JPH08295412A - ハンガー商品の仕分け分岐レール装置 - Google Patents
ハンガー商品の仕分け分岐レール装置Info
- Publication number
- JPH08295412A JPH08295412A JP12452395A JP12452395A JPH08295412A JP H08295412 A JPH08295412 A JP H08295412A JP 12452395 A JP12452395 A JP 12452395A JP 12452395 A JP12452395 A JP 12452395A JP H08295412 A JPH08295412 A JP H08295412A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- sorting
- rail
- branch rail
- horizontal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンガー商品の仕分け機能を拡大する。
【構成】 ズボン、スカート等のハンガーの水平側方に
張った肩部Ｂ，Ｂが干渉しないで通過できるように仕分
け案内レール４の中間部４Ｃを水平に配設した仕分け案
内レール装置。
張った肩部Ｂ，Ｂが干渉しないで通過できるように仕分
け案内レール４の中間部４Ｃを水平に配設した仕分け案
内レール装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アパレル業界において
衣料等をハンガーに掛けた状態で搬送し、その途中にお
いて多数の仕分け先に仕分けるハンガー商品の搬送シス
テムとして利用されるものである。
衣料等をハンガーに掛けた状態で搬送し、その途中にお
いて多数の仕分け先に仕分けるハンガー商品の搬送シス
テムとして利用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、衣料等をハンガーに掛けて搬送す
るハンガー商品の仕分け手段として、例えば、実願平５
−４８２６５号（実開平７−１３８３２号公報）の明細
書並びに図面に開示されたものがある。該仕分け手段は
図５に示す如く、両肩部に挟み吊り具Ｐ，Ｐを取付けた
スカート、ズボン等のハンガーＨの水平肩部Ｂ，Ｂが下
降傾斜する仕分けレールＤに干渉しないで通過するよう
にしたものであって、搬送レールＲより仕分け位置にお
いてターンテーブルＴの周辺部上に落下したハンガーＨ
のネック部Ｎの先端Ｎ’は、該ターンテーブルＴの周縁
に沿って固定位置に設けた案内レールＧに案内されて水
平旋回移動することにより通過ハンガーの前記水平肩部
と干渉しない位置に設けた仕分けレールＤに移乗させ仕
分け先に搬出されるものである。
るハンガー商品の仕分け手段として、例えば、実願平５
−４８２６５号（実開平７−１３８３２号公報）の明細
書並びに図面に開示されたものがある。該仕分け手段は
図５に示す如く、両肩部に挟み吊り具Ｐ，Ｐを取付けた
スカート、ズボン等のハンガーＨの水平肩部Ｂ，Ｂが下
降傾斜する仕分けレールＤに干渉しないで通過するよう
にしたものであって、搬送レールＲより仕分け位置にお
いてターンテーブルＴの周辺部上に落下したハンガーＨ
のネック部Ｎの先端Ｎ’は、該ターンテーブルＴの周縁
に沿って固定位置に設けた案内レールＧに案内されて水
平旋回移動することにより通過ハンガーの前記水平肩部
と干渉しない位置に設けた仕分けレールＤに移乗させ仕
分け先に搬出されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、ハンガーが搬送レールより脱荷してネック部の
先端Ｎ’がターンテーブルＴの盤面上に放下衝突した際
に弾んで該ターンテーブルより下方へ落下し、或はハン
ガー商品の荷重がネック部先端に集中してネック部が折
損する等のおそれがあり、またネック部の先端が短い場
合には先端Ｎ’がターンテーブル盤面に屈かずに案内レ
ールＧ上に乗り上げてターンテーブルＴが水平旋回して
もハンガーＨが移動せず搬送不能となる問題点を有して
いた。
いては、ハンガーが搬送レールより脱荷してネック部の
先端Ｎ’がターンテーブルＴの盤面上に放下衝突した際
に弾んで該ターンテーブルより下方へ落下し、或はハン
ガー商品の荷重がネック部先端に集中してネック部が折
損する等のおそれがあり、またネック部の先端が短い場
合には先端Ｎ’がターンテーブル盤面に屈かずに案内レ
ールＧ上に乗り上げてターンテーブルＴが水平旋回して
