JPH08294352A - パン菓子類生地の搬送間隔調整装置及び搬送間隔調整方法 - Google Patents

パン菓子類生地の搬送間隔調整装置及び搬送間隔調整方法

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JPH08294352A
JPH08294352A JP10624795A JP10624795A JPH08294352A JP H08294352 A JPH08294352 A JP H08294352A JP 10624795 A JP10624795 A JP 10624795A JP 10624795 A JP10624795 A JP 10624795A JP H08294352 A JPH08294352 A JP H08294352A
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confectionery dough
bread confectionery
bread
dough
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幸雄 細川
Toru Kamatani
徹 鎌谷
Yoshiaki Fukui
芳明 福井
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 搬送コンベア13から分配羽根14の各収納
凹部14aに順次パン菓子類生地11を供給するものに
おいて、搬送コンベア13を間欠駆動可能に構成し、該
搬送コンベア13の搬送方向下流端の上方にパン菓子類
生地11の大きさ以下の隙間を介して搬送コンベア13
の搬送方向と同方向への回転駆動又は停止可能な挟着ロ
ーラ45を配設し、パン菓子類生地11が前記搬送方向
下流端に到達した時、分配羽根14がパン菓子類生地1
1を受入れ可能であれば、搬送コンベア13及び挟着ロ
ーラ45を駆動して分配羽根14に供給し、分配羽根1
4が受入れ不能であれば、搬送コンベア13及び挟着ロ
ーラ45を停止して、分配羽根14が受入れ可能状態と
なるまで搬送コンベア13と挟着ローラ45間にパン菓
子類生地11を挟着して保持するもの。 【効果】 簡単な構成で分配羽根14への供給タイミン
グを制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パン菓子類生地を所定
時間間隔で順次1個ずつ供給するパン菓子類生地の搬送
間隔調整装置及び搬送間隔調整方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】製パン製菓工程において、例えば、丸目
機から供給されるパン菓子類生地を中間醗酵等を行うプ
ルーファーに供給する際には、パン菓子類生地を所定時
間間隔で順次1個ずつ供給する必要がある。従来、図1
4に示すように、プルーファーへの供給用の各フィーダ
バケット1に順次1個ずつパン菓子類生地2を供給する
装置として、搬送幅の長い高速コンベア3と、複数の搬
送幅の短い調整コンベア4a、4bと、同期コンベア5
と、分配コンベア6と、パン菓子類生地2を収納する複
数の収納凹部7aを有し所定時間間隔毎に1つの収納凹
部7aに対応した所定角度ずつ間欠的に回転して各フィ
ーダバケット1に順次1個ずつパン菓子類生地2を供給
する分配ドラム7とを備えたものが知られている。
【0003】係る供給装置においては、高速コンベア3
及び分配コンベア6を連続駆動すると共に、同期コンベ
ア5上で必要によりパン菓子類生地2を待機させ、分配
ドラム7がパン菓子類生地2の受入れ可能状態となった
時点で前記同期コンベア5を駆動して分配コンベア6を
介して分配ドラム7の各収納凹部7aに順次パン菓子類
生地2を供給するようにしている。又、同期コンベア5
上でパン菓子類生地2が待機中に次のパン菓子類生地2
が調整コンベア4bに到達した場合、調整コンベア4b
を一時停止させ、同様に調整コンベア4b上でパン菓子
類生地2が待機中に調整コンベア4aに次のパン菓子類
生地2が到達した場合、調整コンベア4aを一時停止す
るように制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
供給装置は、調整コンベア4a、4b、同期コンベア5
及び分配コンベア6等の多数のコンベアが必要となるた
め、構造が複雑化し、且つ各コンベアの駆動制御も煩雑
になる問題点を有していた。又、前記供給装置の起動直
後には、分配ドラム7にパン菓子類生地を供給する時間
間隔が、分配ドラム7の間欠回転の時間間隔より長くな
る場合があり得るが、この場合、一部の収納凹部7aに
対するパン菓子類生地2の供給漏れが生じる問題点があ
った。そのため、本発明は、構造が比較的単純で、且つ
確実に所定時間間隔毎に分配ドラムにパン菓子類生地を
順次1個ずつ供給できるパン菓子類生地の搬送間隔調整
装置及び搬送間隔調整方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、請求項1に係るパン菓子類生地の搬送間隔調整装置
