JPH082950A - 床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための結合材 - Google Patents

床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための結合材

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JPH082950A
JPH082950A JP7069894A JP6989495A JPH082950A JP H082950 A JPH082950 A JP H082950A JP 7069894 A JP7069894 A JP 7069894A JP 6989495 A JP6989495 A JP 6989495A JP H082950 A JPH082950 A JP H082950A
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JP7069894A
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Udo Ludwig
ルートビッヒ ウド
Thomas Dr Koslowski
コズロブスキィ トーマス
Martin Dr Kanig
カニヒ マルティン
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Sicowa Verfahrenstechnik fuer Baustoffe GmbH and Co KG
Promineral Gesellschaft zur Verwendung von Mineralstoffen mbH
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Sicowa Verfahrenstechnik fuer Baustoffe GmbH and Co KG
Promineral Gesellschaft zur Verwendung von Mineralstoffen mbH
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Publication date
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/14Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
    • C04B28/145Calcium sulfate hemi-hydrate with a specific crystal form
    • C04B28/146Calcium sulfate hemi-hydrate with a specific crystal form alpha-hemihydrate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自
己平準化する床スクリード層の形成を可能にし、ひび割
れのない十分な表面強度を付与する安価な結合材を提供
する。 【構成】 ケイ砂3重量部、結合材1重量部でなる規格
のモルタルプリズムが、28日間の養生期間中の湿式又
は水中での前保蔵後に21日間にわたって20°C・6
5%相対湿度雰囲気で保蔵されたときに、0.3mm/
m以下特に0.2mm/m以下の収縮が測定されるよう
に、CAとして算定される反応性アルミン酸塩を硫酸カ
ルシウムと水滓に添加存在せしめ、その硫酸カルシウム
/水滓/反応性アルミン酸塩の混合物が、その三種の材
料の関係を示す三元材料表中の硫酸カルシウム−水滓軸
に沿っているCaSO4 として算定される硫酸カルシウ
ムが35重量%から70重量%の区間窓内に、前記三元
材料表中の反応性アルミン酸塩の方向に約0.5重量%
から5重量%で組成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硫酸カルシウムとケ
イ砂の混合物であって、床上に形成され水硬作用で硬化
し流動自己平準化する床スクリード(screeds)
のための、硫酸カルシウムと水滓の混合物でなる結合材
に関する。
【0002】
【従来の技術】DE−C3843635号には、結合材
を流動作用で自己平準化する床スクリード層に用いる技
術に関して開示があるが、これは、硫酸カルシウムのα
型中間水和物と粉末状の水滓とが、90:10から7
0:30でなり、必要ならば骨材と添加剤とを共に含有
することができるものとされている。ここでは、硫酸カ
ルシウムのα型中間水和物が始発強度に良好な影響を与
える。かかるスラリー状の床スクリード層は、一般的に
硫酸カルシウムの比率が高いために、乾燥や集結硬化時
