジエングリコール(PBG),アクリル変性ポリオール
などのポリオールを含有してもよい。中でも、ポリプロ
ピレングリコールを含有するのが好ましい。具体的に
は、旭電化社製のP−700等を用いることができる。
これらのポリオールの含有率は、(A)成分中70重量
%未満、好ましくは0〜20重量%であるのが、接着剤
の硬度の点で好ましい。
【0019】(B)成分であるPPGおよびMDIから
なるウレタンプレポリマー(c)は、PPG(i)を過
剰量のMDI(ii)と反応させて得られる末端にNCO
基を有するウレタンプレポリマーである。ウレタンプレ
ポリマー(c)は、PPG(i)とMDI(ii)とを、
NCO/OHのモル比が、1〜4、特に1.5〜3にな
るように用いて得られるウレタンプレポリマー(c)中
のNCOの含有率は3重量%超〜33重量%、特に7〜
15重量%であるのが、取り扱い性及び硬化物の硬度、
接着性の点で好ましい。
【0020】さらに、NCOの含有率が上述の範囲内で
あれば、PPGとMDIとを反応させて未反応のMDI
が残存するプレポリマーとMDIの混合物であってもよ
い。MDIと、PPGとMDIとからなるウレタンプレ
ポリマーの混合比は、重量比で、MDI:プレポリマー
=0:100〜30:100であるのが好ましい。
【0021】(B)成分の原料の1つである成分(i)
ポリオキシプロピレングリコール(以下、PPGとす
る)は、OH価が20〜300mgKOH/g、特に7
0〜150mgKOH/gのものであるのが、取り扱い
性の点で好ましい。OH価がこの範囲未満であると粘度
が高すぎて撹拌できない。このようなPPGは、OH価
の異なる2種以上のPPGの混合物を用いてもよい。
【0022】(B)成分のもう1つの原料である成分
(ii)ジフェニルメタンジイソシアネート(以下、MD
Iとする)は、ポリメリックMDI(p−MDI)、ま
たは4,4’−MDIや2,4’−MDI,2,2’−
MDI等の各純−MDI、あるいはポリメリックMDI
と各純−MDIの混合物を用いてもよい。TDI等MD
I以外のイソシアネートを用いると、接着性の点で好ま
しくない。プレポリマー原料のMDIとしては、MDI
の官能基数は2〜3、特に2〜2.2程度であるのが好
ましい。具体的には三菱化成ダウ社製のIsonate
−125Mを用いることができる。プレポリマーに混合
するMDIとしては官能基数2.5〜3.0、特に2.
6〜2.8であるのが好ましく、具体的には三菱化成ダ
ウのPAPI−135が使える。
【0023】本発明の接着剤組成物には、必要に応じて
本発明の組成物の特性を損なわない範囲で、触媒、可塑
剤、充填剤、チクソ材等の添加剤を加えてもよい。触媒
としては、トリエチルアミン、ジエチルアミン、トリエ
チレンジアミン、ジブチルすずジラウレート等が挙げら
れる。可塑剤としては、フタル酸ジエチルヘキシル(D
OP)、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル等が挙げ
られる。充填剤としては、炭酸カルシウム、クレー、カ
ーボンブラックが挙げられる。チクソ材(よう変剤)と
しては、エアロジル、ディスパロン等が挙げられる。
【0024】本発明の接着剤組成物の製造は、例えば、
上述の(A)成分である、4官能OH化合物(a)およ
びポリカーボネートグリコール(b)を混合し主剤とす
る。また、(B)成分である、ウレタンプレポリマー
(c)と必要に応じてMIDとを加えて混合し硬化剤と
する。さらに必要に応じてその他の添加物を主剤(A)
または硬化剤(B)に添加してよい。その他の成分は、
主剤(A)または硬化剤(B)のいずれに添加してもよ
い。使用する際に、主剤(A)と硬化剤(B)を、NC
