JPH08291500A - 香料含有壁紙の製造法 - Google Patents
香料含有壁紙の製造法Info
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- JPH08291500A JPH08291500A JP7130950A JP13095095A JPH08291500A JP H08291500 A JPH08291500 A JP H08291500A JP 7130950 A JP7130950 A JP 7130950A JP 13095095 A JP13095095 A JP 13095095A JP H08291500 A JPH08291500 A JP H08291500A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は比較的簡単な手法で、芳香徐放の持
続期間が長く、壁紙裏面に香料含有液を塗布するにも関
わらず、貼付施工の際に接着不良も発生しない健康に良
い居住空間形成に役立つ壁紙を提供することを目的とす
る。 【構成】 壁紙原紙表面にビニール樹脂コートが施さ
れ、必要に応じてその表面に印刷、型押し等の加工が施
された壁紙原紙裏面に、香料含有エマルジョンと高分子
水溶液との混合溶液を塗布し乾燥する工程から成る壁紙
の製造法である。香料含有エマルジョンと混合される高
分子水溶液としては、ビニール樹脂水溶液や高分子多糖
類水溶液が利用される。
続期間が長く、壁紙裏面に香料含有液を塗布するにも関
わらず、貼付施工の際に接着不良も発生しない健康に良
い居住空間形成に役立つ壁紙を提供することを目的とす
る。 【構成】 壁紙原紙表面にビニール樹脂コートが施さ
れ、必要に応じてその表面に印刷、型押し等の加工が施
された壁紙原紙裏面に、香料含有エマルジョンと高分子
水溶液との混合溶液を塗布し乾燥する工程から成る壁紙
の製造法である。香料含有エマルジョンと混合される高
分子水溶液としては、ビニール樹脂水溶液や高分子多糖
類水溶液が利用される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明香料含有壁紙の製造法によ
り得られる壁紙は、住まいの内装材料として壁面、天井
に貼付施工すると、爽快な香りが発散して疲労回復、ス
トレス解消に役立ち、かつ、防カビ性があり、害虫忌避
効果など生物活性作用も発揮し、その効果作用が長期間
持続して、健康に良い居住空間を創現する材料である。
り得られる壁紙は、住まいの内装材料として壁面、天井
に貼付施工すると、爽快な香りが発散して疲労回復、ス
トレス解消に役立ち、かつ、防カビ性があり、害虫忌避
効果など生物活性作用も発揮し、その効果作用が長期間
持続して、健康に良い居住空間を創現する材料である。
【０００２】
【従来の技術】最近、樹木抽出成分の科学的解析が進
み、その利用技術も発展するのに伴って、樹木抽出成分
を内装材料中に封じ込めて「森林浴」調の居住空間を創
ろうとする試みが数多くなされてきた。また、樹木抽出
成分のような天然香料でなくとも、合成香料の香りを嗅
いでいるだけでも精神安定に効果があるとするアロマテ
ラピー（芳香療法）ということも唱えられるようになっ
た。
み、その利用技術も発展するのに伴って、樹木抽出成分
を内装材料中に封じ込めて「森林浴」調の居住空間を創
ろうとする試みが数多くなされてきた。また、樹木抽出
成分のような天然香料でなくとも、合成香料の香りを嗅
いでいるだけでも精神安定に効果があるとするアロマテ
ラピー（芳香療法）ということも唱えられるようになっ
た。
【０００３】本発明者はかかる時勢にかんがみ、さきに
特公平２−３３３８６号として室内にテルペン系物質を
徐放する壁紙類の施工法を提案した。この技法は、壁紙
類の施工時に、施工される壁紙よりも内側にテルペン系
物質が位置するようにして施工する施工法に関するもの
であり、具体的には、施工時に施工する下地にテルペン
系物質を付着させてから壁紙を貼付すること、テルペン
系物質を混入した接着剤を使用して貼付すること、貼付
する壁紙裏面にテルペン系物質を付着させてから貼付す
ること等を内容とする技術であった。
特公平２−３３３８６号として室内にテルペン系物質を
徐放する壁紙類の施工法を提案した。この技法は、壁紙
類の施工時に、施工される壁紙よりも内側にテルペン系
物質が位置するようにして施工する施工法に関するもの
であり、具体的には、施工時に施工する下地にテルペン
系物質を付着させてから壁紙を貼付すること、テルペン
系物質を混入した接着剤を使用して貼付すること、貼付
する壁紙裏面にテルペン系物質を付着させてから貼付す
ること等を内容とする技術であった。
【０００４】この技法によれば、表面層を透過するテル
ペンを室内に漂わせることが可能であり、特に専門業者
でない素人でも、使用するテルペン薬剤さえあれば希望
する面積に容易にテルペンを適用することができる利点