には十分な非収縮特性と十分な表面強度を有するが、そ
の成分含有量が前述したように制限されているので、表
面強度は水滓の含有量を増加させることにより低下する
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、かくの如く、硫
酸カルシウムのα型中間水和物は非常に大量に使用され
るのであるが、これの製造が比較的煩雑であり高価であ
るという問題がある。そして、水滓を基材とするスクリ
ード層は、その反応時間が長いため、乾燥しきるまでは
状態変化に過敏であり湿分を失うときに伴うリスクが大
きい。水を追加することによってこのような過敏性を抑
制することができるが、それは不便で望ましくない。加
えて、水滓の不完全反応によって強度の点と表面状態に
関して問題が生じる。より好適な始発強度を付与する硫
酸カルシウムの中間水和物の量を30重量%までにした
としても、それは乾燥しきるまでの敏感な点を低減する
だけであり、それを完全に除去したり早期の炭酸ガス飽
和によって生じる表面状態の問題を除去したりすること
はできない。ドイツ工業規格(DIN 1954年)に
規定されていたが有効に利用されず包含されないように
なってから久しい硫酸塩水滓セメントでは、水滓と硫酸
カルシウムとは別に、ポルトランドセメントクリンカー
を約2.5%までにすることにより不十分な表面強度の
問題はなくなるが、そのポルトランドセメントのクリン
カーは、コンクリートにとっては容認されてきたもの
の、床スクリード層には許容できないひび割れ(cra
cks)を形成してしまい、収縮挙動を損なうことにな
るのである。
【0004】硫酸カルシウムとポルトランドセメント又
はポルトランドセメントクリンカーを基材とする床スク
リード層は低収縮性であるが、ポルトランドセメントの
含有量が増加しその床スクリード層が湿ってくると発泡
する傾向にある。かくして、その床スクリード層は、溶
媒としての有機液体を含むものに代わって現在用いられ
ている水ベースの被覆やプライマー(primers)
に対しては鋭敏なのである。前記DE−C384363
5号は、正にこの問題の対策として、ポルトランドセメ
ント又はポルトランドセメントのクリンカーの代わりに
水滓を用いて、その床スクリード層を耐水性にし、且つ
気泡発生に過敏性を帯びないようにしてある。
【0005】この発明の目的は、水硬作用で硬化し流動
性によって平準化する床スクリード層の形成を可能にす
ることにあり、それは、硫酸カルシウムの比率を低下さ
せることによって、十分な表面強度を付与し、しかも安
価に床スクリード層の形成ができる結合材を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
を解決するために、硫酸カルシウムと水滓の混合物であ
って、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平
準化する層のための結合材において、ケイ砂3重量部、
結合材1重量部でなる規格のモルタルプリズムが、28
日間の養生期間中の湿式又は水中での前保蔵後に21日
間にわたって20°C・65%相対湿度雰囲気で保蔵さ
れたときに、0.3mm/m以下特に0.2mm/m以
下の収縮が測定されるように、CAとして算定される反
応性アルミン酸塩を硫酸カルシウムと水滓に添加存在せ
しめ、その硫酸カルシウム/水滓/反応性アルミン酸塩
の混合物が、その三種の材料の関係を示す三元材料表中
の硫酸カルシウム−水滓軸に沿っているCaSO4 とし
て算定される硫酸カルシウムが35重量%から70重量
%の区間窓内に、前記三元材料表中の反応性アルミン酸
塩の方向に約0.5重量%から5重量%で組成されるこ
とを特徴とする、硫酸カルシウムと水滓の混合物であっ
て床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化
する層のための結合材を得た。
【0007】ここに、規格のモルタルプリズムとは、ヨ
ーロッパ規格196により定められた所定の寸法の平行
六面体又は煉瓦状の形をしたブロックであって、所定比
率の結合材とケイ砂と水とでなり、硫酸カルシウム/ケ
イ砂/反応性アルミン酸塩の三元材料表と関連付けて用
いられる。また、ここに三元材料表とは、図に示したよ
うな、反応性アルミン酸塩を頂点にして底辺軸の左右に
それぞれ硫酸カルシウムと水滓とを配してなる三種材料
系の三角図表である。
【0008】規格モルタルプリズムすなわち床スクリー
ド層の収縮量の測定は、適当な条件下の雰囲気での保蔵
の後に行われ、また、その膨張の測定は、水中保蔵の後
に行われる。この結合材は、2日間の湿式前保蔵の後に
行なう26日間の水中保蔵で、規格のモルタルプリズム
すなわち床スクリード層が最大1mm/mとりわけ0.5mm
/m膨張する成分態様を、三元材料表の前記区間窓の中に
