JPH08293325A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池

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JPH08293325A
JPH08293325A JP7098656A JP9865695A JPH08293325A JP H08293325 A JPH08293325 A JP H08293325A JP 7098656 A JP7098656 A JP 7098656A JP 9865695 A JP9865695 A JP 9865695A JP H08293325 A JPH08293325 A JP H08293325A
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JP
Japan
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ion secondary
secondary battery
electrode
positive
positive electrode
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Application number
JP7098656A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Fujiwara
信浩 藤原
Yasuo Yukita
康夫 雪田
Kazuya Kojima
和也 小島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量のリチウムイオン二次電池の内部短絡
による影響が、隣接する正及び負極電極間に波及するこ
とを防ぐことを目的とする。 【構成】 正極集電体5の片面もしくは両面に正極活物
質4を塗布したシート状の正極電極2と、負極集電体7
の片面もしくは両面に負極活物質6を塗布したシート状
の負極電極3とをセパレータ8を介して積層して成るリ
チウムイオン二次電池において、この正及び負極電極2
及び3が対向しない界面25aを設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、電気自動車、U
PS(無停電電源装置)、ロードレベリング等に使用し
て好適な大容量のリチウムイオン二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リチウムイオン二次電池は電気自
動車、USP、ロードレベリングをはじめ、環境問題に
関連する多くの分野において研究開発が進められ、大容
量、高出力、高電圧、長期保存性に優れたものが要求さ
れている。
【0003】このリチウムイオン二次電池は、充電時は
リチウムが正極電極の正極活物質からセパレータ中の電
解液中にリチウムイオンとして溶け出し、負極電極の負
極活物質中に入り込み、放電時はこの負極電極の負極活
物質中に入り込んだリチウムイオンが電解液中に放出さ
れ、この正極電極の正極活物質中に再び戻ることによっ
て充放電動作を行っている。
【0004】従来の小型のリチウムイオン二次電池はエ
ネルギー密度を上げるため、活物質を金属箔の集電体の
表裏両面に塗布し、シート状の正及び負極電極を作成
し、ポリエチレンもしくはポリプロピレンのセパレータ
を介して所定の大きさの電極対を多数順次積層した角型
電池、あるいは長尺の正及び負極電極をポリエチレンも
しくはポリプロピレンのセパレータを介して巻回した円
筒型電池構造のものがほとんどであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、大容量のリ
チウムイオン二次電池を上述小型のリチウムイオン二次
電池と同様に活物質を集電体両面に塗布した正及び負極
電極を順次積層して構成したときには、大容量のため
に、内部短絡を起こすとその個所が発熱し、隣接する正
及び負極電極間のセパレータが熱溶融し、内部ショート
が拡大する結果、多量の熱を周囲に放出し、多量のガス
が噴出するおそれがあるという問題があった。
【0006】一般に電池の内部ショートの模擬試験とし
て、電池外部から釘を刺し、人為的に正及び負極電極を
ショートさせる、釘刺し試験が行われている。本発明者
は、上述の如き大容量のリチウムイオン二次電池が釘刺
し時に多量のガス噴出に至る過程では、釘刺し部分の抵
抗による発熱が火種となり、隣接する正及び負極電極間
のセパレータが熱溶融し、正及び負極電極間の直接反応
による発熱が生じ、次の隣接電極間のセパレータの熱溶
融という遂次的発熱が起こり、最終的には全電極の反応
による大発熱に至ることを見出した。
【0007】本発明は斯る点に鑑み、大容量のリチウム