があった。しかし欠点としては、この技法は壁紙の貼付
施工業者に対してメリットを与えるものの、壁紙の製造
メーカーが他社との商品差別化のためにテルペン含有壁
紙を生産する要望が強いのに、それに対する配慮がなか
った点である。
ペンを室内に漂わせることが可能であり、特に専門業者
でない素人でも、使用するテルペン薬剤さえあれば希望
する面積に容易にテルペンを適用することができる利点
があった。しかし欠点としては、この技法は壁紙の貼付
施工業者に対してメリットを与えるものの、壁紙の製造
メーカーが他社との商品差別化のためにテルペン含有壁
紙を生産する要望が強いのに、それに対する配慮がなか
った点である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】壁紙そのものに芳香そ
の他の機能性を付与しようとする試みは過去に多数の技
術提案があり、最近でも特開平６−５７６９９号にフィ
トンチッドを含有した壁紙の提案がある。しかし、これ
も既往のこの種提案と同様で、特殊なカプセル化物を樹
脂と混練りする技法であって、かなり手間のかかる方法
である。本発明は、簡単な技術で壁紙製造メーカーが容
易に採用し得る方法について提案するものである。
の他の機能性を付与しようとする試みは過去に多数の技
術提案があり、最近でも特開平６−５７６９９号にフィ
トンチッドを含有した壁紙の提案がある。しかし、これ
も既往のこの種提案と同様で、特殊なカプセル化物を樹
脂と混練りする技法であって、かなり手間のかかる方法
である。本発明は、簡単な技術で壁紙製造メーカーが容
易に採用し得る方法について提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の壁紙
製造法は特許請求の範囲、請求項１に示す通り、壁紙原
紙に樹脂コート、印刷、型押し等の加工を施す通常の壁
紙生産工程によって出来上がった壁紙の裏面に、香料含
有エマルジョンと高分子水溶液との混合溶液を塗布、乾
燥する方法である。この方法は壁紙生産工程の完成後
に、続く工程で、原紙裏面に混合溶液を塗布するのであ
るから、従来の壁紙生産工程の１工程で香料を添加する
ような特殊な原料調合を必要とせず、そのような場合に
往々発生しがちなミスを伴うこともないのである。
製造法は特許請求の範囲、請求項１に示す通り、壁紙原
紙に樹脂コート、印刷、型押し等の加工を施す通常の壁
紙生産工程によって出来上がった壁紙の裏面に、香料含
有エマルジョンと高分子水溶液との混合溶液を塗布、乾
燥する方法である。この方法は壁紙生産工程の完成後
に、続く工程で、原紙裏面に混合溶液を塗布するのであ
るから、従来の壁紙生産工程の１工程で香料を添加する
ような特殊な原料調合を必要とせず、そのような場合に
往々発生しがちなミスを伴うこともないのである。
【０００７】かつて本発明者が提案した特公平２−３３
３８６号においては、壁紙の貼付施工時に、壁紙裏面に
テルペン系物質を付着させたのち、壁紙裏面に貼付用糊
を塗布して施工する提案であるが、この場合には壁紙裏
面上にテルペン系物質が残留していると、次に塗布する
貼付用のデンプン糊との接着性を損なう欠点があった。
本発明の壁紙製造法では、香料がエマルジョン化されて
いる上、そのエマルジョンに水溶性高分子の水溶液が混
合された混合溶液が塗布されるので、乾燥後も裏面に水
溶性高分子の少なくとも一部が残留するので、壁紙の接
着性が阻害されないのである。
３８６号においては、壁紙の貼付施工時に、壁紙裏面に
テルペン系物質を付着させたのち、壁紙裏面に貼付用糊
を塗布して施工する提案であるが、この場合には壁紙裏
面上にテルペン系物質が残留していると、次に塗布する
貼付用のデンプン糊との接着性を損なう欠点があった。
本発明の壁紙製造法では、香料がエマルジョン化されて
いる上、そのエマルジョンに水溶性高分子の水溶液が混
合された混合溶液が塗布されるので、乾燥後も裏面に水
溶性高分子の少なくとも一部が残留するので、壁紙の接
着性が阻害されないのである。
【０００８】精油ないし香料は一般的に常温で液体であ
って、実質的に水不溶性であるから適当な乳化剤を使用
すれば容易にエマルジョン化することができる。ただ、
最も本発明に適当なエマルジョンは、請求項３に示すよ
うに、エマルジョン樹脂粒子に香料が含浸され、その香
料含有樹脂粒子の表面に樹脂被覆層が形成された二重構
造エマルジョンである。このエマルジョンおよびその製
法については、かつて本発明者が、「薬効成分徐放性多
層構造エマルジョンと、その製造方法」として特公平５
−３４９８５号において提案したもので特許登録されて
いる。（特許第１８２３６３０号）
って、実質的に水不溶性であるから適当な乳化剤を使用
すれば容易にエマルジョン化することができる。ただ、
最も本発明に適当なエマルジョンは、請求項３に示すよ
うに、エマルジョン樹脂粒子に香料が含浸され、その香
料含有樹脂粒子の表面に樹脂被覆層が形成された二重構
造エマルジョンである。このエマルジョンおよびその製
法については、かつて本発明者が、「薬効成分徐放性多
層構造エマルジョンと、その製造方法」として特公平５
−３４９８５号において提案したもので特許登録されて
いる。（特許第１８２３６３０号）
【０００９】請求項３に示すエマルジョンの使用が本発
明製造法の実施に最適であり、これと混合使用される水
溶性高分子としては、ポリビニールアルコール、ポリビ
ニールピロリドン等のビニール系樹脂、カルボキシルメ
チルセルローズ、ヒドロキシルエチルセルローズ、アラ
ビアゴム、プルラン、アラビノガラクタン等の高分子多
糖類も適宜使用可能である。
明製造法の実施に最適であり、これと混合使用される水
溶性高分子としては、ポリビニールアルコール、ポリビ
ニールピロリドン等のビニール系樹脂、カルボキシルメ
チルセルローズ、ヒドロキシルエチルセルローズ、アラ
ビアゴム、プルラン、アラビノガラクタン等の高分子多
糖類も適宜使用可能である。
【００１０】
【作 用】本発明の壁紙製造法では、通常の壁紙製造工
程で壁紙が完成して、壁紙全体が剛直化した後に、続く
工程で香料含有エマルジョンと高分子水溶液との混合物
を壁紙裏面の原紙面に塗布するので、この塗布液が水系
であるにもかかわらず、原紙を膨潤させて壁紙を伸長さ
せたり、皺を発生させたりの欠点が発生しないのであ
る。
程で壁紙が完成して、壁紙全体が剛直化した後に、続く
工程で香料含有エマルジョンと高分子水溶液との混合物
を壁紙裏面の原紙面に塗布するので、この塗布液が水系
であるにもかかわらず、原紙を膨潤させて壁紙を伸長さ
せたり、皺を発生させたりの欠点が発生しないのであ
る。
【００１１】もし、さきに原紙裏面に同じ溶液を塗布し
た後に表面層を形成させると、原紙が伸長し、発生した
皺のために樹脂コート、印刷、型押し等の加工を正常に
行うことができないのである。
た後に表面層を形成させると、原紙が伸長し、発生した
皺のために樹脂コート、印刷、型押し等の加工を正常に
行うことができないのである。
【００１２】香料含有エマルジョンと高分子水溶液との
混合物の壁紙裏面への塗布が、ナチュラルコーター、リ
バースコーター等のロールコーターで行われる場合に
は、混合される高分子水溶液は一定の粘度が必要である
から、香料含有エマルジョンに添加される高分子水溶液
は、請求項４に示す高分子樹脂系水溶液が好ましい。
混合物の壁紙裏面への塗布が、ナチュラルコーター、リ
バースコーター等のロールコーターで行われる場合に
は、混合される高分子水溶液は一定の粘度が必要である
から、香料含有エマルジョンに添加される高分子水溶液
は、請求項４に示す高分子樹脂系水溶液が好ましい。
【００１３】一方、塗布がグラビアロールを使用して行
われる場合には、混合される水溶液は低粘度でなければ
ならず、請求項５に示す高分子多糖類水溶液が好まし
い。
われる場合には、混合される水溶液は低粘度でなければ
ならず、請求項５に示す高分子多糖類水溶液が好まし
い。
【００１４】塗布液中の香料は時日経過とともに壁紙の
表面から徐放してゆくが、表面層にはかなり厚いビニー
ル樹脂のコートが施されているから、香料のコート層に
対する吸着、透過、脱着は極めて緩やかであって、芳香
の持続は長期にわたるものと期待される。
表面から徐放してゆくが、表面層にはかなり厚いビニー
ル樹脂のコートが施されているから、香料のコート層に
対する吸着、透過、脱着は極めて緩やかであって、芳香
の持続は長期にわたるものと期待される。
【００１５】
【実施例１】壁紙原紙に塩化ビニール樹脂のゾルコート
が施され、その表面に大理石模様が印刷され、さらにエ
ンボスロールで型押しが施されて完成した壁紙の裏面
に、続く工程で、ヒノキ精油３３％を含有した二重構造
エマルジョン（粘度：１，０００ｃ．ｐ．）に、天然高
分子多糖類、アラビノガラクタンの３０％水溶液を１０
％添加した混合液（粘度：１００ｃ．ｐ．）を、版深６
５ミクロンのグラビアロールを使用して１０ｇ／ｍ２の
割合で塗布し、加熱ロールで乾燥し、次いで冷却ロール
で冷却して巻き取り、本発明香料含有壁紙を得た。この
場合、肉眼で観察した限りでは塗布液の殆どが裏面の紙
層内に含浸していて、紙表には僅かに残留している程度
であった。
が施され、その表面に大理石模様が印刷され、さらにエ
ンボスロールで型押しが施されて完成した壁紙の裏面
に、続く工程で、ヒノキ精油３３％を含有した二重構造
エマルジョン（粘度：１，０００ｃ．ｐ．）に、天然高
分子多糖類、アラビノガラクタンの３０％水溶液を１０
％添加した混合液（粘度：１００ｃ．ｐ．）を、版深６
５ミクロンのグラビアロールを使用して１０ｇ／ｍ２の
割合で塗布し、加熱ロールで乾燥し、次いで冷却ロール
で冷却して巻き取り、本発明香料含有壁紙を得た。この
場合、肉眼で観察した限りでは塗布液の殆どが裏面の紙
層内に含浸していて、紙表には僅かに残留している程度
であった。
【００１６】この壁紙を８畳間のダイニングルームの開
口部を除く壁面および天井にデンプン糊を使用して貼付
施工したところ、接着性は通常の壁紙と変わりなく、室
内にはヒノキの芳香が漂って好ましい住空間となつた。
また、貼付後１か年間は同様の芳香がはっきりと感じら
れた。
口部を除く壁面および天井にデンプン糊を使用して貼付
施工したところ、接着性は通常の壁紙と変わりなく、室
内にはヒノキの芳香が漂って好ましい住空間となつた。
また、貼付後１か年間は同様の芳香がはっきりと感じら
れた。
【００１７】
【実施例２】ヒバ精油、ヒノキ精油、ラベンダー精油等
の香料を内蔵するウレタン系マイクロカプセルエマルジ
ョン９０部に、部分鹸化ポリビニールアルコール２０％
水溶液１０部を添加混合し、表面に塩化ビニールゾルコ
ートが施された花模様の壁紙裏面にナチュラル、リバー
スのロールコーター併用で８ｇ／ｍ２の割合でコート
し、乾燥して本発明香料含有壁紙を得た。この場合、塗
布液の一部が紙表に残留しているのが肉眼で観察された
が、デンプン糊での貼付施工に支障はなかった。この壁
紙を６畳間の子供部屋に貼付したところ、落ち着きのあ
る上品な芳香の部屋となった。また、改装までは小児喘
息気味であった子供の症状が著しく軽減した。
の香料を内蔵するウレタン系マイクロカプセルエマルジ
ョン９０部に、部分鹸化ポリビニールアルコール２０％
水溶液１０部を添加混合し、表面に塩化ビニールゾルコ
ートが施された花模様の壁紙裏面にナチュラル、リバー
スのロールコーター併用で８ｇ／ｍ２の割合でコート
し、乾燥して本発明香料含有壁紙を得た。この場合、塗
布液の一部が紙表に残留しているのが肉眼で観察された
が、デンプン糊での貼付施工に支障はなかった。この壁
紙を６畳間の子供部屋に貼付したところ、落ち着きのあ
る上品な芳香の部屋となった。また、改装までは小児喘
息気味であった子供の症状が著しく軽減した。
【００１８】
【発明の効果】以上詳細を記載したように、本発明の香
料壁紙の製造法によれば、水系塗装液の塗布にも関わら
ず壁紙原紙の伸び、皺等の発生がなく、かつ、芳香が経
時的に継続発散する壁紙を得ることができ、かつ、裏面
にデンプン糊を貼付して施工する場合にも接着不良が全
く発生せずに、ヘルシーでアメニティの居住空間を形成
することが出来たのである。
料壁紙の製造法によれば、水系塗装液の塗布にも関わら
ず壁紙原紙の伸び、皺等の発生がなく、かつ、芳香が経
時的に継続発散する壁紙を得ることができ、かつ、裏面
にデンプン糊を貼付して施工する場合にも接着不良が全
く発生せずに、ヘルシーでアメニティの居住空間を形成
することが出来たのである。
Claims (5)
- 【請求項１】 壁紙原紙表面にビニール樹脂コート層を
形成し、必要に応じてその表面に印刷、型押し等の加工
を施したのち、続く工程で、その壁紙原紙裏面に香料含
有エマルジョンと高分子水溶液との混合溶液を塗布、乾
燥することを特徴とする香料含有壁紙の製造法。 - 【請求項２】 請求項１に示す香料含有壁紙の製造法に
おいて、エマルジョン中に含有される香料が、樹木、草
花から抽出採取された精油を主成分とする天然香料であ
る請求項１に示す香料含有壁紙の製造法。 - 【請求項３】 請求項１に示す香料含有壁紙の製造法に
おいて、使用する香料含有エマルジョンが、エマルジョ
ン樹脂粒子に香料が含浸され、その香料含有樹脂粒子の
表面に樹脂被覆層が形成された二重構造エマルジョンで
ある請求項１に示す香料含有壁紙の製造法。 - 【請求項４】 請求項１に示す香料含有壁紙の製造法に
おいて、香料含有エマルジョンに混合される高分子水溶
液が、ビニール系樹脂水溶液である請求項１に示す香料
含有壁紙の製造法。 - 【請求項５】 請求項１に示す香料含有壁紙の製造法に
おいて、香料含有エマルジョンに混合される高分子水溶
液が、高分子多糖類水溶液である請求項１に示す香料含
有壁紙の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130950A JP3026148B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 香料含有壁紙の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130950A JP3026148B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 香料含有壁紙の施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08291500A true JPH08291500A (ja) | 1996-11-05 |
| JP3026148B2 JP3026148B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=15046449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7130950A Expired - Fee Related JP3026148B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 香料含有壁紙の施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026148B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000053993A (ko) * | 2000-05-16 | 2000-09-05 | 박미애 | 자연향을 휘산할수 있는 목재류의 목분 및 허브식물을이용한 벽지 및 포장지 |
| KR20020016209A (ko) * | 2000-08-24 | 2002-03-04 | 시국명 | 목분, 왕겨분, 쑥분등을 이용한 벽지 및 기계장치 |
| KR100467808B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2005-01-24 | 주식회사 엘지화학 | 천연향을 발산하는 벽지 |
| CN106120476A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-11-16 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香花香粉香芳香墙纸及其制备方法 |
| CN106188732A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香桂花芳香墙纸及其制备方法 |
| CN106188731A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香花香清香芳香墙纸及其制备方法 |
| CN108035197A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-15 | 淄博欧木特种纸业有限公司 | 一种芳香型壁纸原纸及其制备方法 |
| JP2019116587A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 小林製薬株式会社 | 壁紙賦香用香料 |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP7130950A patent/JP3026148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000053993A (ko) * | 2000-05-16 | 2000-09-05 | 박미애 | 자연향을 휘산할수 있는 목재류의 목분 및 허브식물을이용한 벽지 및 포장지 |
| KR20020016209A (ko) * | 2000-08-24 | 2002-03-04 | 시국명 | 목분, 왕겨분, 쑥분등을 이용한 벽지 및 기계장치 |
| KR100467808B1 (ko) * | 2001-10-09 | 2005-01-24 | 주식회사 엘지화학 | 천연향을 발산하는 벽지 |
| CN106120476A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-11-16 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香花香粉香芳香墙纸及其制备方法 |
| CN106188732A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香桂花芳香墙纸及其制备方法 |
| CN106188731A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-12-07 | 上海应用技术学院 | 一种长效留香花香清香芳香墙纸及其制备方法 |
| CN108035197A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-05-15 | 淄博欧木特种纸业有限公司 | 一种芳香型壁纸原纸及其制备方法 |
| JP2019116587A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 小林製薬株式会社 | 壁紙賦香用香料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3026148B2 (ja) | 2000-03-27 |
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