JPH08293386A - 発光装置及びその駆動回路 - Google Patents

発光装置及びその駆動回路

Info

Publication number
JPH08293386A
JPH08293386A JP7094818A JP9481895A JPH08293386A JP H08293386 A JPH08293386 A JP H08293386A JP 7094818 A JP7094818 A JP 7094818A JP 9481895 A JP9481895 A JP 9481895A JP H08293386 A JPH08293386 A JP H08293386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
electrodes
light
selectively
emitting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7094818A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Yamaguchi
正伸 山口
Michio Marukawa
道雄 丸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7094818A priority Critical patent/JPH08293386A/ja
Publication of JPH08293386A publication Critical patent/JPH08293386A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、発光素子の輝度及び発光寿命
のばらつきを少なくした発光装置を提供することであ
る。 【構成】4個のエレクトロルミネセンスパネルEL1〜
EL4に並列に3個のコンデンサC3〜C5が接続さ
れ、それらのコンデンサC3〜C5はトランジスタタR
7〜TR9により接続、非接続が切り換えられるように
なっている。例えば、1個のエレクトロルミネセンスパ
ネルが発光するときには、トランジスタTR7〜TR9
がオンし、エレクトロルミネセンスパネルEL1〜EL
4に並列に3個のコンデンサC3〜C5が接続される。
また、2個のエレクトロルミネセンスが発光するときに
は、トランジスタTR7、TR8がオンし、エレクトロ
ルミネセンスパネルEL1〜EL4に並列に2個のコン
デンサC3、C4が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレクトロルミネセン
ス素子等の発光素子を用いた発光装置及びその駆動回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロルミネセンス装置は、相対向
する電極間の発光素子を発光させるもので液晶表示装置
やアナログ時計の文字盤の照明装置として利用する場合
には一対の電極が設けられる。一方、データ等を表示さ
せる場合にあっては、エレクトロルミネセンス装置の発
光部の電極構造としては、一方の電極を複数の帯状の電
極で構成し、他方の電極を一方の電極と直交する複数の
帯状の電極で構成し、それらの電極が交差する部分を発
光させるようにしてドットマトリクス型に形成するもの
がある。これらエレクトロルミネセンス素子は容量性を
有し、その容量性を利用して電圧を充放電させて発光さ
せるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドット
マトリクス型のエレクトロルミネセンス発光装置は、エ
レクトロルミネセンス素子を1ドットづつ発光させるた
めに駆動回路が複雑になるという問題点があった。
【0004】また、ドットマトリクス型の発光装置で自
励振方式の駆動回路を使用した場合、特定の発光素子を
選択的に発光させると、駆動回路から見た負荷容量が変
化し発振周波数が変化する。
【0005】一方、エレクトロルミネセンス素子の輝度
と発光寿命は、素子に印加される交流電圧の周波数に依
存し、周波数が高いほど輝度は高くなるが、発光寿命は
短くなる。
【0006】従って、ドットマトリクス型の発光装置の
電極の交点部分を選択的に発光させると、そのときの駆
動条件によって個々の発光素子の輝度及び発光寿命が異
なることになる。例えば、高い発振周波数で駆動された
発光素子の輝度は高くなるが、発光寿命は短くなり、発
光素子の輝度及び発光寿命がばらつくという問題点があ
った。
【0007】さらに、発光部分をドットマトリクス状に
配置した場合、ドット間、すなわち直交する電極の交点
と交点との簡では、誘電体層及び発光層の一方のみに電
極が存在し、その電極に電圧が印加されることになるの
で、その部分が薄く発光し、本来発光すべき部分の輪郭
がぼけてしまい、全体としてきれいに表示できなくなる
という問題点もあった。
【0008】本発明の目的は、簡単な構成の駆動回路で
駆動できる発光装置を提供することである。また、他の