イオン二次電池の内部短絡による影響が、隣接する正及
び負極電極間に波及することを防ぎ、この電池自体の損
傷及び周囲への影響を最小限に抑えることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明リチウムイオン二
次電池は正極集電体の片面もしくは両面に正極活物質を
塗布したシート状の正極電極と、負極集電体の片面もし
くは両面に負極活物質を塗布したシート状の負極電極と
をセパレータを介して積層して成るリチウムイオン二次
電池において、この正及び負極電極が対向しない界面を
設けたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば正及び負極電極がセパレータを
介して積層された積層体にこの正及び負極電極が対向し
ない界面を設けたので内部短絡が発生しても、隣接する
正及び負極電極間に波及することを防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、図1,図2及び図3を参照して、本発
明リチウムイオン二次電池の実施例につき説明しよう。
図2,図3において、10は偏平角型電池ケースを示
し、この偏平角型電池ケース10は例えば厚さ300μ
mのステンレス板より成り、横方向の長さが略300m
m、縦方向の長さが略115mm、厚さが略12mmの
電池ケース本体10aと、厚さ1.5mmのステンレス
板より成る上蓋10bとより構成する。
【0011】この偏平角型電池ケース10内に図1に示
す如くシート状の正極電極2を袋状セパレータ8内に収
納された正極ユニット、シート状の負極電極3を袋状セ
パレータ8内に収納した負極ユニットの2枚で挟んだ電
極ペア25を31ペア積層した積層体14を収納する如
くする。
【0012】この正極電極2は次のようにして製作す
る。炭酸リチウムと炭酸コバルトをLi/Co(モル
比)=1になるように混合し、空気中で900℃、5時
間焼成して正極活物質材(LiCoO2 )を合成した。
この正極活物質材を自動乳鉢を用いて粉砕し、LiCo
2 粉末を得た。
【0013】このようにして得られたLiCoO2 粉末
95重量%、炭酸リチウム5重量%を混合して得られた
混合物を91重量%、導電体材としてグラファイト6重
量%、結着材としてポリフッ化ビニリデン3重量%の割
合で混合して正極活物質とし、これをN−メチル−2−
ピロリドンに分散してスラリー状とし、この正極活物質
スラリーを正極集電体5である帯状のアルミニウム箔の
両面にリード部を残して塗布し、乾燥後、ローラープレ
ス機で圧縮成形し、正極集電体5の両面に正極活物質4
が塗布されたシート状の正極電極2を作成する。
【0014】またこの負極電極3は次のようにして作製
する。出発物質に石油ピッチを用い、これに酸素を官能
基を10〜20%導入(いわゆる酸素架橋)した後、不
活性ガス中1000℃で焼成したガラス状炭素に近い性
質の難黒鉛化炭素材料を得る。
【0015】この炭素材料を90重量%、結着材として
ポリフッ化ビニリデン10重量%の割合で混合して負極
活物質を作成し、これをN−メチル−2−ピロリドンに
分散してスラリー状とし、この負極活物質スラリーを負
極集電体7である帯状の銅箔の両面にリード部を残して
塗布し、乾燥後、ローラープレス機で圧縮成形し、負極
集電体7の両面に負極活物質6が塗布されたシート状の
負極電極3を作成する。
【0016】このシート状の正極電極をリード部に連続
した正極活物質4の塗布部の大きさが例えば107mm
×265mmとなる如く型抜きし、この型抜きした正極
電極2の正極活物質4の塗布部を、厚さ25μm、大き
さ112mm×273mmのポリプロピレンの微多孔性
フィルムを2枚貼り合わせた袋状セパレータ8に収納し
て正極ユニットとする。この場合、正極電極2のリード
部をこのセパレータ8より露出する如くする。
【0017】またシート状の負極電極をリード部に連続
した負極活物質7の塗布部の大きさが例えば109mm
×270mmとなる如く型抜きし、この型抜きした負極
電極3の負極活物質7の塗布部を厚さ25μm、大きさ
112mm×273mmのポリプロピレンの微多孔性フ
ィルムを2枚貼り合わせた袋状セパレータ8に収納して
負極ユニットとする。この場合負極電極3のリード部を
このセパレータ8より露出する如くする。
【0018】本例においては図1に示す如くこの1枚の
正極ユニットを2枚の負極ユニットで両側から挟んだも
のを電極ペア25とし、この電極ペア25を31ペア積
層して、図3に示す如く長方体の積層体14を形成す
る。この場合正極電極2のリード部が一側となる如くす
ると共に負極電極3のリード部が他側となる如くする。
またこの場合電極ペア25と電極ペア25との間は2枚
のセパレータ8を介して負極電極3が対向し、正及び負