画成する組成の、成分配合が、三元材料表の前記区間窓
の中に画成されるようにすることもできる。
【0009】更に、この結合材を硫酸カルシウムの水分
比率を0.4より小さいプラスターとすることもでき
る。そしてまた、ここに用いられる硫酸カルシウムを硫
酸カルシウム中間水和物とすることもできる。更に別な
態様として、硫酸カルシウムが、煙道ガス脱硫石膏であ
ることもあり得る。
【0010】のみならず、反応性アルミン酸塩が、最も
多くて2.5重量%で存在しているようにしてもよい。
また、反応性アルミン酸塩が、ばん土セメント及び/又
は溶解ばん土セメントとして導入されることもあり得
る。また更に、反応性アルミン酸塩が、ポルトランドセ
メント及び/又はポルトランドセメントクリンカーとし
て導入されてもよい。
【0011】そして、反応性アルミン酸塩が、部分的に
消石灰によって置換されている場合もこの発明の有効な
態様である。
【0012】
【作用】硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上
に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層
のための結合材において、ケイ砂3重量部、結合材1重
量部でなる規格のモルタルプリズムが、28日間の養生
期間中の湿式又は水中での前保蔵後に21日間にわたっ
て20°C・65%相対湿度雰囲気で保蔵されたとき
に、0.3mm/m以下特に0.2mm/m以下の収縮
が測定されるように、CAとして算定される反応性アル
ミン酸塩を硫酸カルシウムと水滓に添加存在せしめ、そ
の硫酸カルシウム/水滓/反応性アルミン酸塩の混合物
が、その三種の材料系を示す三元材料表中の硫酸カルシ
ウム−水滓軸に沿っているCaSO4として算定される
硫酸カルシウムが35重量%から70重量%の区間窓内
に、前記三元材料表中の反応性アルミン酸塩の方向に約
0.5重量%から5重量%で組成されるので、補水や反
応速度が適当に制御されて乾燥乃至硬化のときの収縮を
小さく且つ適当な速度に抑制することができる。
【0013】反応性アルミン酸塩は、過分のCaOを有
しており、而して、生モルタルの反応においては、一方
では消石灰を除去し、他方ではアルミン酸塩の水和物を
形成することにより表面強度を向上する。ここで除去さ
れるCa(OH)2 は、平準化表面(床スクリード層表
面)での生モルタルが早期に炭酸ガス飽和となるのを抑
える緩衝剤として機能する。
【0014】この床スクリードは、工場のコンクリート
床等を造成するときに用いるのにも好適であり、また、
初期強度、そして高い最終圧縮強度と、乾燥と最終硬化
のときの引裂や凹潰がない収縮を有する十分な表面強度
を有している。また、この結合材は、2日間の湿式前保
蔵の後に行なう26日間の水中保蔵で、規格モルタルプ
リズムすなわち床スクリード層を最大1mm/mとりわけ
0.5mm/m膨張させる成分態様を、三元材料表の前記区
間窓の中に画成するようにしたので、終結硬化時の気孔
形成を抑制して表面強度に貢献する。
【0015】更に、この結合材を硫酸カルシウムの水分
比率を0.4より小さいプラスターとすることにより、
水−配合物質−混合物の密度が好適に調整される。そし
てまた、ここに用いられる硫酸カルシウムを硫酸カルシ
ウム中間水和物とすることもでき、その場合、硫酸カル
シウムを硫酸カルシウム中間水和物が反応して二水和物
になるが、二水和物はもはや反応性がなくなる。なお、
硫酸カルシウムのα中間水和物はその結晶構造の故に格
別な性質を持っている。
【0016】更に別な態様として、硫酸カルシウムが、
煙道ガス脱硫石膏であれば、これは他の反応性硫酸カル
シウムと同様に反応し、これを使用することにより、天
然資源を保護することができる。そてし、反応性アルミ
ン酸塩は、最も多くて2.5重量%で存在しているよう
にすると混合物中で反応する一つの成分として有効であ
る。
【0017】そこで混合物内での反応速度は、その反応
性アルミン酸塩と他の反応成分を反応物質として、反応
抑制剤又は反応促進剤の添加で調整される他の反応条件
によって適当に調整される。そして、反応性アルミン酸
塩が、ばん土セメント及び/又は溶解ばん土セメントと
して導入されると、その反応速度の調整制御は正確にな
る。
【0018】また更に、反応性アルミン酸塩が、ポルト
ランドセメント及び/又はポルトランドセメントクリン
カーとして導入されれたり、また、反応性アルミン酸塩
が、部分的に消石灰によって置換されている場合も、実
施するときの材料選択に好適である。
【0019】
【実施例】一般的にヨーロッパ規格モルタルプリズム
(standard mortarprisms)は、
セメントに関して適用できるヨーロッパ規格(EN)1
96第1部によって、水の結合材に対する比率を約0.
