JPH0829511A - 路車間通信装置 - Google Patents

路車間通信装置

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JPH0829511A
JPH0829511A JP6163663A JP16366394A JPH0829511A JP H0829511 A JPH0829511 A JP H0829511A JP 6163663 A JP6163663 A JP 6163663A JP 16366394 A JP16366394 A JP 16366394A JP H0829511 A JPH0829511 A JP H0829511A
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vehicle
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dew condensation
road side
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JP6163663A
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Yasunari Iwata
康也 岩田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路車間通信装置において、車室内に設けられ
た光学式車載機の結露を防止し、光学式の路車間通信の
S/N比向上を図る。 【構成】 車載機12と路側機10とは光通信を行う。
車載機12には結露検知装置14が接続される。結露検
知装置14は、ワイパSW16、エアコンSW18、デ
フォッガSW20、温度センサ22からの信号に基づき
結露が発生しやすい状態か否かを判定し、結露が発生し
やすい状態で、かつ、路側機と通信を行わない時に車載
機12を駆動し、その熱で光学式車載機の結露を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路車間通信装置、特に車
両室内に搭載された車載機の結露防止に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の交通量の増大に伴い渋滞や事故が
多数発生しており、これらをいかに解消するかが重要な
課題となっている。その一つの方法としては、各車両の
走行状態や道路状況等を集中的に管理し、各車両に道路
情報を適宜供給する路車間通信システムが提案されてい
る。路車間通信システムにおいては、道路の所望の地点
に送受信器を有する路上機(ビーコン)を設置し、走行
車両に搭載された送受信器を含む車載機との間で電波や
光等で通信を行い、各車両からの走行情報を収集して一
括管理するとともに車載機に向けて道路状況等を提供す
るものである。
【0003】例えば、実開平4−24200号公報に
は、車両室内に赤外光を送受信する車載機を設け、路上
の赤外線ビーコンとの間で光通信を行う構成が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両室
内に車載機を設置する場合、雨天時や夏季(高湿度時)
のエアコン作動時の急激な温度変化が生じると、車載機
の内部または外部の表面が結露し、この結露により光通
信のS/Nが劣化する問題がある。
【0005】車載機の搭載位置は通信を妨げる雨や雪、
汚れ等の影響の少ないフロントワイパーエリアが有利と
され、従ってインストルメントパネル上に設置すること
が提案されているが、インストルメントパネル上にはエ
アコンダクトが配管されており、特に冷気による結露が
生じ易い状態にあるので結露対策は極めて重要となる。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、簡易に、かつ確実に
車載機の結露を防止できる路車間通信装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の路車間通信装置は、車両室内の空気
状態から車載機周辺に結露条件が成立するか否かを判定
する判定手段と、前記判定が肯定された場合に前記車載
機を少なくとも所定時間駆動させる駆動制御手段とを有
することを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の路車間通信装置は、請求項1記載の路車間通信
装置において、前記駆動制御手段は前記路側機への非送
信時に車載機を駆動することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の路車間通信装置では、車室内の空気状
態(温度や湿度等)を検知し、これらに基づいて結露が
生じ易い状態にあるか否かを判断する。
【0010】そして、結露が生じ易いと判定された場合
には(たとえ実際には結露が生じていなくても)、車載
機を所定時間駆動しその熱で車載機自身を加熱し、結露
の発生の未然防止あるいは発生した結露の除去を行う。
なお、車載機の駆動は、路側機への送信が行われない時
間、いわば車載機が「遊んでいる」時間に行われる。こ
れにより、簡易な構成でありながら結露を確実に防止
し、S/N劣化を防ぐことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
【0012】図1には本実施例の全体構成ブロック図が
示されている。車両室内には発信器(LED)を含む車
載機12が設けられ、路側機10との間で光通信が行わ
れる。光通信は、車両が路側機10の通信エリア内に進
入したことを車載機12で受信する受信レベルにより判
定し、図示しない通信制御装置からのデータに基づいて
路側機10へ光信号を送信するとともに、路側機10か
らの光信号を受信し復調することにより行われる。な
お、車載機12は図2に示されるようにインストルメン
トパネル上に設置される。
【0013】一方、車載機12には結露検知装置14が
接続され、車室内が結露の生じ易い状態にあるか否かを
判定する。結露検知装置14には、ワイパSW16から
のワイパ作動信号、エアコンSW18からの作動信号、
デフォッガSW20からの作動信号、及び温度センサ2
2からの温度信号が入力され、結露検知装置14はこれ
らの信号を所定の論理回路で処理して結露が生じ易いか
否かを判定する。そして、結露が生じ易い状態であると
判定された場合には、車載機12を駆動してLEDの自
己発熱を利用して結露を防止ないし除去する構成であ
る。
【0014】図3には結露検知装置14内の論理回路の
一例が示されている。ワイパSW16、エアコンSW1
8、デフォッガSW20からの各信号はORゲート14
cに入力する。そして、ORゲート14cからの出力は
ANDゲート14dの一方の入力端に入力する。AND
ゲートの他方の入力端には、路側機への通信時か否かを
判定する判定回路14aからの肯定信号をインバータ1
4bで反転して得られる信号(すなわち、路側機10へ
の非送信状態を示す信号)が入力する。従って、AND
ゲート14dからは、ワイパ,エアコン,デフォッガの
いずれかが作動し、かつ、路側機10への非送信時であ
るという条件が成立した場合に信号が出力されることに
なる。ANDゲートからの信号は車載機12内のLED
駆動回路12aに入力し、所定時間LED12bが駆動
される。一般に、ワイパやデフォッガが作動している場
合には雨天等で湿度が高く結露が生じ易い状態にあると
考えられ、また、エアコンが作動している場合には車室
内温度が急変するため結露が生じ易い状態にあると考え
られる。従って、ワイパ,エアコン,デフォッガのいず
れかが作動している場合には結露の生じる可能性が極め
て高いと判定でき、この場合にLED12bを駆動する
ことにより、車載機を加熱して結露の発生を防止すると
ともに、発生した結露を除去することができる。
【0015】なお、LED12bを駆動する時間は一定
でもよいが、結露の生じ易い状況に応じて可変とするこ
とも可能である。例えば、エアコンの設定温度T0 と車
室内温度Tr の差が大きい程結露し易いと考えられるの
で、その差Te (=T0 −Tr )に応じてLED通電時
間Tを増大させると結露防止に一層有効であろう。図4
にはこのように通電時間Tを可変とする場合の例が示さ
れている。図において、横軸は設定温度と車室内温度と
の温度差Te 、縦軸は通電時間Tである。温度差Te が
大きいほど通電時間Tを増大させるが、ワイパSW16
あるいはデフォッガSW20がONされている場合には
単にエアコンSW18がONされている場合に比べ、よ
り通電時間を増大させる。これは、湿度が高い程温度の
急変による結露が発生し易いことに鑑みたものである。
なお、設定温度と車室内温度の代わりにファン強度を用
いることも可能であろう。
【0016】このように、本実施例ではワイパやデフォ
ッガ、エアコン、車室内温度を用いて結露が生じ易いか
否かを判定し、結露が生じ易い場合には車載機の「遊ん
でいる」時間に車載機を駆動し結露の発生を防止するの
で、結露除去用の新たな装置を導入することなく確実に
結露防止できる。
【0017】なお、本実施例ではワイパの動作状態等で
結露条件が成立するか否かを判定したが、車室内の空気
状態を検知できるものであればいかなるものでも用いる
ことが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の路車間通
信装置では車載機の結露を防止してS/N劣化を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成ブロック図である。
【図2】同実施例の車載機の設置説明図である。
【図3】同実施例の結露検知装置の論理回路図である。
【図4】同実施例の通電時間制御の説明図である。
【符号の説明】
10 路側機 12 車載機 14 結露検知装置 16 ワイパSW 18 エアコンSW 20 デフォッガSW 22 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/16 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両室内に搭載された光学式車載機と路
    側機間で光通信を行う路車間通信装置において、 車両室内の空気状態から前記車載機周辺に結露条件が成
    立するか否かを判定する判定手段と、 前記判定が肯定された場合に前記車載機を少なくとも所
    定時間駆動させる駆動制御手段と、 を有することを特徴とする路車間通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の路車間通信装置におい
    て、 前記駆動制御手段は、前記路側機への非送信時に前記車
    載機を駆動することを特徴とする路車間通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096721A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp ナビゲーションシステム
JP2012021524A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Hyundai Motor Co Ltd 低圧egrシステム制御装置及び方法

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US9022009B2 (en) 2010-07-16 2015-05-05 Hyundai Motor Company Apparatus and method for control low pressure exhaust gas recirculation system

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