は、パン菓子類生地を搬送する搬送コンベアと、該搬送
コンベアの搬送方向下流端の上方に前記パン菓子類生地
の大きさ以下の隙間を介して配設され且つ前記搬送コン
ベアと連動してその搬送方向と同方向への回転駆動又は
停止可能な挟着ローラとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0006】請求項2に係るパン菓子類生地の搬送間隔
調整装置は、請求項1の構成において、前記挟着ローラ
を、前記搬送コンベアに対して上下方向に接近又は離間
する方向へ移動自在に支持したことを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項3に係るパン菓子類生地の搬送間隔
調整装置は、請求項1又は2の構成において、同一円周
上に複数の収納凹部を備え、所定時間間隔で間欠回転し
て導入位置にある収納凹部に前記搬送コンベアからのパ
ン菓子類生地を順次受け入れ且つ供給位置にある収納凹
部からパン菓子類生地を順次次工程へ供給する分配ドラ
ムを前記搬送コンベアの下流側に設けたことを特徴とし
ている。
【0008】請求項4に係るパン菓子類生地の搬送間隔
調整方法は、請求項1又は2記載の搬送間隔調整装置を
用いてパン菓子類生地の搬送間隔を調整するに際し、パ
ン菓子類生地が前記搬送コンベアの搬送方向下流端に到
達した時、次工程への所定の供給時期であれば搬送コン
ベア及び挟着ローラを駆動してパン菓子類生地をそのま
ま次工程へ送出し、前記所定の供給時期でなければ前記
搬送コンベア及び挟着ローラを停止して前記搬送方向下
流端と挟着ローラ間にパン菓子類生地を挟着、保持した
後、次工程への所定の供給時期に前記搬送コンベア及び
挟着ローラを再駆動してパン菓子類生地を送出すること
により、前記搬送コンベアから次工程へ所定時間間隔で
パン菓子類生地を供給するようにしたことを特徴として
いる。
【0009】請求項5に係るパン菓子類生地の搬送間隔
調整方法は、請求項3記載の搬送間隔調整装置を用いて
パン菓子類生地の搬送間隔を調整するに際し、前記パン
菓子類生地が前記搬送コンベアの搬送方向下流端に到達
した時、前記分配ドラムの導入位置の収納凹部にパン菓
子類生地が存在しなければ、搬送コンベア及び挟着ロー
ラを駆動してパン菓子類生地をそのまま前記導入位置の
収納凹部に供給し、前記導入位置の収納凹部にパン菓子
類生地が存在すれば、搬送コンベア及び挟着ローラを停
止して前記搬送方向下流端と挟着ローラ間にパン菓子類
生地を挟着、保持し、分配ドラムの間欠回転後、搬送コ
ンベア及び挟着ローラ間を再駆動してパン菓子類生地を
導入位置の収納凹部に供給することを特徴としている。
【0010】請求項6に係るパン菓子類生地の搬送間隔
調整方法は、請求項4又は5の搬送間隔調整方法におい
て、前記搬送間隔調整装置の起動時に、前工程から前記
搬送コンベアにパン菓子類生地が供給される毎に該搬送
コンベアを微小間隔で間欠駆動し、搬送コンベア上にパ
ン菓子類生地を予め所定個数蓄えた後、該搬送コンベア
から次工程又は前記分配ドラムへのパン菓子類生地の供
給を開始するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1の搬送間隔調整装置によれば、搬送コ
ンベアの搬送方向下流端の上方に対向させて挟着ローラ
を設けたので、パン菓子類生地が前記搬送方向下流端に
到達した時、必要により搬送コンベア及び挟着ローラの
駆動を停止し、前記搬送方向下流端と挟着ローラ間にパ
ン菓子類生地を所望時間だけ挟着、保持し、次工程への
供給タイミングを調整する。この場合、前記搬送方向下
流端と挟着ローラ間の隙間は、パン菓子類生地の大きさ
以下であるから、パン菓子類生地を前記搬送方向下流端
と挟着ローラ間で確実に挟着、保持でき、パン菓子類生
地が誤って搬送方向下流端を通過する不具合は生じにく
い。
【0012】請求項2の搬送間隔調整装置によれば、前
記挟着ローラを搬送コンベアに上下方向に接近又は離間
する方向へ移動させることにより、搬送コンベアの搬送
方向下流端と挟着ローラ間の隙間の大きさを調整する。
これにより、前記パン菓子類生地を前記搬送方向下流端
と挟着ローラ間で確実に挟着でき、且つ挟着に伴うパン
菓子類生地の変形ができるだけ少なくなるように、前記
隙間を最適な大きさに調整できる。又、形状、寸法の異
なる複数種のパン菓子類生地に対して、本搬送間隔調整
装置を共用する場合も、各種のパン菓子類生地に対し
て、前記隙間の大きさをそれぞれ最適値に調整すること
が可能である。
【0013】請求項3の搬送間隔調整装置によれば、搬
送コンベアの下流側に分配ドラムを配置し、この分配ド
ラムから次工程へ所定の時間間隔でパン菓子類生地を供
給するようにしたので、分配ドラムの前記導入位置の収
納凹部に対する搬送コンベアからのパン菓子類生地の供
給は、分配ドラムの1回の間欠回転が生じてから次回の
間欠回転が生じるまでの所定時間内に行えば良く、従っ
