JPH08294129A - 動きベクトル検出装置および検出方法 - Google Patents

動きベクトル検出装置および検出方法

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JPH08294129A
JPH08294129A JP11911695A JP11911695A JPH08294129A JP H08294129 A JPH08294129 A JP H08294129A JP 11911695 A JP11911695 A JP 11911695A JP 11911695 A JP11911695 A JP 11911695A JP H08294129 A JPH08294129 A JP H08294129A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動きベクトル装置において、誤検出が起こり
にくいようなサブサンプルを行なう。 【構成】 4ライン×4画素によって構成される基準ブ
ロックを4ライン×2画素で構成される2つの基準小ブ
ロック41、42に分割する。また、検査ブロック43
も同様にして2つの検査小ブロック44、45に分割す
る。基準小ブロック41、42のデータに対し、それぞ
れ最大値および最小値を有するデータ位置を特定する。
検査小ブロックの中で、これら特定されたデータ位置に
対応するデータ位置のデータを選択し、選択されたこれ
ら検査小ブロックのデータおよび対応する基準小ブロッ
クのデータに対し残差が算出される。このように適応的
に基準ブロックをサブサンプルすることによって、固定
画素をサブサンプルする方法に比べ、動きベクトルの誤
検出が起こりにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばMPEG方式
等、画像の予測符号化処理に用いて好適な動きベクトル
の検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画の高能率圧縮符号化の国際標準方式
としてMPEG(Moving Picture Coding Experts Grou
p )方式が知られている。MPEG方式は、DCT(Di
screteCosine Transform )変換と、動き補償を組み合
わせた画像の高能率圧縮技術である。
【0003】図8は、MPEG方式のように、他のフレ
ームとの相関を利用して画像を符号化する予測符号化装
置の一例である。図8において、入力端子100に画像
データが供給される。この画像データは動きベクトル検
出回路101に供給されると共に、減算回路102に供
給される。動きベクトル検出回路101で、現フレーム
と参照フレームとの動きベクトルが求められる。この動
きベクトルが動き補償回路103に供給される。
【0004】一方、参照フレームの画像データは、フレ
ームメモリ104に蓄えられている。フレームメモリ1
04の出力は、動き補償回路103に供給される。動き
補償回路103で、フレームメモリ104からの参照フ
レームの画像データが、動きベクトル検出回路101で
求められた動きベクトルに基づいて、動き補償される。
この動き補償された画像データは、減算回路102に供
給されると共に、加算回路105に供給される。
【0005】減算回路102には、入力端子100から
現フレームの画像データが供給されると共に、動き補償
回路103で動き補償された参照フレームの画像データ
が供給される。減算回路102で、現フレームの画像デ
ータと、動き補償された参照フレームの画像データとが
減算され、現フレームと参照フレームとの差分データが
求められる。この差分データが、DCT回路106に供
給される。DCT回路106でこの差分データがDCT
変換される。DCT回路106の出力が量子化器107
に供給される。量子化器107で、DCT回路106の
出力が量子化される。この量子化器107の出力が出力
端子108から出力される。
【0006】また、このDCT変換され、量子化された
差分データは、逆量子化器109及び逆DCT回路11
0に供給され、元の差分データに戻され、加算回路10
5に供給される。加算回路105には、動き補償回路1
03から参照フレームの画像データが供給される。加算
回路105で、この参照フレームの画像データに、参照