46となるように製造されている。規格モルタルプリズ
ムを、前記したEN196の規定によって、2日の初期
湿式保蔵とその後に引き続いて5日間の水中保蔵期間を
設けて28日間にわたって養生し、収縮の測定はこれに
対して行なう。
【0020】更に、(2日間の湿式保蔵の後の)26日
間の水中保蔵での膨張が最大1mm/m特に0.5mm/mとな
るように、三元材料表の区間窓中に成分態様が効果的に
画成される。反応性アルミン酸塩は、特に、C127
び/又はC3 Aの形で存在し、それは過分のCaOを有
しており、而して、生モルタルの反応においては、一方
では消石灰を除去し、他方ではアルミン酸塩の水和物を
形成することにより表面強度を向上する。除去されるC
a(OH)2 は、平準化表面(床スクリード層表面)で
の生モルタルが早期に炭酸ガス飽和となるのを抑える緩
衝剤として機能する。
【0021】その反応性アルミン酸塩は、しかし、反応
性アルミン酸塩の一部が消石灰によって置換されてCA
又はC4 AFとしても存在する。反応性アルミン酸塩の
比率は、2.5重量%より低いのが好適である。C2
やC3 Sのような反応性アルミン酸塩は、例えば、ばん
土又は溶解ばん土セメント,ポルトランドセメントクリ
ンカー又はポルトランドセメント,鉄粉ポルトランドセ
メント又は高炉スラグセメント又はこれらの混合物の形
で、反応性ケイ酸塩と共存することができる。
【0022】各成分は別々に粉砕されてしかる後に混合
される。ここでは、各成分は、少なくとも3000cm
2 /gの粉末表面比(Blaine specific
surface aria)を有している。硫酸カルシ
ウムの好適な形は、実際に初期強度を確実に左右するの
であるが、これは概してCaSO4 .XH2 Oの形や多
くの種類の硫酸カルシウムの混合物の形であり、つま
り、そのなかでも使用できるものとしては、例えば硫酸
カルシウムβ−中間水和物は勿論のこと、とりわけ硫酸
カルシウムのα−中間水和物又はII型無水石膏(An
hydrite−II)又はIII型無水石膏(Anh
ydrite−III)のような水分比率(water
requirment)が0.4より小なる硬石膏が
挙げられ、もし混合状態で用いる必要があれば、特に好
適には硫酸カルシウムα−中間水和物と共に用いること
である。その硫酸カルシウムは、これを細かくミルにか
けられ又は粉末状にして用いることができる。特に、ミ
キサー車では、含湿FGD石膏(煙道ガス脱硫石膏・F
lue gas de−sulphurization
gypsum)を用いることが可能であり、それは、
その生モルタル製造中に混合されるのである。同様に、
混合物から遊離してミキサー車から回収された材料にも
適用される。
【0023】好適な混合集合物は、例えば、けい砂,玉
砂利,チッピングス(種石)又はケイ砂含有材料であ
る。更に、添加材として石粉(Stone flour
s)やフライアッシュを添加することができる。更に、
活性剤、特に水滓の場合には、塩化物,緩結剤,反応促
進剤、反応安定剤,そして流動性改質剤等を添加するこ
とができる。
【0024】ここから得られた好適な規格モルタルプリ
ズムの幾つかの組成タイプの結合材と収縮,膨張の度合
い、そして28日間の養生の結果が次の表に示される。 表 硫酸カルシウム 水滓 反応性 消石灰 他 水/ 収縮 膨張 のα中間水和物 重量% アルミン 重量% 重量% 結合材 mm/m mm/m 重量% サン塩の 含有比 重量% 50 42.7 6.8 ※ 0.5 0.47 0.128 0.859 50 46.4 3.4 ※ 0.25 0.47 0.133 0.288 41.7 38.6 2.9 16.9 ※ 0.46 0.16 0.288 35 63 2 ※※※ ※ 0.45 0.096 0.263 34.6 62.4 3 ※※※※ 0.46 0.032 0.175 ※ ポルトランドセメントクリンカー ※※ れきせいコールフライアッシュ16.7重量+他の材料を 0.2重量% ※※※ ばん土セメント ※※※※ ばん土セメント2重量%+消石灰1重量%
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、水硬作用で硬化し流
動自己平準化する床スクリードの硬化時収縮を、含有硫
酸カルシウムの比率を低下させることによって適当に制
御し、ひび割れを抑制した上で十分な表面強度を付与す
ることができる結合材を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】硫酸カルシウム/水滓/反応性アルミン酸塩系
三元材料表を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 111:62 (72)発明者 ウド ルートビッヒ ドイツ,アーヒェン 52074,デュッセル フォフストラッセ 48 (72)発明者 トーマス コズロブスキィ ドイツ,アーヒェン 52072,アム ブロ ムベールハング 15 (72)発明者 マルティン カニヒ ドイツ,アーヒェン 52072,ロンズベル グストラッセ 36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸カルシウムと水滓の混合物であっ
    て、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準
    化する層のための結合材において、 ケイ砂3重量部、結合材1重量部でなる規格のモルタル
    プリズムが、28日間の養生期間中の湿式又は水中での
    前保蔵後に21日間にわたって20°C・65%相対湿
    度雰囲気で保蔵されたときに、0.3mm/m以下特に
    0.2mm/m以下の収縮が測定されるように、CAと
    して算定される反応性アルミン酸塩を硫酸カルシウムと
    水滓に添加存在せしめ、その硫酸カルシウム/水滓/反
    応性アルミン酸塩の混合物が、その三種の材料の関係を
    示す三元材料表中の硫酸カルシウム−水滓軸に沿ってい
    るCaSO4 として算定される硫酸カルシウムが35重
    量%から70重量%の区間窓内に、前記三元材料表中の
