JPH08294153A - ページャ装置 - Google Patents

ページャ装置

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JPH08294153A
JPH08294153A JP7093525A JP9352595A JPH08294153A JP H08294153 A JPH08294153 A JP H08294153A JP 7093525 A JP7093525 A JP 7093525A JP 9352595 A JP9352595 A JP 9352595A JP H08294153 A JPH08294153 A JP H08294153A
Authority
JP
Japan
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plunger
vibration
solenoid
stopper
drive source
Prior art date
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Pending
Application number
JP7093525A
Other languages
English (en)
Inventor
Hayato Naito
速人 内藤
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08294153A publication Critical patent/JPH08294153A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動発生にモータが不要で、低消費電力で電
源電池の寿命が長く、小型、薄型、低コストで、電磁ノ
イズによる悪影響がないページャ装置を得る。 【構成】 個別呼び出し信号を受信する高周波受信手段
5からの信号で動作する切り換え手段4、切り換え手段
4の動作で作動するプランジャ6、プランジャ6の作動
で作動を開始する振動発生部9を有し、振動発生部9
は、回転による振動源とこれに連結された駆動源を有
し、駆動源はゼンマイとその巻き上げ部を有する。プラ
ンジャは、プランジャ可動部8とソレノイド7とストッ
パを有し、プランジャ可動部8は振動発生部9の作動を
停止させる向きに付勢し、切り換え手段4の動作でソレ
ノイド7がプランジャ可動部8を付勢力に抗して移動
し、ストッパは付勢力に抗して移動したプランジャ可動
部8を係止し手動操作で係止を解除すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポケットベルや携帯電
話等に組み込まれ、個別呼び出し信号を受信したとき、
これを使用者に振動によって知らせるようにしたページ
ャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポケットベルや携帯電話等において、個
別呼び出し信号を受信したとき、これを使用者に音によ
って知らせると、場所によっては周囲の迷惑になること
があるため、最近は振動によって知らせるようにしたペ
ージャ装置が使われている。図10はこのような従来の
ページャ装置の概要を示すもので、アンテナ2と受信機
3を含む高周波受信手段5は、個別呼び出し信号が送信
されてくるのを待ち受け、個別呼び出し信号が送信され
てくるとこれを受信し、切り換え手段としてのトランジ
スタ4に指令信号を送り、トランジスタ4をオンさせ
る。トランジスタ4はモータ40とともに電源電池1に
直列に接続されており、トランジスタ4がオンするとモ
ータ40が回転する。モータ40の出力軸にはアンバラ
ンスロータ41が一体に結合されており、アンバランス
ロータ41が回転駆動されることによりポケットベル又
は携帯電話等が振動し、個別呼び出し信号を受信したこ
とを使用者に知らせる。高周波受信手段5の電源も電源
電池1から供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のページャ装
置によれば、モータ40の回転駆動によって振動を発生
させるものであるため、モータによる電力の消費が多
く、電源電池1の消耗が早い。電源電池1の消耗を少な
くするために、動作時間を10秒程度に限定している。
しかし、ポケットベルや携帯電話等の携帯性を考慮し
て、電源電池1としてボタン電池のような容量の小さい
電池が用いられていることもあって、モータ40の回転
駆動による電力消費は相当多くなっている。また、ポケ
ットベルや携帯電話等の携帯性を考慮すると、モータ4
0も小型化・薄型化が図られ、しかも、所定の性能を維
持することが要求されるため、コスト高となる。さら
に、モータの発生する電磁ノイズが受信機能に悪影響を
及ぼすという難点もある。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、モータを用いることな
く振動を発生することを可能にすることにより、電力消
費量が少なく、電源電池の寿命が長くなり、また、小型
化・薄型化を図るのに適し、コストも安く、さらに、電
磁ノイズによる受信機能への悪影響が少ないページャ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、個別呼び出し信号を受信す
ることによって指令信号を出力する高周波受信手段と、
上記指令信号によって動作する切り換え手段と、この切
り換え手段の動作によって作動するプランジャと、この
プランジャの作動によって作動を開始する振動発生部と
を設け、振動発生部は、回転により振動を発生させる振
動源とこの振動源に連結された駆動源で構成し、駆動源
はゼンマイとこのゼンマイを巻き上げる巻き上げ部で構
成した。請求項2記載の発明のように、振動発生部の振
動源は、その重心以外の位置に回転軸を設ければよい。
【0006】請求項3記載の発明のように、プランジャ
は、プランジャ可動部とソレノイドとストッパで構成
し、プランジャ可動部は振動発生部の作動を停止させる
向きに付勢し、切り換え手段の動作によりソレノイドが
プランジャ可動部を付勢力に抗して移動させ、ストッパ
は付勢力に抗して移動したプランジャ可動部を係止する
とともに、手動操作によってその係止を解除することが
できるように構成してもよい。請求項4記載の発明のよ
うに、振動発生部の駆動源は、装置の本体ケースより突
出した複数の突出部を有する回転体を回転させるように
してもよい。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、高周波受信手段
は、個別呼び出し信号を受信すると指令信号を出力し、
この指令信号によって切り換え手段が動作してプランジ
ャを作動させ、プランジャの作動によって振動発生部が
作動を開始し、個別呼び出し信号を受信したことを知ら
せる。振動発生部は、予め巻き上げ部を操作することに
よって巻き上げられたゼンマイの蓄勢力を駆動源として
駆動される。請求項2記載の発明のように、振動発生部
の振動源が、その重心以外の位置に回転軸を有していれ
ば、これを回転駆動することにより振動が発生する。
【0008】請求項3記載の発明によれば、高周波受信
手段からの指令信号によって切り換え手段が動作する
と、ソレノイドがプランジャ可動部を付勢力に抗し移動
させて振動発生部の作動を開始させるとともに、付勢力
に抗し移動したプランジャ可動部をストッパが係止し、
その間振動発生部の作動が継続する。従って、上記指令
信号は一瞬間だけ出力されればよい。ストッパによるプ
ランジャ可動部の係止を手動操作によって解除すると、
プランジャ可動部は付勢力により移動して振動発生部の
作動を停止させる。請求項4記載の発明では、高周波受
信手段からの指令信号によって切り換え手段が動作する
と、駆動源によって回転体が回転駆動され、本体ケース
から突出した回転体の複数の突出部が本体ケース外で回
転移動することにより、個別呼び出し信号を受信したこ
とを知らせる
【0009】
【実施例】以下、図1ないし図9を参照しながら本発明
にかかるページャ装置の実施例について説明する。図1
において、アンテナ2と受信機3を含む高周波受信手段
5が設けられている。高周波受信手段5は、個別呼び出
し信号が送信されてくるのを待ち受け、個別呼び出し信
号が送信されてくるとこれを受信し、切り換え手段とし
てのトランジスタ4に指令信号を送り、トランジスタ4
をオンさせる。ここまでの構成は図10に示す従来例の
構成と同じである。トランジスタ4はソレノイド7とと
もに電源電池1に直列に接続されており、トランジスタ
4がオンするとソレノイド7が励磁される。ソレノイド
7はプランジャ可動部8を有し、ソレノイド7が励磁さ
れるとプランジャ可動部8を吸引して振動発生部9の作
動を開始させるようになっている。振動発生部9の作動
によりポケットベル又は携帯電話等が振動し、個別呼び
出し信号を受信したことを使用者に知らせる。高周波受
信手段5の電源も電源電池1から供給される。ソレノイ
ド7とプランジャ可動部8はプランジャの一部を構成し
ている。
【0010】上記振動発生部9の具体的構成を図2ない
し図5に示す。図2、図3において、符号11は巻き上
げ部を構成する巻き上げ摘みを示しており、この巻き上
げ摘み11と一体の回転軸13にはゼンマイ12が巻き
付けられている。また、回転軸13には複数のラチェッ