フレームと現フレームとの差分データが加算され、現フ
レームの画像データが求められる。求められた現フレー
ムの画像データは、次の参照フレームとして、フレーム
メモリ104に蓄えられる。
【0007】このように、フレーム間予測符号化処理で
は、動きベクトルに基づいて動き補償された参照フレー
ムと、現フレームとの差分データが符号化される。この
ようなフレーム間予測符号化処理において用いられる動
きベクトルの検出方法としては、参照フレームの検査ブ
ロックを所定のベクトルサーチ範囲内で動かしていき、
現フレームの基準ブロックに最も合致しているブロック
を検出することにより動きベクトルを求めるブロックマ
ッチング法が知られている。
【0008】図9は、このようなブロックマッチング法
を説明するための図である。図9において、150は基
準フレームを示し、151はサーチフレームを示してい
る。基準フレーム150にM画素×Nラインの大きさの
基準ブロック152が設定され、サーチフレーム151
に基準ブロック152と同じ大きさの検査ブロック15
3が設定される。サーチフレーム151の検査ブロック
153は、所定のベクトルサーチ範囲154内を巡って
移動される。そして、基準フレーム150の基準ブロッ
ク152と、サーチフレーム151の検査ブロック15
3とがどの程度合致しているかが検出される。基準ブロ
ック152に最も合致している検査ブロック153がマ
ッチングブロックとされる。このマッチングブロックか
ら動きベクトルが求められる。
【0009】すなわち、検査ブロック153は、単位画
素毎に基準ブロック152に対し所定のベクトルサーチ
範囲154内を移動され、検査ブロック153の画素デ
ータおよび基準ブロック152の画素データが動きベク
トル検出回路101に供給される。この動きベクトル検
出回路101において、これら供給されたデータに基づ
いて演算が行なわれ、基準ブロック152および検査ブ
ロック153同士の同じ位置の画素値の差分の絶対値和
(以下、残差と称する)が最小となる動きベクトルおよ
びその残差が出力される。この残差は、評価値の一例で
あって、これ以外にも、例えば画素値の差分の2乗和を
評価値として用いてもよい。
【0010】従来、このようなブロックマッチング法に
おいては、基準ブロック152および検査ブロック15
3について、これらブロックのM画素×Nラインの全画
素に対して残差が求められ、動きベクトルが算出されて
いた。さらに、演算量および回路規模の削減のために、
このM画素×Nラインの画素から、サブサンプルを行
い、演算に用いる画素数をM画素×Nラインより少なく
し、このサブサンプルされた画素同士に対し残差が求め
られていた。
【0011】図10は、このサブサンプルの例を示す。
この例では、ブロックサイズが4×4の場合に画素数が
4:1にサブサンプルされ、全16画素のうち図中に斜
線が掛けられた4個の画素同士で残差が求められる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに画素位置が固定された、固定サブサンプルを行なう
ことにより、誤検出が生じる可能性がある。一例とし
て、基準ブロックが図11Aに示すようなものであっ
て、検査ブロックに対して、この基準ブロック中の斜線
が掛けられた画素同士で残差が求められるとする。この
基準ブロックに対しては、検査ブロックが図11Bに示
すような基準ブロックと同じ構成を持つものに対して
は、残差が0となり、正しく合致しているとされる。
【0013】ところが、例えば、図11Cに示すよう
な、明らかに基準ブロックと異なるような構成を持つ検
査ブロックについても、サブサンプルによって抽出され
た画素による残差が0であるため、図11Bの検査ブロ
ック同様正しく合致しているとされ、誤検出の原因とな
る。このように、従来方法である固定サブサンプルで
は、動きベクトルの演算に用いられる画素の位置が固定
され、誤検出が起きる可能性があるという問題点があっ
た。
【0014】したがって、この発明の目的は、誤検出が
起こりにくいようなサブサンプル方法が適用された動き
ベクトル検出装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、基準ブロックのデータと検査ブロ
ックのデータとを演算することによって、ブロック単位
で動きベクトルを検出するような動きベクトル検出装置
