JPH0829128A - 物理量測定装置及びその測定器 - Google Patents

物理量測定装置及びその測定器

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JPH0829128A
JPH0829128A JP6159804A JP15980494A JPH0829128A JP H0829128 A JPH0829128 A JP H0829128A JP 6159804 A JP6159804 A JP 6159804A JP 15980494 A JP15980494 A JP 15980494A JP H0829128 A JPH0829128 A JP H0829128A
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JP
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polarization
light
measured
beam splitter
electro
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JP6159804A
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Inventor
Toshio Akatsu
利雄 赤津
Sadao Mori
貞雄 森
Masao Fukunaga
正雄 福永
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0076Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using photoelectric means
    • G01L9/0077Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using photoelectric means for measuring reflected light
    • G01L9/0079Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using photoelectric means for measuring reflected light with Fabry-Perot arrangements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/268Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light using optical fibres

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Abstract

(57)【要約】 【目的】変位、圧力等の物理量の測定範囲を広げること
ができる物理量測定装置を提供する。 【構成】光ファイバ6からの波長の異なるレ−ザ−ビ−
ムを、検出器100内の変形するダイアフラムに照射
し、このダイアフラムとこれに対向する基準面との反射
光を再び光ファイバ6に戻し、基準面と変形するダイア
フラムの間隔、すなわち差圧を光干渉法によって測定す
る。 【効果】ダイアフラムの変形量を、波長の異なるレ−ザ
−ビ−ムによって光学的に測定しているので、光ファイ
バの特性変化の影響が無く、測定精度が高いと共に、変
位、圧力等の物理量の広範囲の測定が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物の物理量を測
定する装置に係り、更に詳しくは各種化学プラントでの
圧力、流量等の物理量を光学的に測定するための装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物の物理量を測定する装置
として、特開昭62−27603号公報に記載されたも
のがある。この公報に記載されたものは、光ファイバの
屈折率が各種外乱によって変化したとしても、その影響
を受けることがなく、被測定物の変位量とその変位方向
を測定可能にするために、波長の直線偏光を発する1つ
のレーザ発振器と、電圧によって駆動され前記レーザ発
振器から出た光の位相を変調する電気光学結晶と、前記
電気光学結晶から入射された光を被測定物側に出射する
と共に、被測定物側から戻ってきた反射光を前記電気光
学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバと、前記偏光
面保存光ファイバの被測定物側端部と被測定物との間に
位置する1/4波長板と、前記偏光面保存光ファイバの
前記電気光学結晶側端部から出射された反射光を偏光面
によって2分割する偏光ビ−ムスプリッタと、前記偏光
ビ−ムスプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが
最大又は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電
圧を検出し、この印加電圧及びその差から被測定物の変
位方向および変位量を算出する測定部とを備えているも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、1つのレーザ発振器からの偏光を被測定物に出射
し、その反射光を偏光ビ−ムスプリッタによって2分割
し、その分割されたそれぞれの光の明るさが最大又は最
小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検出
し、この印加電圧及びその差から被測定物の変位方向お
よび変位量を算出するものであるため、その印加電圧の
1/2周期の範囲内でしか測定ができない。
【0004】一方、2個所の系内で発生した圧力差を測
定する差圧伝送器のような測定装置においては、測定す
る圧力差がその測定装置を適用するプラントで扱われる
流体の流量の2乗に比例すること、およびプラントで取
り扱われる流体の流量は、プラントの使用形態に応じ
て、幅広く変化する等の理由により、測定装置の測定範
囲を予め設定することができないのが現状である。
【0005】このため、実プラントに測定装置を設置し
て、その測定範囲が適合するか否かの事前作業を行わな
ければず、その作業性が良好でないという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、被測定対象に対応した測
定範囲を提供できる、すなわち測定範囲が広い物理量測
定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、被測定物の物理量を光学的に測定する装
置において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2
つのレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそ
れぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動さ
れ前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光
学結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定
物側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射
光を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイ
バと、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被
測定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保
存光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された
反射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、
前記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の
反射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムス
プリッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された
他方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の
偏光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−
ムスプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが最大
又は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を
検出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段
と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測定物
の変位量を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】波長の異なる直線偏光のレーザ−ビームを電気
光学結晶に高周波電圧を印加して偏光面が直交する2つ
の直線偏光の間の位相を変調して、偏光面保存光ファイ