ト爪14aを有するクラッチ板14が固着されていて、
上記ラチェット爪14aが大径歯車としてのラチェット
輪15の内周に係合して一方向クラッチを構成してい
る。ラチェット輪15は、ゼンマイ12と重なるように
して、回転軸13と同心的に、しかし、回転軸13に対
しては相対回転可能に配置されている。従って、上記巻
き上げ摘み11を手動操作によって回転操作すると、回
転軸13が回転してゼンマイ12が巻き上げられるが、
この回転軸13の回転力は、上記ラチェット爪14aが
ラチェット輪(大径歯車)15の周面を滑るだけで、ラ
チェット輪15には伝達されず、ラチェット輪15は回
転しない。一方、ゼンマイ12の付勢力で回転軸13及
びこれと一体のクラッチ板14が逆向きに回転すると、
ラチェット輪15とラチェット爪14aを有するクラッ
チ板14からなる一方向クラッチが回転し、そ回転力
を、ラチェット輪15の外周に形成された歯部と係合す
る増速歯車16に伝達する。
【0011】上記大径歯車15は、増速歯車列16、1
7、18、19、20を介してアンバランスダンパ21
に連結されている。アンバランスダンパ21は、例えば
オルゴールの調速装置に用いられるメカニカルダンパの
風切り羽根と同様の機能を有していて、上記ゼンマイ1
2を駆動源として上記増速歯車列16、17、18、1
9、20を介して高速回転するとき、空気抵抗を受けて
ほぼ一定の速度で回転する。また、アンバランスダンパ
21は、その回転軸21aを中心として回転非対称形に
形成され、重心以外の位置に回転軸21aを有している
ことから、アンバランスダンパ21が高速回転すると
き、ポケットベル又は携帯電話等が振動し、個別呼び出
し信号を受信したことを使用者に知らせることができ
る。このように、上記駆動源としてのゼンマイ12、増
速歯車列16、17、18、19、20、アンバランス
ダンパ21を含む構成部分は、振動発生部を構成してお
り、上記アンバランスダンパ21は、振動発生部の振動
源を構成している。
【0012】アンバランスダンパ21の回転範囲には、
前記プランジャ可動部8が進入することができるように
なっている。プランジャ可動部8は、前記ソレノイド7
が励磁されることによって吸引され、アンバランスダン
パ21の回転範囲から待避するもので、ソレノイド7が
励磁されない通常の状態では、ばね10の付勢力によっ
てソレノイド7から突出し、アンバランスダンパ21の
回転範囲に進出してアンバランスダンパ21の回転を阻
止している。
【0013】いま、図1に示す高周波受信手段5が個別
呼び出し信号を受信すると、前述のように高周波受信手
段5から指令信号が出力され、この指令信号に基づいて
切り換え手段としてのトランジスタ4がオン動作しソレ
ノイド7に電源電池1から電源が供給され、ソレノイド
7が励磁される。ソレノイド7の励磁によりプランジャ
可動部8がばね10に抗して吸引され、プランジャ可動
部8がアンバランスダンパ21の回転範囲から待避す
る。これによってアンバランスダンパ21は回転可能と
なり、ゼンマイ12を駆動源として増速歯車列16、1
7、18、19、20を介して高速回転駆動され、前述
のようにポケットベル又は携帯電話等が振動し、個別呼
び出し信号を受信したことを使用者に知らせる。後で詳
細に説明する図7のような機構を用いれば、ソレノイド
7の励磁は一瞬間でよく、プランジャ可動部8を手動的
に復帰させるまではアンバランスダンパ21が回転を続
ける。ゼンマイ12の蓄勢力が弱くなったら、巻き上げ
摘み11を回転操作してゼンマイ12を蓄勢する。
【0014】図4、図5は、巻き上げ摘み11と大径歯
車15との間に介在する一方向クラッチの変形例を示
す。図4、図5において、回転軸13には平面形状Z字
状の板ばねからなるラチェット爪24が一体に取り付け
られている。上記大径歯車15の一端面又は大径歯車1
5と一体の部材の一端面には、多数の段部25aが周方
向に等間隔に、かつ、断面形状鋸歯状に形成されてなる
ラチェット輪25が形成されており、ラチェット輪25
の段部25aの一つにラチェット爪24の先端部が係合
している。回転軸13が図4において時計方向(図5に
おいて点線の矢印方向)に回転駆動される場合は、ゼン
マイが蓄勢されるとともに、ラチェット爪24の先端が
ラチェット輪25の上記段部25aを乗り越え、回転軸
13の回転力はラチェット輪25には伝達されない。一
方、ゼンマイの付勢力で回転軸13及びこれと一体のラ
チェット爪24が逆向きに回転すると、ラチェット爪2
4とラチェット輪25からなる一方向クラッチが回転軸
13の回転力を前記大径歯車15に伝達し、前述のよう
に振動発生部9を作動させる。
【0015】ゼンマイの駆動力の残量は視覚的に確認で
きることが望ましい。そこで、図6に示すように、ポケ
ットベル又は携帯電話等の本体ケース23から露出して
いる巻き上げ摘み11の回転角度を視覚的に確認できる
ようにして、ゼンマイ駆動力残量をパーセントで表示で
きるようにすればよい。
【0016】次に、ソレノイド7の励磁は一瞬間でよい
ようにした図7の機構について説明する。図7におい
て、前記プランジャ可動部8の後端部には鈎部8aが形
成されている。ソレノイド7の吸引力によるプランジャ
可動部8の上記鈎部8aの通路上にはストッパ27の一
端部の係止部27aが位置している。ストッパ27はそ
の中心部の軸28を中心に回転可能であり、上記係止部
27aとは反対側の端部27bに板ばね30の先端部が
接することにより、ストッパ27はその係止部27aが
プランジャ可動部8の上記鈎部8aの通路上に進出する
位置まで回転付勢され、また、ストッパ27の上記端部
27bが板ばね30に抗し手動的に図7(c)における
矢印の方向に押されてストッパ27が図7において反時
計方向に回転させられることにより、係止部27aによ
るプランジャ可動部8の鈎部8aの係止が解除されるよ
うになっている。従って、前記高周波受信手段5からの
指令信号でソレノイド7が一瞬間でも励磁されると、ソ
レノイド7の励磁によって吸引されたプランジャ可動部
8の上記鈎部8aがストッパ27の係止部27aによっ
て係止され、前記振動発生部9が作動を開始する。振動
発生部9の作動を停止させるには、ストッパ27の端部
27bを手動力で押して上記係止部27aによるプラン
ジャ可動部8の係止を解除し、プランジャ可動部8をば
ね10の付勢力により復帰させる。上記プランジャ可動
部8、ソレノイド7、ストッパ27によってプランジャ
6を構成している。
【0017】以上説明した実施例によれば、振動発生部
9が、駆動源としてのゼンマイ12と、このゼンマイ1
2を巻き上げる巻き上げ部としての巻き上げ摘み11と
を有してなるため、モータを用いることなく振動を発生
させることが可能になり、電力消費量が少なく、電源電
池の寿命が長くなる。また、モータを使用しないため、
小型化・薄型化を図るのに適し、コストも安く、かつ、
電磁ノイズによる受信機能への悪影響が少ないページャ
装置を得ることができる。さらに、プランジャ可動部8
を付勢力に抗して移動させるソレノイド7を設けるとと
もに付勢力に抗して移動したプランジャ可動部8を係止
するストッパ27を設け、このストッパ27を手動操作
してプランジャ可動部8の係止を解除するまではプラン
ジャ可動部8が復帰しないようにしたため、ソレノイド
7は一瞬間でも励磁されれば振動発生部9が作動するこ
とになり、以後、ソレノイド7を励磁し続ける必要はな
く、この点からも、電力消費量が少なく、電源電池の寿
命が長くなる利点がある。
【0018】振動を使用者に知らせる手段としては、図
8、図9に示すように、突起を有する回転体を回転させ
るようにしてもよい。図8、図9に示す例が前記実施例
と異なる点は、ゼンマイ12の蓄勢力によって直接回転
駆動される軸35と一体に星形の回転体31を設け、こ
の回転体31をポケットベルや携帯電話等の本体ケース
23の外部に露出させた点にある。図示の例では回転体
31が4個の突出部31aを有して星形をなし、上記突
出部31aが上記本体ケース23の側縁から突出してい
る。従って、駆動源としてのゼンマイ12の蓄勢力で軸
35とともに回転体31が回転し始めると、各突出部3
1aが円弧を描きながら移動し、使用者の衣服のポケッ
トや鞄の中などでがさごそと振動を帯びて動き始めるた
め、個別呼び出し信号を受信したことを使用者が知るこ
とができる。もちろん、前記実施例のように、アンバラ
ンスダンパ21の回転による振動で、個別呼び出し信号
を受信したことを使用者に知らせることを併用してもよ
い。
【0019】なお、図8、図9に示す例において、回転
体31の各突出部31aの側面に、2点鎖線で示すよう
な突起31bを設け、この突起31bの回転移動で、個
別呼び出し信号を受信したことを触覚的に使用者に知ら
せるようにしてもよい。また、回転体31を上記本体ケ
ース23から直接露出させてこれを回転させると、その
回転軸35に綿埃やごみなどを巻き付ける恐れがある。
そこで、図8に2点鎖線33で示すように、柔軟性のあ
る樹脂で回転体31を覆ってもよい。この柔軟性のある
樹脂33を通して回転体31が回転していることを使用
者に伝達することができる。上記回転体31は、軸35
の次の段の軸、具体的には歯車16及び歯車17と一体
の軸に取り付けてもよい。また、回転体31は、歯車1
5と一体でもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、振動発生