において、基準ブロックのデータの中で、基準ブロック
の特徴を比較的反映するようにデータを選択し、基準ブ
ロックの中の選択されたデータと対応する検査ブロック
中のデータを選択するデータ選択手段と、選択された基
準ブロックのデータと、選択された検査ブロックのデー
タとから動きベクトルを検出するための演算手段とを有
することを特徴とした動きベクトル検出装置である。
【0016】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、基準ブロックおよび検査ブロックのデータが
同一の処理による特徴抽出手段を介され、特徴抽出後の
段階で選択されるデータの特定を行なうことを特徴とし
た動きベクトル検出装置である。
【0017】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、基準ブロックおよび検査ブロックを同一の分
割方法によって小ブロック化し、分割された基準ブロッ
クのデータの中から最大値および最小値を有するデータ
を選択することで選択されるデータの特定を行なうこと
を特徴とした動きベクトル検出装置である。
【0018】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、基準ブロックのデータと検査ブロックのデー
タとを演算することによって、ブロック単位で動きベク
トルを検出するような動きベクトル検出方法において、
基準ブロックのデータの中で、基準ブロックの特徴を比
較的反映するようにデータを選択し、基準ブロックの中
の選択されたデータと対応する検査ブロック中のデータ
を選択するデータ選択のステップと、選択された基準ブ
ロックのデータと、選択された検査ブロックのデータと
から動きベクトルを検出するための演算のステップとを
有することを特徴とした動きベクトル検出方法である。
【0019】
【作用】この発明は、上述の構成を有しているために、
動きベクトルを求めるための演算に用いられるデータ
を、基準ブロックのデータによって適応的に選択するこ
とができるため、動きベクトル検出の際の誤検出を減少
させることができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の第1の実施例を、図面を参
考にしながら説明する。図1は、この実施例による動き
ベクトル検出回路の構成の一例を示す。この例では、動
きベクトル検出回路が基準ブロックデータ解析回路を有
しており、この回路でM画素×Nラインの基準ブロック
のデータが解析され、その解析結果に基づき、動きベク
トルの演算に用いられる画素のデータが適応的に変えら
れる。
【0021】入力端子1には、基準ブロックデータが供
給され、入力端子2には、検査ブロックデータが供給さ
れる。入力端子1からの信号は、基準ブロックデータ解
析回路3およびM×Nレジスタ4に共に供給され、M×
Nレジスタ4の出力が選択回路6の一方の入力端に供給
される。入力端子2からの信号は、M×Nレジスタ5に
供給され、M×Nレジスタ5の出力が選択回路7の一方
の入力端に供給される。選択回路6の出力が差分絶対値
和演算回路8の一方の入力端に供給され、選択回路7の
出力が差分絶対値和演算回路8の他方の入力端に供給さ
れる。差分絶対値和演算回路8の出力が最小値回路9に
供給され、最小値回路9の出力が出力端子10に供給さ
れる。また、基準ブロックデータ解析回路3の出力が選
択回路6の他方の入力端および選択回路7の他方の入力
端に供給される。
【0022】基準ブロックデータおよび検査ブロックデ
ータが入力端子1、2に供給され、M×Nレジスタ4、
5にそれぞれ格納される。また、入力端子1に供給され
M×Nレジスタに供給された基準ブロックデータは、基
準ブロックデータ解析回路3にも供給される。この基準
ブロックデータ解析回路3で供給された基準ブロックデ
ータの解析が行なわれ、ブロックの特徴を表す値が計算
され、その特徴を有する最適な画素の位置が特定され
る。
【0023】例えば、M画素×Nラインから成る基準ブ
ロックデータの最大値および最小値が検出され、これら
のデータが発生した画素の位置が特定される。このと
き、最大値、最小値共に、それぞれ最大値および2番目
に大きな値、あるいは、最小値および2番目に小さな値
というように2個ずつデータを抽出すると、精度をより
上げることができる。