バから基準面、1/4波長板を通して、被測定物に照射
し、その反射光を再び前記偏光面保存光ファイバに戻し
て、その出射光を偏波面の違いによって2つに分離する
と、干渉する。それぞれの干渉光は基準面からの反射光
の位相を基準にして被測定物からの反射光の位相は、基
準面と被測定物との間の間隙によって変化し、これに伴
ってその明るさが変化する。この明るさが最大または最
小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検出
し、この印加電圧及びその差にもとづいて被測定物の物
理量を算出する。上述したように、波長の異なる2つの
直線偏光のレーザ−ビームを用いることにより、被測定
物に対する測定範囲が拡大し、測定対象への適用性を拡
大させることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の測定装置を構成する圧力検出
器の一実施例を示すもので、この図1において、100
は圧力検出器を示す。1は圧力に応じて変形する可撓体
であるダイアフラムである。2は透明なガラスで、この
ガラス2にダイアフラム1の外周部が接着されている。
ガラス2のダイアフラム1の表面3に対向する面の中心
部には1/4波長膜4が蒸着されている。5はガラス2
の中心部に挿入された反射ミラーである。6は偏光面保
存光ファイバで、この偏光面保存光ファイバ6は取付部
材106によってガラス2に着脱可能に取付けられてい
る。
【0010】レ−ザ−ビ−ムは光ファイバ6内を伝播
し、その他端6Fから出射し、ロッドレンズ7で平行光
になり出射する。出射光は反射ミラー5で反射し、ガラ
ス2の端面に入射する。その入射光の1部はガラス2の
端面(基準面)3で反射し、一部の光は1/4波長膜4を
透過してダイアフラム1の表面で反射する。上記2つの
反射光は再び反射ミラー5,ロッドレンズ7を介して光
ファイバ6に戻る。
【0011】ダイアフラム1側にはフランジ101が、
またガラス2のダイアフラム1とは反対側にはフランジ
102が設けられている。ダイアフラム1の一方の面と
シールダイアフラム9の一方の面との間の空間には、液
体10が充満されている。シールダイアフラム9の他方
の面には、例えばプラントの1つの系内の高圧側の圧力
が作用している。これにより、シ−ルダイアフラム9に
作用する圧力は液体10を介してダイアフラム1の表面
に加わる。
【0012】一方、フランジ102にもシールダイアフ
ラム11が設けられている。このシールダイアフラム1
1の一方の面とダイアフラム1の他方の面との間にも、
フランジ102に設けた通路103およびガラス2に設
けた通路104を通して液体12が充満されている。シ
ールダイアフラム11の他方の面には、例えばプラント
のもう1つの系内の低圧側の圧力が作用している。これ
により、シ−ルダイアフラム11に作用する圧力は液体
12を介してダイアフラム1の表面に加わる。ダイアフ
ラム1は高圧側の圧力と低圧側の圧力の差に比例して変
形し、ガラス2の端面3を基準面として、ここからの反
射光とダイアフラム1の表面からの反射光の間に位相差
が発生する。
【0013】従って、反射光の位相差を測定すれば、高
圧側及び低圧側の差圧を検出することができる。また、
低圧側を大気に開放すれば、高圧側の圧力を測定するこ
とができる。
【0014】図2は本発明の測定装置の一実施例の構成
を示すもので、この図2におて、図1と同符号のものは
同一あるいは相当する部分である。この図2において、
13,13’は波長λ1,λ2の直線偏光のレーザを発振
するレーザ発振器である。14は2つの光を合成するハ
ーフミラーである。ハーフミラ14では波長λ1とλ2
偏光面を一致させて合成する。レーザ光の軸上には高周
波電源15によって駆動され、入射光の位相変調するた
めの電気光学結晶16が配置されている。電気光学結晶
16を経た光の光軸上には光の一部を反射し、一部を透
過させるビームスプリッタ17が配置してある。ビーム
スプリッタ17の透過光の光軸上にはレンズ18と偏光
面保存光ファイバ6が配置されている。
【0015】ビームスプリッタ17からの透過光は、レ
ンズ18で光ファイバ6の端面6Eに集光されて、光フ
ァイバ6に導かれて光ファイバ6の他端部6Fから図1
に示す圧力検出器100に向かって出射されるようにな
っている。
【0016】出射光の一部は、図1に示す圧力検出器1
00内の基準面3で反射し、一部の光は1/4波長膜4
を透過しダイアフラム1の表面で反射し、光ファイバ6
を通って再びビームスプリッタ17に戻る。ビームスプ
リッタ17で反射した光はさらにビームスプリッタ19
によって2分割される。ビームスプリッタ19を透過し
た光のうち、波長λ1の光が干渉フィルタ20を透過し
て偏光ビームスプリッタ21に入射する。
【0017】偏光ビームスプリッタ21は入射した光の
偏光面の違いによって、反射する光Ixλ1と透過する光
Yλ1とに2分割する。これらの光Ixλ1,IYλ1はそ
れぞれ光検出器22,23によって電気信号に変換さ
れ、それぞれの電気信号から最大(または最小)値検出
回路24,25によって最大(または最小)値が検出さ
れ、最大(または最小)値が発生する瞬間の電気光学結
晶16に印加されている電圧値exλ1,eYλ1をそれぞ
れサンプルホールド回路26,27に記憶する。記憶さ
れた電圧値exλ1,eYλ1の差電圧eλ1は減算回路2
8で演算される。
【0018】一方、ビームスプリッタ19で反射した光
は干渉フィルタ29を透過して波長λ2の光のみとなっ
て偏光ビームスプリッタ30に入射する。この入射光は
偏光面の違いによって、反射光Ixλ2と,透過光IYλ2
とに2分割される。それぞれの光は光検出器31,32
で電気信号に変換される。それぞれの電気信号は最大
(または最小)値検出回路33,34で最大(または最
小)値が検出され、最大(または最小)値が検出された
瞬間の電気光学結晶16に印加されている電圧値
xλ2,eYλ2をそれぞれサンプルホールド回路35,
35に記憶する。記憶された電圧値exλ2,eYλ2の差
電圧eλ2は減算回路37で演算される。
【0019】前述した減算回路28からの差電圧eλ1
と減算回路37からの差電圧eλ2とは、第1の演算回
路38に入力される。この第1の演算回路38は、差電
圧eλ1,eλ2の大小関係と差電圧eλ1,eλ2が不連
続に変化する回数Nとの関係を演算する。この演算内容
については、後述する。第2の演算回路39は、前述し
た第1の演算回路38の演算結果にもとづいてダイアフ
ラム1の変位量およびこの変位量から、ダイアフラム1
に作用している圧力を演算する。
【0020】つぎに、上述した本発明の測定装置の一実
施例の動作を説明する。
【0021】まず、圧力検出器100内の受圧板となる
ダイアフラム1の表面の変形の測定について説明する。
電気光学結晶16は図3に示すように直交3軸X,Y,
Zを有し、光Iの入射方向にlCなる長さを有してい
る。いま、XZ方面に平行な面を偏光面とする直線偏光
XがZ方向に進行するときの結晶の屈折率をnXC,同
様にYZ面に平行な面を偏光面とする直線偏光IYがZ
方向に進行するときの結晶の屈折率をnYCとすると、次
式が得られる。
【0022】
【数1】
【0023】
【数2】
【0024】但し、eは電気光学結晶16への印加電
圧、KXC,KYCは電気光学結晶の種類によって定る定
数、nXOC,nYOCは結晶への印加電圧が零のときの屈折
率で、電気光学結晶の種類によって決まる定数である。
【0025】レーザ光の偏光面は電気光学結晶16のX
軸に対して45度傾斜した面に平行となるように電気光
学結晶16が設置されている。レーザ光は電気光学結晶
16のXZ面に平行な偏光面を持つ光IXλ1,IXλ2
YZ面に平行な偏光面を持つ光IYλ1,IYλ2とに分解
される。この4種類の光は電気光学結晶16、ビームス
プリッタ17を透過して偏光面保存光ファイバ6の端面
6Eに集光される。
【0026】偏光面保存光ファイバ6は直交するX,Y
軸を有しており、電気光学結晶16のX,Y軸と偏波面
保存光ファイバのX,Y軸を一致するように配置してお
くと、光IXλ1,IXλ2,IYλ1,IYλ2は偏光面を保
存されたまま光ファイバ6の中を伝播し、その端面6F
から出射し、ロッドレンズ7で平行光となって、圧力検
出器100に入射する。それぞれの光IXλ1,IXλ2
Yλ1,IYλ2は基準面3で一部反射し、その他は1/
4波長膜4を透過してダイアフラム1の表面で反射す
る。
【0027】ここで、1/4波長膜4の結晶軸X−Yは
偏向波面保存光ファイバ6のX−Y軸と45°回転した
状態になるように、光ファイバ6を配置しておく。光I
Xλ1,IXλ2,IYλ1,IYλ2が基準面3で反射した光
をIXλ1r,IXλ2r,IYλ1r,I 2rとすると、光I
Xλ1r,IXλ2rはIXλ1,IXλ2と同じ偏光面を有して
いる。また、ダイアフラム1の表面で反射し、再び光フ
ァイバ6の端面6Fに入射する光をIXλ1mY
Xλ2mY,IYλ1mX,IYλ2mXとおくと、IXλ1mY,I
Xλ2mYの光は1/4波長膜4を往復しているので、それ
ぞれの偏光面はIXλ1,IXλ2よりも90度回転して、
Yλ1,IYλ2の偏光面と同じになる。同様にして、I
Yλ1mX,IYλ2mXの偏光面はIYλ1,IYλ2の偏光面よ
り90度回転してIXλ1,IXλ2の偏光面と同じにな
る。
【0028】8種類の反射光は偏向波面保存光ファイバ
6を伝播し、ビームスプリッタ17で1部反射してビー
ムスプリッタ19でさらに透過光と反射光に2分割され
る。透過光は干渉フィルタ20を透過して波長λ1の光
のみとなる。この光はさらに偏光ビームスプリッタ21
で、偏光面の違いによって反射光と透過光に2分割され
て、それぞれ光検出器22,23で電気信号に変換され
る。
【0029】同様にして、ビームスプリッタ19を反射
した光のうち、波長λ2の光は干渉フィルタ29を透過
して、偏光ビームスプリッタ30で偏光面の違いによっ
て2分割され、それぞれ光検出器31,32で電気信号
に変換される。
【0030】つぎに8種類の光が光検出器22,23,
31,32に入射するときの強度を、それぞれK1
Xλ1r,K2Xλ2r,K3Yλ1r,K4Yλ2r,K5
Xλ1mY,K6 2mY,K7Yλ1mX,K8Yλ2mXとす
る。ここで、K1〜K8はレーザ発振器13,13’の出
射光が、光検出器22,23,31,32に入射するま
での総合的な伝送効率である。
【0031】つぎに、前述した入射強度K1Xλ1r〜K
8Yλ2mXがそれぞれ光検出器22,23,31,32
に入射するときの位相について説明する。
【0032】いま、反射光K1Xλ1rの位相を
φXλ1r、反射光K2Xλ2rの位相をφXλ2r、反射光K
3Yλ1rの位相をφYλ1r、反射光K4Yλ2rの位相を
φYλ2r、反射光K5X λ1mYの位相をφXλ1mY、反射光
6Xλ2mYの位相をφXλ2mY、反射光K7Yλ1mXの位
相をφYλ1mX、反射光K8Yλ2mXの位相をφYλ2mX
すると、それぞれ次式が得られる。
【0033】
【数3】
【0034】
【数4】
【0035】
【数5】
【0036】
【数6】
【0037】
【数7】
【0038】
【数8】
【0039】
【数9】
【0040】
【数10】
【0041】 ここで、lC : 電気光学結晶16の長さ lF : 偏光面保存光ファイバ6の長さ nXF : 偏光面保存光ファイバ6のX−Z平面内に偏
光面を有する光に対する屈折率 nYF : 偏光面保存光ファイバ6のY−Z面内に偏光
面を有する光に対する屈折率 n : 基準面3とダイアフラム1の間の液体の屈折
率 lr : ロッドレンズ7の端面から基準面3までの光
学的距離 l : 基準面3とダイアフラム間の間隔 φK1K3): 波長λ1のレーザ−ビームがレーザ発振
器13を出射して光検出器22に(光検出器23)に入
射するまでの光路中で、 電気光学
結晶,偏光面保存光ファイバ,圧力検出器以外の
光路で発生する位相変化の総量であ
る。
【0042】φK2K4): 波長λ2のレーザ−ビーム
がレーザ発振器13’を出射してから光検出器31(光
検出器32)に入射するまでの光路中で、電気光学結
晶、偏光面保存光ファイバ,圧力検出器以外の光路で発
生する位相変化の総量である。
【0043】φK5K7): 波長λ2のレーザ−ビーム
がレーザ発振器を出射してから光検出器31(光検出器
32)に入射する光路中で電気光学結晶,偏光面保存光
ファイバ,圧力検出器以外の光路で発生する位相変化の
総量である。
【0044】φK6K8): 波長λ2のレーザ−ビーム
が、レーザ発振器を出射してから光検出器32(光検出
器31)に入射するまでの光路中で、
電気光学結晶,偏光面保存光ファイバ,圧力検出器
以外の 光路で発生する位相変化の
総量である。
【0045】以上の結果から次式が得られる。
【0046】
【数11】
【0047】つぎに、光検出器22,23,31,32
にそれぞれ入射する光の明るさを説明する。
【0048】光検出器22にはK1Xλ1rとK7
Yλ1mXが入射する。この光の位相差を圧力検出器100
の基準面3から反射した光(IXλ1r)を基準としてφ
Xλ1とおくと、次式が得られる。
【0049】
【数12】
【0050】但し、
【0051】
【数13】
【0052】従って、干渉光の明るさをIXλ1とする
と、次式が得られる。
【0053】
【数14】
【0054】ここで、電気光学結晶16を高周波電源1
5で駆動すると、φXλ1が変化し、(14)式で示され
る干渉光の明るさIXλ1が変化する。この干渉光の明る
さI 1を光検出器23で電気信号に変換すると、φ
Xλ1=2πNのとき、干渉光の明るさIXλ1は最大とな
る。
【0055】干渉光の明るさIXλ1が最大となる瞬間を
最大値検出回路24によって検出し、この瞬間の電気光
学結晶16に印加されている電圧eXλ1をサンプルホー
ルド回路26によって検出し、記憶する。ここで、電圧
Xλ1は(12)式から、次式で示される。
【0056】
【数15】
【0057】同様にして光検出器23にはK3Yλ1r
5Xλ1mYの2つの光が入射して干渉する。また、2
つの光の位相差をφYλ1とおくと、次式が得られる。
【0058】
【数16】
【0059】また、干渉光の明るさをIYλ1とおき、こ
の干渉光の明るさIYλ1を光検出器23によって電気信
号に変換すると、2つの光の位相差φYλ1=2πNのと
き、最大となる。最大となる瞬間を最大値検出回路25
で検出し、この瞬間の結晶印加電圧をサンプルホールド
回路27で検出し、記憶する。この電圧をeYλ1とする
と、次式が得られる。
【0060】
【数17】
【0061】電圧eYλ1(17式参照)と電圧e
Xλ1(15式参照)との差を減算器28で求める。その
差電圧をeλ1とすると、次式が得られる。
【0062】
【数18】
【0063】φCKλ1は電気光学結晶16に単位電圧を
印加したときの位相差であるから、電気光学結晶16で
2πradの位相差を発生させる電圧をVλ1とすると、次
式が得られる。
【0064】
【数19】
【0065】(18)式に(19)式,(13)式を代入す
ると、次式が得られる。
【0066】
【数20】
【0067】全く同様にして、減算器37の出力電圧e
λ2は次式で示される。
【0068】
【数21】
【0069】
【数22】
【0070】(22)式を(21)式に代入すると、次式が
得られる。
【0071】
【数23】
【0072】(20)式、(23)式において、簡単なた
め、基準面3とダイアフラム1との間の間隔l=0のと
き電圧eλ1=eλ2=0とし、かつ、電気光学結晶16
への印加電圧を±Vλ/2(Vλ/2は基準波長λで規格化
した半波長電圧)とすると、前記間隔lと電圧eλ1
λ2の関係は第4図のようになる。
【0073】なお、波長λ1,λ2に対する半波長電圧V
λ1/2,Vλ2/2との関係は次式で示される。
【0074】
【数24】
【0075】第4図において、電圧eλ1,eλ2が不連
続に変化する回数をN1,N2とすると、(1)eλ1
λ2の範囲ではN1=N2(=Nとおく)である。
【0076】従って、(20)式から次式が得られる。
【0077】
【数25】
【0078】(23)式から次式が得られる。
【0079】
【数26】
【0080】(25),(26)式において、λ1=λ2+Δ
λとおいてN1を求めると次式が得られる。
【0081】
【数27】
【0082】N1は正の整数である条件で(27)式から
1を独立に求め(25)式に代入すれば、間隔lが求ま
る。
【0083】また、(27)式を直接(25)式に代入する
と、次式が得られる。
【0084】
【数28】
【0085】(28)式からも間隔lを求めることができ
る。
【0086】(2)eλ1>eλ2の範囲ではN2=N1
1であるからN1を求めると、次式が得られる。
【0087】
【数29】
【0088】N1は正の整数である条件で(29)式から
1を独立に求め、(25)式に代入すれば、間隔lが求
まる。また、(29)式を直接(25)式に導入すると次式
が得らる。
【0089】
【数30】
【0090】(30)式から間隔lを求めることもでき
る。
【0091】前述した第1の演算回路38は、(27)
式および(29)式にもとづいて、N1 を演算する。こ
の第1の演算回路38の演算結果により、第2の演算回
路39は、(25)式によって間隔lを演算すると共
に、この演算した間隔lからダイアフラム1に作用して
いる圧力を演算する。
【0092】上述の場合は、N1を独立に求めて、(2
5)式から間隔を求めたが、電圧eλ1,eλ2を(2
8)式、(30)式に直接導入しても、間隔lを演算す
ると共に、この演算した間隔lからダイアフラム1に作
用している圧力を演算することができる。
【0093】この実施例によれば、偏光面保存光ファイ
バの屈折率が周囲温度の変化、機械的外力の作用等によ
って変化しても、測定精度に影響を受けずにダイアフラ
ム1の変位量、ダイアフラム1に作用している圧力、差
圧力を測定することができる。また、波長の異なる2つ
の直線偏光のレ−ザビ−ムを用いたことにより、測定範
囲を広げることができる。その結果、測定範囲が大きく
変化する測定対象に対しても、精度良く測定することが
できると共に、検出器部分の小型化と光ファイバの使用
により、遠隔地に位置する測定対象の変位等の物理量を
測定することができる。
【0094】図5は本発明の測定装置の他の実施例を示
すもので、この図5において、図2と同符号のものは同
一もしくは相当する部分である。この図5おいて、光検
出器22,23,31,32で得られる電気信号までの
構成は、図2に示す構成と同じであるので、その説明は
省略する。光検出器22に入射する干渉光の明るさをI
Xλ1とすると、その干渉光の明るさIXλ1は、(14)
式で示される。これを電気信号に変換して中間値検出回
路24’で干渉光の明るさIXλ1の最大値と最小値の平
均値に相当する電圧を求め、この電圧と光検出器22の
出力電圧とを減算器25''で引算すると、(14)式で
示される明るさの変動分に相当する電圧が得られる。減
算器25''の出力電圧が零点と交差する瞬間の前記電気
光学結晶印加電圧をサンプルホ−ルド回路26に記憶す
る。
【0095】同様にしてサンプルホ−ルド回路27,3
5,36に記憶した電圧から減算回路28,37の出力
電圧を求めると、図2に示す実施例で説明したように
(20)式、(21)式と同じになる。
【0096】したがって、これ以降は図2に示す実施例