O/OHのモル比が、0.90〜1.50、特に0.9
0〜1.30、さらに1.05〜1.15になるように
主剤(A)と硬化剤(B)を用いて十分に混合、撹拌す
る。NCO/OHのモル比が、0.9未満では、未硬化
部分が残り、1.50超では、経時変化により接着性が
低下するである。
【0025】本発明の接着剤組成物を用いた接着方法
は、下記の被着体の1方または両方に本発明の接着剤組
成物を塗布し、その組成物を塗布した2つの被着体で、
組成物を挟むように圧接して、室温下10〜300分又
は80℃下1〜30分で硬化させることができる。本発
明に用いる被着体は、樹脂、特にポリカーボネート製の
樹脂であるのが好ましい。ポリカーボネート樹脂として
は、日本ジーイープラスチック(株)製のレキサン等を
用いることができる。このような被着体の具体例として
は、乗用車、自動二輪車、トラック、など車両用の灯具
のレンズや、灯具ボディであるハウジングが挙げられ
る。
【0026】図1に、本発明の接着剤組成物を用いて接
着した灯具の1例を示し、さらに詳細に説明するが、本
発明の接着剤組成物の使用がこのような例に限定されな
いことはもちろんである。図1中、灯具1は、光源であ
るランプ10と、そのランプ10のリフレクタであっ
て、ランプ10を保護するハウジング11と、そのハウ
ジング11と接合して外部からの障害物や雨や雪からラ
ンプ10を保護し、かつランプ10の光を拡散する透明
のポリカーボネート製のレンズ12とからなる。
【0027】ランプ10は、ハウジング11の中央部に
設けられ、光源として光を発生する。発生された光の一
部は直接、また一部はハウジング11の内側の面に塗布
されたアルミ蒸着製のリフレクタによって反射されてレ
ンズ12を透過して灯具のレンズ12のハウジング11
と反対側に隣接する物を照らす。ハウジング11は、ポ
リカーボネート製の釣鐘状、あるいは中空の球体の中心
を通る面であるいは、中空の球体の直径より短い径を有
する面で切断した半球体や楕円形の球体であって、開口
端13で、レンズ12の開口端14と本発明の接着剤組
成物15によって接着されている。断面の開口端13の
形状は、円形、楕円形、正方形、長方形であってよい。
レンズ12は、無色または有色透明のポリカーボネート
製の円板状、長方形の皿状や容器の蓋状等の形態を有
し、その開口端14でハウジング11の開口端13と本
発明の接着剤組成物15で接着している。
【0028】ハウジング11とレンズ12は、開口端1
3と開口端14の一方、例えば、ハウジング11の開口
端13側、あるいはレンズ12の開口端14側に凹型あ
るいはU形の溝部16を有し、もう1方の開口端が本発
明の接着剤組成物15を挟んでその溝部16に噛み合わ
させるか、あるいは、開口端13および開口端14の先
端が平坦であって、互いに本発明の接着剤組成物15を
挟んで当接させて加熱して、本発明の接着剤組成物15
を溶融硬化させて接着させることができる。本発明の接
着剤組成物を用いて被着体、特にポリカーボネート製の
レンズとハウジングを加熱硬化させた灯具は、バネ締結
等の機械止めを必要としない。
【0029】
【実施例】以下に、実施例を示し本発明を具体的に説明
するが、本発明はこられの実施例によって限定されるも
のではない。 (実施例1〜4、および比較例1)下記表1に記載の主
剤である(A)成分および硬化剤である(B)成分を混
合、混練し、接着剤組成物を得た。得られた接着剤組成
物を、図2で示される幅5mm,深さ7mmの溝部16
を有するU字型の開口部13を具備した高さ50mm×
幅30mm×厚み1mmのポリカーボネート製のハウジ
ングモデル17の溝部16に充填し、そのU字型の開口
部13の溝部16に縦50mm×横30mm×厚み1.
