JPH08293230A - 断路器 - Google Patents

断路器

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JPH08293230A
JPH08293230A JP7094769A JP9476995A JPH08293230A JP H08293230 A JPH08293230 A JP H08293230A JP 7094769 A JP7094769 A JP 7094769A JP 9476995 A JP9476995 A JP 9476995A JP H08293230 A JPH08293230 A JP H08293230A
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Masatomo Oono
政智 大野
Tokio Yamagiwa
時生 山極
Takeshi Tanmachi
健 反町
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/42Driving mechanisms

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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】可動接点2は円筒形状をしており、その先端部
は中心部よりも外周部の電界が強くなるような形状とな
っている。その結果、抵抗体接点3の貫通部から離れた
位置に橋絡する。また、別の構成として抵抗体接点3に
可動接点2からの再点弧アークの橋絡点となるような電
界の高い部分8′を抵抗体接点3の中央開口部9から離
れた位置に中央開口部9よりも電界が高くなるようにし
た。 【効果】本発明によれば、抵抗付き断路器の可動接点か
ら抵抗体接点への再点弧アークが抵抗体接点上の中央開
口部から離れた位置に橋絡するので、再点弧アークは固
定側接点に閃絡することがなく、信頼性の高いものとす
ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断路器に係り、特に接点
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置の一構成要素としてあ
る断路器は遮断器で開放された断路器から遮断器までの
短い区間を開閉するが、通常断路器は遮断器に比べ非常
に遅い速度で開閉するため、負荷側に残留した電圧とこ
れに接点を介して対向する電源側の商用周波数をもって
変化する電圧との間に生じる電位差により極間で再点弧
を繰返しながら最終的に開極または閉極する。電気学会
技術報告(II)部第324号「急峻波サージとGISの絶
縁問題」(17ページ)に報告されているように、再点
弧により極間がアークにより橋絡した場合、アークが枝
分かれして対地に放電する現象が考えられる。これを防
止するために、再点弧アークは接点間の中心軸になるべ
く近くなるように考慮した可動接点及び接点の電極形状
の設計がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】断路器開閉時の再点弧
により急峻なサージが発生するが、これを抑制するため
に抵抗を介して再点弧させる方式を採用しているものが
ある。抵抗体接点は可動接点との間で再点弧する構造と
なっており、さらに可動接点は円筒形状であり、抵抗体
接点の電極のほぼ中央部を接触せずに貫通し固定側の主
接点に接触する。このような構成の断路器において、可
動接点が抵抗体接点の貫通部を抜けてから可動接点と抵
抗体接点間で再点弧するが、この再点弧アークは従来の
設計思想と同様に対地間に閃絡しない配慮が求められ
る。さらに、再点弧アークが抵抗体接点に橋絡すると同
時に今度は抵抗体接点と固定側接点の間に電位差が生じ
るため、この間で閃絡しないような配慮が必要である。
抵抗体接点の中央部には可動接点貫通のための開口部が
あるが、可動接点からの再点弧アークが抵抗体接点の開
口部分に橋絡するとアークは開口部を通して固定側接点
の閃絡しやすくなる。従来の設計思想では、アークは接
点の中心部に橋絡したほうが好ましく、上記の要求を満
足しない。
【0004】本発明の目的は、可動接点と抵抗体接点間
の再点弧時のアークの対地絶縁性能を確保しつつ、抵抗
体接点と固定側接点間の絶縁性能を保持する断路器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、可動接点から抵抗体接点への再点弧アーク
の橋絡点が抵抗体接点の可動接点が貫通する開口部から
離れた位置になるように、円筒形状可動接点先端の外周
部に電界の高い部分を設けるか、または、抵抗体接点の
開口部から離れた位置に上記開口部よりも電界の高い部
分を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の断路器によると、可動接点から抵抗体
接点への再点弧アークの橋絡点が抵抗体接点の可動接点
が貫通する開口部から離れた位置となるため、可動接点
から抵抗体接点への再点弧時、抵抗体接点の開口部から
固定側接点に閃絡することを防止できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものである。