もハンガーＨが移動せず搬送不能となる問題点を有して
いた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送レール上
を走行するトロリのロードバーに設けた多数の開閉フッ
クに夫々懸垂したハンガー商品の仕分け位置に、該開閉
フックの開放によって脱荷したハンガー商品のネック部
を受け止め掛止する下降傾斜を有する上流端部と仕分け
レールに接続する下流端部と通過ハンガーの肩部に干渉
しない高さの略々水平の中間部とを有する仕分け分岐レ
ールを設け、該水平中間部にハンガー商品の押送コンベ
ヤを沿設したことにより、前記従来技術の課題を解決し
た。
を走行するトロリのロードバーに設けた多数の開閉フッ
クに夫々懸垂したハンガー商品の仕分け位置に、該開閉
フックの開放によって脱荷したハンガー商品のネック部
を受け止め掛止する下降傾斜を有する上流端部と仕分け
レールに接続する下流端部と通過ハンガーの肩部に干渉
しない高さの略々水平の中間部とを有する仕分け分岐レ
ールを設け、該水平中間部にハンガー商品の押送コンベ
ヤを沿設したことにより、前記従来技術の課題を解決し
た。
【０００５】
【作用】仕分け分岐レールの中間部を通過ハンガーの肩
部に干渉しない高さにするため、水平又は緩傾斜の上り
勾配（以下略々水平という）とし、該中間部にハンガー
商品の押送コンベヤを沿設したので、仕分け分岐レール
の始端部上に脱荷したハンガー商品のネック部は上流端
部の傾斜によって滑走降下し略々水平の中間部において
押送コンベヤで強制的に下流端部に押送される。
部に干渉しない高さにするため、水平又は緩傾斜の上り
勾配（以下略々水平という）とし、該中間部にハンガー
商品の押送コンベヤを沿設したので、仕分け分岐レール
の始端部上に脱荷したハンガー商品のネック部は上流端
部の傾斜によって滑走降下し略々水平の中間部において
押送コンベヤで強制的に下流端部に押送される。
【０００６】
【実施例】図１は、ハンガー商品の仕分け分岐位置にお
ける説明図であって、搬送レール１上を矢印方向に走行
するトロリ２のロードバー２Ａには多数の開閉フック２
Ｂが取付けられ、開閉フック２Ｂは仕分け位置に固定し
た仕分け作動杆（図示せず）により開放操作される。開
閉フック２Ｂには夫々衣料等の商品Ａを掛けたハンガー
のネック部３が懸垂され、仕分け位置の仕分け作動杆の
作動により開閉フック２Ｂが開放してロードバー２Ａよ
り脱荷し、直近下位にある仕分け分岐レール４の下降傾
斜した上流端部４Ａ上にハンガーのネック部３が受け止
め掛止される。
ける説明図であって、搬送レール１上を矢印方向に走行
するトロリ２のロードバー２Ａには多数の開閉フック２
Ｂが取付けられ、開閉フック２Ｂは仕分け位置に固定し
た仕分け作動杆（図示せず）により開放操作される。開
閉フック２Ｂには夫々衣料等の商品Ａを掛けたハンガー
のネック部３が懸垂され、仕分け位置の仕分け作動杆の
作動により開閉フック２Ｂが開放してロードバー２Ａよ
り脱荷し、直近下位にある仕分け分岐レール４の下降傾
斜した上流端部４Ａ上にハンガーのネック部３が受け止
め掛止される。
【０００７】仕分け分岐レール４の下流端部４Ｂは仕分
けレール５に下降傾斜して接続し、略々水平の中間部４
Ｃは図５に図示したような水平肩部Ｂ，Ｂを有するハン
ガーの通過時に該水平肩部Ｂ，Ｂが仕分け分岐レール４
に干渉しない高さに位置させるため、下降傾斜させずに
略々水平に配設されている。
けレール５に下降傾斜して接続し、略々水平の中間部４
Ｃは図５に図示したような水平肩部Ｂ，Ｂを有するハン
ガーの通過時に該水平肩部Ｂ，Ｂが仕分け分岐レール４
に干渉しない高さに位置させるため、下降傾斜させずに
略々水平に配設されている。
【０００８】そして、該略々水平の中間部レール上のハ
ンガー商品Ａを下流端部４Ｂへ強制搬送するため該中間
部４Ｃにはネック部Ｎに係合する押送片付きベルト又は
ブラシその他の押送片６Ａを有する押送コンベヤ６が沿
設されている。
ンガー商品Ａを下流端部４Ｂへ強制搬送するため該中間
部４Ｃにはネック部Ｎに係合する押送片付きベルト又は
ブラシその他の押送片６Ａを有する押送コンベヤ６が沿
設されている。
【０００９】図２は図１の要部正面図であって、開閉フ
ック２Ｂはレバーピン２Ｃを外力により操作することに
より開放してハンガーＨのネック部３を放下する。放下
されたハンガーＨのネック部３は直下位置にある仕分け
分岐レール４の上流端部４Ａに受け止め掛止されて滑走
し略々水平の中間部４Ｃ上を押送されて前述の如く下流