【0024】また、基準ブロック内平均値からの差分に
よって特徴値を算出してもよい。この場合には、例え
ば、基準ブロック内の各々の画素に対し、平均値からの
差分が大きい画素および差分の小さい画素を抽出すると
いった方法が考えられる。
【0025】さらに、上述した最大値、最小値の画素を
利用する方法に、この平均値からの差分によって特徴値
を抽出する方法を併用してもよい。この場合、先ず、基
準ブロックデータに対して、最大値および最小値が検出
され、これらのデータが発生した画素の位置が特定され
る。続いて、基準ブロック内の各々の画素に対し平均値
からの差分が求められ、この差分が小さいデータを持つ
画素が2箇所抽出され特定される。
【0026】さらにまた、基準ブロック内の各々の画素
における隣接する画素との差分による特徴値の抽出を行
なってもよい。この場合には、差分が大きいところ、お
よび差分が小さいところに対し、それぞれ2個ずつの画
素が特定され、それら特定された画素間において傾きが
算出される。
【0027】このようにして、基準ブロックデータ解析
回路3によって、基準ブロック内の特徴値を有する画素
が特定され、その位置情報が選択信号10として出力さ
れる。この選択信号10が選択回路6および選択回路7
に共に供給される。選択回路6にはM×Nレジスタ4か
ら基準ブロックデータ11が供給され、また、選択回路
7にはM×Nレジスタ5から検査ブロックデータ12が
供給されている。
【0028】基準ブロックデータ解析回路3から供給さ
れた選択信号10に基づき、選択回路6によって、基準
ブロックデータ11から特徴値を有する位置の画素デー
タが選択され、選択基準ブロックデータ13として出力
される。また、同様にして、選択回路7によって、検査
ブロックデータ12のデータにおいて、基準ブロックデ
ータ11の特徴値を有する位置に対応した位置の画素デ
ータが選択され、選択検査ブロックデータ14として出
力される。これら選択回路6、7によって選択されたデ
ータの個数は、元のブロックデータの画素数M画素×N
ラインより少なくされている。これら選択基準ブロック
データ13および選択検査ブロックデータ14は、差分
絶対値和演算回路8にそれぞれ供給される。
【0029】差分絶対値和演算回路8では、供給された
これら選択基準ブロックデータ13および選択検査ブロ
ックデータ14に基づき、これらのデータ同士の同じ位
置の画素値の差分の絶対値和(残差)が算出される。こ
の残差は、評価値の一例であって、これ以外にも、例え
ば画素値の差分の2乗和を評価値として用いてもよい。
算出されたこの残差および対応する動きベクトルが最小
値回路9に供給される。この最小値回路9で、サーチ範
囲内における残差が比較される。そして、サーチ範囲内
での最小の残差およびこの残差に対応する動きベクトル
が出力データ15とされ、出力端子10に供給される。
【0030】次に、この第1の実施例の変形例について
図面を参考にしながら説明する。図2は、この第1の実
施例の変形例による動きベクトル検出回路の構成の一例
を示す。この例では、上述した第1の実施例における動
きベクトル検出回路の入力端子1、2およびM×Nレジ
スタ4、5との間に特徴抽出回路16、17が挿入され
た構成とされている。なお、この図2において、図1と
共通する部分については、同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0031】入力端子8から特徴抽出回路16に、M画
素×Nラインの基準ブロックデータが供給される。ま
た、入力端子9から特徴抽出回路17に、M画素×Nラ
インの検査ブロックデータが供給される。供給されたこ
れらのブロックデータは、特徴抽出回路16、17にお
いて、画素データそのものから構成されたブロックデー
タが画素データより算出された特徴値データで構成され
たブロックデータに変換される。
【0032】このときの特徴抽出の方法としては、例え
ば、画素データに対するローパスフィルタ、ブロックを
さらに小ブロックに分割しそれぞれのブロックに対する
全画素加算、ブロックデータを横方向および縦方向にそ
れぞれ加算する積分射影、あるいは、アダマール変換な
どが適用できる。
【0033】このように、特徴値抽出回路16、17で
特徴を抽出された各々のブロックデータに対し、上述し
た第1の実施例における動きベクトルの演算が行なわれ