目的は、発光素子の輝度及び発光寿命のばらつきを少な
くできる発光装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の発光装置
は、相対向する絶縁体層の内面にそれぞれ電極が形成さ
れ、電極間に少なくとも発光体層と誘電体層とが配置さ
れ、電極間に電圧を印加することによって発光がなされ
る発光装置において、相対向する絶縁体層の一方に形成
された電極は複数の電極からなり、これら複数の電極が
形成された一方の絶縁体層には複数の電極それぞれに対
向して開口が形成され、この開口には複数の電極の電気
的接続を一方の絶縁体層の複数の電極の形成面とは反対
側で行わせるための導電部材がそれぞれ配置される。
【0010】第2の発明の発光装置の駆動回路は、容量
性のあるN(Nは2以上の整数)個の発光素子を選択的
に発光させる駆動手段と、複数の容量成分と、N個の発
光素子を選択的に発光させた際に複数の容量成分を選択
的に発光素子に電気的接続させる制御手段とを備える。
この複数の容量成分は、例えば、(N−1)個の容量成
分からなる。
【0011】
【作用】第1の発明は、複数の電極を形成した面とは反
対側でそれらの電極の電気的接続を行うようにしたの
で、ドットマトリクス型の発光装置に比べ電極構造が簡
単となり、駆動回路を簡素化できる。
【0012】第2の発明は、N個の発光素子を選択的に
発光させたとき、発光していない発光素子の容量成分を
補償するように複数の容量成分を選択的に発光素子に接
続するようにしたので、駆動条件が変化したときにも個
々の発光素子の輝度及び発光寿命のばらつきを少なくで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の実施例のデータバンク装置
に用いられるエレクトロルミネセンス発光装置の断面図
である。
【0014】この発光装置は、ポリエチレンテレフタレ
ート等からなる透明フィルム1の全面に印刷により透明
電極(コモン電極)2が形成され、その透明電極2の上
に発光体層3が形成されている。さらにその発光体層3
上に誘電体層4が形成され、誘電体層4の上に長方形の
4個のカーボン電極(セグメント電極)5a〜5dが形
成されている。そして、このカーボン電極5a〜5dの
中央部分をマスクした状態で絶縁コート6(絶縁層)が
形成されている。
【0015】これにより、カーボン電極5a〜5dの中
央部には絶縁層の無い開口部6aができるので、その開
口部6aを介してカーボン電極5a〜5d上及び絶縁コ
ート6上に銀ペースト7a〜7dを形成することで、カ
ーボン電極5a〜5bと外部端子9a〜9dとを電気的
に接続することができる。そして、その銀ペースト7a
〜7dの上に絶縁コート8が形成されている。なお、銀
ペースト7a〜7dの末端はそれぞれ外部端子9a〜9
dに接続されている。
【0016】図2は、エレクトロルミネセンス発光装置
を図1の下側からみた図である。以下、図2を参照して
透明電極1及びカーボン電極5a〜5dと外部端子10
及び9a〜9dとの接続状態を説明する。
【0017】カーボン電極5aは、絶縁コート6の開口
部6aを介して銀ペースト7aの一端と電気的に接続さ
れており、その銀ペースト7aの他端は外部電極9aに
接続されている。同様に他のカーボン電極5b、5c、
5dも絶縁コート6の開口部6aを介して銀ペースト7
b、7b、7cの一端に電気的に接続されており、銀ペ
ースト7b、7c、7dの他端は外部端子9b、9c、
9dに接続されている。また、外部端子10は、スルー
ホール10aを介して透明電極2と電気的に接続されて
いる。
【0018】次に、4個のエレクトロルミネセンスパネ
ルEL1〜EL4を有する実施例のデータバンク装置の
回路を図3を参照して説明する。電池11から回路各部
に駆動電圧が供給されており、電池11のプラス側であ
る電圧VDDは接地されており、電池11のマイナス側が
電圧VSSとなっている。
【0019】駆動周波数信号発生回路12は、自励振方
式の駆動回路であり、2個のトランジスタTR1、TR
2とトランス13とで構成され、4個のエレクトロルミ
ネセンスパネルEL1〜EL4を発光させるための交流
電圧を出力する。
【0020】トランス13は、一次巻線L1と二次巻線
L2とからなり、一次巻線L1の一端は電圧VDDに接続
され、他端はトランジスタTR1のコレクタに接続され
ている。また、トランスの二次巻線L2の一端は4個の
エレクトロルミネセンスパネルEL1〜EL4に接続さ
れ、二次巻線L2の他端はトランジスタTR1のベース
に接続されている。なお、エレクトロルミネセンスパネ
ルEL1〜EL4の他端はトランジスタTR3〜TR6
のコレクタに接続され、そのトランジスタTR3〜TR
6のエミッタは接地されている。
【0021】この4個のトランジスタTR3〜TR6の
ベースには発光制御部14から4種類の制御信号A0〜
A3が供給され、制御信号A0〜A3が「1」のとき、
それぞれのトランジスタTR3〜TR6がオンしてエレ
クトロルミネセンスパネルEL1〜EL4が発光するよ
うになっている。
【0022】トランジスタTR1のエミッタは、トラン
ジスタTR2のコレクタに接続され、トランジスタTR
1のベースには、抵抗R1とコンデンサC1の一端がそ
れぞれ接続され、抵抗R1の他端は電圧VDDに、コンデ
ンサC1の他端はトランジスタTR1のエミッタにそれ
ぞれ接続されている。
【0023】さらに、トランス13の一次巻線L1の一
端(電圧VDDに接続されている側)とトランジスタTR
1のエミッタとの間、すなわちエレクトロルミネセンス
パネルEL1〜EL4に供給する交流電圧を発生する一
次側の回路に並列にコンデンサC2が接続されており、
トランジスタTR1がオフしたときに、コンデンサC2
から一次巻線L1に電流が供給されるようになってい
る。
【0024】駆動周波数信号発生回路12で生成される
駆動信号の周波数fは、トランス13の二次巻線L2の
インダクタンスをL,負荷となるエレクトロルミネセン
スパネルの静電容量をCとすると、f=1/〔2π(L
C)1/2 〕で表せる。
【0025】エレクトロルミネセンスパネルに印加され
る交流電圧が一定であるとすると、エレクトロルミネセ
ンスパネルは、周波数fが高いほど輝度は明るくなるが
発光寿命は短くなる。
【0026】すなわち、エレクトロルミネセンスパネル
を選択的に発光させた場合、駆動周波数信号発生回路1
2からみた負荷容量が変化するので、発振周波数fが変
化し、エレクトロルミネセンスパネルの輝度と発光寿命
が変化することになる。その結果、エレクトロルミネセ
ンスパネルの輝度と発光寿命が発光条件によって異なっ
たものとなる。
【0027】そこで、本実施例では、コンデンサC3〜
C5をそれぞれトランジスタTR7〜TR9を介してエ
レクトロルミネセンスパネルEL1〜EL4に並列に接
続し、コンデンサC3〜C5を選択的に接続させること
により、駆動周波数信号発生回路12からみた負荷容量
が常に一定になるように制御している。
【0028】具体的には、4個のエレクトロルミネセン
スパネルEL1〜EL4の内の何個のパネルを発光させ
るかによって、発光制御部14がトランジスタTR7〜
TR9のベースに供給する制御信号B0〜B2を選択的
に「1」にして、所望の数のコンデンサCをエレクトロ
ルミネセンスパネルEL1〜EL4に並列に接続するよ
うに制御している。
【0029】キー入力部16は、時刻修正及びスケジュ
ールの日付、時刻、内容等を入力するためのテンキー
と、当日のスケジュールの内容を確認するとき操作する
確認キー16a等からなり、それらの操作信号を制御部
15へ出力する。
【0030】液晶表示部17は、図4に示すように日
付、曜日及び時刻を表示する表示電極17aと、電話、
時計、コーヒカップ、メモ帳のアイコンを表す表示電極
17bとを有し、通常は表示電極17aを駆動して日付
と現在時刻を表示し、確認キー16aが操作されると、
後述するRAM18に記憶されている当日のスケジュー
ル時刻を表示するとともに、電話、時計、コーヒカッ
プ、メモ帳を表す表示電極17bを駆動し、同時に該当
するエレクトロルミネセンスパネルEL1〜EL4を発
光させてスケジュールの内容を表示する。
【0031】RAM18には、図5に示すようにエレク
トロルミネセンスパネルEL1〜EL4のいずれを発光
させるかを示す、それぞれ1ビットのデータを記憶する
レジスタE1〜E4からなる表示レジスタ21と、動作
モードに対応した数値を記憶するモードレジスタMと、
現在の日付を記憶する日付レジスタ22と、複数のスケ
ジュールデータを記憶するスケジュール記憶部24とが
設けられている。
【0032】スケジュール記憶部24は、スケジュール
が設定された日付及び時刻を記憶する日付及び時刻記憶
領域24a、24bと、スケジュールの内容に対応する
数値を記憶する用事データ記憶領域24cとからなる。
【0033】なお、レジスタE1には、エレクトロルミ
ネセンスパネルEL1を発光させるとき「1」が、発光
させないとき「0」が記憶され、レジスタE2には、エ
レクトロルミネセンスパネルEL2を発光させるとき
「1」が、発光させないとき「0」が記憶される。同様
に、レジスタE3、E4には、それぞれエレクトロルミ
ネセンスパネルEL3、EL4を発光させるとき「1」
が、発光させないとき「0」が記憶される。
【0034】また、用事データ記憶領域24cには、例
えば設定されたスケジュールが電話を掛ける時刻を示す
ものであれば「00」が、打合せ時刻を示すものであれ
ば「01」が、待ち合わせ時刻を示すものであれば「1
0」が、それ以外の用事であれば「11」が記憶され
る。
【0035】図3に戻り、制御部15は、キー入部16
からのキー入力の検出処理、液晶表示部17の表示制御
処理、キー入力部16から入力されたデータのRAM1
8への格納処理等を実行する。さらに、制御部15は、
駆動周波数信号を発生させるか否か、どのエレクトロル
ミネセンスパネルEL1〜EL4を発光させるか、コン
デンサC3〜C5をエレクトロルミネセンスパネルEL
1〜EL4に並列に接続するか否かを発光制御部14へ
指示する。
【0036】ここで、発光制御部14の具体的構成の一
例を図6を参照して説明する。図6に破線で示す回路ブ
ロック31は、表示レジスタ21の4ビットのレジスタ
E1〜E4の出力をデコードする回路であり、3個のデ
コーダ31a、31b、31cからなる。
【0037】デコーダ31aは、レジスタE1〜E4か
ら読みだされる4ビットのデータをデコードし、4ビッ
トのデータの内1ビットのデータのみが「1」のとき
「1」を出力するデコーダである。また、デコーダ31
bは、レジスタE1〜E4から読みだされる4ビットの
データの内2ビットのデータが「1」のとき「1」を出
力し、それ以外のとき「0」を出力するデコーダであ
る。さらに、デコーダ31cは、レジスタE1〜E4か
ら読みだされる4ビットのデータの内3ビットのデータ
が「1」のとき「1」を出力し、それ以外のとき「0」
を出力するデコーダである。
【0038】デコーダ31aの出力信号は、3入力オア
ゲート32及び2入力オアゲート33に出力され、さら
に制御信号B2としてトランジスタTR9のベースに出
力される。また、デコーダ31bの出力信号は、3入力
オアゲート32及び2入力オアゲート33に出力され
る。さらに、デコーダ31cの出力信号は、3入力オア
ゲート32に出力される。そして、3入力オアゲート3
2の出力信号は、制御信号B0として前述したトランジ
スタTR7のベースに出力され、2入力オアゲート33
の出力信号は、制御信号B1としてトランジスタTR8
のベースに出力される。
【0039】また、レジスタE1〜E4から読みだされ
る合計4ビットのデータは、4入力オアゲート34に出
力され、同時に制御信号A0,A1,A2,A3として
それぞれトランジスタTR3、TR4,TR5,TR6
のベースへ出力される。
【0040】ここで、図6の発光制御部14を基に図3
の回路の動作を説明する。先ず、1個のエレクトロルミ
ネセンスパネルEL1を発光させる場合について説明す
る。この場合、レジスタE1のみに「1」が設定され、
他のレジスタE2、E3、E4には「0」が設定され
る。この結果、図6の発光制御部14のオアゲート34
の1つの入力が「1」となるので、オアゲート34の出
力信号、すなわち制御信号cが「1」となり、駆動周波
数信号発生回路12が発振を開始する。これにより、駆
動周波数信号発生回路12からエレクトロルミネセンス
パネルEL1〜EL4に駆動電圧が供給される。
【0041】レジスタE1が「1」、E2、E3、E4
が「0」のときには、制御信号A0が「1」、制御信号
A1、A2、A3が「0」となるので、トランジスタT
R3がオンし、他のトランジスタTR4、TR5、TR
6はオフとなり、エレクトロルミネセンスパネルEL1
のみが発光する。
【0042】さらに、このときデコーダ31aの出力信
号が「1」となるので、オアゲート32、33の出力信
号が「1」となり、制御信号B0、B1、B2が全て
「1」となる。この結果、トランジスタTR7 、TR8
及びTR9が全てオンとなり、エレクトロルミネセンス
パネルEL1〜EL4と並列に3個のコンデンサC3、
C4及びC5が接続される。
【0043】すなわち、1個のエレクトロルミネセンス
パネルEL1だけを発光させる場合には、発光しない3
個のエレクトロルミネセンスパネルの持つ静電容量と等
価な3個のコンデンサC3、C4及びC5が、エレクト
ロルミネセンスパネルEL1〜EL4に並列に接続され
るので、前述した駆動周波数発生回路12から出力され
る駆動信号の周波数fは、4個のエレクトロルミネセン
スパネルEL1〜EL4を全て発光させた場合と同一に
なる。
【0044】次に、2個のエレクトロルミネセンスパネ
ルEL1とEL2を発光させた場合について説明する。
この場合、レジスタE1、E2に「1」が設定され、他
のレジスタE3、E4には「0」が設定され、前述した
ように駆動周波数信号発生回路12が発振を開始し、エ
レクトロルミネセンスパネルEL1〜EL4に駆動電圧
が供給される。
【0045】レジスタE1、E2が「1」で、レジスタ
E3、E4が「0」のときには、制御信号A0、A1が
「1」、制御信号A2、A3が「0」となるので、トラ
ンジスタTR3、TR4がオンし、トランジスタTR
5、TR6はオフとなり、2個のエレクトロルミネセン
スパネルEL1、EL2が発光する。
【0046】さらに、このときデコーダ31bの出力信
号が「1」、デコーダ31a、31cの出力信号が
「0」となるので、制御信号B0、B1が「1」で、制
御信号B2が「0」となる。この結果、2個のトランジ
スタTR7 、TR8がオンし、トランジスタTR9がオ
フとなり、エレクトロルミネセンスパネルEL1〜EL
4に並列に2個のコンデンサC3、C4が接続される。
【0047】すなわち、2個のエレクトロルミネセンス
パネルEL1、EL2を発光させる場合には、発光しな
い2個のエレクトロルミネセンスパネルの持つ静電容量
と等価な2個のコンデンサC3、C4が、エレクトロル
ミネセンスパネルEL1〜EL4と並列に接続されるの
で、前述した駆動周波数発生回路12から出力される駆
動信号の周波数fは4個のエレクトロルミネセンスパネ
ルEL1〜EL4を全て発光させた場合と同一になる。
【0048】次に、3個のエレクトロルミネセンスパネ
ルEL1、EL2、EL3を発光させた場合について説
明する。この場合、レジスタE1、E2、E3に「1」
が設定され、レジスタE4に「0」が設定される。その
結果、前述したように駆動周波数信号発生回路12が発
振を開始し、エレクトロルミネセンスパネルEL1〜E
L4に駆動電圧が供給される。
【0049】レジスタE1、E2、E3が「1」で、レ
ジスタE4が「0」のときには、制御信号A0、A1、
A2が「1」、制御信号A3が「0」となるので、3個
のトランジスタTR3、TR4、TR5がオン、トラン
ジスタTR6がオフとなり、3個のエレクトロルミネセ
ンスパネルEL1、EL2、EL3が発光する。
【0050】さらに、このときデコーダ31cの出力信
号のみが「1」となり、他のデコーダ31a、31bの
出力信号は「0」となるので、制御信号B0が「1」
で、制御信号B1、B2は「0」となる。この結果、ト
ランジスタTR7がオン、トランジスタTR8、TR9
がオフとなり、エレクトロルミネセンスパネルEL1〜
EL4と並列に1個のコンデンサC3が接続される。
【0051】すなわち、3個のエレクトロルミネセンス
パネルEL1、EL2、EL3を発光させる場合には、
発光しない1個のエレクトロルミネセンスパネルの静電
容量と等価な静電容量を有する1個のコンデンサC3が
エレクトロルミネセンスパネルEL1〜EL4に並列に
接続されるので、前述した駆動周波数発生回路12の駆
動信号の周波数fは4個のエレクトロルミネセンスパネ
ルEL1〜EL4を全て発光させた場合の周波数fと同
一になる。
【0052】従って、エレクトロルミネセンスパネルを
選択的に発光させた場合でも、エレクトロルミネセンス
パネルに供給される駆動信号の周波数が一定となるの
で、輝度及び発光寿命のばらつきが生じない。
【0053】次に、実施例のデータバンク装置の動作を
図7のフローチャートを参照して説明する。制御部15
は、通常、図7のステップS1のHALT状態にあり、
キー入力を検出するとステップS4に進み、計時タイミ
ングとなるとステップS2の計時処理を実行する。ステ
ップS2の計時処理では、RAM18の時刻レジスタ2
3に記憶されている現在時刻データを更新し、この時刻
更新の結果、日キャリーが発生したなら日付レジスタ2
2に記憶されている日付データを更新する。計時処理が
終了したなら、ステップS3のLCD表示処理を実行
し、更新した時刻を液晶表示部17に表示する。
【0054】一方、ステップS1のHALT状態でキー
入力が検出されると、ステップS4に進み、操作された
のが確認キー16aか否かを判別する。操作されたのが
確認キー16aでなければステップS7の他のキー処理
を実行する。
【0055】他方、操作されたキーが確認キー16aで
あれば、次のステップS5でRAM18のスケジュール
記憶部24に当日のスケジュールデータが記憶されてい
るか否かを判別する。当日のスケジュルデータが記憶さ
れている場合には、対応する用事データ記憶領域24c
に記憶されている数値からそのスケジュールの内容が、
電話をかける時刻、待ち合わせ時刻、打合せ時刻、その
他の用事のいずれの用事を示すものかを判別し、該当す
るエレクトロルミネセンスパネルを5秒間発光させ、前
述したステップS3のLCD表示処理を実行し、当日の
スケジュールデータを表示する。
【0056】図8は、確認キー16aが操作されたとき
の制御信号A0〜A3、B0〜B3のタイミングチャー
トである。同図に示すように確認キー16aの検出信号
が「1」となり、スケジュール記憶部24に当日のスケ
ジュールデータが設定されている場合には、制御信号c
が5秒間「1」となる。
【0057】当日のスケジュールデータが1つ設定され
ていて、そのスケジュールの内容が電話を掛ける時刻を
示すものである場合には、同図(a) に示すように制御信
号A0が5秒間「1」となり、トランジスタTR3がオ
ンし、エレクトロルミネセンスパネルEL1が5秒間発
光する。このとき液晶表示部17の電話機を表す表示電
極もオンされているので、電話機のアイコンが5秒間点
灯表示される。同時に、制御信号B0、B1、B2が
「1」となり、トランジスタTR7、TR8、TR9が
オンし、エレクトロルミネセンスEL1に並列に3個の
コンデンサC3、C4、C5が接続される。
【0058】また、スケジュール記憶部24に当日のス
ケジュールデータが2つ設定されていて、スケジュール
の内容が電話を掛ける時刻と、打合せの時刻を示すもの
である場合には、同図(b) に示すように制御信号A0、
A2が5秒間「1」となり、トランジスタTR3、TR
5がオンし、2個のエレクトロルミネセンスパネルEL
1、EL3が5秒間発光する。これにより、液晶表示部
17の電話機とコーヒカップのアイコンが5秒間点灯表
示される。同時に、制御信号B0、B1が「1」とな
り、トランジスタTR7、TR8がオンし、エレクトロ
ルミネセンスEL1、EL3に並列に2個のコンデンサ
C3、C4が接続される。
【0059】また、スケジュール記憶部24に当日のス
ケジュールデータが3つ設定されていて、スケジュール
の内容が電話を掛ける時刻と、打合せの時刻と、その他
の時刻を示すものである場合には、同図(c) に示すよう
に制御信号A0、A1、A3が5秒間「1」となり、ト
ランジスタTR3、TR4、TR6がオンし、3個のエ
レクトロルミネセンスEL1、EL2、EL4が5秒間
発光する。これにより、液晶表示部17の電話機とコー
ヒカップとメモ帳のアイコンが5秒間点灯表示される。
同時に、制御信号B0が「1」となり、トランジスタT
R7がオンし、エレクトロルミネセンスEL1〜EL3
に並列に1個のコンデンサC3が接続される。
【0060】すなわち、ユーザが種々のスケジュールを
設定した後、確認キー16aを操作することで、スケジ
ュール記憶部24に設定されているスケジュールデータ
の中で当日のスケジュールの内容をアイコンにより表示
させることができる。このとき、4個のエレクトロルミ
ネセンスパネルEL1〜EL4の内の発光していないエ
レクトロルミネセンスパネルの容量と等価な容量を持つ
コンデンサが並列に接続されるので、駆動周波数信号発
生回路12から見た負荷容量が一定となり、エレクトロ
ルミネセンスパネルが常に一定の周波数で駆動されるこ
とになる。これにより、エレクトロルミネセンスパネル
の輝度及び発光寿命のばらつきの少ない発光装置を実現
できる。
【0061】次に、図9(A)及び(B)は、エレクト
ロルミネセンス発光装置の構造を簡素化した本発明の第
2実施例の底面図及び側面図である。この第2実施例の
エレクトロルミネセンス発光装置は、銀ペースト7の上
に絶縁コート8を形成する工程を省略し、代わりにカー
ボン電極5の上に銀ペースト電極P1〜P4を形成し、
その銀ペースト電極P1〜P4をコイルスプリング等に
より駆動回路と電気的に接触させるようにしたものであ
る。
【0062】この第2実施例によれば、エレクトロルミ
ネセンス発光装置を製造する際の製造工程を簡素化で
き、より低コストの発光装置を実現できる。次に、図1
0(A)、(B)は、エレクトロルミネセンスパネルを
マトリクス状に配置した場合の一例を示す図であり、同
図(A)はエレクトロルミネセンス発光装置を裏面側、
すなわちエレクトロルミネセンスパネル側から見た図で
あり、同図(B)はエレクトロルミネセンスパネルのセ
グメント電極を外部電極と接続するための配線パターン
を示す図である。
【0063】また、同図(C)は、エレクトロルミネセ
ンスパネルのセグメント電極(カーボン電極)を中心軸
を共通にしてそれぞれ独立したループ状の電極で構成し
た場合の電極パターン及び配線パターンを示す図であ
る。
【0064】上述した実施例では、N個のエレクトロル
ミネセンスパネルのセグメント電極の面積(容量)がほ
ぼ等しい場合に、(N−1)個のコンデンサを並列に接
続し、M個のパネルを発光させたときに、(N−M)個
のコンデンサを並列に接続することで、発光していない
(N−M)個のエレクトロルミネセンスパネルの容量を
補償するようにしているが、かならずしも(N−1)個
のコンデンサを使用しなくともよい。例えば、並列に接
続するコンデンサの容量を変化させ、それらの容量を組
み合わせることでエレクトロルミネセンスパネルの容量
を補償するようにしても良い。
【0065】また、セグメント電極の大きさが異なる場
合、例えば腕時計等の文字盤全体を発光させるセグメン
ト電極と、文字盤の数字を発光させるセグメント電極と
からなる場合には、次のようにして容量を補正してもよ
い。すなわち、エレクトロルミネセンスパネルの全静電
容量の大部分を占める文字盤のセグメント電極の静電容
量と等価なコンデンサを設け、容量の小さなセグメント
電極のみを発光させるときには、そのコンデンサを並列
に接続することで発光時の容量を補正するようにしても
よい。
【0066】また、上述した実施例では、液晶表示部の
表示電極を電話機、時計、コーヒカップ等の形状にし、
エレクトロルミネセンスパネルをバックライトとして使
用した場合について説明したが、エレクトロルミネセン
スパネルのセグメント電極を、電話機、時計等の形状に
して、エレクトロルミネセンスパネルにより直接電話
機、時計等のアイコンを表示するようにしても良いし、
あるいはセグメント電極を8の字形の7セグメント形状
にして数値等を表示するようにしても良い。
【0067】なお、本発明は、上述したエレクトロルミ
ネセンス発光装置に限らず、発光体層と誘電体層とを絶
縁体で挟んだ構造のものであれば、他の発光装置にも適
用できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、例えば発光装置をバッ