極電極2及び3が対向しない界面25aとなっている。
【0019】また、図3に示す如くこの積層体14の一
側即ち正極電極2のセパレータ8より露出したリード部
をアルミニウムの角柱より成る正極リード体11aに超
音波溶接により溶着する如くする。またこの積層体14
の他側即ち負極電極3のセパレータ8より露出したリー
ド部を銅の角柱より成る負極リード体12aに超音波溶
接により溶着する如くする。
【0020】この図3に示す如き正極リード体11a及
び負極リード体12aが溶着された積層体14をこの外
周を絶縁シートで覆い上蓋10bにリード体部でOリン
グ,絶縁リングを介してボルト止めし、その後、電池ケ
ース本体10aに挿入し、上蓋10bを、この電池ケー
ス本体10aにレーザー溶接により溶着固定する。
【0021】この場合、偏平角型電池ケース10内にプ
ロピレンカーボネート、ジエチルカーボネートの混合溶
媒にLiPF6 を1モル/lの割合で溶解した有機電解
液を注入する。
【0022】また、この上蓋10bにこの密閉型の偏平
角型電池ケース10の内圧が所定地より高くなったとき
に、この内部の気体を抜く安全弁13を設ける如くす
る。
【0023】斯る本例によるリチウムイオン二次電池に
よれば、容量が35Ahの大容量のリチウムイオン二次
電池を得ることができる。
【0024】斯る本例によれば電極ペア25の1ペアお
きに正及び負極電極2及び3が対向しない界面25aを
設けたので、内部短絡が発生しても、隣接する電極ペア
25に波及することを防ぐことができ、この電池自体の
損傷及び周囲への影響を最小限に抑えることができる利
益がある。
【0025】因みに、上述例のリチウムイオン二次電池
につき、釘刺し試験を行った。この釘刺し試験の結果を
表1に実施例1として示す。
【0026】
【表1】
【0027】この表1の重量減少は釘刺し前後の電池の
重量の変化を表しており、この重量減少が小さいほどガ
ス噴出が少ないことを示している。この実施例1はこの
重量減少が少なく25.8gであり、内部短絡が発生し
ても、隣接する電極ペア25に波及することを防ぐこと
ができ、この電池自体の損傷及び周囲への影響を最小限
に抑えることができることを示している。
【0028】これに対する比較例1として、図15に示
す如く上述実施例1と同様の正極ユニット及び負極ユニ
ットを30枚及び31枚を順次積層して積層体14と
し、その他は上述実施例1と同様に構成し容量が34A
hのリチウムイオン二次電池を得、この比較例1につき
釘刺し試験を行った。この比較例1の釘刺し試験の結果
は表1に示す如く、重量減少は大きく446.1gであ
り、内部短絡が発生したときは、これが隣接する電極間
に波及していることを示している。
【0029】次に実施例2〜8につき説明する。実施例
2としては、実施例1の電極ペア25と電極ペア25と
の間の界面25aの夫々に図4に示す如く耐電解液性を
有する断熱材例えば厚さ25μm、大きさ112mm×
273mmのポリイミドシート26を介在し、この電極
ペア25を30ペア積層し、その他は上述実施例1と同
様に構成し、容量が34Ahの大容量のリチウムイオン
二次電池を製作した。
【0030】斯る実施例2においては、電極ペア25の
1ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面
25aを設けると共にこの界面25aに耐電解液性を有
する断熱材であるポリイミドシート26を介在させたの
で、内部短絡が発生しても、隣接する電極ペア25に波
及することを防ぐことができ、この電池自体の損傷及び
周囲への影響を最小限に抑えることができる利益があ
る。
【0031】因みに、この実施例2のリチウムイオン二
次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例2
の重量減少は表1に示す如く、少なく29.6gであっ
た。
【0032】実施例3としては、実施例1の電極ペア2
5と電極ペア25との間の界面25aの夫々に図5に示
す如く、耐電解液性を有する断熱材として、木材パルプ
の高純度セルロース繊維を抄紙した、厚さ30μm、大
きさ112mm×273mmのシート27を介在し、こ
の電極ペア25を30ペア積層し、その他は上述実施例
1と同様に構成し、容量が34Ahの大容量のリチウム
イオン二次電池を製作した。
【0033】斯る実施例3においても、電極ペア25の
1ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面
25aを設けると共にこの界面25aの夫々に耐電解液
性を有する断熱材として、木材パルプの高純度セルロー
ス繊維を抄紙したシート27を介在させたので、内部短
絡が発生しても、隣接する電極ペア25に波及すること
を防ぐことができ、この電池自体の損傷及び周囲への影