の場合と同様な動作によって、ダイアフラム1の変位量
およびダイアフラム1に作用する圧力を求めることがで
きる。
【0097】この実施例によれば、前述した実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0098】図6は本発明の測定装置のさらに他の実施
例を示すもので、図2と同符号のものは同一もしくは相
当する部分である。この図6において、図2に示す実施
例と相違する点は、図2における最大値検出回路24,
25,33,34を交流増幅器61,62,63,64
に置き換えて構成したものである。
【0099】図6において、光検出器22に入射する2
つの光の位相差はすでに説明したように(12)式で示
される。つぎに、前記電気光学結晶16に印加する電圧
の大きさについて説明する。
【0100】(12)式において
【0101】
【数31】
【0102】とおくと、次式が得られる。
【0103】
【数32】
【0104】cos(Asinωt),sin(Asi
nωt)はベッセル関数Jnを用いて次式で示される。
【0105】
【数33】
【0106】(33)式を(32)式に代入すると、次
式が得られる。
【0107】
【数34】
【0108】(34)式においてJo(A)=0 すなは
ちA=2.4となる条件から次式が得られる。
【0109】
【数35】
【0110】前記電気光学結晶16に(35)式で示す
電圧を印加すると、(34)式の第1項は0となり、干
渉光の明るさは電気光学結晶印加電圧の周波数ω及びそ
の整数倍を含む周波数で変化する。
【0111】従って、この実施例においては、図2に示
す最大値検出回路24,25,33,34を交流増幅器
61乃至64に置き換えることが可能である。これらの
交流増幅器61乃至64の出力電圧が零点と交差する瞬
間の電気光学結晶印加電圧をサンプルホ−ルド回路2
6,27,35,36に記憶する。これ以降は図2に示
す実施例と同様な動作によって、ダイアフラム1の変位
及びダイアフラム1の両面に導入した圧力の差を測定す
ることができる。
【0112】ここで、電気光学結晶印加電圧は波長λ1
にたいして(35)式が成立するように調整すると、波
長λ2の光に対しては誤差を含むが、λ1≒λ2なので誤
差は小さい。
【0113】従って、まず、波長λ1、λ2での測定値か
ら(27)式または(29)式から次数N(整数)を計
算する。Nは整数という条件があるので、波長λ2の測
定値の誤差に影響されないで正確に求めることができ
る。その後、波長λ1での正確な測定値とNを使って
(25)式からダイアフラム1の変位および作用する圧
力を正確に測定することができると共に、前述した実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0114】図7は本発明の測定装置の他の実施例を示
すもので、図2と同符号のものは同一もしくは相当する
部分である。この図7において、70,71は直交2偏
光レ−ザ発振器で、これらの直交2偏光レ−ザ発振器7
0,71はそれぞれ周波数が極く僅か異なり偏光面が直
交する光B1(波長λ1、偏光面X方向)、光B1'(波長
λ1'、偏光面Y方向)および光B2(波長λ2、偏光面X
方向)、光B2'(波長λ2'、偏光面Y方向)を発する。
【0115】ここで、λ1,λ1',λ2,λ2'の間には
(36)式で表される関係が成立するものとする。
【0116】
【数36】
【0117】72,73は干渉フィルタで、これらの干
渉フィルタ72,73はそれぞれ波長λ1、λ1'とλ2
λ2'の光のみを選択的に通過させる。74,75は位相
差計で、これらの位相差計74,75は(そのB端子入
力の位相)−(そのA端子入力の位相)を出力範囲:+
π〜-πでそのC端子に出力する。
【0118】この実施例においては、図2に示した実施
例と同様に直交2偏光レ−ザ発振器70から発した光が
偏光面保存ファイバ6を介して圧力検出器100に至
り、そこで反射され、再び偏光面保存ファイバ6を逆行
し、ビームスプリッタ17、19、干渉フィルタ72を
経て偏光ビームスプリッタ21に至るまでに発生する位
相差を求める。
【0119】ただし、(36)式で与えられる関係を用
いて近似計算を行う。まず、X方向に振動する成分に含
まれる光B1、B1'の位相差φXλ1は(12)式と同じ
記号を使用して(37)式で与えられる(光B1'の位相
は光B1よりもφXλ1だけ遅れる)。
【0120】
【数37】
【0121】すなわち、光検出器22で検出されるビー
ト信号eXλ1は(38)式で与えられる。
【0122】
【数38】
【0123】同様に、Y方向に振動する成分に含まれる
光B1、B1'の位相差φYλ1は(39)式で与えられ
(光B1の位相は光B1'よりもφXλ1だけ遅れる)。
【0124】
【数39】
【0125】光検出器23で検出されるビート信号e
Yλ1は(40)式で与えられる。
【0126】
【数40】
【0127】したがって、位相差計74の出力e1
(41)式で表される。
【0128】
【数41】
【0129】また、同様に直交2偏光レ−ザ発振器71
から発した光が偏光ビームスプリッタ30に至るまでの
位相変化を考えると、光検出器31、32で検出される
ビート信号eXλ2、eYλ2、位相差計75の出力e2
それぞれ(42)式、(43)式、(44)式で与えら
れる。
【0130】
【数42】
【0131】
【数43】
【0132】
【数44】
【0133】これにより、図2の実施例と同様にして位
相差計74,75の出力e1,e2から圧力検出器100
のダイアフラム1と基準面3との間隔を求めることがで
き、ダイアフラム1の変位およびダイアフラム1に作用
する圧力を測定することができる。
【0134】この実施例によれば、前述した実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0135】図8は本発明の測定装置の他の実施例を示
すもので、図2と同符号のものは同一もしくは相当する
部分である。この実施例は、偏光面保存光ファイバ6に
光スイッチ80を設け、この光スイッチ80に圧力検出
器100を複数個接続したものである。
【0136】この実施例によれば、前述した実施例と同
様な効果を得ることができると共に、光スイッチ80の
切り替えにより、プラントにおける複数個所の状態量を
測定することができる。
【0137】なお、上述した光スイッチ80は、図5乃
至図7に示す実施例にも適用することができる。
【0138】図9は本発明の測定装置に用いられる圧力
の検出器の他の実施例を示すもので、この図9におい
て、図1と同符号のものは同一または相当する部分であ
る。この図において、本体90の中心部には検出用のダ
イアフラム1を溶接したベース91、スペーサ92、1
/4波長板4および半透膜93を蒸着したガラス2、パ
ッキン94、栓95を順番に挿入し、最後にメタル96
で本体90に全体を固定している。
【0139】シールダイアフラム9の左側と圧力室97
との間は導通口98を介して連通しており、この空間に
は液体10が充填されている。同様にシールダイアフラ
ム11の右側の空間と圧力室99との間は導通口991
で連通しており、この空間には液体12が充填されてい
る。液体は栓992を抜いて、全体を真空に引いた後、
液体を注入し、最後に栓22,23を挿入すれば良い。
【0140】被測定圧力はシールダイアフラム9,11
を介して加えられ、その差圧に比例して検出用のダイア
フラム1が変形する。先端にロッドレンス7,7'を装
着した偏向波面保存光ファイバ6,6'はコネクタ99
3,994を介して栓95に固定されている。偏波面保
存光ファイバ6,6'を伝播したレーザ光はロッドレン
ズ7,7'で平行光となって出射される。レーザ光は一
部半透膜93で反射して光ファイバ6,6'にもどる。
また、その他の光は1/4波長板4、液体12を透過し
て検出用のダイアフラム1の表面で反射されて光ファイ
バ6,6'にもどる。
【0141】この実施例によれば、半透膜93を基準に
して、光ファイバ6にもどった光を測定すれば、検出用
のダイアフラム1の変位すなわち、高圧側圧力Phと低
圧側圧力PLの差圧が測定できる。同様にして光ファイ
バ6'にもどった光を測定すれば、高圧側圧力Phと温度
による液体12の屈折率の変化が測定できる。必要に応
じて、差圧の測定結果を屈折率変化の測定結果で補正す
れば、差圧を高精度に測定できる。この補正方法は液体
12の屈折率変化だけでなく、温度によってスペーサ9
2の厚さが変化してもその影響は除去できる特長もあ
る。
【0142】つぎに、高圧側または低圧側に過大圧力が
加わえられたときの保護機構について説明する。図9に
示した圧力検出器100に定格値以上の過大圧力が加わ
ると、シールダイアフラム9,11が本体90の表面に
加工したストッパ995に接するまでは圧力室97,9
9の圧力が上昇して検出用ダイアフラム1を破壊する可
能性がある。低圧側圧力が0で、高圧側圧力Phのみが
加わった場合、高圧側圧力Phとシールダイアフラム1
1の変位の関係は、検出用のダイアフラム1の剛性によ
って決まるから、圧力室99の圧力の上限値を決め、高
圧側圧力Phが該圧力値になったとき、シールダイアフ
ラム11がストッパ995に接するように検出用のダイ
アフラム1の剛性を設計しておけば、それ以上の過大圧
力が加わっても圧力室99の圧力は該上限値以上に上昇
することはない。
【0143】また、低圧側を上述と同様に構成すること
により、低圧側に過大圧力が加わっても、圧力室18の
圧力は該上限値以上に上昇することはない。
【0144】上述のように圧力検出器100の検出用の
ダイアフラム1は過大圧力からの保護と差圧を測定する
ための変換要素を兼ねているので、圧力検出器全体の構
造が簡単になる特長がある。
【0145】なお、図9に示す圧力検出器において、低
圧側を大気圧に開放しておけば、高圧側圧力の圧力検出
器として使用することができる。また、スペーサ92の
材質として線膨張係数の小さい材料を用いれば、光ファ
イバ6'にもどった光を測定すれば、液体12の屈折率
の変化から高圧側圧力の静圧を測定することができる。
【0146】図10は本発明の測定装置に用いられる差
圧圧力の検出器の他の実施例を示すもので、この図10
において、図9と同符号のものは同一または相当する部
分である。この実施例においては、ロッドレンズ7を出
射したレ−ザ光はビ−ムスプリッタ110で反射光と透
過光に2分割される。反射光はミラ−111で反射して
参照面112に入射する。ここで反射して偏光面保存光
ファイバ6に戻る。一方、ビ−ムスプリッタ110を透
過した光は検出用のダイアフラム1の表面で反射して光
ファイバ6に戻る。
【0147】この実施例によれば、検出用のダイアフラ
ム1の変位を参照面32を基準にして測定できるので、
次の特徴が得られる。
【0148】(1)温度によってスペ−サ14の厚さが
変化しても、差圧または圧力の測定誤差にならない。
【0149】(2)圧力室19内の液体12の屈折率が
変化した場合の差圧または圧力の測定誤差は図2の実施
例の場合と同じである。
【0150】(3)偏光面保存光ファイバは1本で差圧
または圧力を高精度に測定できる。
【0151】(4)測定回路が簡単になる。
【0152】図11は本発明の測定装置に用いられる差
圧圧力の検出器のさらに他の実施例を示すもので、この
図11において、図10と同符号のものは同一または相
当する部分である。この実施例においては、ロッドレン
ズ7を出射したレ−ザ光を、ビ−ムスプリッタ110で
反射光と透過光に2分割する。この反射光をミラ−11
5で反射して参照面112に入射する。ここで反射した
光は偏光面保存光ファイバ6に戻る。一方、ビ−ムスプ
リッタ110を透過した光は、ミラ−113,114で
反射して検出用のダイアフラム1の表面に導かれ、ここ
でで反射して光ファイバ6に戻るように構成されてい
る。。
【0153】この実施例によれば、前述した実施例と同
様な効果が得られると共に、ロッドレンズ7から出射し
たレ−ザ光の光路差のずれを補正することができる。
【0154】図12は本発明の測定装置に用いられる光
干渉型圧力検出器の一実施例を示すもので、この図11
において、図1と同符号のものは同一または相当する部
分である。この実施例においては、上蓋120と底板1
21との間には1/4波長膜4を蒸着した光弾性素子1
22が挿入されている。被測定圧力Pは油10、ダイア
フラム1を介して光弾性素子122に加えられる。この
光弾性素子122は直交する2軸を有している。ロッド
レンズ7から出射する備光面が直交する2つの直線偏光
の偏光面の方向を光弾性素子122の結晶軸に一致させ
ておくと、2つの直線偏光の間には被測定圧力Pに比例
した位相差が発生する。
【0155】また、1/4波長膜4の結晶軸と光弾性素
子122の結晶軸とは45度回転させてある。ロッドレ
ンズ7からの出射光は一部は半透膜93で反射し、その
他の光は光弾性素子122、1/4波長膜4を透過し、
反射面3で反射する。それぞれの反射光を、再び光ファ
イバ6を通って図2、図5および図7に示した圧力測定
のための回路に接続させれば、光弾性素子122に作用
する圧力Pを測定することができる。
【0156】以上の実施例では圧力を測定する場合につ
いて説明したが、図13に示すようにダイアフラム1の
中心部に質量130を取り付けておけば、水平方向の加
速度に比例してダイアフラム1が変形するから、前述し
た圧力の測定と同様にして加速度を測定することができ
る。また、図13において、質量130を付加する代り
に直接ダイアフラム1に荷重を加えれば、荷重を測定す
ることができる。
【0157】以上述べたように、本発明の差圧または圧
力検出器は全光学式としたので、本質的に安全防爆型で
あると共に電磁ノイズの影響を受けない特徴がある。
【0158】また、前述した(25)式には、Δ
φCOλ1,ΔφFλ1,ΔφCOλ2,ΔφFλ2は含まれてい
ない。すなわち、電気光学結晶で、印加電圧が零のと
き、偏光面が直交する2つの直線偏光の間に発生する位
相差及び、偏光面保存光ファイバを伝送中に2つの直線
変光の間に発生する位相差が、周囲の温度、光ファイバ
に作用する外力によって変化しても、測定精度には無関
係に圧力を測定できる。また、基準面と受圧板との間隔
lを測定しているから、複数の検出器の出力を1つの測
定回路で切替えて測定ができる。また、(25)式から、
圧力の測定範囲が広い場合は、右辺第2項がλ1/2n
を単位として変化するだけであるから、測定精度は第1
項によって決まるので、測定範囲には無関係に誤差の大
きさは一定である。
【0159】さらに、(25)式から、基準面と受圧板の
間を屈折率nが1より大きい液体を満たすことによっ
て、同じ間隔lに対してeλ1は空気中に比較して大き
くなる。すなわち、間隔lの測定感度が向上する。
【0160】また、図9に示した圧力検出器は圧力また
は差圧に比例して変形する検出用のダイアフラム1はシ
−ルダイアフラム9,11に過大圧力が加わったときの
保護機構を兼ねているので、検出器は小形で構造が簡単
になる。また、高圧側圧力及び温度によって液体12の
屈折率が変化してもまた、スペ−サ13の厚みが変化し
てもその影響を受けない効果が得られる。
【0161】また、図10の圧力検出器は1本の偏光面
保存光ファイバで、図9に示した圧力検出器と同じ効果
が得られる。
【0162】また、前記した圧力測定は圧力に比例して
変形する受圧板の変位を光干渉法で測定するものである
が、圧力によって屈折率が変化する光弾性素子を用いて
も全く同じ効果が得られる。
【0163】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は偏光面保存
光ファイバの屈折率が周囲温度の変化、機械的外力の作
用等によって変化しても、測定精度に影響を受けずにダ
イアフラム1の変位量、ダイアフラム1に作用している
圧力、差圧力を測定することができる。また、波長の異
なる2つの直線偏光のレ−ザビ−ムを用いたことによ
り、測定範囲を広げることができる。その結果、測定範
囲が大きく変化する測定対象に対しても、精度良く測定
することができると共に、検出器部分の小型化と光ファ
イバの使用により、遠隔地に位置する測定対象の変位等
の物理量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定装置に用いられる検出器の一例を
示す縦断面図である。
【図2】本発明の測定装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の測定装置の一実施例を構成する電気光
学結晶の動作を示す説明図である。
【図4】図4に示す本発明の測定装置の一実施例を構成
する電気光学結晶の動作を説明する特性図である。
【図5】本発明の測定装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図6】本発明の測定装置のさらに他の実施例を示す構
成図である。
【図7】本発明の測定装置の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図8】本発明の測定装置のさらに他の実施例を示す構
成図である。
【図9】本発明の測定装置に用いられる検出器の他の例
を示す縦断面図である。
【図10】本発明の測定装置に用いられる検出器のさら
に他の例を示す縦断面図である。
【図11】本発明の測定装置に用いられる検出器の他の
例を示す縦断面図である。
【図12】本発明の測定装置に用いられる検出器のさら
に他の例を示す縦断面図である。
【図13】本発明の測定装置に用いられる検出器の他の
例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ダイアフラム、2…ガラス、3…基準面、4…1/
4波長膜、5…ミラ−、6…偏光面保存光ファイバ、1
3,13’…レ−ザ発振器、16…電気光学結晶、1
7,19…ビ−ムスプリッタ、21,30…偏光ビ−ム
スプリッタ、20,29…干渉フィルタ、24,25,
33,34…最大値検出回路、26,27,35,36
…サンプルホ−ルド回路、28,37…減算回路、38
…第1の演算回路、39…第2の演算回路、100…検
出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01P 15/03 C

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され
    前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学
    結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定物
    側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射光
    を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバ
    と、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測
    定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存
    光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された反
    射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前
    記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の反
    射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプ
    リッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された他
    方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の偏
    光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ム
    スプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが最大又
    は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検
    出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段
    と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測定物
    の変位量を算出する手段とを備えたことを特徴とする物
    理量測定装置。
  2. 【請求項2】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され
    前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学
    結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定物
    側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射光
    を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバ
    と、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測
    定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存
    光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された反
    射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前
    記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の反
    射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプ
    リッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された他
    方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の偏
    光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ム
    スプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが最大又
    は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検
    出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段
    と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測定物
    の変位量を算出する手段と、この手段で算出された被測
    定物の変位量にもとづいて被測定物に作用している圧力
    を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量測定
    装置。
  3. 【請求項3】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され
    前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学
    結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定物
    側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射光
    を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバ
    と、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測
    定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存
    光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された反
    射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前
    記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の反
    射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプ
    リッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された他
    方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の偏
    光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ム
    スプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが最大又
    は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検
    出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段
    と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測定物
    の変位量を算出する手段と、この手段で算出された被測
    定物の変位量にもとづいて被測定物に作用している圧力
    差を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量測
    定装置。
  4. 【請求項4】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され
    前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学
    結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定物
    側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射光
    を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバ
    と、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測
    定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存
    光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された反
    射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前
    記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の反
    射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプ
    リッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された他
    方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の偏
    光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ム
    スプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが最大又
    は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電圧を検
    出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段
    と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測定物
    の変位量を算出する手段と、この手段で算出された被測
    定物の変位量にもとづいて被測定物に作用している加速