図1は図6に示した断路器の可動接点2,抵抗体接点3
及び固定側接点4を抜き出した図である。図6に於いて
可動接点2は抵抗体接点3のほぼ中央の開口部を貫通し
固定側接点4と接触する。図7(a),(b)は本発明
に係る抵抗付き断路器の接点構成及び回路模式的に示し
た図である。図7(b)に示すように、主回路のスイッ
チ10と抵抗回路のスイッチ11とから模式的に断路器
は構成されている。可動接点2と抵抗体接点3は非接触
で、可動接点2が抵抗体接点3の貫通分を通過する過程
及び通過した後、抵抗体接点3との間で再点弧を繰返
す。図1に於いて、可動接点2は円筒形状をしており、
その先端部は中心部よりも外周部が電界が強くなるよう
な形状となっている。具体的には中心部は平坦部であ
り、外周部は角部形状としている。外周部の形状は角部
に限らず、中心部より、電界が強くなる構造であれば、
角部形状に限らない。その結果、図2に示すように、可
動接点2の先端の外周部から発した再点弧アーク6は等
電位線7に垂直な方向へ進展するので、抵抗体接点3の
貫通部から離れた位置に橋絡する。
【0008】図3は本発明の第2の実施例を示してい
る。本図は図1の例とは異なり抵抗体接点3に可動接点
2からの再点弧アークの橋絡点となるような電界の高い
突起部分8を、抵抗体接点3の中央開口部9から離れた
位置に中央開口部9よりも電界が高くなるように設けた
ものである。図3では抵抗体接点3が直線状のものに突
起部8を設けているが、同一曲率の湾曲形状の抵抗体接
点3に適用しても同様な効果が得られる。
【0009】図4は本発明の第3の実施例である。本図
は図3の実施例と同じく、抵抗体接点3に可動接点2か
らの再点弧アークの橋絡点となるような電界の高い下方
向への曲り曲げ部分8′を抵抗体接点3の中央開口部9
から離れた位置に中央開口部9よりも電界が高くなるよ
うに設けたものであるが、電界の高い部分8′はこの部
分で抵抗体接点3を折り曲げ、中央開口部9を可動接点
2から遠くすることにより得ることができる。本実施例
によれば、図3の実施例のように断路器極間方向に突起
8を出すことがないので、極間絶縁性能に対する影響が
小さい。
【0010】図5は本発明の第4の実施例である。図5
は図4と同様に、抵抗体接点3上の電界の高い折り曲げ
部8″を、中央開口部9を可動接点2から離れた位置に
設けている。本実施例では電界の高い部分8″から中央
開口部9までを中心軸に直角にほぼ平坦な形状としてい
る。このようにすることにより、抵抗体接点3と可動接
点2の間の絶縁性能に対する影響を小さくすることがで
きる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、抵抗付き断路器の可動
接点から抵抗体接点への再点弧アークが抵抗体接点上の
中央開口部から離れた位置に橋絡するので、再点弧アー
クは固定側接点に閃絡することがなく、信頼性の高いも
のとすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る断路器を示す図。
【図2】図1に示した実施例のうち再点弧アークの橋絡
位置の拡大図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図。
【図5】本発明の第4の実施例を示す図。
【図6】一般的な抵抗付き断路器の断面図を示す図。
【図7】本発明に係る抵抗付き断路器の接点構成を模式
的に示した(a)と、それに対応した回路図(b)を示
す。
【符号の説明】
1…接地タンク、2…可動接点、3…抵抗体接点、4…
固定側接点、5…抵抗体、6…再点弧アーク、7…等電
位線、8,8′,8″…抵抗体接点上の電界の高い部
分、9…抵抗体接点上の中央開口部、10…主回路のス
イッチ、11…抵抗回路のスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主回路の接点に並列に抵抗体を介して接続
    した接点を設け、上記抵抗体接点と対向する主回路の可
    動接点は円筒形状を成し、上記抵抗体接点を接触せずに
    貫通して主回路の固定接点と接触する絶縁断路器におい
    て、上記抵抗体接点と対向する上記円筒形状接点の先端
    部は外周部が中心部よりも電界が高くなるようにしたこ
    とにより、断路器開閉時の上記可動接点と上記抵抗接点
    間の再点弧が上記可動接点の先端部の外周部より発生
    し、且つ、再点弧アークの一端が上記抵抗体接点の開口
    部から離れた位置となるようにしたことを特徴とする断
    路器。
  2. 【請求項2】主回路の接点に並列に抵抗体を介して接続
    した接点を設け、抵抗体接点と対向する主回路の可動接
    点は円筒形状を成し、上記抵抗体接点を接触せずに貫通
    して主回路の固定接点と接触する絶縁断路器において、
    上記抵抗体接点の開口部から離れた部分に上記開口部近
    傍よりも電界の高い部分を設けたことにより、断路器開
    閉時の上記可動接点と上記抵抗接点間の再点弧アークの
    一端が上記抵抗体接点の開口部から離れた位置となるよ
    うにしたことを特徴とする断路器。
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