響を最小限に抑えることができる利益がある。
【0034】因みに、この実施例3のリチウムイオン二
次電池につき、釘刺し試験を行ったところ、この実施例
3の重量減少は表1に示す如く、少なく32.5gであ
った。
【0035】実施例4としては、実施例1の電極ペア2
5と電極ペア25との間の界面25aの夫々に図6に示
す如く、断熱材として耐電解液性を有さない厚さ25μ
m、大きさ112mm×273mmのポリアミド樹脂シ
ート28を耐電解液性を有する厚さ12μmのポリプロ
ピレンシート29を袋状としてシールしたものを介在
し、この電極ペア25を30ペア積層し、その他は上述
実施例1と同様に構成し、容量が34Ahの大容量のリ
チウムイオン二次電池を製作した。
【0036】斯る実施例4においても電極ペア25の1
ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面2
5aを設けると共にこの界面25aに断熱材として、耐
電解液性を有さないポリアミド樹脂シート28を耐電解
液性を有するポリプロピレンシート29を袋状としてシ
ールしたものを介在させたので、内部短絡が発生しても
隣接する電極ペア25に波及することを防ぐことがで
き、この電池自体の損傷及び周囲への影響を最小限に抑
えることができる利益がある。
【0037】因みに、この実施例4のリチウムイオン二
次電池につき、釘刺し試験を行ったところ、この実施例
4の重量減少は表1に示す如く、少なく23.9gであ
った。
【0038】実施例5としては、正極ユニットを図7に
示す如く、実施例1と同様の正極集電体5の片面にリー
ド部に連続した正極活物質4の塗布部の大きさが例えば
107mm×265mmの正極電極2を、厚さ25μ
m、大きさ112mm×273mmのポリプロピレン微
多孔性フィルムを2枚貼り合わせた袋状セパレータ8に
収納したものとする。
【0039】また負極ユニットは実施例1と同様に負極
集電体7の両面に負極活物質6を塗布した負極電極3を
ポリプロピレン微多孔性フィルムを2枚貼り合わせた袋
状セパレータ8に収納したものとする。
【0040】この実施例5においては図7に示す如く、
この1枚の負極ユニットを2枚の正極ユニットにより負
極活物質6に正極活物質4が対向する如く両側から挟ん
だものを電極ペア30とし、この電極ペア30を30ペ
ア積層して、図3に示す如く長方体の積層体14を形成
する。
【0041】この場合電極ペア30と電極ペア30との
間は2枚のセパレータ8を介して正極集電体5が対向
し、正及び負極電極が対向しない界面30aとなってい
る。
【0042】その他は実施例1と同様に構成し、容量が
34Ahの大容量のリチウムイオン二次電池を製作し
た。
【0043】斯る実施例5によれば、電極ペア30の1
ペアおきに正及び負極電極2及び3が対向しない界面3
0aを設けたので、内部短絡が発生しても、隣接する電
極ペア30に波及することを防ぐことができ、この電池
自体の損傷及び周囲への影響を最小限に抑えることがで
きる利益がある。
【0044】因みに、この実施例5のリチウムイオン二
次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例5
の重量減少は表1に示す如く、少なく41.7gであっ
た。
【0045】実施例6としては、実施例5の電極ペア3
0と電極ペア30との間の界面30aの夫々に図8に示
す如く耐電解液性を有する断熱材例えば厚さ25μm、
大きさ112mm×273mmのポリイミドシート26
を介在し、この電極ペア30を30ペア積層し、積層体
14とする。その他は上述実施例1と同様に構成し、容
量が34Ahの大容量のリチウムイオン二次電池を製作
した。
【0046】斯る実施例6においては、電極ペア30の
1ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面
30aを設けると共にこの界面30aに耐電解液性を有
する断熱材であるポリイミドシート26を介在させたの
で、内部短絡が発生しても、隣接する電極ペア30に波
及することを防ぐことができ、この電池自体の損傷及び
周囲への影響を最小限に抑えることができる利益があ
る。
【0047】因みに、この実施例6のリチウムイオン二
次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例6
の重量減少は表1に示す如く、少なく37.2gであっ
た。
【0048】実施例7としては、実施例5の電極ペア3
0と電極ペア30との間の界面30aの夫々に図9に示
す如く、断熱材として、厚さ34μm、大きさ112m
m×273mmの無機繊維であるガラスクロス31を介
在し、この電極ペア30を30ペア積層し、積層体14
とする。その他は実施例1と同様に構成し、容量が34