部が、駆動源としてのゼンマイと、このゼンマイを巻き
上げる巻き上げ部としての巻き上げ摘みとを有してなる
ため、モータを用いることなく振動を発生させることが
可能になり、電力消費量が少なく、電源電池の寿命が長
くなる。また、モータを使用しないため、小型化・薄型
化を図るのに適し、コストも安く、かつ、電磁ノイズに
よる受信機能への悪影響が少ないページャ装置を得るこ
とができる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、プランジャ
可動部を付勢力に抗して移動させるソレノイドを設ける
とともに付勢力に抗して移動したプランジャ可動部を係
止するストッパを設け、このストッパを手動操作してプ
ランジャ可動部の係止を解除するまではプランジャ可動
部が復帰しないようにしたため、ソレノイドは一瞬間で
も励磁されれば振動発生部が作動することになり、以
後、ソレノイドを励磁し続ける必要はなく、この点から
も、電力消費量が少なく、電源電池の寿命が長くなる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるページャ装置の実施例を概念的
に示すブロック図。
【図2】本発明に適用可能な振動発生部の例を示す正面
図。
【図3】同上振動発生部の平面図。
【図4】本発明に適用可能なラチェット機構の例を示す
平面図。
【図5】同上ラチェット機構の要部を示す断面図。
【図6】本発明に適用可能なゼンマイ駆動力残量表示部
の例を示す平面図。
【図7】本発明に適用可能なプランジャ可動部の係止機
構の例を示す一部断面正面図。
【図8】本発明に適用可能な個別呼び出し信号受信報知
部の別の例を示す一部断面正面図。
【図9】同上個別呼び出し信号受信報知部の底面図。
【図10】従来のページャ装置の例を概念的に示すブロ
ック図。
【符号の説明】
4 切り換え手段としてのトランジスタ 5 高周波受信手段 6 プランジャ 7 ソレノイド 8 プランジャ可動部 9 振動発生部 11 巻き上げ部 12 ゼンマイ 27 ストッパ 21a 回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別呼び出し信号を受信することができ
    る高周波受信手段と、この高周波受信手段からの指令信
    号に基づいて動作する切り換え手段と、この切り換え手
    段の動作によって作動するプランジャと、このプランジ
    ャの作動によって作動を開始する振動発生部とを有して
    なり、上記振動発生部は、回転により振動を発生させる
    振動源とこの振動源に連結された駆動源とを有し、駆動
    源は、ゼンマイとこのゼンマイを巻き上げる巻き上げ部
    を有することを特徴とするページャ装置。
  2. 【請求項2】 振動発生部の振動源は、その重心以外の
    位置に回転軸をもつことを特徴とする請求項1記載のペ
    ージャ装置。
  3. 【請求項3】 プランジャは、プランジャ可動部とソレ
    ノイドとストッパとを具備し、プランジャ可動部は振動
    発生部の作動を停止させる向きに付勢されており、切り
    換え手段の動作によりソレノイドがプランジャ可動部を
    付勢力に抗して移動させ、ストッパは付勢力に抗して移
    動したプランジャ可動部を係止するとともに、手動操作
    によってその係止を解除することができるものである請
    求項1又は2記載のページャ装置。
  4. 【請求項4】 振動発生部の駆動源は、装置の本体ケー
    スより突出した複数の突出部を有する回転体を回転させ
    ることを特徴とする請求項1記載のページャ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999028052A1 (fr) * 1997-12-04 1999-06-10 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Dispositif d'attaque pour un generateur de vibrations

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WO1999028052A1 (fr) * 1997-12-04 1999-06-10 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Dispositif d'attaque pour un generateur de vibrations
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