    反応性アルミン酸塩の方向に約0.5重量%から5重量
    %で組成されることを特徴とする、硫酸カルシウムと水
    滓の混合物であって床上に形成され水硬作用で硬化し流
    動性で自己平準化する層のための結合材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した、硫酸カルシウムと
    水滓の混合物であって、床上に形成され水硬作用で硬化
    し流動性で自己平準化する層のための結合材において、
    2日間の湿式前保蔵の後26日間の水中保蔵での前記規
    格のモルタルプリズムが、最大1mm/mとりわけ0.5mm
    /m膨張する成分態様を、三元材料表の前記区間窓の中に
    画成する組成の、硫酸カルシウムと水滓の混合物であっ
    て、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準
    化する層のための結合材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した、硫酸カルシ
    ウムと水滓の混合物であって、床上に形成され水硬作用
    で硬化し流動性で自己平準化する層のための結合材にお
    いて、硫酸カルシウムの水分比率が0.4より小である
    プラスターである、硫酸カルシウムと水滓の混合物であ
    って、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平
    準化する層のための結合材。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した、硫酸カルシウムと
    水滓の混合物であって、床上に形成され水硬作用で硬化
    し流動性で自己平準化する層のための結合材において、
    硫酸カルシウムが硫酸カルシウム中間水和物である、硫
    酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成され
    水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための結
    合材。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載した、硫酸カルシ
    ウムと水滓の混合物であって、床上に形成され水硬作用
    で硬化し流動性で自己平準化する層のための結合材にお
    いて、硫酸カルシウムが、煙道ガス脱硫石膏である、硫
    酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成され
    水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための結
    合材。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか一に記載した、
    硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成さ
    れ水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための
    結合材において、反応性アルミン酸塩が、最も多くて
    2.5重量%で存在している、硫酸カルシウムと水滓の
    混合物であって、床上に形成され水硬作用で硬化し流動
    性で自己平準化する層のための結合材。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか一に記載した、
    硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成さ
    れ水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための
    結合材において、その反応性アルミン酸塩が、ばん土セ
    メント及び/又は溶解ばん土セメントとして導入されて
    いる、硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に
    形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層の
    ための結合材。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れか一に記載した、
    硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成さ
    れ水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための
    結合材において、反応性アルミン酸塩が、ポルトランド
    セメント及び/又はポルトランドセメントクリンカーと
    して導入されている、硫酸カルシウムと水滓の混合物で
    あって、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己
    平準化する層のための結合材。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れか一に記載した、
    硫酸カルシウムと水滓の混合物であって、床上に形成さ
    れ水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための
    結合材において、反応性アルミン酸塩が、部分的に消石
    灰によって置換されている、硫酸カルシウムと水滓の混
    合物であって、床上に形成され水硬作用で硬化し流動性
    で自己平準化する層のための結合材。
JP7069894A 1994-03-29 1995-03-28 床上に形成され水硬作用で硬化し流動性で自己平準化する層のための結合材 Pending JPH082950A (ja)

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