Ahの大容量のリチウムイオン二次電池を製作した。
【0049】斯る実施例7においても、電極ペア30の
1ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面
30aを設けると共にこの界面30aの夫々に図9に示
す如く断熱材であるガラスクロス31を介在させたの
で、内部短絡が発生しても、隣接する電極ペア30に波
及することを防ぐことができ、この電池自体の損傷及び
周囲への影響を最小限に抑えることができる利益があ
る。
【0050】因みに、この実施例7のリチウムイオン二
次電池につき、釘刺し試験を行ったところ、この実施例
7の重量減少は表1に示す如く少なく36.8gであっ
た。
【0051】実施例8としては、実施例5の電極ペア3
0と電極ペア30との間の界面30aの夫々に図10に
示す如く、断熱材として耐電解液性を有さない、厚さ3
4μm、大きさ112mm×273mmのポリカーボネ
ート樹脂シート32を耐電解液性を有する、厚さ12μ
mのポリプロピレン(PP)シート33を袋状としてシ
ールしたものを介在し、この電極ペア30を30ペア積
層して積層体14とする。その他は上述実施例1と同様
に構成し、容量が34Ahの大容量のリチウムイオン二
次電池を製作した。
【0052】斯る実施例8においても、電極ペア30の
1ペアおきに正及び負極電極2及び3の対向しない界面
30aを設けると共にこの界面30aに断熱材として耐
電解液性を有さないポリカーボネート樹脂シート32を
耐電解液性を有するポリプロピレンシート33を袋状と
してシールしたものを介在させたので、内部短絡が発生
しても、隣接する電極ペア30に波及することを防ぐこ
とができ、この電池自体の損傷及び周囲への影響を最小
限に抑えることができる利益がある。
【0053】因みに、この実施例8のリチウムイオン二
次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例8
の重量減少は表1に示す如く、少なく22.4gであっ
た。
【0054】実施例9は円筒型のリチウムイオン二次電
池の例を示す。この実施例9のリチウムイオン二次電池
を製作するのに先ず、正極電極40として、実施例1と
同様にして、大きさ280mm×1745mmの正極集
電体5の両面に正極活物質4を塗布した帯状の正極電極
40を製作すると共に負極電極41として、実施例1と
同様にして、大きさ283mm×1750mmの負極集
電体7の両面に負極活物質6を塗布した帯状の負極電極
41を製作する。
【0055】また厚さ25μm、大きさ287mm×1
755mmのポリエチレンフィルムもしくはポリプロピ
レンフィルムより成るセパレータ42を用意し、図11
に示す如く、負極電極41、セパレータ42、正極電極
40、セパレータ42及び負極電極41の順に重ね合わ
せ、これを電極ペア43とすると共にこの電極ペア43
を長手方向に沿って渦巻き状に所定回巻回し、渦巻状積
層体44を形成する。
【0056】この場合、この渦巻状積層体44は径方向
において図11に示す如く、1電極ペア43おきに負極
電極41同志が対向し、正及び負極電極40及び41が
対向しない界面43aが存在することとなる。
【0057】また、図12に示す如く、負極電極41の
一側のリード部にニッケルより成る負極リード45の一
端を抵抗溶接により溶着すると共に正極電極40の一側
のリード部にアルミニウムより成る正極リード46の一
端を抵抗溶接により溶着する。
【0058】またニッケルメッキを施した鉄製の直径5
0mm、高さ300.5mmの円筒状の電池缶47を用
意し、この電池缶47の底部に絶縁板を挿入した後、図
12に示す如く、この電池缶47に渦巻状積層体44を
挿入収納する。この場合電池蓋48に設けた負極端子4
9及び正極端子50に負極リード45及び正極リード4
6の夫々の他端を夫々溶接する。
【0059】そして、この電池缶47の中にプロピレン
カーボネートを50容量%とジエチルカーボネートを5
0容量%との混合溶媒中にLiPF6 1mol/l溶解
させてなる電解液を注入し、その後、アスファルトを塗
布した絶縁封口ガスケットを介して電池蓋48を電池缶
47にかしめることで、この電池蓋48を固定し、容量
が20Ahの円筒型の大容量のリチウムイオン二次電池
を製作した。
【0060】斯る実施例9においては、図11に示す如
く渦巻状積層体44の径方向において電極ペア43の1
ペアおきに負極電極41同志が対向し、正及び負極電極
40及び41の対向しない界面43aが存在するので、
内部短絡が発生しても径方向の電極ペア43に波及する
ことを防ぐことができ、この電池自体の損傷及び周囲へ
の影響を最小限に抑えることができる利益がある。
【0061】因みにこの実施例9のリチウムイオン二次
電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例9の
重量減少は表1に示す如く、少なく28.3gであっ
た。
【0062】これに対する比較例2として、図16に示
す如く上述実施例9の帯状の負極電極41、セパレータ
42、正極電極40及びセパレータ42を順に重ね、そ
の後長手方向に沿って渦巻状に所定回巻回して渦巻状積
層体44を得た。その他は実施例9と同様に製作し、容
量が20Ahのリチウムイオン二次電池を得、この比較
例2につき釘刺し試験を行った。
【0063】この比較例2の釘刺し試験の結果は表1に
示す如く、重量減少は大きく319.7gであり、内部
短絡が発生したときは、これが径方向の隣接する電極間
に波及していることを示している。
【0064】次に実施例10〜14につき説明する。実
施例10としては、図13に示す如く実施例9と同様の
帯状の負極電極41、セパレータ42、正極電極40、
セパレータ42、負極電極41及び耐電解液性を有する
断熱材であるポリイミドシート26を順に重ね渦巻状に
所定回巻回して渦巻状積層体44を作成し、その他は実
施例9と同様に作成し、容量が19Ahの大容量の円筒
型のリチウムイオン二次電池を製作した。
【0065】この場合、図13に示す如く渦巻状積層体
44の径方向の正及び負極電極40及び41の対向しな
い界面43aにポリイミドシート26が存在するものと
なる。
【0066】斯る実施例10においては図13に示す如
く渦巻状積層体44の径方向において、電極ペア43の
1ペアおきに正及び負極電極40及び41の対向しない
界面43aが存在すると共にこの界面43aに断熱材で
あるポリイミドシート26が存在するので、内部短絡が
発生しても径方向の電極ペア43に波及することを防ぐ
ことができ、この電池自体の損傷及び周囲への影響を最
小限に抑えることができる利益がある。
【0067】因みにこの実施例10のリチウムイオン二
次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例1
0の重量減少は表1に示す如く少なく、25.1gであ
った。
【0068】実施例11は実施例10のポリイミドシー
ト26に代えて、木材パルプの高純度セルロース繊維を
抄紙した厚さ30μmのシート27を用いたもので、そ
の他は実施例9及び実施例10と同様に構成し、容量が
19Ahの大容量の円筒型のリチウムイオン二次電池を
製作した。
【0069】斯る実施例11においては渦巻状積層体4
4の径方向において、電極ペア43の1ペアおきに正及
び負極電極40及び41の対向しない界面43aが存在
すると共にこの界面43aに木材パルプの高純度セルロ
ース繊維を抄紙したシート27が存在するので、内部短
絡が発生しても径方向の電極ペア43に波及することを
防ぐことができ、この電池自体の損傷及び周囲への影響
を最小限に抑えることができる利益がある。
【0070】因みに、この実施例11のリチウムイオン
二次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例
11の重量減少は表1に示す如く少なく、27.4gで
あった。
【0071】実施例12は実施例10のポリイミドシー
ト26に代えて、耐電解液性をゆうさない断熱材である
厚さ30μmのポリアミド樹脂シート28を耐電解液性
を有する厚さ12μmのポリプロピレンシート29を袋
状としてシールしたものを用い、その他は実施例9及び
実施例10と同様に構成し、容量が18Ahの大容量の
円筒型のリチウムイオン二次電池を製作した。
【0072】斯る実施例12においても渦巻状積層体4
4の径方向において、電極ペア43の1ペアおきに正及
び負極電極40及び41の対向しない界面43aが存在
すると共に断熱材としてポリアミド樹脂シート28をポ
リプロピレンシート29を袋状としてシールしたものが
存在するので、内部短絡が発生しても、径方向の電極ペ
ア43に波及することを防ぐことができ、この電池自体
の損傷及び周囲への影響を最小限に抑えることができる
利益がある。
【0073】因みに、この実施例12のリチウムイオン
二次電池につき、釘刺し試験を行ったところ、この実施
例12の重量減少は表1に示す如く、少なく、23.6
gであった。
【0074】実施例13としては、図14に示す如く正
極電極40として実施例9と同様の正極集電体5の片面
にのみ正極活物質4を塗布した帯状の正極電極40と
し、負極電極41として実施例9と同様に負極集電体7
の両面に負極活物質6を塗布した帯状の負極電極41と
し、正極電極40の正極活物質4側が負極電極41の負
極活物質6に対向する如く、正極電極40、セパレータ
42、負極電極41、セパレータ42、正極電極40の
順に重ねて電極ペア43とし、本例では更にこれに耐電