0mmのポリカーボネート製のレンズ板18の端部19
を嵌め込み80℃に加熱して硬化させて、試験片を得
た。接着性試験を行った。接着性の評価基準は、以下の
とおりであった。
【0030】(接着性の評価基準) ○……ランプの基材破壊を生じた。 ×……界面剥離を生じた。 結果を下記表1に示す。
【0031】
【0032】注)各成分の量は、重量部を示す。 4官能OH:旭電化社製のEDP−300(OH価75
0mgKOH/g) ポリカーボネートグリコール:日本ポリウレタン社製の
ニッポラン982R(OH価110mgKOH/g) PPG/MDI系プレポリマー:PPGとピュアMDI
とをNCO/OHのモル比2.2で反応させたウレタン
プレポリマー(NCO10wt%含有)* :未硬化あり p−MDI:三菱化成ダウ PAPI−135(NCO
%=31%)
【0033】(実施例5および6、ならびに比較例2)
主剤である(A)成分にその他のOH成分を加え、下記
表2に記載の配合で用いた以外は、実施例1と同様の方
法によって試験片を作成し、物性試験を行った。結果を
下記表2に示す。
【0034】
【0035】注)各成分の量は、重量部を示す。 4官能OH:旭電化社製のEDP−300(OH価75
0mgKOH/g) ポリカーボネートグリコール:日本ポリウレタン社製の
ニッポラン982R(OH価110mgKOH/g) その他のOH成分:旭電化社製のP−700(OH価1
55mgKOH/g) p−MDI:三菱化成ダウ PAPI−135(NCO
%=31%) PPG/MDI系プレポリマー:PPGとピュアMDI
とをNCO/OHのモル比2.2で反応させたウレタン
プレポリマー(NCO10wt%含有) ×**:界面剥離あり
【0036】(実施例7および8、ならびに比較例3)
主剤および硬化剤を下記表3に記載の配合にし、ウレタ
ンプレポリマー中のNCO含有率を変化させた以外は、
実施例1と同様にして試験片を作成し、物性試験を行っ
た。結果を下記表3に示す。
【0037】
【0038】注)各成分の量は、重量部を示す。 4官能OH:旭電化社製のEDP−300(OH価75
0mgKOH/g) ポリカーボネートグリコール:日本ポリウレタン社製の
ニッポラン982R(OH価110mgKOH/g) PPG/MDI系プレポリマー:PPGとピュアMDI
とをNCO/OHのモル比2.2〜1.2で反応させた
ウレタンプレポリマー(NCO10〜3wt%含有) ×*** :撹拌不可
【0039】(実施例9〜11、および比較例4および
5)主剤および硬化剤の配合を変え、下記表4に記載の
組成物中のNCO/OH比にした以外は、実施例1と同
様に試験片を作成し、物性試験を行なった。結果を下記
表4に示す。
【0040】
【0041】注)各成分の量は、重量部を示す。 4官能OH:旭電化社製のEDP−300(OH価75
0mgKOH/g) ポリカーボネートグリコール:日本ポリウレタン社製の
ニッポラン982R(OH価110mgKOH/g) p−MDI:三菱化成ダウ PAPI−135(NCO
%=31%) PPG/MDI系プレポリマー:PPGとピュアMDI
とをNCO/OHのモル比2.2で反応させたウレタン
プレポリマー(NCO10wt%含有) ×**** :未硬化あり
【0042】
【発明の効果】本発明の接着剤組成物は、プラスチッ
ク、特にポリカーボネート樹脂の接着性に優れているの
で、車両用の灯具のハウジングとレンズとの接着に有用
である。本発明の接着剤組成物を用いると、締結等の機
械止めを必要としない灯具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両用の灯具の断面図である。
【図2】 試験片の断面図である。
【符号の説明】
1 灯具 10 ランプ 11 ハウジング 12 レンズ 13、14 開口端 15 接着剤組成物 16 溝部 17 ハウジングモデル 18 レンズ板 19 端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 田 秀 行 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 檀 上 正 通 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)成分として、4官能OH化合物
    (a)およびポリカーボネートグリコール(b)、
    (B)成分として、PPGとMDIとからなるウレタン
    プレポリマーを含有し、該(A)成分と該(B)成分が
    NCO/OHのモル比0.90〜1.50であることを
    特徴とする接着剤組成物。
  2. 【請求項2】前記(A)成分に、さらに他のポリオール
    を(A)成分中70重量%未満含有する請求項1に記載
    の接着剤組成物。
  3. 【請求項3】前記(B)成分中のNCOが3重量%超〜
    33重量%である請求項1に記載の接着剤組成物。
JP10362595A 1995-04-27 1995-04-27 接着剤組成物 Withdrawn JPH08295868A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020162507A1 (ja) 2019-02-06 2020-08-13 サンスター技研株式会社 硬化性組成物
JP2021050273A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 アイカ工業株式会社 触媒を含まないウレタン樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020162507A1 (ja) 2019-02-06 2020-08-13 サンスター技研株式会社 硬化性組成物
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