る。すなわち、特徴値抽出回路16に供給された基準ブ
ロックデータから特徴値が算出され、特徴値から構成さ
れた基準ブロックデータとされる。この特徴値から構成
された基準ブロックデータがレジスタ18に格納され
る。レジスタ18に格納されるこのブロックデータは、
特徴値を抽出されることによって元の基準ブロックデー
タよりもデータ数が少なくされている。
【0034】また、検査ブロックデータは、特徴値抽出
回路17に供給され、上述の基準ブロックデータと同
様、特徴値が算出され、特徴値から構成された検査ブロ
ックデータとされ、レジスタ19に格納される。
【0035】特徴値抽出回路16の出力は、基準ブロッ
クデータ解析回路3にも供給される。この基準ブロック
データ解析回路3で、この特徴値から構成された基準ブ
ロックデータが解析される。この解析方法の例として
は、上述したように、ブロックデータの最大値および最
小値の検出、ブロック内平均値からの差分をとる、ある
いは隣接画素との差分をとるなどの方法がある。このよ
うに、ブロックとしての特徴値が抽出され、その特徴を
有するデータが特定され、選択信号10として出力され
る。
【0036】この選択信号10は、選択回路6、7に共
に供給される。選択回路6、7には、レジスタ18、1
9から、特徴値から構成された基準ブロックデータおよ
び検査ブロックデータも供給される。これらブロックデ
ータは、選択回路6、7に供給されている選択信号10
によって、適応的にサブサンプルされ、それぞれ差分絶
対値和演算回路8に供給され、残差を計算される。算出
されたこの残差および対応する動きベクトルが最小値回
路9に供給される。この最小値回路9で、サーチ範囲内
における残差が比較される。そして、サーチ範囲内での
最小の残差およびこの残差に対応する動きベクトルが出
力データ15とされ、出力端子10に供給される。
【0037】次に、この発明の第2の実施例について、
図面を参考にしながら説明する。この実施例において
は、先ず、基準ブロックを複数のブロックに分割する。
図3は、この基準ブロックの分割の一例を示す。図に示
されるように、元のブロックサイズが4画素×4ライン
とした場合、このブロックが4画素×2ラインの基準小
ブロック30および基準小ブロック31の2つに分割さ
れる。そして、分割されたそれぞれのブロックに対し、
最大値および最小値を有する画素を求め、それら求めら
れた画素の位置データが動きベクトルの演算に用いられ
る。
【0038】図4は、このようにして基準小ベクトルか
ら最大値・最小値を有する画素を検出し、動きベクトル
を求める例について示す。基準ブロック40は、上述し
た従来技術における基準ブロックと同じもので、4画素
×4ラインとして16画素を有し、それぞれの画素が図
中の円に記した値を有する。この基準ブロック40が4
画素×2ラインの2つの基準小ブロック41、42に分
割される。この分割された基準小ブロック41、42に
おいて、斜線を付された画素a、画素bが最大値を有す
る画素、ドットを付された画素c、dが最小値を有する
画素を示す。
【0039】一方、検査ブロック43についても、基準
ブロック40に対応するように分割が行なわれ、4画素
×2ラインの2つの検査小ブロック44、45に分割さ
れる。この検査ブロック43は、基準ブロック41と正
しく合致する例である。
【0040】検査小ブロック44、45における、基準
ブロック41、42の最大値を表すブロックおよび最小
値を表すブロックの位置に対応する位置のブロックが動
きベクトルの演算に用いられる。すなわち、検査小ブロ
ック44における、基準小ブロック41の画素aおよび
画素bの位置に対応した位置の画素a’および画素b’
が動きベクトルの演算に用いられる。また、同様に、検
査小ブロック45における、基準小ブロック42の画素
cおよび画素dの位置に対応した位置の画素c’および
画素d’が動きベクトルの演算に用いられる。
【0041】動きベクトルの演算の際の評価値として残
差(差分絶対値和)が用いられる場合には、これら画素
データから残差を算出するために、例えば、次に示す数
式(1)のような演算が行なわれる。ここで、a、
a’、b、・・・、は、それぞれ画素a、画素a’、画
素b、・・・、のデータを表す。 残差=|a−a’|+|b−b’|+|c−c’|+|d−d’| (1)
【0042】基準ブロック40および検査ブロック43
に対して数式(1)の演算を行なうと、残差=0となっ
てこの検査ブロック43が最小の残差を持つとされ、両
者が合致しているとされる。
【0043】ここで、検査ブロック46のような画素で
構成されたブロックを考える。これは、上述した従来例
における図11Cと同一のものである。この検査ブロッ
ク46についても、基準ブロック40に対応するように
分割が行なわれ、4画素×2ラインの2つの検査小ブロ
ック47、48に分割される。
【0044】この検査ブロック46および上述の基準ブ
ロック40に対して数式(1)の演算を行なうと、残差
=12となり、上述した従来例とは異なり誤検出されな
い。
【0045】図5に、この第2の実施例の方法による適
応サブサンプルおよび従来の固定サブサンプルでの誤検
出の発生の一例を示す。これは、MPEG2のアルゴリ
ズムにより6MBpsのレートでエンコードした場合の
シミュレーション結果である。ここで用いられている基
準ブロックの大きさは、16画素×16ラインである。
【0046】縦軸は、ブロック内の256個の全要素を
用いた場合の輝度のSNRを基準とした、輝度のSNR
の劣化を示している。横軸は、動きベクトル検出演算に
用いるサンプル点の数を示している。なお、このディジ
タルデータにおけるSNRは、次に示す数式(2)で定
義される。ここで、Yrealがオリジナルのデータ値、ま
た、Ydecodeが量子化後の値を示している。 SNR=−20log((Yreal−Ydecode)/28 ) (2)
【0047】白い四角の点が従来の固定サブサンプルに
よる値を示す。また、黒い四角の点がこの第2の実施例
による方法、すなわち、サブサンプル位置を分割された
小ブロック内の最小値および最大値を用い、適応的にサ
ブサンプルを行なった場合の値を示す。各値は、60フ
レームの長さの6種類のシーケンスの平均値を取ったも
のである。この図から明らかなように、同じサンプル数
を動きベクトル検出演算に用いた際に、適応的にサブサ
ンプルを行なった方が固定サブサンプルの場合よりもS
NRの劣化が少ない。適応的にサブサンプルを行なった
場合、固定サブサンプルを行なった場合の半分程度のサ
ンプル数で、固定サブサンプルの場合とほぼ同等の結果
が得られている。
【0048】図6は、この第2の実施例による動きベク
トル検出回路の構成の一例を示す。入力端子50に供給
された基準ブロックデータが基準小ブロックレジスタ5
1、52に共に供給される。この基準ブロックデータ
は、最大値・最小値検出回路53にも供給されている。
また、入力端子54に供給された検査ブロックデータが
検査小ブロックレジスタ55、56に共に供給される。
基準小ブロックレジスタ51、52の出力が選択回路5
7、58にそれぞれ供給される。
【0049】検査小ブロックレジスタ55、56の出力
が選択回路59、60にそれぞれ供給される。また、最
大値・最小値検出回路53から、選択信号64が選択回
路57、59に共に供給される。同時に、最大値・最小
値検出回路53から、選択信号65が選択回路58、6
0に共に供給される。選択回路57、58、59、60
からは、各々2系統の出力を有しており、それぞれ差分
絶対値和演算回路61に供給される。差分絶対値和演算
回路61の出力が最小値回路62に供給され、最小値回
路62の出力は、出力端子63に導出される。
【0050】入力端子50を介し基準小ブロックレジス
タ51、52に供給された基準ブロックデータは、これ
らレジスタ51、52において予め設定された位置の画
素データだけが格納される。例えば、この基準ブロック
が4×4画素から構成されている、上述の基準ブロック
40であれば、レジスタ51には上半分の4×2画素が
基準小ブロック41として、また、レジスタ52には下
半分の4×2画素が基準小ブロック42として分割され
格納される。これら基準小ブロックレジスタ51、52
の出力は、選択回路57、58にそれぞれ供給される。
【0051】入力端子54に供給された検査ブロックデ
ータも、上述の基準ブロックデータと同様に分割され検
査小ブロックレジスタ55、56に格納される。すなわ
ち、この例では、レジスタ55には4×4画素で構成さ
れる検査ブロック43の上半分の4×2画素が検査小ブ
ロック44として、また、レジスタ56には下半分の4
×2画素が検査小ブロック45として分割され格納され
る。これら検査小ブロックレジスタ55、56の出力