端部４Ｂより仕分けレール５へ搬送される。
ック２Ｂはレバーピン２Ｃを外力により操作することに
より開放してハンガーＨのネック部３を放下する。放下
されたハンガーＨのネック部３は直下位置にある仕分け
分岐レール４の上流端部４Ａに受け止め掛止されて滑走
し略々水平の中間部４Ｃ上を押送されて前述の如く下流
端部４Ｂより仕分けレール５へ搬送される。
【００１０】図３は、仕分け分岐レール４の平面図であ
って、通過ハンガーが他の下流側仕分けレールに仕分け
られるため、仕分け分岐レール４に放下されずに矢印方
向に通過するとき、ハンガーＨの両肩部Ｂ，Ｂがなで肩
の下方へ傾斜した形状であれば図２からも理解されるよ
うに、仕分け案内レール４が中間部４Ｃにおいて下降傾
斜して仕分けレール５に接続しても該仕分け分岐レール
４の中間部４Ｃはハンガーの両肩部Ｂ，Ｂと干渉しない
ので該仕分け位置を通過できるが、ハンガーの両肩部
Ｂ，Ｂが水平直線状に張っている場合には仕分け分岐レ
ール４の下降傾斜部に干渉して通過できなくなるので、
本発明は、仕分け分岐レール４を上流端部４Ａから中間
部４Ｃにかけて通過ハンガーの搬送経路より側方へ逃が
すようにする（図３参照）とともに該中間部４Ｃを略々
水平にして通過ハンガーの両肩部の通過を妨げないよう
にし、さらに、該略々水平の中間部４Ｃ上でのハンガー
ネック部の搬送を押送コンベヤ６で強制的に行い、下流
端部４Ｂの下り勾配ラインまで搬送する。
って、通過ハンガーが他の下流側仕分けレールに仕分け
られるため、仕分け分岐レール４に放下されずに矢印方
向に通過するとき、ハンガーＨの両肩部Ｂ，Ｂがなで肩
の下方へ傾斜した形状であれば図２からも理解されるよ
うに、仕分け案内レール４が中間部４Ｃにおいて下降傾
斜して仕分けレール５に接続しても該仕分け分岐レール
４の中間部４Ｃはハンガーの両肩部Ｂ，Ｂと干渉しない
ので該仕分け位置を通過できるが、ハンガーの両肩部
Ｂ，Ｂが水平直線状に張っている場合には仕分け分岐レ
ール４の下降傾斜部に干渉して通過できなくなるので、
本発明は、仕分け分岐レール４を上流端部４Ａから中間
部４Ｃにかけて通過ハンガーの搬送経路より側方へ逃が
すようにする（図３参照）とともに該中間部４Ｃを略々
水平にして通過ハンガーの両肩部の通過を妨げないよう
にし、さらに、該略々水平の中間部４Ｃ上でのハンガー
ネック部の搬送を押送コンベヤ６で強制的に行い、下流
端部４Ｂの下り勾配ラインまで搬送する。
【００１１】図４は、仕分け分岐レール４の拡大正面図
であり、中間部４Ｃにはブラシ、ベルト等の押送片６Ａ
を有するハンガー商品Ａの押送コンベヤ６が沿設されて
いる。
であり、中間部４Ｃにはブラシ、ベルト等の押送片６Ａ
を有するハンガー商品Ａの押送コンベヤ６が沿設されて
いる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、下り勾配でハンガーのネック
部を滑走させて仕分けレールまで誘導していた仕分け分
岐レールを、通過ハンガーの肩部に干渉するおそれのあ
る中間部において略々水平にして通過ハンガーの肩部と
の干渉を回避し、略々水平のためにハンガーネック部の
滑走が困難な中間部に押送コンベヤを沿設して外力によ
り強制的にハンガーネック部を押送し下降傾斜の下流端
部まで搬送したので、肩部の形状が水平直線状に側方に
張ったハンガーであっても仕分け分岐レールに干渉する
ことなく通過でき、そして仕分け分岐レール上でのハン
ガー商品を押送コンベヤによって停滞させることなく円
滑且つ確実に仕分けレールまで搬送させることができる
から、ハンガー形状に制約されることなく、上衣、ブラ
ウス、ズボン、スカート等のあらゆるハンガー商品の仕
分け搬送が可能になり、仕分け機能を大幅に拡大するこ
とができ、しかも仕分け分岐レールにはハンガーネック
部が安定した姿勢で確実に懸垂されるので仕分け案内レ
ールよりハンガーネック分が外れたり或はハンガーネッ
ク部の折損事故も防止できるものである。
部を滑走させて仕分けレールまで誘導していた仕分け分
岐レールを、通過ハンガーの肩部に干渉するおそれのあ
る中間部において略々水平にして通過ハンガーの肩部と
の干渉を回避し、略々水平のためにハンガーネック部の
滑走が困難な中間部に押送コンベヤを沿設して外力によ
り強制的にハンガーネック部を押送し下降傾斜の下流端
部まで搬送したので、肩部の形状が水平直線状に側方に
張ったハンガーであっても仕分け分岐レールに干渉する
ことなく通過でき、そして仕分け分岐レール上でのハン
ガー商品を押送コンベヤによって停滞させることなく円
滑且つ確実に仕分けレールまで搬送させることができる
から、ハンガー形状に制約されることなく、上衣、ブラ
ウス、ズボン、スカート等のあらゆるハンガー商品の仕
分け搬送が可能になり、仕分け機能を大幅に拡大するこ
とができ、しかも仕分け分岐レールにはハンガーネック
部が安定した姿勢で確実に懸垂されるので仕分け案内レ
ールよりハンガーネック分が外れたり或はハンガーネッ
ク部の折損事故も防止できるものである。
【図１】 本発明の配設斜視図。
【図２】 本発明の正面図。
【図３】 本発明の仕分け分岐レールの平面図。
【図４】 本発明の仕分け分岐レールの拡大正面図。
【図５】 従来例の正面図。
１ 搬送レール ２ トロリ ２Ｂ 開閉フック ３ ハンガーネック部 ４ 仕分け分岐レール ４Ａ 仕分け分岐レールの上流端部 ４Ｃ 仕分け分岐レールの略々水平中間部 ５ 仕分けレール ６ 押送コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲よし▼田 雅彦 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 木村 武史 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内
Claims (1)
- 【請求項１】 搬送レール上を走行するトロリのロード
バーに設けた多数の開閉フックに夫々懸垂したハンガー
商品の仕分け位置に、該開閉フックの開放によって脱荷
したハンガー商品のネック部を受け止め掛止する下降傾
斜を有する上流端部と仕分けレールに接続する下流端部
と通過ハンガーの肩部に干渉しない高さの略々水平の中
間部とを有する仕分け分岐レールを設け、略々水平の中
間部にハンガー商品の押送コンベヤを沿設した、ハンガ
ー商品の仕分け分岐レール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12452395A JP2842805B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハンガー商品の仕分け分岐レール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12452395A JP2842805B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハンガー商品の仕分け分岐レール装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08295412A true JPH08295412A (ja) | 1996-11-12 |
| JP2842805B2 JP2842805B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=14887601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12452395A Expired - Fee Related JP2842805B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | ハンガー商品の仕分け分岐レール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2842805B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110316534A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-11 | 浙江瑞晟智能科技股份有限公司 | 手推线衣架自动脱落装置 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP12452395A patent/JP2842805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110316534A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-11 | 浙江瑞晟智能科技股份有限公司 | 手推线衣架自动脱落装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2842805B2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |