JPH08295396A - 液体充填方法及び装置 - Google Patents

液体充填方法及び装置

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JPH08295396A
JPH08295396A JP9534895A JP9534895A JPH08295396A JP H08295396 A JPH08295396 A JP H08295396A JP 9534895 A JP9534895 A JP 9534895A JP 9534895 A JP9534895 A JP 9534895A JP H08295396 A JPH08295396 A JP H08295396A
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柾行 林
Ryoji Tanaka
良治 田中
Tetsuji Noda
哲司 野田
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 容器が替わったときのばね交換を不要にで
き、非分解洗浄を容易に行うことができる他、幾多の目
的を達成できる液体充填方法及び装置を提供する点にあ
る。 【構成】 容器30の供給時、充填終了後の容器排出
時、容器口をシールするセンタリングベル137及びシ
ールパッキン137aが下方に摺動して容器30を保持
する。このときの保持力は、ばねを使用せず、充填バル
ブ本体133上部に設置したシリンダ140のエア圧に
より決まり、このエア圧は調整容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体をびん、缶等の容
器に充填するための液体充填方法及び充填バルブ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】充填バルブの従来例を図15、図16に
より説明する。図15の40は充填液を貯えておく貯液
タンク、41は貯液タンク40とともに回転する回転
台、42は回転台41に設けたリフタで、同リフタ42
は、缶やびん等の容器を載せて昇降する。50は貯液タ
ンク40の底面に円周方向に固定した多数の充填バルブ
本体、60はベントチューブ、70は主液ノズルであ
る。
【0003】上記回転台41に対する貯液タンク40の
高さは、モータ(図示せず)で駆動される貯液タンク昇
降装置(図示せず)により調整できるようになってい
る。充填バルブ本体50の上部は、貯液タンク40内に
突出し、同突出部には、充填液の流路になる長孔50a
が設けられており、下部には、センタリングベル51が
気密的に且つ取替可能に螺着されている。
【0004】同センタリングベル51の内周側には、容
器口縁をシールするパッキン52を有する容器シール環
53が気密的に且つ摺動可能に嵌挿され、ばね54によ
り下方に付勢されており、下降限では、センタリングベ
ル51に設けたストッパに当接する。60はベントチュ
ーブで、同ベントチューブ60は、前記充填バルブ本体
50の軸心部に配設され、上端近くで上下2つの止め輪
61により止められた羽根形支持部材62(図16にも
図示している)を介して前記充填バルブ本体50の上端
部に止め輪55により固定されたおり、外周下端部に
は、円錐状の弁体が形成され、パッキン63があり、内
周部は、ガス通路43になっている。
【0005】70は主液ノズルで、同主液ノズル70
は、前記充填バルブ本体50とベントチューブ60との
間に配設され、上部の小径部と下部の中径部及び大径部
70aとよりなり、下部の中径部及び大径部70aの外
周部が前記バルブ本体50の内周部に気密的に且つ摺動
可能に嵌挿されている。また中径部の下部が前記容器シ
ール環53の内周部に摺動可能に嵌挿されており、同部
には、縦方向に複数の連通溝70bが設けられている。
【0006】また上記小径部の上端は、雄ねじを有し、
後述のチャージングバルブ80に螺着されており、前記
羽形支持部材62を通過する部分には、図16に示すよ
うに縦溝70cが設けられている。また上記小径部の下
部の前記充填バルブ本体50の長孔50aに対応する位
置には、長孔70dが設けられている。また内周部は、
前記ベントチューブ60と相俟って液通路44を形成し
ており、下部は、円錐状に拡がって弁座が形成されてい
る。また同主液ノズル70は、小径部に介装されたばね
71により下方に付勢されている。
【0007】80はチャージングバルブで、同チャージ
ングバルブ80は、複数の通気孔81aを有するチャー
ジングカップ81と、パッキン83を有するリフト弁5
2と、ばね84と、継ぎ管85と、キャップナット86
と、ばね87とにより構成されている。リフト弁82
は、チャージングカップ81に摺動可能に嵌挿され、ば
ね84により下方に付勢され、チャージングカップ81
に設けたストッパに当接して止まっている。また継ぎ管
85は、チャージングカップ81に案内されており、ば
ね87により下方に付勢されている。またキャップナッ
ト86は、前記主液ノズル70の上端の雄ねじに螺合し
て、継ぎ管85を結合している。
【0008】90は貯液タンク40の側壁に設けたチャ
ージングバルブ80の駆動機構、91は回転軸92と一
体の二又レバーで、チャージングカップ81の上部に係
合している。93は回転軸92に固定したレバーであ
る。56は押しボタン式のスニフトバルブで、同押しボ
タン式のスニフトバルブ56は、押しボタンを押すと、
内部のガスを排気孔50dを通して外気に放出するよう
になっている。
【0009】46はガス室、50bは充填バルブ本体5
0に形成した空室、50cは同空室50bにつながる孔
である。次に前記充填装置の作用を説明する。貯液タン
ク40内には、ガス入り充填液が入っており、主液ノズ
ル70は下降して液弁45は閉じている。またチャージ
ングバルブ80は下降してガス通路43は閉じている。
【0010】リフタ42に載置された容器が上昇して、
容器口縁が容器シール環53のパッキン52に当接し
て、容器内と外気とを気密的にシールし、さらに容器シ
ール環を持ち上げて、リフタ42が上昇限で止まると、
ベントチューブ60及び主液ノズル70の下端は、容器
内に挿入された状態になる。ここで図示を省略した機構
により、駆動機構90の二又レバー91がチャージング
バルブ80を持ち上げて、リフト弁82を開く。貯液タ
ンク40内の圧力ガスはガス通路43を通って容器内に
入り、さらに容器内から連通溝70dを通ってガス室4
6も満たす。
【0011】このとき、容器内と貯液タンク40内との
圧力が均一になり、ガス室46のガス圧が主液ノズル7
0の大径部70aに作用して、主液ノズル70をばね7
1に抗して上昇させて、液弁45を開く。図15は、液
弁45が開いた状態を示している。貯液タンク40内の
充填液は重力により液通路44を通って流下し、ベント
チューブ60下部の円錐部で拡がって容器内に充填され
る。このとき、充填液に置換される容器内のガスは、ベ
ントチューブ60内のガス通路43を通って上昇し、貯
液タンク40内の気相部に戻ってゆく。
【0012】容器内の液面がベントチューブ60の下端
に達すると、ガスの戻り通路が塞がれ、液面が主液ノズ
ル70の下端に達すると、一部のガスを閉じ込めたまま
充填液はガス通路43内を上昇し、貯液タンク40内の
液面に達して停止する。次いでチャージングバルブ80
を下降させ、パッキン83によりベントチューブ60の
上端を閉じ、またばね87を介して主液ノズル70を下
降させて、液弁45を閉じた後、図示を省略した機構に
よりスニフトバルブ56の押しボタンを押して、ガス室
46内及び容器内のガスを排気孔50dから外部へ排気
する。
【0013】容器内のガス圧が大気圧に下がると、主液
ノズル70は貯液タンク40内のガス圧により下方に押
され、液弁45を閉じる力を強めて、最初の状態に戻っ
て、この状態を保持する。ベントチューブ60内に入っ
た充填液は、上部に残ったガス圧により容器内に戻され
る。またリフタ42を下降させると、容器シール環53
はセンタリングベル51のストッパに当接して止まり、
容器はさらに下降して、ベントチューブ60及び主液ノ
ズル70が抜け出し、次いで容器シール環53から離れ
て、充填工程が完了する。
【0014】容器内の入味は、容器口縁と上昇位置にあ
る主液ノズル70の下端との距離Hにより決まるので、
入味を変更するためには、貯液タンク40と回転台41
との距離を調節して、必要なH寸法を得ればよい。なお
空室50b及び孔50cは、バルブ50の摺動時のバル
ブ50の背圧を調整する役目を持つとともに、充填バル
ブ本体50と主液ノズル70との摺動部のシーリング状
態を監視する役目をもつもので、シーリングが劣化する
と、孔50cから充填液が流出するようになる。
【0015】以上の充填バルブでは、充填バルブの弁作
動部分を製品の飲料水等の液が入らないようにダイアフ
ラム、ベローズ等の可撓性材料部品を使用してシール
し、この可撓性材料部品を破れ検査装置により検査する
ようにしている。この可撓性材料部品を破れ検査装置の
従来例を図17〜図19に示した。この破れ検査装置
は、充填ノズル内のベローズの破れを直接的に知ること
ができるもので、ミネラルウオータ等を充填する充填装
置Aの充填ノズル1は、第1ピストンロッド16を収容
した弁作動機構室36と、ミネラルウオータの流出通路
室13とを区画するベローズ35とを有している。
【0016】上記充填ノズル1には、上下方向に伸びる
ドレン管45が連結され、ドレン管45の上端は、弁作
動機構室36に連通している。ドレン管45の下端が臨
む位置には、ドレンパン48が設けられ、ドレンパン4
8の最も低い箇所48aはホース49を介して水収集箱
50に接続され、水収集箱50には、水検出センサ51
が設けられている。
【0017】ベローズ35の破れに伴って弁作動機構室
36へ入り込んだミネラルウオータは、ドレン管45→
ドレンパン48を通って水収集箱50に集まり、水検出
センサ51からの信号に基づいて警報ランプの点滅が行
われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の充填装置で
は、容器の供給時、充填終了容器の排出時に、容器口シ
ールのパッキン及び容器シール環が上下に摺動して容器
を保持するが、その保持力はガス室内のばね力によるも
のであり、薄肉容器の場合、種類により容器胴の耐力が
異なるため、容器が替わったとき、このばねを交換する
必要がある。
【0019】また液充填バルブ及び容器に通じるガス室
内にばねがあって、非分解洗浄(CIP)が難しい。即
ち、製品液分を含んだ圧力ガスが常にこの室に入るの
で、この部分を確実に洗浄する必要があるが、今までの
非分解洗浄(CIP)では、この室を十分に洗浄できな
くて、問題になっている。またリフタは、容器シール環
を押し下げるばねの力に負けない上方付勢力が常に必要
であり、このため、リフタを押し下げるカムは頑丈に作
らなければならず、既納機の場合、強度を増すための大
きな改造を必要として、使用困難になっている。
【0020】また容器の内容量は入り味の高さで調整す
るため、充填バルブを含めた充填液槽までの範囲を上下
に調整する調整機構を必要としている。また容器の形状
に誤差のある場合は、入味容量を正確に揃えることが困
難である。また容器リフタの昇降、充填のためのベント
チューブの開閉、カウンタガスを抜くスニフト等の充填
工程時、充填機の外側に固定状態に設置したカムにより
作動するので、これらの工程のタイミングを調整する作
業が面倒な上に、手間がかかる。
【0021】また洗浄キャップを取り付けて非分解洗浄
(CIP)を行うとき、充填機をゆっくり回転して、充
填工程と同じように作動させるので、洗浄に長い時間が
かかる。またベローズを使用して弁部と作動部とを区分
している方式の充填装置(図17〜図19参照)では、
ベローズ35の破れを検出するため、充填とは直接関係
のないドレイン管45、ドレインパン48、水検出セン
サ51等が必要になる。
【0022】また充填バルが複数ある場合、上記水検出
センサ51だけでは故障バルブの特定ができない。さら
に加圧式の充填バルブの場合、液弁以外の弁があるが、
それらの弁の不具合は上記方式の充填装置では検出でき
ないという問題があった。本発明は前記の問題点に鑑み
提案するものであり、その目的とする処は、(1)容器が
替わったときのばね交換を不要にでき、(2) 非分解洗浄
を容易に行うことができ、(3) 既納機に適用するときに
必要であった大きな改造を不要にでき、(4) 充填バルブ
を含めた充填液槽までの範囲を上下に調整する調整機構
を不要にでき、(5) 入味容量を正確に揃えることがで
き、(6) 各工程のタイミング調整を充填バルブ制御回路
のタイマを調整するだけの簡単な操作で済ますことがで
き、(7) 洗浄作業を短時間で済ますことができ、(8) 気
体通路を満遍なく洗浄することができ、(9) 各ダイアフ
ラムバルブのシール不良、ダイアフラムの破れ等の故障
の有無を判定することができ、(10)ダイアフラムバルブ
の取り換えを簡単に行うことができ、(11)各バルブの故
障を検出するためのドレイン管等の大掛かりな構造物を
不要にでき、(12)故障箇所の特定を容易に行うことがで
き、(13)液バルブ以外のバルブの不具合を検出でき、(1
4)分解することなくバルブの不具合箇所を見つけ出すこ
とができる液体充填方法及び装置を提供しようとする点
にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の液体充填方法は、ヘッドスペースを有す
る貯液タンクと、同貯液タンク内の充填液を供給管を介
して供給される充填バルブと、同充填バルブの下方に設
けた容器台とを具えた液体充填装置において、容器を充
填バルブの直下に置いて、容器口を充填バルブの下部の
センタリングベルとにより液封した後、容器内と貯液タ
ンクのヘッドスペースとの気体通路を開いて、同圧と
し、液バルブを開いて充填液を容器内へ流下させ、前記
充填液供給管に設けた流量計により充填液の流量を計測
し、計測流量の積が容器の規定充填量に達したときに、
充填バルブの液バルブを閉じ、容器内部と貯液タンクの
ヘッドスペースとの気体通路を閉じ、容器のヘッドスペ
ースを大気に開放して、充填を完了することを特徴とし
ている(請求項1)。
【0024】また本発明の液体充填方法は、加圧カウン
タガスの充満したヘッドスペースを有する貯液タンク
と、同貯液タンク内のガス入り充填液を供給管を介して
供給される充填バルブと、同充填バルブの下方に設けた
容器台とを具えた液体充填装置において、容器を充填バ
ルブ直下に置いて、容器口を充填バルブの下部のセンタ
リングベルにより液封した後、容器内と貯液タンクのヘ
ッドスペースとのガス通路と容器内から外気への気体通
路とを開いて、カウンタガスにより容器内のエアを追い
出した後、容器内から外気への気体通路を閉じて、容器
内をカウンタ圧とし、液バルブを開いて、充填液を容器
内へ流下させ、前記充填液供給管に設けた流量計により
充填液の流量を計測し、計測流量の積が容器の規定充填
量に達したときに、充填バルブの液バルブを閉じ、容器
内部と貯液タンクのヘッドスペースとのガス通路を閉
じ、容器のヘッドスペースを大気に開放して充填を完了
することを特徴としている(請求項2)。する液体充填
方法。
【0025】また本発明の液体充填装置は、ヘッドスペ
ースを有する貯液タンクと、同貯液タンク内の充填液を
供給管を介して供給される充填バルブと、同充填バルブ
の下方に設けた容器台とを具えた液体充填装置におい
て、前記充填液供給管に設けた流量計と、前記充填液供
給管に取付けて内側が大径の充填液通路となりカウンタ
ガス通路とスニフトガス通路とを有して下部が液バルブ
の座を形成する縦筒状の充填バルブ本体と、同充填バル
ブ本体の下部円筒部に摺動可能に且つ気密的に嵌挿し下
向きの環状溝部に容器口縁用のパッキンを嵌着している
センタリングベルと、充填バルブ本体の下部のセンタリ
ングベルの昇降手段と、充填バルブ本体に設けて容器内
と貯液タンクのヘッドスペースとの気体通路を開閉する
カウンタガス切換バルブと、前記充填バルブ本体に嵌合
してガイドされ中心部に充填バルブ本体のカウンタガス
通路の位置まで導通するガス通路を有し下部に液バルブ
を形成して上下方向に摺動可能な中空バルブと、前記充
填バルブ本体の上方に設置し前記中空バルブを昇降させ
て液バルブを開閉する中空バルブの昇降手段と、前記充
填バルブ本体に設けたガス通路を開閉して容器のヘッド
スペースを外気と連通するスニフトガス切換バルブとを
具えている(請求項3)。ことを特徴とした液体充填装
置。
【0026】前記請求項3の液体充填装置において、容
器をシールするセンタリングベルの内側空間から外気に
通じる気体通路と、この気体通路を開閉する気体切換バ
ルブとを具えていてもよい(請求項4)。前記請求項
3、4の液体充填装置において、充填液流量計がタービ
ン式であって、タービン車の回転数をカウントして流量
を積算し、積算値が容器の規定充填量に達したときに充
填バルブの液バルブを閉じる機能を有していてもよい
(請求項5)。
【0027】前記請求項3、4記載の液体充填装置にお
いて、充填液流量計が超音波渦流量計であって、この流
量を積算して容器の規定充填量に達したときに充填バル
ブの液バルブを閉じる機能のもつようにしてもよい(請
求項6)。前記請求項3、4記載の液体充填装置におい
て、液バルブを開閉する中空バルブの昇降手段を、中空
バルブの支持部材と、前記充填バルブ本体上部に置かれ
中空バルブを上方に押し上げる方向に付勢する圧縮ばね
と、中空バルブを下方に押し下げるエアシリンダとによ
り構成してもよい(請求項7)。
【0028】前記請求項3、4記載の液体充填装置にお
いて、センタリングベル昇降手段を、充填バルブ本体の
上部に取付けたエアシリンダと、同エアシリンダのロッ
ド先端に取付けた継手と、これに固設して下端を前記セ
ンタリングベルに結合した長棒とにより構成してもよい
(請求項8)。前記請求項3記載の液体充填装置におい
て、充填バルブ本体にセンタリングベルの内側空間から
充填バルブ外部に通じる排水通路を設け、同排水通路に
排水用バルブを設けて、センタリングベルの外周下縁に
洗浄キャップを被せて液封したときに、非分解洗浄を可
能にしてもよい(請求項9)。
【0029】前記請求項3、4記載の液体充填装置にお
いて、充填バルブ本体に設けたカウンタガス切換バルブ
とスニフトガス切換バルブと気体切換バルブに相当する
排水用バルブとをエア作動ダイアフラムバルブにしても
よい(請求項10)。前記請求項10記載の液体充填装
置において、センタリングベルの外周下縁に洗浄キャッ
プを被せて液封し、貯液タンクのヘッドスペースまで一
定のヘッド圧力をかけた洗浄水または洗浄液を満たして
充填バルブの液通路及びガス通路の全てに洗浄水を満た
した後、液バルブを開いて、洗浄水を流下させ、カウン
タガス用バルブとスニフトガス用バルブと排水バルブと
を順次或いは個別に開閉して、流量計の流量を計測し
て、前記カウンタガス用バルブとスニフトガス用バルブ
と排水バルブとのシール不良、ダイアフラムの破れ等の
故障の有無を判定するエア作動ダイアフラムバルブの不
具合検査装置を設けてもよい(請求項11)。
【0030】前記請求項10記載の液体充填装置におい
て、充填バルブの洗浄排水を受ける洗浄水タンクと、同
タンクより貯液タンクへ洗浄水を送る送出配管と、同配
管に設けられた洗浄水ポンプ及び圧力調整弁と、制御装
置とを具え、同制御装置を、非分解洗浄時に液バルブの
開閉、前記カウンタガス用バルブとスニフトガス用バル
ブと排水バルブとの開閉を指令し、前記流量計により計
測した計測値を各バルブの正常な作動時の流量値と比較
して、カウンタガス用バルブとスニフトガス用バルブと
排水バルブとのシール不良、ダイアフラムの破れ等の故
障の有無を判定するように構成してもよい(請求項1
2)。
【0031】
【作用】前記請求項1、3に記載の液体充填方法及び装
置では、充填バルブの下方の容器台に容器を置き、セン
タリングベルの昇降手段により、センタリングベルを下
降して、容器口を液封した後、カウンタガス切換バルブ
を開いて、容器内と貯液タンクのヘッドスペースとの気
体通路を連通して同圧にし、次いで中空バルブの昇降手
段により中空バルブを下げて、液バルブを開き、充填液
を容器内に流下させて、容器内に充填する。この充填の
間、前記充填液供給管に設けた流量計により、充填液の
流量を計測し、計測流量の積が容器の規定充填量に達し
たときに、中空バルブの昇降手段により、中空バルブを
上げて、液バルブを閉じ、次いでカウンタガス切換バル
ブを閉じて、容器内部と貯液タンクのヘッドスペースと
の気体通路を閉じ、スニフトガス切換バルブを開いて、
容器のヘッドスペースを大気に開放して、充填を完了
し、センタリングベルの昇降手段により、センタリング
ベルを上昇して、容器を解放するようにしている。
【0032】前記請求項2、4に記載の液体充填方法及
び装置は、ガス入り飲料を充填する場合であり、先ず前
記と同様に充填バルブの下部の容器台に容器を置き、セ
ンタリングベルの昇降手段により、センタリングベルを
下降して、容器口を液封した後、気体切換バルブを開い
て、容器内から外気への気体通路を開き、カウンタガス
切換バルブを開いて、加圧カウンタガスの充満した貯液
タンクのヘッドスペースと容器内のカウンタガス通路と
を連通し、容器内のエアを追い出して、カウンタガスに
置き換えた後、気体切換バルブを閉じて、容器内をカウ
ンタガス圧力と同圧にし、次いで中空バルブの昇降手段
により、中空バルブを下げて、液バルブを開き、充填液
を容器内に流下、充填する。この充填の間、前記充填液
供給管に設けた流量計により、充填液の流量を計測し、
計測流量の積が容器の規定充填量に達したときに、中空
バルブの昇降手段により、中空バルブを上げて、液バル
ブを閉じ、次いでカウンタガス切換バルブを閉じて、容
器内部と貯液タンクのヘッドスペースの気体通路とを閉
じ、スニフトガス切換バルブを開いて、容器のヘッドス
ペースを大気に開放して、充填を完了し、センタリング
ベルの昇降手段により、センタリングベルを上昇して、
容器を解放するようにしている。
【0033】前記請求項5の液体充填装置では、充填液
の流量をタービン式流量計により測って、高精度の充填
量を得るようにしている。前記請求項6記載の液体充填
装置では、充填液の流量を超音波渦流量計により測っ
て、パルプが混在した充填液でも支障なく流量計測充填
を行うようにしている。
【0034】前記請求項7記載の液体充填装置は、請求
項3、4に記載の液体充填方法及び装置において、液バ
ルブを開くときは、エアシリンダを作動して中空バルブ
を下方に押し下げ、液バルブを閉じるときは、圧縮ばね
の付勢力により中空バルブを上方に押し上げる。そして
中空バルブ下部の液バルブを損傷させないように圧縮ば
ねの付勢力を必要最小限にしている。
【0035】前記請求項8記載の液体充填装置は、請求
項3、4に記載の液体充填方法及び装置におけるセンタ
リングベル昇降手段が、充填バルブ本体の上部に取付け
エアシリンダにより上下に駆動される長い棒の下端にセ
ンタリングベルを結合しているので、充填バルブの他の
構成部品と独立に、また充填バルブの幅を広げることな
しに設置可能にしている。
【0036】前記請求項9の液体充填装置は、請求項3
に記載の液体充填装置において、充填バルブ本体に設け
センタリングベルの内側空間から充填バルブ外部に通じ
る排水通路と排水用バルブとにより、センタリングベル
に洗浄キャップを被せて液封して、非分解洗浄(CIP
洗浄)を容易に行うようにしている。前記請求項10記
載の液体充填装置は、請求項3、4の液体充填装置にお
いて、充填バルブ本体に設けたカウンタガス切換バル
ブ、スニフトガス切換バルブ、及び排水用バルブ(請求
項4においては排水用バルブ兼気体切換バルブ)を全て
エア作動ダイアフラムバルブとし、電気制御回路に繋が
った電磁弁のエア切換えにより作動するようにしてい
る。
【0037】請求項11、12記載の液体充填装置は、
請求項10記載の液体充填装置において、充填バルブを
非分解洗浄(CIP洗浄)するときに、液バルブと各ダ
イアフラムバルブの不具合を検査するものであって、セ
ンタリングベルの外周下縁に洗浄キャップを被せて液封
し、貯液タンクのヘッドスペースまで一定のヘッド圧力
をかけた洗浄水または洗浄液を満たし、各バルブを開い
て、充填バルブの液通路及びガス通路の全てに洗浄水を
満たした後、液バルブを開いたまま洗浄水を流下し、前
記カウンタガス用バルブ、スニフトガス用バルブ、及び
排水バルブを順次或いは個別に開閉して、前記流量計の
流量を計測して、同計測値を各バルブの正常な作動時の
流量値と比較し、前記カウンタガス用バルブ、スニフト
ガス用バルブと、排水バルブのシール不良、ダイアフラ
ムの破れ等の故障の有無を判定する。充填バルブから排
出された洗浄液は、洗浄水タンクへ回収貯蔵し、洗浄水
ポンプにより貯液タンクへ送るようにしている。この洗
浄水ポンプよりの送り戻し配管に設けた圧力調整弁は、
貯液タンク内の洗浄液圧を一定にして、流量計測の条件
を整えるために設けられている。
【0038】
【実施例】次に本発明の液体充填装置をロータリ充填機
(缶に炭酸ガス飲料を充填するロータリ充填機)に適用
した図1〜図14に示す一実施例により説明する。図1
は充填バルブ131の縦断面図、図2は図1の矢印B部
分の側面図、図3はタービン式流量計の斜視図、図4は
超音波渦流量計の斜視図、図5はエア作動ダイアフラム
バルブの断面図、図6は洗浄キャップの側面図、図7は
図6の平面図、図8の充填バルブの下部に洗浄バルブを
装着した側面図、図9〜図13は充填バルブの作動工程
を示す説明図、図14は非分解洗浄(CIP洗浄)時の
洗浄水の流れを示す説明図である。
【0039】図1の充填バルブ131の中心線X−Xよ
りも右側の部分はセンタリングベル137が上昇した状
態を示し、中心線X−Xよりも左側の部分はセンタリン
グベル137が下降し、缶30が充填の位置に置かれ、
中空弁が押し下げられ、液バルブが開いて、充填が行わ
れている状態を示している。121は加圧カウンタガス
が充満したヘッドスペースを有するフィラボウル(貯液
タンク)で、同フィラボウム121と充填バルブ131
とは、充填液供給管122により結合されている。充填
バルブ131の下方には、容器台126が設けられてい
る。
【0040】充填液供給管122には、充填液流量計1
23が設けられており、その構成を図3により説明する
と、このタービン式の流量計123は、流量計本体12
3aの中で軸受123cにより支持されたタービンロー
タ123bの回転をタービン羽根センサ123eにより
カウントし、その信号を制御装置170に送るものであ
って、このカウント数を積算し、積算値が缶30の規定
充填量に相当する値に達したときに、充填バルブ131
の液バルブを閉じるように制御される。
【0041】またこの充填液流量計123は、図4に示
した超音波渦流量計125であってもよい。この流量計
125は、流量計本体125aの管内を流れる液体が管
路を横切って設けられた渦発生柱125bに遮られなが
ら通過するときに、渦発生柱125bの後流に発生する
渦(渦の数は流速に比例する)に対して超音波発信子か
ら発信された超音波を当て、超音波センサ125dによ
り、渦で生じた超音波の乱れを感知し、渦の数をカウン
トして、その信号を制御装置170へ送り、ここで積算
して、容器の規定充填量に相当する値に達したときに、
充填バルブの液バルブに閉の指令を発するものである。
【0042】この超音波渦流量計125は、機械的な回
転部分が無いので、パルプが混在した充填液でも支障な
く流量計測機能を果たすことができる。充填バルブ13
1は、充填バルブ本体133が充填液供給管122に取
付けられ、同時に充填機の回転部フレーム152に固定
されている。充填バルブ本体133は、内側が大径の充
填液通路になり、カウンタガス通路、スニフトガス通
路、及びエア排気通路を有し、下部が液バルブの座を形
成している。
【0043】この充填バルブ本体133の下部には、深
い円筒形の溝空間が形成され、その溝空間にセンタリン
グベル137が摺動自在に嵌挿され、センタリングベル
137の外円筒部がバルブ本体133の溝空間の内筒部
に気密的に嵌挿され、センタリングベル137の内側円
筒を摺動する充填バルブ本体133の円筒部には、ガス
通路が設けられている。
【0044】またセンタリングベル137の下向きの環
状溝部に容器口縁シール用パッキン137aが嵌着され
ている。このセンタリングベル137は、充填バルブ本
体133の上部の上部支台136に取付けられたガイド
軸161により支持された上板163に固定されている
エアシリンダ164により、同エアシリンダ164のロ
ッド先端の角型継手162と、この角型継手162に固
定されて下端がセンタリングベル137に結合された長
棒165を介して上下動できる構成になっている。
【0045】角型継手162に取付けられた軸167に
より支持されたカムフォロワ168は、充填機の外部固
定部材に取付けたカム170に案内されて昇降すること
により、センタリングベル137が昇降する場合は、エ
アシリンダ164がカムフォロワ168をカム170に
押付けるばねの作用を持ち、エア圧力を加減することに
より、ばね力の調整が可能になっている。
【0046】充填バルブ本体133内部に嵌合してガイ
ドされる中空バルブ138は、中心部にバルブ本体13
3のカウンタガス通路の位置まで導通するガス通路を有
し、下部はバルブ本体133に形成したバルブ座と共に
液バルブを形成し、上下方向に摺動可能である。バルブ
本体133の上方に設置した上部支台136にエアシリ
ンダ140が取付けられている。このエアシリンダ14
0の役割は、中空バルブ138を押し下げて液バルブを
開くことであり、液バルブを閉じる方は支持部材135
上部に置かれ、圧縮ばね134の役割は、中空バルブ1
38を上方に押し上げて液バルブを閉じることである。
【0047】充填バルブ本体133に3組のエア作動切
換バルブが取付けられている。この3組のエア作動切換
バルブとは、缶30内とフィラボウル121のヘッドス
ペースとの気体通路を開閉するカウンタガス切換バルブ
139cと、缶30口をシールするセンタリングベル1
37の内側空間から外気へ通じる気体通路を開閉する気
体切換バルブ139eと、バルブ本体133に設けられ
たガス通路を開閉して缶30のヘッドスペースを外気と
連通するスニフトガス切換バルブ139dとである。
【0048】これらのバルブ本体133に直付けされた
エア作動切換バルブ139c、139d、139eは、
その何れもが図5に示す構造のエア作動ダイアフラムバ
ルブである。このエア作動ダイアフラムバルブをカウン
タガス切換バルブ139cに例を取って説明すると、図
5の141は3組のダイアフラムバルブを組み込んだダ
イアフラムバルブ本体、142はそのカバー、143は
作動エア側のダイアフラム、149は炭酸ガス、エア等
の切換側ダイアフラムである。
【0049】このダイアフラム149には、ボルト14
8が埋め込まれ、このボルト148を介してダイアフラ
ム149が作動軸145に取付けられている。作動軸1
45は、本体141に嵌込まれたプッシュ147に軸方
向の摺動を可能に支持され、圧縮ばね146によりダイ
アフラム149がバルブの座から離れる方向に付勢され
る。
【0050】作動エア側の気体通路143aに作動エア
が加えられると、ダイアフラム134を介して作動軸1
45が押され、ダイアフラム149がバルブ本体133
に設けられた座に当接して、この気体通路部が遮断され
る。充填機回転部フレーム152には、バルブ本体13
3のガス通路に連通する排出エア出口配管152aと、
スニフトガス出口配管152bが設けられている。
【0051】171は制御装置173の指令により圧縮
エア供給配管172から圧縮エアを切換えて充填バルブ
133側のエア作動切換バルブ139c、139d、1
39eに送る電磁弁である。174は缶30の有無を検
出してその信号を制御装置173に送り、缶30無しの
場合に充填作業を行わせないようにする役割を有する缶
センサである。
【0052】上記液体充填装置の作用は、図9〜図13
に示すように、充填バルブ131の下部の容器台126
に缶30を置き(図9参照)、カム170にガイドされ
たカムフォロワ168を介してセンタリングベル137
を下降して、缶30口を液封した後、気体切換バルブ1
39eを開にして、缶30内から外気への気体通路を開
き、カウンタガス切換バルブ139cを開いて、加圧カ
ウンタガスが充満するフィラーボウル121のヘッドス
ペースと缶30内とのカウンタガス通路を通にし、缶3
0内のエアを追い出して(図10参照)、カウンタガス
に置き換えた後、気体切換バルブ139eを閉にして、
缶30内をカウンタガス圧力と同圧にし(図11参
照)、次いでエアシリンダ140を作動し、中空バルブ
138を下方に押し下げて液バルブを開いて、充填液を
缶30内に流下充填する(図12参照)。
【0053】この充填の間、充填液供給管122に設け
たタービン式流量計123まはた超音波渦流量計125
により、充填液の流量を計測し、計測流量の積が缶の規
定充填量が達したときに、エアシリンダ140の作動エ
アを抜き、圧縮ばね134の付勢力により中空バルブ1
38を上方に押し上げて、液バルブを閉じ、次いでカウ
ンタガス切換バルブ139cを閉にして、缶30内部と
フィラーボウル121のヘッドスペースとのカウンタガ
ス通路を閉じ、スニフトガス切換バルブ139dを開き
(図13参照)、缶30のヘッドスペースを大気に開放
して、充填を完了し、センタリングベル137をカム1
70にガイドされたカムフォロワ168を介して上昇し
て、充填済み缶30を解放する。
【0054】上記タービン式流量計123は、高精度の
測定が可能で正確な充填量が得られるものである。また
超音波渦流量計125は、回転部分がなく、バルブが混
在した充填液でも支障なく流量計測が行なえるものであ
る。また上記の中空バルブの昇降作動に対し、液バルブ
を閉じるときに、圧縮ばね134の付勢力により、中空
バルブを上方に押し上げる理由は、圧縮ばねの付勢力を
必要最小限にして、液バルブの摩耗を避け、液バルブの
当接面が傷つかないようにするためである。
【0055】センタリングベル137の昇降機構は、バ
ルブ本体133の上部にエアシリンダ164を取付け、
このエアシリンダ164により上下に駆動れる長棒16
5の下端にセンタリングベル137を結合しているが、
このようにした場合、充填バルブ131の他の構成部品
に干渉しないように設置し得ると同時に、充填バルブ1
31の幅を広げることなく設置できるので、ロータリー
充填機において、充填バルブ131の配置の間隔を小さ
くすることができ、同じ外径内の建本数を多くすること
ができる。
【0056】バルブ本体133に設けたカウンタガス切
換バルブ139c、スニフトガス切換139d、及び気
体切換139eは、エア作動ダイアフラムバルブになっ
ており、制御装置173の電気制御回路に制御される電
磁弁171のエア切換えにより作動する。なおこの制御
装置173及び電磁弁171は、各充填バルブ毎に制御
ができるように充填バルブの建本数と同数が用意され
る。
【0057】次に充填バルブを非分解洗浄(CIP洗
浄)中にエア作動ダイアフラムバルブの不具合を検査す
る充填バルブ検査装置を説明する。図14は、非分解洗
浄(CIP洗浄)時の充填バルブ131の周辺の構成
と、洗浄水の流れを示す説明図である。176は充填バ
ルブ131の洗浄排水を排水配管175a、175bを
通して回収する洗浄水タンクであり、洗浄水タンク17
6の洗浄水は、送出配管178と、同配管178に設け
た洗浄水ポンプ177及び圧力調整弁179とを経てフ
ィラーボウル121へ送られる。
【0058】非分解洗浄(CIP洗浄)時には、センタ
リングベル137に図6、図7に示すような2連になっ
た洗浄キャップ141を、図8に示したように充填バル
ブ本体133に設けたピン155に洗浄キャップ141
のフック141bを掛け、エアシリンダ164を作動し
て、センタリングベル137を下降させ、センタリング
ベル137の下端縁部をキャップ部141aのシールパ
ッキン144に当接させて、充填バルブ131の液通
路、ガス通路を外部から遮断する。
【0059】この状態で、液バルブを開き、カウンタガ
ス切換バルブ139c、スニフトガス切換バルブ139
d、及び気体切換バルブ139eの全てを開けば、洗浄
水は充填バルブ131の作動エア通路配管以外の全ての
通路配管を通って各部に送られて、洗浄が行われる(図
14の2点鎖線は、洗浄時にのみ用いられるアタッチメ
ントの範囲を示している)。
【0060】カウンタガス切換バルブ139c、スニフ
トガス切換バルブ139d、及び気体切換バルブ139
eのシール不良、ダイアフラム143、149の破れ等
の不具合の検査をするときは、以下のようにする。充填
バルブを図8に示すように非分解洗浄(CIP洗浄)の
状態にする。即ち、センタリングベル137の下端縁に
洗浄キャップ141を被せて液封し、圧力調整弁179
の作用により一定のヘッド圧力を持たせた洗浄水または
洗浄液をフィラーボウル121の天井まで一杯に満た
し、各バルブを開いて充填液供給管、充填バルブの液通
路、カウンタガス通路及び他のガス通路の全てに洗浄水
を満たした後、液バルブを開いたまま洗浄水を流下し、
先ずスニフトガス切換バルブ139d及び気体切換バル
ブ139eを開いたまま、カウンタガス切換バルブ13
9cを開閉して、流量計123の流量を計測して、同計
測値をカウンタガス切換バルブ139cの正常な作動時
の流量値と比較する。
【0061】もしそのときの計測値が異常を示せば、カ
ウンタガス切換バルブ139cに不具合が生じているこ
とが判る。次いでカウンタガス切換バルブ139cを閉
じ、気体切換バルブ139eを閉じれば、流量計123
は、スニフトガスの通路の流量を示す。この場合、スニ
フトガスの通路抵抗が大きく流量が極端に少なくなった
ときは、流量を計測できないので、気体切換バルブ13
9eも開いて、スニフトガス切換バルブ139dを開閉
して、そのときの流量計の示す流量差により、スニフト
ガス切換バルブ139dの良否を判定すればよい。
【0062】気体切換バルブ139eの検査は同様に、
カウンタガス切換バルブ139cを閉じ、スニフトガス
切換バルブ139dを閉にして、流量を測定すればよ
い。このようにして各切換バルブのシール不良、ダイア
フラム143、149の破れ等の故障の有無を判定する
ことができる。充填バルブ131から排出された洗浄液
は、洗浄水タンク176へ回収貯蔵され、洗浄水ポンプ
177によりフィラーボウル121へ送られる。洗浄水
ポンプ177よりの送り戻し配管178に設けた圧力調
整弁179は、フィラーボウル121内の洗浄液圧を一
定にして流量計測の条件を整えるためにある。
【0063】洗浄及びバルブ検査のとき、これらのバル
ブ類を切換え制御する制御装置は各充填バルブの制御装
置に組み込まれ、電気回路の切換により洗浄・検査が行
われる。
【0064】
【発明の効果】本発明の液体充填方法及び装置によれ
ば、容器の供給時、充填終了後の容器排出時、容器口を
シールするセンタリングベル及びシールパッキンが下方
に摺動して容器を保持する。このときの保持力は、充填
バルブ本体上部に設置したシリンダのエア圧により決ま
るが、このエア圧は調整容易であり、従来のような容器
が替わったときのばね交換を不要にできる。
【0065】また液充填バルブ及び容器に通じるガス室
内には、ばねがないので、非分解洗浄(CIP)を容易
に行うことができる。またセンタリングベルを押し上げ
るカムは、容器口をシールするシリンダのエア圧に対抗
するだけの強さがあれば充分であり、しかもこのカムの
作用範囲は充填バルブの回動の約1/4に過ぎないの
で、既納機に適用するときに必要であった大きな改造を
不要にできる。
【0066】また容器の内容量を充填液の供給量により
直接計測するので、過不足のない液充填を行うことがで
きる。このことは、特に缶入り飲料のような外から見え
ない容器の場合は、重要な要件である。従って入り味の
高さで調整するための充填バルブを含めた充填液槽まで
の範囲を上下に調整する調整機構を不要にできる。また
容器の形状に誤差があっても、入味容量を正確に揃える
ことができる。
【0067】また容器口液封及び容器解放のためのセン
タリングベルの昇降、充填のためのカウンタガス弁の開
閉、カウンタガスを抜くスニフト等の充填工程時、制御
部に置かれた複数の電磁弁のエア出力により充填バルブ
に設けたシリンダ、エア作動切換弁を作動するので、こ
れらの工程のタイミング調整は充填バルブ制御回路のタ
イマを調整するだけの簡単な操作で済ますことができ
る。
【0068】洗浄キャップを取り付けて非分解洗浄(C
IP洗浄)を行うとき、充填機の充填バルブを回動しな
くても洗浄作業を行うことができて、洗浄作業を短時間
で済ますことができる。また充填バルブに設けた気体通
路を開閉するカウンタガス切換バルブ、スニフトガス切
換バルブ等の気体切換バルブの全てをエア作動ダイアフ
ラムバルブにしたので、貯液タンクに洗浄水を満たし、
センタリングベルの外周下縁に洗浄キャップを被せて液
封し、全てのガス配管に洗浄水を流下させることによ
り、気体通路を満遍なく洗浄することができる。
【0069】また洗浄作業中に前記各エア作動ダイアフ
ラムバルブを順次或いは個別に開閉して、前記流量計の
流量を計測するので、各ダイアフラムバルブのシール不
良、ダイアフラムの破れ等の故障の有無を判定すること
ができる。また各ダイアフラムバルブは充填バルブの側
面に直接取付けているので、ダイアフラムバルブの取り
換えを簡単に行うことができる。
【0070】また上記のように構成されているので、各
バルブの故障を検出するためのドレイン管等の大掛かり
な構造物を不要にできる。また充填バルブが複数ある場
合、各充填バルブ毎にバルブを検査するため、故障箇所
の特定を容易に行うことができる。また上記のように構
成されているので、液バルブ以外のバルブの不具合を検
出できる。また洗浄工程時、各充填バルブのバルブを検
査できるので、分解することなくバルブの不具合箇所を
見つけ出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体充填方法の実施に使用する液体充
填装置の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】図1の矢印B部分の拡大側面図である。
【図3】タービン式流量計の斜視図である。
【図4】超音波渦流量計の斜視図である。
【図5】エア作動ダイアフラムバルブの断面図である。
【図6】洗浄キャップの側面図である。
【図7】洗浄キャップの平面図である。
【図8】充填バルブの下部に洗浄キャップを装着した状
態を示す側面図である。
【図9】充填バルブの作動工程を示す説明図である。
【図10】充填バルブの作動工程を示す説明図である。
【図11】充填バルブの作動工程を示す説明図である。
【図12】充填バルブの作動工程を示す説明図である。
【図13】充填バルブの作動工程を示す説明図である。
【図14】非分解洗浄(CIP洗浄)時の洗浄水の流れ
を示す説明図である。
【図15】従来の液体充填装置を示す縦断側面図であ
る。
【図16】図15の矢印X部の分解斜視図である。
【図17】従来のベロースを使用した充填ノズルの縦断
側面図である。
【図18】従来のベローズ破れ検出装置を設けた充填装
置の側面図である。
【図19】従来のドレンパンを含むベローズ破れ検出装
置の全体を示す系統図である。
【符号の説明】
30 容器(缶) 121 フィラーボウル 122 充填液供給管 123、125 流量計 131 充填バルブ 133 充填バルブ本体 137 センタリングベル 138 中空弁 139c カウンタガス切換バルブ 139d スニフトガス切換バルブ 139e 気体切換バルブ 140 エアシリンダ 141 洗浄キャップ 143、149 ダイアフラム 164 エアシリンダ 165 長棒 171 電磁弁 173 制御装置 176 洗浄水タンク 177 ポンプ 179 圧力調整弁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドスペースを有する貯液タンクと、
    同貯液タンク内の充填液を供給管を介して供給される充
    填バルブと、同充填バルブの下方に設けた容器台とを具
    えた液体充填装置において、容器を充填バルブの直下に
    置いて、容器口を充填バルブの下部のセンタリングベル
    とにより液封した後、容器内と貯液タンクのヘッドスペ
    ースとの気体通路を開いて、同圧とし、液バルブを開い
    て充填液を容器内へ流下させ、前記充填液供給管に設け
    た流量計により充填液の流量を計測し、計測流量の積が
    容器の規定充填量に達したときに、充填バルブの液バル
    ブを閉じ、容器内部と貯液タンクのヘッドスペースとの
    気体通路を閉じ、容器のヘッドスペースを大気に開放し
    て、充填を完了することを特徴とした液体充填方法。
  2. 【請求項2】 加圧カウンタガスの充満したヘッドスペ
    ースを有する貯液タンクと、同貯液タンク内のガス入り
    充填液を供給管を介して供給される充填バルブと、同充
    填バルブの下方に設けた容器台とを具えた液体充填装置
    において、容器を充填バルブ直下に置いて、容器口を充
    填バルブの下部のセンタリングベルにより液封した後、
    容器内と貯液タンクのヘッドスペースとのガス通路と容
    器内から外気への気体通路とを開いて、カウンタガスに
    より容器内のエアを追い出した後、容器内から外気への
    気体通路を閉じて、容器内をカウンタ圧とし、液バルブ
    を開いて、充填液を容器内へ流下させ、前記充填液供給
    管に設けた流量計により充填液の流量を計測し、計測流
    量の積が容器の規定充填量に達したときに、充填バルブ
    の液バルブを閉じ、容器内部と貯液タンクのヘッドスペ
    ースとのガス通路を閉じ、容器のヘッドスペースを大気
    に開放して充填を完了することを特徴とする液体充填方
    法。
  3. 【請求項3】 ヘッドスペースを有する貯液タンクと、
    同貯液タンク内の充填液を供給管を介して供給される充
    填バルブと、同充填バルブの下方に設けた容器台とを具
    えた液体充填装置において、前記充填液供給管に設けた
    流量計と、前記充填液供給管に取付けて内側が大径の充
    填液通路となりカウンタガス通路とスニフトガス通路と
    を有して下部が液バルブの座を形成する縦筒状の充填バ
    ルブ本体と、同充填バルブ本体の下部円筒部に摺動可能
    に且つ気密的に嵌挿し下向きの環状溝部に容器口縁用の
    パッキンを嵌着しているセンタリングベルと、充填バル
    ブ本体の下部のセンタリングベルの昇降手段と、充填バ
    ルブ本体に設けて容器内と貯液タンクのヘッドスペース
    との気体通路を開閉するカウンタガス切換バルブと、前
    記充填バルブ本体に嵌合してガイドされ中心部に充填バ
    ルブ本体のカウンタガス通路の位置まで導通するガス通
    路を有し下部に液バルブを形成して上下方向に摺動可能
    な中空バルブと、前記充填バルブ本体の上方に設置し前
    記中空バルブを昇降させて液バルブを開閉する中空バル
    ブの昇降手段と、前記充填バルブ本体に設けたガス通路
    を開閉して容器のヘッドスペースを外気と連通するスニ
    フトガス切換バルブとを具えていることを特徴とした液
    体充填装置。
  4. 【請求項4】 前記容器をシールするセンタリングベル
    の内側空間から外気に通じる気体通路と、この気体通路
    を開閉する気体切換バルブとを具えている請求項3記載
    の液体充填装置。
  5. 【請求項5】 前記充填液流量計がタービン式であっ
    て、タービン車の回転数をカウントして流量を積算し、
    積算値が容器の規定充填量に達したときに充填バルブの
    液バルブを閉じる機能を有する請求項3、4記載の液体
    充填装置。
  6. 【請求項6】 前記充填液流量計が超音波渦流量計であ
    って、この流量を積算して容器の規定充填量に達したと
    きに充填バルブの液バルブを閉じる機能のもつ請求項
    3、4記載の液体充填装置。
  7. 【請求項7】 前記液バルブを開閉する中空バルブの昇
    降手段を、中空バルブの支持部材と、前記充填バルブ本
    体上部に置かれ中空バルブを上方に押し上げる方向に付
    勢する圧縮ばねと、中空バルブを下方に押し下げるエア
    シリンダとにより構成した請求項3、4記載の液体充填
    装置。
  8. 【請求項8】 前記センタリングベル昇降手段を、前記
    充填バルブ本体の上部に取付けたエアシリンダと、同エ
    アシリンダのロッド先端に取付けた継手と、これに固設
    して下端を前記センタリングベルに結合した長棒とによ
    り構成した請求項3、4記載の液体充填装置。
  9. 【請求項9】 前記バルブ本体にセンタリングベルの内
    側空間から充填バルブ外部に通じる排水通路を設け、同
    排水通路に排水用バルブを設けて、センタリングベルの
    外周下縁に洗浄キャップを被せて液封したときに、非分
    解洗浄を可能にした請求項3記載の液体充填装置。
  10. 【請求項10】 前記充填バルブ本体に設けたカウンタ
    ガス切換バルブとスニフトガス切換バルブと前記気体切
    換バルブに相当する排水用バルブとをエア作動ダイアフ
    ラムバルブにした請求項3、4記載の液体充填装置。
  11. 【請求項11】 前記センタリングベルの外周下縁に洗
    浄キャップを被せて液封し、貯液タンクのヘッドスペー
    スまで一定のヘッド圧力をかけた洗浄水または洗浄液を
    満たして充填バルブの液通路及びガス通路の全てに洗浄
    水を満たした後、液バルブを開いて、洗浄水を流下さ
    せ、前記カウンタガス用バルブとスニフトガス用バルブ
    と排水バルブとを順次或いは個別に開閉して、前記流量
    計の流量を計測して、前記カウンタガス用バルブとスニ
    フトガス用バルブと排水バルブとのシール不良、ダイア
    フラムの破れ等の故障の有無を判定するエア作動ダイア
    フラムバルブの不具合検査装置を設けた請求項10記載
    の液体充填装置。
  12. 【請求項12】 前記充填バルブの洗浄排水を受ける洗
    浄水タンクと、同タンクより前記貯液タンクへ洗浄水を
    送る送出配管と、同配管に設けられた洗浄水ポンプ及び
    圧力調整弁と、制御装置とを具え、同制御装置を、非分
    解洗浄時に液バルブの開閉、前記カウンタガス用バルブ
    とスニフトガス用バルブと排水バルブとの開閉を指令
    し、前記流量計により計測した計測値を各バルブの正常
    な作動時の流量値と比較して、カウンタガス用バルブと
    スニフトガス用バルブと排水バルブとのシール不良、ダ
    イアフラムの破れ等の故障の有無を判定するように構成
    した請求項10の液体充填装置。
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