は、選択回路59、60にそれぞれ供給される。
【0052】最大値・最小値検出回路53には、入力端
子50を介して基準ブロックデータが供給される。そし
て、上述した基準小ブロック41、42それぞれの中で
の最大値および最小値が求められ、それらに対応する位
置のデータを選択する信号、すなわち、小ブロックデー
タ制御信号64および小ブロックデータ制御信号65が
出力される。
【0053】図7に、この基準小ブロックからそれぞれ
最大値および最小値が求められ、それらに対応する画素
の位置が特定された例を示す。なお、この例において
は、基準ブロックが16画素×16ラインとされ、この
基準ブロックが8個の8画素×4ラインの基準小ブロッ
ク分割されている。図7Aに示す画素データを持った基
準ブロックに対し、各々の基準小ブロックから最大値お
よび最小値のデータを有する画素が抽出される。このと
き、1つの規準小ブロック中に2個以上の同値の最大値
あるいは最小値が存在した場合には、所定の方法、例え
ば、最大値を有する画素および最小値を有する画素間の
距離の比較、予め設定された規準の画素位置からの距離
の比較、単にそれらの画素位置の比較といったような方
法によって、それらのうちの1個が選択される。そし
て、図7Bに示すように、それら抽出された画素の位置
にはフラグ‘1’が立てられ、その他の画素にはフラグ
‘0’が立てられる。
【0054】これら小ブロックデータ制御信号64、6
5のうち、制御信号64は、基準小ブロック41が供給
される選択回路57、および、検査小ブロック44が供
給される選択回路59に共に供給される。この供給され
た制御信号64によって選択回路57および選択回路5
9がそれぞれ制御される。そして、選択回路57では、
供給された基準小ブロック41における最大値データ6
6および最小値データ67が選択され出力される。この
出力が選択回路59に供給され、選択回路59では、検
査小ブロック44におけるこれら基準小ブロック41に
おける最大値データと同位置の検査小ブロックデータ6
8、および、基準小ブロック41における最小値データ
と同位置の検査小ブロックデータ69が選択され出力さ
れる。
【0055】これら出力された、基準小ブロック41の
最大値と同位置の検査小ブロックデータ68、および、
基準小ブロック41の最小値と同位置の検査小ブロック
データ69は、それぞれ差分絶対値和演算回路61に供
給される。
【0056】また、一方、小ブロックデータ制御信号6
5は、基準小ブロック42が供給される選択回路58、
および、検査小ブロック45が供給される選択回路60
に共に供給される。この供給された制御信号65によっ
て選択回路58および選択回路60がそれぞれ制御され
る。そして、選択回路58では、供給された基準小ブロ
ック42における最大値データ68および最小値データ
69が選択され出力される。この出力が選択回路60に
供給され、選択回路60では、検査小ブロック45にお
けるこれら基準小ブロック42における最大値データと
同位置の検査小ブロックデータ70、および、基準小ブ
ロック42における最小値データと同位置の検査小ブロ
ックデータ71が出力される。
【0057】これら出力された、基準小ブロック41の
最大値と同位置の検査小ブロックデータ70、および、
基準小ブロック42の最小値と同位置の検査小ブロック
データ71は、それぞれ差分絶対値和演算回路61に供
給される。
【0058】これらデータが供給された差分絶対値和演
算回路61では、次に示す数式(3)の演算が行なわれ
る。 差分絶対値和(残差)=|データ66−データ70|+|データ67−データ 71|+|データ68−データ72|+|データ69−データ73| (3)
【0059】算出されたこの残差および対応する動きベ
クトルが出力データ74とされ、最小値回路62に供給
される。この最小値回路62で、サーチ範囲内における
残差が比較される。そして、サーチ範囲内での最小の残
差およびこの残差に対応する動きベクトルが出力データ
75とされ、出力端子63に供給される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、動きベクトル検出における演算に用いるデータを、
基準ブロックの中から適応的に選択している(適応サブ
サンプル)。それにより誤出が発生しにくくなり、動き