解液性を有する断熱材であるポリイミドシート26を重
ね渦巻状に所定回巻回して渦巻状積層体44を作成し、
その他は実施例9と同様に作成し、容量が20Ahの大
容量の円筒型のリチウムイオン二次電池を製作した。
【0075】斯る実施例13においては図14に示す如
く渦巻状積層体44の径方向において、電極ペア43の
1ペアおきに、正極電極40の正極集電体5同志がポリ
イミドシート26を介して対向し、正及び負極電極40
及び41の対向しない界面43aが存在すると共にこの
界面43aに断熱材であるポリイミドシート26が存在
するので、内部短絡が発生しても、径方向の電極ペア4
3に波及することを防ぐことができ、この電池自体の損
傷及び周囲への影響を最小限に抑えることができる利益
がある。
【0076】因みに、この実施例13のリチウムイオン
二次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例
13の重量減少は表1に示す如く少なく23.3gであ
った。
【0077】実施例14は実施例13のポリイミドシー
ト26に代えて、木材パルプの高純度セルロース繊維を
抄紙した厚さ30μmのシート27を用いたもので、そ
の他は実施例9及び実施例13と同様に構成し、容量が
20Ahの大容量の円筒型のリチウムイオン二次電池を
製作した。
【0078】斯る実施例14においては渦巻状積層体4
4の径方向において、電極ペア43の1ペアおきに正及
び負極電極40及び41の対向しない界面43aが存在
すると共にこの界面43aに木材パルプの高純度セルロ
ース繊維を抄紙したシート27が存在するので、内部短
絡が発生しても径方向の電極ペア43に波及することを
防ぐことができ、この電池自体の損傷及び周囲への影響
を最小限に抑えることができる利益がある。
【0079】因みに、この実施例14のリチウムイオン
二次電池につき釘刺し試験を行ったところ、この実施例
14の重量減少は表1に示す如く少なく、24.8gで
あった。
【0080】尚、上述実施例では正及び負極電極が対向
しない界面、具体的には正極電極同志、負極電極同志が
対向するもしくは活物質の塗布していない面同志が対向
する界面を電極ペアの1ペアおきに設けたが、この数ペ
アおきにこの界面を設けるようにしても、上述実施例と
同様の作用効果が得られることは容易に理解できよう。
【0081】また、この界面に設けた断熱材は上述実施
例ばかりでなく、その他の耐電解液性を有する耐熱性樹
脂のフィルム及びシート、又は無機繊維を用いたクロ
ス、紙又はセルロース繊維を用いた紙、更に耐電解液性
を持たない断熱材でも、耐電解液性を有するポリプロピ
レン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂等で袋状
にシールすることで用いることができる。
【0082】更に述べるに断熱材としては、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂等の耐熱性樹脂を用いたフィルム及び
シート、無機繊維、セルロース繊維を用いたクロス、紙
等が使用できる。但し、単独で使用する場合には、電解
液に溶解しない耐電解液性を有する必要があり、熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン系樹脂及び熱可塑性ポリイミド等のポリイ
ミド系樹脂、四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチレン
−六フッ化プロピレン共重合体樹脂等のフッ素系樹脂が
使用できる。
【0083】熱硬化性樹脂としてはポリイミド樹脂フィ
ルムが使用でき、無機繊維としては、アルミナ繊維、ガ
ラス繊維、セラミック繊維、炭化ケイ素繊維、炭素繊維
等を用いたクロス、紙が使用でき、その他、セルロース
繊維からなるペーパー等も使用できる。但し、セルロー
ス繊維を用いる場合は、ヘミセルロース等の不純物を減
らした高純度のものを使用する必要がある。
【0084】また、本発明は上述実施例に限らず本発明
の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得
ることは勿論である。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば正及び負極電極がセパレ
ータを介して積層された積層体に、この正及び負極電極
が対向しない界面を設けたので、内部短絡が発生しても
隣接する正及び負極電極間に波及することを防ぐことが
でき、この電池自体の損傷及び周囲への影響を最小限に
抑えることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明リチウムイオン二次電池の一実施例の要
部を示す拡大断面図である。
【図2】偏平角型のリチウムイオン二次電池の例の斜視
図である。
【図3】図2の説明に供する線図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図9】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図で
ある。
【図10】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図
である。
【図11】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図
である。
【図12】円筒型のリチウムイオン二次電池の例を示す
分解斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図
である。
【図14】本発明の他の実施例の要部を示す拡大断面図
である。
【図15】従来のリチウムイオン二次電池の例の要部を
示す拡大断面図である。
【図16】従来のリチウムイオン二次電池の例の要部を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2,40 正極電極 3,41 負極電極 4 正極活物質 5 正極集電体 6 負極活物質 7 負極集電体 8,42 セパレータ 14,44 積層体 25,30,43 電極ペア 25a,30a,43a 界面 26 ポリイミドシート 27 セルロースシート 28 ポリアミド樹脂シート 29 ポリプロピレンシート 31 ガラスクロス 32 ポリカーボネートシート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01M 10/38 H01M 10/38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極集電体の片面もしくは両面に正極活
    物質を塗布したシート状の正極電極と、負極集電体の片
    面もしくは両面に負極活物質を塗布したシート状の負極
    電極とをセパレータを介して積層して成るリチウムイオ
    ン二次電池において、 前記正及び負極電極が対向しない界面を設けたことを特
    徴とするリチウムイオン二次電池。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記界面に耐電解液性を有する断熱材を介在させること
    を特徴とするリチウムイオン二次電池。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記断熱材が耐熱性樹脂であることを特徴とするリチウ
    ムイオン二次電池。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記耐熱性樹脂がポリオレフィン系樹脂、又はポリイミ
    ド系樹脂もしくはフッ素系樹脂を用いたシート又はフィ
    ルムであることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記断熱材が無機繊維を用いたクロス、紙であることを
    特徴とするリチウムイオン二次電池。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記断熱材がセルロース繊維を用いた紙であることを特
    徴とするリチウムイオン二次電池。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のリチウムイオン二次電池
    において、 前記界面にポリプロピレン、もしくはポリエチレンによ
    り袋状にシールした耐電解液性をもたない断熱材を介在
    させることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8110303B2 (en) 1998-05-20 2012-02-07 Kri Inc. Non-aqueous secondary battery and its control method
US20140038032A1 (en) * 2012-07-31 2014-02-06 Samsung Sdi Co., Ltd. Rechargeable battery
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JP2015173080A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社豊田自動織機 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法

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