JPH082942A - 着色ガラスゲル膜形成用コーティング液組成物 - Google Patents
着色ガラスゲル膜形成用コーティング液組成物Info
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- JPH082942A JPH082942A JP19157993A JP19157993A JPH082942A JP H082942 A JPH082942 A JP H082942A JP 19157993 A JP19157993 A JP 19157993A JP 19157993 A JP19157993 A JP 19157993A JP H082942 A JPH082942 A JP H082942A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/28—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】塗布むらのでない着色ガラスゲルコーティング
液組成物を開発することを目的とする。 【構成】本発明は通常の着色ガラスゲルコーティング液
組成物に変性シリコンオイルあるいはグリコールエーテ
ル類を添加することにより塗布むらのでない該コーティ
ング液が得られることを見出したものである。
液組成物を開発することを目的とする。 【構成】本発明は通常の着色ガラスゲルコーティング液
組成物に変性シリコンオイルあるいはグリコールエーテ
ル類を添加することにより塗布むらのでない該コーティ
ング液が得られることを見出したものである。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の着色ガラスゲル
膜形成用コーティング液組成物に変性シリコンオイルあ
るいはグリコールエーテル類を添加することにより塗布
ムラのでない該コーティング液組成物を与えるものであ
る。
膜形成用コーティング液組成物に変性シリコンオイルあ
るいはグリコールエーテル類を添加することにより塗布
ムラのでない該コーティング液組成物を与えるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、金属アルコキシドおよび金属アル
コキシドの縮合多量体、色素、アルコール、水、色素を
分散させる分散剤を含有する混合液を用いて、スピンコ
ート法やディップコート法などでガラス等の基材上にコ
ーティングし着色ガラスゲルフィルターやフォグランプ
等が製造されている。しかし上記組成物を基材上に塗布
した場合スジや色ムラが発生し、均一な膜を得ることに
多大の注意を払う必要に迫られている。スジや色ムラの
発生原因としては色素や分散剤の影響で塗膜形成時の金
属アルコキシドの縮合速度が一定しないためであると考
えられている。
コキシドの縮合多量体、色素、アルコール、水、色素を
分散させる分散剤を含有する混合液を用いて、スピンコ
ート法やディップコート法などでガラス等の基材上にコ
ーティングし着色ガラスゲルフィルターやフォグランプ
等が製造されている。しかし上記組成物を基材上に塗布
した場合スジや色ムラが発生し、均一な膜を得ることに
多大の注意を払う必要に迫られている。スジや色ムラの
発生原因としては色素や分散剤の影響で塗膜形成時の金
属アルコキシドの縮合速度が一定しないためであると考
えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、該コ
ーティング液組成物にある種の物質を添加することによ
って、塗布後のスジや色ムラの出ないコーティング液組
成物を提供することである。
ーティング液組成物にある種の物質を添加することによ
って、塗布後のスジや色ムラの出ないコーティング液組
成物を提供することである。
【0004】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するのに、添加剤として変性シリコンオイルおよびグ
リコールエーテル類が効果的であることを発見した。変
性シリコンオイルの中では特にジメチルシリコンに親水
基、例えはポリエーテル、アルコール、カルボキシル基
等で変性したシリコンオイル、グリコールエーテル類で
はプロピレングリコールモノメチルエーテルやエチレン
グリコールモノブチルエーテルが効果的であることが判
明した。変性シリコンオイルやグリコールエーテルはそ
れら単独で添加されても併用で添加されても同様に効果
的であることが判明した。
決するのに、添加剤として変性シリコンオイルおよびグ
リコールエーテル類が効果的であることを発見した。変
性シリコンオイルの中では特にジメチルシリコンに親水
基、例えはポリエーテル、アルコール、カルボキシル基
等で変性したシリコンオイル、グリコールエーテル類で
はプロピレングリコールモノメチルエーテルやエチレン
グリコールモノブチルエーテルが効果的であることが判
明した。変性シリコンオイルやグリコールエーテルはそ
れら単独で添加されても併用で添加されても同様に効果
的であることが判明した。
【0005】添加剤の添加量は金属アルコキシドに対し
て1Wt%〜30Wt%が好ましく、特に5Wt%〜1
0Wt%が望ましい。5Wt%以下では色素の種類によ
っては効果が薄くなることがあり、10Wt%以上では
ゲル膜の強度が落ちる。
て1Wt%〜30Wt%が好ましく、特に5Wt%〜1
0Wt%が望ましい。5Wt%以下では色素の種類によ
っては効果が薄くなることがあり、10Wt%以上では
ゲル膜の強度が落ちる。
【0006】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。 (実施例1) カーボンブラック(顔料) 2.5wt% ゴーセランL−0301(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt% 上記の化合物をSGミル(分散機)で0.5mmのジル
コンビーズを用いて12時間分散し、顔料分散液1を得
た。
明する。 (実施例1) カーボンブラック(顔料) 2.5wt% ゴーセランL−0301(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt% 上記の化合物をSGミル(分散機)で0.5mmのジル
コンビーズを用いて12時間分散し、顔料分散液1を得
た。
【0007】次いで、以下の配合でプロペラ型攪はん機
にて混合しコーティング液を得た。 顔料分散液1 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 7.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.7wt% ポリエーテル変性シリコンオイル 0.5wt%
にて混合しコーティング液を得た。 顔料分散液1 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 7.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.7wt% ポリエーテル変性シリコンオイル 0.5wt%
【0008】(実施例2)実施例1と同様の方法で、下
記の化合物を処理し顔料分散液2を得た。 フタロシアニンブルー(顔料) 2.5wt% ハイテック532(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt%
記の化合物を処理し顔料分散液2を得た。 フタロシアニンブルー(顔料) 2.5wt% ハイテック532(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt%
【0009】次いで、以下の配合で実施例1と同様に処
理し、コーティング液を得た。 顔料分散液2 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 5.0wt% テトラエトキシジルコニウム(金属アルコキシド) 2.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.6wt% アルコール変性シリコンオイル 0.6wt%
理し、コーティング液を得た。 顔料分散液2 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 5.0wt% テトラエトキシジルコニウム(金属アルコキシド) 2.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.6wt% アルコール変性シリコンオイル 0.6wt%
【0010】(実施例3)実施例1と同様の方法で、下
記の化合物を処理し顔料分散液3を得た。 カーボンブラック(顔料) 2.5wt% ゴーセランL−301(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt%
記の化合物を処理し顔料分散液3を得た。 カーボンブラック(顔料) 2.5wt% ゴーセランL−301(分散剤) 0.5wt% イソプロピルアルコール 97.0wt%
【0011】次いで、以下の配合で実施例1と同様に処
理し、コーティング液を得た。 顔料分散液3 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 7.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.5wt% プロピレングリコール モノメチルエーテル 0.7wt%
理し、コーティング液を得た。 顔料分散液3 10.0wt% テトラエトキシシラン(金属アルコキシド) 7.0wt% 硝酸 1.3wt% 水 1.5wt% イソプロピルアルコール 79.5wt% プロピレングリコール モノメチルエーテル 0.7wt%
【0012】上記の実施例1、実施例2、実施例3で得
られたコーティング液をそれぞれガラス板にスピンコー
ター、500回転毎分で塗布し、150℃20分焼成後
塗布面の塗りむらとスジの有無を目視で検査した。その
結果を表1に示す。
られたコーティング液をそれぞれガラス板にスピンコー
ター、500回転毎分で塗布し、150℃20分焼成後
塗布面の塗りむらとスジの有無を目視で検査した。その
結果を表1に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属アルコキシドおよび金属アルコキシ
ドの縮合多量体のいずれか、またはその両方と、色素、
アルコール、水、色素を分散させる分散剤、および、変
性シリコシオイルあるいはグリコールエーテル類あるい
はその両方を含有したガラスゲル膜形成用コーティング
液組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19157993A JP3286028B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 着色ガラスゲル膜形成用コーティング液組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19157993A JP3286028B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 着色ガラスゲル膜形成用コーティング液組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH082942A true JPH082942A (ja) | 1996-01-09 |
JP3286028B2 JP3286028B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16277007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19157993A Expired - Fee Related JP3286028B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 着色ガラスゲル膜形成用コーティング液組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286028B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5993263A (en) * | 1997-08-15 | 1999-11-30 | Molex Incorporated | Reduced mating force electrical connector |
JP2003292890A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 塗膜形成用材料 |
KR100648245B1 (ko) * | 2004-10-18 | 2006-11-24 | (주) 존인피니티 | 크리스탈 인조보석 착색용 조성물 및 그 제조방법 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP19157993A patent/JP3286028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5993263A (en) * | 1997-08-15 | 1999-11-30 | Molex Incorporated | Reduced mating force electrical connector |
JP2003292890A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 塗膜形成用材料 |
KR100648245B1 (ko) * | 2004-10-18 | 2006-11-24 | (주) 존인피니티 | 크리스탈 인조보석 착색용 조성물 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3286028B2 (ja) | 2002-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |