JPH08292795A - Mpegオーディオデコーダ - Google Patents

Mpegオーディオデコーダ

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JPH08292795A
JPH08292795A JP12091695A JP12091695A JPH08292795A JP H08292795 A JPH08292795 A JP H08292795A JP 12091695 A JP12091695 A JP 12091695A JP 12091695 A JP12091695 A JP 12091695A JP H08292795 A JPH08292795 A JP H08292795A
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俊之 直江
Satohiko Nishimura
聡彦 西村
Tsutomu Nonaka
勉 野中
Naohisa Suzuki
尚久 鈴木
Hisaaki Satou
弥章 佐藤
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一連のデコード処理の中でサブバンドサンプ
ル情報を求める際の演算負荷を小さくすることができる
ようにする。 【構成】 オーディオ圧縮データ中のスケールファクタ
情報の値によって特定される演算値の指数を整数部と分
数部とに分離して、逆量子化処理および逆スケーリング
処理を行うための演算式を生成する演算式生成手段
と、上記演算式生成手段によって生成された演算式に
基づいて、上記整数部に関する演算以外の演算を乗加算
によって行う乗加算手段と、上記整数部に関する演算
をシフト演算によって行うシフト手段とを設け、1回
の乗加算演算と1回のシフト演算とによって上記逆量子
化処理および逆スケーリング処理を行うことができるよ
うにすることにより、従来は2回にわたって行っていた
乗算の一方をシフト演算に置き換えることで演算負荷を
著しく小さくすることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MPEGによって圧縮
されたオーディオデータをデコードするMPEGオーデ
ィオデコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG(Moving Picture Image
Coding Experts Group )オーディオと称されるディジ
タル音声信号の圧縮技術が開発されてきている。現在、
このMPEGオーディオにはMPEG1が規格化されて
いる。このMPEG1の規格には、要求される音質や回
路規模によってレイヤI,レイヤII,レイヤIII の3つ
の方式が用意されている。
【0003】また、MPEGオーディオにおいては、音
声信号のチャネルモードとして、シングルチャネル、デ
ュアルチャネル、ステレオ、ジョイントステレオなどの
各モードが規定されている。さらに、MPEGオーディ
オでは、各レイヤの各チャネルモード毎に使用可能な伝
送レート(ビットレート)や、再生後の音声信号の出力
レート(サンプリング周波数)が種々規定されている。
【0004】例えば、レイヤIIのステレオモードでは、
オーディオデータは最大30個のサブバンドに分割さ
れ、各サブバンド毎にサンプル情報が3個ずつまとめて
符号化されており、各サブバンドには2個のチャネルが
含まれている。
【0005】図4は、MPEG1のレイヤIIによって圧
縮されたオーディオデータのビットストリームを示す図
である。この図4に示したように、オーディオ圧縮デー
タの1フレームは、ヘッダ情報(HEADER)、CRC(Cy
clic Redundancy Check )情報、アロケーション(Allo
cation)情報、scfsi 情報、スケールファクタ(Scale
Factor)情報およびサンプルもしくはサンプルコード
(Sample / Sample Code)情報(以下では、これらをま
とめてサンプルデータという)で構成され、この順番で
MPEGオーディオデコーダに入力されるようになって
いる。
【0006】ここで、上記ヘッダ情報は、ビットレート
やサンプリング周波数、あるいはステレオ/モノラルの
チャネルモード等のような基本的な情報によって構成さ
れるものである。また、CRC情報は、ビットストリー
ム中にエラーがないかどうかを調べるためのものであ
る。
【0007】また、アロケーション情報、スケールファ
クタ情報およびサンプルデータは、オーディオ圧縮デー
タ本体を構成する情報である。上記アロケーション情報
およびスケールファクタ情報によってサンプルデータが
加工されることにより、オーディオ圧縮データが復号さ
れ、PCMデータが生成されるようになっている。
【0008】すなわち、アロケーション情報は、復号時
における逆量子化演算の際に用いられる情報であり、後
に入力されるサンプルデータが何ビット幅であるかとい
う情報と、そのサンプルデータがサンプル情報なのかサ
ンプルコード情報なのかという情報とを含んでいる。こ
れらの情報は、ISO/IEC 11172 MPEG
1オーディオ レイヤIIの規格に従って、アロケーショ
ン情報の値とサブバンド番号とをもとにして表1のよう
なテーブル情報を参照することにより知ることができ
る。
【0009】
【表1】
【0010】表1において、nbalで示される項目は、ア
ロケーション情報のビット幅を示すものであり、アロケ
ーション情報が4ビット幅のとき(サブバンドsb0〜
sb10)は、アロケーション情報は0〜15の16個
の値をとる。また、アロケーション情報が3ビット幅の
とき(サブバンドsb11〜sb22)は、アロケーシ
ョン情報は0〜7の8個の値をとる。また、アロケーシ
ョン情報が2ビット幅のとき(サブバンドsb23〜s
b29)は、アロケーション情報は0〜3の4個の値を
とる。
【0011】例えば、サブバンド番号がsb=2で、ア
ロケーション情報の値が5である場合は、サンプルデー
タのとり得る値は63通りであり、サンプルデータのビ
ット幅は6ビットであることが分かる。また、サブバン
ド番号がsb=20で、アロケーション情報の値が5で
ある場合は、サンプルデータのとり得る値は15通りで
あり、サンプルデータのビット幅は4ビットであること
が分かる。
【0012】また、サンプルデータのとり得る値が3通
り、5通りまたは9通りである場合は、サンプルデータ
は、サンプルコードという形でデータ入力部1に入力さ
れている。したがって、表1を参考にしてサンプルデー
タのとり得る値が何通りであるかを見ることによって、
そのサンプルデータがサンプル情報なのかサンプルコー
ド情報なのかを知ることもできる。
【0013】ここで、サンプルコードとは、各サブバン
ド単位で、時間軸方向に連続して存在する3個のサンプ
ル情報を1つのコードにまとめたものである。例えば、
1つのサンプル情報のとり得る値が3通りである場合、
通常は3個のサンプル情報で6ビットとなるが、1つの
コードにまとめると5ビットで済む。また、1つのサン
プル情報のとり得る値が5通りまたは9通りである場
合、通常は3個のサンプル情報でそれぞれ9ビット、1
2ビットとなるが、1つのコードにまとめると、それぞ
れ7ビット、10ビットで済む。
【0014】また、スケールファクタ情報は、上記逆量
子化演算の後の逆スケーリング演算の際に用いられる情
報であり、おおよその出力レベルを与えるスケーリング
係数値を表すものである。ここで、上述のサンプル情報
は、レイヤIIの場合、1フレーム単位で見ると各サブバ
ンドの各チャネル毎に時間軸方向に36個存在してい
る。そして、上記36個のサンプル情報は、連続する1
2個毎に異なるスケールファクタの値をとり得る。
【0015】すなわち、時間軸方向で見て0〜11番
目、12〜23番目、24〜35番目のサンプル情報に
対するスケールファクタ情報を、それぞれスケールファ
クタ0,スケールファクタ1,スケールファクタ2とす
ると、次の表2に示すように、スケールファクタ0〜2
にはそれぞれa,b,cの何れかのスケールファクタ値
が与えられる。
【0016】
【表2】
【0017】また、scfsi 情報は、上述のスケールファ
クタ情報が各サブバンドの各チャネルに何個存在するか
を示すパラメータであり、レイヤIIにおいてのみ用いら
れる。すなわち、上記 scfsi情報は、表2に示した4パ
ターンのうち、何れのパターンに該当するかを示してい
る。
【0018】以上のようなビットストリームを有するオ
ーディオ圧縮データのデコード処理は、次のようにして
行われる。すなわち、まず、上述した逆量子化処理およ
び逆スケーリング処理によってサブバンドサンプル情報
Sが求められる。次に、このサブバンドサンプル情報S
を用いて合成サブバンドフィルタ処理が行われることに
より、PCMデータが生成される。
【0019】上述のサブバンドサンプル情報Sは、次の
演算式に従って求められる。 S=factor×C×(S”+D) (式1) ここで、(式1)中のfactor(ファクタ)は、スケール
ファクタ情報の値に応じて特定される演算値であり、上
記スケールファクタ情報の値をindex (インデックス)
で表すとすると、 ファクタ=21-index/3 (式2) で与えられる。表3に、スケールファクタ情報の値イン
デックスと上記ファクタの値との関係を示す。
【0020】
【表3】
【0021】また、上記(式1)中の値S”は、サンプ
ル情報の最上位ビット(MSB)を反転したものであ
る。また、同じく(式1)中の値C,Dは、所定の係数
であり、次の表4に示すような値が用いられる。この表
4から分かるように、係数C,Dは、サンプル情報のと
り得る値が何通りであるかによって、異なる値が用いら
れる。すなわち、アロケーション情報の値に応じて、表
4に示した何れかの係数値が用いられる。
【0022】
【表4】
【0023】上記(式1)に示したサブバンドサンプル
情報Sを求める演算では、まず最初にC×(S”+D)
で示される逆量子化演算が行われ、その後でファクタの
値を乗ずる逆スケーリング演算が行われる。なお、上記
ファクタの値や係数C,Dの値は、それぞれ表3および
表4に示したようなテーブル情報としてあらかじめ記憶
されているものが用いられる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た(式1)から明らかなように、従来のMPEGオーデ
ィオデコーダでは、サブバンドサンプル情報Sを求める
ためには、逆量子化演算と逆スケーリング演算との2つ
の処理を行う必要があり、それぞれの処理において乗算
処理を行う必要があった。一般に、乗算処理は演算負荷
が大きいため、2回にわたって乗算処理を行う従来の方
式では、全体として演算負荷が非常に大きくなってしま
い、処理時間も長くなってしまうという問題があった。
【0025】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、一連のデコード処理の中でサブ
バンドサンプル情報を求める際の演算負荷を小さくする
ことができるようにすることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明のMPEGオーデ
ィオデコーダは、MPEG規格のオーディオ圧縮データ
に対して逆量子化処理および逆スケーリング処理を行う
ようになされたMPEGオーディオデコーダにおいて、
上記オーディオ圧縮データ中のスケールファクタ情報の
値によって特定される演算値の指数を整数部と分数部と
に分離して、上記逆量子化処理および逆スケーリング処
理を行うための演算式を生成する演算式生成手段と、上
記演算式生成手段によって生成された演算式に基づい
て、上記整数部に関する演算以外の演算を乗加算によっ
て行う乗加算手段と、上記乗加算手段により行われた演
算結果に対して上記演算式における上記整数部に関する
演算をシフト処理によって行うシフト手段とを具備する
ことを特徴とするものである。
【0027】本発明の他の特徴とするところは、上記乗
加算手段が、上記オーディオ圧縮データ中のサンプル情
報と所定の係数とを加算する加算手段と、上記加算手段
による加算結果と上記分数部に関する所定の演算値とを
乗ずる乗算手段とにより構成され、上記分数部に関する
所定の演算値が、テーブル情報としてあらかじめ記憶手
段に記憶されていることを特徴とするものである。
【0028】本発明のその他の特徴とするところは、上
記演算式に基づく逆量子化処理および逆スケーリング処
理をパイプライン処理によって行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0029】本発明のその他の特徴とするところは、上
記サンプル情報を一時記憶する第1の記憶手段と、上記
所定の係数をあらかじめ記憶する第2の記憶手段と、上
記所定の演算値をあらかじめ記憶する第3の記憶手段と
をそれぞれ別個に設けるとともに、上記加算手段を上記
サンプル情報および上記所定の係数を読み出すための読
み出し手段の次段に設け、上記読み出し手段による上記
サンプル情報および上記所定の係数の読み出し処理と、
上記加算手段による上記サンプル情報および上記所定の
係数の加算処理とを1マシンサイクルで行うようにした
ことを特徴とするものである。
【0030】
【作用】本発明は上記技術手段より成るので、一連のデ
コード処理の中で行われる逆量子化処理および逆スケー
リング処理が、オーディオ圧縮データ中のスケールファ
クタ情報の値によって特定される演算値の指数を整数部
と分数部とに分離した演算式に基づいて、上記整数部に
関する演算処理とそれ以外の演算処理とに分けて行われ
るようになり、上記整数部に関する演算処理について
は、与えられる情報を乗算ではなくシフト演算によって
処理することが可能となるので、上記逆量子化処理およ
び逆スケーリング処理の際に、演算負荷が大きい乗算を
行う回数を従来よりも少なくすることが可能となる。
【0031】また、本発明の他の特徴によれば、逆量子
化処理および逆スケーリング処理をパイプライン処理に
よって行うようにした場合において、サンプル情報およ
び所定の係数の読み出し処理とそれら各情報の加算処理
とを1マシンサイクルで行うようにした場合には、演算
負荷が小さいシフト処理は極めて短時間で行うことがで
き、乗算手段による乗算処理とシフト手段によるシフト
処理とを1マシンサイクルで行うことが可能であるの
で、上述の読み出し処理および加算処理と、前のマシン
サイクルにおける読み出し処理および加算処理によって
得られた情報を用いた乗算処理およびシフト処理とを、
全て1マシンサイクルで行うことが可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明のMPEGオーディオデコーダ
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明
によるMPEGオーディオデコーダの構成を示すクレー
ム対応図である。
【0033】図1において、は演算式生成手段であ
り、MPEG規格のオーディオ圧縮データに対して逆量
子化処理および逆スケーリング処理を行うための演算式
であって、従来の規格に基づく演算式を変形して新たな
演算式を生成する。すなわち、コンパクトディスク等の
図示しない外部メディアからのオーディオ圧縮データ中
に含まれるスケールファクタ情報の値によって特定され
る演算値の指数を整数部と分数部とに分離するようにし
て従来の演算式を変形し、逆量子化処理および逆スケー
リング処理を行うための演算式を生成する。
【0034】また、は乗加算手段であり、上記演算式
生成手段によって生成された演算式に基づいて、入力
されるオーディオ圧縮データに対して上記整数部に関す
る演算以外の演算を乗加算によって行う。はシフト手
段であり、上記乗加算手段により行われた演算結果に
対して、上記演算式生成手段によって生成された演算
式における上記整数部に関する演算をシフト処理によっ
て行うことにより、サブバンドサンプル情報Sを求め、
図示しない内部メモリへ出力する。
【0035】図2は、図1に示した本発明を具体的に実
施したMPEGオーディオデコーダの構成を示す機能ブ
ロック図である。図2において、1はデータ入力部であ
り、図4に示したビットストリームで構成されるMPE
G規格のオーディオ圧縮データを入力する。先にも述べ
たように、上記オーディオ圧縮データは、図4に示した
ビットストリームの順番でこのデータ入力部1に入力さ
れるようになっている。データ入力部1の内部には、ヘ
ッダレジスタ1aが備えられており、上記ビットストリ
ームに最初に含まれているヘッダ情報が記憶される。
【0036】2はCRCチェック部であり、CRC情報
(CRCチェックワード)に基づいてビットストリーム
中のエラーを検出する。すなわち、CRCチェック部2
は、16ビットのCRCチェックワードの値と、それ以
前に入力されたヘッダ情報および上記CRCチェックワ
ードの後に入力されるアロケーション情報、 scfsi情
報、スケールファクタ情報の各値をもとに所定の演算が
施された結果得られる16ビットの値とを比較する。そ
して、それら両者の値が一致するかどうかを調べること
により、エラー検出を行う。
【0037】3はAS−RAM(Allocation・Scale Fa
ctor−RAM)ブロックであり、第1のシリアル/パラ
レル変換部(S/P変換部)3aと、第1の書き込み部
3bと、第1の読み出し部3cと、AS−RAM3dと
により構成されている。上記第1のS/P変換部3a
は、上記データ入力部1からシリアルデータの形で送ら
れてくるアロケーション情報、scfsi 情報およびスケー
ルファクタ情報、それぞれパラレルデータの形に変換す
るものである。
【0038】また、上記AS−RAM3dは、パラレル
変換されたアロケーション情報、scfsi 情報およびスケ
ールファクタ情報を一時記憶するものであり、上記第1
の書き込み部3bおよび第1の読み出し部3cによって
読み書きが行われるようになっている。このAS−RA
M3dにおいては、一度記憶された scfsi情報がそれよ
り後に入力されるスケールファクタ情報によって上書き
される。したがって、最終的にはアロケーション情報お
よびスケールファクタ情報のみがこのAS−RAM3d
に記憶されることになる。
【0039】4はサンプルRAMブロックであり、第2
のS/P変換部4aと、サンプル変換部4bと、第2の
書き込み部4cと、サンプルRAM4dと、第2の読み
出し部4eと、加算器4fとにより構成されている。上
記第2のS/P変換部4aは、上記データ入力部1から
シリアルデータの形で送られてくるサンプル(もしくは
サンプルコード)情報をパラレルデータの形に変換する
ものである。
【0040】また、上記サンプル変換部4bは、入力さ
れるサンプルコード情報を分解して3つのサンプル情報
に変換するものである。上記サンプルRAM4dは、パ
ラレル変換されたサンプル情報を一時記憶するものであ
り、上記第2の書き込み部4cおよび第2の読み出し部
4eによって読み書きが行われるようになっている。上
記加算器4fは、上記第2の読み出し部4eによって読
み出されるサンプル情報と、第3の読み出し部7によっ
て第1の係数ROM5から読み出される所定の係数Dと
を加算するものである。
【0041】8は演算器であり、第1のレジスタ9と、
乗算器10と、シフタ11と、第2のレジスタ12とを
有している。上記第1のレジスタ9は、上記加算器4f
における加算結果を一時保持するものである。上記乗算
器10は、上記第1のレジスタ9に一時保持された加算
結果と、上記第3の読み出し部7によって第2の係数R
OM6から読み出される所定の係数C’とを乗ずるもの
である。上記シフタ11は、上記乗算器10における乗
算結果を所定量だけシフトするものである。上記第2の
レジスタ12は、上記シフタ11におけるシフト演算の
結果求められるサブバンドサンプル情報Sを一時保持す
るものである。
【0042】なお、上記シフタ11は、図1に示したシ
フト手段に対応するものであり、上記加算器4fおよ
び乗算器10は、図1に示した乗加算手段に対応する
ものである。
【0043】次に、上記のように構成したMPEGオー
ディオデコーダの動作を説明する。まず、ヘッダ情報が
データ入力部1より入力され、それがデータ入力部1内
のヘッダレジスタ1aに記憶される。次に、CRC情報
がデータ入力部1より入力され、それがCRCチェック
部2に転送される。そして、CRCチェック部2によっ
て、そのフレーム内にビット・エラーが存在するかどう
かが調べられる。
【0044】次に、アロケーション情報、scfsi 情報お
よびスケールファクタ情報がこの順番でデータ入力部1
より入力され、それらがシリアルデータの形で第1のS
/P変換部3aに順次転送される。第1のS/P変換部
3aでは、これらのアロケーション情報、scfsi 情報お
よびスケールファクタ情報がシリアルデータの形からパ
ラレルデータの形に変換される。そして、このようにし
てパラレル変換された各情報が、第1の書き込み部3b
によってAS−RAM3dに記憶される。
【0045】上述したように、レイヤIIのステレオモー
ドでは、オーディオデータは最大30個のサブバンドに
分割され、各サブバンド毎に符号化されており、各サブ
バンドには2個のチャネルが含まれている。上記AS−
RAM3dには、上記した各情報を各サブバンドの各チ
ャネル毎に記憶するためのアドレスが0〜59までそれ
ぞれ用意されている。
【0046】次に、サンプルデータがデータ入力部1よ
り入力され、それがシリアルデータの形で第2のS/P
変換部4aに転送される。第2のS/P変換部4aで
は、上記サンプルデータがシリアルデータの形からパラ
レルデータの形に2バイト毎に変換される。
【0047】なお、このデータ入力部1から第2のS/
P変換部4aへの転送の際には、転送されてくるサンプ
ルデータのビット数がカウントされると同時に、AS−
RAM3dから各サブバンド、チャネルのアロケーショ
ン情報が若いアドレスから順に読み出される。これによ
り、どのサブバンド、チャネルに対応するサンプルデー
タが転送されてきているのかが常に監視されている。
【0048】上記転送されてきたあるサブバンド、チャ
ネルに対応するサンプルデータがサンプルコード情報で
ある場合(従来例のところで述べたように、サンプルコ
ード情報かどうかはアロケーション情報の値に応じて判
断することが可能である)は、パラレル変換されたサン
プルコード情報は、サンプル変換部4bによって3つの
サンプル情報に分解される。サンプルコード情報から3
つのサンプル情報を抽出するには、以下のような処理が
行われる。
【0049】 for (i=0 ; i<3 ; i++){ s[i] = c % nelvels c = c div nelvels } ただし、s[i] (i= 0〜2):3つのサンプル情報 c :初期値はサンプルコード情報 nelvels :3or5or9 % :余り div :商
【0050】そして、上記第2のS/P変換部4aおよ
びサンプル変換部4bにおける所定の処理によって得ら
れたサンプル情報は、次に第2の書き込み部4cに与え
られ、サンプルRAM4dに記憶される。
【0051】図3は、上記サンプルRAM4dに記憶さ
れるサンプル情報の記憶内容の一例を示す図である。図
3では、サンプル情報をsp(i,j,k)として示し
ている。ここで、iはチャネル番号を示し、jはサブバ
ンド番号を示し、kは時間軸方向の順番を示している。
【0052】図3に示したように、サンプル情報は、s
p(0,0,0)、sp(0,0,1)、sp(0,
0,2)、sp(1,0,0)、sp(1,0,1)、
sp(1,0,2)、sp(0,1,0)、………の順
番でサンプルRAM4dに順次記憶されていく。
【0053】このサンプル情報は、各サブバンドの各チ
ャネル毎にビット幅が異なっている(2〜16ビット)
が、本実施例においては、このようにビット幅の異なる
各サンプル情報を、1ワードに1つずつ記憶するのでは
なく、先に記憶されたサンプル情報に続けて詰めて記憶
するようにしている。このため、サンプルRAM4dに
は、1つのアドレス内に幾つかのサンプル情報が記憶さ
れる。また、図3の斜線部で示したように、1つのサン
プル情報が2つのアドレスにまたがって記憶される場合
もある。
【0054】以上のようにしてサンプル情報がサンプル
RAM4dに順に記憶されていき、ある程度の量が記憶
されると、次にデコード処理が行われる。なお、このデ
コード処理を行っている際にも、データ入力部1からオ
ーディオ圧縮データのビットストリームが常に入力さ
れ、AS−RAM3dおよびサンプルRAM4dに各情
報が記憶されていく。
【0055】このデコード処理では、まずサブバンドサ
ンプル情報Sが求められる。従来、上述のサブバンドサ
ンプル情報Sは、上記した(式1)(式2)の演算式に
従って求められていた。表3に示したように、スケール
ファクタ情報の値インデックスは0〜62の値をとるか
ら、上記(式2)は、その指数を整数部mと分数部nと
に分けて次の(式3)のようにように変形することがで
きる。 ファクタ=21-index/3 =2-m(2-n/3) (式3)
【0056】したがって、上記(式1)は、この(式
3)を用いて次の(式4)のように変形することができ
る。 S=2-m・(2-n/3×C)×(S”+D) (式4) ただし、m=-1〜19,n=0〜2 さらに、(式4)において、2-n/3×C=C’とする
と、 S=2-m・C’×(S”+D) (式5) となる。
【0057】本実施例では、この(式5)に基づいて逆
量子化演算および逆スケーリング演算を行うことによ
り、サブバンドサンプル情報Sを求めるようにしてい
る。ここで、(式5)中の2-mの演算はシフト演算によ
って行うことができるので、上記サブバンドサンプル情
報Sは、加算1回、乗算1回、シフト演算1回の演算処
理によって求めることができる。
【0058】周知のように、シフト演算の方が乗算より
も演算負荷はかなり小さいので、本実施例によれば、演
算負荷が大きい乗算を2回にわたって行わなければなら
なかった従来方式に比べて、サブバンドサンプル情報S
を求める際の演算負荷を大幅に小さくすることができ
る。
【0059】このことを、図2を参照しながら説明す
る。まず、第2の読み出し部4eによってサンプルRA
M4dからサンプル情報S”が最上位ビット(MSB)
が反転された状態で読み出される。それと同時に、第1
の読み出し部3cによって、上記読み出されたサンプル
情報に対応するサブバンド、チャネルのアロケーション
情報およびスケールファクタ情報がAS−RAM3dか
ら読み出される。
【0060】そして、上記読み出されたアロケーション
情報およびスケールファクタ情報の値に応じた係数
C’、係数Dが第3の読み出し部7によって第1および
第2の係数ROM5、6から夫々読み出される。このよ
うにして読み出されたサンプル情報S”および係数D
は、加算器4fに与えられて加算される。そして、この
加算器4fにおける加算結果(S”+D)は、バス13
を介して第1のレジスタ9に転送されて保持される。
【0061】次に、この第1のレジスタ9に保持された
加算結果(S”+D)と、上記第3の読み出し部7によ
って読み出された係数C’とが乗算器10において乗算
される。続いて、この乗算器10における乗算結果
{C’×(S”+D)}がシフタ11に与えられ、2-m
の分だけシフト処理される。
【0062】以上のようにして、サブバンドサンプル情
報S=2-m・C’×(S”+D)が求められ、それが第
2のレジスタ12に保持される。この第2のレジスタ1
2に保持されたサブバンドサンプル情報Sは、その後の
合成サブバンドフィルタ処理に利用される。
【0063】以下に示す表5は、上述のような逆量子化
演算および逆スケーリング演算をパイプライン処理でも
って行った場合にかかる全マシンサイクル数を示すもの
である。なお、表5中の(a)および(b)は、従来の