クライト、あるいはアイコン等の表示装置として使用す
るときに、発光装置の駆動回路を簡素化できる。また、
発光素子を選択的に発光させるときに、容量成分を選択
的に発光素子に接続することで、駆動回路の負荷となる
容量を一定にして、発光素子の輝度及び発光寿命のばら
つきを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のデータバンク装置に用いられる発光装
置の断面図である。
【図2】実施例の発光装置の底面図である。
【図3】実施例のデータバンク装置の回路構成図であ
る。
【図4】液晶表示部の拡大図である。
【図5】RAMのレジスタの構成を示す図である。
【図6】発光制御部の一例を示す図である。
【図7】データバンク装置の動作を示すフローチャート
である。
【図8】制御信号A0〜A3、B0〜B3のタイミング
チャートである。
【図9】同図(A)は、第2実施例の発光装置の底面
図、同図(B)は、その断面図である。
【図10】同図(A)、(B)は、エレクトロルミネセ
ンスパネルをマトリクス状に配置した場合の一例を示す
図であり、同図(C)は、セグメント電極の電極構造の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 透明フィルム 2 透明電極 3 発光体層 4 誘電体層 5a〜5c カーボン電極 6 絶縁コート 7 銀ペースト 8 絶縁コート EL1〜EL4 エレクトロルミネセンスパネル C3〜C5 コンデンサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する絶縁体層の内面にそれぞれ電極
    が形成され、前記電極間に少なくとも発光体層と誘電体
    層とが配置され、前記電極間に電圧を印加することによ
    って発光がなされる発光装置において、 前記相対向する絶縁体層の一方に形成された電極は複数
    の電極からなり、これら複数の電極が形成された前記一
    方の絶縁体層には前記複数の電極それぞれに対向して開
    口が形成され、この開口には前記複数の電極の電気的接
    続を前記一方の絶縁体層の前記複数の電極の形成面とは
    反対側で行わせるための導電部材がそれぞれ配置される
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】前記相対向する一方の絶縁体層に面状の複
    数のセグメント電極が形成され、他方の絶縁体層に前記
    複数のセグメント電極に共通のコモン電極が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 【請求項3】容量性のあるN(Nは2以上の整数)個の
    発光素子を選択的に発光させる駆動手段と、 複数の容量成分と、 前記N個の発光素子を選択的に発光させた際に前記複数
    の容量成分を選択的に前記発光素子に電気的接続させる
    制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の発
    光装置。
  4. 【請求項4】容量性のあるN(Nは2以上の整数)個の
    発光素子と、 このN個の発光素子を選択的に発光させる駆動手段と、 (N−1)個の容量成分と、 前記N個の発光素子を選択的に発光させた際に前記(N
    −1)個の容量成分を選択的に前記発行素子に電気的接
    続させる制御手段とを備えたことを特徴とする発光装
    置。
  5. 【請求項5】前記N個の発光素子の内のM個(MはNよ
    り小さい整数)が発光されたとき、前記(N−1)個の
    容量成分の内の(N−M)個の容量成分が前記発光素子
    に電気的接続されることを特徴とする請求項4記載の発
    光装置。
  6. 【請求項6】前記容量成分は、前記発光素子に並列に電
    気的接続されることを特徴とする請求項3乃至5記載の
    発光装置。
  7. 【請求項7】前記N個の発光素子は、共通の絶縁体層に
    形成されたN個の電極を有することを特徴とする請求項
    3乃至は6記載の発光装置。
  8. 【請求項8】容量性のあるN(Nは2以上の整数)個の
    発光素子を選択的に発光させる駆動手段と、 複数の容量成分と、 前記N個の発光素子を選択的に発光させた際に前記複数
    の容量成分を選択的に前記発光素子に電気的接続させる
    制御手段とを備えたことを特徴とする発光装置の駆動回
    路。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、前記N個の発光素子の内
    のM個(MはNより小さい整数)の発光素子が発光され
    たとき、発光しない(N−M)個の発光素子の容量と等
    価な容量となるように前記複数の容量成分を選択的に前
    記発光素子に並列に接続させることを特徴とする請求項
    8記載の駆動回路。