ベクトル検出の精度が向上する効果がある。
【0061】また、このように誤検出が少ない適応サブ
サンプルを行なうことによって、動きベクトル検出の際
の演算量を減らすことができる効果がある。特に、この
発明の第2の実施例においては、処理が分割されたブロ
ックに対し最大値および最小値をもつ画素位置の特定の
みとされ、特にこの効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による動きベクトル検出回路の構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の変形例による動きベクトル検出
回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】第2の実施例における基準ブロックの分割の一
例を示す略線図である。
【図4】基準小ベクトルから最大値・最小値を有する画
素を検出し動きベクトルを求める例を示す略線図であ
る。
【図5】第2の実施例の方法による適応サブサンプルお
よび従来の固定サブサンプルでの誤検出の発生の一例を
示す略線図である。
【図6】第2の実施例による動きベクトル検出回路の構
成の一例を示すブロック図である。
【図7】基準小ブロックからそれぞれ最大値および最小
値が求められ、それらに対応する画素の位置が特定され
た例を示す略線図である。
【図8】予測符号化装置の構成の一例を示すブロック図
である。
【図9】ブロックマッチング法を説明するための略線図
である。
【図10】従来技術によるサブサンプルの例を示す略線
図である。
【図11】従来技術によるサブサンプルにおける誤検出
の例を示す略線図である。
【符号の説明】
3 基準ブロックデータ解析回路 4、5 M×Nレジスタ 6、7、57、58、59、60 選択回路 8、61 差分絶対値和演算回路 9 、62 最小値回路 53 最小値・最大値検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準ブロックのデータと検査ブロックの
    データとを演算することによって、ブロック単位で動き
    ベクトルを検出するような動きベクトル検出装置におい
    て、 上記基準ブロックのデータの中で、該基準ブロックの特
    徴を比較的反映するようにデータを選択し、上記基準ブ
    ロックの中の選択された上記データと対応する検査ブロ
    ック中のデータを選択するデータ選択手段と、 選択された上記基準ブロックのデータと、選択された上
    記検査ブロックのデータとから動きベクトルを検出する
    ための演算手段とを有することを特徴とした動きベクト
    ル検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動きベクトル検出装置
    において、 基準ブロックおよび検査ブロックのデータが同一の処理
    による特徴抽出手段を介され、特徴抽出後の段階で上記
    選択されるデータの特定を行なうことを特徴とした動き
    ベクトル検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の動きベクトル検出装置
    において、 基準ブロックおよび検査ブロックを同一の分割方法によ
    って小ブロック化し、上記分割された基準ブロックのデ
    ータの中から最大値および最小値を有するデータを選択
    することで上記選択されるデータの特定を行なうことを
    特徴とした動きベクトル検出装置。
  4. 【請求項4】 基準ブロックのデータと検査ブロックの
    データとを演算することによって、ブロック単位で動き
    ベクトルを検出するような動きベクトル検出方法におい
    て、 上記基準ブロックのデータの中で、該基準ブロックの特
    徴を比較的反映するようにデータを選択し、上記基準ブ
    ロックの中の選択された上記データと対応する検査ブロ
    ック中のデータを選択するデータ選択のステップと、 選択された上記基準ブロックのデータと、選択された上
    記検査ブロックのデータとから動きベクトルを検出する
    ための演算のステップとを有することを特徴とした動き
    ベクトル検出方法。
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