(式1)に基づいて演算を行った場合のマシンサイクル
数を示し、(c)は、本実施例の(式5)に基づいて演
算を行った場合のマシンサイクル数を示している。
【0064】
【表5】
【0065】表5の(a)は、1つの係数ROMに、係
数ファクタ,係数C,係数Dの各値を記憶した場合を示
すものである。この場合、まず最初に、第1のマシンサ
イクルでサンプル情報のMSBを反転した値S”と係数
Dとを読み出す。次に、第2のマシンサイクルで係数C
を読み出すとともに、上記第1のマシンサイクルで読み
出したサンプル情報S”と係数Dとを加算する。
【0066】次の第3のマシンサイクルでは、係数ファ
クタを読み出すとともに、上記第2のマシンサイクルで
読み出した係数Cと加算結果(S”+D)とを乗算す
る。そして、第4のマシンサイクルにおいて、上記第3
のマシンサイクルで読み出した係数ファクタと乗算結果
{C×(S”+D)}とを乗算することにより、サブバ
ンドサンプル情報Sを求める。この第4のマシンサイク
ルでは、次のサンプル情報S”と係数Dとを読み出して
いるので、全体としては3マシンサイクルでサブバンド
サンプル情報Sが求められる。
【0067】表5の(b)は、係数ROMを2つ設け、
1つ目の係数ROMに係数Dを記憶し、2つ目の係数R
OMに係数ファクタと係数Cとを記憶した場合を示すも
のである。このように係数ROMを2つに分けると、第
3のマシンサイクルの段階で次のサンプル情報S”と係
数Dとを読み出すことが可能となるので、全体としては
2マシンサイクルでサブバンドサンプル情報Sを求める
ことが可能となる。
【0068】以上のような従来例に対して、本実施例の
動作を示す表5の(c)では、まず第1のマシンサイク
ルでサンプルRAM4dからサンプル情報S”を読み出
すとともに、第1および第2の係数ROM5、6から係
数C’、係数Dを夫々読み出す。また、この第1のマシ
ンサイクルでは、上記読み出したサンプル情報S”と係
数Dとを加算器4fにおいて加算する処理も併せて行
う。
【0069】このように、1つのマシンサイクルの中で
サンプル情報S”および係数Dの読み出し処理とその加
算処理との2つの処理を行うことができるのは、次の理
由による。すなわち、図3に示したように、サンプルR
AM4dでは、1つのサンプル情報が2つのアドレスに
またがって記憶されている場合が多い。
【0070】したがって、1つのサンプル情報を読み出
すためには、読み出し処理を最低でも2回は行わなけれ
ばならないことになる。このため、サンプルRAM4d
から1つのサンプル情報がバス13に出力されるまで
に、図示しないラッチを用いた合成処理が行われる。よ
って、パイプライン処理で見た場合、このラッチ処理を
行っている間に、S”+Dの加算を行う時間が十分に得
られるのである。
【0071】次に、第2のマシンサイクルでは、上記第
1のマシンサイクルで読み出した係数C’と加算器4f
における加算結果(S”+D)とを乗算するとともに、
その乗算結果{C’×(S”+D)}に対して2-mの分
だけシフト演算を施す。シフト演算は乗算に比べて演算
時間が非常に短くて済むので、同じマシンサイクルの中
で上述の乗算とシフト演算とを行うことが可能である。
【0072】この第2のマシンサイクルでは、次のサン
プル情報S”と係数C’、Dとを読み出しているので、
全体としては1マシンサイクルでサブバンドサンプル情
報Sを求めることができる。このように、積和演算を1
マシンサイクルで処理できる演算器8を用いた場合、従
来は最低でも2マシンサイクルかかっていた処理を、本
実施例によれば1マシンサイクルで行うことができ、演
算時間を大幅に短縮することができる。
【0073】なお、以上の実施例では、AS−RAMブ
ロック3とサンプルRAMブロック4との2つのブロッ
クを設け、アロケーション情報およびスケールファクタ
情報とサンプル情報とを別のRAM内に記憶させるよう
にしている。しかし、本発明はこれに限定されるもので
はなく、上述の各情報を同じRAM内に記憶させるよう
にしても良い。
【0074】また、以上の説明は、全てMPEG1オー
ディオ規格のレイヤIIに基づくものであるが、本発明は
MPEG1のレイヤIやレイヤIII 、あるいはMPEG
2の規格にも同様に適用することが可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明は上述したように、オーディオ圧
縮データ中のスケールファクタ情報の値によって特定さ
れる演算値の指数を整数部と分数部とに分離した演算式
に基づいて、1回の乗加算演算と1回のシフト演算とに
よって逆量子化処理および逆スケーリング処理を行うよ
うにしたので、従来は2回にわたって行っていた乗算の
一方をシフト演算に置き換えることで演算負荷を著しく
小さくすることができ、逆量子化処理および逆スケーリ
ング処理を行うための処理時間を短くすることができ
る。
【0076】また、本発明の他の特徴によれば、逆量子
化処理および逆スケーリング処理をパイプライン処理に
よって行うようにするとともに、サンプル情報および所
定の係数の読み出し処理とそれら各情報の加算処理とを
1マシンサイクルで行うようにしたので、上述の読み出
し処理および加算処理と、前のマシンサイクルにおける
読み出し処理および加算処理によって得られた情報を用
いた乗算処理およびシフト処理とを、全て1マシンサイ
クルで行うことができ、逆量子化処理および逆スケーリ
ング処理を行うための処理速度を更に高速化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMPEGオーディオデコーダの構成を
示すクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例によるMPEGオーディオデ
コーダの構成を示す機能ブロック図である。
【図3】サンプルRAMに記憶されるサンプル情報の記
憶内容の一例を示す図である。
【図4】MPEG1オーディオのレイヤIIによるオーデ
ィオ圧縮データのビットストリームを示す図である。
【符号の説明】 演算式生成手段 乗加算手段 シフト手段 4 サンプルRAMブロック 4d サンプルRAM 4e 第2の読み出し部 4f 加算器 5 第1の係数ROM 6 第2の係数ROM 7 第3の読み出し部 8 演算器 9 第1のレジスタ 10 乗算器 11 シフタ 12 第2のレジスタ
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 尚久 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 佐藤 弥章 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG規格のオーディオ圧縮データに
    対して逆量子化処理および逆スケーリング処理を行うよ
    うになされたMPEGオーディオデコーダにおいて、 上記オーディオ圧縮データ中のスケールファクタ情報の
    値によって特定される演算値の指数を整数部と分数部と
    に分離して、上記逆量子化処理および逆スケーリング処
    理を行うための演算式を生成する演算式生成手段と、 上記演算式生成手段によって生成された演算式に基づい
    て、上記整数部に関する演算以外の演算を乗加算によっ
    て行う乗加算手段と、 上記乗加算手段により行われた演算結果に対して上記演
    算式における上記整数部に関する演算をシフト処理によ
    って行うシフト手段とを具備することを特徴とするMP
    EGオーディオデコーダ。
  2. 【請求項2】 上記乗加算手段は、上記オーディオ圧縮
    データ中のサンプル情報と所定の係数とを加算する加算
    手段と、上記加算手段による加算結果と上記分数部に関
    する所定の演算値とを乗ずる乗算手段とにより構成さ
    れ、 上記分数部に関する所定の演算値は、テーブル情報とし
    てあらかじめ記憶手段に記憶されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のMPEGオーディオデコーダ。
  3. 【請求項3】 上記演算式に基づく逆量子化処理および
    逆スケーリング処理をパイプライン処理によって行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のM
    PEGオーディオデコーダ。
  4. 【請求項4】 上記サンプル情報を一時記憶する第1の
    記憶手段と、上記所定の係数をあらかじめ記憶する第2
    の記憶手段と、上記所定の演算値をあらかじめ記憶する
    第3の記憶手段とをそれぞれ別個に設けるとともに、 上記加算手段を上記サンプル情報および上記所定の係数
    を読み出すための読み出し手段の次段に設け、 上記読み出し手段による上記サンプル情報および上記所
    定の係数の読み出し処理と、上記加算手段による上記サ
    ンプル情報および上記所定の係数の加算処理とを1マシ
    ンサイクルで行うようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載のMPEGオーディオデコーダ。
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