    度を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量測
    定装置。
  5. 【請求項5】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され
    前記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学
    結晶と、前記電気光学結晶から入射された光を被測定物
    側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた反射光
    を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバ
    と、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測
    定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存
    光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射された反
    射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前
    記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の反
    射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプ
    リッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された他
    方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の偏
    光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ム
    スプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさの変化を
    電気信号に変換し、これらの電気信号の最大又は最小値
    の平均値をそれぞれ求める手段と、これらの手段からの
    平均値を前記電気信号からそれぞれ減算した電気信号を
    求める手段と、この手段からの電気信号が零点と交差す
    る瞬間の前記電気光学結晶への印加電圧を検出し、この
    印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段と、この手段
    からの印加電圧の差にもとづいて被測定物に作用する物
    理量を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量
    測定装置。
  6. 【請求項6】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つ
    のレーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれ
    ぞれ透過させるハ−フミラ−と、前記ハ−フミラ−から
    入射された光を被測定物側に出射すると共に、被測定物
    側から戻ってきた反射光を前記前記ハ−フミラ−側に出
    射する偏光面保存光ファイバと、前記偏光面保存光ファ
    イバの被測定物側端部と被測定物との間に位置する1/
    4波長板と、前記偏光面保存光ファイバから出射された
    反射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、
    前記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波長の
    反射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−ムス
    プリッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割された
    他方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第2の
    偏光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−
    ムスプリッタで分割されたそれぞれの光の位相差を求め
    る手段と、これらの手段で求めた位相差の出力にもとづ
    いて被測定物に作用する物理量を算出する手段とを備え
    たことを特徴とする物理量測定装置。
  7. 【請求項7】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、圧力を受けて変形する被測定物と、異なる波
    長の直線偏光をそれぞれ発する2つのレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器からの偏光をそれぞれ透過させるハ−
    フミラ−と、電圧によって駆動され前記レーザ発振器か
    ら出た光の位相を変調する電気光学結晶と、前記電気光
    学結晶から入射された光を被測定物側に出射すると共
    に、被測定物側から戻ってきた反射光を前記電気光学結
    晶側に出射する偏光面保存光ファイバと、前記偏光面保
    存光ファイバの被測定物側端部と被測定物との間に位置
    する1/4波長板と、前記偏光面保存光ファイバの前記
    電気光学結晶側端部から出射された反射光を波長に応じ
    て2分割するビ−ムスプリッタと、前記ビ−ムスプリッ
    タによって分割された一方の波長の反射光を偏光面によ
    って2分割する第1の偏光ビ−ムスプリッタと、前記ビ
    −ムスプリッタによって分割された他方の波長の反射光
    を偏光面によって2分割する第2の偏光ビ−ムスプリッ
    タと、前記第1及び第2の偏光ビ−ムスプリッタで分割
    されたそれぞれの光の明るさが最大又は最小となるとき
    の前記電気光学結晶への印加電圧を検出し、この印加電
    圧及びその差をそれぞれ求める手段と、この手段からの
    印加電圧の差にもとづいて被測定物の変位量を算出する
    手段とを備えたことを特徴とする物理量測定装置。
  8. 【請求項8】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、圧力を受けて変形する被測定物と、異なる波
    長の直線偏光をそれぞれ発する2つのレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器からの偏光をそれぞれ透過させるハ−
    フミラ−と、電圧によって駆動され前記レーザ発振器か
    ら出た光の位相を変調する電気光学結晶と、前記電気光
    学結晶から入射された光を被測定物側に出射すると共
    に、被測定物側から戻ってきた反射光を前記電気光学結
    晶側に出射する偏光面保存光ファイバと、前記偏光面保
    存光ファイバの被測定物側端部と被測定物との間に位置
    する1/4波長板と、前記偏光面保存光ファイバの前記
    電気光学結晶側端部から出射された反射光を波長に応じ
    て2分割するビ−ムスプリッタと、前記ビ−ムスプリッ
    タによって分割された一方の波長の反射光を偏光面によ
    って2分割する第1の偏光ビ−ムスプリッタと、前記ビ
    −ムスプリッタによって分割された他方の波長の反射光
    を偏光面によって2分割する第2の偏光ビ−ムスプリッ
    タと、前記第1及び第2の偏光ビ−ムスプリッタで分割
    されたそれぞれの光の明るさが最大又は最小となるとき
    の前記電気光学結晶への印加電圧を検出し、この印加電
    圧及びその差をそれぞれ求める手段と、この手段からの
    印加電圧の差にもとづいて被測定物の変位量を算出する
    手段と、この手段で算出した被測定物の変位量にもとづ
    いて被測定物に作用している圧力を算出する手段とを備
    えたことを特徴とする物理量測定装置。
  9. 【請求項9】被測定物の物理量を光学的に測定する装置
    において、両側から圧力を受けて変形する被測定物と、
    異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つのレーザ発
    振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれぞれ透過さ
    せるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され前記レーザ
    発振器から出た光の位相を変調する電気光学結晶と、前
    記電気光学結晶から入射された光を被測定物側に出射す
    ると共に、被測定物側から戻ってきた反射光を前記電気
    光学結晶側に出射する偏光面保存光ファイバと、前記偏
    光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測定物との間
    に位置する1/4波長板と、前記偏光面保存光ファイバ
    の前記電気光学結晶側端部から出射された反射光を波長
    に応じて2分割するビ−ムスプリッタと、前記ビ−ムス
    プリッタによって分割された一方の波長の反射光を偏光
    面によって2分割する第1の偏光ビ−ムスプリッタと、
    前記ビ−ムスプリッタによって分割された他方の波長の
    反射光を偏光面によって2分割する第2の偏光ビ−ムス