て、搬送コンベアから分配ドラムへのパン菓子類生地の
供給時間間隔が許容範囲内で増減可能であるから、搬送
コンベア及び挟着ローラの駆動及び停止の制御が一層容
易に行えるようになる。
【0014】請求項4の搬送間隔調整方法によれば、請
求項1又は2の搬送間隔調整装置において、パン菓子類
生地が搬送コンベアの搬送方向下流端に到達した時点
で、次工程への所定の供給時期であれば搬送コンベア及
び挟着ローラを駆動してパン菓子類生地をそのまま次工
程へ送出し、前記所定の供給時期でなければ前記搬送コ
ンベア及び挟着ローラを停止して前記搬送方向下流端と
挟着ローラ間にパン菓子類生地を挟着、保持した後、次
工程への所定の供給時期に前記搬送コンベア及び挟着ロ
ーラを再駆動してパン菓子類生地を送出するようにした
ので、所定の時間間隔毎に次工程へパン菓子類生地を供
給できるようになる。
【0015】請求項5の搬送間隔調整方法によれば、請
求項3の搬送間隔調整装置において、パン菓子類生地が
搬送コンベアの搬送方向下流端に到達した時、前記分配
ドラムの導入位置の収納凹部にパン菓子類生地が存在し
なければ、搬送コンベア及び挟着ローラを駆動してパン
菓子類生地をそのまま前記導入位置の収納凹部に供給
し、前記導入位置の収納凹部にパン菓子類生地が存在す
れば、搬送コンベア及び挟着ローラを停止して前記搬送
方向下流端と挟着ローラ間にパン菓子類生地を挟着、保
持し、分配ドラムの間欠回転後、搬送コンベア及び挟着
ローラ間を再駆動してパン菓子類生地を導入位置の収納
凹部に供給するようにしたので、搬送コンベアから分配
ドラムの各収納凹部に確実に順次1個ずつパン菓子類生
地を供給することができ、これらのパン菓子類生地を分
配ドラムから次工程へ所定時間間隔毎に供給することが
できる。
【0016】請求項6の搬送間隔調整方法によれば、請
求項4又は5の搬送間隔調整方法において、搬送間隔調
整装置の起動時に、前工程から前記搬送コンベアにパン
菓子類生地が供給される毎に該搬送コンベアを微小間隔
だけ間欠駆動し、予めパン菓子類生地を搬送コンベア上
に所定個数蓄えた後、該搬送コンベアから次工程又は前
記分配ドラムへのパン菓子類生地の供給を開始するよう
にしたので、搬送コンベアから次工程へ直接パン菓子類
生地を供給する場合、供給開始時に搬送コンベア上に所
定個数のパン菓子類生地が存在しているので、起動時に
も次工程へ確実に所定時間間隔でパン菓子類生地を供給
できるようになる。一方、搬送コンベアから分配ドラム
を介して次工程にパン菓子類生地を供給する場合、起動
時にも搬送コンベアから分配ドラムの各収納凹部に確実
にパン菓子類生地を供給できるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図3及び図4に示すように、本実施例に係る
パン菓子類生地の搬送間隔調整装置は、不図示の丸目機
からシュータ10により供給されるパン菓子類生地11
を高速で搬送する高速コンベア12と、該高速コンベア
12より搬送速度の小さい搬送コンベア13と、該搬送
コンベア13から供給されるパン菓子類生地11を所定
角度間隔A(図1参照)で設けられた複数の収納凹部1
4aに順次受け入れ、中間醗酵等を行うプルーファー1
5への導入装置であるチェーン搬送装置16の各フィー
ダバケット16aに所定時間間隔で供給する分配ドラム
14とを備えている。
【0018】前記高速コンベア12は、略球状等の横方
向へ転動し易いパン菓子類生地11の搬送に好適なVベ
ルトからなり、図5に示す略V形断面のガイド板17の
相対向する2つの傾斜面17aに沿って2本のベルト1
8を同一速度で同一方向、つまり、図3、図4の矢印方
向へ走行させ、前記2つの傾斜面17a間でパン菓子類
生地11を搬送するようになっている。各ベルト18
は、ガイド板17の長手方向両端部に隣接する2個のガ
イドローラ20、21に架け渡され、更にガイド板17
の下部において、図3に矢印Sで示すように、ベルト1
8駆動用の駆動ローラ22及びガイドローラ23に略S
字形を描くように架け渡されている。各駆動ローラ22
は図示しない駆動モータにより回転駆動される。
【0019】高速コンベア12の搬送方向下流端に隣接
して、前記搬送コンベア13が配設され、図1に示すよ
うに、この搬送コンベア13は1本のベルト24を駆動
ローラ25と複数のガイドローラ26乃至30とに架け
渡すことにより構成されている。図6に示すように、駆
動ローラ25のローラ軸25aの一端部にプーリ32が
設けられ、駆動ローラ25の下方に位置する駆動モータ
33に接続されたプーリ34と前記プーリ32とが駆動
ベルト35で連結されることによって駆動ローラ25が
回転駆動され、ベルト24が図1の矢印方向へ走行駆動
されるようになっている。
【0020】搬送コンベア13はガイドローラ26、2
7間でパン菓子類生地11を搬送するが、このガイドロ
ーラ26、27間の搬送区間の略中央領域において、ベ
ルト24の内周面に沿って、略V形断面のガイド板36
(図6参照)が配設されている。これにより、ガイド板