JP7094818A 1995-04-20 1995-04-20 発光装置及びその駆動回路 Withdrawn JPH08293386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094818A JPH08293386A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 発光装置及びその駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094818A JPH08293386A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 発光装置及びその駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08293386A true JPH08293386A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14120643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7094818A Withdrawn JPH08293386A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 発光装置及びその駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08293386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101135623B1 (ko) * 2012-01-17 2012-04-17 제이에스제이텍(주) 전원 공급 장치의 소자 수명 연장 회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101135623B1 (ko) * 2012-01-17 2012-04-17 제이에스제이텍(주) 전원 공급 장치의 소자 수명 연장 회로

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7948461B2 (en) Image display device
TW501080B (en) Display apparatus
JPH10232649A (ja) 電界発光表示装置およびその駆動方法
JP3015262U (ja) 面光源装置
US6020943A (en) Display device having a display plate with a plurality of openings formed therein, disposed above an EL light emitting member
JP3531164B2 (ja) 液晶表示装置及びそれを用いた電子機器
JP5359141B2 (ja) 電気光学装置、その駆動方法、電子機器
EP1239362A2 (en) Panel driving control device, wristwatch-type information device, portable device, and panel driving control method
JP2005049522A (ja) 両面液晶表示装置
JP2005228736A (ja) 面光源装置及びこれを有する液晶表示装置
JP2003345308A (ja) 表示パネル及び表示装置
US5608553A (en) Back light for a liquid crystal display
JPH10284282A (ja) 液晶バックライト駆動用インバータ回路
JPH09160073A (ja) 液晶表示装置
JPH08293386A (ja) 発光装置及びその駆動回路
JP5177953B2 (ja) 半導体装置及び表示装置
WO2003046875A1 (fr) Circuit de commande d'element electroluminescent organique
EP1763010A2 (en) Plasma display apparatus
JPH09171370A (ja) El駆動回路
JPH02298984A (ja) 記憶を伴った電子発光表示スクリーンおよび電極群の特殊な形態
US7129915B2 (en) Method and apparatus for driving electro-luminescence display device
JP2800756B2 (ja) メモリ機能付き表示装置
KR100370032B1 (ko) 발광소자의 구동제어회로 및 그 방법
KR100459166B1 (ko) 전류구동 표시소자의 구동 회로
JPS589393B2 (ja) 電子時計の照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702