    プリッタと、前記第1及び第2の偏光ビ−ムスプリッタ
    で分割されたそれぞれの光の明るさが最大又は最小とな
    るときの前記電気光学結晶への印加電圧を検出し、この
    印加電圧及びその差をそれぞれ求める手段と、この手段
    からの印加電圧の差にもとづいて被測定物の変位量を算
    出する手段と、この手段で算出した被測定物の変位量に
    もとづいて被測定物に作用している圧力差を算出する手
    段とを備えたことを特徴とする物理量測定装置。
  10. 【請求項10】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、両側から圧力を受けて変形する複数の被測
    定物と、異なる波長の直線偏光をそれぞれ発する2つの
    レーザ発振器と、前記レーザ発振器からの偏光をそれぞ
    れ透過させるハ−フミラ−と、電圧によって駆動され前
    記レーザ発振器から出た光の位相を変調する電気光学結
    晶と、前記電気光学結晶から入射された光を光スイッチ
    によって前記複数の被測定物のうちのいずれか1つの被
    測定物側に出射すると共に、被測定物側から戻ってきた
    反射光を前記電気光学結晶側に出射する偏光面保存光フ
    ァイバと、前記偏光面保存光ファイバの被測定物側端部
    と被測定物との間に位置する1/4波長板と、前記偏光
    面保存光ファイバの前記電気光学結晶側端部から出射さ
    れた反射光を波長に応じて2分割するビ−ムスプリッタ
    と、前記ビ−ムスプリッタによって分割された一方の波
    長の反射光を偏光面によって2分割する第1の偏光ビ−
    ムスプリッタと、前記ビ−ムスプリッタによって分割さ
    れた他方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第
    2の偏光ビ−ムスプリッタと、前記第1及び第2の偏光
    ビ−ムスプリッタで分割されたそれぞれの光の明るさが
    最大又は最小となるときの前記電気光学結晶への印加電
    圧を検出し、この印加電圧及びその差をそれぞれ求める
    手段と、この手段からの印加電圧の差にもとづいて被測
    定物の変位量を算出する手段と、この手段で算出した被
    測定物の変位量にもとづいて被測定物に作用している圧
    力差を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量
    測定装置。
  11. 【請求項11】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、圧力を受けて変形する被測定物と、異なる
    波長の直線偏光をそれぞれ発する2つの第1のレーザ発
    振器と、前記第1のレーザ発振器からの偏光をそれぞれ
    透過させる第1のハ−フミラ−と、電圧によって駆動さ
    れ前記第1のレーザ発振器から出た光の位相を変調する
    第1の電気光学結晶と、前記第1の電気光学結晶から入
    射された光を前記被測定物の変形部側に出射すると共
    に、被測定物側から戻ってきた反射光を前記電気光学結
    晶側に出射する第1の偏光面保存光ファイバと、前記第
    1の偏光面保存光ファイバの被測定物側端部と被測定物
    との間に位置する第1の1/4波長板と、前記第1の偏
    光面保存光ファイバの前記第1の電気光学結晶側端部か
    ら出射された反射光を波長に応じて2分割する第1のビ
    −ムスプリッタと、前記第1のビ−ムスプリッタによっ
    て分割された一方の波長の反射光を偏光面によって2分
    割する第1の偏光ビ−ムスプリッタと、前記第1のビ−
    ムスプリッタによって分割された他方の波長の反射光を
    偏光面によって2分割する第2の偏光ビ−ムスプリッタ
    と、前記第1及び第2の偏光ビ−ムスプリッタで分割さ
    れたそれぞれの光の明るさが最大又は最小となるときの
    前記第1の電気光学結晶への印加電圧を検出し、この印
    加電圧及びその差をそれぞれ求める手段と、この手段か
    らの印加電圧の差にもとづいて被測定物の変位量を算出
    する第1の変位量算出手段と、異なる波長の直線偏光を
    それぞれ発する2つの第2のレーザ発振器と、前記第2
    のレーザ発振器からの偏光をそれぞれ透過させる第2の
    ハ−フミラ−と、電圧によって駆動され前記第2のレー
    ザ発振器から出た光の位相を変調する第2の電気光学結
    晶と、前記第2の電気光学結晶から入射された光を前記
    被測定物の非変形部の基準面に出射すると共に、被測定
    物側から戻ってきた反射光を前記電気光学結晶側に出射
    する第2の偏光面保存光ファイバと、前記第2の偏光面
    保存光ファイバの被測定物側端部と被測定物との間に位
    置する第2の1/4波長板と、前記第1の偏光面保存光
    ファイバの前記第2の電気光学結晶側端部から出射され
    た反射光を波長に応じて2分割する第2のビ−ムスプリ
    ッタと、前記第2のビ−ムスプリッタによって分割され
    た一方の波長の反射光を偏光面によって2分割する第3
    の偏光ビ−ムスプリッタと、前記第2のビ−ムスプリッ
    タによって分割された他方の波長の反射光を偏光面によ
    って2分割する第4の偏光ビ−ムスプリッタと、前記第
    3及び第4の偏光ビ−ムスプリッタで分割されたそれぞ
    れの光の明るさが最大又は最小となるときの前記第2の
    電気光学結晶への印加電圧を検出し、この印加電圧及び
    その差をそれぞれ求める手段と、この手段からの印加電
    圧の差にもとづいて被測定物の変位量を算出する第2の
    変位量算出手段と、前記第1及び第2の変位量算出手段
    からの算出値にもとづいて被測定物に作用している圧力
    を算出する手段とを備えたことを特徴とする物理量測定
    装置。
  12. 【請求項12】前記1/4波長板を除く機器及び手段を
    ユニット化したことを特徴とする請求項1乃至請求項1
    1のいずれかに記載の物理量測定装置。
  13. 【請求項13】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、それぞれの面に圧力が作用する可撓体を備
    える被測定物と、前記被測定物を覆い保持する枠体と、
    前記被測定物のいづれか一方の面に対向するように前記
    枠体に配置した1/4波長板と、前記1/4波長板を通
    して前記被測定物に測定光を入射し、その反射光を出射
    するように前記枠体に設けた入出射光案内手段と、前記
    入出射光案内手段に偏光面保存光ファイバの端部を対向
    配置させるように前記枠体に設けた光ファイバ取付部と
    を備えたことを特徴とする物理量測定装置の測定器。
  14. 【請求項14】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、それぞれの面に圧力が作用する可撓体を備
    える被測定物と、前記被測定物を覆い保持する枠体と、
    前記被測定物のいづれか一方の面に対向するように前記
    枠体に配置した1/4波長板と、前記1/4波長板を通
    して前記被測定物の変形部に測定光を入射し、その反射
    光を出射するように前記枠体に設けた第1の入出射光案
    内手段と、前記1/4波長板を通して前記被測定物の基
    準面となる非変形部に測定光を入射し、その反射光を出
    射するように前記枠体に設けた第2の入出射光案内手段
    と、前記第1の入出射光案内手段に第1の偏光面保存光
    ファイバの端部を対向配置させるように前記枠体に設け
    た第1の光ファイバ取付部と、前記第2の入出射光案内
    手段に第2の偏光面保存光ファイバの端部を対向配置さ
    せるように前記枠体に設けた第2の光ファイバ取付部と
    を備えたことを特徴とする物理量測定装置の測定器。
  15. 【請求項15】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、一方の面に圧力が作用する可撓体を備える
    被測定物と、前記被測定物を保持する枠体と、前記被測
    定物の圧力が作用しない他方の面に対向するように前記
    枠体内に配置した1/4波長板と、前記1/4波長板に
    一端を接合した複屈折体と、この複屈折体から前記1/
    4波長板を通して前記被測定物に測定光を入射し、その
    反射光を出射するように前記枠体に設けた入出射光案内
    手段と、前記入出射光案内手段に偏光面保存光ファイバ
    の端部を対向配置させるように前記枠体に設けた光ファ
    イバ取付部とを備えたことを特徴とする物理量測定装置
    の測定器。
  16. 【請求項16】被測定物の物理量を光学的に測定する装
    置において、一方の面に圧力が作用する可撓体を備える
    被測定物と、前記被測定物を保持する枠体と、前記被測
    定物の圧力が作用しない他方の面に対向するように前記
    枠体内に配置した1/4波長板と、前記1/4波長板を
    通して前記被測定物に測定光を入射し、その反射光を出
    射するように前記枠体に設けた入出射光案内手段と、前
    記入出射光案内手段に偏光面保存光ファイバの端部を対
    向配置させるように前記枠体に設けた光ファイバ取付部
    とを備えたことを特徴とする物理量測定装置の測定器。
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