36上でベルト24が略V形断面を成すと共に、ガイド
ローラ26とガイド板36間ではベルト24の断面形状
が略平坦な断面から次第に略V形断面に変化し、一方、
ガイド板36とガイドローラ27間では略V形断面から
次第に略平坦な断面に変化するようになっている。ガイ
ド板36に沿ったベルト24の上方に支軸37が横方向
に配設され、支軸37の両端部は本体フレーム38の相
対向する2つの側壁40により回動自在に支持されてい
る。
【0021】図2に示すように、一方の側壁40から外
方へ突出した前記支軸37の一端に、側壁40と平行な
レバー41の長手方向中間部が固定され、支軸37とレ
バー41とが共回りするようになっている。レバー41
の長手方向一端部には、支軸37を曲率中心とする円弧
孔43(図1)が形成されている。図13に示すよう
に、一方の側壁40から孔40aを介してボルト42a
が横方向外方へ突設され、側壁40とレバー41間でボ
ルト42aに高ナット42bが螺合されて、ボルト42
aの頭部と高ナット42bとで側壁40が挟着されるこ
とにより、ボルト42a及び高ナット42bが側壁40
に固定されている。円弧孔43を介してレバー41の横
方向外方に突出したボルト42aの先端部には、ハンド
ル42の基部に設けた雌ねじ42cが相対回転自在に螺
合され、例えば、ハンドル42を図1のD方向へ回動さ
せると、ハンドル42と高ナット42b間にレバー41
の長手方向一端部が挟着されてレバー41の回動が禁止
される一方、ハンドル42を図1の逆D方向へ回動させ
ると、図13のように、高ナット42bとレバー41間
及びレバー41とハンドル42間にそれぞれ隙間が形成
されて、レバー41が円弧孔43に対応した角度だけ支
軸37を中心に回動可能となるように構成されている。
【0022】前記2つの側壁40間で支軸37に、互い
に平行な2つの支持アーム板44の各基端部が固定さ
れ、支持アーム板44が支軸37及びレバー41と共回
りするようになっている。前記2つの支持アーム板44
の相対向する先端部間で、挟着ローラ45のローラ軸4
5aが回転自在に支持されている。ガイドローラ29に
隣接させて、ベルト24の外周面に摺接するように従動
ローラ46が設置され、ベルト24の走行に伴って従動
ローラ46が矢印方向に回転駆動されるようになってい
る。なお、従動ローラ46は側壁40に対し所定量だけ
上下動可能に支持され、該従動ローラ46の上下動によ
ってベルト24による従動ローラ46の駆動力が調整で
きるようになっている。
【0023】支軸37の外周にプーリ47が回転自在に
嵌合され、前記従動ローラ46とプーリ47間にベルト
48が架け渡されている。更に、プーリ47と挟着ロー
ラ45間にベルト49が架け渡され、従動ローラ46と
プーリ47と挟着ローラ45とが同時に同一方向へ回転
するようになっている。すなわち、ベルト24の走行に
伴って挟着ローラ45が矢印方向へ回転し、ベルト24
の停止時には挟着ローラ45も停止するように構成され
ている。
【0024】搬送コンベア13の搬送方向上流端に位置
する前記ガイドローラ26に隣接してベルト24の上方
に第1光電センサ50が、搬送方向下流端に位置するガ
イドローラ27と挟着ローラ45間の導入側寄り、つま
り、ガイドローラ26寄りの位置に第2光電センサ51
が、ガイドローラ27、28間の傾斜状のベルト24の
上方に第3光電センサ52がそれぞれ設置され、これら
第1乃至第3光電センサ50乃至52はそれぞれパン菓
子類生地13の通過の有無を検出するようになってい
る。各光電センサ50乃至52は、例えば、一方の側壁
40に配置した発光素子と、他方の側壁40の対応位置
に配置した受光素子とにより構成できるが、これに代え
て反射型の光電センサを用いても良い。
【0025】ガイドローラ27、28間でベルト24は
下向きに傾斜する傾斜面を成し、これにより、ガイドロ
ーラ27と挟着ローラ45間を通過したパン菓子類生地
13は、ベルト24の走行駆動の有無に係わらず前記傾
斜面を滑り落ちて導入位置Bの収納凹部14a内に供給
されるようになっている。
【0026】分配ドラム14の一側に対向させて断面円
弧状のカバー54が配置され、各収納凹部14a内のパ
ン菓子類生地11が前記チェーン搬送装置16への供給
位置Cに到達するまでの間、収納凹部14aとカバー5
4間で保持されるようになっている。分配ドラム14の
支軸14bの一端部に従動プーリ55が取り付けられ、
駆動モータ56に接続された駆動プーリ57と前記従動
プーリ55とがベルト58により連結されている。そし
て、駆動モータ56により分配ドラム14が所定時間間
隔で前記所定角度Aずつ間欠回転され、導入位置Bで搬
送コンベア13からのパン菓子類生地11を受け入れる
一方、供給位置Cで前記各フィーダバケット16a(図
3)にパン菓子類生地11を供給するようになってい
る。
【0027】前記チェーン搬送装置16は、相対向する
位置で互いに連動して循環状に走行される2本のチェー
ン16b間に、走行方向、つまり、図3の紙面と直交す
る方向へ所定の間隔をおいて複数個のフィーダバケット
16aを配設してなり、前記分配ドラム14の各収納凹
部14aから各フィーダバケット16aに順次1個ずつ
パン菓子類生地11が供給されるようになっている。フ
ィーダバケット16aの搬送方向下流端にはシュータ1
6cが設置され、フィーダバケット16aからシュータ
16cに落下したパン菓子類生地11がプルーファー1
5内に導入されるように構成されている。
【0028】前記構成において、プルーファー15への
パン菓子類生地11の供給開始に先立って、必要によ
り、搬送コンベア13の搬送方向下流端に位置するガイ
ドローラ27と、挟着ローラ45間の隙間の大きさが前
記パン菓子類生地11の大きさ、つまり、外形寸法以
下、好ましくは、外形寸法より若干小さくなるように調
整する。隙間の調整に際しては、前記ハンドル42を逆
D方向へ回動させた状態で、レバー41の長手方向他端
部、つまり、図1の右側端部近傍を把握して、上記レバ
ー41を支軸37を中心に所望の方向へ回動させると、
支持アーム板44がレバー41と共に支軸37を中心に
矢印E又はF方向へ回動し、挟着ローラ45と搬送コン
ベア13間の隙間の大きさが変化する。前記隙間を所望
の大きさに調整した後、ハンドル42をD方向へ回動さ
せると、レバー41の長手方向一端部がハンドル42と
高ナット42b間に挟着されてレバー41の回動が禁止
され、挟着ローラ45の高さ位置が固定される。
【0029】前記隙間の調整後、起動を指示すると、不
図示の制御部は、まず、高速コンベア12を駆動する。
その後、前記制御部は、第1光電センサ50からの信号
に基いてパン菓子類生地11が搬送コンベア13の搬送
方向上流端に到達したか否かを判定し、パン菓子類生地
11が第1光電センサ50の位置に到達した時点で搬送
コンベア13を微小距離、つまり、パン菓子類生地11
の1個分の大きさに対応した距離だけ走行駆動して停止
する。係る操作を繰り返し、図7のように、搬送コンベ
ア13の搬送方向上流端近傍から順次パン菓子類生地1
1を大略密着状態で蓄える。以下、図8に示すように、
先頭のパン菓子類生地11が第2光電センサ51により
検出されるまで、同様の操作を繰り返す。
【0030】係る操作は、起動時に、分配ドラム14の
間欠回転の時間間隔が、搬送コンベア13によるパン菓
子類生地11供給の時間間隔より短くなった場合に、分
配ドラム14の一部の収納凹部14aに対するパン菓子
類生地11の供給漏れが生じ得ることを考慮して、予め
搬送コンベア13上に複数個のパン菓子類生地11を蓄
えておき、起動時に分配ドラム14の各収納凹部14a
に漏れなくパン菓子類生地11を供給できるようにする
ことを目的とする。
【0031】図8のように、先頭のパン菓子類生地11
がガイドローラ27と挟着ローラ45間に到達したこと
を第2光電センサ51が検出すると、前記制御部は分配
ドラム14がパン菓子類生地11を受入れ可能であるか
否かを判定する。ここでは、分配ドラム14内に未だパ
ン菓子類生地11が存在しないので、受入れ可能であ
る。この場合、前記制御部は搬送コンベア13及び挟着
ローラ45を停止することなく、そのまま駆動して先頭
のパン菓子類生地11を導入位置Bの収納凹部14aに
供給する。
【0032】パン菓子類生地11がガイドローラ27、
28間の傾斜面を通過し、間もなく導入位置Bの収納凹
部14a内に供給されることを第3光電センサ52が検
出すると、これが前記制御部のメモリに受入れ不能信号
として記憶され、この受入れ不能信号は分配ドラム14
が次に間欠回転するまでの間保持され、分配ドラム14
が間欠回転した時点でリセットされるようになってい
る。
【0033】前記先頭のパン菓子類生地11が分配ドラ
ム14に供給された後、後続のパン菓子類生地11がガ
イドローラ27と挟着ローラ45間に到達したことを第
2光電センサ51が検出すると、制御部はメモリ内に受
入れ不能信号が記憶されているか否かを判定する。ガイ
ドローラ27と挟着ローラ45間にパン菓子類生地11
が到達した時点で、前記メモリ内に受入れ不能信号が記
憶されている場合、搬送コンベア13及び挟着ローラ4
5の駆動を停止し、これら両者間にパン菓子類生地11
を挟着、保持して分配ドラム14の間欠回転が生じるま
で待機する。
【0034】前記挟着ローラ45と搬送コンベア13間
の隙間はパン菓子類生地11の外形寸法以下であるの
で、パン菓子類生地11は挟着ローラ45と搬送コンベ
ア13間で確実に保持され、分配ドラム14側に落下す
ることがない。この際、搬送コンベア13と挟着ローラ
45間に挟み込まれることによりパン菓子類生地11は
幾分変形するが、製品形状に対応した成形を行う前の段
階であるから、何ら問題はない。
【0035】図10に示すように、分配ドラム14で間
欠回転が生じ、導入位置Bの収納凹部14a内にパン菓
子類生地11が存在しなくなって前記受入れ不能信号が
リセットされると、前記制御部は搬送コンベア13及び
挟着ローラ45を駆動し、図11に示すように、搬送コ
ンベア13と挟着ローラ45間に挟着していたパン菓子
類生地11を前記導入位置Bの収納凹部14aに供給す
る。
【0036】一方、挟着ローラ45とガイドローラ27
間にパン菓子類生地11が到達した時点で、前記導入位
置Bの収納凹部14a内にパン菓子類生地11が存在せ
ず、従って、受入れ不能信号が存在しない場合、前記制
御部は搬送コンベア13及び挟着ローラ45を停止する
ことなく、前記パン菓子類生地11をそのまま前記導入
位置Bの収納凹部14aに供給する。
【0037】以下、同様にして、搬送コンベア13の搬
送方向下流端にパン菓子類生地11が到達した時点で、
導入位置Bの収納凹部14a内にパン菓子類生地11が
存在しなければ搬送コンベア13及び挟着ローラ45を
そのまま駆動して分配ドラム14にパン菓子類生地11
を供給し、導入位置Bの収納凹部14a内にパン菓子類
生地11が存在していれば、搬送コンベア13及び挟着
ローラ45の駆動を停止して搬送コンベア13と挟着ロ
ーラ45間にパン菓子類生地11を挟着、保持し、分配
ドラム14の間欠回転を待って搬送コンベア13及び挟
着ローラ45を再度駆動するという操作を繰り返す。
【0038】本実施例では、搬送コンベア13を1本の
みとし、必要により、その搬送方向下流端と挟着ローラ
45との間でパン菓子類生地11を挟着、保持して待機
することにより、分配ドラム14への供給タイミングを
調整するようにしたので、構成の簡素化及び制御の単純
化を実現することができる。又、立ち上がり時に搬送コ
ンベア13上に予め複数個のパン菓子類生地11を蓄え
た後、分配ドラム14への供給を開始するようにしたの
で、立ち上がり時にも分配ドラム14の各収納凹部14
aへのパン菓子類生地11の供給漏れが生じにくい。
【0039】なお、前記説明では、ガイドローラ27と
挟着ローラ45間にパン菓子類生地11が到達した際
に、前記受入れ不能信号に基いてパン菓子類生地11を
挟着、保持するか否かを判定するものとしたが、前記受
入れ不能信号と後述の受入れ禁止信号の少なくとも一方
が存在する場合、ガイドローラ27と挟着ローラ45間
でパン菓子類生地11を挟着、保持するように制御する
ことが一層好適である。前記受入れ禁止信号は、例え
ば、後段のプルーファー16や分配ドラム14自体で故
障が発生した時等に供給されるものである。
【0040】又、前記説明では、起動時に搬送コンベア
13におけるガイドローラ26、27間の全領域にパン
菓子類生地11を蓄えるようにしたが、図7に示すよう
に、ガイドローラ26の近傍に所定個数のパン菓子類生
地11を蓄えた時点で搬送コンベア13の駆動を開始
し、以下、前述と同様にガイドローラ27と挟着ローラ
45間にパン菓子類生地11が到達した時点で、導入位
置Bの収納凹部14aにパン菓子類生地11が存在しな
ければ、そのままパン菓子類生地11を分配ドラム14
へ供給し、導入位置Bの収納凹部14aにパン菓子類生
地11が存在すれば、ガイドローラ27と挟着ローラ4
5間にパン菓子類生地11を挟着、保持して、分配ドラ
ム14で間欠回転が生じた時点で前記パン菓子類生地1
1を分配ドラム14へ供給するようにしても良い。
【0041】又、前記実施例では、導入位置Bの収納凹
部14aにパン菓子類生地11が存在するか否かの判定
を、前記第3光電センサ52の検出に基づく受入れ不能
信号により行うようにしたが、前記第3光電センサ52
に代えて、導入位置Bの収納凹部14aの外周位置に、
パン菓子類生地11の存在時に検出光線が遮断されるよ
うに第4光電センサ53を設け、該第4光電センサ53
により導入位置Bの収納凹部14aにパン菓子類生地1
1が存在するか否かを直接検出するようにしても良い。
【0042】又、前記実施例では、搬送コンベア13か
ら分配ドラム14を介してチェーン搬送装置16の各フ
ィーダバケット16aにパン菓子類生地11を供給する
ようにしたが、図12に示すように、搬送コンベア13
から各フィーダバケット16aに直接又は単に不図示の
シュータ等を介してパン菓子類生地11を供給すること
も可能である。この場合、ガイドローラ27と挟着ロー
ラ45間にパン菓子類生地11が到達した時、チェーン
搬送装置16に対する所定の供給時期であれば、そのま
まパン菓子類生地11をフィーダバケット16aに供給
し、前記所定の供給時期でなければ、一旦、搬送コンベ
ア13及び挟着ローラ45を停止し、チェーン搬送装置
16に対する所定の供給時期に搬送コンベア13及び挟
着ローラ45を再駆動してパン菓子類生地11を各フィ
ーダバケット16aに供給する操作を繰り返すことによ
り、搬送コンベア13から各フィーダバケット16aに
所定時間間隔でパン菓子類生地11を供給することがで
きる。
【0043】前記実施例では、パン菓子類生地11を略
球状としたが、本発明の搬送間隔調整装置は、それ以外
に棒状、板状、ロール状等の各種形状のパン菓子類生地
11に使用することができる。その場合、パン菓子類生
地11が横方向に転動しにくい形状であれば、高速コン
ベア12及び搬送コンベア13のベルト18、24とし
ては、Vベルト或いは一部領域が断面V字状を成すベル
ト以外に平坦なものを使用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパン菓子
類生地の搬送間隔調整装置は、パン菓子類生地を搬送す
る搬送コンベアと、該搬送コンベアの搬送方向下流端の
上方に前記パン菓子類生地の大きさ以下の隙間を介して
配設され且つ前記搬送コンベアと連動してその搬送方向
と同方向への回転駆動又は停止可能な挟着ローラとを設
けたので、パン菓子類生地が前記搬送方向下流端に到達
した時、必要により搬送コンベア及び挟着ローラの駆動
を停止してパン菓子類生地を所望時間だけ挟着、保持
し、次工程への供給時期を調整することができる。係る
装置は、基本的に搬送コンベアと挟着ローラのみで構成
できるので、構成を簡素化でき、且つ搬送コンベア及び
挟着ローラの駆動又は停止のみでパン菓子類生地の供給
時期を調整できるので、制御も容易になる。
【0045】又、前記挟着ローラを、搬送コンベアに対
して上下方向に接近又は離間する方向へ移動自在に支持
すれば、パン菓子類生地を確実に挟着し、且つ挟着に伴
うパン菓子類生地の変形が極力少なくすべく、前記隙間
を最適な大きさに調整できる。又、形状、寸法の異なる
複数種のパン菓子類生地に対して、本搬送間隔調整装置
を共用する場合も、各種のパン菓子類生地に対して、前
記隙間の大きさをそれぞれ最適値に調整することが可能
である。
【0046】又、同一円周上に複数の収納凹部を備え、
所定時間間隔で間欠回転して導入位置にある収納凹部に
前記搬送コンベアからのパン菓子類生地を順次受け入れ
且つ供給位置にある収納凹部からパン菓子類生地を順次
次工程へ供給する分配ドラムを前記搬送コンベアの下流
側に設け、前記分配ドラムから次工程へ所定の時間間隔
でパン菓子類生地を供給するようにすれば、分配ドラム
の前記導入位置の収納凹部に対する搬送コンベアからの
パン菓子類生地の供給は、分配ドラムの1回の間欠回転
が生じてから次回の間欠回転が生じるまでの所定時間内
に行えば良く、従って、搬送コンベアから分配ドラムへ
のパン菓子類生地の供給時間間隔が許容範囲内で増減可
能であるから、搬送コンベア及び挟着ローラの駆動及び
停止の制御が一層容易に行えるようになる。
【0047】本発明のパン菓子類生地の搬送間隔調整方
法によれば、前記搬送コンベアと挟着ローラからなる搬
送間隔調整装置において、パン菓子類生地が搬送コンベ
アの搬送方向下流端に到達した時点で、次工程への所定
の供給時期であれば搬送コンベア及び挟着ローラを駆動
してパン菓子類生地をそのまま次工程へ送出し、前記所
定の供給時期でなければ前記搬送コンベア及び挟着ロー
ラを停止して前記搬送方向下流端と挟着ローラ間にパン
菓子類生地を挟着、保持した後、次工程への所定の供給
時期に前記搬送コンベア及び挟着ローラを再駆動してパ
ン菓子類生地を送出するようにしたので、所定の時間間
隔毎に次工程へパン菓子類生地を供給できるようにな
る。
【0048】本発明の他のパン菓子類生地の搬送間隔調
整方法によれば、前記搬送コンベアと挟着ローラと分配
ドラムからなる搬送間隔調整装置において、パン菓子類
生地が搬送コンベアの搬送方向下流端に到達した時、前
記分配ドラムの導入位置の収納凹部にパン菓子類生地が
存在しなければ、搬送コンベア及び挟着ローラを駆動し
てパン菓子類生地をそのまま前記導入位置の収納凹部に
供給し、前記導入位置の収納凹部にパン菓子類生地が存
在すれば、搬送コンベア及び挟着ローラを停止して前記
搬送方向下流端と挟着ローラ間にパン菓子類生地を挟
着、保持し、分配ドラムの間欠回転後、搬送コンベア及
び挟着ローラ間を再駆動してパン菓子類生地を導入位置
の収納凹部に供給するようにしたので、搬送コンベアか
ら分配ドラムの各収納凹部に確実に順次1個ずつパン菓
子類生地を供給することができ、これらのパン菓子類生
地を分配ドラムから次工程へ所定時間間隔毎に供給する
ことができる。
【0049】又、前記搬送間隔調整方法において、搬送
間隔調整装置の起動時に、前工程から前記搬送コンベア
にパン菓子類生地が供給される毎に該搬送コンベアを微
小間隔だけ間欠駆動し、予めパン菓子類生地を搬送コン
ベア上に所定個数蓄えた後、該搬送コンベアから次工程
又は前記分配ドラムへのパン菓子類生地の供給を開始す
るようにすれば、搬送コンベアから次工程へ直接パン菓
子類生地を供給する場合、供給開始時に搬送コンベア上
に所定個数のパン菓子類生地が存在しているので、起動
時にも次工程へ確実に所定時間間隔でパン菓子類生地を
供給できるようになる。一方、搬送コンベアから分配ド
ラムを介して次工程にパン菓子類生地を供給する場合、
起動時にも搬送コンベアから分配ドラムの各収納凹部に
確実にパン菓子類生地を供給できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る搬送間隔調整装置の側面
図。
【図2】前記搬送間隔調整装置の平面図。
【図3】前記搬送間隔調整装置を含む搬送装置の側面
図。
【図4】前記搬送装置の平面図。
【図5】図4のG−G線に沿う断面説明図。
【図6】図4のH−H線に沿う断面説明図。
【図7】前記搬送間隔調整装置の駆動手順を示す概略側
面図。
【図8】前記搬送間隔調整装置の後続の駆動手順を示す
概略側面図。
【図9】前記搬送間隔調整装置の後続の駆動手順を示す
概略側面図。
【図10】前記搬送間隔調整装置の後続の駆動手順を示
す概略側面図。
【図11】前記搬送間隔調整装置の後続の駆動手順を示
す概略側面図。
【図12】本発明の変形例を示す概略平面図。
【図13】図1のJ−J線に沿う部分拡大断面図。
【図14】従来の搬送間隔調整装置を示す概略平面図。
【符号の説明】
11 パン菓子類生地 13 搬送コンベア 14 分配ドラム 14a 収納凹部 45 挟着ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パン菓子類生地を搬送する搬送コンベア
    と、該搬送コンベアの搬送方向下流端の上方に前記パン
    菓子類生地の大きさ以下の隙間を介して配設され且つ前
    記搬送コンベアと連動してその搬送方向と同方向への回
    転駆動又は停止可能な挟着ローラとを備えたことを特徴
    とするパン菓子類生地の搬送間隔調整装置。
  2. 【請求項2】 前記挟着ローラを、前記搬送コンベアに
    対して上下方向に接近又は離間する方向へ移動自在に支
    持したことを特徴とする請求項1記載のパン菓子類生地
    の搬送間隔調整装置。
  3. 【請求項3】 同一円周上に複数の収納凹部を備え、所
    定時間間隔で間欠回転して導入位置にある収納凹部に前
    記搬送コンベアからのパン菓子類生地を順次受け入れ且
    つ供給位置にある収納凹部からパン菓子類生地を順次次
    工程へ供給する分配ドラムを前記搬送コンベアの下流側
    に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパン菓
    子類生地の搬送間隔調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の搬送間隔調整装置
    を用いてパン菓子類生地の搬送間隔を調整するに際し、
    前記パン菓子類生地が前記搬送コンベアの搬送方向下流
    端に到達した時、次工程への所定の供給時期であれば搬
    送コンベア及び挟着ローラを駆動してパン菓子類生地を
    そのまま次工程へ送出し、前記所定の供給時期でなけれ
    ば前記搬送コンベア及び挟着ローラを停止して前記搬送
    方向下流端と挟着ローラ間にパン菓子類生地を挟着、保
    持した後、次工程への所定の供給時期に前記搬送コンベ
    ア及び挟着ローラを再駆動してパン菓子類生地を送出す
    ることにより、前記搬送コンベアから次工程へ所定時間
    間隔でパン菓子類生地を供給するようにしたことを特徴
    とするパン菓子類生地の搬送間隔調整方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の搬送間隔調整装置を用い
    てパン菓子類生地の搬送間隔を調整するに際し、前記パ
    ン菓子類生地が前記搬送コンベアの搬送方向下流端に到
    達した時、前記分配ドラムの導入位置の収納凹部にパン
    菓子類生地が存在しなければ、搬送コンベア及び挟着ロ
    ーラを駆動してパン菓子類生地をそのまま前記導入位置
    の収納凹部に供給し、前記導入位置の収納凹部にパン菓
    子類生地が存在すれば、搬送コンベア及び挟着ローラを
    停止して前記搬送方向下流端と挟着ローラ間にパン菓子
    類生地を挟着、保持し、分配ドラムの間欠回転後、搬送
    コンベア及び挟着ローラ間を再駆動してパン菓子類生地
    を導入位置の収納凹部に供給することを特徴とするパン
    菓子類生地の搬送間隔調整方法。
  6. 【請求項6】 前記搬送間隔調整装置の起動時に、前工
    程から前記搬送コンベアにパン菓子類生地が供給される
    毎に該搬送コンベアを微小間隔で間欠駆動し、搬送コン
    ベア上にパン菓子類生地を予め所定個数蓄えた後、該搬
    送コンベアから次工程又は前記分配ドラムへのパン菓子
    類生地の供給を開始するようにしたことを特徴とする請
    求項4又は5記載のパン菓子類生地の搬送間隔調整方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101646961B1 (ko) * 2015-10-28 2016-08-09 (주)동일기계 식품 이송기
WO2018092211A1 (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社Fuji 搬送装置および移送システム

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